JP2005037334A - トルクセンサの故障診断方法 - Google Patents

トルクセンサの故障診断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005037334A
JP2005037334A JP2003277087A JP2003277087A JP2005037334A JP 2005037334 A JP2005037334 A JP 2005037334A JP 2003277087 A JP2003277087 A JP 2003277087A JP 2003277087 A JP2003277087 A JP 2003277087A JP 2005037334 A JP2005037334 A JP 2005037334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque sensor
range
select lever
force
assist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003277087A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Kozu
忠夫 神頭
Yukitsugu Hirota
幸嗣 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2003277087A priority Critical patent/JP2005037334A/ja
Publication of JP2005037334A publication Critical patent/JP2005037334A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • F16H61/28Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
    • F16H61/32Electric motors actuators or related electrical control means therefor
    • F16H2061/323Electric motors actuators or related electrical control means therefor for power assistance, i.e. servos with follow up action

Abstract

【課題】 セレクトレバーとレンジ位置切り換え装置の機械的連結により信頼性を確保しつつ、セレクトレバーの小型化によるレイアウト自由度の拡大を図ることができ、しかも要求に応じたセレクトレバー操作力特性を得ることができる自動変速機のセレクトアシスト装置を提供する。
【解決手段】 セレクトレバー2をアシスト駆動する電動モータ15を設け、セレクトレバー2のPレンジ〜LレンジのPレンジの端部に近接して固定端部218を設け、セレクトレバー2がPレンジにある際に、予定のトルクを発生させる駆動電流値で電動モータ15を駆動し、セレクトレバー2を固定端部218に押し付けて、反力をセレクトレバー2に与えてトルクセンサ21が予定のトルクを出力するかどうかでトルクセンサ21の異常を診断するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、操作系に入力される操作力を検知するトルクセンサの故障診断方法の技術分野に属し、特に、自動変速機を備えた車両において、ドライバのセレクトレバー操作力を補助する自動変速機のセレクトアシスト装置に有用である。
従来、トルクセンサからの信号によるトルク値が正しいかどうかを診断するために、零点を補正する際に、補正するために算出した値が規定値を超えていた場合は、零点異常と判断している(例えば、特許文献1参照)。
また従来、自動変速機のセレクトレバーは、ロッドやケーブル等の操作力伝達手段を介して自動変速機のマニュアルバルブと機械的に連結されている。セレクトレバーに入力されるドライバの操作力は、操作力伝達手段を介してマニュアルバルブに伝達され、操作量に応じてレンジ位置が切り換えられる(例えば、特許文献2参照)。
一方、セレクトレバーとマニュアルバルブとが電気的に接続された、いわゆるシフトバイワイヤ技術を用いたものが知られている。この従来技術は、マニュアルバルブを作動するアクチュエータを設け、セレクトレバーの回動操作を電気信号に変化してアクチュエータを駆動することにより、レンジ位置を切り換えるものである(例えば、特許文献3参照)。
特許第2803966号明細書 特開平9−323559号公報 特開2003−97694号公報
従来にあっては、トルクセンサ信号から検出されたトルク値を基に算出された零点補正用の値と、設定された閾値との比較で、零点異常のみの判断が行われるため、中間レベル(使用領域)でのトルク値の異常検出及び判断ができなかった。また、零点の異常のみの検出のため通常使用領域内で有れば異常とならない(零点補正が行われる)問題もあった。また、零点の異常のみの検出のためのトルク発生時の値が正常かどうか判断できないという問題があった。
一方、従来の自動変速機のセレクトレバーの操作時には、操作力伝達手段のフリクション、ディテントの抵抗等、機械的な操作反力が発生するため、大きな操作力が要求される。よって、ドライバの必要操作力を小さくするために、セレクトレバーの長さを十分な梃子力が得られる長さに設定する必要がある。
したがって、上記従来の自動変速機の技術のうち前者にあっては、セレクトレバーの長さに起因して形状が大きくなるため、設置場所に制約が多く、車室内におけるレイアウト自由度が低いという問題があった。
一方、後者では、アクチュエータの採用によってセレクトレバーを短く設計でき、前者と比較してレイアウト自由度は高くなる。ところが、セレクトレバーとマニュアルバルブとが機械的に連結していないため、フェール時にレンジ切り換えが不能となる。よって、信頼性や安全性の点で問題がある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、トルクセンサにかかったトルクに対する出力値が正しいかどうかの判定を行うことができるトルクセンサの故障診断方法を提供することにあり、さらに、この故障診断方法により正確な出力値が保たれるトルクセンサを備え、セレクトレバーとレンジ位置切り換え装置の機械的連結により信頼性を確保しつつ、セレクトレバーの小型化によるレイアウト自由度の拡大を図ることができ、しかも要求に応じたセレクトレバー操作力特性を得ることができる自動変速機のセレクトアシスト装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明請求項1に記載のトルクセンサの故障診断方法では、操作系に入力される操作力を検知するトルクセンサにおいて、前記操作系を駆動する診断モータを設け、前記操作系の可動部分の可動範囲端部に近接して固定端部を設け、前記操作系の可動部分が可動範囲端部にある際に、予定のトルクを発生させる駆動電流値で前記診断モータを駆動し、前記操作系の可動部分を前記固定端部に押し付けて、反力を操作系に与えて前記トルクセンサが予定のトルクを出力するかどうかで前記トルクセンサの異常を診断するようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のトルクセンサの故障診断方法において、自動変速機のレンジ位置切り換え装置と連結されたセレクトレバーへの入力操作力を検出するトルクセンサと、前記セレクトレバーの操作位置を検出する操作位置検出手段と、前記セレクトレバーにドライバの操作力を補助するアシスト力を出力するアシストモータと、検出された入力操作力と操作位置に基づいて、アシストモータに対しアシスト力を変化させる制御指令を出力するアシスト力制御手段と、を有する自動変速機のセレクトアシスト装置において、前記可動範囲端部をPレンジとし、Pレンジから固