JP2004284616A - 注出口付き液体用紙容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】注出口付き液体用紙容器、特に、内容量が1.8リットル以上の大型の注出口付き液体用紙容器において、注出口から内容物である液体を注ぎ出した後の残量が少なくすることができるように改良した注出口付き液体用紙容器を提供することにある。
【解決手段】本発明は、胴部が4枚の側壁パネルからなる四角柱形状で、天面が平坦なフラットトップ型の液体用紙容器の前記天面のいずれかの角に近づけて注出口を設けたことを特徴とする注出口付き液体用紙容器である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、胴部が4枚の側壁パネルからなる四角柱形状で、天面が平坦なフラットトップ型の液体用紙容器の前記天面のいずれかの角に近づけて注出口を設けたことを特徴とする注出口付き液体用紙容器である。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調味料、油脂類、液体洗剤等の液体を収容する、上面が平坦な四角柱形状のフラットトップ型で天面に注出口を設けた液体用紙容器に関するものであり、詳しくは、注出口から内容物の液体を注ぎ出した後の残量が少なくなるように改良した注出口付き液体用紙容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、牛乳、ジュース、酒類等の液体を収容する、上面が平坦な四角柱形状のフラットトップ型の注出口付き液体用紙容器が、広く用いられているが、最近では、内容量が1.8リットル以上、例えば、3リットル、5リットル等の調味料、油脂類、液体洗剤等の液体を収容する用途にも、大型の注出口付き液体用紙容器が用いられるようになっている。
【0003】
このようなフラットトップ型の注出口付き液体用紙容器Pにおいては、従来より、注出口3を設ける位置は、図6に示すように、天面2のトップシール部2aをはずした中央部近傍であった(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2914105号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の注出口付き液体用紙容器では、図6に示すように、注出口3が注出口付き液体用紙容器Pの天面2の中央部に近い部分に設けられているため、注出口3から内容物である液体を注ぎ出した後、図7に示すように、下辺角部に相当量の内容物Xの液体が残ってしまう。特に、内容量が1.8リットル以上の大型の注出口付き液体用紙容器においては、その残量が多くなる傾向にあるという問題がある。
【0006】
本発明は、注出口付き液体用紙容器、特に、内容量が1.8リットル以上の大型の注出口付き液体用紙容器において、注出口から内容物である液体を注ぎ出した後の残量が少なくすることができるように改良した注出口付き液体用紙容器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上のような問題を解決するために、本発明は、胴部が4枚の側壁パネルからなる四角柱形状で、天面が平坦なフラットトップ型の液体用紙容器の前記天面のいずれかの角に近づけて注出口を設けたことを特徴とする注出口付き液体用紙容器である。
【0008】
本発明によれば、注出口付き液体用紙容器、特に、内容量が1.8リットル以上の大型の注出口付き液体用紙容器において、注出口を天面の角に近づけて設けることによって、注出口から内容物である液体が注ぎやすく、かつ、注ぎ出した後の残量が少なくすることができるように改良した注出口付き液体用紙容器を提供することをできるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら、本発明の注出口付き液体用紙容器の実施の形態について、さらに詳しく説明する。なお、説明を簡単にするため、各図の対応する部位には同じ符号を付している。
【0010】
図1は、本発明による注出口付き液体用紙容器の実施の形態の一実施例を示す斜視図である。図2−aは、その天面図、図2−bは、その正面図、そして、図2−cは、その側面図である。この注出口付き液体用紙容器1は、板紙を基材とする積層体を用いて、4枚の側壁パネル11〜14からなる4角柱状であり、天面2が平らな、いわゆるフラットトップ型の注出口付き液体用紙容器である。そして、その矩形の天面2の角に近い位置に注出口3を設けている。
【0011】
図3は、本発明による注出口付き液体用紙容器1のブランク10の展開図である。注出口付き液体用紙容器1の胴部Dは側壁パネル11〜14と糊代15が罫線a〜dを介して連接してなり、その上部に罫線fを介して折込み天パネル11T、13T、天パネル12T、14Tからなる天部Tとさらにその上部に罫線hを介してトップシール部2aを形成するリブ11R〜14Rからなるリブ部Rが設けられている。また折込み天パネル11T、13Tにはこれらの折込み天パネル11T、13Tを斜めに外側に折り込む罫線gがそれぞれ設けられている。なお、底部Bは胴部Dの下側に罫線eを介して連接する部分で構成され、ヒートシールによって平らな液洩れのない底が形成されるようになっている。
