JP2005044457A - ヘッド支持装置およびディスク装置 - Google Patents
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
【課題】信号配線の屈曲運動による反力が支持アームのバランスに悪影響を及ぼさない、耐衝撃性に優れたヘッド支持装置を提供する。
【解決手段】 ヘッド支持装置100は、軸受部6を回動中心として記録媒体の半径方向に回動可能に、かつピボット軸受7に設けられた一対の頂部8を回動中心として記録媒体の記録面に垂直な方向に回動可能に設けられた支持アーム5と、記録媒体と対向するように支持アーム5の一端に取り付けられたヘッドと、支持アーム5の回動に連動して軸受部6を回動中心として記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられた保持部材3と、ヘッド電流をヘッドへ供給するために設けられた信号配線1とを具備しており、信号配線1は、ヘッドから支持アーム5と保持部材3とをこの順番に通って、ヘッド電流を生成する電気回路へ接続するように配置されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 ヘッド支持装置100は、軸受部6を回動中心として記録媒体の半径方向に回動可能に、かつピボット軸受7に設けられた一対の頂部8を回動中心として記録媒体の記録面に垂直な方向に回動可能に設けられた支持アーム5と、記録媒体と対向するように支持アーム5の一端に取り付けられたヘッドと、支持アーム5の回動に連動して軸受部6を回動中心として記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられた保持部材3と、ヘッド電流をヘッドへ供給するために設けられた信号配線1とを具備しており、信号配線1は、ヘッドから支持アーム5と保持部材3とをこの順番に通って、ヘッド電流を生成する電気回路へ接続するように配置されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、記録媒体に信号を記録または再生するための信号配線を備えたヘッド支持装置およびディスク装置に関する。
特許第3374846号明細書には、従来のヘッド支持装置の構成が開示されている。このヘッド支持装置は、支持アームと、支持アームの一端に取り付けられたヘッドとを備えている。支持アームは、軸受部を回動中心として記録媒体の半径方向に回動可能でかつ回動軸である一対の頂部を有するピボット軸受を回動中心として記録面に対して垂直方向に回動可能に設けられている。支持アームには、記録媒体方向の付勢力を付与する弾性部材が設けられている。そして、支持アームの重心位置が一対の頂部近傍になるようにバランス調整することにより、外部からの衝撃に対して、振動の少ない、安定したヘッド支持装置を提供するものである。
特許第3374846号明細書
前述したヘッド支持装置の支持アームには、記録媒体に信号を記録または再生するための信号配線を設ける必要がある。
しかし、支持アームは軸受部を回動中心として記録媒体の半径方向に回動可能に設けられているため、支持アームが回動すると、回動する支持アームと電気回路との間において信号配線が屈曲することになる。この屈曲運動による信号配線からの反力が、支持アームの回動位置に応じて発生する。信号配線の屈曲運動による反力は、支持アームに対して、回動方向のみに発生するのではなく、多少の信号配線の捩れや位置ずれが存在した場合、記録媒体の記録面に対して垂直方向に発生することになり、このことによって、支持アームのバランスが崩れて、耐衝撃性能が悪化する。
本発明の目的は、信号配線の屈曲運動による反力が、支持アームのバランスに悪影響を及ぼさない、耐衝撃性に優れたヘッド支持装置およびディスク装置を提供することにある。
本発明に係るヘッド支持装置は、軸受部を回動中心として記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられており、かつピボット軸受に設けられた回動軸を回動中心として前記記録媒体の記録面に対して垂直な方向に沿って回動可能に設けられた支持アームと、前記記録媒体の記録面に対して付勢力を付与するように、前記支持アームに設けた弾性手段と、前記記録媒体と対向するように前記支持アームの一端に取り付けられたヘッドと、前記記録媒体の半径方向に沿った前記支持アームの回動に連動して前記軸受部を回動中心として前記記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられた保持部材と、前記記録媒体に信号を記録または再生するための信号配線とを具備しており、前記信号配線は、前記ヘッドから前記支持アームと前記保持部材とをこの順番に通って、電気回路へ接続するように配置されていることを特徴とする。
