JP2005045456A - Ip電話アダプタの相手側状態通知方法、ip電話アダプタ、及びip電話装置 - Google Patents
Ip電話アダプタの相手側状態通知方法、ip電話アダプタ、及びip電話装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】電話装置2から電話装置3へインターネット9を介してIP電話で電話をかけたときに、通信回線のトラブルや相手側の電話機の問題で通話できなかった場合には、問題が解消して通話が可能になるまで所定時間毎に、電話装置3がIP電話経由で通話可能であるか確認し、問題が解消して通話が可能になったときに、ユーザへその旨を知らせる。
【選択図】図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP専用回線またはインターネットを介して電話により通話するためのIP電話アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、IP電話では、IP専用回線(以下、IP回線と称する。)やインターネットにおける通信トラブルや、相手側の電話装置の問題などにより、通話できなかったり通話中に通信が途切れたりすることがあった。このような問題は、例えば、電話装置を接続しているIP回線を通過するパケット数が多くなり輻輳が発生したときなどに起こっていた。
【0003】
そこで、従来、インターネット網の許容限度を超える輻輳状態になると、ISDN回線などの通常電話回線(公衆交換電話網)を介して相手先と通信するボタン電話装置とインターネット通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−261553号公報(第4−6頁、第1−2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載のボタン電話装置とインターネット通信システムによれば、インターネット網を利用した場合の音声通信の輻輳を、システムが判断し、自動的に通常の電話機能に切り替えるので、顧客が一旦回線を切断し、品質の安定している通常の回線交換網に切り替えて、ダイヤルし直すといった操作上の煩わしさを解決することができる。したがって、インターネット網が輻輳する時間帯であっても、相手先が話中でない限り確実に通話をすることができる。
【0006】
IP電話は、一般的に公衆交換電話網を使用した電話よりも通信費が安く設定されている。しかし、このシステムでは、上記のように音声通信の輻輳をシステムが判断して自動的に通常の電話機能に切り替えるので、インターネット網経由で通信が可能な場合でも通常電話回線が選択される場合がある。そのため、通話品質が保たれる反面、通常電話回線の使用により通信費がアップしてしまい、通信費を抑えたいユーザにとっては、このボタン電話装置とインターネット通信システムを使用すると通信費の抑制が図れないという問題があった。
【0007】
また、ユーザがIP電話で相手と通話したい場合に、輻輳などが発生して相手と通話できない状況になると、相手といつ通話できるようになるかわからないため、ユーザは、何度もリダイヤルしなければならないという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、IP電話をかけた際に相手先の通信状況を確認し、また、通話回線のトラブルなどで相手先と通話できない状態のときには、所定の間隔で相手先が通話可能であるかどうかを確認するIP電話アダプタの相手側状態通知方法、この方法を実施するIP電話アダプタ及びIP電話装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0010】
(1)インターネットまたはIP専用回線を介してIP電話機と通話するIP電話アダプタの相手側状態通知方法であって、
発呼側IP電話アダプタが相手側IP電話機を呼び出す発呼工程と、
前記発呼工程において前記相手側IP電話機と話中以外の原因で通話できないと、所定時間毎に、前記相手側IP電話機が通話可能であるか確認するリダイヤル工程と、
前記リダイヤル工程において前記相手側IP電話機が通話可能であると、その旨を報知手段で報知する報知工程と、を有することを特徴とする。
【0011】
この構成においては、IP電話を使用して相手に電話をかけたときに、通信回線のトラブルや相手側の電話機の問題で通話できなかった場合には、問題が解消して通話が可能になるまで所定時間毎に確認を行い、問題が解消して通話が可能になったときにユーザへその旨を知らせることができる。したがって、ユーザは、IP電話をかけて相手側の電話機が通話中以外の理由で通話できなかった場合、自分でリダイヤルしなくても相手側が通話可能になったことを把握することができる。また、所定時間として例えば15〜30分を設定して、この時間でリダイヤルするように設定することで、通信回線に負荷をかけず繰り返しリダイヤルすることができる。
