JP2005037488A - 画像形成装置及びその定着温度制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその定着温度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作性や生産性、コピーの品質の低下を招くことなく、消費電力を低減することが可能な画像形成装置及びその定着温度制御方法を提供する。
【解決手段】待機状態で、タイマ12の計測する所定時間が経過するまでにコントロールパネル11又はADF13に対して操作が無い場合、定着器20の設定温度を下げる。この後、コントロールパネル11又はADF13への操作があった時、定着器20の設定温度を上昇させる。このときの設定温度は、通常の待機状態における定着温度より高い。このように、定着器20の設定温度を通常の待機状態での設定温度よりも高くして、定着器20の熱量を一時的に大きくすることで、コピー時に熱量が転写紙に奪われにくくなり、また定着電力を大きくすることで定着設定温度に到達するまでの時間を短縮することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置及びその定着温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置では、コピー時に長い復帰時間を要することなくプリント動作を開始することができるように、通常待機状態において、定着器がある一定の定着温度(例えば、200℃)を保つように制御する。
【0003】
後述する特許文献1に開示された従来の画像形成装置では、待機状態において、原稿給紙テ−ブルの開閉動作等により、操作者が装置に近づいたことを検知すると、定着器の温度を、待機状態のときの温度から定着処理に必要な温度まで立ち上げる。
【0004】
また、後述する特許文献2に開示された画像形成装置では、原稿が原稿台上に載置され、さらに操作部の操作が開始された場合に、定着器の温度をスリープ状態又はプレヒート状態のときの温度から、定着に必要な温度まで立ち上げる。
【0005】
後述する特許文献3に記載された画像形成装置では、A3等の大きいサイズの用紙を用いて大量にコピーする場合、コピー開始前に定着器の待機温度を上昇させ、上昇後にコピーを開始するように制御する。
【0006】
このような従来の画像形成装置では、いずれも待機中の定着器を一定温度に保つ必要があった。
【0007】
しかしながら、常に待機時の定着温度が例えば200℃を維持するように制御すると、装置を使用していない間、消費電力を浪費することになる。
【0008】
このような消費電力の浪費を防止するため、ある一定時間ユーザが装置を使用しなかった場合、節電動作に移行し、定着器温度を100℃前後まで下げることが行われていた。
【0009】
しかし、ある一定期間、つまり待機状態から節電動作に移行するまでの期間は、通常の定着器温度(例えば200℃)を保つように制御されるため、この間の消費電力を削減することはできなかった。
【0010】
また、この期間における定着器温度を低くすると、ユーザがコピーを開始しようとした時に、1枚目のコピーに必要な時間(ファーストコピー時間)が長くなることがあった。
【0011】
あるいは、連続でコピー動作を行う場合に、特に定着器の熱容量が小さいような場合、定着器の温度が低い状態で長い期間放置されていたため、プリント時に紙に熱が奪われて、定着器の熱量が減少し、定着器温度が下がることになる。この結果、コピー動作の最中に、再び待機動作に入ってコピー動作が中断したり、定着不良を起こす場合があった。
【0012】
以下に、従来の画像形成装置を開示した文献名について記載する。
【0013】
【特許文献1】
特開平06−324531号公報
【特許文献2】
特開平03−279966号公報
【特許文献3】
特開平11−327356号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の画像形成装置では、待機中における消費電力を低減しようとすると、実際にプリントが開始するために必要な定着温度まで上昇するのに時間がかかり、操作性や生産性、コピーの品質の低下を招くおそれがあった。
【0015】
本発明は上記事情に鑑み、操作性や生産性、コピーの品質の低下を招くことなく、消費電力を低減することが可能な画像形成装置及びその定着温度制御方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成装置は、定着処理を行う定着器と、操作内容を設定するためのコントロールパネルと、時間の計測を行うタイマと、前記定着器が第1の定着温度が設定された待機状態において、前記タイマが計測した時間が所定時間に到達するまでの間、前記コントロールパネルに対して操作が無かった場合、前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定し、この後、前記コントロールパネルに対して操作が行われた場合、前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する制御部とを備えることを特徴とする。
【0017】
また本発明の画像形成装置は、前記定着器と、前記コントロールパネルと、原稿の給紙及び排紙を行う自動給排紙機構と、原稿を載置するための原稿台と、前記タイマと、前記定着器が第1の定着温度が設定された待機状態において、前記タイマが計測した時間が所定時間に到達するまでの間、前記コントロールパネルに対する操作、前記自動給排紙機構に対する操作、前記原稿台に前記原稿台が載置される操作のいずれも無かった場合、前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定し、この後、前記コントロールパネルに対する操作、前記自動給排紙機構に対する操作、前記原稿台に前記原稿台が載置される操作のいずれかが行われた場合、前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する制御部とを備えることを特徴とする。