【0012】
そして、天パネル12Tの左下の角部に注出口3を嵌入するための注出口用孔16を設けている。すなわち、天パネル12Tの左辺と下辺との角に近づけて、両辺とに所定の間隔をもった位置に設けている。
【0013】
この注出口3の位置は、図4に示すように、矩形の天面2のいずれかの角に近づけて角を挟む両辺にフランジ3aの幅w以上の間隔m、nをもって設けるが、好ましくは、注出口3を取り付けるためのフランジ3aの部分が天面2の角を挟む両辺に接するように最も角に近づけた位置、すなわち、フランジ3aの幅wと同一の間隔をもって設ける。注出口3の大きさは、天パネル12T、14Tの大きさにより限定されるが、リブ部Rが倒された天パネル14T側より、もう一方の天パネル12T側により大きい口径の注出口3を設けることができる。また、ブランク10を四角注状に組み立てるための糊代15の貼り合わせ部分のある位置は避けて設け、糊代15の貼り合わせ部分がない側に位置に設ける。
【0014】
このように、本発明の注出口付き液体用紙容器1においては、注出口3を天面2の角に近い部分に設けていることによって、図5に示すように、注出口付き液体用紙容器1を傾けて内容物の液体を注ぎ出した時に、注ぎやすく、かつ、容器の中に残った内容物Xが角部だけとなり、その量が少なくなる。
【0015】
本発明の注出口付き液体用紙容器1に使用する材料は、紙を主体とする積層体からなり、その紙の一方の面に少なくとも熱接着性樹脂層を有する内層を、他方の面に少なくとも熱接着性樹脂層を有する外層を備えていることを基本としている。そして、紙と熱接着樹脂層との間にバリアー層を積層することもできる。
【0016】
また、積層体の内層および外層に使用する熱可塑性樹脂は、内容物の保護、特に液状の物質を入れても洩れない機能、また、熱シールにより貼り合わせ紙容器の組み立てを可能にする機能を持っている必要がある。具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂などの樹脂を使用することができる。なかでも、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体は、伸縮性があり、凹凸部を成形する際に、ひび割れ、ピンホールが発生しにくく、好適に使用することができる。上記の接着性樹脂層を用いて、上記の熱可塑性樹脂層としては、例えば、押出機等を使用し、紙とバリア性層との層間に、上記のような樹脂の1種ないし2種以上を単層ないし多層に押し出して溶融押し出し樹脂膜等を形成し、その溶融押し出し樹脂層を介して、上記の紙とバリア性層とを積層することができるものである。なお、本発明において、上記の接着性樹脂層の膜厚としては、20μm〜200μm位、好ましくは、25μm〜100μm位が望ましいものである。上記において、膜厚が、25μm未満であると、炙りピンホ−ルが発生し易い傾向にあることから好ましくなく、また、膜厚が、200μmを越えると、底部およびトップ部の成形性が非常に悪くなることから好ましくないものである。
【0017】
また、本発明の紙容器を構成するバリアー層として、機械的、物理的、化学的、その他において優れた性質を有し、特に、強度を有して強靱であり、かつ、耐熱性を有する樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。具体的には、例えば、ポリプロピレン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリルル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリアリ−ルフタレ−ト系樹脂、シリコ−ン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエ−テルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタ−ル系樹脂、セルロ−ス系樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。さらに、これらのフィルムに金属蒸着膜あるいは無機酸化膜を設けたフィルム、金属箔などを使用することもできる。
【0018】
具体的な材料の構成としては、表面側からポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/エチレン・アクリル酸共重合体層/アルミニウム箔/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層(フィルム)、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/アルミニウム箔/二軸延伸ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/蒸着アルミ層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層/シリカ蒸着層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層(フィルム)などがあげられる。
