JP4193383B2 - 定着装置及び、該定着装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び、該定着装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナーを記録紙に定着させる定着装置及び、該定着装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファクシミリやコピー機等、トナーを用いて記録紙上に画像を形成する画像形成機器には、トナーで形成された画像を記録紙上に転写する転写装置と、この転写装置で記録紙上に転写されたトナーを記録紙に定着させる定着装置とが備えられている。
【0003】
このうち定着装置は一対のローラからなり、一方はヒータを内蔵し、トナーを溶融して記録紙にトナーを定着させる役割をするのでヒートローラと呼ばれ、他方はこのヒートローラとの間に記録紙を挟んでトナーを記録紙に押し当てる役割をするのでプレッシャローラと呼ばれている。この定着装置では、これら一対のローラの働きによりトナーを記録紙に定着させるとともに、これらの間に記録紙を挟んで互いに逆回転させることにより記録紙を上流側から下流側に送り出している。
【0004】
ところで、このように構成された画像形成機器では、トナーの定着不良という問題があった。これは、ヒートローラから伝達される熱がプレッシャローラに充分蓄熱されないうちに、トナーを記録紙に定着させようとすると発生するケースが多く、特に外気温が低い時に発生することが多かった。外気温が低い場合には、記録紙が冷えているのでプレッシャローラ等の熱が奪われてしまうからである。
【0005】
そのため、例えば、特開平5−127565号公報記載の発明では、ウォーミングアップ終了後の一定期間、トナーを定着させる定着温度を普段設定する温度より高い温度に設定する制御を行っている。
また、例えば、特開平2−211472号公報記載の発明では、ヒートローラの温度が、電源投入後、所定時間内に設定温度に温度が上がらなければ、画像形成許可を遅延させている。
【0006】
さらに、例えば特開平3−163483号公報記載の発明では、電源投入時から設定温度に到達した時間が一定時間以上かかっていれば、その後の一定期間、設定温度よりも高い温度で暖機を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いずれの公報に記載された発明も、ある一定期間、画一的に暖機等を行うものであるため、本来暖機に必要充分な期間よりも長い期間暖機等を行うことがあった。このようにすればトナーの定着不良は防止できるものの、電力を無駄に消費するという問題があった。
【0008】
そこで、本発明では、電力を無駄に消費することなくトナーの定着不良を防止可能な定着装置及び、該定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、記録紙上に転写されたトナーを該記録紙上に定着させるため、前記トナーを溶融するヒーターを備えるヒート手段と、該ヒート手段に対向して配置され、該ヒート手段との間に前記記録紙を挟んで前記トナーを前記記録紙に押しあてるプレッシャ手段と、前記ヒート手段の温度を検知する温度センサと、前記トナーを前記記録紙に定着させるとき、前記温度センサで検知される前記ヒート手段の検知温度が、前記トナーを前記記録紙に定着させるために必要な定着温度になるよう前記ヒーターを定温制御する制御手段とを備えた定着装置において、前記ヒーターへの通電を開始してから、前記ヒート手段の温度が、前記定着温度より低い予め定められた基準温度に到達するまでの立上時間を計時する計時手段と、前記記録紙が普通紙か否かを判別する判別手段とを備え、前記制御手段は、前記計時手段により計時された前記立上時間が長ければ長く、短ければ短い時間、前記ヒート手段の温度が、前記定着温度よりも高い高温定着温度になるよう前記ヒーターを暖機制御し、前記判別手段で前記記録紙が普通紙であると判定されたときのみ、前記暖機制御を行い、前記記録紙が普通紙以外の前記記録紙であると判定されたときは、前記暖機制御を行わず、前記定温制御することを特徴とする。
【0010】
