JP5187938B2 - プレゼンス変更機能を備えた電話端末及びその電話端末を用いたプレゼンスシステム - Google Patents

プレゼンス変更機能を備えた電話端末及びその電話端末を用いたプレゼンスシステム Download PDF

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Description

本発明は、電話端末及びその電話端末を用いた通信システムに関連する。特に、プレゼンス機能と、応答処理機能とを備えた電話端末、およびその電話端末を用いた通信システムに関する。
ブロードバンドサービスの展開に伴い、例えば、インターネット電話や、インスタントメッセージ(IM)サービス等の、様々なコミュニケーションサービスが提供されるようになってきている。
例えば、インターネット電話同士の通話では、通話相手もネットワーク上にいないと電話を接続できないため、相手のログイン状態を知ることが重要となる。その手段として、プレゼンスがある。プレゼンスとは、相手の状態を知る機能である。プレゼンスを実現するための代表的な技術として、SIP等が挙げられる。SIP(Session Initiation Protocol)とは、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したインターネット電話などで用いられる、通話制御プロトコルの一つである。
近年、携帯電話機にもプレゼンス機能が搭載され始めてきている。携帯電話機にプレゼンス機能を搭載することで、相手の現在の状況が、通話中であるのか、外出中や会議中であるのかなどを事前に確認したうえで、音声通話、インスタントメッセージ、メールなど最適な手段で相手に連絡を取ることが可能になる。
図41は、プレゼンスサーバと端末のシステムを説明するための図である。図41では、端末Aは相手の状態を見る側であり、端末Bは自分の状態を見せる側である。サーバCはプレゼンスサーバである。プレゼンスサーバCは、各端末から提供されたプレゼンス情報を保持・管理して、プレゼンス情報を要求する端末に送信する機能を有する。図41に示される例では、プレゼンスサーバCは予め端末Bのプレゼンス情報を有している。以下、本システムの処理手順の例を説明する。まず、(1)端末AがプレゼンスサーバCに対して端末Bのプレゼンス情報の開示依頼を行う。その後、(2)プレゼンスサーバCは、端末Bのプレゼンス情報を端末Aへ送信する。すると端末Aは端末Bのプレゼンス情報を取得し、端末Aの画面上に端末Bのプレゼンス情報を表示させることができるようになる。一方、端末Bにおいてプレゼンス情報が変更されると、(3)端末BはプレゼンスサーバCへプレゼンス情報変更の通知を行う。その後、プレゼンスサーバCでは、端末Bに関するプレゼンス情報が更新され、(4)端末Aに対して端末Bのプレゼンス情報が変更された旨を通知する。以上が、プレゼンスサーバと各端末装置とのシステム構成である。
ところで、例えば携帯電話機において、受信者の状態を配慮したサービスとして、自動応答メッセージ等の機能が開示されている。
特開2004−312579号(日本国特許公開公報)には、IMと音声通話とを連携する幾つかの技術が開示されている。例えば、音声通話の着信に対してIMへの切り替えを自動的に設定すること、音声通話の着信に対して定型音声メッセージで応答すること、IMサーバが電話番号とIMアドレスの対応データを備え、電話番号からIMアドレスを検索して通知すること等が開示されている。
特許第3260324号(日本国特許掲載公報)には、「○○分後もう一度おかけ直し下さい」、「○○時間後にこちらから掛けなおします」というような変数を含む返答メッセージを複数登録しておき、通話時に、登録された返答メッセージから必要なメッセージを選択し、選択した返答メッセージに含まれる変数(例えば「x分」のx=5)をユーザが決定すると、変数を組み込んだ返答メッセージ(「5分後もう一度おかけ直し下さい」)を音声信号として発信し、会議中にかかってきた携帯電話に無言で返事ができる機能が開示されている。
上述のように、携帯電話機においては、従来より、プレゼンスや自動応答メッセージ等の機能があった。しかしながら、例えば、会議中に「通話不可」というプレゼンスに変更するのを忘れた場合、誰かから電話がかかってくる可能性がある。この場合に、もし着信があっても、着信中に応答メッセージを選択することにより、音声通話をすることなく相手に簡単な返事を返すことができる。しかし、その後会議中にまた電話がかかってくるとも限らないので、ユーザは、更にプレゼンスを「通話可能」から「通話不可」に設定する作業を行うことが想定される。しかし、その都度プレゼンスを設定する作業は煩雑であり、よりプレゼンスの設定作業を軽減させる携帯電話機が求められていた。
そこで本発明は、上述の問題点に鑑み、プレゼンス変更の煩雑さを軽減することができる電話端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態により、接続要求着信時の応答動作を複数保持する応答動作保持部と、応答動作に対応するプレゼンス情報を保持するプレゼンス情報保持部と、発信端末からの接続要求の着信があったときに、操作者に応答動作の中から少なくとも一つの選択を求める応答動作選択部と、選択された応答動作を実行する応答動作実行部と、プレゼンス情報保持部から選択された応答動作に対応するプレゼンス情報を読み出して、現在のプレゼンス情報を該読み出された応答動作に対応するプレゼンス情報に更新するプレゼンス情報更新部と、を備えた、電話端末が提供される。
また、本発明の実施形態により、接続要求着信時の応答動作を複数保持するステップと、応答動作に対応するプレゼンス情報を保持するステップと、発信端末からの接続要求の着信があったときに、操作者に応答動作の中から少なくとも一つの選択を求めるステップと、選択された応答動作を処理するステップと、選択された応答動作に対応するプレゼンス情報を読み出して、該読み出された応答動作に対応するプレゼンス情報の内容に現在のプレゼンス情報を更新するステップと、を電話端末に実行させるためのプログラムが提供される。
したがって、本発明の実施形態による電話端末又はプログラムによれば、例えば、音声通話着信時に「チャットならOK」といった応答メッセージ等の応答動作を行うと同時にプレゼンスが自動に変更されるため、プレゼンス変更の煩雑さを解決することができる。