【0012】
(2)前記発呼工程において前記相手側IP電話機が話中以外の原因で通話不能になると、前記相手側IP電話機に対して所定時間毎に発呼を繰り返し行うか否かを確認するリダイヤル確認工程を有することを特徴とする。
【0013】
この構成においては、ユーザは、相手に電話をかけたときにおけるユーザの状況に応じて、リダイヤル(発呼)を繰り返し行うか否かを選択することができる。したがって、急いで相手と通話する必要がない場合には、IP電話で相手と通話可能になるまでリダイヤルを繰り返すようにすることができ、また、早急に相手と通話したい場合には、一般の電話を使用して相手に電話をかけることができる。
【0014】
(3)前記リダイヤル工程において前記相手側IP電話機と通信不能であると、その旨を前記報知手段で報知する通信不能報知工程を有することを特徴とする。
【0015】
この構成においては、IP電話でリダイヤルした場合、通信不能であることをユーザは把握できるので、例えば報知手段が通信不能であることを表示させるように構成することで、ユーザはしばらく席を外していた場合などでも、リダイヤルした結果を容易に把握できる。
【0016】
(4)インターネットまたはIP専用回線と、公衆交換電話網と、を選択的に使用して、相手側IP電話機と通信するIP電話アダプタの相手側状態通知方法であって、
公衆交換電話網を介して前記相手側IP電話機と通話中に、前記インターネットまたはIP専用回線を介して前記相手側IP電話機と通話可能であるか否かを確認する確認工程と、
前記確認工程において前記相手側IP電話機が通話可能であると、その旨を報知手段で報知する第2の報知工程と、を有することを特徴とする。
【0017】
この構成においては、公衆交換電話網を介して一般の電話で相手と通話中に、IP電話で通話することが可能であるかを確認することができる。したがって、輻輳などによりIP電話では通話できないため、一般の電話を使用して通話を行った場合でも、IP電話で相手と通話が可能になったことが報知手段で報知されると、電話をかけ直してIP電話で相手と通話することができる。
【0018】
(5)インターネットまたはIP専用回線を介して相手側IP電話機を呼び出すとともに、相手側IP電話機と通信する通信手段と、
前記相手側IP電話機を前記通信手段で呼び出した際に、前記相手側IP電話機の話中以外の原因で通話不能であると、前記通信手段で所定時間毎に前記相手側IP電話機を呼び出して、前記相手側IP電話機が通話可能であるか否かを確認する確認手段と、
前記相手側IP電話機が通話可能になると、その旨を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0019】
この構成においては、(1)と同様の効果を得ることができる。
【0020】
(6)前記報知手段は、前記相手側IP電話機の話中以外の原因で通話不能になると、前記相手側IP電話機に対して所定時間毎に発呼を繰り返し行うか否かを確認するメッセージを報知することを特徴とする。
【0021】
この構成においては、(2)と同様の効果を得ることができる。
【0022】
(7)前記報知手段は、前記相手側IP電話機が通話不能であると、その旨を報知することを特徴とする。
【0023】
この構成においては、(3)と同様の効果を得ることができる。
【0024】
(8)インターネットまたはIP専用回線と、公衆交換電話網と、を選択的に使用して相手側IP電話機を呼び出すとともに、前記相手側IP電話機と通信する通信手段と、
公衆交換電話網を介して通信中に、インターネットまたはIP専用回線を介して前記相手側IP電話機と通信可能であるか否かを確認する確認手段と、
前記相手側IP電話機がインターネットまたはIP専用回線を介して通信可能になると、その旨を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0025】
この構成においては、(4)と同様の効果を得ることができる。
【0026】
(9)(5)乃至(8)のいずれかに記載のIP電話アダプタを備えたことを特徴とする。
【0027】
この構成においては、IP電話装置は、IP電話アダプタを備えているので、IP電話をかけた場合に相手が通話中以外の理由で通話できない場合には、所定時間毎に相手の状況を確認することができるので、問題が解消するとユーザはIP電話で相手と通話することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、本実施の実施形態に係るIP電話システムの概略構成を示したブロック図である。ここで、IP電話の呼制御プロトコルには、ITU−T H.323、SIP(Session Initiation Protocol )、MEGACO(ITU−T H.248)などがあり、いずれも本発明に適用可能であるが、以下の説明では呼制御プロトコルとしてSIPを用いた場合について説明する。また、本発明のIP電話システムでは、IP網(IP専用回線)やインターネットを通信回線として利用でき、以下インターネットを利用した場合について説明する。さらに、以下の説明では、公衆交換電話網を利用して一般的に利用されている従来の電話を一般電話と称する。