この請求項1記載の定着装置では、計時手段で計時された立上時間に応じて、暖機制御する時間を可変している。具体的には、立上時間が長ければ長く暖機制御し、立上時間が短ければ短い期間暖機制御を行っているのである。このようにすれば、外気温によってプレッシャ手段の蓄熱効率が悪い場合は、長い期間かけてプレッシャ手段等に熱が蓄熱され、蓄熱効率がよい場合は短期間で蓄熱されるので、どのような場合でもトナーの溶融に必要な熱がプレッシャ手段に充分蓄熱されるとともに、無駄な蓄熱が行われることが防止されるのである。
【0011】
従って、この請求項1記載の定着装置を用いると、トナーの定着不良を確実に防止することができるとともに、電力を無駄に消費することを防止できる。
また、この請求項1の定着装置では、記録紙が普通紙か否かを判別する判別手段を備え、制御手段は、判別手段で記録紙が普通紙であると判定されたときのみ、暖機制御を行い、記録紙が普通紙以外の記録紙であると判定されたときは、前記暖機制御を行わず、前記定温制御を行っている。
このようにすれば、厚紙の紙の場合に無用に定着熱を上げることをしないことによって無駄な電力消費を抑制することができ、薄手の紙の場合は、反り返りを防止できる。
次に、請求項2記載の発明のように、大気温を検知する気温センサを備え、制御手段は、気温センサで検出された気温が、予め定められた気温以上であるときは暖機制御を行わないようにしてもよい。つまり、定着装置の周囲の気温が暖かく、記録紙が充分温められていれば、プレッシャ手段等から記録紙に奪われる熱量が少なく、暖機制御を行わなくてもトナーの定着不良が起こりにくいため、このような場合には、暖機制御を行わないようにしているのである。従って、この定着装置を用いれば、周囲の気温が高い場合には暖機制御を行わないことによって、電力を無駄に消費することを防止できる。
【0012】
【0013】
【0014】
ところで、基準温度は、どのように設定してもよいが、請求項3記載の定着装置のように、制御手段が、トナーの記録紙への定着を一時的に待機する待機モードで、ヒート手段の外周面の検知温度が、定着温度より低い待機温度となるよう、ヒータを待機制御するよう構成されている場合、計時手段の基準温度としては待機温度を設定してもよい。
【0015】
また、暖機制御の具体的な方法としては、請求項4記載の定着装置のように、暖機制御は、立上時間経過後、立上時間の定数倍の暖機時間が経過するまでの間実行するとよい。このようにすると立上時間の定数倍を暖機時間とするだけの簡単な設定をするだけで簡単に暖機制御を実行することができる。
【0016】
次に、本発明の定着装置は、請求項5に記載したように、制御手段により暖機制御される高温定着温度においても、記録紙上に転写されたトナーを定着させてもよい。本発明の定着装置では、高温定着温度時においても印刷を開始させることができ、早期に印刷を行うことができるからである。
【0017】
次に、本発明の定着装置は、請求項6に記載したように、定着温度が、記録紙の種類に応じて厚紙、普通紙、薄紙用の順で温度が低くなるよう設定されていることが好ましい。この場合、普通紙の前記高温定着温度を厚紙の定着温度と同じにするなどして、ヒート手段の温度制御を容易にすることが可能になる。
【0018】
次に、請求項7記載の画像形成装置のように、上述した定着装置を備えていると、外気温等の影響に拘わらずトナーを確実に記録紙に定着させる印刷ができる。
次に、請求項8記載の画像形成装置は、記録紙を供給する給紙手段を備え、待機温度になった時点で給紙を開始するのが好ましい。このようにすると、給紙から定着装置まで記録紙が搬送される時間に定着温度か高温定着温度に達しているので、高温定着温度に達してから給紙を開始するのに対して、記録に要する時間を短くすることができるからである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、以下の説明で用いる図面のうち、図1は本発明が適用されたファクシミリ装置の外観を表す斜視図、図2はその内部機構を表す説明図である。
1)外観構成
