JP2009044420A - Ip電話端末、ip電話システム、およびコンピュータ読取可能なプログラム - Google Patents

Ip電話端末、ip電話システム、およびコンピュータ読取可能なプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】IP電話システムにおいて、システムにおいて必要とされる負担を最小限に抑えつつ通話が確立できなかった際に着信側の端末にその旨を通知する。
【解決手段】IP電話システムでは、電話端末1,2およびSIP(Session Initiation Protocol)サーバ3が、ネットワーク5を介して接続されている。電話端末1は、操作部16に対する情報の入力に基づいた発呼要求を出力しても所定の端末(たとえば電話端末2)とのセッションが確立できなかった場合、マイク14を介して入力された音声を記録し、上記所定の端末が接続可能な状態になったときに、当該音声を上記所定の端末に対して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IP電話端末およびIP電話システムに関し、特に、メッセージの録音を受け付けるIP電話端末、コンピュータ読取可能なプログラム、およびそのようなIP電話端末を含むシステムに関する。
近年のインターネット機器の普及に伴い、たとえばIP(Internet Protocol)網を用いて電話サービスを提供するIP電話システムが活用されている。なお、IP電話システムでは、固定電話と異なり、電話端末が常に回線に接続された状態である(サーバにレジストされた状態である)とは限らない。ネットワークへの接続状況が、電話端末における電源のオン/オフの状態やネットワーク経路の通信の遮断等によって変化するからである。そして、このようなIP電話システムでは、通話が確立できなかった際の対策に関して、種々検討がなされてきた。
たとえば、特許文献1(特開平09−321914号公報)には、IP電話システムで通話が確立できなかった場合、着信側の電話端末に音声メールを送信することによって着信があったことを通知する技術が開示されている。
また、特許文献2(特開2006−270549号公報)には、IP電話システムで通話が確立できなかった場合、発呼側端末からサーバにメッセージを送信することにより、当該メッセージをサーバに保存する技術が開示されている。
また、特許文献3(特開2005−322974号公報)には、IP電話システムで通話が確立できなかった場合、その旨の情報を専用の装置(不完了呼情報通知装置)に記憶させる技術が開示されている。
また、特許文献4(特開2004−128794号公報)では、IP電話システムで通話が確立できなかった場合、IP電話端末がメッセージを録音し、当該メッセージを通話相手のIP電話端末に関連付けられたメールアドレスを宛先として電子メールに添付して送信する技術が開示されている。
特開平09−321914号公報 特開2006−270549号公報 特開2005−322974号公報 特開2004−128794号公報
上記したように、従来から、IP電話システムにおいて通話が確立できなかった際に着信側の端末にその旨を通知するための技術が種々開示されてきた。
しかしながら、特許文献1および特許文献4に開示された技術では、着信側の電話端末のユーザが電子メールを受信できる環境を有することが必要とされるため、ユーザに負担を強いるという課題が生じる。
また、特許文献2および特許文献3に開示された技術では、サーバに対する機能の変更を必要とされたり、新たに専用の装置の設置を必要とされたりすることにより、電話システムを提供する業者に負担を生じるという課題が生じる。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、IP電話システムにおいて、システムにおいて必要とされる負担を最小限に抑えつつ通話が確立できなかった際に着信側の端末にその旨を通知することである。
本発明のある局面に従ったIP電話端末は、IP網を用いた電話機能を有するIP電話端末であって、情報の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に対する情報の入力に基づいて所定の端末との通話のための発呼要求を出力する第1の出力手段と、前記入力手段に対する情報の入力に基づいた発呼要求による接続が確立したか否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段によって接続が確立できなかったと判断されると、前記入力手段を介して入力される音声を記録する記録手段と、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断されたことに基づいて、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力する第2の出力手段と、前記第2の出力手段が出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記IP網を介して前記所定の端末に前記記録手段によって記録された音声を送信する送信手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、前記第2判断手段は、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを、一定の時間ごとに判断し、前記送信手段は、前記記録手段によって記録された音声を、そのような音声であることを特定するためのデータである特定のコードとともにパケット送信し、前記第2の出力手段が出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断した場合に、前記記録手段によって記録された音声の再生後または再生前に、前記記憶手段に記憶された音声情報を送信し、前記記録手段は、前記特定のデータを受信した場合には、当該特定のデータとともに送信されてきた音声を記録し、前記第2の出力手段は、前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断された場合、所定の時間ごとに、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力することを特徴とする。