【0019】
つぎに、本発明に使用する注出口3は、特に、限定されるものではなく、公知のプラスチックの成形によるものを使用することができる。この注出口3は、フランジ3aを有しており、注出口3を液体用紙容器に設けた注出口用孔16に嵌入して、フランジ3aを注出口用孔3aの周縁部に接着して、注出口3を液体用紙容器に固定して本発明の注出口付き液体用紙容器1とすることができる。
【0020】
つぎに、本発明の注出口付き液体用紙容器1を製造する方法について説明する。まず、液体紙容器1を組み立てる前の図3に示すようなブランク10を作製する。このブランク10を作製する打ち抜き工程において、注出口用孔16を同時に加工する。つぎに、このブランク10を用いて公知の液体用紙容器用の製函機で一般的な液体用紙容器と同様に製函し、折り畳まれた状態の液体用紙容器を作製する。
【0021】
さらに、内容物の充填メーカーにおいて、この折り畳まれた状態の液体用紙容器を起こして液体用充填機で内容物を充填して注出口付き液体用紙容器1を作製する。すなわち、まず、糊代15と側壁パネル11とを貼り合わせ4枚の側壁パネル11〜14からなる4角柱状に組み立てて、つぎに、フラットな底を形成し、そして、内容物を充填した後に、4枚の側壁パネル11〜14の上端に連接された対向する折込み天パネル11T、13Tをそれぞれ斜め罫線に沿って外側に折り込み、同時に残りの対向する天パネル12T、14Tを内側に折り曲げ、折込み天パネル11T、13Tおよび天パネル12T、14Tの上端にそれぞれ連接されたリブ11R〜14Rを対向するもの同志で水平に合掌シールして、天パネル14T側に倒して平坦に折り畳み、さらにシールされたリブの両端を側壁パネル上に折り返してなる平坦な天面2を形成した注出口付き液体用紙容器1を製造する。
【0022】
また、この工程では、注出口3の取り付けも行う。この取り付け方法は、一般的な方法で、注出口3フランジ3aを注出口付き液体用紙容器1の注出口用孔16の内面周縁部にヒートシール、インパルスシールなどで接着する。
【0023】
本発明の注出口付き液体用紙容器の用途としては、牛乳、ジュース、酒類をはじめ、油脂類、調味料類、液体洗剤類等があげられる。特に、大型の注出口付き液体用紙容器として有効である。
【0024】
【実施例】
つぎに、本発明の注出口付き液体用紙容器について、以下に、具体例をあげて説明する。
【0025】
材料として、外面からポリエチレン樹脂層35μm/板紙440g/m2/エチレン−メタアクリル酸共重合体20μm/アルミニウム層6μm/ポリエチレンテレフタレート樹脂層12μm/ポリエチレン樹脂層20μm/ポリエチレンフィルム層60μmの構成の積層体を使用して、まず、外面側に通常の印刷をして、打抜型を用いた通常の打抜工程でブランクを作製し、つぎに、公知の液体用紙容器用の製函機で一般的な液体用紙容器と同様に、折り畳まれた状態の液体用紙容器とし、さらに、内容物の充填メーカーにおいて、この折り畳まれた状態の液体用紙容器を起こして液体用充填機で内容物である調味料を充填して、縦×横×高さが140×140×220mmで、内容量が4.0リットルの中華調味料が充填された注出口付き液体用紙容器を作製した。
【0026】
この充填ラインで内容物を充填する前の工程で、直径47mmの注出口を天面のリブが倒されていない部分の角を形成する二辺にフランジの幅6mmの間隔をとって設けた。
【0027】
本実施例によれば、注出口を設けた角を下にして内容物を注出口から注ぎ出すことにより、注ぎやすく、かつ、内容物の残量が少なくすることができた。
【0028】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明は、天面が平らな、いわゆる、フラットトップ型の注出口付き液体用紙容器において、注出口を天面の中央部ではなく、角に近づけて設けて設けることによって、傾けて内容物を注ぎ出した時に、従来の中央部に設けた注出口付き液体用紙容器に比べて、内容物を注出口から注ぎやすく、かつ、中に残る内容物の量が少なくなるという効果を有している。特に、内容物の量が多い大型の注出口付き液体用紙容器において、その効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出口付き液体用紙容器の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の注出口付き液体用紙容器の一実施例を示す天面図、正面図および側面図である。
【図3】本発明の注出口付き液体用紙容器の一実施例のブランクを示す展開図である。
【図4】本発明の注出口付き液体用紙容器の一実施例の天面を示す平面図である。
【図5】本発明の注出口付き液体用紙容器を取り扱う状態を示す斜視図である。
【図6】従来の注出口付き液体用紙容器の例を示す斜視図である。
【図7】従来の注出口付き液体用紙容器を取り扱う状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 注出口付き液体用紙容器(本発明)
P 注出口付き液体用紙容器(従来)
2 天面