定端部にセレクトレバーを押し付けるように診断モータを兼ねるアシストモータを駆動して前記トルクセンサの異常を診断するようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のトルクセンサの故障診断方法において、自動変速機のレンジ位置切り換え装置と連結せずに連動させるセレクトレバーへの入力操作力を検出するトルクセンサと、前記セレクトレバーの操作位置を検出する操作位置検出手段と、前記レンジ位置切り換え装置のレンジ位置を検出するレンジ位置検出手段と、前記セレクトレバーに適度な操作抵抗と節度感を与える抵抗感発生モータを備えた操作感発生手段と、前記レンジ位置切り換え装置のレンジ位置を切り換える切換アクチュエータと、検出された入力操作力と操作位置にもとづいて、抵抗感発生モータに対して抵抗力を変化させる制御指令を出力し、且つ操作位置とレンジ位置にもとづいて、切換アクチュエータに対してレンジ位置を切り換えさせる制御指令を出力する制御手段と、を有する自動変速機のセレクト装置において、前記可動範囲端部をPレンジとし、Pレンジから固定端部にセレクトレバーを押し付けるように診断モータを兼ねる抵抗感発生モータを駆動して前記トルクセンサの異常を診断するようにしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3に記載のトルクセンサの故障診断方法において、前記トルクセンサの異常診断を操作系への入力がない状態で行うようにしたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、請求項2〜請求項4に記載のトルクセンサの故障診断方法において、前記操作位置検出手段の操作位置から操作速度を検出し、操作速度から前記セレクトレバーが停止していると判断すると前記トルクセンサの異常診断を行うようにしたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、請求項2〜請求項4に記載のトルクセンサの故障診断方法において、前記トルクセンサの出力値からセレクトレバーが停止していると判断すると前記トルクセンサの異常判断を行うようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、予定のトルクを発生させる駆動電流値で診断モータを駆動して操作系の可動部分を固定端部に押し付ける。すると、駆動電流値分のトルクが操作系の可動部分へ反力として加わるため、駆動電流値分のトルクをトルクセンサで計測することとなる。よって、このトルク値からトルクセンサに異常がないかどうかを判断することができる。
請求項2に記載の発明では、上記の診断方法を用いて正確な出力を保たれるトルクセンサを備える自動変速機のセレクトアシスト装置で、セレクトレバーとレンジ位置切り換え装置の機械的連結を保持しつつ、ドライバのレバー操作力をアシストアクチュエータで補助することにより、信頼性の確保と、セレクトレバーの小型化によるレイアウト自由度の拡大を共に達成できる。
また、セレクトレバーまわりに別の装置を設けることなくトルクセンサの異常を確実に診断することができる。
請求項3に記載の発明では、上記の診断方法を用いて正確な出力を保たれるトルクセンサを備える自動変速機のセレクト装置で、セレクトレバーとレンジ位置切り換え装置は電気的な接続のみとなるため、セレクトレバーの小型化を行うことができるとともに、さらにレイアウトの自由度の拡大を達成できる。
請求項4に記載の発明では、操作系への入力がない状態で異常を判断することにより、異常診断が、正常な操作へ影響を与えないようにできるとともに、異常診断が操作の影響を受けない状態でできる。
請求項5に記載の発明では、操作速度がゼロ、もしくはゼロに近い場合には、操作がされていないと判断してよいため、この状態で異常診断をおこなって、異常診断が、正常な操作へ影響を与えないようにできるとともに、異常診断が操作の影響を受けない状態でできる。
請求項6に記載の発明では、トルクセンサからの出力値が非常に小さい値など、の場合には、操作力が加わっていない状態と判断でき、操作力が加わっていない場合は、操作されていない状態と判断できるため、この状態で異常診断をおこなって、異常診断が、正常な操作へ影響を与えないようにできるとともに、異常診断が操作の影響を受けない状態でできる。
以下に、本発明のトルクセンサの故障診断方法及び、この診断方法を用いたトルクセンサを備えた自動変速機のセレクトアシスト装置を実現する実施の形態を、実施例に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の自動変速装置の構成を示す側面図、図2はアシストアクチュエータの細部構造を示す要部斜視図である。
第1実施例の自動変速装置は、セレクト機構部1と、コントロールケーブル8と、アシストアクチュエータ9と、コントロールケーブル18と、自動変速機19と、コントロールユニット(制御手段)22とを主要な構成としている。
前記セレクト機構部1は、ドライバにより操作されるセレクトレバー2を有し、例えば、運転席脇のセンタクラスタ3に設けられている。セレクトレバー2の上端には、セレクト操作時にドライバが把持するためのセレクトノブ4が付設されている。セレクトレバー2は、支点軸5を中心として回動操作され、従来の一般的なセレクトレバーよりも250mm短い100mmに設定されている。
前記セレクトレバー2の下端部には、セレクトレバージョイント7を介してプッシュプル式のコントロールケーブル8が接続されている。コントロールケーブル8は、入力レバージョイント11を介してアシストアクチュエータ9の入力レバー10と回動自在に接続されている。すなわち、セレクトレバー2の回転運動が直線運動に変換され、セレクトレバー2の操作により発生した操作力が入力レバー10に伝達される。
前記入力レバー10は、回動可能に設けられた出力軸12を介して出力レバー13と連結されている。出力軸12には、ウォームギア14が設けられており、このウォームギア14は、減速機構を備えた電動モータ(アシストモータであり、診断モータである)15のモータ出力軸16と噛み合っている。
前記出力レバー13には、出力レバージョイント17を介してプッシュプル式のコントロールケーブル18が接続されている。コントロールケーブル18は、自動変速機19の制御アーム20と接続されている。すなわち、コントロールケーブル18により出力レバー13の回転運動が直線運動に変換され、ドライバの操作力と電動モータ15の駆動力との合成力が自動変速機19の制御アーム20に伝達される。
前記出力軸12には、入力レバー10とウォームギア14との間に生じるゆがみ(ねじれ)を検出するトルクセンサ(入力操作力検出手段)21が設けられている。このトルクセンサ21により検出された操作力信号は、図外の増幅アンプにより信号増幅され、コントロールユニット22にワイヤハーネス23を介して伝達される。トルクセンサ21の検出信号により、セレクトレバー操作における操作力が推定可能となる。
前記ウォームギア14には、位置検出のための接触子24が取り付け固定されている。この接触子24がウォームギア14と一体に回動し、図示しない基板に印刷されたカーボン抵抗と電気的に接触することにより、セレクトレバー2のストローク角度に応じた電圧信号をコントロールユニット22に出力する。この接触子24とカーボン抵抗とからポテンショメータ(操作位置検出手段)25が構成されている。
このポテンショメータ25は、セレクトレバー2がPレンジ位置で停止しているときの角度を基点角度として、セレクトレバー2のストローク角度を随時検出する。
前記コントロールユニット22は、検出されたセレクトレバー2のストローク角度と、ドライバの操作力とに基づいて目標アシスト力を設定し、電動モータ15の出力デューティ比をPWM制御する。
図3に、コントロールユニット22の制御ブロック図を示す。