本発明の他の局面に従ったIP電話端末は、IP網を用いた電話機能を有するIP電話端末であって、情報の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に対する情報の入力に基づいて所定の端末との通話のための発呼要求を出力する第1の出力手段と、前記入力手段に対する情報の入力に基づいた発呼要求による接続が確立したか否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段によって接続が確立できなかったと判断されると、前記入力手段を介して入力される音声を記録する記録手段と、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断されたことに基づいて、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力する第2の出力手段と、前記第2の出力手段が出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記IP網を介して前記所定の端末に前記記録手段によって記録された音声を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のIP電話端末では、前記第2判断手段は、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを、一定の時間ごとに判断することが好ましい。
また、本発明のIP電話端末は、情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記送信手段は、前記第2の出力手段が出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記記録手段によって記録された音声の再生後または再生前に、前記記憶手段に記憶された音声情報を送信することが好ましい。
また、本発明のIP電話端末では、前記送信手段は、前記記録手段によって記録された音声をそのような音声であることを特定するためのデータである特定のデータとともに送信することが好ましい。
また、本発明のIP電話端末では、前記送信手段は、前記記録手段によって記録された音声をパケット送信し、特定のデータとは前記記録手段によって記録された音声のパケットに含まれる特定のコードであることが好ましい。
また、本発明のIP電話端末では、前記記録手段は、前記特定のデータを受信した場合には、当該特定のデータとともに送信されてきた音声を記録することが好ましい。
また、本発明のIP電話端末では、前記第2の出力手段は、前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断された場合、所定の時間ごとに、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力することが好ましい。
本発明に従ったIP電話システムは、IP網を用いた電話機能を有するIP電話端末と、前記IP電話端末と前記IP網を介して接続されたサーバを備えるIP電話システムであって、前記IP電話端末は、情報の入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段に対する情報の入力に基づいて所定の端末との通話のための発呼要求を前記サーバへ出力する第1の出力手段と、前記入力手段に対する情報の入力に基づいた発呼要求による接続が確立したか否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段によって接続が確立できなかったと判断されると、前記入力手段を介して入力される音声を記録する記録手段と、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断されたことに基づいて、前記所定の端末との通話のための発呼要求を前記サーバへ出力する第2の出力手段と、前記第2の出力手段が前記サーバへ出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記IP網を介して前記所定の端末に前記記録手段によって記録された音声を送信する送信手段とを含むことを特徴とする。
本発明に従ったコンピュータ読取可能なプログラムは、IP網を用いた電話機能を有するIP電話端末を制御するための、コンピュータ読取可能なプログラムであって、コンピュータに、情報の入力を受け付けるステップと、前記情報の入力に基づいて所定の端末との通話のための発呼要求を出力するステップと、前記情報の入力に基づいた発呼要求による接続が確立したか否かを判断するステップと、前記接続が確立できなかったと判断すると、音声の入力を受け付け、さらに、当該音声を記録するステップと、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを判断するステップと、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断したことに基づいて、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力するステップと、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断したことに基づいて出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記IP網を介して前記所定の端末に前記記録した音声を送信するステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、IP電話端末は、入力手段に対する情報の入力に基づいた発呼要求を出力しても所定の端末との接続が確立できなかった場合、入力手段を介して入力された音声を記録し、上記所定の端末が接続可能な状態になったときに、当該音声を上記所定の端末に対して送信する。