本発明の実施形態における端末装置の外観を示す図である。 本発明の実施形態における端末装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態における端末装置のソフトウエア及びDB構成を示す図である。 端末Bの処理を示すフローチャートである。 端末Aの処理を示すフローチャートである。 サーバCの処理を示すフローチャートである。 端末Aの画面遷移を示す図である。 端末Bの画面遷移を示す図である。 ダイアログを示す図である。 チャット画面を示す図である。 プレゼンス表示画面(端末A、見る側)を示す図である。 プレゼンス表示画面(端末B、見せる側)を示す図である。 アドレス帳からプレゼンスを設定する手順を示すフローチャートである。 マイ・プレゼンス編集画面への画面遷移を示す図である。 デフォルトプレゼンスを変更する際の画面遷移を示す図である。 テンポラリプレゼンスを変更する際の画面遷移を示す図である。 スケジューラからプレゼンスを設定する手順を示すフローチャートである。 ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS502) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS503) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS504−S506) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS507) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS508) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS509) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS510) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS511) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS512) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS513) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS514) スケジューラからプレゼンスを設定する手順を示すフローチャート(A)である。 ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS601−S603) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS611) スケジューラからプレゼンスを設定する手順を示すフローチャート(B)である。 ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS701) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS702−S704) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS705) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS706) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS708) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS710) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS711) ウィザード形式の設定画面を示す図である。(ステップS712) 端末とプレゼンスサーバとの関係を説明するための図である(従来例)。
符号の説明
10 端末装置
105 アンテナ
111 液晶ディスプレイ
114 ダイヤルボタン
115 方向指示キー
118 マイク
119 スピーカ
121 オンフックボタン
122 オフフックボタン
201 PIMアプリケーション
202 アドレス帳機能
203 インスタントメッセージ(IM)機能
204 プレゼンス管理機能
205 スケジューラ
210 着信応答メッセージDB
220 着信応答−プレゼンス対応テーブル
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による端末装置について説明する。
図1は本発明の実施形態による端末装置10の外観図を示し、図2は端末装置10のハードウェア構成を表すブロック図である。図1に示されるように、端末装置10の筐体の操作面側には、液晶ディスプレイ111と、操作部とが設けられている。操作部には、ダイヤルボタン114、方向指示キー115、オンフックボタン121、オフフックボタン122が含まれる。また、操作面側上部には、スピーカ119用の孔と、アンテナ105とが設けられ、下部にはマイク118用の孔が設けられている。本実施形態では端末装置として携帯電話機を例に挙げているが、本発明は、携帯電話機以外にも例えばPC、PDA、各種アプリケーションを備えたTV等、様々な端末装置上で実施され得る。
次に、図2のブロック図について説明する。端末装置10は、装置全体を制御するCPU100を有する。ROM101、RAM102、フラッシュメモリ103、無線通信制御部104、液晶ディスプレイ111、入力インタフェース部113、および音声制御部117が、それぞれCPU100に接続されている。また、無線通信制御部104にはアンテナ105が接続され、入力インタフェース部113には操作部の各種キーが接続され、音声制御部117にはマイク118およびスピーカ119が接続されている。なお、入力インタフェース部113に接続される操作部には、表示画面上に表示されるポインタを移動させるための機器や、液晶ディスプレイ111を利用したタッチパネル等も含まれる。
ROM101は、CPU100により実行される各種プログラムおよび固定的なデータを格納した不揮発性の読み出し専用メモリである。RAM102は、CPU100の作業領域およびデータの一時記憶領域を提供する書き込み可能なメモリである。フラッシュメモリ103は、追加的なアプリケーションや各種データを記憶する再書き込み可能な不揮発性メモリである。
無線通信制御部104は、アンテナ105を介して基地局との間で音声およびデータの無線通信(送受信)を行う機能を有する。端末装置10は基地局を介してプレゼンスサーバにとのデータの送受信を行うことができる。液晶ディスプレイ111は表示画面を有する表示部を構成する。入力インタフェース部113は、ダイヤルボタン114や方向指示キー115等の入力操作を受け付ける機能を有する。音声制御部117には、マイク118およびスピーカ119が接続される。音声制御部117は、マイク118およびスピーカ119を介して音声の入出力を制御する。
図3は、端末装置10が備えるアプリケーション及びその他DB等の構成を示すブロック図である。端末装置10は、PIM(Personal Information Manager)アプリケーションを有る。PIMアプリケーションは、アドレス帳機能202、インスタントメッセージ(IM)機能203、プレゼンス管理機能204、スケジューラ205等を含んでいる。また、端末装置10は、着信応答メッセージDB210と着信応答−プレゼンス対応テーブル220とを有する。
着信応答メッセージDB210には、例えば、「後ほど電話ください」、「xx分後に電話ください」、「後ほど電話します」、「xx分後に電話します」、「電話に出られません」、「チャットなら可能です」、「メールください」、「移動中です」、「仕事中です」等の音声メッセージ、文字メッセージ及び/又は別のタイプのメッセージからなる応答メッセージが記憶されている。代替的に又は付加的に、特許第3260324号に記載のような、「少々、お待ちください」、「折り返し、連絡します」、「後ほど、こちらから掛けなおします」、「後で、もう一度、掛けなおしてください」、「x分後にもう一度掛けてください」、「それでは、T(例えば7月7日16時00分)にP(例えば、○○レストラン)で待ち合わせましょう」等の応答メッセージが記憶されていてもよい。