前記セレクト機構部1において、レンジ切り換え操作されたセレクトレバー2のストローク変化は、コントロールケーブル8を介してアシストアクチュエータ9のポテンショメータ25へ入力される。ポテンショメータ25では、セレクトレバー2の操作量に応じたストローク角度が検出され、ストローク角度信号としてコントロールユニット22へ出力される。
また、セレクトレバー2の操作力は、コントロールケーブル8を介してアシストアクチュエータ9のトルクセンサ21へ入力される。トルクセンサ21では、セレクトレバー2の操作力が検出され、操作力信号としてコントロールユニット22へ出力される。
トルクセンサ21の出力値はまずコントロールユニット22のドリフト補正ブロック50に入力される。このドリフト補正ブロック50では、微分器51からのセレクトレバー2の操作速度、ポジション・操作開始・方向判別ブロック33からのレンジ停留位置の情報を得て、セレクトレバー2がレンジ停留位置で停止状態である際に、トルクセンサ21の零点補正を行って、加算器35、ポジション・操作開始・方向判別ブロック33、トルク値診断ブロック52に補正した操作力信号を出力する。
ポジション・操作開始・方向判別ブロック33では、ストローク角度信号に基づいて、現在のセレクトレバー2のストローク角度を判定する。また、ストローク角度信号とストローク角度信号の微分値および操作力信号から、セレクトレバー2の操作開始、操作方向、操作速度および操作加速度を判別し、判別結果をFF補償テーブル43と目標テーブルブロック34とモータ駆動制御ブロック45へ出力する。
微分器51では、ポテンションメータ25からのストローク角度信号を微分して操作速度を算出して信号で、ポジション・操作開始・方向判別ブロック33、ドリフト補正ブロック50、トルク値診断ブロック52に出力する。
トルク値診断ブロック52では、セレクトレバー2がPレンジ位置に位置し、操作されていない際に、検査駆動信号を出力し電動モータ15に電流を流し、セレクトレバー2をRレンジ方向と反対方向に押し付け、発生したトルク値でトルクセンサの診断を行い、異常の場合は故障診断ブロック53に異常信号を出力する(但し、IGN ON時のみ)
故障診断ブロック53では、トルク値診断ブロック52から入力される検査駆動の際のトルク値が所定の値の範囲内にあるかどうかを判断し、異常な場合には、異常停止信号をモータ駆動制御ブロック45に出力するとともに、故障警報信号を出力する。
目標テーブルブロック34では、ストローク角度信号と、ポジション・操作開始・方向判別ブロック33によって求められたセレクトレバー2の操作方向等から、セレクトレバー2のストローク角度に応じた目標操作反力が算出され、加算器35へ出力される。
ここで、セレクトレバー2のストローク角度によって、目標操作反力は異なるため、目標テーブルブロック34には、ストローク角度毎の目標操作反力がテーブル化して格納されている。
加算器35は、操作力信号と目標操作反力の偏差を算出し、算出結果をFB制御部36へ出力する。
FB制御部36は、乗算器37と、加算器38と、乗算器39と、積分器40とから構成されている。乗算器37は、操作力信号と目標操作反力の偏差に比例ゲインを乗じた値を加算器38へ出力する(比例出力)。乗算器39は、操作力信号と目標操作反力の偏差に積分ゲインを乗じた値を積分器40へ出力する。積分器40では、乗算器39の出力を積分演算して加算器38へ出力する(積分出力)。加算器38では、比例出力と積分出力の和であるフィードバックアシスト力を加算器41に出力する。
FF制御部42は、FF補償テーブルブロック43と乗算器44とから構成されている。FF補償テーブルブロック43は、ストローク角度信号、操作速度および操作加速度に対応して予め設定された値を、乗算器44へ出力する。乗算器44では、FFアシスト力にFFゲインを乗じた値、すなわちフィードフォワードアシスト力を加算器41へ出力する。
加算器41では、FB制御部36とFF制御部42の出力和(フィードバックアシスト力+フィードフォワードアシスト力)、すなわち目標アシスト力をモータ駆動制御ブロック45へ出力する。
モータ駆動制御ブロック(アシスト力制御部に相当)45は、目標アシスト力に基づいて、電動モータ15を駆動する。
次に、自動変速機19のディテントの構造について説明する。
図4は、自動変速機19のディテントの構造を示す斜視図である。
制御アーム20には回転シャフト26が設けられ、この回転シャフト26にディテントプレート27が支持されている。ディテントプレート27の上端には、カム山27aの間に5つのレンジ(P・R・N・D・L)に対応した谷部27bが形成されている。そして、この谷部27bにバネ板28の先端に形成されたディテントピン29を係合させ、選択されたレンジ位置を保持することにより、車両の振動等に起因する意図しないレンジセレクトを防止している。
すなわち、セレクトレバー2の操作力により回転シャフト26が回動し、この回動に応じてディテントプレート27がディテントピン29に対して相対移動する。このとき、ディテントピン29がカム山27aを乗り越えて隣のレンジに対応した谷部27bと係合し、係合状態がバネ板28の弾性力により保持される。この弾性力が、セレクトレバー2を操作する際の主要な負荷力となる。
なお、ディテントプレート27には、パーキングポール30の一端が回動自在に連結されている。このパーキングポール30は、セレクトレバー2をPレンジに移動させたとき、カム状プレート31を介してパーキングギア32の回転を阻止し、図外の駆動輪をロックするものである。これにより、勾配路上にPレンジで車両を駐車したとき、勾配に応じて駆動輪をロックするように車重負荷が加わり、パーキングポール30を咬む力として作用する。
第1実施例では、トルクセンサ21(入力操作力検出手段)として、図10に示すように磁歪式のトルクセンサを用いている。この磁歪式のトルクセンサは、軸211にトルクが印加されると軸211がねじれ、軸211に各々逆方向に溝加工された2つの部分にそれぞれ引張応力・圧縮応力が選択的に働き、逆磁歪効果によりこの部分の透磁率がそれぞれ増加・減少する。この逆磁歪効果による透磁率変化を、軸211に対して励磁コイル212で磁界を発生させ、透磁率変化で変化した軸211の磁界を2つの検出コイル213で検出し、整流器214で検出電圧波形を整流化し、平滑器215で直流変換する。その後、加算器216、増幅器217で差動増幅することによりトルクに比例した電圧出力を得るものである。
次に、作用を説明する。
[セレクトレバーのアシスト制御処理]
図5は、コントロールユニット22で実行されるセレクトレバー2のアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、トルクセンサ21の操作力信号から操作力を読み込み、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、ポテンショメータ25のストローク角度信号からストローク角度を読み込み、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、セレクトレバー2のストローク角度と前回の制御周期において読み込んだストローク角度の増減差分から、セレクトレバー2の操作方向を演算し、ステップS4へ移行する。
ステップS4では、セレクトレバー2のストローク角度と前回の制御周期において読み込んだストローク角度の変化率から、セレクトレバー2の操作速度を演算するとともに、操作速度の微分値からセレクトレバー2の操作加速度を演算し、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、FF補償テーブル読み込み処理を実施し、ステップS6へ移行する。FF補償テーブルは、予め設定された複数のテーブルの中から、ストローク角度、操作速度および操作加速度に応じて最適なものを選択する。
ステップS6では、目標テーブル読み込み処理を実施し、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、読み込んだFF補償テーブルからFFアシスト力を設定し、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、読み込んだ目標テーブルからFBアシスト力を設定し、ステップS9へ移行する。