【0018】
あるいは本発明の画像形成装置は、プレスローラを有し、定着処理を行う定着器と、前記コントロールパネルと、前記タイマと、前記定着器が第1の定着温度に設定されている待機状態において、前記プレスローラが第1の所定温度以上であって、かつ、第1の所定時間が経過した時に前記プレスローラが前記第1の所定温度より低い第2の所定温度以上であった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定する制御部とを備えることを特徴とする。
【0019】
ここで前記制御部は、前記コントロールパネルに対して操作があった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定してもよい。
【0020】
ここで前記制御部は、前記待機状態において、前記定着器への供給電力を第1の定着電力に設定し、前記定着器を前記第3の定着温度に設定する際に、前記第1の定着電力より高い第3の定着電力に設定してもよい。
【0021】
また前記制御部は、前記定着器を前記第3の定着温度に設定した後、前記タイマが計測した時間が第2の所定時間に到達するまでの間、前記コントロールパネルにおいてプリントキーをオンする操作がなかった場合、前記第1の定着温度及び前記第1の定着電力が設定された前記待機状態に戻してもよい。
【0022】
本発明の定着処理を行う定着器と、操作内容を設定するためのコントロールパネルとを有する画像形成装置における定着温度を制御する方法は、前記定着器が第1の定着温度に設定されている待機状態において、所定時間が経過するまでの間に、前記コントロールパネルに対して操作が無かった場合、前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定する工程と、この後、前記コントロールパネルに対して操作があった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する工程とを備えることを特徴とする。
【0023】
また本発明における前記定着器と、前記コントロールパネルと、転写紙の給紙及び排紙を行う自動給排紙機構と、原稿を載置するための原稿台とを有する画像形成装置における定着温度を制御する方法は、前記定着器が第1の定着温度に設定されている待機状態において、所定時間が経過するまでの間に、前記コントロールパネルに対する操作、前記自動給排紙機構に対する操作、前記原稿台に前記原稿台が載置される操作のいずれも無かった場合、前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定する工程と、この後、前記コントロールパネルに対する操作、前記自動給排紙機構に対する操作、前記原稿台に前記原稿台が載置される操作のいずれかがあった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する工程とを備えることを特徴とする。
【0024】
あるいは本発明によるプレスローラを有し定着処理を行う定着器と、前記コントロールパネルとを有する画像形成装置における定着温度を制御する方法は、前記定着器が第1の定着温度に設定されている待機状態において、前記プレスローラが第1の所定温度以上であって、かつ、第1の所定時間が経過した時に前記プレスローラが前記第1の所定温度より低い第2の所定温度以上であった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定する工程とを備えることを特徴とする。
【0025】
この後、前記コントロールパネルに対して操作があった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する工程をさらに備えてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0027】
(1)第1の実施の形態
本発明の第1の実施の形態による画像形成装置及びその定着温度制御方法について述べる。
【0028】
図1に、本実施の形態による画像形成装置の構成を示す。
【0029】
この装置は、CPU(Central Processing Unit)10、コントロールパネル11、タイマ12、自動給排紙機構(以下、ADFという)13、読み取り部14、定着制御部15、定着器20を備え、さらに定着器20は、温度センサ21及び22、ヒータ31を内蔵するヒートローラ30、プレスローラ40を有する。
【0030】
CPU10は、画像形成装置全体の動作を制御するものであり、コントロールパネル11、タイマ12、読み取り部14及び定着制御部15に接続されている。ここで、CPU10と定着制御部15とで全ての動作を制御する制御部を構成する。
【0031】
コントロールパネル11は、ユーザが画像形成装置に対する操作を行うもので、コピー動作に関する各種設定や、プリントキーのオン等が行われる。
【0032】
タイマ12は、本実施の形態における制御動作に必要な時間の計測を行う。
【0033】
ADF13は、自動的に原稿の給紙及び排紙を行う。原稿台51は、原稿を載置するためのものである。
【0034】
読み取り部14は、ユーザがADF13に設定した原稿、あるいは原稿台51に載置した原稿の画像を読み取るものであり、原稿の存在を検知した場合にCPU10に対して通知する。