したがって、サーバにメッセージを保存するような設計変更を行なったり、メッセージ保存用の専用の装置を設置したりすることなく、IP電話端末のユーザは、上記所定の端末に対して、確実に音声のメッセージを届けることができる。
また、当該メッセージを送信するタイミングがIP電話端末と上記所定の端末の双方が接続可能なタイミングであるため、メッセージの送信の後、そのままユーザ同士が通話を開始することもでき、双方のユーザにコミュニケーションに適したタイミングをも提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本発明のIP電話システムの構成を模式的に示す図である。IP電話システムでは、電話端末1,2およびSIP(Session Initiation Protocol)サーバ3が、ネットワーク5を介して接続されている。IP電話システムでは、VoIP(Voice over Internet Protocol)技術が利用されている。
電話端末1は、当該電話端末1の動作を全体的に制御する制御部10を含む。また、電話端末1は、当該電話端末1に対して情報を入力するためにユーザによって操作される操作部16、種々のデータおよびプログラムを記憶する記憶部17、ネットワーク5を介してSIPサーバ3または電話端末2との間で情報の送受信を行なうための通信部18、音声を出力するスピーカ15、および、電話端末1に対して音声を入力するマイク14を含む。
制御部10は、VoIP技術を利用する電話サービス上で電話機能を実現させるための電話制御部11、電話機能に付随して伝言の記録等の処理を実行する伝言制御部12、および、ネットワーク5を介して通話が可能な電話端末に関する情報を管理するレジスト情報管理部13を含む。
電話端末1と電話端末2は、同様の構成を有するものとすることができる。つまり、電話端末2は、電話端末1と同様に、制御部20、操作部26、記憶部27、通信部28、スピーカ25、および、マイク24を含む。また、制御部20は、電話制御部21、伝言制御部22、および、レジスト情報管理部23を含む。
図1では、IP電話システムにおいて、ネットワーク5を介して通話可能な電話端末の数は「2」とされているが、本発明に従ったIP電話システムでは、このような数には限定されない。
SIPサーバ3は、プレゼンス管理部31を含む。プレゼンス管理部31は、IP電話システムにおいて、ネットワーク5を介して他の電話端末と通話が可能な状態にある電話端末に関する情報を管理する。具体的には、IP電話システムでは、電話端末1または電話端末2がネットワーク5へ接続(ログイン)した場合、SIPサーバ3は、当該電話端末に対してIPアドレスを付与するとともに、当該電話端末に関する情報をプレゼンス管理部31において管理する。本明細書では、電話端末がネットワークにログインしIPアドレスを付与された状態を「レジスト状態」と呼ぶ。また、電話端末が登録管理情報記憶部311に情報を記録されていることを、「SIPサーバ3にレジストしている」と言う。
なお、本実施の形態のIP電話システムでは、各電話端末がレジスト状態にある場合、各電話端末においてログアウトする情報が入力されるか、または、各電話端末からネットワーク5への接続経路が遮断されたりすると、当該電話端末のレジスト状態が解除され、これにより、登録管理情報記憶部311から当該電話端末に関する情報が削除される。
図2に示されるように、プレゼンス管理部31では、IPアドレスを付与された電話端末に関する情報は、登録端末情報記憶部311に記憶されている。ここで、登録端末情報記憶部311に記憶された情報を、図4に模式的に示す。
図4を参照して、登録端末情報記憶部311には、各電話端末を特定する情報である端末ID311A、各電話端末に付与された(割当てられた)IPアドレス311B、および、各電話端末から送信された各電話端末のユーザの状態に関する情報であるプレゼンス情報311Cが互いに関連付けられて記憶されている。具体的には、たとえば端末IDが「端末B」である電話端末については、「123.456.**.2」というIPアドレスが割当てられ、そして、当該端末Bのユーザは現在「離席中」である旨の情報が記憶されている。
図1に戻って、電話端末1には、記憶部17が含まれる。ここで、図3に、記憶部17の構成を模式的に示す。
図3を参照して、記憶部17は、登録端末情報記憶部171、伝言用パケット記憶部172、伝言用パケット管理情報記憶部173、添付用音声情報記憶部174、受信音声データ記憶部175、受信音声管理情報記憶部176、および、プログラム記憶部177を含む。
電話端末1は、後述するように、SIPサーバ3に対して、当該SIPサーバ3にレジストしている電話端末についての情報の問合せを行なう。当該問合せに応じて、プレゼンス管理部31は、電話端末1に対して、登録端末情報記憶部311に記憶された情報を送信する。登録端末情報記憶部171には、SIPサーバ3のプレゼンス管理部31から受信した情報が記憶される。登録端末情報記憶部171に記憶される情報の内容を、図5に模式的に示す。
図5を参照して、登録端末情報記憶部171には、登録端末情報記憶部311と同様に、端末ID171AとIPアドレス171Bとプレゼンス情報171Cが、互いに関連付けられて記憶されている。
伝言用パケット記憶部172には、後述するように電話端末1において記録された伝言用のメッセージを送信するためのパケットが記憶されている。
伝言用パケット管理情報記憶部173の記憶内容を、図6に模式的に示す。