着信応答−プレゼンス対応テーブル220には、メインステータスがサブステータスに関連づけられて記録されている。メインステータスはユーザの状態を示すプレゼンス情報であり、例えば「仕事中」、「食事中」、「移動中」、「休憩中」、「遊び中」、「飲み中」、「取り込み中」、「一時退席中」等を含む。また、サブステータスは「音声通話」、「メール」、「チャット」等の各通信方法に対するユーザの応答の「可」や「不可」等を示すプレゼンス情報である。
図4は、プレゼンスを見せる側(すなわち、図41の端末B(足利氏)に相当する)の端末装置の処理を示すフローチャートである。なお、本処理は、着信応答メッセージとプレゼンスとの関係を示すものである。プレゼンスの送受信は、図41に示される端末Aと端末BとサーバCとの関係と同様である。端末A及び端末Bには、本発明の実施形態による端末装置10を用いることができる。以下、端末Aから端末Bに電話がかけられた場合を例に、このフローチャートの各ステップで行われる処理について説明する。
ステップS101では、着信の有無を判定する。すなわち、端末Bは着信待機状態にある(ステップS101:NO)。ここでは、例えば、足利氏が会議中であり、音声通話不可能な状態であるが、プレゼンスは音声通話可に設定されていたような場合を想定する。着信があると(ステップS101:YES)、ステップS102へ進む。
ステップS102では、表示画面上に着信応答メッセージ選択画面が表示される。従って、ユーザは着信応答メッセージDB210に保持されている着信応答メッセージから最適なメッセージを選択することができる。例えば、足利氏は、現在会議中であるが、10分もすれば会議が終わるであろうという場合には、「10分後に電話ください」という着信応答メッセージを選択することができる。着信中に、ユーザにより着信応答メッセージが選択されると(ステップS103:YES)、ステップS104へ進む。着信中に、着信応答メッセージが選択されなければ(ステップS103:NO)、本処理は終了する。
ステップS104では、選択された着信応答メッセージが電話をかけた端末Aに返信される。そして、端末Aは受信した着信応答メッセージを再生する。その後、ステップS105へ進む。
ステップS105では、端末Bが、選択された着信応答メッセージに対応するプレゼンス情報を、着信応答−プレゼンス対応テーブル220から抽出する。例えば、着信応答メッセージ「10分後に電話ください」に対しては、「音声通話:不可」のプレゼンス情報が抽出される。その後、ステップS106において、ステップS105で抽出されたプレゼンス情報がサーバCへ送信される。すなわち、端末Bのサブステータスが、音声通話「可」から「不可」へ更新され、サブステータス「音声通話:不可」がサーバCへ送信される。ステップS106の後、本処理は終了する。尚、ステップS105及びS106の処理は、ステップS101からステップS104の処理とは別途行われてもよい。すわなち、ステップS103でYESと判定された後、即座に又は所定の周期でステップS105及びS106が行われてもよい。また、着信応答メッセージを処理するアプリケーションとは別のアプリケーションがそれらの処理を実行してもよい。なお、本発明の実施形態では、着信中にユーザが着信応答メッセージを選択する構成としているが、端末装置10がユーザの選択により着信拒否、着信転送、応答保留、或いは接続中止等の処理を実行する等の機能を備えており、それらの動作に応じてプレゼンス情報が抽出されて更新される構成であってもよい。すなわち、自動的にプレゼンスが更新される構成は、着信応答メッセージを選択する場合に限定されるものではない。
次に、図5は、端末A(新田氏)における処理を示すフローチャートである。なお、本処理は、図4のステップS104に示される処理により端末Bから着信応答メッセージが返信されてきた時点で開始する。
ステップS201では、図4のステップS104において端末Bにより送信された着信応答メッセージを端末Aは受信する。ステップS202では、着信応答メッセージ中の音声メッセージを再生する。ユーザは、再生されたメッセージを端末装置10のスピーカ119を介して聞くことができる。
ステップS203では、端末Aの表示画面上にダイアログが表示される。このダイアログ内で表示される情報は、端末Aが着信応答メッセージに対応したデータとして予め備えていてもよい。また、ダイアログ内で表示される情報は、端末Bによって着信応答メッセージと共に端末Aに送信されてもよい。更に、ダイアログ内で表示される情報は、端末Aによってサーバから受信されてもよい。
例えば、端末Bから送信された着信応答メッセージが「メールください」であったとする。その場合、メールアプリケーションを起動するか否かを確認するダイアログが表示される。また、端末Bから送信された着信応答メッセージが「チャットならOKです」であったとする。その場合、チャットアプリケーションの起動の有無を問うダイアログが表示される。このとき、ダイアログには決定ボタンが表示される。
ステップS204では、ユーザがダイアログにおいて決定を選択したかどうかが判定される。決定ボタンが選択されると(ステップS204:YES)、ステップS205へ進む。決定ボタンが選択されなければ(ステップS204:NO)、ステップS208へ進む。
ステップS205では、ステップS203で表示されたダイアログの内容に対応する処理が実行される。例えば、ステップS203で表示されたダイアログがメールアプリケーション起動の指示を促すものであれば、メールアプリケーションが起動する(既に起動していれば、画面上にメールアプリケーションの操作画面が表示される)。なお、起動したメールアプリケーションには、既に宛先に端末B(足利氏)のメールアドレスが入力されている。このメールアドレスは、端末Aのアドレス帳から抽出されてもよい。また、このメールアドレスは、端末Bが送信した着信応答メッセージ中に含まれていてもよい。更に、このメールアドレスは、サーバから取得されてもよい。
また、ステップS205では、例えば、ステップS203で表示されたダイアログがチャットアプリケーション起動の指示を促すものであれば、チャットアプリケーションが起動する(尚、ユーザの選択により後で起動することもできる)。なお、起動したチャットアプリケーションには、既に相手方のチャットIDが登録されている。このチャットIDは、端末Aが持つデータから抽出されてもよい。また、このチャットIDは、端末Bが送信した着信応答メッセージ中に含まれていてもよい。更に、このチャットIDは、サーバから取得されてもよい。
ユーザがメール或いはチャットの本文を作成中、本処理は待機状態にある(ステップS206:NO)。ユーザによる「送信」の指示が受信されると(ステップS206:YES)、ステップS207へ進み、メール或いはチャットの内容が端末Bに送信される。その後、ステップS208へ進む。
ステップS208では、端末AはサーバCから、端末Bの更新されたプレゼンス情報(すなわち、図4の例では、「音声通話:不可」)を受信する。その後、本処理は終了する。このステップS208は、上述のステップS105及びS106(図4)と同様に、ステップS201からステップS207とは独立した処理であってもよい。また、この処理は、ステップS201からステップS207までの処理を行うアプリケーションとは別のアプリケーションにて行われてもよい。
次に、図6は、サーバCにおける処理を示すフローチャートである。なお、本処理は、図4及び図5に示される処理中に行われる。