【0035】
定着制御部15は、定着器20の定着温度及び供給する定着電力の設定等に関する制御を行うものである。
【0036】
定着器20において、温度センサ21は、ヒータ31により加熱されるヒートローラ30の近傍に配置され、その温度を検知して定着制御部15に通知する。
【0037】
温度センサ22は、プレスローラ40の近傍に配置され、その温度を検知して定着制御部15に通知する。
【0038】
このような構成を備えた本実施の形態の画像形成装置における動作について、以下に説明する。
【0039】
この画像形成装置では、待機状態において、タイマ12が計測する所定時間が経過するまでの間に、コントロールパネル11、ADF13あるいは原稿台51に対するユーザの操作がいずれも無い場合には、少なくとも1段階、定着器20の設定温度を下げる。この後、コントロールパネル11、ADF13あるいは原稿台51の少なくとも一つに対して何らかの操作が行われた時に、定着器20の設定温度を上昇させる。
【0040】
このときの設定温度は、通常の待機状態における定着温度より高い温度である。このように、定着器20の設定温度を通常の待機状態における設定温度よりも高くして、定着器20の熱量を一時的に大きくすることで、コピー時に熱量が転写紙に奪われにくくなるとともに、定着電力を大きくして定着処理に必要な温度に到達するまでの時間を短縮することができる。
【0041】
これにより、定着器20の蓄熱性が低い場合であっても、待機時の定着温度を下げた影響を受けにくくすることができ、実際にプリントが開始される前までに所望の定着温度にまで速く復帰させることができる。
【0042】
図2のフローチャートに、本実施例による画像形成装置の定着温度制御の手順を示す。
【0043】
先ず、ステップ10として、定着制御部15が、待機状態における定着器20の定着温度を例えば200℃に設定し、定着器20に供給する定着電力を例えば700Wに設定する。
【0044】
ステップ12として、待機状態に入ってからの経過時間をタイマ12によって計測する。
【0045】
ステップ16において、所定時間T(例えば、6分間)が経過したか否かをCPU10が判断し、ステップS14において、この所定時間Tが経過するまでの間に、何らかのコピー動作に係わる操作(例えば、コントロールパネル11への操作、ADF13への操作、原稿を原稿台セットする操作等)があったか否かを判断する。
【0046】
いずれの操作もなかった場合、ステップS17においてタイマ12の計測をCPU10がリセットした後、ステップS18において定着制御部15が定着温度を195℃に下げる。
【0047】
また、所定時間Tが経過するまでの間に、装置に対してコピー動作に関わる何らかの操作があった場合は、CPU10が、ステップS13においてタイマ12をリセットし、その時点からステップS12においてタイマ12の計測を再開させる。
【0048】
定着温度を195℃に下げた後、コピー動作に関わる何等かの操作があったか否かを、ステップS20においてCPU10が判断する。
【0049】
コピー動作に関わる操作がなかった場合は、ステップS20へ戻る。
【0050】
何らかの操作があった場合、図3のステップS30へ移行し、定着制御部15が定着温度を210℃、設定電力を800Wに設定し、定着器の蓄熱性を高める。
【0051】
尚、本実施の形態では定着温度を210℃としているが、この温度に限らず、定着器の蓄熱性に応じて任意の値に設定することができる。蓄熱性が大きい定着器においては、例えば通常の200℃としてもよい。
【0052】
ステップS30へ移行した後、実際にコピー動作(プリントキーのオン)を行ったかどうかを、ステップS32においてCPU10が判断する。
【0053】
この場合、実際にはコピーをしなかった場合を考慮する。具体的には、ステップS32、S34、S40に渡ってタイマ12を動作させ、ステップS20において操作を行ってから所定時間(例えば、45秒間)経過する間にコピーが行なわれたかどうかを判断する。
【0054】
45秒間経過するまでの間、コピー動作が行われた場合は、ステップS36へ移行してタイマ12をリセットさせると共に、ステップS38においてプリント制御を行う。
【0055】
45秒間経過するまでの間、コピー動作が行われなかった場合は、ステップS42においてタイマ12をリセットさせた後、ステップS10へ戻り、定着設定温度、電力を通常の待機時の設定(200℃、700W)に戻す。
【0056】
尚、この所定時間は、定着器の蓄熱性や特性により任意に最適な時間を選定することができる。
【0057】
本実施の形態によれば、操作性や生産性、コピーの品質の低下を招くことなく、消費電力を低減することが可能である。
【0058】
(2)第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態による画像形成装置及びその定着温度制御方法について述べる。上記第1の実施の形態では、時間の経過により定着制御を変更しているが、本実施の形態では、プレスローラの温度をモニタしておき、所定温度に到達した時に待機時の設定温度を下げることで、定着器の蓄熱性を確保しつつ、待機状態における電力を低減する点に特徴がある。
【0059】
本実施の形態による画像形成装置の構成は、図1に示されたものと同等である。
【0060】
本実施の形態では、プレスローラ40の温度に基づいて定着温度及び定着電力の制御を行うものであり、その制御方法について図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0061】
先ず、図4のステップS100において、定着制御部15が、待機状態における定着器20の定着温度を例えば200℃に設定し、定着器20に供給する定着電力を例えば700Wに設定する。
【0062】
ステップ102として、プレスローラ40の温度Ptを温度センサ22が測定し、定着制御部15を介してCPU10へ通知する。
【0063】
そして、この温度Ptが150℃未満であれば、ステップS100へ戻り、150℃以上である場合、ステップS104へ移行する。
【0064】
ステップS104として、待機状態に入ってからの経過時間をタイマ12によって計測する。
【0065】
ステップ106において、所定時間T(例えば、1分間)が経過したか否かをCPU10が判断し、経過した後、ステップS108へ移行してタイマ12をリセットする。
【0066】
ステップS110において、プレスローラ40の温度Ptと140℃とを比較し、温度Ptが140℃未満のときはステップS100へ戻る。温度Ptが140℃以上の場合、ステップS112へ移行する。
【0067】
ステップS112において、定着制御部15が、定着温度を195℃に設定する。
【0068】
この後、ステップS114において、何らかのコピー動作に係わる操作(例えば、コントロールパネル11への操作、ADF13への操作、原稿を原稿台セットする操作等)があったか否かを判断する。
【0069】
いずれの操作もない間は、ステップS114における判断動作を繰り返す。
【0070】
何らかの動作があったときは、図5のステップS120へ移行し、定着制御部15が定着設定温度を210℃、設定電力を800Wに設定し、定着器の蓄熱性を高める。
【0071】
ここで、上記第1の実施の形態と同様に、210℃に限らず、定着器の蓄熱性に応じて任意の値に設定することができる。
【0072】
ステップS120へ移行した後、実際にコピー動作を行ったかどうかを、ステップS124においてCPU10が判断する。
【0073】
この場合も上記第1の実施の形態と同様に、実際にはコピーをしなかった場合を考慮する。具体的には、ステップS122、S124、S130に渡ってタイマ12を動作させ、ステップS130において操作を行ってから所定時間(例えば、45秒間)経過する間にコピーが行なわれたかどうかを判断する。
【0074】
45秒間経過するまでの間、コピー動作が行われた場合は、ステップS126へ移行してタイマ12をリセットさせると共に、ステップS128においてプリント制御を行う。
【0075】
45秒間経過するまでの間、コピー動作が行われなかった場合は、ステップS132においてタイマ12をリセットさせた後、ステップS100へ戻り、定着設定温度、電力を通常の待機時の設定(200℃、700W)に戻す。
【0076】
尚、この所定時間は、定着器の蓄熱性や特性により任意に最適な時間を選定することができる。
【0077】
本実施の形態においても上記第1の実施の形態と同様に、操作性や生産性、コピーの品質の低下を招くことなく、消費電力を低減することが可能である。
【0078】
上述した実施の形態はいずれも一例であって、本発明を限定するものではない。例えば、上記第1の実施の形態では、待機動作に入り、所定時間経過するまで操作が無い場合、ステップS18において定着温度を195℃に下げ、その後ステップS20において操作があった場合にはステップS30において定着温度を210度に上げている。しかし、この段階数は2段階に限らず、必要に応じて任意の値に設定することができる。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置及び定着温度制御方法によれば、時間を計測し所定時間経過するまでの間操作が無い場合に定着温度を下げることで、あるいはプレスローラの温度をモニタしておき、所定温度に到達した時に待機時の設定温度を下げることで、定着器の蓄熱性を確保して定着性能や生産性、ユーザの操作性を低下させることなく、待機状態における消費電力を低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施の形態による画像形成装置の構成を示したブロック図。
【図2】同第1の実施の形態における定着温度を制御する手順を示したフローチャート。
【図3】同第1の実施の形態における定着温度を制御する手順を示したフローチャート。
【図4】同第2の実施の形態における定着温度を制御する手順を示したフローチャート。
【図5】同第2の実施の形態における定着温度を制御する手順を示したフローチャート。
【符号の説明】
10 CPU
11 コントロールパネル
12 タイマ
13 ADF
14 読み取り部
15 定着制御部
20 定着器
21、22 温度センサ
30 ヒートローラ
31 ヒータ
40 プレスローラ
51 原稿台
52 読み取り部

Claims (12)

  1. 定着処理を行う定着器と、
    操作内容を設定するためのコントロールパネルと、
    時間の計測を行うタイマと、
    前記定着器が第1の定着温度が設定された待機状態において、前記タイマが計測した時間が所定時間に到達するまでの間、前記コントロールパネルに対して操作が無かった場合、前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定し、この後、前記コントロールパネルに対して操作が行われた場合、前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 定着処理を行う定着器と、
    操作内容を設定するためのコントロールパネルと、
    原稿の給紙及び排紙を行う自動給排紙機構と、
    原稿を載置するための原稿台と、