本実施例のファクシミリ装置2は、原稿から画像を読み取り、その画像データをファクシミリデータとして電話回線を介して他のファクシミリ装置に送信すると共に、電話回線を介して他のファクシミリ装置から送信されてきたファクシミリデータ(FAXデータ)を受信して、記録紙にその画像を形成する通常のファクシミリ装置としての機能(ファクシミリ機能)の他、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)やワードプロセッサ等からプリンタケーブルを介して伝送されてきたコードデータ(PCデータ)等を受けて、そのデータに応じた画像を記録紙に形成するプリンタとしての機能(プリンタ機能)、及び、原稿から画像を読み取り、その画像データに基づいて記録紙に画像を複写する機能(コピー機能)を有する。
【0020】
このファクシミリ装置2は、図1に示すように、その本体10の側部に受話器12が取り付けられ、上面の前部には操作パネル14が設けられている。また、本体10の上面後部には、記録紙用の第1給紙トレイ16が設けられ、その上には同じく記録紙用の第2給紙トレイ18、さらにその上には原稿用の第3給紙トレイ20が形成されている。
【0021】
操作パネル14は、次のように構成されている。すなわち、図1に示すように、相手側のFAX番号を入力するための数字キー141やスタートボタン142等の各種操作キー140と、各種機能に関連する情報を表示する液晶ディスプレイ143とを備えている。
2)内部構成
本体10には、図2に示すように、第3給紙トレイ20に載置された原稿から画像を読み取るためのスキャナ部22、第1給紙トレイ16に収容された記録紙24に画像を形成するための記録部26、およびこれら各部を駆動制御する制御部70が内蔵されている。
【0022】
スキャナ部22では、第3給紙トレイ20に載置された原稿が、給紙ローラ32および分離パッド31等からなる給紙機構によって一枚ずつ取り込まれる。そして、原稿は、搬送ローラ33により画像読取装置35まで搬送され、画像が読み取られる。また画像読取後の原稿は、排出ローラ36を介して、本体10の前面に設けられた排出トレイ39に排出される。その他、このスキャナ部22には、第3給紙トレイ20から給紙機構に至る経路に、第3給紙トレイ20の先頭を検出する原稿フロントセンサ37と、原稿の後端を検出する原稿リアセンサ38とが設けられている。
【0023】
記録部26では、第1給紙トレイ16あるいは第2給紙トレイ18に収容された記録紙24が、給紙ローラ51および分離パッド52等からなる給紙機構によって一枚ずつ取り込まれる。そして、記録紙24は、搬送ローラ53を介して画像形成装置55に送られ、画像形成装置55において、トナーにより画像が形成される。また、画像形成後の記録紙24は、定着装置40に送られ、定着装置40にてトナーが定着された後、排紙ローラ57を介して、本体10の前面に設けられた排紙トレイ58に排出される。
【0024】
このうち画像形成装置55は、感光ドラム61と、感光ドラム61にレーザ光を照射してその表面に静電潜像を形成するレーザ光走査装置62と、静電潜像形成後の感光ドラム61にトナーを付着する現像装置63と、記録紙24に電荷を付与して、感光ドラム61に付着したトナーを記録紙24に転写させる転写ローラ64と、トナーを貯留するトナータンク65とにより構成され、更に、レーザ光走査装置62は、制御部70からの指令に従ってレーザ光を発射するレーザ発光部67、レーザ光反射用のレンズ68、およびレンズ68に反射にされたレーザ光を感光ドラム61に導く反射ミラー69等を備えている。すなわち、記録部26は、いわゆるレーザプリンタとして構成されており、制御部70からの指令に従い、記録紙24に画像を形成する。
3)主構成
次に、本実施形態の主構成である定着装置について説明する。
【0025】
以下の説明で利用する図面のうち、図3は図2において定着装置が設置された部分の拡大図、図4は定着装置のブロック図である。
定着装置40は、図3に示すように、記録紙24に転写されたトナーを溶融するためのヒータ410を内蔵したヒートローラ41と、このヒートローラ41に平行に配置され、ヒートローラ41との間に記録紙24を挟んでトナーを記録紙24に押し当てるプレッシャローラ42とを備えている。
【0026】
そして、この定着装置40では、画像形成装置55から送られてきた記録紙24が、回転するヒートローラ41及びプレッシャローラ42に挟まれながら排紙ローラ57側に送り出される。