2a ヒートシール部(天面)
3 注出口
3a フランジ
10 ブランク
11〜14 側壁パネル
15 糊代
11T 折り込み天パネル
12T 天パネル
13T 折り込み天パネル
14T 天パネル
11R〜14R リブ
16 注出口用孔
T 天部
R リブ部
D 胴部
B 底部
a〜i 折れ線
m、n 間隔
w 注出口のフランジの幅
X 内容物
【発明の属する技術分野】
本発明は、調味料、油脂類、液体洗剤等の液体を収容する、上面が平坦な四角柱形状のフラットトップ型で天面に注出口を設けた液体用紙容器に関するものであり、詳しくは、注出口から内容物の液体を注ぎ出した後の残量が少なくなるように改良した注出口付き液体用紙容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、牛乳、ジュース、酒類等の液体を収容する、上面が平坦な四角柱形状のフラットトップ型の注出口付き液体用紙容器が、広く用いられているが、最近では、内容量が1.8リットル以上、例えば、3リットル、5リットル等の調味料、油脂類、液体洗剤等の液体を収容する用途にも、大型の注出口付き液体用紙容器が用いられるようになっている。
【0003】
このようなフラットトップ型の注出口付き液体用紙容器Pにおいては、従来より、注出口3を設ける位置は、図6に示すように、天面2のトップシール部2aをはずした中央部近傍であった(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特許第2914105号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の注出口付き液体用紙容器では、図6に示すように、注出口3が注出口付き液体用紙容器Pの天面2の中央部に近い部分に設けられているため、注出口3から内容物である液体を注ぎ出した後、図7に示すように、下辺角部に相当量の内容物Xの液体が残ってしまう。特に、内容量が1.8リットル以上の大型の注出口付き液体用紙容器においては、その残量が多くなる傾向にあるという問題がある。
【0006】
本発明は、注出口付き液体用紙容器、特に、内容量が1.8リットル以上の大型の注出口付き液体用紙容器において、注出口から内容物である液体を注ぎ出した後の残量が少なくすることができるように改良した注出口付き液体用紙容器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上のような問題を解決するために、本発明は、胴部が4枚の側壁パネルからなる四角柱形状で、天面が平坦なフラットトップ型の液体用紙容器の前記天面のいずれかの角に近づけて注出口を設けたことを特徴とする注出口付き液体用紙容器である。
【0008】
本発明によれば、注出口付き液体用紙容器、特に、内容量が1.8リットル以上の大型の注出口付き液体用紙容器において、注出口を天面の角に近づけて設けることによって、注出口から内容物である液体が注ぎやすく、かつ、注ぎ出した後の残量が少なくすることができるように改良した注出口付き液体用紙容器を提供することをできるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら、本発明の注出口付き液体用紙容器の実施の形態について、さらに詳しく説明する。なお、説明を簡単にするため、各図の対応する部位には同じ符号を付している。
【0010】
図1は、本発明による注出口付き液体用紙容器の実施の形態の一実施例を示す斜視図である。図2−aは、その天面図、図2−bは、その正面図、そして、図2−cは、その側面図である。この注出口付き液体用紙容器1は、板紙を基材とする積層体を用いて、4枚の側壁パネル11〜14からなる4角柱状であり、天面2が平らな、いわゆるフラットトップ型の注出口付き液体用紙容器である。そして、その矩形の天面2の角に近い位置に注出口3を設けている。
【0011】
図3は、本発明による注出口付き液体用紙容器1のブランク10の展開図である。注出口付き液体用紙容器1の胴部Dは側壁パネル11〜14と糊代15が罫線a〜dを介して連接してなり、その上部に罫線fを介して折込み天パネル11T、13T、天パネル12T、14Tからなる天部Tとさらにその上部に罫線hを介してトップシール部2aを形成するリブ11R〜14Rからなるリブ部Rが設けられている。また折込み天パネル11T、13Tにはこれらの折込み天パネル11T、13Tを斜めに外側に折り込む罫線gがそれぞれ設けられている。なお、底部Bは胴部Dの下側に罫線eを介して連接する部分で構成され、ヒートシールによって平らな液洩れのない底が形成されるようになっている。
【0012】
そして、天パネル12Tの左下の角部に注出口3を嵌入するための注出口用孔16を設けている。すなわち、天パネル12Tの左辺と下辺との角に近づけて、両辺とに所定の間隔をもった位置に設けている。
【0013】
