JPH10268696A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
画像形成装置および画像形成方法Info
- Publication number
- JPH10268696A JPH10268696A JP9077782A JP7778297A JPH10268696A JP H10268696 A JPH10268696 A JP H10268696A JP 9077782 A JP9077782 A JP 9077782A JP 7778297 A JP7778297 A JP 7778297A JP H10268696 A JPH10268696 A JP H10268696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- set temperature
- temperature
- image forming
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙の種類の変化等にもとづく定着不良の発生
を防ぐことのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 オペレータがプッシュボタン２５を押し
て定着目標温度変更を指示すると（Ｓ１０２，ＹＥ
Ｓ）、目標温度変更モードがスタートし（Ｓ１０３）、
目標温度は最低値に設定され（Ｓ１０４）、テストプリ
ントを実行する（Ｓ１０５）。オペレータはテストプリ
ントの定着状態を見て適当であればプッシュボタン２６
を押し目標温度を確定させる（Ｓ１０６，ＹＥＳ）。テ
ストプリントの定着状態が不適当なときはプッシュボタ
ン２６押さない。するとＳ１０７へ移り、目標温度を一
定温度幅だけ上昇させて（Ｓ１０７）再度テストプリン
トを実行する（Ｓ１０５）。この動作のくりかえしで適
当な定着状態が得られれば、プッシュボタン２６を押し
目標温度を確定させる（Ｓ１０６）。
を防ぐことのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 オペレータがプッシュボタン２５を押し
て定着目標温度変更を指示すると（Ｓ１０２，ＹＥ
Ｓ）、目標温度変更モードがスタートし（Ｓ１０３）、
目標温度は最低値に設定され（Ｓ１０４）、テストプリ
ントを実行する（Ｓ１０５）。オペレータはテストプリ
ントの定着状態を見て適当であればプッシュボタン２６
を押し目標温度を確定させる（Ｓ１０６，ＹＥＳ）。テ
ストプリントの定着状態が不適当なときはプッシュボタ
ン２６押さない。するとＳ１０７へ移り、目標温度を一
定温度幅だけ上昇させて（Ｓ１０７）再度テストプリン
トを実行する（Ｓ１０５）。この動作のくりかえしで適
当な定着状態が得られれば、プッシュボタン２６を押し
目標温度を確定させる（Ｓ１０６）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ，複写機
等の画像形成装置に関し、特にその定着温度の設定に関
するものである。
等の画像形成装置に関し、特にその定着温度の設定に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、画像形成装置における定着温度は
あらかじめ決められた温度を目標値として制御されてい
る。
あらかじめ決められた温度を目標値として制御されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、定着温度の目標値が固定であったため、以
下のような問題があった。
従来例では、定着温度の目標値が固定であったため、以
下のような問題があった。
【０００４】ａ．紙の種類が変化すると定着不良が発生
することがある。
することがある。
【０００５】ｂ．特殊サイズの紙を連続通紙すると定着
不良が発生することがある。
不良が発生することがある。
【０００６】ｃ．湿度等の環境が変化すると定着不良が
発生することがある。
発生することがある。
【０００７】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、前述のような要因による定着不良の発生を防
ぐことのできる画像形成装置を提供することを目的とす
るものである。
たもので、前述のような要因による定着不良の発生を防
ぐことのできる画像形成装置を提供することを目的とす
るものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像形成装置を次の（１），（２），
（３）のとおりに、そして画像形成方法を次の（４）の
とおりに構成する。
め、本発明では、画像形成装置を次の（１），（２），
（３）のとおりに、そして画像形成方法を次の（４）の
とおりに構成する。
【０００９】（１）トナー像を加熱して定着する定着手
段を備えた画像形成装置であって、前記定着手段の設定
温度の変更を指示する設定温度変更指示手段と、この設
定温度変更指示手段の指示にもとづき前記設定温度の変
更を行う設定温度変更手段と、この設定温度変更手段で
変更した設定温度を確定する設定温度確定手段とを備え
た画像形成装置。
段を備えた画像形成装置であって、前記定着手段の設定
温度の変更を指示する設定温度変更指示手段と、この設