また、この定着装置40は、図4に示すように、ヒートローラ41の外周面の温度を検知するためのローラ温度センサ43と、トナータンク内の温度を検知するトナー温度センサ44と、ヒートローラ41や転写ローラ64等を回転させるモータ45とを備えている。
【0027】
さらに、この定着装置40は、操作パネル14上に設置された記録紙選択キー140a及び液晶ディスプレイ143と、ヒートローラ41内に備えられたヒータ410とを備えている。
そして、これらローラ温度センサ43、トナー温度センサ44、モータ45、記録紙選択キー140a、液晶ディスプレイ143、ヒータ410は制御部70に接続され、後述する各種処理に従って制御される。
4)各種制御
次に、本実施形態のファクシミリ装置2の制御部70で実行される各種制御について説明する。
【0028】
尚、以下の説明で利用する図面のうち、図5は定着装置の温度を調整する温度調整処理のフローチャート、図6は暖機時間設定処理のフローチャート、図7は温度調整処理が終了する際のフローチャート、図8は、温度調整処理を実行したとき、ヒートローラの外周面の温度の時間変化を示す時間−温度グラフである。尚、以下の説明では、図8を随時参照しながら説明する。
【0029】
本温度調整処理70aは、印刷指令がなされると開始される。この印刷指令とは、スタートボタン142が押下され、コピーを開始する指令あるいは、FAXでデータを受信したことが検知され、その受信したデータを印刷する指令、パーソナルコンピュータなどからの印刷指令などである。そして、本処理70aは、この印刷指令を受けたとき、直ちに印刷が可能な待機モードであれば実行されず、定着装置40を定着温度で可動する通常の印刷処理が行われ、所定時間ファクシミリ装置2が使用されず、節電のためにヒータ410への通電を停止するスリープモードであったとき、本処理70aが実行される。
【0030】
本処理70aが実行されると、まず、図5に示すように、印刷可能か否かが判定される(S20:Sはステップを示す。以下同じ))。この判定(S20)は、各給紙トレイ16、18に記録紙等が載置されているか、あるいは原稿詰まりがないか等により判定される。この判定(S20)で否定判定されると本処理70aは中止され、一方、肯定判定されると、次に、暖機時間設定処理S1が開始される。
【0031】
そしてこの暖機時間設定処理S1が開始されると、図6に示すように、まず、記録紙選択キー140aが操作され、記録紙24が普通紙か、厚紙か、OHPシート等かが設定される(S10)。そして、制御部70では、例えば、設定された記録紙24が普通紙であれば、定着温度が195℃に設定され、厚紙であれば220℃、薄紙やOHPシートであれば170℃に、予め設定されたテーブルに基づいて定着温度が設定される。尚、本実施形態のファクシミリ装置2では、通常は普通紙に設定されているので、この設定が行われない場合、厚紙等であっても普通紙として以下の処理が実行されるが、記録紙24の種類を自動的に判別するようにしてもよい。
【0032】
さて、以上の設定(S10)が終了すると、ヒートローラ41のヒータ410への通電が開始される(S11)。次に、ヒータ410への通電を開始してからの時間の計時と、ローラ温度センサ43を用いてヒートローラ41の外周面の温度検知とが開始される(S12)。そして、ヒートローラ41の外周面の温度が、待機温度になったか否かが判定され(S14)、この判定(S14)で否定判定されればヒータ410への通電を開始してからの時間の計時と、ヒートローラ41の外周面の温度検知とが引き続き行われる(S12)。一方、この判定(S14)で、ヒートローラ41の温度が待機温度に達したと判定されたら、待機温度に達するまでに要した時間を立上時間α(図8参照)として設定し(S16)、液晶ディスプレイ143にコピーの準備ができたことを表示する。そして記録紙の給紙を開始する(S18)。
【0033】
尚、待機温度は、ファクシミリ装置2が待機モードのとき、ヒートローラ41の外周面の温度として設定される温度で、定着温度(195℃)より低い165℃である。
次に、立上時間αが設定され、給紙が開始されると、記録紙24が定着装置40に到達するまでの時間を利用して、ヒータ410がさらに加熱され、トナー温度センサ44で検知される外気温度がT1℃(本実施形態では21℃)以上であるか否かが判定され(S21)、この判定で否定判定されると、次いで、記録紙24が普通紙であるか否かが判定される(S22)。
