JP2005035583A - 変形液体用紙容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】天面の密封シールだけを行なう簡便な充填包装機に対応できるような形状の変形液体用紙容器を提供することにある。
【解決手段】本発明は、4枚の側壁パネルからなる胴部と、四角形の底面と、四角形で平坦な天面とからなる液体用紙容器であって、側壁パネルが上辺が下辺より長い台形であり、容器本体が逆四角錐台形状であることを特徴とする変形液体用紙容器である。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、頭部が平坦な逆四角錐台形状の密封性のある変形液体用紙容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、頭部が平坦な四角柱状の液体用紙容器P(フラットトップ型と称する)は、頭部が切り妻形屋根状のゲーブルトップ型の液体用紙容器と異なり、図5に示すように、トップリブが合掌シールされたトップシール部2aが一方に倒され、さらに両端の三角状の折り込み部、いわゆる「耳」が側壁パネル側に折り返されている天面2が平坦な液体用紙容器であり、牛乳、ジュース、酒等の液体を収納する容器として使用されている。このフラットトップ型の液体用紙容器Pは、内容物を充填する前の段階では、筒状に胴貼りし、そして、平らに折り畳まれた状態にして保管、輸送等を行なっている。実際に、内容物を充填する時に、折り畳まれた状態の液体用紙容器を高速充填包装機に供給して、内容物を充填している(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
【非特許文献】
玉井紀行著「包装用紙器のすべて」加工技術研究会、昭和61年発行、p52
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフラットトップ型の液体用紙容器では、内容物の充填は、折り畳まれた状態の液体用紙容器を起こして底面を形成し、内容物を充填後、天面を密封シールする高速充填包装ラインが確立されており、内容物を充填する設備コストが高いものとなっている。従って、少量生産の製品に液体用紙容器を使用する時に、従来の充填包装ラインを設置した場合、コスト的に対応することが難しいという問題がある。この問題を解決するために、筒状に胴貼りし、底面を形成した状態で供給して内容物を充填した後、天面の密封シールだけを行なう簡便な充填包装機で使用できる形態の液体用紙容器が好ましく、このような簡便な充填包装機に対応できる形状の液体用紙容器が望まれている。
【0005】
本発明は、内容物を充填した後、天面の密封シールだけを行なう簡便な充填包装機に対応できるような形状の変形液体用紙容器を提供すること目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためになされた本発明は、4枚の側壁パネルからなる胴部と、四角形の底面と、四角形で平坦な天面とからなる液体用紙容器であって、前記側壁パネルが上辺が下辺より長い台形であり、容器本体が逆四角錐台形状であることを特徴とする変形液体用紙容器である。
【0007】
本発明によれば、頭部が平坦なフラットトップ型の液体用紙容器において、容器の形状を逆四角錐台形状にすることによって、充填前の胴貼りして底面を形成した状態でスタッキングをすることが可能となり、内容物を充填した後、天面の密封シールだけを行なう簡便な充填包装機に対応できる形状の変形液体用紙容器を得ることができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の変形液体用紙容器を図面を用いて詳しく説明する。
【0009】
図1は本発明の変形液体用紙容器の一実施例を示す斜視図であり、図2は本発明の変形液体用紙容器の一実施例を示す上面図、正面図および側面図であり、図3は本発明の変形液体用紙容器の一実施例のブランクを示す展開図であり、図4は本発明の変形液体用紙容器の内容物を充填する前後を説明する図であり、そして、図5は従来の液体用紙容器の例を示す斜視図である。
【0010】
本発明の変形液体用紙容器1は、図1および図2に示すように、変形液体用紙容器1は、従来の胴部の垂直な面の側壁パネルからなる四角柱形状であるのに対して、上方に広がるテーパー状で台形状の側壁パネル11、12、13、14からなる逆四角錐台形状をしているのが特徴である。そして、天面2は平坦なフラットトップ型の液体用紙容器である。
【0011】
図3は、本発明による変形液体用紙容器1のブランク10の展開図である。このブランク10は、ブランク胴部D、ブランク天部T、ブランクリブ部R、そしてブランク底部Bからなっている。
【0012】
ブランク胴部Dでは、側壁パネル11、12、13、14と糊代15が折れ線a、b、c、dを介して順次連設されている。そして、側壁パネル11、12、13、14の形状は、長方形ではなく、上辺が下辺より長い台形である。
【0013】
また、ブランク天部Tは、側壁パネル11の上辺に折れ線eを介して連設した天パネル11T、側壁パネル12の上辺に折れ線fを介して連設した折り込み天パネル12T、側壁パネル13の上辺に折れ線gを介して連設した天パネル13T、側壁パネル14の上辺に折れ線hを介して連設した折り込み天パネル14Tからなり、そして、折り込み天パネル12Tおよび折り込み天パネル14Tには、これらの折り込み天パネル12T、14Tを斜めに外側に折り込む斜めの折れ線i、i、j、jがそれぞれ設けられている。