ステップS301では、プレゼンス情報の変更の通知が受信されているかどうかが判定される。プレゼンス情報の変更の通知が受信されるまで、サーバCにおける処理は待機状態となる(ステップS301:NO)。例えば、端末Bより、プレゼンス情報の変更(図4の例では、「音声通話」が「可」から「不可」へ)が通知されると(ステップS301:YES)、ステップS302へ進む。
ステップS302では、通知のあった端末に対応するプレゼンス情報が更新される。すなわち、端末Bのプレゼンス情報である「音声通話」が「不可」に変更される。その後、ステップS303へ進み、プレゼンスの開示を依頼した端末Aへ端末Bの情報が通知される。その後、サーバCに対して終了の指示がなければ(ステップS304:NO)、ステップS301へ戻る。サーバCに対して終了の指示があれば(ステップS304:YES)、本処理は終了する。
図7から図12は、図4から図6に示される処理をより具体的に説明するための画面遷移図である。なお、図7から図12に示される画面遷移図は、本発明の実施形態の一例であり、本発明はその構成に限定されるものではない。
図7は、端末A(新田氏)の表示画面を示す。本発明の実施形態による端末装置10は、アドレス帳機能202により表示されるアドレス帳を利用して相手方のプレゼンス情報を確認することができる。なお、プレゼンス情報を確認する方法はアドレス帳に限らず種々の方法で行うことができる。図7(a)では、端末Aのアドレス帳画面で「足利尊氏」がフォーカスされている。選択操作を行うと、図7(b)に示されるように、足利氏のプレゼンス情報が表示される。足利氏の音声通話は通話可能の状態にある。それを見た端末Aの新田氏は、足利氏に電話をかけても問題はないと考える。例えば、図7(b)に示されるように、フォーカスを電話番号に合わせて選択操作を行うことにより、電話発信を行うことができる。図7(c)は、電話発信方法を選択するための画面である。図7(d)は、足利氏に対し電話発信中の画面を示す。
図8は、新田氏より着信を受けた足利氏の端末Bの画面を示す図である。図8(a)は着信中の画面である。着信画面では、新田氏の氏名が表示される。ユーザは、着信画面を見ることにより、誰からの着信であるかを知ることができる。なお、図8(a)は、図4に示されるフローチャートのステップS101に相当する。その後、図8(b)の画面が表示される。図8(b)では、着信応答メッセージの選択肢が表示される。すなわち、図4に示されるフローチャートのステップS102に相当する。ユーザは、例えば「チャットなら可能です」を選択する(図4のステップS103に相当)。その後、図8(c)の画面が表示される。図8(c)は、メッセージ応答中の画面であり、選択された着信応答メッセージが新田氏の端末Aへ送信されている最中(すなわち、図4のステップS104の処理中)に表示される画面である。
図9は、新田氏の端末Aにおいて、端末Bからの着信応答メッセージを受信した画面を示す。なお、ここで表示されているものは、ステップS203におけるダイアログである。なお、このダイアログは、着信応答メッセージ「チャットなら可能です」に対応するものである。したがって、ユーザは図9(a)に示されるように、ダイアログから、「チャットで接続」か「通話キャンセル」を選択することができる。なお、端末装置によっては、着信応答メッセージから直接チャットを起動することが困難である場合もあるため、図9(b)に示されるようなダイアログにおいて「確認」のみ選択するように構成されていてもよい。図9(b)に示されるダイアログの場合、「確認」を選択して通話接続を中断したのちに改めてチャットを接続させる。図9(a)において「チャットで接続を選択した場合(ステップS204:YES)或いは図9(b)において改めてチャットを接続した場合、図10に示されるようなチャット画面へ移る。
図10は、端末Aまたは端末Bのチャット画面である。このチャット画面には、初めに電話をかけた新田氏によって送られた「こんにちは」というメッセージと、次に電話に出られなかった足利氏によって送られた「どうしたの?」というメッセージが表示されている。
図11は、着信応答メッセージ受信後、新田氏の端末Aが保有する足利氏のプレゼンス情報を示す画面である。図7(b)では、サブステータスである「音声通話」の状態は「通話可能」であったが、図11では、「通話不可」に変更されている。すなわち、図5のステップS208の処理により端末Bのプレゼンス情報が変更された。
図12は、着信応答メッセージ送信後の足利氏の端末Bのプレゼンスを示す画面である。サブステータスである「音声通話」の状態が「通話不可」となっている。すなわち、図4のステップS105において、選択した着信応答メッセージ「チャットなら可能です」に対応するプレゼンス情報が抽出され、端末Bに設定されたことがわかる。
すなわち、本発明の実施形態では、
(1)着信時(呼び出し中)に着信側(端末B)が行いたいコミュニケーションの種類を指定することができる。着信側の足利氏はチャットを希望する場合は「チャットならOKです」、後で再度掛けなおしてもらいたいときは「n分後にかけなおしてください」等々を指定することができる。
(2)発信側(端末A)に音声及び/又はダイアログ画像で着信側の希望するコミュニケーション方法が通知される。通知内容に音声とダイアログ画像の両方が必要な理由は、コミュニケーション方法として、音声通話・メール・チャット・PTT(トランシーバ)等、複数の方法があるためである。
(3)発信側は、着信側の希望に沿った方法で発信するか、発信のキャンセルを選択する。
(4)一連の動作の後、着信側のプレゼンス情報が着信側の応答に対応した状態に自動で更新される。すなわち、(1)において「チャットならOKです」の着信応答メッセージが選択された場合、プレゼンス情報は着信応答メッセージに対応した内容に更新される。
なお、端末装置10によるプレゼンス機能は、図41に示されるようなサーバを介すものだけではなく、P2P通信等により相互にプレゼンス情報を通知し合うような構成であってもよい。
また、本発明の実施形態による端末装置は、特許第3260324号に記載のメッセージ応答型携帯電話機の機能も実現できる。すなわち、変数を含む返答メッセージが選択されると、変数に対応する条件を付したプレゼンス情報に自動的に変更される。具体的には、「○○分後におかけ直しください」の○○分後のところに数字が指定できるが、それに対応して、例えば、30分後と指定した場合には、30分間だけプレゼンス情報を変更(例えば、「音声通話:可」から「音声通話:不可」に)することができる。
従来、着信を受けたユーザは、音声通話ができないときに、着信応答メッセージを選択して発信者に返信し、その後、再度着信が来ないようにプレゼンスを手作業で変更しなければならなかった。しかし、本発明の実施形態による端末装置では、ユーザが着信応答メッセージを選択すると、対応したプレゼンスが抽出されて、サーバへ通知される。このため、手作業でプレゼンスを変更せずとも、適切なプレゼンスへと自動で変更され得る。従って、本発明の実施形態による端末装置では、条件付のプレゼンス情報を設定する際にも、煩雑な操作を必要としない。
以下、ユーザが自己のプレゼンスを設定する際の手順について説明する。
図13は、ユーザが自己のプレゼンスを手動で設定する際の手順を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施形態では、プレゼンスは、その性質から見て2種類に分類される。ここでは、一方をデフォルトプレゼンス、他方をテンポラリプレゼンスと称する。すなわち、ユーザあるいは端末装置がプレゼンスを設定・変更する際には、デフォルトプレゼンスあるいはテンポラリプレゼンスのいずれかが設定・変更される。デフォルトプレゼンスは基準として設定されるプレゼンスであり、テンポラリプレゼンスはその名のとおり一時的なプレゼンスである。