【0034】
そして、この判定(S22)で肯定判定され、記録紙24が普通紙であると判定されると、まず、暖機時間β(図8参照)が経過したか否かが判定される(S23)。この暖機時間βは、暖機時間設定処理S1で設定された立上時間αのX倍(本実施形態では6倍)の時間が設定される。次いで、この判定(S23)で否定判定されると、印刷が終了したか否かが判定され(S24)、この判定(S24)で否定判定されると、ヒートローラ41の外周面の温度が高温定着温度よりも高いか否かが判定される(S25)。この判定(S25)で、高いと判定されればヒータ410の温度を下げ(S26)、低いと判定されればヒータ410の温度を上げる(S27)処理が実行される。そして、これらの処理(S26,S27)の後、再びS23〜S25の判定を実行する。すると、図8に示すように、ヒートローラ41の外周面の温度は、給紙が開始され(すなわち印刷が開始され)、暖機時間βが経過するまでの間、高温定着温度に前後に保たれ、記録紙にヒートローラ41等の温度が奪われても(図8の符号「A」の地点)、定着装置40の温度が定着温度より低くなることがないので、確実にトナーを定着させることができる。
【0035】
一方、暖機時間βが経過し、S23の判定で肯定判定されると、印刷が終了したか否かが判定され(S28)、次に、ヒートローラ41の外周面の温度が定着温度よりも高いか否かが判定される(S30)。そして、この判定で、高いと判定されればヒータ410の温度を下げ(S31)、低いと判定されればヒータ410の温度を上げる(S32)処理が実行される。そして、これらの処理(S31,S32)の後、再びS28、S30の判定を実行し、以後S28〜S32の処理を繰り返す。すると、ヒートローラ41の外周面の温度は、図8に示すように、暖機時間β経過後は、定着装置40に熱が蓄えられており記録紙の温度が低くてもトナーを定着させることができるので、暖機時間β経過後、定着装置40は、通常の定着温度で運転されるのである。
【0036】
次に、前述したS21及びS22の判定で、外気がT1℃以上であると判定されたり、記録紙24が普通紙以外のものであると判定されると、前述したS23〜S27の処理は行わず、直ちにS28〜S32の処理が実行され、S22の反判定で、例えば、記録紙24が厚紙であると判定された場合は、220℃の定着温度でS28〜S32の処理が実行され、OHPシートであると判定された場合は、170℃の定着温度でS28〜S32の処理が実行される。
【0037】
次に、S24及び、S28の判定で肯定判定され、印刷が終了したと判定されると、図7に示すように、本実施形態のファクシミリ装置2は、待機モードに設定される(S40)。この待機モードに設定される(S40)と、定着装置40の温度が165℃になるよう調整される。次に、この待機モードが設定されてから5分経過したか否かが判定され(S42)、この判定(S42)で肯定判定されるまで、定着装置40は165℃で運転される。そして、この判定(S42)で肯定判定されると、スリープモード(S44)に設定され、ヒータ410への通電を停止し、本処理70aを終了する。尚、待機モードが設定されている最中に、スタートボタン142が押下された場合は、前述したように通常の印刷処理を行って、本処理70aの処理を終了する。
5)効果
以上説明した温度調整処理70aを実行すると、以下のような効果がある。
【0038】
本実施形態の定着装置40では、暖機時間設定処理S1のS12(本発明の計時手段に相当)で計時された立上時間に応じて、暖機制御(S23〜S27で実行される処理)する時間を可変している。このようにすれば、例えば待機温度までの立上時間が長ければ長く暖機制御が行われ、立上時間が短ければ短期間、暖機制御が行われるので、外気温によってプレッシャローラ42の蓄熱効率が悪い場合は、長い期間かけてプレッシャローラ42に熱が蓄熱され、蓄熱効率がよい場合は短期間で蓄熱される。そのため、どのような場合でもトナーの溶融に必要な熱がプレッシャローラ42に充分蓄熱される一方で、無駄な蓄熱が行われることが防止されるのである。従って、本実施形態の定着装置40を用いると、トナーの定着不良を確実に防止することができるとともに、電力を無駄に消費することを防止できる。