この注出口3の位置は、図4に示すように、矩形の天面2のいずれかの角に近づけて角を挟む両辺にフランジ3aの幅w以上の間隔m、nをもって設けるが、好ましくは、注出口3を取り付けるためのフランジ3aの部分が天面2の角を挟む両辺に接するように最も角に近づけた位置、すなわち、フランジ3aの幅wと同一の間隔をもって設ける。注出口3の大きさは、天パネル12T、14Tの大きさにより限定されるが、リブ部Rが倒された天パネル14T側より、もう一方の天パネル12T側により大きい口径の注出口3を設けることができる。また、ブランク10を四角注状に組み立てるための糊代15の貼り合わせ部分のある位置は避けて設け、糊代15の貼り合わせ部分がない側に位置に設ける。
【0014】
このように、本発明の注出口付き液体用紙容器1においては、注出口3を天面2の角に近い部分に設けていることによって、図5に示すように、注出口付き液体用紙容器1を傾けて内容物の液体を注ぎ出した時に、注ぎやすく、かつ、容器の中に残った内容物Xが角部だけとなり、その量が少なくなる。
【0015】
本発明の注出口付き液体用紙容器1に使用する材料は、紙を主体とする積層体からなり、その紙の一方の面に少なくとも熱接着性樹脂層を有する内層を、他方の面に少なくとも熱接着性樹脂層を有する外層を備えていることを基本としている。そして、紙と熱接着樹脂層との間にバリアー層を積層することもできる。
【0016】
また、積層体の内層および外層に使用する熱可塑性樹脂は、内容物の保護、特に液状の物質を入れても洩れない機能、また、熱シールにより貼り合わせ紙容器の組み立てを可能にする機能を持っている必要がある。具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂などの樹脂を使用することができる。なかでも、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体は、伸縮性があり、凹凸部を成形する際に、ひび割れ、ピンホールが発生しにくく、好適に使用することができる。上記の接着性樹脂層を用いて、上記の熱可塑性樹脂層としては、例えば、押出機等を使用し、紙とバリア性層との層間に、上記のような樹脂の1種ないし2種以上を単層ないし多層に押し出して溶融押し出し樹脂膜等を形成し、その溶融押し出し樹脂層を介して、上記の紙とバリア性層とを積層することができるものである。なお、本発明において、上記の接着性樹脂層の膜厚としては、20μm〜200μm位、好ましくは、25μm〜100μm位が望ましいものである。上記において、膜厚が、25μm未満であると、炙りピンホ−ルが発生し易い傾向にあることから好ましくなく、また、膜厚が、200μmを越えると、底部およびトップ部の成形性が非常に悪くなることから好ましくないものである。
【0017】
また、本発明の紙容器を構成するバリアー層として、機械的、物理的、化学的、その他において優れた性質を有し、特に、強度を有して強靱であり、かつ、耐熱性を有する樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。具体的には、例えば、ポリプロピレン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリルル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリアリ−ルフタレ−ト系樹脂、シリコ−ン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエ−テルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタ−ル系樹脂、セルロ−ス系樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。さらに、これらのフィルムに金属蒸着膜あるいは無機酸化膜を設けたフィルム、金属箔などを使用することもできる。
【0018】
具体的な材料の構成としては、表面側からポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/エチレン・アクリル酸共重合体層/アルミニウム箔/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層(フィルム)、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/アルミニウム箔/二軸延伸ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン層/蒸着アルミ層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層/シリカ蒸着層/ポリエステル層/ポリエチレン樹脂層(フィルム)などがあげられる。
【0019】
つぎに、本発明に使用する注出口3は、特に、限定されるものではなく、公知のプラスチックの成形によるものを使用することができる。この注出口3は、フランジ3aを有しており、注出口3を液体用紙容器に設けた注出口用孔16に嵌入して、フランジ3aを注出口用孔3aの周縁部に接着して、注出口3を液体用紙容器に固定して本発明の注出口付き液体用紙容器1とすることができる。
【0020】
つぎに、本発明の注出口付き液体用紙容器1を製造する方法について説明する。まず、液体紙容器1を組み立てる前の図3に示すようなブランク10を作製する。このブランク10を作製する打ち抜き工程において、注出口用孔16を同時に加工する。つぎに、このブランク10を用いて公知の液体用紙容器用の製函機で一般的な液体用紙容器と同様に製函し、折り畳まれた状態の液体用紙容器を作製する。