図6を参照して、伝言用パケット管理情報記憶部173には、伝言を送信する宛先となる電話端末を特定する情報である端末ID173Aと、送信する伝言用パケットの伝言用パケット記憶部172における記憶場所(保存場所)を特定するための情報である伝言用パケット保存場所173Bが、互いに関連付けられて記憶されている。
添付用音声情報記憶部174には、伝言用パケットを生成するために利用される音声情報が一時的に記憶される。
受信音声データ記憶部175には、他の電話端末から伝言または伝言の返信として送信されてきた音声データが記憶されている。
受信音声管理情報記憶部176におけるデータの記憶態様を、図7に模式的に示す。図7を参照して、受信音声管理情報記憶部176では、伝言ごとに割当てられた固有の値である伝言ID176A、伝言ID176Aで特定される伝言についての伝言用パケット記憶部172における記憶場所である伝言用パケット保存場所176B、伝言ID176Aについての返信として他の電話端末から送信されてきた音声データに関連付けられている伝言IDである伝言ID176C、および、伝言ID176Cで特定される伝言の音声データの受信音声データ記憶部部175における記憶場所を特定するための情報である受信音声データ保存場所176Dが、互いに関連付けられて記憶されている。
図8に、伝言用パケット記憶部172に記憶されるパケットの構成の一例を模式的に示す。
図8を参照して、伝言用パケット500は、ヘッダ部510、ユーザデータ部520、および、FCS(Frame Check Sequence)530を含む。ヘッダ部510は、宛先アドレスと送信元アドレスを含む。伝言用パケット500は、宛先とされる電話端末がネットワーク5に接続可能ではない状態(SIPサーバ3にレジストしていない状態)で生成される。したがって、伝言用パケット500のヘッダ部510における宛先アドレスは、宛先とされる電話端末がSIPサーバ5にレジストし、当該SIPサーバ5からIPアドレスを割当てられた後、当該IPアドレスがセットされる。
ユーザデータ部520は、当該伝言用パケット500が電話端末1において伝言用に録音された音声を送信するために生成されたものであることを示すコード(伝言用コード)と、電話端末1において録音される回ごとに伝言を区別するために付与される番号である伝言番号(伝言No.)と、伝言用パケット500の対応する伝言が他の電話端末から送信されてきた伝言に対する返信である場合に当該他の伝言の伝言番号(対応伝言No.)、および、伝言の内容を示す音声データを含む。
以上、本実施の形態における電話端末1の構成について説明した。なお、電話端末2の構成についても電話端末1の構成と同様とすることができるため、ここでは詳細な説明は繰返さない。
本実施の形態では、電話端末1では、ユーザが操作部16に対して操作を行なうことなどによって、所定の端末との間で通話するための処理を実行した際に、当該所定の端末との間でセッションを確立することができなかった場合には、電話端末1においてユーザのメッセージ(伝言)を録音することができる。また、電話端末1では、SIPサーバ5にレジストしている電話端末を特定する情報が管理されている。そして、電話端末1は、メッセージを録音した相手端末(上記した「所定の端末」)がSIPサーバ5にレジストしたと判断すると、電話端末1は、当該所定の端末を宛先として録音され記憶されている伝言用パケットを、当該所定の端末に対して送信する。以下、電話端末1がこのように機能するために、制御部10が実行する処理について、当該処理のフローチャートである図9〜図11を参照して説明する。
まず、図9を参照して、発呼側端末処理では、制御部10はステップS10で、操作部16に対して、所定の端末を宛先とした発呼を行なうための操作がなされたか否かを判断し、そのような操作がなされたと判断するとステップS20へ処理を進め、そのような操作がなされていないと判断するとステップS70へ処理を進める。
ステップS20では、制御部10は、SIPサーバ5へ上記所定の端末に対する発呼を要求するための処理を含む発呼処理を実行して、ステップS30へ処理を進める。
ステップS30では、制御部10は、電話制御部11に着信側端末(ここでは、「所定の端末」)との間でセッションが確立されたか否かを判断し、確立されたと判断するとステップS40へ処理を進め、確立されていないと判断するとステップS210へ処理を進める。
ステップS40では、通常の通話を行なう処理を実行し、ステップS50で通話を終了するための条件(電話端末1または所定の端末に対する通話を終了させるための操作等)が成立したか否かを判断し、成立したと判断するとステップS60でセッションを終了させて、ステップS10へ処理を戻す。
図11を参照して、ステップS210では、制御部10は、ユーザに対して所定の端末に送信する伝言を録音するか否かの問合せを行ない、ステップS220へ処理を進める。なお、ここでの問合せとは、たとえば、電話端末1にLCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置を設け、当該表示装置に対応するメッセージ(たとえば、「伝言メッセージを録音しますか?」)を表示させることにより実現される。
ステップS220では、ユーザから操作部16などに対して伝言を録音する旨の指示が入力されたか否かを判断し、録音をする旨の情報が入力されたと判断するとステップS230へ処理を進め、録音をしない旨の情報が入力されたと判断するとステップS10へ処理を戻す。
ステップS230では、制御部10は、ユーザからマイク14を介して入力される音声情報を添付用音声情報記憶部172に記憶させることにより伝言を録音して、ステップS240へ処理を進める。
ステップS240では、制御部10は、ステップS230で録音した伝言(音声データ)を用いて、図8を参照して説明したような伝言用パケットを生成して、ステップS250へ処理を進める。