ステップS9では、設定したFFアシスト力とFBアシスト力との和から目標アシスト力を設定し、ステップS10へ移行する。
ステップS10では、目標アシスト力となるように電動モータ15の出力デューティ比を制御する。
ステップS11では、トルクセンサの診断処理をおこない、本制御を終了する。
[自動変速機の操作反力特性]
図6は、P→Rレンジ方向におけるセレクトレバー2、正確には、ドライバの把持するセレクトノブ4に発生する操作反力を示す特性図である。この操作反力特性は、電動モータ15を駆動していない状態で、ドライバがP→Rレンジ方向にセレクトレバー2を操作したとき、アシストアクチュエータ9の出力軸12において操作反力として検出された軸トルクを、セレクトノブ4に発生する操作反力Fm[N]として換算し、ポテンショメータ25により取得されるストローク角度と対比させたものである。
この操作反力は、上述した自動変速機19のディテントで発生する負荷力に、コントロールケーブル8,18の摩擦力、電動モータ15のイナーシャ等を合成したものである。すなわち、電動モータ15によるアシスト力がない状態でレンジ切り換えを行うには、この操作反力Fm以上の手動操作力が必要となる。
図6に示すように、セレクトレバー2をP→Rレンジ方向に操作したときに発生する操作反力Fmは、各レンジ間において、初めにセレクトレバー2の操作方向と逆方向(D→Nレンジ方向)に発生し、ピーク後に向きを変えて操作方向と同一方向(P→Rレンジ方向)に発生し、レンジ切り換え位置(停止位置)付近でゼロに収束した状態となる。この特性は、ディテントピン29がディテントプレート27のカム山27aを乗り越える際に発生する負荷力に起因している。すなわち、ディテントピン29がカム山27aを乗り越えるまでは、バネ板28の付勢力により抵抗力が発生し、ディテントピン29がカム山27aを乗り越えた後は、ディテントピン29が次のカム山27aの溝に落ち込んで引き込み力(慣性力)が発生するためである。
[目標操作反力特性]
図7は、P→Rレンジ方向におけるセレクトレバー2の目標操作反力を示す特性図である。この目標操作反力特性は、ドライバにとって節度感のある良好な操作特性が得られる目標操作反力Ft[N]を、セレクトレバー2のストローク角度に応じて予め設定したものである。
[FF制御アシスト力マップ]
図8は、FF制御におけるP→Rレンジ方向におけるアシスト力マップである。このアシスト力マップでは、セレクトレバー2のストローク角度に応じて、図6のディテント操作反力の約1/2の操作力がFF制御でアシストされるように設定されている。
[FF制御+FB制御]
実施例では、アシスト力を、ディテント操作反力の約1/2の操作力となるように設定したフィードフォワードアシスト力Fff[N]と、実際の操作力と目標操作反力Ftとの偏差に基づいて設定したフィードバックアシスト力FFb[N]との2つの成分とすることにより、急峻で大きなトルク偏差を伴うセレクトレバーのアシスト制御において、応答性と外乱抑制性を高いレベルで両立でき、良好な操作特性を実現できる。
[トルクセンサ出力値の診断の必要性について]
ここで、トルクセンサ出力値の診断の必要性について述べる。トルクセンサ21の出力値に異常が発生した場合、セレクトレバー2への操作力に対してトルクセンサ21の出力が規定値より大きくなると、セレクトレバー2を操作した際に必要以上にアシスト力が発生し、セレクトレバー2が勝手に移動する現象が発生する。また、セレクトレバー2の操作力に対してトルクセンサ21の出力が規定値より小さくなると、セレクトレバー2を操作した際に必要なアシスト力が発生せず、セレクトレバー2が重くなる現象が発生する。
特に、セレクトレバー2の操作力に対してトルクセンサ21の出力が規定値より大きくなった場合は、必要以上にアシスト力が発生するため、目的のレンジ位置を通り越しその先のレンジ位置に行ってしまったり、セレクトレバー2の操作中や機械的に固定される位置で前後に細かく振動するハンチング現象が発生しやすくなり、危険度や不快感が増大する。
これに対し、第1実施例のトルクセンサの故障診断方法及び、この診断方法を用いたトルクセンサを備えた自動変速機のセレクトアシスト装置では、トルク値診断ブロック52、故障診断ブロック53を設けている。
[トルクセンサの故障診断の流れ]
図9に示すのは、コントロールユニット22で実行されるトルクセンサの故障診断の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS101では、IGNがONされている際に、この処理をスタートする。
ステップS102では、セレクトレバー2の操作位置が、Pレンジにあるかどうかを判断し、PレンジにあるならばステップS103に移行し、PレンジにないならばステップS108に移行して通常処理を行うようにする。
ステップS103では、微分器51からの操作速度により、現在、操作がされていない状態かどうかを判断し、操作がない状態であるならばステップS104に移行し、操作がある状態ならばステップS108に移行して通常処理を行うようにする。
ステップS104では、予め定められた既定の電流値を電動モータ15に流して検査駆動させて、セレクトレバー2を固定端に押し付ける。
ステップS105では、セレクトレバー2を固定端に押し付けた反力をトルクセンサ21で検知する。
ステップS106では、検査駆動のための電動モータ15の駆動を停止する。
ステップS107では、検査駆動によるトルクセンサ21の出力値が正常かどうかを判断し、正常であるならばステップS108に移行し、異常であるならばステップS109に移行する。
ステップS108では、正常として通常のアシスト処理を行うようにする。
ステップS109では、異常としてモータ駆動制御ブロック45にアシスト制御停止信号を出力して、アシスト制御を停止させる。
[トルクセンサ診断]
〈1〉正常処理
IGNのON後、セレクトレバー2の操作位置がPレンジ以外又は操作中の場合には、ステップS102、S103の処理によりトルクセンサの診断を行わずに通常のアシスト処理に戻るようにする。
セレクトレバー2の操作位置がPレンジで、かつ操作が行われていない場合には、電動モータ15によりセレクトレバー2をPレンジからRレンジと反対の方向、つまり固定された端部材(固定端部218)に所定の駆動電流値、駆動トルクで押し付けるようにする。すると、セレクトレバー2はその反力を受けるため、トルクセンサ21では、その駆動トルクもしくは、実験等で予め求められるロス分を差し引いたトルクをトルクセンサ21で検出することとなる(ステップS104〜S106)。
ステップS107での判断処理により、このトルク値が正常な場合にはトルクセンサ21に異常がないとして通常のアシスト処理を行うようにする。
〈2〉異常処理
トルクセンサ21に異常がある場合には、所定の電流値で駆動した電動モータ15の反力に対するトルク値の出力が大きすぎるか小さすぎることとなって、ステップS107の判断処理により異常と判断され、ステップS109の処理によりモータ駆動制御ブロック45に制御停止信号が出力されて、アシスト制御が停止される。
この状態では、セレクトレバー2の操作は重くなるが、手動で操作可能な状態にして、さらなる誤動作等を起こさないように安全側の処理を行うようにする。
次に効果を説明する。
本実施の形態のトルクセンサの故障診断方法及び、この診断方法を用いたトルクセンサを備えた自動変速機のセレクトアシスト装置にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
(1)操作系に入力される操作力を検知するトルクセンサ21において、セレクトレバー2をアシスト駆動する電動モータ15を設け、セレクトレバー2のPレンジ〜LレンジのPレンジの端部に近接して固定端部218を設け、セレクトレバー2がPレンジにある際に、予定のトルクを発生させる駆動電流値で電動モータ15を駆動し、セレクトレバー2を固定端部218に押し付けて、反力をセレクトレバー2に与えてトルクセンサ21が予定のトルクを出力するかどうかでトルクセンサ21の異常を診断するようにしたため、衝撃や過負荷等による磁気特性の変化等のトルクセンサ21の軸211の異常、トルクセンサ21の励磁コイル212や検出コイル213の一部ショート等のコイルの異常、誤取付や経年変化、過負荷等によるトルク検出用電子部品の部品異常等の異常がトルクセンサ21にないかどうかを別の装置を付加することなく判断することができる。
(2)セレクトレバー2は従来のセレクトレバーよりも車室内空間への突出量が150mm程度少なく、さらに、セレクトレバー2と制御アーム20はコントロールケーブル8,18を介して連結されているため、従来品よりも車室内レイアウトの自由度が大きく、インストルメントパネル等、車室内の任意箇所にセレクトレバー2を設定できる。
また、セレクトレバー2と制御アーム20がコントロールケーブル8,18によって機械的に連結されているため、アシストアクチュエータ9やコントロールユニット22がフェールした場合でも、ドライバは手動でレンジ位置を切り換えることができ、安全性を確保できる。
また、Pレンジから固定端部218にセレクトレバー2を押し付けるように電動モータ15を駆動してトルクセンサ21の異常を診断するようにしたため、セレクトレバー2まわりに別の装置を設けることなくトルクセンサ21の異常を確実に診断することができる。
(4)トルクセンサ21の異常診断をセレクトレバー2への入力がない状態で行うようにしたため、異常診断が、正常な操作へ影響を与えないようにできるとともに、異常診断が操作の影響を受けない状態でできる。
(5)ポテンションメータ25の操作位置から操作速度を検出し、操作速度からセレクトレバー2が停止していると判断するとトルクセンサ21の異常診断を行うようにしたため、操作速度がゼロ、もしくはゼロに近い場合には、操作がされていないと判断してよいため、この状態で異常診断をおこなって、異常診断が、正常な操作へ影響を与えないようにできるとともに、異常診断が操作の影響を受けない状態でできる。
第2実施例は、セレクトレバーと自動変速機を機械的に連結しない自動変速機のセレクト装置におけるトルクセンサの故障診断方法の例である。
まず構成を説明する。
図11は第2実施例の自動変速装置の構成を示す側面図、図12はコントロールユニット22の制御ブロック図である。
第2実施例では、セレクトレバー2と自動変速機19の制御アームは機械的に連結せずレンジの切り換えを行う。
第2実施例の自動変速装置は、セレクトレバー2への操作を検出するセレクトレバー側と、自動変速機19と自動変速機19のレンジを切り換える切換アクチュエータ側と、コントロールユニット22(制御手段)を主な構成とする。
セレクトレバー側には、自動変速機19のディテント構造とは別に図13に示すように、セレクトレバー2の回転軸に取り付けて共に回転変位するディテントプレート81を設ける。ディテントプレート81にはカム山81aと谷部81bを設け、ディテントピン83をカム山81aと谷部81bにバネ板82の付勢力で押し付けるように係合させる。このディテントプレート81の谷部81bはPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、Lレンジに対応させ、自動変速機19のディテント力より小さい力で操作できる構造にしておく。
さらに、セレクトレバー2には、セレクトレバー2の操作位置を検出するポテンショメータ61、ディテントプレート81によるディテント力に加えてセレクトレバー2の操作の抵抗感を生成する電動モータ62(抵抗感発生モータに相当)、セレクトレバー2の入力操作力を検出するトルクセンサ60を設ける。
これら、セレクトレバー側のトルクセンサ60、ポテンショメータ61の出力をコントロールユニット22へ送り、コントロールユニット22により電動モータ62が制御駆動されるようにワイヤハーネス23が接続される。
次に、自動変速機側には、自動変速機19のレンジ位置を切り換える制御アーム20をコントロールケーブル18で機械的に連結した電動モータ63を設ける。詳しくは、電動モータ63のモータ出力軸631により回転する回転軸64に設けた出力レバー13の端部が出力レバージョイントによりコントロールケーブル18に取り付けられることにより、電動モータ63により制御アーム20を操作してレンジを切り換える。この電動モータ63の回転軸64部分には、レンジ切り換え位置を検出するためのポテンショメータ65を設ける。
自動変速機側のポテンショメータ65の出力をコントロールユニット22に入力し、電動モータ63の制御駆動をコントロールユニット22で行うようにワイヤハーネス23で接続する。
図12に、第2実施例のコントロールユニット22の制御ブロック図を示す。
セレクトレバー側において、セレクトレバー2へ入力された操作力はトルクセンサ60で検知され、コントロールユニット22に入力される。また、その際のセレクトレバー2の操作位置は、セレクトレバー2の角度変化としてポテンショメータ61で検知され、ストローク角度信号としてコントロールユニット22へ出力される。
また、自動変速機側の操作位置は、制御アーム20にコントロールケーブル18を介して接続される回転軸64の回転位置をポテンショメータ65で検出して角度信号としてコントロールユニット22へ出力される。
トルクセンサ60の出力値はまずコントロールユニット22のドリフト補正ブロック70に入力される。ドリフト補正ブロック70では、微分器74からのセレクトレバー2の操作速度、ポジション・操作開始・方向判別ブロック71からのレンジ停留位置の情報を得て、セレクトレバー2がレンジ停留位置で停止状態である際に、トルクセンサ60の零点補正を行って、加算器73、ポジション・操作開始・方向判別ブロック71、トルク値診断ブロック75に補正した操作力信号を出力する。
ポジション・操作開始・方向判別ブロック71では、ポテンショメータ61からのストローク角度信号に基づいて、現在のセレクトレバー2のストローク角度を判定する。また、ストローク角度信号とストローク角度信号の微分値および操作力信号から、セレクトレバー2の操作開始、操作方向、操作速度および操作加速度を判別し、判別結果を目標反力テーブル72、ドリフト補正ブロック70、主制御器221、トルク値診断ブロック75に出力する。
微分器74では、ポテンショメータ61からのストローク角度信号を微分して操作速度を算出し信号で、ドリフト補正ブロック71、ポジション・操作開始・方向判別ブロック71、トルク値診断ブロック75に出力する。
トルク値診断ブロック75では、セレクトレバー2がPレンジ位置に位置し、操作されていない際に、検査駆動信号を出力し電動モータ62に電流を流し、セレクトレバー2をRレンジ方向と反対方向に押し付け、発生したトルク値でトルクセンサの診断を行い、異常の場合は故障診断ブロック76に異常信号を出力する(但し、IGN ON時のみ)。
故障診断ブロック76では、トルク値診断ブロック75から入力される検査駆動の際のトルク値が所定の範囲内にあるかどうかを判断し、異常な場合には、異常停止信号をモータ駆動制御ブロック77に出力するとともに、故障警報信号を出力する。
目標反力テーブル72では、ストローク角度信号と、ポジション・操作開始・方向判別ブロック71によって求められたセレクトレバー2の操作方向等から、セレクトレバー2のストローク角度に応じた抵抗感生成のための目標反力が算出され、加算器73に出力される。
加算器73では、操作力信号と目標反力の偏差を算出し、算出結果を主制御器221に出力する。
主制御器221では、操作力信号と目標反力の偏差に応じた駆動電流値を算出してモータ駆動制御ブロック77に出力する。
モータ駆動制御ブロック77は、主制御器221からの駆動電流値に基づいて、抵抗感を生成するよう電流モータ63を駆動する。
加算器78では、ポテンショメータ61とポテンショメータ65の出力の偏差を算出し、算出結果を位置FB制御器79に出力する。
ここで、ポテンショメータ61とポテンショメータ65の偏差の算出の際には、係数を乗じるなどして2つのポテンショメータ61,65が対応する状態で偏差を求めるのが望ましい。
位置FB制御器79では、ポジション・操作開始・方向判別ブロック71からの操作速度と2つのポテンショメータ61,65の出力角度の偏差に応じた駆動電流値を算出し、モータ駆動制御ブロック80に出力する。
モータ駆動制御ブロック80では、位置FB制御器79からの駆動電流値に基づいて電動モータ63を駆動する。
次に作用を説明する。
[セレクト制御]
第2実施例では、セレクトレバー2の部分に設けたディテントプレート81とディテントピン83の係合によるディテント力に電動モータ62の駆動による抵抗力を加えるようにして、適度な節度感によりセレクトレバー2が操作されるようにする。この抵抗力の生成は目標反力テーブル72を参照した主制御器221の制御により行うようにする。
セレクトレバー2の操作位置はポテンショメータ61で検知し、これに遅れないように2つのポテンショメータ61,65の出力値の偏差を無くすようフィードバック制御を行うように電動モータ63を駆動させて、自動変速機19の制御アーム20を駆動する。よって、機械的には連結していないが、ドライバにセレクトレバー2の操作でレンジを切り換えていると実感させる。
第2実施例では、自動変速機19のディテント構造は第1実施例と同じであるが、自動変速機19の制御アーム20の操作は全て電動モータ63の駆動により行われることとなる。
[電気的な接続による設計自由度の向上]
第2実施例では、セレクトレバー側と自動変速機側が電気的な接続のみとなるため、セレクトレバー2の省スペース化、配置の自由度が大きくなる。
[トルクセンサ出力値の診断の必要性]
第2実施例においては、電動モータ62の駆動によりセレクトレバー2にトルクを付加することにより適度な操作抵抗感を生成している。トルクセンサ60の出力値に異常が発生した場合、電動モータ62の駆動力が規定の値より小さくなり過ぎる(抵抗感が小さくなり過ぎる)と、セレクトレバー2が軽く操作できるようになり、ドライバがセレクトレバー2を移動させ過ぎることが発生する。
また、電動モータ62の駆動力が大きくなり過ぎる(抵抗感が大きくなり過ぎる)と、セレクトレバー2が重くなることが発生する。
これに対し、第2実施例のトルクセンサの故障診断方法及び、この故障診断方法を用いたトルクセンサを備えた自動変速機のセレクトアシスト装置では、トルク値診断ブロック75、故障診断ブロック76を設けている。
[トルクセンサの故障診断の流れ]
図14に示すのは、コントロールユニット22で実行されるトルクセンサの故障診断の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201,S202,S204〜S209は、第1実施例と同様のため、説明を省略する。
第2実施例では、ステップS203において、操作が無いかどうかを、トルクセンサからの出力値から判断している。
[トルクセンサ診断]
正常処理においては、第1実施例と同様であるので説明を省略する。
異常の際には、第2実施例では、制御を停止することにより、通常より軽い力で操作が可能となる。このため、故障診断ブロック76は故障警報を出力する。
よって、電動モータ62の制御を止めて、さらなる誤作動を起こさないようにでき、かつその状態で走行可能にする。
他の作用については第1実施例と同様であるので説明を省略する。
次に効果を説明する。
第2実施例では、第1実施例の(1),(4)の効果に加えて次に列挙する効果を得ることができる。
(3)自動変速機19の制御アーム20と連動させるセレクトレバー2への入力操作力を検出するトルクセンサ60と、セレクトレバー2の操作位置を検出するポテンショメータ61と、制御アーム20のレンジ位置を検出するよう回転軸64に取り付けたポテンショメータ65と、セレクトレバー2に適度な操作抵抗と節度感を与える電動モータ62を備えたセレクトレバー側と、制御アーム20のレンジ位置を切り換える電動モータ63と、検出された入力操作力と操作位置にもとづいて、電動モータ62に対して抵抗力を変化させる制御指令を出力し、且つ操作位置とレンジ位置にもとづいて、電動モータ63に対してレンジ位置を切り換えさせる制御指令を出力する制御手段と、を有する自動変速機のセレクト装置において、可動範囲端部をPレンジとし、Pレンジから固定端部218にセレクトレバー2を押し付けるように電動モータ62を駆動してトルクセンサ60の異常を診断するようにしたため、衝撃や過負荷等による磁気特性の変化等のトルクセンサ21の軸211の異常、トルクセンサ21の励磁コイル212や検出コイル213の一部ショート等のコイルの異常、誤取付や経年変化、過負荷等によるトルク検出用電子部品の部品異常等の異常がトルクセンサ21にないかどうかを別の装置を付加することなく判断することができ、また、セレクトレバー2と自動変速機19の制御アーム20は電気的な接続のみとなるため、セレクトレバー2の小型化を行うことができるとともに、さらにレイアウトの自由度の拡大を達成できる。
(6)トルクセンサ60の出力値からセレクトレバー2が停止していると判断するとトルクセンサ60の異常判断を行うようにしたため、この状態で異常診断をおこなって、異常診断が、正常な操作へ影響を与えないようにできるとともに、異常診断が操作の影響を受けない状態でできる。
(その他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態を第1実施例に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は第1実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、第1実施例では、セレクトレバー2の入力操作力を検出する入力操作力検出手段としてトルクセンサ21を用いたが、電動モータ15への供給電流値や電動モータ15の回転数等から入力操作力を推定する構成としてもよい。
第1実施例では、セレクトレバー2と自動変速機19の制御アーム20をコントロールケーブル8,18で連結する構成を示したが、セレクトレバー2の操作力を制御アーム20に伝える操作力伝達手段は任意であり、ロッドやリンケージを用いた構成としてもよい。
セレクトレバー2の形状や大きさは任意であり、指先で操作可能なスイッチ形状としてもよい。また、目標操作反力特性も、セレクトレバー2の形状に応じて良好な操作特性が得られる特性に変更する。
目標アシスト力に対するFFアシスト力FffとFBアシスト力Ffbの配分比率は、目標操作特性に応じて自由に設定できる。
第1実施例、第2実施例では、トルクセンサの異常を検出すると制御を停止したが、その時点でのレンジ位置を保持、所定のレンジ位置あるいは所定の変速比に固定するなどの処置を行うようにしてもよく、退避走行等を加味してより安全側の処置となるものが望ましい。
第1実施例の自動変速機の構成を示す側面図である。 アシストアクチュエータの細部構造を示す要部斜視図である。 コントロールユニットの制御ブロック図である。 自動変速機のディテントの構造を示す斜視図である。 コントロールユニットで実行されるセレクトレバーのアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。 P→Rレンジ方向においてセレクトレバーに発生する操作反力を示す特性図である。 P→Rレンジ方向におけるセレクトレバーの目標操作反力を示す特性図である。 P→Rレンジ方向におけるFFアシスト力マップである。 コントロールユニットで実行されるトルクセンサの故障診断の処理の流れを示すフローチャートである。 トルクセンサの説明図である。 第2実施例の自動変速機の構成を示す側面図である。 第2実施例のコントロールユニットの制御ブロック図である。 第2実施例の自動変速機のセレクト装置のセレクトレバー側のディテント構造を示す説明図である。 第2実施例のコントロールユニットで実行されるトルクセンサの故障診断の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 セレクト機構部
