JP2005121037A - 自動変速機のセレクトレバーアシスト装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コントロールユニット22は、車速センサ46から出力される車速信号から車速が所定値より大きいと判断するとともに、ポテンショメータ25がセレクトレバー2のPレンジに隣接するレンジからPレンジ方向への変速操作を検出したときに、電動モータ15によるセレクトレバー2の操作方向への駆動操作力(アシスト力)の付与を停止させるか、駆動操作力が小さくなるように電動モータ15を制御するか、セレクトレバー2に操作方向とは逆方向の駆動操作力が作用するように電動モータ15を制御するようになっている。
【選択図】 図1
Description
[構成]
図1はこの発明に係る自動変速装置の構成を示す概略説明図、図2はアシストアクチュエータの細部構造を示す要部斜視図である。
<コントロールユニット22>
図3に、コントロールユニット22の制御ブロック図を示す。
<自動変速機19のディテント構造>
次に、自動変速機19のディテントの構造について説明する。
[作用]
次に、この様な構成の自動変速装置の作用を説明する。
(1)セレクトレバーのアシスト制御処理
図5Aは、コントロールユニット22で実行されるセレクトレバー2のアシスト制御処理の流れを示すフローチャートである。まず、このフローチャートに基づいてセレクトレバー2のアシスト制御処理を説明する。
ステップS1
このステップS1では、トルクセンサ21の操作力信号からセレクトレバー2の操作力を読み込み、ステップS2へ移行する。
ステップS2
このステップS2では、ポテンショメータ25のストローク角度信号からセレクトレバー2のストローク角度を読み込み、ステップS3へ移行する。
ステップS3
このステップS3では、セレクトレバー2のストローク角度と前回の制御周期において読み込んだストローク角度の増減差分から、セレクトレバー2の操作方向を演算し、ステップS4に移行する。
ステップS4
このステップS4では、セレクトレバー2のストローク角度と前回の制御周期において読み込んだストローク角度の変化率から、セレクトレバー2の操作速度を演算すると共に、操作速度の微分値からセレクトレバー2の操作加速度を演算して、ステップS5へ移行する。
ステップS5
このステップS5では、FF補償テーブル読み込み処理を実施し、ステップS6へ移行する。このFF補償テーブルは予め自動変速機のディテント力をキャンセルすべく設定されたマップであり、ステップS5ではこのマップを読み込んでステップS6に移行する。即ち、このステップS5では、予め設定された複数のマップの中から、ストローク角度、操作速度および操作加速度に応じて最適なものを選択して、ステップS6に移行する。
ステップS6
上述のステップS3において、セレクトレバー2の操作方向がP→Rレンジ方向であることが検出された場合、図5Bに示した目標テーブル読み込み処理とは別の目標テーブルの読み込みを実施する。尚、この発明は、セレクトレバー2の操作方向がR→Pレンジ方向である場合の処理であって、セレクトレバー2の操作方向がP→Rレンジ方向である場合の処理に関するものではないので、セレクトレバー2の操作方向がP→Rレンジ方向である場合の処理についての説明は省略し、セレクトレバー2の操作方向がR→Pレンジ方向である場合の処理について以下に説明する。
ステップS6−1
この図5Bにおいて、ステップS6−1では、図3の車速センサ46からの車速信号(車両速度信号)を読み込んで車速(車両速度)を検出し、ステップS6−2に移行する。
ステップS6−2
このステップS6−2では、検出した車速(車両速度)が所定値以上の場合にはステップS6−3に移行し、この検出した車速(車両速度)が所定値より小さい場合にはステップS6−4に移行する。
ステップS6−3
このステップS6−3では、車速が所定値以上であるので、図3の目標テーブルブロック34に格納された目標テーブル(目標マップ)から図7に示した通常の停止時目標操作反力Ft1より大きな目標操作反力である車速所定値以上操作反力Ft2を読み込んで、図5AのステップS7に移行する。
ステップS6−4
このステップS6−4では、車速が所定値より小さいので、図3の目標テーブルブロック34に格納された目標テーブル(目標マップ)から図7に示した通常の停止時目標操作反力Ft1を読み込んで、図5AのステップS7に移行する。
ステップS7
このステップS7では、読み込んだFF補償テーブルからFFアシスト力(フィードフォワードアシスト力)を設定し、ステップS8へ移行する。
ステップS8
このステップS8では、ステップS6−3又はステップS6−4で読み込んだ目標テーブルと現在の操作力との差により決まるFBアシスト力(フィードバックアシスト力)を演算して、ステップS9へ移行する。
ステップS9
このステップS9では、設定したFFアシスト力とFBアシスト力との和から目標アシスト力Faを設定し、ステップS10へ移行する。
ステップS10
このステップS10では、ステップS9で求めた目標アシスト力となるように電動モータ15の出力デューティ比を制御し、ステップS11に移行する。
ステップS11
このステップS11では、中間停止防止処理を実施して、本制御を終了する。
(2)自動変速機の操作反力特性
図6は、R→Pレンジ方向におけるセレクトレバー2、正確にはドライバの把持するセレクトノブ4に発生する操作反力を示す特性図である。
(3)目標操作反力特性
図7は、R→Pレンジ方向におけるセレクトレバー2の目標操作反力を示す特性図である。この目標操作反力は、ドライバにとって節度感のある良好な操作性が得られる目標操作反力Ft[N]を、セレクトレバー2のストローク角度に応じて予め設定したものである。
(4)目標アシストマップ
図8は、R→Pレンジ方向における目標アシスト力マップである。この目標アシスト力マップには、セレクトレバー2のストローク角度に応じ、セレクトノブ4において目標操作反力Ftが得られるよう、目標アシスト力Fa[N]が設定されている。