【0021】
さらに、内容物の充填メーカーにおいて、この折り畳まれた状態の液体用紙容器を起こして液体用充填機で内容物を充填して注出口付き液体用紙容器1を作製する。すなわち、まず、糊代15と側壁パネル11とを貼り合わせ4枚の側壁パネル11〜14からなる4角柱状に組み立てて、つぎに、フラットな底を形成し、そして、内容物を充填した後に、4枚の側壁パネル11〜14の上端に連接された対向する折込み天パネル11T、13Tをそれぞれ斜め罫線に沿って外側に折り込み、同時に残りの対向する天パネル12T、14Tを内側に折り曲げ、折込み天パネル11T、13Tおよび天パネル12T、14Tの上端にそれぞれ連接されたリブ11R〜14Rを対向するもの同志で水平に合掌シールして、天パネル14T側に倒して平坦に折り畳み、さらにシールされたリブの両端を側壁パネル上に折り返してなる平坦な天面2を形成した注出口付き液体用紙容器1を製造する。
【0022】
また、この工程では、注出口3の取り付けも行う。この取り付け方法は、一般的な方法で、注出口3フランジ3aを注出口付き液体用紙容器1の注出口用孔16の内面周縁部にヒートシール、インパルスシールなどで接着する。
【0023】
本発明の注出口付き液体用紙容器の用途としては、牛乳、ジュース、酒類をはじめ、油脂類、調味料類、液体洗剤類等があげられる。特に、大型の注出口付き液体用紙容器として有効である。
【0024】
【実施例】
つぎに、本発明の注出口付き液体用紙容器について、以下に、具体例をあげて説明する。
【0025】
材料として、外面からポリエチレン樹脂層35μm/板紙440g/m2/エチレン−メタアクリル酸共重合体20μm/アルミニウム層6μm/ポリエチレンテレフタレート樹脂層12μm/ポリエチレン樹脂層20μm/ポリエチレンフィルム層60μmの構成の積層体を使用して、まず、外面側に通常の印刷をして、打抜型を用いた通常の打抜工程でブランクを作製し、つぎに、公知の液体用紙容器用の製函機で一般的な液体用紙容器と同様に、折り畳まれた状態の液体用紙容器とし、さらに、内容物の充填メーカーにおいて、この折り畳まれた状態の液体用紙容器を起こして液体用充填機で内容物である調味料を充填して、縦×横×高さが140×140×220mmで、内容量が4.0リットルの中華調味料が充填された注出口付き液体用紙容器を作製した。
【0026】
この充填ラインで内容物を充填する前の工程で、直径47mmの注出口を天面のリブが倒されていない部分の角を形成する二辺にフランジの幅6mmの間隔をとって設けた。
【0027】
本実施例によれば、注出口を設けた角を下にして内容物を注出口から注ぎ出すことにより、注ぎやすく、かつ、内容物の残量が少なくすることができた。
【0028】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明は、天面が平らな、いわゆる、フラットトップ型の注出口付き液体用紙容器において、注出口を天面の中央部ではなく、角に近づけて設けて設けることによって、傾けて内容物を注ぎ出した時に、従来の中央部に設けた注出口付き液体用紙容器に比べて、内容物を注出口から注ぎやすく、かつ、中に残る内容物の量が少なくなるという効果を有している。特に、内容物の量が多い大型の注出口付き液体用紙容器において、その効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出口付き液体用紙容器の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の注出口付き液体用紙容器の一実施例を示す天面図、正面図および側面図である。
【図3】本発明の注出口付き液体用紙容器の一実施例のブランクを示す展開図である。
【図4】本発明の注出口付き液体用紙容器の一実施例の天面を示す平面図である。
【図5】本発明の注出口付き液体用紙容器を取り扱う状態を示す斜視図である。
【図6】従来の注出口付き液体用紙容器の例を示す斜視図である。
【図7】従来の注出口付き液体用紙容器を取り扱う状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 注出口付き液体用紙容器(本発明)
P 注出口付き液体用紙容器(従来)
2 天面
2a ヒートシール部(天面)
3 注出口
3a フランジ
10 ブランク
11〜14 側壁パネル
15 糊代
11T 折り込み天パネル
12T 天パネル
13T 折り込み天パネル
14T 天パネル
11R〜14R リブ
16 注出口用孔
T 天部
R リブ部
D 胴部
B 底部
a〜i 折れ線
m、n 間隔
w 注出口のフランジの幅
X 内容物
Claims (1)
- 胴部が4枚の側壁パネルからなる四角柱形状で、天面が平坦なフラットトップ型の液体用紙容器の前記天面のいずれかの角に近づけて注出口を設けたことを特徴とする注出口付き液体用紙容器。
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