ステップS401では、ユーザがデフォルトプレゼンスを変更するのか、テンポラリプレゼンスを変更するのかが判断される。デフォルトプレゼンスを変更するのであれば(ステップS402:YES)、ステップS402へ進む。テンポラリプレゼンスを変更するのであれば(ステップS402:NO)、ステップS404へ進む。
ステップS402では、端末の表示画面にデフォルトプレゼンス編集画面が表示され、ユーザはデフォルトプレゼンスを変更することができる。その後、ステップS403において、ユーザは、編集後のデフォルトプレゼンスをサーバへ通知する指示を出す。
ステップS404では、端末の表示画面にテンポラリプレゼンス編集画面が表示され、ユーザはテンポラリプレゼンスを変更することができる。その後、ステップS405において、ユーザは、編集後のテンポラリプレゼンスをサーバへ通知する指示を出す。なお、テンポラリプレゼンスの変更は、一度限りの変更となる。すなわち、例えば、毎週水曜日の15:00−16:00は全体会議というデフォルトスケジュール(なお、本発明の実施形態では、スケジューラ205により端末装置10に設定されるスケジュールには、デフォルトスケジュールとテンポラリスケジュールがある。デフォルトスケジュールとテンポラリスケジュールの関係は、例えば、毎週月曜日の13時から会議がある(デフォルトスケジュール)が、今週だけ14時からに変更になった(テンポラリスケジュール)というように、固定のスケジュールと臨時的なスケジュールというようなものである)があり、プレゼンスとして「音声通話:不可」、「チャット:可」と設定されていたとする(デフォルトプレゼンス)。そのデフォルトプレゼンス時に、応答として「メールをください」と応答し、「チャット:不可」にプレゼンスが変更されたとする(テンポラリプレゼンス)。しかし、次の水曜日の同じ会議の時間帯は、「音声通話:不可」、「チャット:可」のデフォルトプレゼンスとなり、テンポラリプレゼンスは反映されない。
図14から図16は、ユーザが自分でプレゼンスを変更する場合の画面遷移を示す図である。なお、図14から図16に示される図は、本発明の実施形態の一例であり、本発明はそれらの表示形式に限定されるものではない。
図14(a)は、複数人のプレゼンスを表示している画面である。この例では、最上段が自己のプレゼンス(マイ・プレゼンス)である。例えば、マイ・プレゼンス表示領域にフォーカスを当てて選択操作が行われると、マイ・プレゼンス設定画面へと移行する。
図14(b)は、マイ・プレゼンス設定画面の一例である。マイ・プレゼンス設定画面には、例えば、メインステータスとして「状態」、「コメント」、サブステータスとして「Voice Call」、「Video Call」、「PTT」、「Mail」、「Chat」等が表示されている。なお、この例では、「状態」は「仕事中」、「コメント」は「仕事中(+_+)」、「Voice Call」は「緊急時可」、「Video Call」は「不可」、「PTT」は「不可」、「Mail」は「返信可」、「Chat」は「可」にそれぞれ設定されている。また、待ち受け画面表示ON/OFFの設定や、プライバシーレベルの設定(例えば、登録されているユーザのうちどのユーザに自分の情報を開示するか等を設定可能)を行うこともできる。
図14(b)において、例えば、「状態」、「コメント」のメインステータス表示領域にフォーカスを当てて選択操作を行うと、デフォルトプレゼンス編集画面へと移行する(図13のステップS401:YESに相当)。
図15は、デフォルトプレゼンス編集画面の一例である(図13のステップS402に相当する)。例えば、「状態(仕事中)」を変更したい場合、そこにフォーカスを当て(図15(a))選択操作を行う。すると、図15(b)に示されるように、「状態」の選択肢が表示される。「状態」の選択肢としては、例えば、「仕事中」、「食事中」、「移動中」、「休憩中」、「遊び中」、「飲み中」、「取り込み中」、「一時退席中」、「端末使用中」、「就寝中」、「授業中」、「未記入」、「新規登録」等の項目がある。
図15(b)において、例えば、「移動中」を選択すると、図15(c)の画面へ移行する。図15(c)に示されるように、「状態」を「仕事中」から「移動中」に変更したことにより、コメントが「仕事中(+_+)」から「乗車中、通話できません」へ、「Voice Call」の状態が「緊急時可」から「不可」へ、変更されている。すなわち、本発明の一つの実施形態によれば、メインステータスの状態(「仕事中」、「移動中」等)ごとに、サブステータスの組み合わせが予め決められている。すなわち、例えば、
「仕事中」のサブステータスの組み合わせは、
Voice Call:緊急時可
Video Call:不可
PTT:不可
Mail:返信可
Chat:可
であり、
「移動中」のサブステータスの組み合わせは、
Voice Call:不可
Video Call:不可
PTT:不可
Mail:返信可
Chat:可
である。この場合、個々のデフォルトプレゼンス情報をいちいち設定しなくてよいためユーザフレンドリーである。当然、個々のデフォルトプレゼンス情報を設定可能であってもよい。デフォルトプレゼンス編集後、例えば、表示画面右下のOKを選択すれば、デフォルトプレゼンスがサーバに通知される(図13のステップS403)。
図16は、テンポラリプレゼンス編集画面の一例である(図13のステップS404に相当する)。図16(a)は図14(b)と同一の画面であり、フォーカスが「Voice Call」に当たっている点のみが異なる。また、図16(a)に示されるようなテンポラリプレゼンス編集画面では、例えばメインステータスである「状態」は変更不可であり、「Voice Call」、「Video Call」、「PTT」、「Mail」、「Chat」等のサブステータスのみ変更可能とすることができる。例えば「Voice Call」を選択操作することにより、プルダウンメニューが表示され、「可」を選択すると図16(b)のような画面に変わり、テンポラリプレゼンスを設定したことになる。そして、例えば、表示画面右下のOKを選択すれば、テンポラリプレゼンスがサーバに通知される(図13のステップS405)。なお、テンポラリプレゼンス編集画面で行われた編集は、一時的である。したがって、その後、デフォルトプレゼンスの編集画面により、「状態」で「仕事中」を選択しても、「Voice Call」の状態は、「可」ではなく「緊急時可」となる。
図14から図16では、マイ・プレゼンスの設定画面からプレゼンスの編集が行われたが、以下は、端末に備えられたPIMアプリケーション201のスケジューラ205を利用して、プレゼンスを設定する手順を説明する。なお、ここではデフォルトプレゼンスの設定を行うものとする。
図17は、スケジューラ205のウィザード機能を利用してデフォルトプレゼンスを設定する手順を示すフローチャートである。なお、フローチャートに示される各処理を説明する際に、図18から図28に示される画面をそれぞれ対応させて説明する。
ステップS501では、ユーザが、端末装置10のランチャー画面等から、スケジューラ205を起動させる。ステップS502では、「一週間の基本的なスケジュールを設定しますか?」という質問が表示される(図18)。スケジュールの設定を行う場合は、「Yes」が選択され(ステップS502:YES)、ステップS503へ進む。スケジュールの設定を行わない場合は、「No」が選択され(ステップS502:NO)、本処理は終了する。