定温度変更指示手段の指示にもとづき前記設定温度の変
更を行う設定温度変更手段と、この設定温度変更手段で
変更した設定温度を確定する設定温度確定手段とを備え
た画像形成装置。
【００１０】（２）設定温度変更手段は、オペレータの
指示の都度、一定温度幅で設定温度を変更するものであ
る前記（１）記載の画像形成装置。
指示の都度、一定温度幅で設定温度を変更するものであ
る前記（１）記載の画像形成装置。
【００１１】（３）設定温度変更手段は、予め決められ
た最低の温度から最高の温度になるまで、一定温度幅で
設定温度を上げていくものである前記（１）または
（２）記載の画像形成装置。
た最低の温度から最高の温度になるまで、一定温度幅で
設定温度を上げていくものである前記（１）または
（２）記載の画像形成装置。
【００１２】（４）トナー像を加熱して定着する定着器
を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
前記定着器の設定温度の変更を指示するステップと、こ
のステップでの指示に応じて前記定着器の設定温度を変
更するステップと、このステップで変更した設定温度を
確定するステップとを備えた画像形成方法。
を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
前記定着器の設定温度の変更を指示するステップと、こ
のステップでの指示に応じて前記定着器の設定温度を変
更するステップと、このステップで変更した設定温度を
確定するステップとを備えた画像形成方法。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をレーザ
ビームプリンタの実施例により詳しく説明する。
ビームプリンタの実施例により詳しく説明する。
【００１４】なお、本発明は装置に限らず方法の形で実
施することもできる。
施することもできる。
【００１５】
（実施例１）図１は、実施例１である“レーザビームプ
リンタ”の構成を示す断面図である。図１において、１
はレーザービームプリンタ本体、２は記録紙、３，４，
５は紙搬送ローラ、１４は定着部、１５は電子写真プロ
セス部、１６はレーザースキャナ部、２４はレーザービ
ームプリンタの動作を制御するプリンタ制御回路、２４
ｄはＣＰＵ、２２は電源、２３はオペレータがプリンタ
を操作するためのオペレーションパネル、２５，２６は
オペレータが押すプッシュボタンである。記録紙２に電
子写真プロセス部１５で印字を行ない、定着部１４で定
着を行う。電源２２からの給電をＣＰＵ２４ｄが制御し
て定着部１４の温度制御をしている。
リンタ”の構成を示す断面図である。図１において、１
はレーザービームプリンタ本体、２は記録紙、３，４，
５は紙搬送ローラ、１４は定着部、１５は電子写真プロ
セス部、１６はレーザースキャナ部、２４はレーザービ
ームプリンタの動作を制御するプリンタ制御回路、２４
ｄはＣＰＵ、２２は電源、２３はオペレータがプリンタ
を操作するためのオペレーションパネル、２５，２６は
オペレータが押すプッシュボタンである。記録紙２に電
子写真プロセス部１５で印字を行ない、定着部１４で定
着を行う。電源２２からの給電をＣＰＵ２４ｄが制御し
て定着部１４の温度制御をしている。
【００１６】図２は、定着部１４の温度制御部の回路図
である。図２において、ＣＰＵ２４ｄは、出力ポートＯ
ＵＴ１をＨＩＧＨにすることにより、感光サイリスタ５
３を介して商用電源５１を定着ヒータ１４ｃに通電し、
定着部１４の温度を上昇させる。定着部１４の温度は、
サーミスタ１４ｄと検出抵抗５５の共通接続点の電圧に
反映され、ＣＰＵ２４ｄのＡ／Ｄ入力ポートより取り込
まれる。ＣＰＵ２４ｄは、定着部１４の温度が目標温度
より低いと定着ヒータ１４ｃに通電し、定着部１４の温
度が目標温度より高いと、定着ヒータ１４ｃの通電をカ
ットし、定着部１４の温度調整（以下温調という）を行
なう。オペレータからの定着温度変更の要求は、プッシ
ュボタン２５を押すことにより入力ポートＩＮ１を通じ
てＣＰＵ２４ｄに伝えられる。オペレータからの定着温
度決定は、プッシュボタン２６を押すことにより入力ポ
ートＩＮ２を通じてＣＰＵ２４ｄに伝えられる。
である。図２において、ＣＰＵ２４ｄは、出力ポートＯ
ＵＴ１をＨＩＧＨにすることにより、感光サイリスタ５
３を介して商用電源５１を定着ヒータ１４ｃに通電し、
定着部１４の温度を上昇させる。定着部１４の温度は、
サーミスタ１４ｄと検出抵抗５５の共通接続点の電圧に
反映され、ＣＰＵ２４ｄのＡ／Ｄ入力ポートより取り込
まれる。ＣＰＵ２４ｄは、定着部１４の温度が目標温度
より低いと定着ヒータ１４ｃに通電し、定着部１４の温
度が目標温度より高いと、定着ヒータ１４ｃの通電をカ
ットし、定着部１４の温度調整（以下温調という）を行
なう。オペレータからの定着温度変更の要求は、プッシ
ュボタン２５を押すことにより入力ポートＩＮ１を通じ
てＣＰＵ２４ｄに伝えられる。オペレータからの定着温
度決定は、プッシュボタン２６を押すことにより入力ポ
ートＩＮ２を通じてＣＰＵ２４ｄに伝えられる。
【００１７】図３は、実施例１の動作すなわちＣＰＵ２
４ｄの動作を説明するフローチャートである。ここでＴ
ａｒｇｅｔとは、定着目標温度（設定温度ともいえる）