2 セレクトレバー
3 センタクラスタ
4 セレクトノブ
5 支点軸
7 セレクトレバージョイント
8 コントロールケーブル
9 アシストアクチュエータ
10 入力レバー
11 入力レバージョイント
12 出力軸
13 出力レバー
14 ウォームギア
15 電動モータ
16 モータ出力軸
17 出力レバージョイント
18 コントロールケーブル
19 自動変速機
20 制御アーム
21 トルクセンサ
22 コントロールユニット
23 ワイヤハーネス
24 接触子
25 ポテンショメータ
26 回転シャフト
27 ディテントプレート
27a カム山
27b 谷部
28 バネ板
29 ディテントピン
30 パーキングポール
31 カム状プレート
32 パーキングギア
33 方向判別ブロック
34 目標テーブルブロック
35 加算器
36 FB制御部
37 乗算器
38 加算器
39 乗算器
40 積分器
41 加算器
42 FF制御部
43 FF補償テーブルブロック
44 乗算器
45 モータ駆動制御ブロック
50 ドリフト補正ブロック
51 微分器
52 トルク値診断ブロック
53 故障診断ブロック
211 (トルクセンサの)軸
212 (トルクセンサの)励磁コイル
213 (トルクセンサの)検出コイル
214 整流器
215 平滑器
216 加算器
217 増幅器
218 固定端部
221 主制御器
60 トルクセンサ
61 ポテンショメータ
62 電動モータ
63 電動モータ
631 モータ出力軸
64 回転軸
65 ポテンショメータ
70 ドリフト補正ブロック
71 ポジション・操作開始・方向判別ブロック
72 目標反力テーブルブロック
73 加算器
74 微分器
75 トルク値診断ブロック
76 故障診断ブロック
77 モータ駆動制御ブロック
78 加算器
79 位置FB制御器
80 モータ駆動制御ブロック
81 ディテントプレート
81a カム山
81b 谷部
82 バネ板
83 ディテントピン

Claims (6)

  1. 操作系に入力される操作力を検知するトルクセンサにおいて、
    前記操作系を駆動する診断モータを設け、
    前記操作系の可動部分の可動範囲端部に近接して固定端部を設け、
    前記操作系の可動部分が可動範囲端部にある際に、
    予定のトルクを発生させる駆動電流値で前記診断モータを駆動し、
    前記操作系の可動部分を前記固定端部に押し付けて、
    反力を操作系に与えて前記トルクセンサが予定のトルクを出力するかどうかで前記トルクセンサの異常を診断するようにしたことを特徴とするトルクセンサの故障診断方法。
  2. 請求項1に記載のトルクセンサの故障診断方法において、
    自動変速機のレンジ位置切り換え装置と連結されたセレクトレバーへの入力操作力を検出するトルクセンサと、
    前記セレクトレバーの操作位置を検出する操作位置検出手段と、
    前記セレクトレバーにドライバの操作力を補助するアシスト力を出力するアシストモータと、
    検出された入力操作力と操作位置に基づいて、アシストモータに対しアシスト力を変化させる制御指令を出力するアシスト力制御手段と、
    を有する自動変速機のセレクトアシスト装置において、
    前記可動範囲端部をPレンジとし、Pレンジから固定端部にセレクトレバーを押し付けるように診断モータを兼ねるアシストモータを駆動して前記トルクセンサの異常を診断するようにしたことを特徴とするトルクセンサの故障診断方法。
  3. 請求項1に記載のトルクセンサの故障診断方法において、
    自動変速機のレンジ位置切り換え装置と連結せずに連動させるセレクトレバーへの入力操作力を検出するトルクセンサと、
    前記セレクトレバーの操作位置を検出する操作位置検出手段と、
    前記レンジ位置切り換え装置のレンジ位置を検出するレンジ位置検出手段と、
    前記セレクトレバーに適度な操作抵抗と節度感を与える抵抗感発生モータを備えた操作感発生手段と、
    前記レンジ位置切り換え装置のレンジ位置を切り換える切換アクチュエータと、
    検出された入力操作力と操作位置にもとづいて、抵抗感発生モータに対して抵抗力を変化させる制御指令を出力し、且つ操作位置とレンジ位置にもとづいて、切換アクチュエータに対してレンジ位置を切り換えさせる制御指令を出力する制御手段と、
    を有する自動変速機のセレクト装置において、
    前記可動範囲端部をPレンジとし、Pレンジから固定端部にセレクトレバーを押し付けるように診断モータを兼ねる抵抗感発生モータを駆動して前記トルクセンサの異常を診断するようにしたことを特徴とするトルクセンサの故障診断方法。
  4. 請求項1〜請求項3に記載のトルクセンサの故障診断方法において、
    前記トルクセンサの異常診断を操作系への入力がない状態で行うようにしたことを特徴とするトルクセンサの故障診断方法。
  5. 請求項2〜請求項4に記載のトルクセンサの故障診断方法において、
    前記操作位置検出手段の操作位置から操作速度を検出し、操作速度から前記セレクトレバーが停止していると判断すると前記トルクセンサの異常診断を行うようにしたことを特徴とするトルクセンサの故障診断方法。
  6. 請求項2〜請求項4に記載のトルクセンサの故障診断方法において、
    前記トルクセンサの出力値からセレクトレバーが停止していると判断すると前記トルクセンサの異常判断を行うようにしたことを特徴とするトルクセンサの故障診断方法。
JP2003277087A 2003-07-18 2003-07-18 トルクセンサの故障診断方法 Withdrawn JP2005037334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277087A JP2005037334A (ja) 2003-07-18 2003-07-18 トルクセンサの故障診断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277087A JP2005037334A (ja) 2003-07-18 2003-07-18 トルクセンサの故障診断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005037334A true JP2005037334A (ja) 2005-02-10

Family

ID=34213190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277087A Withdrawn JP2005037334A (ja) 2003-07-18 2003-07-18 トルクセンサの故障診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005037334A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121868A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Toyota Motor Corp シフト切換機構の制御装置および制御方法
JP2011051456A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2011105056A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2011110981A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2012148607A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Toyota Motor Corp 車両の操舵制御装置
WO2012108525A1 (ja) * 2011-02-10 2012-08-16 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置およびセンサ異常検出装置