    時間の計測を行うタイマと、
    前記定着器が第1の定着温度が設定された待機状態において、前記タイマが計測した時間が所定時間に到達するまでの間、前記コントロールパネルに対する操作、前記自動給排紙機構に対する操作、前記原稿台に前記原稿台が載置される操作のいずれも無かった場合、前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定し、この後、前記コントロールパネルに対する操作、前記自動給排紙機構に対する操作、前記原稿台に前記原稿台が載置される操作のいずれかが行われた場合、前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. プレスローラを有し、定着処理を行う定着器と、
    操作内容を設定するためのコントロールパネルと、
    時間の計測を行うタイマと、
    前記定着器が第1の定着温度に設定されている待機状態において、前記プレスローラが第1の所定温度以上であって、かつ、第1の所定時間が経過した時に前記プレスローラが前記第1の所定温度より低い第2の所定温度以上であった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記コントロールパネルに対して操作があった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記待機状態において、前記定着器への供給電力を第1の定着電力に設定し、前記定着器を前記第3の定着温度に設定する際に、前記第1の定着電力より高い第3の定着電力に設定することを特徴とする請求項1、2又は4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記定着器を前記第3の定着温度に設定した後、前記タイマが計測した時間が第2の所定時間に到達するまでの間、前記コントロールパネルにおいてプリントキーをオンする操作がなかった場合、前記第1の定着温度及び前記第1の定着電力が設定された前記待機状態に戻すことを特徴とする請求項1、2、4又は5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 定着処理を行う定着器と、操作内容を設定するためのコントロールパネルとを有する画像形成装置における定着温度を制御する方法であって、
    前記定着器が第1の定着温度に設定されている待機状態において、所定時間が経過するまでの間に、前記コントロールパネルに対して操作が無かった場合、前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定する工程と、
    この後、前記コントロールパネルに対して操作があった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の定着温度制御方法。
  8. 定着処理を行う定着器と、操作内容を設定するためのコントロールパネルと、原稿の給紙及び排紙を行う自動給排紙機構と、原稿を載置するための原稿台とを有する画像形成装置における定着温度を制御する方法であって、
    前記定着器が第1の定着温度に設定されている待機状態において、所定時間が経過するまでの間に、前記コントロールパネルに対する操作、前記自動給排紙機構に対する操作、前記原稿台に前記原稿台が載置される操作のいずれも無かった場合、前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定する工程と、
    この後、前記コントロールパネルに対する操作、前記自動給排紙機構に対する操作、前記原稿台に前記原稿台が載置される操作のいずれかがあった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の定着温度制御方法。
  9. プレスローラを有し、定着処理を行う定着器と、操作内容を設定するためのコントロールパネルとを有する画像形成装置における定着温度を制御する方法であって、
    前記定着器が第1の定着温度に設定されている待機状態において、前記プレスローラが第1の所定温度以上であって、かつ、第1の所定時間が経過した時に前記プレスローラが前記第1の所定温度より低い第2の所定温度以上であった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より低い第2の定着温度に設定する工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の定着温度制御方法。
  10. この後、前記コントロールパネルに対して操作があった場合に、前記定着器を前記第1の定着温度より高い第3の定着温度に設定する工程をさらに備えることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置の定着温度制御方法。
  11. 前記待機状態では、前記定着器への供給電力を第1の定着電力に設定しており、
    前記定着器を前記第3の定着温度に設定する工程では、前記第1の定着電力より高い第3の定着電力に設定することを特徴とする請求項7、8又は10のいずれかに記載の画像形成装置の定着温度制御方法。
  12. 前記定着器を前記第3の定着温度に設定する工程の後、第2の所定時間が経過するまでの間に、プリントキーを押し下げる操作がなかった場合には、前記定着器が前記第1の定着温度に設定された前記待機状態に戻す工程を更に備えることを特徴とする請求項7、8、10又は11のいずれかに記載の画像形成装置の定着温度制御方法。
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