ステップS503では、「就寝時間と目覚ましアラーム設定を行いますか?」という質問が表示される(図19)。設定を行う場合は、「Yes」を選択し(ステップS503:YES)、ステップS504へ進む。設定を行わない場合は、「No」を選択し(ステップS503:NO)、ステップS513へ進む。
ステップS504では、曜日が指定される(図20(a))。指定する曜日は、チェックボックスを用いて曜日ごとに選択することができる。曜日指定後(ここでは、月曜から金曜)、画面右下のOKが選択されるとステップS505へ進む。
ステップS505では、就寝時間が設定される(図20(b))。就寝時間設定後(ここでは、23:00)、画面右下のOKが選択されるとステップS506へ進む。
ステップS506では、起床時間が設定される(図20(c))。起床時間設定後(ここでは、翌7:00)、画面右下のOKが選択されるとステップS507へ進む。
ステップS507では、「起床時刻にアラームを設定しますか?」という質問が表示される(図21)。設定を行う場合は、「Yes」を選択し(ステップS507:YES)、ステップS508へ進む。設定を行わない場合は、「No」を選択し(ステップS507:NO)、ステップS509へ進む。
ステップS508では、アラーム設定画面でアラームが設定される(図22)。起床時間の何分前にアラームを設定するか、またスヌーズや休日除外の設定も行うことができる。アラーム設定後、画面右下のOKを選択するとステップS509へ進む。
ステップS509では、設定した就寝時間をプレゼンスとして登録するか否かが判断sれる(図23)。また、プレゼンス内容確認画面を表示させる「内容確認」ボタンも選択可能である。登録する場合は、「Yes」が選択され(ステップS509:YES)、ステップS511へ進む。「内容確認」が選択された場合は(ステップS509:CON)、ステップS510へ進む。登録しない場合は、「No」が選択され(ステップS509:NO)、ステップS512へ進む。
ステップS510では、表示されたマイ・プレゼンス画面を確認する(図24)。その後、画面右下のOKが選択されるとステップS512へ進む。
ステップS511では、設定内容がプレゼンスとして登録されたことが確認される(図25)。「閉じる」が選択されるとステップS512へ進む。
ステップS512では、「別の日の就寝時間を設定しますか?」という質問が表示される(図26)。設定を行う場合は、「Yes」が選択され(ステップS512:YES)、図29に示されるフローチャート(A)へ進む。設定を行わない場合は、「No」が選択され(ステップS512:NO)、ステップS513へ進む。
ステップS513では、「仕事時間等の主要スケジュールを登録しますか?」という質問が表示される(図27)。登録を行う場合は、「Yes」が選択され(ステップS513:YES)、図32に示されるフローチャート(B)へ進む。登録を行わない場合は、「No」が選択され(ステップS513:NO)、ステップS514へ進む。
ステップS514では、スケジュール画面が表示され、ユーザはスケジュールを確認することができる(図28)。ステップS514の後、本処理は終了する。
図29は、別の日の就寝時間を設定する場合(図17にて、ステップS512:YES)に開始するフローチャート(A)である。
ステップS601では、曜日が指定される(図30(a))。図17のステップS504において既に登録されている曜日は、例えば、チェックがグレー表示される等によって、識別できるようになっている。なお、新たに設定される曜日は、例えば黒色のチェックで表示される。グレーで表示されるチェックについては、一端チェックを消して、更新することも可能である。曜日指定後(ここでは、土曜、日曜)、画面右下のOKが選択されるとステップS602へ進む。
ステップS602では、就寝時間が設定される(図30(b))。就寝時間設定後(ここでは、24:00)、画面右下のOKが選択されるとステップS603へ進む。
ステップS603では、起床時間が設定される(図30(c))。起床時間設定後(ここでは、翌9:00)、画面右下のOKが選択されるとステップS604へ進む。
ステップS604では、「起床時刻にアラームを設定しますか?」という質問が表示される(図21参照)。設定を行う場合は、「Yes」が選択され(ステップS604:YES)、ステップS605へ進む。設定を行わない場合は、「No」が選択され(ステップS604:NO)、ステップS606へ進む。
ステップS605では、アラーム設定画面でアラームが設定される(図22参照)。起床時間の何分前にアラームを設定するか、またスヌーズや休日除外の設定も行うことができる。アラーム設定後、画面右下のOKが選択されるとステップS606へ進む。
ステップS606では、設定した就寝時間をプレゼンスとして登録するか否かが判断される(図23参照)。また、プレゼンス内容確認画面を表示させる「内容確認」ボタンも選択可能である。登録する場合は、「Yes」が選択され(ステップS606:YES)、ステップS608へ進む。「内容確認」が選択された場合は(ステップS606:CON)、ステップS607へ進む。登録しない場合は、「No」が選択されし(ステップS606:NO)、ステップS609へ進む。
ステップS607では、表示されたマイ・プレゼンス画面が確認され(図24参照)。その後、画面右下のOKが選択されるとステップS609へ進む。
ステップS608では、設定内容がプレゼンスとして登録されたことが確認される(図25参照)。「閉じる」が選択されるとステップS609へ進む。
ステップS609では、「別の日の就寝時間を設定しますか?」という質問が表示される(図26参照)。設定を行う場合は、「Yes」が選択され(ステップS609:YES)、ステップS601へ戻る。設定を行わない場合は、「No」が選択され(ステップS609:NO)、ステップS610へ進む。
ステップS610では、「仕事時間等の主要スケジュールを登録しますか?」という質問が表示される(図27参照)。登録を行う場合は、「Yes」が選択され(ステップS610:YES)、図32に示されるフローチャート(B)へ進む。登録を行わない場合は、「No」が選択され(ステップS610:NO)、ステップS611へ進む。
ステップS611では、スケジュール画面が表示され、ユーザはスケジュールを確認することができる(図31)。ステップS611の後、本処理は終了する。
図32は、別の主要スケジュールを登録する場合(図17にてステップS513:YES、又は、図29にてステップS610:YES)に開始するフローチャート(B)である。
ステップS701では、ユーザはスケジュールの種類が選択される(図33)。スケジュールの種類は例えば、「仕事中」、「授業中」、「移動中」等がある。なお、本処理上では、ステップS701において「仕事中」が選択された場合について説明を続ける。スケジュールの種類選択後、画面右下のOKが選択されるとステップS702へ進む。
ステップS702では、曜日が指定される(図34(a))。曜日ごとにチェックボックスを用いて選択することができる。曜日指定後(ここでは月曜から金曜)、画面右下のOKが選択されるとステップS703へ進む。
ステップS703では、仕事開始時間が設定される(図34(b))。仕事開始時間設定後(ここでは、10:00)、画面右下のOKが選択されるとステップS704へ進む。
ステップS704では、仕事終了時間が設定される(図34(c))。仕事終了時間設定後(ここでは、20:00)、画面右下のOKが選択されるとステップS705へ進む。
ステップS705では、「開始時刻、または終了時刻にアラームを設定しますか?」という質問が表示される(図35)。設定を行う場合は、「Yes」が選択され(ステップS705:YES)、ステップS706へ進む。設定を行わない場合は、「No」が選択され(ステップS705:NO)、ステップS708へ進む。
ステップS706では、アラームを設定する時間が選択され(図36)。ユーザは「開始時刻」、「終了時刻」、「開始/終了時刻両方」、「自由入力」から選択することができる。選択後、画面右下のOKが選択されるとステップS707へ進む。
ステップS707では、アラーム設定画面でアラームが設定される(図22参照)。ステップS706で選択した種類の時間の何分前にアラームを設定するか、またスヌーズや休日除外の設定も行うことができる。アラーム設定後、画面右下のOKが選択されるとステップS708へ進む。
ステップS708では、設定した仕事中時間をプレゼンスとして登録するか否かが判断される(図37)。また、プレゼンス内容確認画面を表示させる「内容確認」ボタンも選択可能である。登録する場合は、「Yes」が選択され(ステップS708:YES)、ステップS710へ進む。「内容確認」が選択された場合は(ステップS708:CON)、ステップS709へ進む。登録しない場合は、「No」が選択され(ステップS708:NO)、ステップS711へ進む。
ステップS709では、マイ・プレゼンス画面が表示され、ユーザはその内容を確認する(図24参照)。その後、画面右下のOKが選択されるとステップS711へ進む。
ステップS710では、設定内容がプレゼンスとして登録されたことが確認される(図38)。「閉じる」が選択されるとステップS711へ進む。
ステップS711では、「別の主要スケジュール時間を登録しますか?」という質問が表示される(図39)。登録を行う場合は、「Yes」が選択され(ステップS711:YES)、ステップS701へ戻る。登録を行わない場合は、「No」が選択され(ステップS711:NO)、ステップS712へ進む。
ステップS712では、スケジュール画面が表示され、ユーザは登録されたスケジュールを確認することができる(図40)。ステップS712の後、本処理は終了する。
すなわち、本発明では、まず、プレゼンスを見せる側のユーザは、自己のプレゼンスを設定することができる。そのプレゼンスにはデフォルトプレゼンスとテンポラリプレゼンスとがある。例えば、図17から図40に示されるように、スケジューラ205によるウィザードで設定したプレゼンスのみをデフォルトプレゼンスとして、それ以外、例えば、一時的なスケジュール(テンポラリスケジュール)に基づいて設定されたプレゼンスはテンポラリプレゼンスとしてもよい。
また、着信時の応答に基づいて変更されたプレゼンス(図4のステップS105,S106)はテンポラリプレゼンスとして登録されてもよい。これにより、例えば、毎週水曜日の15:00−16:00は全体会議というデフォルトスケジュールがあり、デフォルトプレゼンスとして「音声通話:不可」、「チャット:可」が設定されていたとする。そのデフォルトプレゼンスにおいて、「メールをください」と応答し、自動的に「チャット:不可」にプレゼンスが変更されたとする(テンポラリプレゼンス)。しかし、次の水曜日の同じ会議の時間帯は、「音声通話:不可」、「チャット:可」のデフォルトプレゼンスとなる。
また、着信時の応答に伴うプレゼンス変更時にデフォルトプレゼンス変更とするかテンポラリプレゼンス変更とするかをユーザが選択することができるように構成されていてもよい。これにより、着信応答時に応答を変更したい場合に、それをデフォルトプレゼンスの変更とするかテンポラリプレゼンスの変更とするかを予め或いは応答時に設定することができる。
また、本発明の実施形態における音声通信方式は、従来のデジタル方式(PDC、IS−95、GSM、PHS、IMT−2000、ISDN等)に限らず、音声信号をインターネットプロトコル(IP)パケットに変換して伝送するVoIP技術を使用した音声通信方式でもよい。VoIP技術を使用することにより、IP網に接続された携帯電話、固定電話、PDA、PC、その他各種の情報端末の間で、本発明の実施形態によるプレゼンス機能をシームレスに実現することができる。また、音声通信方式は、データ通信機能を有するアナログ方式であってもよい。
また、上記の本発明の実施形態では、音声通話の着信があった場合を例に説明されているが、チャットやテレビ電話などリアルタイムに応答する必要のある任意の通信サービスにおいて応答要求があった場合にも、ユーザは同様にプレゼンスの変更を行うことができる。また、メール等のリアルタイムな応答を必要としない通信サービスにおいても、例えば長期間にわたって応答ができない場合などで、本発明の実施形態によるプレゼンス変更を使用することは有用である。
以上説明した本発明の実施形態によって提供される電話端末及びにプログラムによれば、例えば、音声通話着信時に「チャットならOK」といった応答メッセージ等の応答動作を行うと同時にプレゼンスが自動に変更されるため、プレゼンス変更の煩雑さを解決することができる。
なお、本発明の実施形態の一つの態様において、接続要求はリアルタイムな双方向通信サービスの接続要求である。また、リアルタイムな双方向通信サービスは、音声通話を含む。任意選択で、リアルタイムな双方向通信サービスは、複数の通信サービスを含む。任意選択で、リアルタイムの双方向通信サービスは音声通話とチャットを含む。
このように、電話やチャットに代表されるリアルタイムな双方向通信サービスの着信に対して本発明の実施形態によるプレゼンス変更技術を適用すると、特に一時的な状況に応じたプレゼンスの自動変更を効果的に実現することができる。
また、本発明の実施形態の一つの態様において、応答動作は、登録された応答メッセージを発信端末へ送信することである。代替的に又は付加的に、応答動作は、着信拒否、着信転送、応答保留、着信切断のうちのいずれかである。
このように、プレゼンスの変更が必要なときに必ず行われるであろう応答動作に基づいてプレゼンスを変更する構成にすれば、着信時に確実に必要なプレゼンス変更を行うことができる。
また、本発明の実施形態の一つの態様において、プレゼンスを管理するサーバに選択された応答動作に対応するプレゼンス情報を送信することにより、サーバの保持するプレゼンス情報が更新される。
このような構成により、プレゼンスサーバに保持されるプレゼンス情報を適切なタイミングで端末のプレゼンスに同期させることができる。
また、本発明の実施形態の一つの態様において、選択された応答動作に時間を指定する情報が含まれている場合、その時間指定情報に基づいてプレゼンス情報を更新する。
このような構成により、一時的なプレゼンス変更を基準のプレゼンスに戻す作業が不要となり、操作性が向上する。また、基準のプレゼンスに戻し忘れる心配も無くなり、プレゼンス機能がより有効に働く。
また、本発明の実施形態の一つの態様において、恒常的なプレゼンスであるデフォルトプレゼンスを設定するデフォルトプレゼンス設定部と、一時的なプレゼンスであるテンポラリプレゼンスを設定するテンポラリプレゼンス設定部とを備える。
このような構成により、より容易なプレゼンスの設定が実現される。