CN102768099A (zh) * 2011-05-03 2012-11-07 杭州坦司特仪器设备有限公司 10mn微机控制电液伺服力标准机及其使用方法
CN111255890A (zh) * 2018-12-03 2020-06-09 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 用于运行具有形锁合的切换元件的变速器的方法和控制器
CN114659688A (zh) * 2020-12-22 2022-06-24 达明机器人股份有限公司 双回路力矩感知系统及其感知方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121868A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Toyota Motor Corp シフト切換機構の制御装置および制御方法
US7828695B2 (en) 2006-11-15 2010-11-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and method for shift-position changing mechanism
JP4609418B2 (ja) * 2006-11-15 2011-01-12 トヨタ自動車株式会社 シフト切換機構の制御装置および制御方法
CN101182884B (zh) * 2006-11-15 2011-10-26 丰田自动车株式会社 用于档位切换机构的控制装置和方法
JP2011051456A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2011105056A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2011110981A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2012148607A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Toyota Motor Corp 車両の操舵制御装置
WO2012108525A1 (ja) * 2011-02-10 2012-08-16 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置およびセンサ異常検出装置
CN103298687A (zh) * 2011-02-10 2013-09-11 株式会社捷太格特 电动助力转向设备和传感器异常检测设备
JP5617937B2 (ja) * 2011-02-10 2014-11-05 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置およびセンサ異常検出装置
US8989966B2 (en) 2011-02-10 2015-03-24 Jtekt Corporation Electric power steering device and sensor abnormality detection device
CN102768099A (zh) * 2011-05-03 2012-11-07 杭州坦司特仪器设备有限公司 10mn微机控制电液伺服力标准机及其使用方法
CN111255890A (zh) * 2018-12-03 2020-06-09 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 用于运行具有形锁合的切换元件的变速器的方法和控制器
CN111255890B (zh) * 2018-12-03 2022-06-14 腓特烈斯港齿轮工厂股份公司 用于运行具有形锁合的切换元件的变速器的方法和控制器
CN114659688A (zh) * 2020-12-22 2022-06-24 达明机器人股份有限公司 双回路力矩感知系统及其感知方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005037334A (ja) トルクセンサの故障診断方法
JP2007192338A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005024509A (ja) トルクセンサの故障診断方法
JP2006029419A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2007192337A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
EP1443250A2 (en) Automatic transmission apparatus for vehicle
JP4605125B2 (ja) シフト切換機構の制御装置
JP2005003132A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005315344A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP4457638B2 (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005098428A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP4806916B2 (ja) 電動アシスト装置の故障判定方法
JP2005009570A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005106099A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005007970A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005054916A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005003085A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2004359167A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2007285421A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005042889A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005016690A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP4360176B2 (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005256907A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2005308024A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置
JP2007278369A (ja) 自動変速機のセレクトアシスト装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051114

A621 Written request for application examination

Effective date: 20060324

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20070802

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761