【0029】
図1に示すように、IP電話システム1は、電話装置2、電話装置3、ISP(Internet Service Provider)4が設けたSIPプロキシサーバ装置(以下、SIPサーバ装置と称する。)6、ISP5が設けたSIPサーバ装置7、及びENUM(tElephone NUmber Mapping)サーバ装置8から成る。電話装置2はADSLを使用してデータ伝送を行う構成であり、スプリッタ11及びSIPサーバ装置6を介してインターネット9に接続されている。電話装置3はADSLを使用してデータ伝送を行う構成であり、スプリッタ12及びSIPサーバ装置7を介してインターネット9に接続されている。ENUMサーバ装置8は、インターネット9に直接接続されている。
【0030】
また、電話装置2は、スプリッタ11及び交換機(PBX)13を介して公衆交換電話網10に接続されており、電話装置3はスプリッタ12及び交換機(PBX)14を介して公衆交換電話網10に接続されている。加えて、インターネット9は、ゲートウェイ装置15を介して公衆交換電話網10に接続されている。また、公衆交換電話網10には、交換機(PBX)16を介して電話機17が接続されている。
【0031】
したがって、電話装置2と電話装置3との間では、インターネット9を介して通話できるだけでなく、公衆交換電話網10を介して通話することができる。また、電話装置2や電話装置3は、インターネット9及び公衆交換電話網10を介して電話機17と通話することができる。
【0032】
電話装置2は、電話機21、IP電話アダプタであるVoIPアダプタ22、ADSLモデム23、及びスプリッタ24を備えている。また、電話装置3は、電話機31、VoIPアダプタ32、ADSLモデム33、及びスプリッタ34を備えている。ここで、電話装置2及び電話装置3において、電話機、VoIPアダプタ、ADSLモデム、及びスプリッタはそれぞれ別々の構成であっても良いし、一体的に構成されていても良い。例えば、VoIPアダプタは、ADSLモデム及びスプリッタと一体的に構成されていても良いし、電話装置として電話機・VoIPアダプタ・ADSLモデム・スプリッタがすべて一体的に構成されていても良い。また、各機器が別々の構成の場合は、一般電話用の電話機をVoIPアダプタに接続して使用することができる。
【0033】
電話機21,電話機31は、ユーザが相手と通話(通信)するための装置である。VoIPアダプタ22及びVoIPアダプタ32は、電話機21または電話機31から送られてきた音声データをパケット単位に分割して、別の電話装置へ送信する。また、VoIPアダプタ22及びVoIPアダプタ32は、他の電話装置から送信されたパケット単位の音声データを電話機で再生できるように復元して電話機21または電話機31へ出力する。
【0034】
ADSLモデム23,ADSLモデム33は、電話の音声伝達に使用しない高い周波数帯を使ってデータ通信を行うために、ディジタルデータを変調してアナログ信号に変換したり、その逆を行ったりする。
【0035】
スプリッタ24,スプリッタ34は、ADSLによるデータ通信を行う際に、電話回線の中を流れてくる音声信号とデータ信号とを分離したり、音声信号とデータ信号とを混合して電話回線に流したりする。
【0036】
スプリッタ11,スプリッタ12は、ADSLによるデータ通信を行う際に、電話装置2や電話装置3から出力された音声信号とデータ信号とを分離したり、公衆交換電話網10からの音声信号と、インターネット9からのデータ信号と、を混合して電話回線を介して電話装置2や電話装置3に流したりする。
【0037】
ISP4,ISP5は、電話装置2や電話装置3に対して、インターネット9への接続サービスを提供する。
【0038】
SIPサーバ装置6、SIPサーバ装置7は、電話装置2や電話装置3からのリクエストを別のサーバ装置またはISPに接続された電話装置に中継する。
【0039】
ENUMサーバ装置8は、DNSの一種であり、電話番号とURI(Uniform Resource Identifier )との対応関係を記述したデータベースを記憶・管理しており、クライアント装置(SIPサーバ装置や電話装置など)からの要求に応じて、電話番号に対応するURIをクライアント装置に通知する。また、電話装置2及び電話装置3には、IPアドレス、URL、電話番号などの情報を含むURIが割り当てられており、各電話装置のURIは予めENUMサーバ装置8に登録されている。