本発明に係るディスク装置は、記録媒体に信号を記録または再生するために設けられたヘッド支持装置と、前記記録媒体に信号を記録または再生するための信号配線とを具備するディスク装置であって、前記ヘッド支持装置は、軸受部を回動中心として前記記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられており、かつピボット軸受に設けられた回動軸を回動中心として前記記録媒体の記録面に対して垂直な方向に沿って回動可能に設けられた支持アームと、前記記録媒体の記録面に対して付勢力を付与するように、前記支持アームに設けた弾性手段と、前記記録媒体と対向するように前記支持アームの一端に取り付けられたヘッドと、前記記録媒体の半径方向に沿った前記支持アームの回動に連動して前記軸受部を回動中心として前記記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられた保持部材とを有しており、前記信号配線は、前記ヘッドから前記支持アームと前記保持部材とをこの順番に通って、前記電気回路へ接続するように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、信号配線の屈曲運動による反力が、支持アームのバランスに悪影響を及ぼさない、耐衝撃性に優れたヘッド支持装置およびディスク装置を提供することができる。
本実施の形態に係るヘッド支持装置においては、ヘッドから支持アームと保持部材とをこの順番に通って、電気回路へ接続するように信号配線が配置されている。このため、屈曲運動による信号配線からの反力を保持部材で遮断することができるため、支持アームのバランスに悪影響を及ぼすことがない。
この実施の形態では、前記信号配線は、前記支持アームと前記保持部材との間において薄板形状になっていることが好ましい。
前記薄板形状になっている前記信号配線の表面は、前記支持アームの表面に対して実質的に平行になっていることが好ましい。
前記信号配線は、その表面が前記支持アームの表面に対して実質的に垂直になるように前記保持部材において折り曲げられていることが好ましい。
前記保持部材には、前記信号配線を挟むように折り曲げられた折り曲げ部が形成されていることが好ましい。
前記信号配線は、前記軸受部の近傍において前記支持アームと前記保持部材とを跨ぐように配置されていることが好ましい。
前記支持アームを回動するために前記支持アームの他端側に設けられた駆動手段をさらに具備することが好ましい。
前記アームを回動させるための駆動電流を前記駆動手段へ供給するために設けられた給電配線をさらに具備することが好ましい。
前記給電配線は、前記駆動手段から前記支持アームと前記保持部材とをこの順番に通って前記電気回路へ接続するように配置されていることが好ましい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係るディスク装置200の構成を示す平面図である。ディスク装置200は、シャーシ18に回転自在に設けられ、略円板形状をした記録媒体13を備えている。ディスク装置200のシャーシ18には、ヘッド支持装置100が設けられている。ヘッド支持装置100は、記録媒体13に信号を記録または再生するためのヘッド10を支持するために設けられている。
図2はヘッド支持装置100の構成を示す分解斜視図であり、図3はヘッド支持装置100に設けられた信号配線1と支持アーム5と保持部材3との構成を示す斜視図であり、図4はヘッド支持装置100に設けられた信号配線1と支持アーム5との構成を示す斜視図であり、図5はヘッド支持装置100に設けられた信号配線1の構成を説明するための展開斜視図である。
ヘッド支持装置100は、支持アーム5を備えている。支持アーム5は、略中空円筒形状をした軸受部6を回動中心として記録媒体13の半径方向に沿って回動可能に設けられており、かつ略中空円板形状をしたピボット軸受7に設けられた回動軸8(ここでは、一対の頂部からなる)を回動中心として記録媒体13の記録面に対して垂直な方向に沿って回動可能に設けられている。回動軸は一対の頂部でも良いし、軸線からなる頂部(例えば楔形形状)でも良い。回動軸の頂部は、半球形状であっても良く、かまぼこ形状であってもよい。
ヘッド10は、記録媒体13と対向するように支持アーム5の一端に取り付けられており、支持アーム5の一端に設けられたスライダ9によって保持されている。