ステップS250では、ステップS240で生成した伝言用パケットを伝言用パケット記憶部172へ保存するとともに、当該伝言用パケットについての情報を伝言用パケット管理情報記憶部173に記憶させて、ステップS10へ処理を戻す。なお、伝言用パケット管理情報記憶部173には、ステップS20で発呼処理の対象となった着信側端末を特定する情報が端末ID173Aとして記憶され、伝言用パケット記憶部172に保存した伝言用パケットの記憶場所が、伝言用パケット保存場所173Bに記憶される。
図9へ戻って、ステップS70では、制御部10は、他の電話端末からの着信があったか否かを判断し、着信があったと判断するとステップS80へ処理を進め、その時点で着信はないと判断すると、ステップS130へ処理を進める。
ステップS80では、制御部10は、操作部16に対して着信に応答するための操作がなされたか否かを判断し、なされたと判断するとステップS90へ処理を進め、そのような操作が(ステップS70で着信があると判断してから予め設定された秒数の間)なかったと判断すると、ステップS100へ処理を進める。
ステップS90では、発呼してきた電話端末に対してOK信号を送信して、ステップS40へ処理を移す。これにより、電話端末1は、発呼してきた電話端末との間でセッションを確立させ、通常の通話処理(ステップS40)が実行される。
一方、ステップS100では、発呼してきた電話端末に関連付けられた伝言用パケットが伝言用パケット記憶部172に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断するとステップS101へ処理を進め、記憶されていないと判断するとステップS10へ処理を戻す。なお、ここでは、ステップS70で着信を検出した際に受信したデータに含まれる発呼してきた電話端末を特定するための情報(端末ID)が伝言用パケット管理情報記憶部173の端末ID173Aに含まれるか否かを判断することにより、ステップS100での判断が実現される。
ステップS101では、制御部10は、発呼してきた電話端末に対してOK信号を送信して、ステップS110へ処理を進める。
ステップS110では、制御部10は、伝言用パケット記憶部172に記憶されている伝言用パケットの中で、発呼してきた電話端末を宛先とした伝言用パケットを、当該宛先となる電話端末に対して送信して、ステップS120へ処理を進める。なお、発呼してきた電話端末のIPアドレスは、ステップS70で着信を検出した際に送信されてきたデータに含まれている。そして、ステップS110では、制御部10は、伝言用パケット500のヘッダ部510の宛先アドレスを、発呼してきた電話端末のIPアドレスを挿入して、当該伝言用パケット500を送信する。
伝言用パケット500の送信が完了すると、ステップS120で、制御部10は、発呼してきた電話端末との間のセッションを終了させて、ステップS10へ処理を戻す。
図10を参照して、ステップS130では、制御部10は、SIPサーバ3にアクセスすることにより、登録端末情報記憶部171の内容を更新させて、ステップS140へ処理を進める。なお、ステップS130の処理により、登録端末情報記憶部171に記憶される情報の内容は、登録端末情報記憶部311に記憶される内容のうち電話端末1自身以外の電話端末についての情報と等しいものとなる。
ステップS140では、制御部10は、伝言用パケット記憶部172で記憶している伝言用パケットの宛先となっている端末の中で、SIPサーバ3にレジストしているものがあるか否かを判断し、あると判断するとステップS150へ処理を進め、ないと判断するとステップS10へ処理を戻す。なお、ステップS140での判断は、登録端末情報記憶部171の端末ID171Aに含まれる端末IDの中で伝言用パケット管理情報記憶部173の端末ID173Aに記憶されているものと一致するものがあるか否かの判断により行なわれる。
ステップS150では、端末ID171Aと端末ID173Aの双方に含まれる端末IDで特定される電話端末との間で通話を行なうための発呼処理を実行して、ステップS160へ処理を進める。
ステップS160では、ステップS150における発呼処理により、上記した電話端末との間でセッションが確立したか否かを判断し、確立したと判断するとステップS180へ処理を進め、確立していないと判断するとステップS170へ処理を進める。
ステップS170では、タイムアウトが発生したか否かを判断する。ここで、タイムアウトとは、ステップS150で発呼処理が開始されてから予め定められた時間が経過することにより発生するものとする。そして、タイムアウトが発生したと判断すると、制御部10は、ステップS10へ処理を戻す。
ステップS180では、制御部10は、ステップS160でセッションが確立した相手の電話端末に対し、当該端末を宛先とした伝言用パケットを送信して、ステップS190へ処理を進める。
ステップS190では、ステップS180で伝言用パケットを送信した端末から、伝言用パケットを受信したか否かを判断し、受信したと判断するとステップS200へ処理を進め、受信していないと判断するとステップS209でセッションを終了させて処理を終了させる。
ステップS200では、送信されてきた伝言用パケットを受信する処理を実行して、ステップS190へ処理を戻す。ここで、ステップS200の処理について、当該処理のサブルーチンである図12を参照して、その内容を説明する。
図12を参照して、ステップS201では、制御部10は、受信した伝言用パケットに含まれる音声データを復号した後再生させて、ステップS202へ処理を進める。
なお、伝言用パケットを受信したか否かは、受信したパケットのユーザデータ部(図8のユーザデータ部520)に伝言用コードが含まれているか否かを判断することによって判断される。
ステップS202では、ステップS201で再生を開始した伝言メッセージを録音して(再生により出力される音声をコード化して受信音声データ記憶部175に記憶させて)、ステップS203へ処理を進める。