【0040】
なお、電話装置2及び電話装置3は、ADSLを使用したものに限るものではなく、ISDNやFTTHなどを使用してデータ伝送を行うようにしても良い。
【0041】
次に、VoIPアダプタの詳細な構成について説明する。図2は、VoIPアダプタの概略構成を示したブロック図である。ここで、VoIPアダプタ22及びVoIPアダプタ32は同じ構成であるため、VoIPアダプタ22について説明する。VoIPアダプタ22は、図2に示すように、CPU41、ROM42、RAM43、LEDコントローラ44、LED45、LCDコントローラ46、LCD47、ブザー48、操作スイッチ49、設定スイッチ50、コーデックインタフェース回路51、タイマ52、及びLANコントローラ53を備えている。さらに、VoIPアダプタ22は、コーデック54、回線インタフェース回路55、及びSLIC(Subscriber Line Interface Circuit )56を備えている。
【0042】
CPU41は、VoIPアダプタ22に設けられている各部の動作を制御する。ROM42は、CPU41が実行するプログラムやLCD47に表示させるメッセージの情報などを記憶する。RAM43は、一時的に記憶すべき内容やデータを記憶する。LEDコントローラ44は、LED45の点灯/消灯を制御する。LED45は、ユーザに対して相手先と通話が可能になったときなどに点滅する。LCDコントローラ46は、LCD47の表示を制御する。LCD47は、ユーザに伝達する内容(メッセージ)などを表示する。ブザー48は、ユーザに対して警告音を出力する。操作スイッチ49は、LED45の点滅やブザー48の警告音を停止させる。設定スイッチ50は、タイマ52で計時する時間の設定などをユーザが行うためのものである。コーデックインタフェース回路51は、コーデック53と各部とでやりとりする音声信号を中継する。タイマ52は、ユーザによって設定された複数の時間を計時する。LANコントローラ53は、ADSLモデム23とやりとりするデータを中継する。
【0043】
コーデック54は、音声信号のデータ圧縮・データ伸長を行う。回線インタフェース回路55は、スプリッタ24と音声信号をやりとりする。SLIC45は、加入者回線インタフェース回路とも呼ばれ、電話機21とVoIPアダプタ22とのインタフェースであり、ユーザの声やトーン音などの音声信号を中継する。
【0044】
VoIPアダプタ22は、電話機21から入力された電話番号に応じて、IP電話と一般電話とを選択する。
【0045】
(1)IP電話用の電話番号が入力された場合、例えば050−XXXX−YYYY(X,Yは任意の数字)という電話装置3の電話番号が電話機21から入力された場合には、CPU41はIP電話で、つまりインターネット9を介して電話装置3と通信する。
【0046】
(2)一般電話の電話番号が入力された場合、例えば0539−VV−WWWW (V,Wは任意の数字)という電話装置3の電話番号が電話機21から入力された場合には、CPU41は一般電話で、つまり公衆交換電話網10を介して電話装置3と通信する。
【0047】
(3)IP電話優先番号と一般電話の電話番号が入力された場合、例えばIP電話優先番号である1111に続けて0539−VV−WWWWという電話装置3の電話番号が電話機21から入力された場合には、CPU41はIP電話経由して一般電話で、つまりインターネット9、ゲートウェイ装置15、及び公衆交換電話網10を介して電話装置3と通信する。
【0048】
電話装置2では、ユーザがIP電話で通話した場合、電話機21の受話器から入力された音声は、SLIC56を介してコーデック54で圧縮され、コーデックインタフェース回路51で、アナログ音声信号がディジタル音声信号に変換されて、CPU41で音声パケットに分割される。そして、各音声パケットは、CPU41からLANコントローラ53を介してADSLモデム23に送られ、スプリッタ24から電話回線25を経由してインターネット9に送られる。また、インターネット9から電話回線25を介して送られてきた音声パケットは、スプリッタ24、ADSLモデム23、LANコントローラ53を介してCPU41に送られて再結合されてディジタル音声信号になる。そして、このディジタル音声信号は、コーデックインタフェース回路51でアナログ音声信号に変換され、コーデック54で伸張されて、SLIC56を介して電話機21へ送られ、電話機21の受話器から音声が出力される。
【0049】
一方、電話装置2では、ユーザが一般電話で通話した場合、電話機21の受話器から入力された音声は、SLIC56を介してコーデック54で圧縮され、回線インタフェース回路55からアナログ音声信号がスプリッタ24から電話回線25を経由し、スプリッタ15でアナログ音声信号が分離されて、公衆交換電話網10に送られる。また、公衆交換電話網10から電話回線25を介して送られてきたアナログ音声信号は、スプリッタ24で分離されてVoIPアダプタ22の回線インタフェース55を介してコーデック54に送られる。そして、アナログ音声信号は、コーデック54で伸張されて、SLIC56を介して電話機21へ送られ、電話機21の受話器から音声が出力される。
【0050】
次に、電話装置2から電話装置3へIP電話で電話をする場合の動作について説明する。図3は、IP電話システムの通信動作を説明するための概念図である。ここで、電話装置2及び電話装置3の電話番号とURIは、予めENUMサーバ装置8に登録されている。
【0051】
(1)電話装置2において、電話機21から電話装置3のIP電話用の電話番号(050−XXXX−YYYY )が入力されると、この電話番号の情報がSIPサーバ装置6に送られる。
【0052】
(2)SIPサーバ装置6は、インターネット9を介してENUMサーバ装置8に、電話番号に対応するURIの問い合わせを行う。
【0053】
(3)ENUMサーバ装置8は、問い合わせのあった電話番号に対応するURIをSIPサーバ装置6に送信する。
【0054】
(4)SIPサーバ装置6は、ENUMサーバ装置8から送られてきたURIに基づいてSIPサーバ装置7に対して、電話装置2が電話装置3に対して電話をかけたことを伝える。
【0055】
(5)SIPサーバ装置7は、電話装置2から電話がかかってきたことを電話装置3に伝達する。
【0056】
(6)電話装置3は、この情報を取得すると、SIPサーバ装置7及びSIPサーバ装置6を介して、呼び出し音を鳴らしていることを電話装置2に伝える。
【0057】
(7)電話装置3は、ユーザが電話に出ると、SIPサーバ装置7及びSIPサーバ装置6を介して、電話装置2へ応答信号を送信する。
【0058】
(8)電話装置2は、電話装置3からの応答を受信したこと伝える信号を電話装置3へ直接送信し、電話装置3がこの信号を受信する。
【0059】
(9)電話装置2と電話装置3との間での通話が開始される。
【0060】
また、電話装置2または電話装置3が電話機の受話器を置くと、通話が終了する。
【0061】
次に、電話装置2から電話装置3へIP電話で電話をかけた場合に、電話装置3が通話中以外の理由で通話できない場合の動作について説明する。
【0062】
IP電話システム1では、インターネット9を介して通信を行うため、何れかの装置で不具合が発生したり何れかの装置の負荷が大きくなって輻輳が発生したりすると、相手先に電話をかけても通じない場合がある。そこで、本発明の実施形態に係るIP電話システム1では、IP電話で相手に電話をかけた際に、相手側が通話中ではなく輻輳などが発生して相手先と通話不能になった場合、VoIPアダプタ22が、通話が可能になるまでIP電話を使用して所定時間毎にリダイヤルを行う。
【0063】
なお、VoIPアダプタ22は、ユーザが一般電話で相手先に電話をかけた場合には、リダイヤルを行わないように設定されている。
【0064】
VoIPアダプタ22は、SIPプロトコルを使用した場合、相手側が通話中の場合Busy応答するので、相手側が通話中であると判断する。一方、VoIPアダプタ22は、IP電話で相手先に電話をかけた場合に、一定時間(例えば30秒)が経過しても相手から応答がない場合には、通話中以外の原因で通話不能になっていると判断する。なお、VoIPアダプタ22では、通話不能を判断するまでの一定時間をユーザが変更することができる。
【0065】
VoIPアダプタ22は、ユーザが設定スイッチ50のリダイヤル設定スイッチを切り替えることで、リダイヤルを繰り返すように設定される。また、VoIPアダプタ22は、リダイヤル設定スイッチの設定によって、ユーザに確認してからリダイヤルを繰り返すか、ユーザに確認せずに自動的にリダイヤルを繰り返すか、を切り替えることができる。
【0066】
VoIPアダプタ22は、ユーザに確認してからリダイヤルを繰り返すように設定スイッチ50が設定された場合、IP電話をかけたときに通話中以外の理由で通話不能になると、リダイヤルを繰り返し行うか否かをユーザに確認する表示をLCD47に表示させるとともに、リダイヤルを繰り返し行うか否かをユーザに確認するメッセージをスピーカ49から出力させる。VoIPアダプタ22は、通話不能時にリダイヤルしないように電話機21のテンキーが操作されると、リダイヤルを行わない。一方、VoIPアダプタ22は、リダイヤルするように電話機21のテンキーが操作されると、相手側の電話装置がIP電話で通話可能になったか否かを所定時間毎に確認し、相手側の電話装置が通話可能になると、その旨をユーザに報知する表示をLCD47に表示させるとともに、相手側の電話装置が通話可能になったことをユーザに伝えるメッセージをスピーカ49から出力させる。なお、相手側の電話装置がIP電話で通話可能になったか否かを所定時間毎に確認する方法としては、相手側の電話装置の電話番号をリダイヤルして(INVITE)、その応答(ok)があるか否かを確認するようにすると良い。また、相手側の電話装置からの応答が確認できれば良いので、例えば、相手側の電話装置に対してどのような機能を備えているかを問い合わせて(OPTIONS )、その応答があるか否かを確認するようにしても良い。