【0039】
また、この定着装置40は大気温を検知するトナー温度センサ44を備え、制御部70は、トナー温度センサ44で検出された外気温が、予め定められた外気温T1℃以上であるときは暖機制御を行わないようにしている(S21)。つまり、定着装置40の周囲の気温が暖かく、記録紙24が充分温められていれば、ヒートローラ41等の記録紙24に奪われれる熱量が少なく、暖機制御(S23〜S27の処理に相当)を行わなくてもトナーの定着不良が起こりにくいため、このような場合には、暖機制御を行わないようにしているのである。従って、この定着装置40を用いれば、周囲の外気温が高い場合には暖機制御を行わないことによって、電力を無駄に消費することを防止できる。
【0040】
ところで、一般に定着温度は、本実施形態のように、厚手の紙の場合、もともと普通紙よりも高く設定され、OHPシート等、熱で溶融し易い紙や薄手の紙の場合、普通紙よりも低く設定されている。このようにしているのは、厚手の紙の場合、予め相当程度熱が奪われることが想定されており、一方、薄手の紙の場合は、定着温度が高すぎると、紙が温められすぎて反り返り、定着不良以外の問題を引き起こしてしまうためである。
【0041】
そこで、本実施形態の定着装置40では、記録紙24の種類に応じて定着温度を設定し、記録紙24が普通紙か否かを判別する判別処理(S22)を行って、判別処理(S22)で記録紙24が普通紙であると判定されたときのみ、暖機制御を行い、記録紙24が普通紙以外の記録紙であると判定されたときは、前記暖機制御を行わず、各々設定された定着温度に基づいて定温制御のみを実行している。このようにすれば、記録紙が厚紙の場合には、無用に定着熱を上げることをしないことによって無駄な電力消費を抑制することができ、記録紙が薄手の紙の場合には、熱による反り返りを防止できる。
【0042】
尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、立上時間を計時する基準となる基準温度を、本実施形態では待機温度に定めたが、この基準温度は、定着温度でもよいし、高温定着温度でもよい。本実施形態のファクシミリ装置2が用いられる環境に応じて、基準温度は適切な温度に変更してもよい。
【0043】
また、本実施形態では、部品点数削減のため、トナー温度センサ44で検知された温度を外気温として検出しているが、外気温を検出するためのセンサを別途設け、外気温を検出してもよいことはもちろんである。
さらに、本実施形態では、トナー温度センサ44で検知される温度がT1℃(本実施形態では21℃)以上であるかを判定して(S21)いたが、このT1は、例えば、寒冷な土地で使用するものにはより高い温度を、温暖な土地で使用するものにはより低い温度を設定してもよい。
【0044】
また、さらに、本実施形態では、この暖機時間βを立上時間の6倍としていたが、例えば、寒冷な土地で使用するものにはより6倍以上としたり、温暖な土地で使用するものには6倍以下としてもよい。
また、ヒートローラ41やプレッシャローラ42は、ローラの形状に限らず、トナーを定着できる構成であれば、他の構成でもかまわない。
【0045】
また、本実施形態においては、普通紙の場合にのみ定着温度を高温定着温度に設定する処理について説明したが、普通紙に限らず、その他の用紙、厚紙、薄紙(OHP等を含む)に対してそれぞれ高温定着温度を設定して、同様の処理を行ってもよいことはもちろんである。
【0046】
また、本実施形態において普通紙に対して設定される高温定着温度は、記録紙が厚紙の場合に設定される定着温度と同じ温度に設定してもよい。このようにすると、制御すべき温度の種類が減るので、温度制御を簡単にすることができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のファクシミリ装置の外観を表す斜視図である。
【図2】 本実施形態のファクシミリ装置の内部機構を表す説明図である。
【図3】 図2において定着装置が設置された部分の拡大図である。
【図4】 定着装置のブロック図である。
【図5】 温度調整処理のフローチャートである。
【図6】 暖機時間設定処理のフローチャートである。