ステップS203では、制御部10は、電話端末1のユーザに対してステップS201で再生させた伝言メッセージに対する返信用の伝言を録音するか否かを問合せて、ステップS204へ処理を進める。ここでの問合せは、たとえばステップS210(図11参照)と同様のものとすることができる。
なお、ステップS202における伝言メッセージの録音の際には、当該伝言が送信されてきた際のパケットに含まれる伝言IDの値に基づいて、受信音声管理情報記憶部176にも、適宜情報が記憶される。具体的には、受信音声管理情報記憶部176の伝言ID176Aの中で当該伝言が送信されてきた際に使用されたパケットに含まれる「対応伝言No.」が一致する伝言IDに関連付けられて、音声データは記憶される。また、「伝言No.」として記憶されているデータは、伝言ID176Aの中の上記した伝言IDに関連付けられて記憶される。さらに、当該伝言ID176Aには、受信音声データ記憶部175における、ステップS202における伝言メッセージの記憶場所を特定する情報が、受信音声データ保存場所176Dの欄に記憶される。
ステップS204では、ステップS203の問合せの結果として、操作部16に対して伝言を録音する旨の情報が入力されたと判断するとステップS205へ処理を進め、伝言の録音をしない旨の情報が入力されたと判断すると制御部10は、そのまま処理を図10へリターンさせる。
ステップS205では、制御部10は、マイク14を介して入力された音声をデータに変換し添付用音声情報記憶部174に一時的に記憶させて、ステップS206へ処理を進める。
ステップS206では、ステップS205で添付用音声情報記憶部174に記憶させた音声データを用いて、伝言用パケットを生成し、ステップS207へ処理を進める。なお、ステップS206における伝言用パケットの生成は、ステップS240(図11参照)におけるパケットの生成の態様と同様のものとすることができる。
ステップS207では、制御部10は、ステップS206で生成した伝言用パケットを伝言用パケット記憶部172に記憶させるとともに、当該伝言用パケットについての情報を伝言用パケット管理情報記憶部173に記憶させて、図10へ処理をリターンさせる。
以上説明した本実施の形態では、電話端末1は、操作部16に対する情報の入力に基づいた発呼要求を出力しても所定の端末(たとえば電話端末2)とのセッションが確立できなかった場合、マイク14を介して入力された音声を記録し、上記所定の端末が接続可能な状態になったときに、当該音声を上記所定の端末に対して送信する。
以上説明した本実施の形態では、ステップS230(図11参照)またはステップS205(図12)において伝言が録音された場合に、その直後に、当該録音された伝言に基づく音声データを利用した伝言用パケットが生成されている。
なお、本発明に従ったIP電話システムでは、このように、伝言用パケットを録音の直後に生成する必要はない。つまり、ステップS110(図9参照)などにおいて伝言用パケットを送信する処理が実行される際に、伝言用パケットは生成されてもよい。
また、以上説明した本実施の形態では、伝言を保存(記憶している端末IDを有する電話端末とのセッションが確立された場合(ステップS160でYES)、制御部10は、ステップS180で一度だけ伝言用パケットの送信を行なっている。
なお、このような場合、制御部10は、所定の時間ごとに、伝言用パケットの送信を行なうようにしてもよい。
また、以上説明した本実施の形態では、制御部10は、ステップS130(図10参照)において、SIPサーバ3にアクセスすることにより、登録端末情報記憶部171に記憶された情報を更新する処理を行なっている。
なお、制御部10は、一定の時間(たとえば、1分間)ごとに、上記情報の更新を行ない、そして、ステップS140における判断を行なうようにしてもよい。
以上説明した本実施の形態では、伝言用パケットの送信の際(ステップS110、ステップS180)伝言用パケット以外の情報の送信について特に触れられていないが、当該パケットに、当該パケットに基づく伝言に対する返信を促す音声データを相手側端末において再生させるための情報が添付(つまり、伝言用パケットの直前または直後に送信)されてもよい。これにより、伝言用パケットを受信した電話端末では、受信した伝言用パケットに対応する音声データが再生されるとともに、当該音声データに対する返信を録音し送信することを促すためのメッセージが再生される。
以上説明した本実施の形態では、電話端末1では、伝言用パケットを受信すると、当該伝言用パケットに対応する音声データが自動的に再生されるとともに、当該音声データに基づく音声が受信音声データ記憶部175に記憶される。
なお、受信した伝言用パケットがある伝言用パケットの返信として送信されてきたものである場合には、当該ある伝言用パケットを特定する情報(受信音声管理情報記憶部176の伝言ID176A)に関連付けられて、音声データは記憶される。
また、上記したように伝言用パケットが受信された際に自動的に当該伝言用パケットに対応する音声データの再生が行なわれるのは、制御部10が伝言用パケット500に伝言用コードが含まれることを条件としている。
本実施の形態では、伝言用パケットに含まれる伝言用コードにより、「特定のデータ」が構成されている。
以上説明した本実施の形態では、ステップS140において伝言を保存している端末IDがレジスト状態であると判断すると、ステップS150で当該端末IDに対して発呼処理を行ない、そして、ステップS160でセッションが確立したと判断すると、ステップS180で当該端末IDに対して伝言用パケットを送信する。ここで、送信する相手となる電話端末の数は「1」に限定されない。つまり、ステップS180における伝言用パケットの送信は、マルチキャストで行なわれてもよい。