【0067】
また、VoIPアダプタ22は、リダイヤルした際に相手側の応答がない場合には、相手側の通話中以外の原因で相手と通話できないことを伝えるメッセージをLCD47に表示させる。また、VoIPアダプタ22は、その旨を伝えるメッセージをスピーカ49から音声で出力するように設定することもできる。
【0068】
電話装置2がリダイヤルを繰り返す周期は、所定時間、例えば15分乃至30分程度に設定しておく。これは、通話不能になった原因が回線の混雑によるものであることも考えられるので、ある程度時間をおいてリダイヤルするように設定しないと回線をさらに混雑させてしまい、通話不能の状態が一向に改善されないということになりかねないからである。また、リダイヤルを繰り返す時間は、例えば10分以上の時間であれば、任意の時間にユーザが設定・変更することもできる。
【0069】
電話装置2は、リダイヤルして相手側の電話装置が通話可能になったことを確認すると、LED45を点灯または点滅させたり、スピーカ49からメッセージを出力させたりして、ユーザに報知する。
【0070】
一方、VoIPアダプタ22は、ユーザに確認せずに自動的にリダイヤルを繰り返すように設定スイッチ50のリダイヤル設定スイッチが設定された場合、IP電話をかけたときに通話中以外の理由で通話不能になると、リダイヤルを所定時間毎に繰り返し行って、前記のようにユーザに確認後リダイヤルする場合と同様の動作を行う。
【0071】
また、電話装置2は以下のような機能を備えている。すなわち、電話装置2は、一般電話で相手側の電話機と通話した場合、またはIP電話を経由して一般電話で相手側の電話機と通話した場合には、相手側の電話機が一般電話とIP電話の両方を使用可能であると、相手側の電話機とIP電話で通話することが可能か否かを通話中に、所定時間毎に確認することができる。
【0072】
電話装置2から電話装置3へ一般電話をかけた場合、VoIPアダプタ22は、一般電話をかけてから所定時間(例えば15分)が経過すると、電話装置3のVoIPアダプタ32が応答可能であるかを確認する信号を、VoIPアダプタ32に対してインターネット9を介して出力する。VoIPアダプタ22は、VoIPアダプタ32から一定時間(例えば30秒間)が経過しても応答がない場合には、IP電話での通話が不能であると判断する。そして、所定時間の経過をタイマ52で計時して、所定時間が経過すると、上記動作を繰り返す。
【0073】
一方、VoIPアダプタ22は、一定時間が経過するまでにVoIPアダプタ32から応答があった場合、IP電話で通話可能であると判断して、LCD47にその旨を表示させたり、スピーカ49からその旨を伝えるメッセージや所定のメロディなどの音声を出力させたりする。電話装置2のユーザは、LCD47の表示やスピーカ49から出力された音声を確認すると、通話相手(電話装置3のユーザ)にIP電話が使用可能になったので電話をかけ直すことを伝えて電話を切る。そして、電話装置2のユーザは、IP電話の電話番号をかけ直すことで、IP電話で通話することができる。
【0074】
次に、電話装置2から電話装置3へIP電話をかける場合の動作をフローチャートに基づいて説明する。図4は、IP電話をかけた場合の動作を説明するためのフローチャートである。なお、以下の説明では、説明を簡略にするために、SIPサーバ装置6、SIPサーバ装置7、及びENUMサーバ装置8の通信処理動作の詳細説明を省略する。
【0075】
電話装置2においてVoIPアダプタ22のCPU41は、ユーザにより電話機21から電話番号が入力されて、電話機21から電話番号情報が送られてくると(s1)、電話番号に応じた回線を選択して電話装置3に対して電話をかけるとともに、タイマ52で計時を開始して、電話装置3から応答を待つ(s2)。