【0014】
また、ブランクリブ部Rは、それぞれの天パネルの上辺に折れ線kを介して連設したトップシール部2aを形成するリブ11R、12R、13R、14Rからなっている。
【0015】
さらに、ブランク底部Bは、ブランク胴部Dの各側壁パネルの下辺にそれぞれ折れ線lを介して連設された底パネルからなり、ヒートシールによって平坦な液洩れのない底面4が形成されるようになっている。
【0016】
そして、天パネル13Tには、注出口具5を嵌入するための注出口用孔16が設けられている。すなわち、注出口部5を、天パネル13Tの中央部近傍のトップシール部2aを外した位置に取り付けるためである。
【0017】
なお、ブランク天部Dにおいて、糊代15が貼り合わされるパネルを折り込み天パネル12、または折り込み天パネル14とすると、変形液体用紙容器1に組み立てる時に折り曲げにくくなるため、糊代15とこれらのパネルとの貼り合わせのない形状とすることが好ましい。
【0018】
本発明の変形液体用紙容器1に使用する材料は、紙を主体とする積層体からなり、その紙の一方の面に最内層が熱接着性樹脂層である内層を、他方の面に最外層が熱接着性樹脂層である外層を備えていることを基本としている。そして、紙と熱接着樹脂層との間にバリアー層を積層することもできる。
【0019】
また、積層体の最内層および最外層に使用する熱可塑性樹脂は、内容物の保護、特に液状の物質を入れても洩れない機能、また、熱シールにより貼り合わせて液体用紙容器の組み立てを可能にする機能を持っている必要がある。具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂などの樹脂を使用することができる。なかでも、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体は、伸縮性があり、ひび割れ、ピンホールが発生しにくく、好適に使用することができる。
【0020】
上記の熱接着性樹脂を用いて、例えば、押し出し機を使用し、紙とバリアー層との層間に、上記のような樹脂の1種ないし2種以上を単層ないし多層に押し出して溶融押し出し樹脂層を形成し、その溶融押し出し樹脂層を介して、上記の紙とバリアー層とを積層することができるものである。
【0021】
なお、本発明の変形液体用紙容器1において、熱接着性樹脂層の膜厚としては、20〜200μmの範囲、好ましくは、25〜100μmの範囲がより好ましいものである。膜厚が、25μm未満であると、炙りピンホールが発生し易い傾向にあることから好ましくなく、200μmを越えると、底面4および天面2の成形性が非常に悪くなることから好ましくないものである。
【0022】
また、本発明の変形液体用紙容器1を構成するバリアー層として、機械的、物理的、化学的、その他において優れた性質を有し、特に、強度を有して強靱であり、かつ、耐熱性を有する樹脂のフィルムないしシートを使用することができる。具体的には、例えば、ポリプロピレン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリルル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリアリールフタレート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタール系樹脂、セルロース系樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムないしシートを使用することができる。さらに、これらのフィルムに金属蒸着膜あるいは無機酸化膜を設けたフィルム、金属箔などを使用することもできる。
【0023】
具体的な材料の構成としては、表面側からポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/エチレン−アクリル酸共重合体層/アルミニウム箔/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層(フィルム)、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/アルミニウム箔/二軸延伸ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/蒸着アルミ層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層/シリカ蒸着層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層(フィルム)などがあげられる。
【0024】
つぎに、本発明に使用する注出口具5は、特に、限定されるものではなく、公知のプラスチックの成形によるものを使用することができる。
【0025】
つぎに、本発明の変形液体用紙容器1を製造する方法について説明する。まず、液体紙容器1を組み立てる前の図3に示すようなブランク10を作製する。このブランク10を作製する打ち抜き工程において、注出口用孔16を同時に加工する。つぎに、このブランク10を用いて製函機で製函し、折り畳まれた状態の液体用紙容器を作製し、この折り畳まれた状態の液体用紙容器を起こして糊代15と側壁パネル11とを貼り合わせ、図4−aに示すように、4枚の側壁パネル11〜14からなる上方に広がって上部が開口した逆四角錐台形状に組み立てて、そして、フラットな底面4を形成する。この状態で、図4−bに示すように、スタッキングすることができ、保管、輸送等におけるスペースをとらない形状とすることができる。
【0026】
つぎに、内容物の充填メーカーにおいて、スタッキングされた状態の液体用紙容器を充填包装機に供給して、内容物を充填した後に、側壁パネル12、14の上端に連接された対向する折り込み天パネル12T、14Tをそれぞれ斜め折れ線に沿って外側に折り込み、同時に残りの側壁パネル11、13の上端に連接された対向する天パネル11T、13Tを内側に折り曲げ、図4−cに示すように、折り込み天パネル12T、14Tおよび天パネル11T、13Tの上端にそれぞれ連接されたリブ11R〜14Rを対向するもの同志で合掌シールしてトップシール部2aを形成し、天パネル11T側に倒して平坦に折り畳み、さらにシールされたトップシール部2aの両端を側壁パネル12、14上に折り返して図1に示すようなフラットトップ型で逆四角錐台形状の変形液体用紙容器1を製造することができる。
【0027】
また、この工程では、注出口具5の取り付けも行うことができる。この取り付け方法は、一般的な方法で、注出口具5のフランジを変形液体用紙容器1の注出口用孔16の内面周縁部にヒートシール、インパルスシールなどで接着する。
【0028】
本発明の変形液体用紙容器の用途としては、牛乳、ジュース、酒類をはじめ、油脂類、調味料類、液体洗剤類等があげられる。特に、大型の液体用紙容器として有効である。
【0029】
【実施例】
つぎに、本発明の変形液体用紙容器について、以下に、具体例をあげて説明する。
【0030】
材料として、外面からポリエチレン樹脂層35μm/板紙440g/m/エチレン−メタアクリル酸共重合体20μm/アルミニウム層6μm/ポリエチレンテレフタレート樹脂層12μm/ポリエチレン樹脂層20μm/ポリエチレンフィルム層60μmの構成の積層体を使用して、まず、外面側に通常の印刷をして、打ち抜き型を用いた通常の打ち抜き工程でブランクを作製し、つぎに、各側壁パネル折り曲げて糊代と貼り合わせてテーパーのある筒状とし、各底パネルを内側に折り曲げて底面を形成し、上部が開口した逆四角錐台形状の内容物を充填する前の状態の液体用紙容器とした。この状態で、スタッキングすることができ、保管、輸送等におけるスペースをとらない形状とすることができた。つぎに、内容物の充填メーカーにおいて、スタッキングされた状態の液体用紙容器を充填包装機に供給して、内容物を充填した後に、対向する折り込み天パネルをそれぞれ斜め折れ線に沿って外側に折り込み、同時に残りの対向する天パネルを内側に折り曲げ、リブを対向するもの同志で合掌シールしてトップシール部を形成し、天パネル側に倒して平坦に折り畳み、さらにシールされたトップシール部の両端を側壁パネル上に折り返して図1に示すような逆四角錐台形状(底面が140×140mm、天面が160×160mm、高さが180mm)で、内容量が4.0リットルの中華調味料が充填された変形液体用紙容器を作製した。
【0031】
本実施例によれば、内容物の充填前の胴貼りして底面を形成した状態でスタッキングをすることが可能となり、内容物を充填した後、天面の密封シールだけを行なう簡便な充填包装機で製品を製造することができ、少量生産に対応することができた。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の変形液体用紙容器は、天面が平坦な、いわゆる、フラットトップ型の液体用紙容器であって、形状を逆四角錐台形状にすることによって、充填前の胴貼りして底面を形成した状態でスタッキングをすることが可能となり、内容物を充填した後、天面の密封シールだけを行なう簡便な充填包装機に対応できるという効果を有している。従って、設備コストを安くすることができ、少量生産の製品の液体用紙容器にも使用することができる。また、従来の四角柱形状のもとと異なり、外観上において見栄えのする形状であることも特長である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変形液体用紙容器の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の変形液体用紙容器の一実施例を示す上面図、正面図および側面図である。
【図3】本発明の変形液体用紙容器の一実施例のブランクを示す展開図である。
【図4】本発明の変形液体用紙容器のの内容物を充填する前後を説明する図である。
【図5】従来の液体用紙容器の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 変形液体用紙容器(本発明)
P 液体用紙容器(従来)
2 天面
2a トップシール部(天面)
3 胴部
4 底面
5 注出口具
10 ブランク
11〜14 側壁パネル
15 糊代
11T 折り込み天パネル
12T 天パネル
13T 折り込み天パネル
14T 天パネル
11R〜14R リブ
16 注出口用孔
T ブランク天部
R ブランクリブ部
D ブランク胴部
B ブランク底部
a〜l 折れ線

Claims (1)

  1. 4枚の側壁パネルからなる胴部と、四角形の底面と、四角形で平坦な天面とからなる液体用紙容器であって、前記側壁パネルが上辺が下辺より長い台形であり、容器本体が逆四角錐台形状であることを特徴とする変形液体用紙容器。
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