である。Ｔｍｉｎとは、定着部１４が許容できる最低温
度である。Ｔｍａｘとは、定着部１４が許容できる最高
温度である。Ｓ１０２において、オペレータが定着目標
温度を変更するためにプッシュボタン２５（ＳＷ２５）
を押したことを検出する。Ｓ１０２において押したこと
を検出するとＳ１０３に移り定着目標温度変更モードを
スタートする。Ｓ１０４にて、最初に、Ｔａｒｇｅｔを
Ｔｍｉｎの値すなわち最低温度に設定する。Ｔａｒｇｅ
ｔの値に温調した状態で、Ｓ１０５にて１枚テストプリ
ントを実行する。オペレータはテストプリントの結果を
確認し、定着が不十分であればそのまま待つ。プッシュ
ボタン２６（ＳＷ２６）が押されない場合は定着が不十
分であると判定し、Ｓ１０７にてＴａｒｇｅｔを一定値
（Ｔｃｏｎｓｔａｎｔ）だけ上げる。Ｓ１０８にて、Ｓ
１０７のＴａｒｇｅｔが許容最高温度を越えていないか
を確認し、Ｓ１０５へ戻りテストプリントをもう一度実
行する。
４ｄの動作を説明するフローチャートである。ここでＴ
ａｒｇｅｔとは、定着目標温度（設定温度ともいえる）
である。Ｔｍｉｎとは、定着部１４が許容できる最低温
度である。Ｔｍａｘとは、定着部１４が許容できる最高
温度である。Ｓ１０２において、オペレータが定着目標
温度を変更するためにプッシュボタン２５（ＳＷ２５）
を押したことを検出する。Ｓ１０２において押したこと
を検出するとＳ１０３に移り定着目標温度変更モードを
スタートする。Ｓ１０４にて、最初に、Ｔａｒｇｅｔを
Ｔｍｉｎの値すなわち最低温度に設定する。Ｔａｒｇｅ
ｔの値に温調した状態で、Ｓ１０５にて１枚テストプリ
ントを実行する。オペレータはテストプリントの結果を
確認し、定着が不十分であればそのまま待つ。プッシュ
ボタン２６（ＳＷ２６）が押されない場合は定着が不十
分であると判定し、Ｓ１０７にてＴａｒｇｅｔを一定値
（Ｔｃｏｎｓｔａｎｔ）だけ上げる。Ｓ１０８にて、Ｓ
１０７のＴａｒｇｅｔが許容最高温度を越えていないか
を確認し、Ｓ１０５へ戻りテストプリントをもう一度実
行する。
【００１８】オペレータが定着が十分と考えれば、プッ
シュボタン２６を押し、その時点のＴａｒｇｅｔ値で定
着目標温度が確定される。
シュボタン２６を押し、その時点のＴａｒｇｅｔ値で定
着目標温度が確定される。
【００１９】以上説明したように、本実施例によれば、
簡単な操作で確実に定着不良の発生を防ぐことができ
る。
簡単な操作で確実に定着不良の発生を防ぐことができ
る。
【００２０】（実施例２）本実施例は、実施例１と、同
一のハードウエア構成を採る。
一のハードウエア構成を採る。
【００２１】図４は、本実施例の動作を示すフローチャ
ートである。ここでＳ１０１〜Ｓ１０４までは実施例１
と完全に同一である。実施例２では、Ｓ１０５において
１枚テストプリントを実行し、定着状態を確認した時点
でのオペレータの操作が実施例１と異なる。定着状態を
確認した時点でオペレータが定着が十分であると考えた
ら、プッシュボタン２６を押し（Ｓ１０６）、定着目標
温度を確定する。もし十分か不十分かよくわからない場
合には、そのまま持つ。すると、プッシュボタン２６，
２５すなわちスイッチＳＷ２６，ＳＷ２５はオフなので
（Ｓ１０６，Ｓ１１０）、定着目標温度を変化させずに
もう一度テストプリントを実行する（Ｓ１０５）。も
し、定着が不十分であると考えたら、プッシュボタン２
５を押す。ＣＰＵ２４ｄは、プッシュボタン２５を押さ
れると（Ｓ１１０）、Ｔａｒｇｅｔを一定値上昇させ
（Ｓ１０７）、許容最高温度に達したかどうかを確認し
（Ｓ１０８）、達していないときはテストプリントを実
行する（Ｓ１０５）。
ートである。ここでＳ１０１〜Ｓ１０４までは実施例１
と完全に同一である。実施例２では、Ｓ１０５において
１枚テストプリントを実行し、定着状態を確認した時点
でのオペレータの操作が実施例１と異なる。定着状態を
確認した時点でオペレータが定着が十分であると考えた
ら、プッシュボタン２６を押し（Ｓ１０６）、定着目標
温度を確定する。もし十分か不十分かよくわからない場
合には、そのまま持つ。すると、プッシュボタン２６，
２５すなわちスイッチＳＷ２６，ＳＷ２５はオフなので
（Ｓ１０６，Ｓ１１０）、定着目標温度を変化させずに
もう一度テストプリントを実行する（Ｓ１０５）。も
し、定着が不十分であると考えたら、プッシュボタン２
５を押す。ＣＰＵ２４ｄは、プッシュボタン２５を押さ
れると（Ｓ１１０）、Ｔａｒｇｅｔを一定値上昇させ
（Ｓ１０７）、許容最高温度に達したかどうかを確認し
（Ｓ１０８）、達していないときはテストプリントを実
行する（Ｓ１０５）。
【００２２】以上説明したように、本実施例においても
実施例１と同様に、簡単な操作で確実に定着不良の発生
を防ぐことができる。
実施例１と同様に、簡単な操作で確実に定着不良の発生
を防ぐことができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば簡
単な操作で確実に定着不良の発生を防ぐことができる。
単な操作で確実に定着不良の発生を防ぐことができる。
【図１】 実施例１の構成を示す図
【図２】 定着部の温度制御部の回路図
【図３】 実施例１の動作を示すフローチャート
【図４】 実施例２の動作を示すフローチャート
１４ 定着部 ２４ プリンタ制御回路 ２４ｄ ＣＰＵ ２５ オペレーションパネル