(5)図5Bの目標テーブル読み込み詳細処理における作用
図5Bのサブルーチンの目標テーブル読み込み詳細処理(ステップS6−1〜ステップS6−4)においては、図8に示すように、車速が所定値よりも大きなときに、目標アシスト力Faが停止時目標アシスト力Fa1よりも小さな車速所定値以上目標アシスト力Fa2となる。
(変形例1)
以上説明した実施例では、目標操作反力テーブルを切り換えることにより、目標アシスト力を制御するようにしたが必ずしもこれに限定されるものではない。
(変形例2)
また、操作力は非制御時操作反力Fmより小さい特性だけでなく、非制御時操作反力Fmよりも大きな操作力を与えることもできる。
15…電動モータ(駆動手段)
21…トルクセンサ(変速操作検出手段)
22…コントロールユニット(制御手段)
25…ポテンショメータ(変速位置検出手段)
46…車速センサ(車速検出手段)
Claims (4)
- 車両の速度を検出する車速検出手段と、自動変速機のセレクトレバーによる変速位置を検出する変速位置検出手段と、前記セレクトレバーによる変速操作を検出する変速操作検出手段と、前記セレクトレバーに駆動操作力を付与する駆動手段と、前記変速操作検出手段からの変速操作信号を受けて前記駆動手段を作動制御し前記セレクトレバーに前記駆動操作力を付与させる制御手段を備える自動変速機のセレクトレバーアシスト装置であって、
前記制御手段は、前記車速検出手段から出力される車速信号から車速が所定値より大きいと判断するとともに、前記変速位置検出手段が前記セレクトレバーのPレンジに隣接するレンジからPレンジ方向への変速操作を検出したときに、前記駆動手段による前記駆動操作力の付与を停止させることを特徴とする自動変速機のセレクトレバーアシスト装置。 - 車両の速度を検出する車速検出手段と、自動変速機のセレクトレバーによる変速位置を検出する変速位置検出手段と、前記セレクトレバーによる変速操作を検出する変速操作検出手段と、前記セレクトレバーに駆動操作力を付与する駆動手段と、前記変速操作検出手段からの変速操作信号を受けて前記駆動手段を作動制御し前記セレクトレバーに前記駆動操作力を付与させる制御手段を備える自動変速機のセレクトレバーアシスト装置であって、
前記制御手段は、前記車速検出手段から出力される車速信号から車速が所定値より大きいと判断するとともに、前記変速位置検出手段が前記セレクトレバーのPレンジに隣接するレンジからPレンジ方向への変速操作を検出したときに、前記駆動操作力が小さくなるように前記駆動手段を制御することを特徴とする自動変速機のセレクトレバーアシスト装置。 - 車両の速度を検出する車速検出手段と、自動変速機のセレクトレバーによる変速位置を検出する変速位置検出手段と、前記セレクトレバーによる変速操作を検出する変速操作検出手段と、前記セレクトレバーに駆動操作力を付与する駆動手段と、前記変速操作検出手段からの変速操作信号を受けて前記駆動手段を作動制御し前記セレクトレバーに前記駆動操作力を付与させる制御手段を備える自動変速機のセレクトレバーアシスト装置であって、
前記制御手段は、前記車速検出手段から出力される車速信号から車速が所定値より大きいと判断するとともに、前記変速位置検出手段が前記セレクトレバーのPレンジに隣接するレンジからPレンジ方向への変速操作を検出したときに、前記セレクトレバーに操作方向とは逆方向の駆動操作力が作用するように前記駆動手段を制御することを特徴とする自動変速機のセレクトレバーアシスト装置。 - 前記制御手段は、前記駆動手段による駆動操作力の切り換えを行うための複数の目標操作力マップを備え、複数の目標操作力マップを切り換えることにより所定の駆動操作力を得ることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動変速機のセレクトレバーアシスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003353070A JP2005121037A (ja) | 2003-10-14 | 2003-10-14 | 自動変速機のセレクトレバーアシスト装置 |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2005121037A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103486240A (zh) * | 2013-10-11 | 2014-01-01 | 中联重科股份有限公司 | 车辆变速箱的输出控制方法及装置、系统 |
JP2019521293A (ja) * | 2016-07-04 | 2019-07-25 | フィコ トリアド, ソシエダッド アノニマFico Triad, S.A. | 意図検出器を備えるギア選択モジュール |
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2003
- 2003-10-14 JP JP2003353070A patent/JP2005121037A/ja active Pending
Cited By (3)
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CN103486240B (zh) * | 2013-10-11 | 2016-03-23 | 中联重科股份有限公司 | 车辆变速箱的输出控制方法及装置、系统 |
JP2019521293A (ja) * | 2016-07-04 | 2019-07-25 | フィコ トリアド, ソシエダッド アノニマFico Triad, S.A. | 意図検出器を備えるギア選択モジュール |
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