任意選択により、デフォルトプレゼンスおよびテンポラリプレゼンスは、スケジューラの機能により設定されるデフォルトスケジュールやテンポラリスケジュールに対応づけて設定される。
このようにスケジューラの設定に基づいてプレゼンスを設定する構成により、スケジューラの設定の他に更にプレゼンスを設定する必要がなく、より操作性が向上する。
任意選択により、選択された応答動作に対応するプレゼンス情報への更新により、テンポラリプレゼンスが設定される。
プレゼンス変更を伴う応答動作は、ほとんどの場合で、一時的なユーザの状況の変化に基づく。従って、このような構成にすると、テンポラリプレゼンスの設定を容易に行うことができる。
任意選択により、本発明の実施形態による端末は、選択された応答動作に対応するプレゼンス情報への更新により、デフォルトプレゼンスが設定されるかテンポラリプレゼンスが設定されるかをユーザに選択させるプレゼンス・タイプ選択部を備える。
このような構成により、ユーザが容易かつ木目細かくプレゼンスを設定することが可能になる。
また、本発明の実施形態による電話端末が応答メッセージを発信端末に送信することにより発信端末にダイアログを表示させ、発信者がダイアログを指定することで発信端末に所望の通信アプリケーションを自動的に起動させるプレゼンスシステムも提供される。任意選択により、通信アプリケーションによる送信先は自動的に指定される。任意選択により、送信先は、a)着信端末が有するデータから抽出される、b)応答メッセージと共に通知される、c)サーバにより提供される、のうちのいずれかである。
このように構成されるプレゼンスシステムにより、相手のプレゼンスに応じた適切な通信方法に簡単に切り替えて通信を行うことができる。
なお、本発明を説明するために用いた上記の実施形態は例として提供されるものであって、本発明の範囲を制限するためのものではない。上記の実施形態には様々な特徴が含まれるが、これらの特徴は全ての実施形態において必ずしも必要とされない。本発明の幾つかの実施形態は、上記特徴の一部のみを有する。また、上述の特徴の異なる組み合わせを有する本発明の実施形態は、当業者に容易に想到されるものである。また、上述の数値や材質等は本発明の理解を容易にする目的で提供された例示であり、本発明の範囲を限定する目的で記載されたものではない。本発明の範囲は、請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (17)

  1. 接続要求着信時の応答動作を複数保持する応答動作保持部と、
    前記応答動作に対応するプレゼンス情報を保持するプレゼンス情報保持部と、
    発信端末からの前記接続要求の着信があったときに、操作者に前記応答動作の中から少なくとも一つの選択を求める応答動作選択部と、
    選択された前記応答動作を実行する応答動作実行部と、
    前記プレゼンス情報保持部から前記選択された応答動作に対応するプレゼンス情報を読み出して、現在のプレゼンス情報を該読み出された応答動作に対応するプレゼンス情報に更新するプレゼンス情報更新部と、
    を備え
    前記プレゼンス情報更新部は、
    前記選択された応答動作に時間を指定する情報が含まれている場合、その時間指定情報に基づいてプレゼンス情報を更新する、ことを特徴とする電話端末。
  2. 前記接続要求はリアルタイムな双方向通信サービスの接続要求である、ことを特徴とする請求項1に記載の電話端末。
  3. 前記リアルタイムな双方向通信サービスは音声通話を含む、ことを特徴とする請求項2に記載の電話端末。
  4. 前記音声通話は、IPを利用した通話サービスである、ことを特徴とする請求項3に記載の電話端末。
  5. 前記リアルタイムな双方向通信サービスは複数の通信サービスを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の電話端末。
  6. 前記リアルタイムな双方向通信サービスは音声通話及びチャットを含む、ことを特徴とする請求項5に記載の電話端末。
  7. 前記応答動作は、登録された応答メッセージを前記発信端末へ送信することである、ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の電話端末。
  8. 前記応答動作は、着信拒否、着信転送、応答保留、着信切断のうちのいずれかである、ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の電話端末。
  9. プレゼンスを管理するサーバに前記選択された応答動作に対応するプレゼンス情報を送信することにより、サーバの保持するプレゼンス情報が更新される、ことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の電話端末。
  10. 恒常的なプレゼンスであるデフォルトプレゼンスを設定するデフォルトプレゼンス設定部と、一時的なプレゼンスであるテンポラリプレゼンスを設定するテンポラリプレゼンス設定部とを備える、ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載の電話端末。
  11. 前記デフォルトプレゼンスおよび前記テンポラリプレゼンスは、スケジューラの機能により設定されるデフォルトスケジュールやテンポラリスケジュールに対応づけて設定される、ことを特徴とする請求項10に記載の電話端末。
  12. 前記選択された応答動作に対応するプレゼンス情報への更新により、前記テンポラリプレゼンスが設定されることを特徴とする請求項10に記載の電話端末。
  13. 前記選択された応答動作に対応するプレゼンス情報への更新により、前記デフォルトプレゼンスが設定されるか前記テンポラリプレゼンスが設定されるかをユーザに選択させるプレゼンス・タイプ選択部を備えることを特徴とする請求項10に記載の電話端末。
  14. 請求項7に記載の電話端末が前記応答メッセージを前記発信端末に送信することにより前記発信端末にダイアログを表示させ、発信者がダイアログを指定することで、前記発信端末に所望の通信アプリケーションを自動的に起動させる、ことを特徴とするプレゼンスシステム。
  15. 前記通信アプリケーションによる送信先が自動的に指定される、ことを特徴とする請求項14に記載のプレゼンスシステム。
  16. 前記送信先は、
    a)着信端末が有するデータから抽出される、
    b)応答メッセージと共に通知される、
    c)サーバにより提供される、
    のうちのいずれかである、ことを特徴とする請求項15に記載のプレゼンスシステム。
  17. 接続要求着信時の応答動作を複数保持するステップと、
    前記応答動作に対応するプレゼンス情報を保持するステップと、
    発信端末からの接続要求の着信があったときに、操作者に前記応答動作の中から少なくとも一つの選択を求めるステップと、
    選択された前記応答動作を処理するステップと、
    前記選択された応答動作に対応するプレゼンス情報を読み出して、該読み出された応答動作に対応するプレゼンス情報の内容に現在のプレゼンス情報を更新するステップであって、該選択された応答動作に時間を指定する情報が含まれている場合、その時間指定情報に基づいてプレゼンス情報を更新するステップと、
    を電話端末に実行させるためのプログラム。
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