Claims (4)
- 【請求項１】 トナー像を加熱して定着する定着手段を
備えた画像形成装置であって、前記定着手段の設定温度
の変更を指示する設定温度変更指示手段と、この設定温
度変更指示手段の指示にもとづき前記設定温度の変更を
行う設定温度変更手段と、この設定温度変更手段で変更
した設定温度を確定する設定温度確定手段とを備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 設定温度変更手段は、オペレータの指示
の都度、一定温度幅で設定温度を変更するものであるこ
とを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 設定温度変更手段は、予め決められた最
低の温度から最高の温度になるまで、一定温度幅で設定
温度を上げていくものであることを特徴とする請求項１
または請求項２記載の画像形成装置。 - 【請求項４】 トナー像を加熱して定着する定着器を備
えた画像形成装置における画像形成方法であって、前記
定着器の設定温度の変更を指示するステップと、このス
テップでの指示に応じて前記定着器の設定温度を変更す
るステップと、このステップで変更した設定温度を確定
するステップとを備えたことを特徴とする画像形成方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9077782A JPH10268696A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 画像形成装置および画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9077782A JPH10268696A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 画像形成装置および画像形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10268696A true JPH10268696A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13643551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9077782A Withdrawn JPH10268696A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 画像形成装置および画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10268696A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8311431B2 (en) | 2008-04-22 | 2012-11-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus comprising a control section configured to carry out a control process including setting a power saving mode |
| US10915047B2 (en) | 2019-02-04 | 2021-02-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having a testing mode in which a temperature difference between a center part and an end part of a fixing unit rotary member is changed |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9077782A patent/JPH10268696A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8311431B2 (en) | 2008-04-22 | 2012-11-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus comprising a control section configured to carry out a control process including setting a power saving mode |
| US10915047B2 (en) | 2019-02-04 | 2021-02-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having a testing mode in which a temperature difference between a center part and an end part of a fixing unit rotary member is changed |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |