JP2007192337A - 自動変速機のセレクトアシスト装置 - Google Patents

自動変速機のセレクトアシスト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 セレクトレバーとレンジ位置切り換え装置の機械的連結により信頼性を確保しつつ、セレクトレバーの小型化によるレイアウト自由度の拡大を図ることができ、しかも要求に応じたセレクトレバー操作力特性を得ることができる自動変速機のセレクトアシスト装置を提供する。
【解決手段】 操作位置を検出する手段は、3つのポテンショメータ25a〜25cからなり、複数のポテンショメータ25a〜25cは、操作位置に比例して検出量が増加する正検出特性のポテンショメータ25bと、操作位置に比例して検出量が減少する負検出特性のポテンショメータ25aと、電源切換回路40によって正検出特性と負検出特性とが切り換えられるポテンショメータ25cと、からなり、ポテンショメータ25a〜25cの出力値の正負を組み合わせて加算した値から異常を検出する操作位置異常検出部38を設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動変速機を備えた車両において、ドライバのセレクトレバー操作力を補助する自動変速機のセレクトアシスト装置の技術分野に属する。
従来、自動変速機のセレクトレバーは、ロッドやケーブル等の操作力伝達手段を介して自動変速機のマニュアルバルブと機械的に連結されている。セレクトレバーに入力されるドライバの操作力は、操作力伝達手段を介してマニュアルバルブに伝達され、操作量に応じてレンジ位置が切り換えられる(例えば、特許文献1参照)。
一方、セレクトレバーとマニュアルバルブとが電気的に接続された、いわゆるシフトバイワイヤ技術を用いたものが知られている。この従来技術は、マニュアルバルブを作動するアクチュエータを設け、セレクトレバーの回動操作を電気信号に変化してアクチュエータを駆動することにより、レンジ位置を切り換えるものである(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−323559号公報 特開2003−97694号公報
セレクトレバーの操作時には、操作力伝達手段のフリクション、ディテントの抵抗等、機械的な操作反力が発生するため、大きな操作力が要求される。よって、ドライバの必要操作力を小さくするために、セレクトレバーの長さを十分な梃子力が得られる長さに設定する必要がある。
したがって、上記従来技術のうち前者にあっては、セレクトレバーの長さに起因して形状が大きくなるため、設置場所に制約が多く、車室内におけるレイアウト自由度が低いという問題があった。
一方、後者では、アクチュエータの採用によってセレクトレバーを短く設計でき、前者と比較してレイアウト自由度は高くなる。ところが、セレクトレバーとマニュアルバルブとが機械的に連結していないため、フェール時にレンジ切り換えが不能となる。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、セレクトレバーとレンジ位置切り換え装置の機械的連結によりレンジ切り換えを可能としつつ、セレクトレバーの小型化によるレイアウト自由度の拡大を図ることができ、しかも要求に応じたセレクトレバー操作力特性を得ることができる自動変速機のセレクトアシスト装置を提供することにある。さらに、位置検出手段の出力による誤判定を防止できる自動変速機のセレクトアシスト装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の自動変速機のセレクトアシスト装置では、自動変速機のレンジ位置切り換え装置と連結されたセレクトレバーへの入力操作力を検出する入力操作力検出手段と、前記セレクトレバーの操作位置を検出する操作位置検出手段と、前記セレクトレバーにドライバの操作力を補助するアシスト力を出力するアシストアクチュエータと、検出された入力操作力と操作位置に基づいて、アシストアクチュエータに対しアシスト力を変化させる制御指令を出力するアシスト力制御手段と、を備える自動変速機のセレクトアシスト装置であって、前記操作位置検出手段は、3つ以上の複数のセンサからなる、ことを特徴とする。
本発明では、セレクトレバーとレンジ位置切り換え装置の機械的連結を保持しつつ、ドライバのレバー操作力をアシストアクチュエータで補助することにより、信頼性の確保と、セレクトレバーの小型化によるレイアウト自由度の拡大を共に達成できる。
さらに、セレクトレバーとレンジ位置切り換え装置との機械的連結を保持しながらも、目標操作反力特性設定部において、ドライバにとって節度感のある良好な目標操作反力特性を、ディテントの負荷特性等に影響されることなく自由に設定できる。
また、本発明では、アシスト力制御部は、目標操作反力特性により得られる目標操作反力と入力操作力との偏差に基づいて設定したフィードバックアシスト力を目標アシスト力とし、アシストアクチュエータに制御指令を出力する。
よって、本発明では、フィードバック制御による高精度の目標追従性を得ることができ、要求に応じた、すなわち、目標操作反力特性に沿ったセレクトレバー操作力特性を得ることができる。
さらに、実施例1では、操作位置検出手段の検出結果による誤判断を防止することができる。
以下に、本発明の自動変速機のセレクトアシスト装置を実現する実施の形態を、実施例に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の自動変速装置の構成を示す側面図、図2はアシストアクチュエータの細部構造を示す要部斜視図である。
第1実施例の自動変速装置は、セレクト機構部1と、コントロールケーブル8と、アシストアクチュエータ9と、コントロールケーブル18と、自動変速機19と、コントロールユニット(アシスト力制御手段)22とを主要な構成としている。
前記セレクト機構部1は、ドライバにより操作されるセレクトレバー2を有し、例えば、運転席脇のセンタクラスタ3に設けられている。セレクトレバー2の上端には、セレクト操作時にドライバが把持するためのセレクトノブ4が付設されている。セレクトレバー2は、支点軸5を中心として回動操作され、従来の一般的なセレクトレバーよりも250mm短い100mmに設定されている。
前記セレクトレバー2の下端部には、セレクトレバージョイント7を介してプッシュプル式のコントロールケーブル8が接続されている。コントロールケーブル8は、入力レバージョイント11を介してアシストアクチュエータ9の入力レバー10と回動自在に接続されている。すなわち、セレクトレバー2の回転運動が直線運動に変換され、セレクトレバー2の操作により発生した操作力が入力レバー10に伝達される。
前記入力レバー10は、回動可能に設けられた出力軸12を介して出力レバー13と連結されている。出力軸12には、ウォームギア14が設けられており、このウォームギア14は、減速機構を備えた電動モータ15のモータ出力軸16と噛み合っている。
前記出力レバー13には、出力レバージョイント17を介してプッシュプル式のコントロールケーブル18が接続されている。コントロールケーブル18は、自動変速機19の制御アーム20と接続されている。すなわち、コントロールケーブル18により出力レバー13の回転運動が直線運動に変換され、ドライバの操作力と電動モータ15の駆動力との合成力が自動変速機19の制御アーム20に伝達される。
前記出力軸12には、入力レバー10とウォームギア14との間に生じるゆがみ(ねじれ)を検出するトルクセンサ(入力操作力検出手段)21が設けられている。このトルクセンサ21により検出された操作力信号は、図外の増幅アンプにより信号増幅され、コントロールユニット22にワイヤハーネス23を介して伝達される。トルクセンサ21の検出信号により、セレクトレバー操作における操作力が推定可能となる。
前記ウォームギア14には、位置検出のための接触子24が取り付け固定されている。この接触子24がウォームギア14と一体に回動し、図示しない基板に印刷されたカーボン抵抗と電気的に接触することにより、セレクトレバー2のストローク角度に応じた電圧信号をコントロールユニット22に出力する。この接触子24とカーボン抵抗とからポテンショメータ(操作位置検出手段)25が構成されている。
このポテンショメータ25a〜25cは、セレクトレバー2がPレンジ位置で停止しているときの角度及びLレンジ位置を基点角度として、セレクトレバー2のストローク角度を随時検出する。
前記コントロールユニット22は、検出されたセレクトレバー2のストローク角度と、ドライバの操作力とに基づいて目標アシスト力を設定し、電動モータ15の出力をPWM制御する。
前記電動モータ15には、出力軸部分に電動モータ15の出力回転速度を検知する速度センサ(速度検出手段)50を設ける。
図3に、コントロールユニット22の制御ブロック図を示す。
前記セレクト機構部1において、レンジ切り換え操作されたセレクトレバー2のストローク変化は、コントロールケーブル8を介してアシストアクチュエータ9のポテンショメータ25a〜25cへ入力される。ポテンショメータ25a〜25cでは、セレクトレバー2の操作量に応じたストローク角度が検出され、ストローク角度信号としてコントロールユニット22へ出力される。
また、セレクトレバー2の操作力は、コントロールケーブル8を介してアシストアクチュエータ9のトルクセンサ21へ入力される。トルクセンサ21では、セレクトレバー2の操作力が検出され、操作力信号としてコントロールユニット22へ出力される。
ポジション・操作開始・方向判別ブロック33では、操作位置異常検出部38から出力されるストローク角度信号に基づいて、現在のセレクトレバー2のストローク角度を判定する。また、ストローク角度信号とストローク角度信号の微分値および操作力信号から、セレクトレバー2の操作開始、操作方向、操作速度および操作加速度を判別し、判別結果を目標テーブルブロック34とモータ駆動制御ブロック37へ出力する。
目標テーブルブロック(目標操作反力特性設定部)34では、操作位置異常検出部38から出力されるストローク角度信号と、ポジション・操作開始・方向判別ブロック33によって求められたセレクトレバー2の操作方向等から、セレクトレバー2のストローク角度に応じた目標操作反力が算出され、加算器35へ出力される。
ここで、セレクトレバー2のストローク角度によって、目標操作反力は異なるため、目標テーブルブロック34には、ストローク角度毎の目標操作反力がテーブル化して格納されている。
加算器35は、操作力信号と目標操作反力の偏差を算出し、算出結果をFB制御部36へ出力する。
FB制御部(フィードバック制御部)36は、操作力信号と目標操作反力の偏差にゲインを乗じた演算を行うようにして、フィードバックアシスト力の駆動し例値を出力する。
モータ駆動制御ブロック(アシスト力制御部に相当)37は、目標アシスト力に基づいて、電動モータ15を駆動する。
操作位置異常検出部38は、3つのポテンショメータ25a〜25cの検出結果から、ポテンショメータ25a〜25cの異常を検出し、正常な状態、異常な状態に応じて処理した操作位置(ストローク角度信号)を出力する。
次に、自動変速機19のディテントの構造について説明する。
図4は、自動変速機19のディテントの構造を示す斜視図である。
制御アーム20には回転シャフト26が設けられ、この回転シャフト26にディテントプレート27が支持されている。ディテントプレート27の上端には、カム山27aの間に5つのレンジ(P・R・N・D・L)に対応した谷部27bが形成されている。そして、この谷部27bにバネ板28の先端に形成されたディテントピン29を係合させ、選択されたレンジ位置を保持することにより、車両の振動等に起因する意図しないレンジセレクトを防止している。
すなわち、セレクトレバー2の操作力により回転シャフト26が回動し、この回動に応じてディテントプレート27がディテントピン29に対して相対移動する。このとき、ディテントピン29がカム山27aを乗り越えて隣のレンジに対応した谷部27bと係合し、係合状態がバネ板28の弾性力により保持される。この弾性力が、セレクトレバー2を操作する際の主要な負荷力となる。
なお、ディテントプレート27には、パーキングポール30の一端が回動自在に連結されている。このパーキングポール30は、セレクトレバー2をPレンジに移動させたとき、カム状プレート31を介してパーキングギア32の回転を阻止し、図外の駆動輪をロックするものである。これにより、勾配路上にPレンジで車両を駐車したとき、勾配に応じて駆動輪をロックするように車重負荷が加わり、パーキングポール30を咬む力として作用する。
次に、ポテンショメータ周辺の構成について説明する。
図5は実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置のポテンショメータ周辺のシステム構成の説明図である。図6は実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置の電源切換回路の構成例を示す説明図である。図7は実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置のポテンショメータの出力特性の説明図である。
実施例1では、操作位置の検出手段として、ポテンショメータ25a〜25cの3つを設けている。この3つのポテンショメータ25a〜25cは、いずれもセレクトレバー2の操作位置を検出する。ポテンショメータ25aは、図7(a)に示すようにLレンジ位置側の限界操作位置付近を基点とし、Pレンジ位置へ向かうと徐々に出力レベルが大きくなるものである。
次にポテンショメータ25bは、図7(b)に示すようにPレンジ位置側の限界操作位置付近を基点とし、Lレンジ位置へ向かうと徐々に出力レベルが大きくなるものである。次に、ポテンショメータ25cは、図7(c)に示すように、Lレンジ位置側の限界操作位置付近を基点とし、Pレンジ位置へ向かうと徐々に出力レベルが大きくなる特性と、Pレンジ位置側の限界操作位置付近を基点とし、Lレンジ位置へ向かうと徐々に出力レベルが大きくなる特性を、電源切換回路40により切り換えて用いるものである。
電源切換回路40は、図6に示すように、リレー401とリレー402の切り換えにより、ポテンショメータ25cの電源、GNDを反転させるものである。
次に、作用を説明する。
[セレクトレバーのアシスト制御処理]
図8は、コントロールユニット22で実行されるセレクトレバー2のアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、トルクセンサ21の操作力信号から操作力を読み込み、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、ポテンショメータ25のストローク角度信号からストローク角度を読み込み、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、セレクトレバー2のストローク角度と前回の制御周期において読み込んだストローク角度の増減差分から、セレクトレバー2の操作方向を演算し、ステップS4へ移行する。
ステップS4では、セレクトレバー2のストローク角度と前回の制御周期において読み込んだストローク角度の変化率から、セレクトレバー2の操作速度を演算するとともに、操作速度の微分値からセレクトレバー2の操作加速度を演算し、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、目標テーブル読み込み処理を実施し、ステップS6へ移行する。
ステップS6では、読み込んだ目標テーブルからFBアシスト力を設定し、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、目標アシスト力となるように電動モータ15の出力デューティ比を制御し、本制御を終了する。
[自動変速機の操作反力特性]
図9は、P→Rレンジ方向におけるセレクトレバー2、正確には、ドライバの把持するセレクトノブ4に発生する操作反力を示す特性図である。この操作反力特性は、電動モータ15を駆動していない状態で、ドライバがP→Rレンジ方向にセレクトレバー2を操作したとき、アシストアクチュエータ9の出力軸12において操作反力として検出された軸トルクを、セレクトノブ4に発生する操作反力Fm[N]として換算し、ポテンショメータ25により取得されるストローク角度と対比させたものである。
この操作反力は、上述した自動変速機19のディテントで発生する負荷力に、コントロールケーブル8,18の摩擦力、電動モータ15のイナーシャ等を合成したものである。すなわち、電動モータ15によるアシスト力がない状態でレンジ切り換えを行うには、この操作反力Fm以上の手動操作力が必要となる。
図9に示すように、セレクトレバー2をP→Rレンジ方向に操作したときに発生する操作反力Fmは、各レンジ間において、初めにセレクトレバー2の操作方向と逆方向(D→Nレンジ方向)に発生し、ピーク後に向きを変えて操作方向と同一方向(P→Rレンジ方向)に発生し、レンジ切り換え位置(停止位置)付近でゼロに収束した状態となる。この特性は、ディテントピン29がディテントプレート27のカム山27aを乗り越える際に発生する負荷力に起因している。すなわち、ディテントピン29がカム山27aを乗り越えるまでは、バネ板28の付勢力により抵抗力が発生し、ディテントピン29がカム山27aを乗り越えた後は、ディテントピン29が次のカム山27aの溝に落ち込んで引き込み力(慣性力)が発生するためである。
[目標操作反力特性]
図10は、P→Rレンジ方向におけるセレクトレバー2の目標操作反力を示す特性図である。この目標操作反力特性は、ドライバにとって節度感のある良好な操作特性が得られる目標操作反力Ft[N]を、セレクトレバー2のストローク角度に応じて予め設定したものである。
[FB制御]
第1実施例では、目標アシスト力を、実際の操作力と目標操作反力Ftとの偏差に基づいて設定したフィードバックアシスト力FFb[N]とすることにより、急峻で大きなトルク偏差を伴うセレクトレバーのアシスト制御において、応答性と外乱抑制性を高いレベルで両立でき、良好な操作特性を実現できる。
[操作位置の検出について]
実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置においては、ポテンショメータ25により、操作位置を検出する。この場合に、ポテンショメータ25は故障検知のために2個設けるようにし、それらの信号を監視し異常と判断すればアシスト制御を停止するようにした。
さらに詳細に説明すると、2つの出力特性は、図7(a),(b)と同様であり、一方はPレンジ位置側が高、Lレンジ位置側が低、他方はPレンジ位置側が低、Lレンジ位置側が高である。
この構成において、2つのポテンショメータの出力電圧を加算し、5vとのズレが所定値以上の状態、この状態が所定時間継続した場合、ポテンショメータの異常と判断した。
しかしながら、このような構成で、異常判断を行うと、一方のポテンショメータに所定外のノイズ等が入力された場合、ポテンショメータは故障していないのに、誤フェール判定し、アシスト制御が停止し、セレクトレバー2の操作が非常に重くなってしまうという問題があった。
これに対して、実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置では、これらの課題を解決している。
[ポテンショメータの故障検出処理]
図11は実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置のコントローラ22で実行されるポテンショメータの故障検出処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS11では、ポテンショメータ25aの出力電圧V1を検出する。
ステップS12では、ポテンショメータ25bの出力電圧V2を検出する。
ステップS13では、ポテンショメータ25cの出力電圧V3を検出する。
ステップS14では、ポテンショメータ25cの電源切り換えを行い検出特性の反転を行う。
ステップS15では、特性を反転させたポテンショメータ25cの出力電圧V4を検出する。
ステップS16では、ポテンショメータ25aの検出電圧V1に、ポテンショメータ25bの検出電圧V2を加算する。つまりV1+V2であり、これを組合せAとする。
ステップS17では、ポテンショメータ25aの検出電圧V1に、ポテンショメータ25cの検出電圧V3を加算する。つまりV1+V3であり、これを組合せBとする。
ステップS18では、ポテンショメータ25bの検出電圧V2に特性を反転したポテンショメータ25cの検出電圧V4を加算する。つまりV2+V4であり、これを組合せCとする。
ステップS19では、組合せA,B,Cがそれぞれ所定電圧範囲内かどうかを判断し、A,B,Cが全てOKならば、ステップS33へ進み、A,BがNGでCがOKならば、ステップS30へ進み、A,CがNGでBがOKならばステップS27へ進み、B,CがNGでAがOKならばステップS24へ進み、A,B,Cが全てNGならばステップS20へ進む。
ステップS20では、A,B,Cが全てNGの状態が所定時間継続したかを判断し、所定時間継続したならばステップS21へ進み、所定時間継続しないならばステップS11へ戻る。なお、図11には、iの丸記号で、ステップS11への移行を示す。
ステップS21では、ポテンショメータ25a〜25cの全てが異常と判定した状態である。
ステップS22では、アシスト制御を停止させる。
ステップS23では、警告灯を点灯させる。
ステップS24では、B,CがNGでAがOKの状態が所定時間継続したかどうかを判断し、所定時間継続したならばステップS25へ進み、所定時間継続しないならばステップS11へ戻る。なお、図11には、iの丸記号で、ステップS11への移行を示す。
ステップS25では、ポテンショメータ25cが異常であると判断する。
ステップS26では、残りのポテンショメータS25,S26を用いてアシスト制御を継続する。
ステップS27では、A,CがNGでBがOKの状態が所定時間継続したかどうかを判断し、所定時間継続したならばステップS28へ進み、所定時間継続しないならばステップS11へ戻る。なお、図11には、iの丸記号で、ステップS11への移行を示す。
ステップS28では、ポテンショメータ25bを異常と判定した状態である。
ステップS29では、ポテンショメータ25a,25cを用いアシスト制御を継続する。
ステップS30では、A,BがNGでCがOKの状態が所定時間継続したかどうかを判断し、所定時間継続したならばステップS31へ進み、所定時間継続しないならばステップS11へ戻る。なお、図11には、iの丸記号で、ステップS11への移行を示す。
ステップS31では、ポテンショメータ25aの異常と判定した状態である。
ステップS32では、ポテンショメータ25b,25cを用いてアシスト制御を継続する。
ステップS33では、ポテンショメータ25a〜25cの全てが正常と判定した状態であり、現状のアシスト制御が維持される。
[誤フェール判定の防止、及びアシスト制御の継続作用]
実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置では、電源切換回路40におけるリレー401とリレー402の切り換えによって、ポテンショメータ25cで、図7(c)に示すように、検出電圧V3とV4の2つの特性を得る。その上で、ステップS16,S17,S18の処理により、V1+V2、V1+V3、V2+V4の検出電圧の傾きの特性が反対のものを加算する。すると、正常であれば、その加算結果は、実際の操作位置がいずれの位置であっても、およそ5Vになるはずである。
具体的には、5V±20%以内かどうかをステップS19の処理により判断し、範囲外のものは、NGと判定する。
実施例1では、3つのポテンショメータ25a〜25cのいずれか1つがNGとなっても、残りのセンサにより、アシスト制御を継続させる。
これが、ステップS20〜S33の処理により行われる。
例えば、ポテンショメータ25bに異常が発生し、異常な出力特性となってしまった場合、ステップS16とステップS18の処理によりNGとなることが、所定時間継続することで、ポテンショメータ25bの検出電圧V2の異常であることが判断される(ステップS27、S28)。
すると、ステップS29の処理により、ポテンショメータ25a,S25cを用いてアシスト制御が継続する。
これによって、所定外のノイズ等による誤フェール判定を防止することができる。
さらに、1つのポテンショメータ25a〜25cのいずれかが、故障したとしても、緊急対応として残りの正常なポテンショメータ25a〜25cのいずれか2つのセンサ出力信号を用いアシスト制御を継続できることにより、修理のためディーラーに車を持ち込む時等にセレクトレバー2の操作が極めて重くなることが無くなる。
ポテンショメータ25a〜25cのうち2つのセンサ信号を比較するには、減算してそれが0Vか否かを診断する方法もあるが、その場合、コントロールユニット22故障等によりポテンショメータ25a〜25cへの電源がカットされた場合、両方のセンサ信号が0Vとなり、センサ信号は異常であるが正常と判定してしまう。従って、コントロールユニット22にセンサ電源切換え回路を設定することで、全て加算して5Vか否か診断することができ、供給電源カットの場合、確実に異常判定することができる。
実施例1において、ポテンショメータ25cの出力電圧の特性を切り換えるのに、電源切換回路40におけるリレー401とリレー402の切り換えを行っている。3つのポテンショメータ25a〜25cの出力の組合せで、どの組合せでも足して5Vの波形を作るために、ポテンショメータ25a〜25cのうち1つは右上がりの波形と、右下がりの波形の2つの波形を出力する必要がある。
ポテンショメータ25a〜25cの出力をマイコンで読んで、反転させて右上がりの波形を右下がりに反転させることもできるが、そうすると、ポテンショメータ25a〜25cの電源が切れた場合に、0V入力で5Vを作ってしまうため、もうひとつのセンサ出力(0V)との和が5Vになって、OKとなってしまう。
実施例1では、反転出力をポテンショメータ25a〜25cの電源を使って作ることにより、この不具合を回避できる。
次に効果を説明する。
本実施の形態の自動変速機のセレクトアシスト装置にあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
(1)セレクトレバー2は従来のセレクトレバーよりも車室内空間への突出量が150mm程度少なく、さらに、セレクトレバー2と制御アーム20はコントロールケーブル8,18を介して連結されているため、従来品よりも車室内レイアウトの自由度が大きく、インストルメントパネル等、車室内の任意箇所にセレクトレバー2を設定できる。
また、セレクトレバー2と制御アーム20がコントロールケーブル8,18によって機械的に連結されているため、アシストアクチュエータ9やコントロールユニット22がフェールした場合でも、ドライバは手動でレンジ位置を切り換えることができる。
また、操作位置を検出する手段として、3つのポテンショメータ25a〜25cからなるため、所定のノイズ等による誤フェール判定を防止することができ、
また、コントロールユニット22に電源切換回路40を設定することにより、コントロールユニット22の故障等でポテンショメータ25a〜25cへの電源がカットされた場合も正常と誤判定することがなくなる。
(2)複数のポテンショメータ25a〜25cは、操作位置に比例して検出量が増加する正検出特性のポテンショメータ25bと、操作位置に比例して検出量が減少する負検出特性のポテンショメータ25aと、電源切換回路40によって正検出特性と負検出特性とが切り換えられるポテンショメータ25cと、からなり、ポテンショメータ25a〜25cの出力値の正負を組み合わせて加算した値から異常を検出する操作位置異常検出部38を設けたため、所定の検出電圧範囲からはずれるかどうかで、容易に異常の検出を行うことができる。
(3)操作位置異常検出部38は、ポテンショメータ25a〜25cのいずれか1つに対して少なくともポテンショメータ25a〜25cの異なる2つのセンサと組合せるようにして、異常があるポテンショメータを検出し、異常が1つのポテンショメータの場合に、残る正常なポテンショメータの検出値をポジション・操作開始・方向判別ブロック33、モータ駆動制御ブロック37へ出力するようにして、フェール状態と判定せず、アシスト制御を継続させるため、ポテンショメータ25a〜25cの1つが故障したとしても、緊急対応として残りの正常なポテンショメータ25a〜25cの位置センサ信号を用いてアシスト制御を継続できる。また、このアシスト制御の継続により、修理のためディーラーに車を持ち込む際にセレクトレバー操作が極めて重くなることがなくなる。
実施例2は、3つのポテンショメータ25a〜25cを設け、ポテンショメータ25aをメインセンサとし、ポテンショメータ25b,25cをサブセンサとする例である。
その他構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
作用を説明する。
[ポテンショメータの故障検出処理]
図12は実施例2の自動変速機のセレクトアシスト装置のコントローラ22で実行されるポテンショメータの故障検出処理の流れを示すフローチャートで、以下各ステップについて説明する。
ステップS41では、ポテンショメータ25aの出力電圧を検出する。
ステップS42では、ポテンショメータ25bの出力電圧を検出する。
ステップS43では、ポテンショメータ25cの出力電圧を検出する。
ステップS44では、ポテンショメータ25aの検出電圧にポテンショメータ25bの検出電圧を加算する。
ステップS45では、加算した検出電圧が、所定電圧範囲内かどうかを判断し、範囲内ならばステップS53へ進み、範囲外ならばステップS46へ進む。
ステップS46では、範囲外の状態が所定時間継続したかどうかを判断し、所定時間継続したならばステップS47へ進み、所定時間継続しないならばステップS41へ戻る。
ステップS47では、ポテンショメータ25aの検出電圧にポテンショメータ25cの検出電圧を加算する。
ステップS48では、加算した検出電圧が、所定電圧範囲内かどうかを判断し、範囲内ならばステップS53へ進み、範囲外ならばステップS49へ進む。
ステップS49では、範囲外の状態が所定時間継続したかどうかを判断し、所定時間継続したならばステップS50へ進み、所定時間継続しないならばステップS41へ戻る。
ステップS50では、メインセンサであるポテンショメータ25aが異常であると判断する。
ステップS51では、アシスト制御を停止させる処理を行う。
ステップS52では、警告灯を点灯させる処理を行う。
ステップS53では、メインセンサであるポテンショメータ25aが正常であると判断する。
[メインセンサをサブセンサで監視する作用]
実施例2では、ポテンショメータ25aをメインセンサ、つまり、アシスト制御に使用するセンサとし、残る2つのポテンショメータ25b,25cをサブセンサ、つまり、メインセンサの監視用として使用する。
この監視の処理として、ポテンショメータ25aの出力電圧にポテンショメータ25bの出力電圧を加算した結果が5V±20%以内かどうかを判定する(ステップS44,S45)。
この判定が、範囲内であれば、ポテンショメータ25aは正常と判定し、故障検出のフローを抜ける(ステップS45,S53)。範囲外の場合には、この状態が10ms以上継続するかどうかを判定する(ステップS46)。
そして、範囲外の状態が10ms以上継続した場合、ポテンショメータ25aの出力電圧にポテンショメータ25cの出力電圧を加算し(ステップS47)、加算した結果が5V±20%かどうかを判定する(ステップS48)。判定結果が範囲内であれば、ポテンショメータ25aは正常と判定し、故障検出のフローを抜ける(ステップS48,S53)。判定結果が範囲外の場合には、その状態が10ms以上継続するかどうかを判定する(ステップS49)。
範囲外の状態が10ms以上継続した場合には、ポテンショメータ25aの異常と判定する(ステップS49,S50)。そして、アシスト制御を停止し(ステップS51)、警告灯を表示する(ステップS52)。
このように処理することにより、例えば、ポテンショメータ25bに所定外のノイズ等が入力された場合でも、ポテンショメータ25aとポテンショメータ25cでも診断するため、誤フェール判定により、アシスト制御が停止し、セレクトレバー2の操作が極めて重くなるようなことがない。
効果を説明する。
実施例2の自動変速機のセレクトアシスト装置にあっては、上記(1),(2)の効果に加えて以下の効果を有する。
(4)操作位置異常検出部38は、ポテンショメータ25aをメインセンサとし、残るポテンショメータ25b,25cをサブセンサとし、メインセンサの検出値にサブセンサの検出値を加算するようにして判定を行い、複数のサブセンサによりメインセンサが異常と判定された際には、フェールと判定しアシスト制御を停止させるため、1つのサブセンサ、もしくはメインセンサのみにノイズの影響がある場合であっても、誤フェール判定を行わないようにできる。
実施例3は、ポテンショメータ25cの検出特性の切換えを信号反転回路により行う例である。
構成を説明する。
図13は実施例3の自動変速機のセレクトアシスト装置のポテンショメータ周辺のシステム構成の説明図である。図14は実施例3の自動変速機のセレクトアシスト装置の信号反転回路の回路構成例を示す説明図である。
実施例3では、図13に示すように、ポテンショメータ25cの検出信号を反転させる信号反転回路41をポテンショメータ25に設けている。
信号反転回路41は、図14に示すように、抵抗R1〜R4とアンプOP1からなる。アンプOP1のマイナス入力端子には、抵抗R1から入力するようにし、電源ラインとグランドの間に直列に設けた抵抗R3と抵抗R4の間からアンプOP1のプラス入力端子に入力するようにし、負帰還を設けて、その負帰還路に抵抗R2を設ける構成である。
その他構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
このように信号反転回路41により、図7(c)に示すポテンショメータ25cの正負の特性の切換えを行うようにしてもよい。
また、図13に、信号反転回路42として示すように、コントローラ22に設けるようにしてもよい。
その他作用構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
(その他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態を実施例1〜実施例3に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成はこれら実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、セレクトレバー2の入力操作力を検出する入力操作力検出手段としてトルクセンサ21を用いたが、電動モータ15への供給電流値や電動モータ15の回転数等から入力操作力を推定する構成としてもよい。
実施例1では、セレクトレバー2と自動変速機19の制御アーム20をコントロールケーブル8,18で連結する構成を示したが、セレクトレバー2の操作力を制御アーム20に伝える操作力伝達手段は任意であり、ロッドやリンケージを用いた構成としてもよい。
セレクトレバー2の形状や大きさは任意であり、指先で操作可能なスイッチ形状としてもよい。また、目標操作反力特性も、セレクトレバー2の形状に応じて良好な操作特性が得られる特性に変更する。
また、例えば、複数のポテンショメータの検出値において、多数決でフェール判定を行うようにしてもよい。
第1実施例の自動変速機の構成を示す側面図である。 アシストアクチュエータの細部構造を示す要部斜視図である。 コントロールユニットの制御ブロック図である。 自動変速機のディテントの構造を示す斜視図である。 実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置のポテンショメータ周辺のシステム構成の説明図である。 実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置の電源切換回路の構成例を示す説明図である。 実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置のポテンショメータの出力特性の説明図である。 コントロールユニットで実行されるセレクトレバーのアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。 P→Rレンジ方向においてセレクトレバーに発生する操作反力を示す特性図である。 P→Rレンジ方向におけるセレクトレバーの目標操作反力を示す特性図である。 実施例1の自動変速機のセレクトアシスト装置のコントローラ22で実行されるポテンショメータの故障検出処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2の自動変速機のセレクトアシスト装置のコントローラ22で実行されるポテンショメータの故障検出処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3の自動変速機のセレクトアシスト装置のポテンショメータ周辺のシステム構成の説明図である。 実施例3の自動変速機のセレクトアシスト装置の信号反転回路の回路構成例を示す説明図である。
符号の説明
1 セレクト機構部
2 セレクトレバー
3 センタクラスタ
4 セレクトノブ
5 支点軸
7 セレクトレバージョイント
8 コントロールケーブル
9 アシストアクチュエータ
10 入力レバー
11 入力レバージョイント
12 出力軸
13 出力レバー
14 ウォームギア
15 電動モータ
16 モータ出力軸
17 出力レバージョイント
18 コントロールケーブル
19 自動変速機
20 制御アーム
21 トルクセンサ
22 コントロールユニット
23 ワイヤハーネス
24 接触子
25 ポテンショメータ
26 回転シャフト
27 ディテントプレート
27a カム山
27b 谷部
28 バネ板
29 ディテントピン
30 パーキングポール
31 カム状プレート
32 パーキングギア
33 方向判別ブロック
34 目標テーブルブロック
35 加算器
36 FB制御部
37 モータ駆動制御ブロック
38 操作位置異常検出部
39 パーキングスイッチ
40 電源切換回路
401 リレー
402 リレー
41 信号反転回路
42 信号反転回路

Claims (4)

  1. 自動変速機のレンジ位置切り換え装置と連結されたセレクトレバーへの入力操作力を検出する入力操作力検出手段と、
    前記セレクトレバーの操作位置を検出する操作位置検出手段と、
    前記セレクトレバーにドライバの操作力を補助するアシスト力を出力するアシストアクチュエータと、
    検出された入力操作力と操作位置に基づいて、アシストアクチュエータに対しアシスト力を変化させる制御指令を出力するアシスト力制御手段と、
    を備える自動変速機のセレクトアシスト装置であって、
    前記操作位置検出手段は、3つ以上の複数のセンサからなる、
    ことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。
  2. 請求項1に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
    複数のセンサからなる前記操作位置検出手段は、
    操作位置に比例して検出量が増加する正検出特性のセンサと、
    操作位置に比例して検出量が減少する負検出特性のセンサと、
    切換手段によって正検出特性と負検出特性とが切り換えられるセンサと、
    からなり、
    センサの出力値の正負を組み合わせて加算した値から異常を検出するフェール判定手段を設けた、
    ことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。
  3. 請求項2に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
    前記フェール判定手段は、
    1つのセンサに対して少なくとも異なる2つのセンサと組合せるようにして、異常があるセンサを検出し、

    異常が1つのセンサの場合に、残る正常なセンサの検出値を前記アシスト力制御手段に出力するようにして、フェール状態と判定せず、アシスト制御を継続させる、
    ことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。
  4. 請求項2に記載の自動変速機のセレクトアシスト装置において、
    前記フェール判定手段は、
    1つのセンサをメインセンサとし、残りをサブセンサとし、メインセンサの検出値に前記サブセンサの検出値を加算するようにして判定を行い、複数のサブセンサによりメインセンサが異常と判定された際には、フェールと判定しアシスト制御を停止させる、
    ことを特徴とする自動変速機のセレクトアシスト装置。
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