すなわち、電話番号がIP電話を指定する番号(例えば050−XXXX−YYYY )の場合、CPU41は、LANコントローラ53からADSLモデム23、スプリッタ24及びスプリッタ11を経由してSIPサーバ装置6へ電話番号情報を出力し、インターネット9を経由して電話装置3との通話を試みる。また、電話番号が一般電話を指定する番号(例えば0539−VV−WWWW)の場合、CPU41は、回線インタフェース55からスプリッタ24及びスプリッタ11を経由して電話番号情報を出力し、公衆交換電話網10を経由して電話装置3との通話を試みる。さらに、電話番号がIP電話優先番号と一般電話の電話番号(例えば1111−0539−VV−WWWW )の場合、CPU41は、LANコントローラ53からADSLモデム23、スプリッタ24及びスプリッタ11を経由してSIPサーバ装置6へ電話番号情報を出力し、インターネット9、ゲートウェイ装置15、及び公衆交換電話網10を経由して電話装置3との通話を試みる。
【0076】
CPU41は、30秒が経過するまでに電話装置3と通話可能になった場合 (s3)、電話装置3と通話を行い(s4)、通話が終了すると(s5)、処理を終了する。
【0077】
また、CPU41は、ステップs3において、電話装置3が別の電話機と通話中であるために通話不能である場合には(s3,s6)、処理を終了する。一方、CPU41は、30秒が経過しても電話装置3から応答がない場合には(s3,s6)、ユーザにより電話機21から入力された電話装置3の電話番号がIP電話専用の電話番号でないと(s7)、処理を終了する。
【0078】
CPU41は、電話装置3の電話番号がIP電話専用の電話番号であると(s7)、「IP電話経由で相手と接続できませんでした。IP電話経由で接続できるようになったら、通知する場合はテンキーの1を押してください。また、この処理が不要の場合には、そのまま受話器を置いてください。」という音声メッセージをROM42から読み出し、コーデック54で音声データを伸張して、SLIC56を介して電話機21の受話器から音声を出力させる(s8)。
【0079】
CPU41は、電話機21のフックボタンが押されたことを検出すると受話器が置かれたと判断して(s9)、処理を終了する。一方、CPU41は、電話機21のテンキーの1が押されたことを検出すると、タイマ52で計時を開始して(s10)、15分が経過すると(s11)、電話装置3のIP電話番号をリダイヤルするとともに、タイマ52で30秒間の計時を開始する(s12)。
【0080】
CPU41は、30秒間が経過しても電話装置3からの応答がない場合には (s13)、再度、ステップs10以降の処理を行う。
【0081】
一方、CPU41は、30秒間が経過するまでに電話装置3から応答があった場合、LED45を点滅させるか、またはブザー48を動作させて電話装置3がIP電話で通話可能であることをユーザに報知する(s14)。CPU41は、ユーザによって操作スイッチ49が操作されてLED45の点滅、またはブザー48の動作が停止されると(s15,s16)、処理を終了する。
【0082】
CPU41は、ユーザにより電話機21から電話装置3のIP電話専用の電話番号が入力されて、電話機21から電話番号情報が送られてくると(s1)、ステップs2以降の処理を行ってIP電話で電話装置3と通話し、通話が終了すると処理を終了する。
【0083】
なお、VoIPアダプタ22に設けた報知手段は、LED45やブザー48に限るものではなく、ユーザに情報を報知できるものであれば、他の装置であっても良い。例えば、スピーカから音声メッセージを出力する構成や、ユーザが所持している携帯電話に対して通知メールを送付する構成などであっても良い。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0085】
IP電話を使用して相手に電話をかけたときに、通信回線のトラブルや相手側の電話機の問題で通話できなかった場合には、問題が解消して通話が可能になるまで所定時間毎に確認を行い、問題が解消して通話が可能になったときにユーザへその旨を知らせることができる。これにより、ユーザは、IP電話をかけて相手側の電話機が通話中以外の理由で通話できなかった場合、自分でリダイヤルしなくても相手側が通話可能になったことを把握することができる。また、所定時間として例えば15〜30分を設定して、この時間でリダイヤルするように設定することで、通信回線に負荷をかけず繰り返しリダイヤルすることができる。
【0086】
また、ユーザは、相手に電話をかけたときにおけるユーザの状況に応じて、リダイヤルを繰り返し行うか否かを選択することができるので、急いで相手と通話する必要がない場合には、IP電話で相手と通話可能になるまでリダイヤルを繰り返すようにすることができる。また、早急に相手と通話したい場合には、一般の電話を使用して相手に電話をかけることができる。
【0087】
さらに、IP電話でリダイヤルした場合、通信不能であることをユーザは把握できるので、例えば報知手段が通信不能であることを表示させるように構成することで、ユーザはしばらく席を外していた場合などでも、リダイヤルした結果を容易に把握できる。