支持アーム5を挟んでピボット軸受7と対向するように略中空円筒形状をした部材20が設けられており、部材20および支持アーム5を挟んでピボット軸受7と対向するように略中空円板形状をした保持部材3が設けられている。
また、ピボット軸受7、支持アーム5、部材20および保持部材3を挟んで軸受部6と対向するようにナット19が設けられている。ナット19は、軸受部6に形成された雄ねじと係合するように雌ネジが形成されており、軸受部6に形成された雄ねじとナット19に形成された雌ねじとが係合することによって、軸受部6とピボット軸受7と支持アーム5と部材20と保持部材3とナット19とが一体に組み立てられている。このことにより、保持部材3は、記録媒体13の半径方向に沿った支持アーム5の回動に連動して軸受部6を回動中心として記録媒体13の半径方向に沿って回動可能となっている。
ヘッド支持装置100には、信号配線1が設けられている。信号配線1は、記録媒体13に信号を記録または再生するために、ヘッド10〜電気回路12間で導通されている。この電気回路12は、シャーシ18に設けられた固定部17に設けられている。信号配線1は、ヘッド10から支持アーム5と保持部材3とをこの順番に通って、電気回路12へ接続するように配置されている。
この信号配線1は、支持アーム5と保持部材3との間、すなわち図4のQで示す部分において薄板形状になっており、薄板形状になっている信号配線1の表面は、支持アーム5の表面に対して実質的に平行になっている。この信号配線1は、頂部8の近傍において支持アーム5と保持部材3とを跨ぐように配置されている。このことにより、支持アーム5への信号配線の剛性による反力を最小限に抑えることができる。
この信号配線1は、その表面が支持アーム5の表面に対して実質的に垂直になるように保持部材3の上において図5に示す線AAに沿って上方に約90度だけ折り曲げられており、そして図5に示す線BBに沿って180度折り曲げられており、図2、図3および図4に示すような折り曲げ形状となっている。
信号配線1は、フレクシャ部分25とフレキシブル基板14とに分離されており、導出端子部15の部分で、公知の手段である導電性接着剤によって接続されている。導出端子部15と電気回路12との間の信号配線は、上述のように、折り曲げられたフレキシブル基板14の上を通っている。フレキシブル基板14は、導出端子部15と固定部17との間において、支持アーム5の回動に応じて撓むことが自在に形成された可動アーチ部16を構成している。
保持部材3には、信号配線1が形成されたフレキシブル基板14を挟むように垂直に折り曲げられた折り曲げ部4が形成されている。この垂直の折り曲げ部でフレキシブル基板14を挟持することにより、可動アーチ部16からの反力を保持部材3で遮断することができ、支持アーム5に悪影響を及ぼさない。
ヘッド支持装置100には、ボイスコイルモータ11が設けられている。ボイスコイルモータ11は、支持アーム5を回動するために支持アーム5の他端側に設けられている。ヘッド支持装置100は、支持アーム5を回動させるための駆動電流をボイスコイルモータ11へ供給するために設けられた給電配線2を有している。給電配線2は、ボイスコイルモータ11から支持アーム5と保持部材3とフレキシブル基板14とをこの順番に通って電気回路12へ接続するように配置されている。
ここで、支持アーム5の動作原理について、図2,図6,図7を用いて詳細に説明する。
図6は本発明のヘッド支持装置の動作原理について示すための、ヘッド支持装置の概略構成を示す側面図であり、図7はその平面図である。
図6及び図7において、下面に磁気ヘッド(図示せず)を設けたスライダ9を、一端下面に搭載した支持アーム5は、他端側において、図2にて示したように弾性手段である板バネ部24の一端側部分と止着されており、弾性手段である板バネ部24の他端側部分はバネ固定部材23をピボット軸受7と部材20とで挟むことによってピボット軸受7と止着されている。
これによって、支持アーム5はピボット軸受7に板バネ部24を介して弾性的に保持された状態となる。
また、ピボット軸受7には回動軸である一対の頂部8a及び8bが設けられており、その頂部が支持アーム5に対し、それぞれ図7におけるPa、Pb点において当接し、板バネ部24の弾性力によって支持アーム5の一端側が記録媒体13方向へ付勢され、このとき、当接点Pa及びPb点には圧縮応力が発生する。記録媒体13が無い場合は、板バネ部4が変形して、支持アーム5は図6における点線で示した位置になるように構成されている。