以上説明した本実施の形態では、ステップS140において伝言を保存している端末IDがレジスト状態であると判断して初めて、当該端末IDで特定される電話端末に対して発呼処理を行なっているが、ステップS140での判断が行なわれることなく、伝言を保存している端末IDで特定される電話端末に対しては、たとえば、一定時間ごとに、当該電話端末がレジスト状態であるか否かにかかわらず、ステップS150における発呼処理を行なうようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ユーザから電話端末1に対する情報の入力方法として、マイク14を介した音声情報の入力と、操作部16に対する操作による情報の入力が挙げられたが、すべての情報が、マイク14を介した音声によって入力されてもよい。この場合、制御部10が音声認識機能を備えていれば、制御部10はより多くの情報の入力を受け付けることができる。なお、音声認識についての情報は周知の技術を利用することができるため、ここでは詳細な説明を繰返さない。
以上説明した本実施の形態では、ステップS70において着信を受けた場合、ステップS80において、ユーザからの応答操作の有無によって、通話を行なうか、伝言用パケットの送信を行なうかが決定されていたが、他の方法によっていずれの処理を実行するかが決定されてもよい。
図4のプレゼンス情報311Cで示すように、SIPサーバ3では、各電話端末についてのプレゼンス情報(たとえば、離席中または在席中などの情報)が登録されている。これは、各電話端末からSIPサーバ3に対して自端末のプレゼンス情報が送信されてきたものが記憶されている。
なお、電話端末1にも、SIPサーバ3に対して送信するためのプレゼンス情報を自端末の中にも格納しておき、当該プレゼンス情報の内容に応じて、ステップS90以降の通話処理のための処理を実行するか、ステップS100以降のよう伝言用パケット送信のための処理を実行するかが決定されてもよい。
具体的には、たとえばステップS80で自端末のプレゼンス情報の内容がチェックされ、「在席中」であればステップS90へ処理を進め、「離席中」であればステップS100へ処理を進めるように、制御部10が処理を進めてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のIP電話端末の一例を含むIP電話システムの構成を模式的に示す図である。 図1のプレゼンス管理部の構成を模式的に示す図である。 図1の電話端末の記憶部の構成を模式的に示す図である。 図2の登録端末情報記憶部に記憶される内容を模式的に示す図である。 図3の登録端末情報記憶部に記憶される内容を模式的に示す図である。 図3の伝言用パケット管理情報記憶部に記憶される内容を模式的に示す図である。 図3の受信音声管理情報記憶部に記憶される内容を模式的に示す図である。 図1のIP電話システムにおいて送受信される伝言用パケットの構成を模式的に示す図である。 図1のIP電話システムにおいて電話端末が実行する発呼側端末処理のフローチャートである。 図1のIP電話システムにおいて電話端末が実行する発呼側端末処理のフローチャートである。 図1のIP電話システムにおいて電話端末が実行する発呼側端末処理のフローチャートである。 図10の伝言用パケット受信処理のサブルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1,2 電話端末、3 SIPサーバ、5 ネットワーク、10,20 制御部、11,21 電話制御部、12,22 伝言制御部、13,23 レジスト情報管理部、14,24 マイク、15,25 スピーカ、16,26 操作部、17,27 記憶部、18,28 通信部、31 プレゼンス情報管理部、171 登録端末情報記憶部、172 伝言用パケット記憶部、173 伝言用パケット管理情報記憶部、174 添付用音声情報記憶部、175 受信音声データ記憶部、176 受信音声管理情報記憶部、177 プログラム記憶部、311 登録端末情報記憶部。

Claims (10)

  1. IP網を用いた電話機能を有するIP電話端末であって、
    情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に対する情報の入力に基づいて所定の端末との通話のための発呼要求を出力する第1の出力手段と、
    前記入力手段に対する情報の入力に基づいた発呼要求による接続が確立したか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段によって接続が確立できなかったと判断されると、前記入力手段を介して入力される音声を記録する記録手段と、
    前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断されたことに基づいて、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力する第2の出力手段と、
    前記第2の出力手段が出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記IP網を介して前記所定の端末に前記記録手段によって記録された音声を送信する送信手段と、
    情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記第2判断手段は、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを、一定の時間ごとに判断し、
    前記送信手段は、
    前記記録手段によって記録された音声を、そのような音声であることを特定するためのデータである特定のコードとともにパケット送信し、
    前記第2の出力手段が出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断した場合に、前記記録手段によって記録された音声の再生後または再生前に、前記記憶手段に記憶された音声情報を送信し、
    前記記録手段は、前記特定のデータを受信した場合には、当該特定のデータとともに送信されてきた音声を記録し、
    前記第2の出力手段は、前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断された場合、所定の時間ごとに、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力する、IP電話端末。
  2. IP網を用いた電話機能を有するIP電話端末であって、
    情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に対する情報の入力に基づいて所定の端末との通話のための発呼要求を出力する第1の出力手段と、
    前記入力手段に対する情報の入力に基づいた発呼要求による接続が確立したか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段によって接続が確立できなかったと判断されると、前記入力手段を介して入力される音声を記録する記録手段と、
    前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断されたことに基づいて、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力する第2の出力手段と、
    前記第2の出力手段が出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記IP網を介して前記所定の端末に前記記録手段によって記録された音声を送信する送信手段とを備える、IP電話端末。
  3. 前記第2判断手段は、前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを、一定の時間ごとに判断する、請求項2に記載のIP電話端末。
  4. 情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記第2の出力手段が出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記記録手段によって記録された音声の再生後または再生前に、前記記憶手段に記憶された音声情報を送信する、請求項2または請求項3のいずれかに記載のIP電話端末。
  5. 前記送信手段は、前記記録手段によって記録された音声をそのような音声であることを特定するためのデータである特定のデータとともに送信する、請求項2〜請求項4のいずれかに記載のIP電話端末。
  6. 前記送信手段は、前記記録手段によって記録された音声をパケット送信し、特定のデータとは前記記録手段によって記録された音声のパケットに含まれる特定のコードである、請求項5に記載のIP電話端末。
  7. 前記記録手段は、前記特定のデータを受信した場合には、当該特定のデータとともに送信されてきた音声を記録する、請求項5または請求項6に記載のIP電話端末。
  8. 前記第2の出力手段は、前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断された場合、所定の時間ごとに、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力する、請求項2〜請求項7のいずれかに記載のIP電話端末。
  9. IP網を用いた電話機能を有するIP電話端末と、前記IP電話端末と前記IP網を介して接続されたサーバを備えるIP電話システムであって、
    前記IP電話端末は、
    情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段に対する情報の入力に基づいて所定の端末との通話のための発呼要求を前記サーバへ出力する第1の出力手段と、
    前記入力手段に対する情報の入力に基づいた発呼要求による接続が確立したか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段によって接続が確立できなかったと判断されると、前記入力手段を介して入力される音声を記録する記録手段と、
    前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段によって前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断されたことに基づいて、前記所定の端末との通話のための発呼要求を前記サーバへ出力する第2の出力手段と、
    前記第2の出力手段が前記サーバへ出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記IP網を介して前記所定の端末に前記記録手段によって記録された音声を送信する送信手段とを含む、IP電話システム。
  10. IP網を用いた電話機能を有するIP電話端末を制御するための、コンピュータ読取可能なプログラムであって、
    コンピュータに、
    情報の入力を受け付けるステップと、
    前記情報の入力に基づいて所定の端末との通話のための発呼要求を出力するステップと、
    前記情報の入力に基づいた発呼要求による接続が確立したか否かを判断するステップと、
    前記接続が確立できなかったと判断すると、音声の入力を受け付け、さらに、当該音声を記録するステップと、
    前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態であるか否かを判断するステップと、
    前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断したことに基づいて、前記所定の端末との通話のための発呼要求を出力するステップと、
    前記所定の端末が前記IP網を介して接続可能な状態となったと判断したことに基づいて出力した発呼要求に基づいた接続が確立したと判断すると、前記IP網を介して前記所定の端末に前記記録した音声を送信するステップとを実行させる、コンピュータ読取可能なプログラム。
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