【0088】
加えて、公衆交換電話網を介して一般の電話で相手と通話中に、IP電話で通話することが可能であるかを確認することができる。これにより、輻輳などによりIP電話では通話できないため、一般の電話を使用して通話を行った場合でも、IP電話で相手と通話が可能になったことが報知手段で報知されると、電話をかけ直してIP電話で相手と通話することができる。
【0089】
また、IP電話装置は、IP電話アダプタを備えているので、IP電話をかけた場合に相手が通話中以外の理由で通話できない場合には、所定時間毎に相手の状況を確認することができるので、問題が解消するとユーザはIP電話で相手と通話することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の実施形態に係るIP電話システムの概略構成を示したブロック図である。
【図2】VoIPアダプタの概略構成を示したブロック図である。
【図3】IP電話システムの通信動作を説明するための概念図である。
【図4】IP電話をかけた場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1−IP電話システム 2,3−電話装置 3,4−ISP
6,7−SIPサーバ装置 8−ENUMサーバ装置
9−インターネット 10−公衆交換電話網
21,31−電話機 22,32−VoIPアダプタ
Claims (9)
- インターネットまたはIP専用回線を介してIP電話機と通話するIP電話アダプタの相手側状態通知方法であって、
発呼側IP電話アダプタが相手側IP電話機を呼び出す発呼工程と、
前記発呼工程において前記相手側IP電話機と話中以外の原因で通話できないと、所定時間毎に、前記相手側IP電話機が通話可能であるか確認するリダイヤル工程と、
前記リダイヤル工程において前記相手側IP電話機が通話可能であると、その旨を報知手段で報知する報知工程と、を有することを特徴とするIP電話アダプタの相手側状態通知方法。 - 前記発呼工程において前記相手側IP電話機が話中以外の原因で通話不能になると、前記相手側IP電話機に対して所定時間毎に発呼を繰り返し行うか否かを確認するリダイヤル確認工程を有する請求項1に記載のIP電話アダプタの相手側状態通知方法。
- 前記リダイヤル工程において前記相手側IP電話機と通信不能であると、その旨を前記報知手段で報知する通信不能報知工程を有する請求項1に記載のIP電話アダプタの相手側状態通知方法。
- インターネットまたはIP専用回線と、公衆交換電話網と、を選択的に使用して、相手側IP電話機と通信するIP電話アダプタの相手側状態通知方法であって、
公衆交換電話網を介して前記相手側IP電話機と通話中に、前記インターネットまたはIP専用回線を介して前記相手側IP電話機と通話可能であるか否かを確認する確認工程と、
前記確認工程において前記相手側IP電話機が通話可能であると、その旨を報知手段で報知する第2の報知工程と、を有することを特徴とするIP電話アダプタの相手側状態通知方法。 - インターネットまたはIP専用回線を介して相手側IP電話機を呼び出すとともに、相手側IP電話機と通信する通信手段と、
前記相手側IP電話機を前記通信手段で呼び出した際に、前記相手側IP電話機の話中以外の原因で通話不能であると、前記通信手段で所定時間毎に前記相手側IP電話機を呼び出して、前記相手側IP電話機が通話可能であるか否かを確認する確認手段と、
前記相手側IP電話機が通話可能になると、その旨を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とするIP電話アダプタ。 - 前記報知手段は、前記相手側IP電話機の話中以外の原因で通話不能になると、前記相手側IP電話機に対して所定時間毎に発呼を繰り返し行うか否かを確認するメッセージを報知する請求項5に記載のIP電話アダプタ。
- 前記報知手段は、前記相手側IP電話機が通話不能であると、その旨を報知する請求項5または6に記載のIP電話アダプタ。
- インターネットまたはIP専用回線と、公衆交換電話網と、を選択的に使用して相手側IP電話機を呼び出すとともに、前記相手側IP電話機と通信する通信手段と、
公衆交換電話網を介して通信中に、インターネットまたはIP専用回線を介して前記相手側IP電話機と通信可能であるか否かを確認する確認手段と、
前記相手側IP電話機がインターネットまたはIP専用回線を介して通信可能になると、その旨を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とするIP電話アダプタ。 - 請求項5乃至8のいずれかに記載のIP電話アダプタを備えたIP電話装置。
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