記録媒体13が記録再生時に回転開始した場合には、スライダ9が浮上し、板バネ部24が変形し、支持アーム5が図6における実線で示した状態で、磁気ヘッドと磁気記録媒体13との間に一定の空隙を保って磁気記録再生が行われる。この場合、図6中の点線の状態に支持アーム2を戻そうとする板バネ部24の反力が、スライダ9に印加されるロード荷重となる。
なお、ピボット軸受7の各頂部8a及び8bは、支持アーム5が記録媒体13の半径方向に回動する際の回動中心軸方向及び支持アーム5の長手方向に対して垂直で、その回動中心軸を通る線上において支持アーム5と当接するように設けられている。
磁気記録再生装置の動作時、つまり記録媒体13に対してスライダ9が浮上している際のスライダ9へのロード荷重は、ピボット軸受7の各頂部8a及び8bによる支持アーム5に対する記録媒体13方向への圧縮応力によって生じることになる。
ヘッド支持装置をこのような構成にすることにより、支持アーム5を剛性の高い材料で形成することができる。このため、ピボット軸受7から、ピボット軸受の各頂部8a及び8b、支持アーム5のピボット軸受7に支持された領域からスライダ9が形成される領域にいたるまでの全領域において、剛性の高い材料によってヘッド支持装置を形成することができる。
このように支持アーム5を高剛性な材料で形成すれば、支持アーム5の共振周波数を高くすることができるので、振動モードが発生せず、セトリング動作が必要ないので、高速な支持アーム5の回動及び位置決めが可能となり、磁気記録再生装置のアクセス速度を向上することが可能となる。
また弾性手段である板バネ部24が、支持アーム5の構造の中には組み込まれず、支持アーム5とは独立して設けられているために、板バネ部24の厚み、材質等を変更することにより、板バネ部24の強度及びバネ定数を選定することが可能となる。
また、ヘッド支持装置を使用する際の構成によって、板バネ部24によって保持された部分の重心位置、すなわちボイスコイルとコイルホルダとを装着した状態での支持アーム5の重心位置を、支持アーム5の記録媒体13の半径方向の回動軸と記録媒体13の記録面に対して垂直方向の回動軸との交点と同一、つまり支持アーム5とピボット軸受7の頂部8a及び8bとが当接する点Pa及びPbを結ぶ線上の中点Pと実質的に同じ位置となる(図7において、P点とPa点との距離及びP点とPb点との距離が等しくLとなる)ようにヘッド支持装置を設計することにより、外部からの衝撃等に対して、振動の少ない、安定したヘッド支持装置を提供することが可能となる。このように、支持アーム5を頂部8を支点としてバランスさせることにより、耐衝撃性に優れたヘッド支持装置を提供することが可能となる。
この耐衝撃性の効果は、本実施例に示したように保持部材3を使用して信号配線を保持する方法を採ることによって、より確実なものになる。すなわち、保持部材3に設けられた垂直な折り曲げ部4にて信号配線を挟持することにより、支持アーム5の回動時に発生する可動アーチ部16の撓みによる反力を、折り曲げ部4で確実に遮断させることになるため、反力が支持アーム5のバランスに悪影響を及ぼすことがない。
また、保持部材による信号配線の挟持を、垂直に折り曲げた折り曲げ部で行うことにより、より確実に可動アーチ部16の撓みによる反力を遮断することが可能となる。
さらに、この耐衝撃性の効果は、支持アーム5と保持部材3との間、すなわち図4のQで示す部分において薄板形状とすることにより、また支持アーム5の表面に対して実質的に平行にすることにより、また頂部8の近傍において支持アーム5と保持部材3とを跨ぐような構成とすることにより、より確実なものとなる。これは、図4のQで示す部分の信号配線の剛性が、支持アーム5の記録媒体13の面方向に回動する方向に与える影響を最小限に抑えることができるため、支持アーム5のバランスに悪影響を及ぼすことがなくなるためである。
なお、本実施例で示した内容、すなわち保持部材3を使用して信号配線を保持する方法、及び支持アーム5と保持部材3との間の信号配線を薄板形状とすること、及び支持アーム5と保持部材3との間の信号配線を支持アーム5の表面に対して実質的に平行にすること、及び信号配線を頂部8の近傍において支持アーム5と保持部材3とを跨ぐような構成とすることは、ロード荷重のばらつきを抑えるという特別の効果も有することは言うまでもない。
また、保持部材3を使用して信号配線を保持することによって、保持部材3上に載置されている信号配線分の質量が支持アーム5に付加されないため、支持アーム5の質量を極力少なく抑えることが可能となる。このことにより、支持アーム5の共振周波数を高くすることができるため、耐衝撃性も向上する効果も有する。