【図7】 温度調整処理を終了する際のフローチャートである。
【図8】 温度調整処理を実行したとき、ヒートローラの外周面の温度の時間変化を示す時間−温度グラフである。
【符号の説明】
2…ファクシミリ装置、10…本体、12…受話器、14…操作パネル、16…第1給紙トレイ、18…第2給紙トレイ、20…第3給紙トレイ、22…スキャナ部、24…記録紙、26…記録部、32…給紙ローラ、33…搬送ローラ、35…画像読取装置、36…排出ローラ、37…原稿フロントセンサ、38…原稿リアセンサ、39…排出トレイ、40…定着装置、41…ヒートローラ、42…プレッシャローラ、43…ローラ温度センサ、44…トナー温度センサ、45…モータ、51…給紙ローラ、53…搬送ローラ、55…画像形成装置、57…排紙ローラ、58…排紙トレイ、61…感光ドラム、62…レーザ光走査装置、63…現像装置、64…転写ローラ、65…トナータンク、67…レーザ発光部、68…レンズ、70…制御部、140…操作キー、140a…記録紙選択キー、141…数字キー、142…スタートボタン、143…液晶ディスプレイ、410…ヒータ

Claims (8)

  1. 記録紙上に転写されたトナーを該記録紙上に定着させるため、前記トナーを溶融するヒーターを備えるヒート手段と、
    該ヒート手段に対向して配置され、該ヒート手段との間に前記記録紙を挟んで前記トナーを前記記録紙に押しあてるプレッシャ手段と、
    前記ヒート手段の温度を検知する温度センサと、
    前記トナーを前記記録紙に定着させるとき、前記温度センサで検知される前記ヒート手段の検知温度が、前記トナーを前記記録紙に定着させるために必要な定着温度になるよう前記ヒーターを定温制御する制御手段と
    を備えた定着装置において、
    前記ヒーターへの通電を開始してから、前記ヒート手段の温度が、前記定着温度より低い予め定められた基準温度に到達するまでの立上時間を計時する計時手段
    前記記録紙が普通紙か否かを判別する判別手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記計時手段により計時された前記立上時間が長ければ長く、短ければ短い時間、前記ヒート手段の温度が、前記定着温度よりも高い高温定着温度になるよう前記ヒーターを暖機制御し、
    前記判別手段で前記記録紙が普通紙であると判定されたときのみ、前記暖機制御を行い、前記記録紙が普通紙以外の前記記録紙であると判定されたときは、前記暖機制御を行わず、前記定温制御することを特徴とする定着装置。
  2. 大気温を検知する気温センサを備え、
    前記制御手段は、該気温センサで検出された気温が、予め定められた気温以上であるときは前記暖機制御を行わないことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記制御手段は、前記トナーの前記記録紙への定着を一時的に待機する待機モードでは、前記ヒート手段の外周面の検知温度が、前記定着温度より低い待機温度となるよう前記ヒータを待機制御し、
    前記計時手段には、前記基準温度として前記待機温度が設定されていることを特徴とする請求項1,2何れか記載の定着装置。
  4. 前記暖機制御は、前記立上時間経過後、前記立上時間の定数倍の暖機時間が経過するまでの間実行されることを特徴とする請求項1〜3何れか記載の定着装置。
  5. 前記制御手段により暖機制御される前記高温定着温度においても、記録紙上に転写されたトナーを定着させることを特徴とする請求項1〜4何れか記載の定着装置。
  6. 前記定着温度は、記録紙の種類に応じて厚紙、普通紙、薄紙用の順で温度が低くなるよう設定されていることを特徴とする請求項1〜5何れか記載の定着装置。
  7. 請求項1〜6何れか記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 記録紙を供給する給紙手段を更に備え、待機温度になった時点で給紙を開始することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
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