以上のように本実施の形態によれば、ヘッド10から支持アーム5と保持部材3とをこの順番に通って、電気回路12へ接続するように信号配線1が配置されている。このため、信号配線の屈曲運動による反力が、支持アームのバランスに悪影響を及ぼさない、耐衝撃性に優れたヘッド支持装置及びディスク装置を提供することができる。
本発明に係るヘッド支持装置は、磁気ヘッドを用いた磁気記録再生装置、非接触型のディスク記録再生装置、例えば光ディスク装置および光磁気ディスク装置等に適用することができる。
1 信号配線
2 給電配線
3 保持部材
4 折り曲げ部
5 支持アーム
6 軸受部
7 ピボット軸受
8 頂部
9 スライダ
11 ボイスコイルモータ
12 電気回路
13 記録媒体
14 フレキシブル基板
15 導出端子部
16 可動アーム部
17 固定部
100 ヘッド支持装置
200 光ディスク装置
2 給電配線
3 保持部材
4 折り曲げ部
5 支持アーム
6 軸受部
7 ピボット軸受
8 頂部
9 スライダ
11 ボイスコイルモータ
12 電気回路
13 記録媒体
14 フレキシブル基板
15 導出端子部
16 可動アーム部
17 固定部
100 ヘッド支持装置
200 光ディスク装置
Claims (10)
- 軸受部を回動中心として記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられており、かつピボット軸受に設けられた回動軸を回動中心として前記記録媒体の記録面に対して垂直な方向に沿って回動可能に設けられた支持アームと、
前記記録媒体の記録面に対して付勢力を付与するように、前記支持アームに設けた弾性手段と、
前記記録媒体と対向するように前記支持アームの一端に取り付けられたヘッドと、
前記記録媒体の半径方向に沿った前記支持アームの回動に連動して前記軸受部を回動中心として前記記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられた保持部材と、
前記記録媒体に信号を記録または再生するための信号配線とを具備しており、
前記信号配線は、前記ヘッドから前記支持アームと前記保持部材とをこの順番に通って、電気回路へ接続するように配置されていることを特徴とするヘッド支持装置。 - 前記信号配線は、前記支持アームと前記保持部材との間において薄板形状になっている、請求項1記載のヘッド支持装置。
- 前記薄板形状になっている前記信号配線の表面は、前記支持アームの表面に対して実質的に平行になっている、請求項2記載のヘッド支持装置。
- 前記信号配線は、その表面が前記支持アームの表面に対して実質的に垂直になるように前記保持部材において折り曲げられている、請求項1記載のヘッド支持装置。
- 前記保持部材には、前記信号配線を挟むように折り曲げられた折り曲げ部が形成されている、請求項1記載のヘッド支持装置。
- 前記信号配線は、前記軸受部の近傍において前記支持アームと前記保持部材とを跨ぐように配置されている、請求項1記載のヘッド支持装置。
- 前記支持アームを回動するために前記支持アームの他端側に設けられた駆動手段をさらに具備する、請求項1記載のヘッド支持装置。
- 前記支持アームを回動させるための駆動電流を前記駆動手段へ供給するために設けられた給電配線をさらに具備する、請求項7記載のヘッド支持装置。
- 前記給電配線は、前記駆動手段から前記支持アームと前記保持部材とをこの順番に通って前記電気回路へ接続するように配置されている、請求項8記載のヘッド支持装置。
- 記録媒体に信号を記録または再生するために設けられたヘッド支持装置と、
前記記録媒体に信号を記録または再生するための信号配線とを具備するディスク装置であって、
前記ヘッド支持装置は、軸受部を回動中心として前記記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられており、かつピボット軸受に設けられた回動軸を回動中心として前記記録媒体の記録面に対して垂直な方向に沿って回動可能に設けられた支持アームと、
前記記録媒体の記録面に対して付勢力を付与するように、前記支持アームに設けた弾性手段と、
前記記録媒体と対向するように前記支持アームの一端に取り付けられたヘッドと、
前記記録媒体の半径方向に沿った前記支持アームの回動に連動して前記軸受部を回動中心として前記記録媒体の半径方向に沿って回動可能に設けられた保持部材とを有しており、
前記信号配線は、前記ヘッドから前記支持アームと前記保持部材とをこの順番に通って、電気回路へ接続するように配置されていることを特徴とするディスク装置。
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