JP2005033722A - 光検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布検出および撮像の双方を高感度に行なうことができる光検出装置を提供する。
【解決手段】 M行N列に配列された画素部Pm,nから入射光強度に応じた電圧値が出力され、その電圧値は画素データ読出部20により読み出されて、撮像が行なわれる。画素部から出力された電圧値は、第1加算部30および第2加算部40にも入力する。第1加算部30では、各行について、該行にあるN個の画素部Pm,1〜Pm,Nから出力される電圧値が加算されて、その加算結果に応じた電圧値が出力される。第2加算部40では、各列について、該列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nから出力される電圧値が加算されて、その加算結果に応じた電圧値が出力される。第1加算部30および第2加算部40から出力される電圧値に基づいて、受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布が検出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布を検出することができる光検出装置に関するものである。
受光面上の2軸方向それぞれの入射光強度分布を検出することができる光検出装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。この光検出装置は、基板上の受光面において、y軸方向に長い複数の光感応領域がx軸方向に並列配置されていて、これに重ねて、x軸方向に長い複数の光感応領域がy軸方向に並列配置されている。
そして、x軸方向に並列配置された複数の光感応領域それぞれからの出力値により、受光面上の入射光強度分布をy軸方向に積算したもの(すなわち、受光面上のx軸方向の入射光強度分布)が得られる。また、y軸方向に並列配置された複数の光感応領域それぞれからの出力値により、受光面上の入射光強度分布をx軸方向に積算したもの(すなわち、受光面上のy軸方向の入射光強度分布)が得られる。
特開平6−5832号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたものを含めて従来の光検出装置は、受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布を検出することができるものの、受光面に入射した光の像を撮像することはできない。特に、従来の光検出装置は、入射光強度分布検出および撮像の双方を高感度に行なうことはできない。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布検出および撮像の双方を高感度に行なうことができる光検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光検出装置は、(1) 入射光強度に応じた量の電荷を発生するフォトダイオードと、ゲート端子に入力している電荷の量に応じた電圧値を出力する増幅用トランジスタと、フォトダイオードで発生した電荷を増幅用トランジスタのゲート端子へ転送する転送用トランジスタと、増幅用トランジスタのゲート端子の電荷を放電する放電用トランジスタと、増幅用トランジスタから出力される電圧値を選択的に出力する選択用トランジスタとを各々含み、M行N列に2次元配列されたM×N個の画素部Pm,nと、(2) M×N個の画素部Pm,nそれぞれの選択用トランジスタから出力される電圧値を読み出す画素データ読出部と、(3) M×N個の画素部Pm,nの各行について、該行にあるN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれの選択用トランジスタから出力される電圧値を加算して、その加算結果に応じた電圧値を出力する第1加算部と、(4) M×N個の画素部Pm,nの各列について、該列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの選択用トランジスタから出力される電圧値を加算して、その加算結果に応じた電圧値を出力する第2加算部と、を備えることを特徴とする。ただし、MおよびNそれぞれは2以上の整数であり、mは1以上M以下の各整数であり、nは1以上N以下の各整数である。
この光検出装置では、M行N列に2次元配列された画素部Pm,nの何れかに光が入射すると、その画素部Pm,nに含まれるフォトダイオードは入射光強度に応じた量の電荷を発生する。その電荷は転送用トランジスタを経て増幅用トランジスタのゲート端子に入力し、その電荷量に応じて増幅用トランジスタから出力される電圧値は選択用トランジスタを経て画素部から出力される。画素部から出力された電圧値は画素データ読出部により読み出されて、これにより撮像が行なわれる。
また、画素部から出力された電圧値は、第1加算部および第2加算部にも入力する。第1加算部では、M×N個の画素部Pm,nの各行について、該行にあるN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれの選択用トランジスタから出力される電圧値が加算されて、その加算結果に応じた電圧値が出力される。第2加算部では、M×N個の画素部Pm,nの各列について、該列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの選択用トランジスタから出力される電圧値が加算されて、その加算結果に応じた電圧値が出力される。これら第1加算部および第2加算部それぞれから出力される電圧値に基づいて、受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布が検出される。
本発明に係る光検出装置では、第1加算部は、各行に対して1つの加算回路を有していてもいいが、M×N個の画素部Pm,nに対して1つの加算回路を有するのが好適である。後者の場合、この加算回路は、(1) 各列についてM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの選択用トランジスタに結合容量素子を介して入力端子が接続されている増幅器と、(2) 増幅器の入力端子と出力端子との間に設けられ、入力端子に流入した電荷を蓄積する帰還容量素子と、を備えるのが好適である。
この場合、第m行のN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれの選択用トランジスタから入射光強度に応じた電圧値が出力されているとき、第m行第n列の画素部Pm,nから出力される電圧値は、第n列の結合容量素子に入力して、その電圧値に応じた量の電荷が第n列の結合容量素子に蓄積される。そして、N個の結合容量素子それぞれに蓄積された電荷の総量に等しい量の電荷が帰還容量素子に蓄積され、この帰還容量素子に蓄積された電荷の量に応じた電圧値が増幅器から出力される。この増幅器から出力される電圧値が第1加算部の出力値となる。このような処理が各行について行なわれる。
本発明に係る光検出装置では、第2加算部は、M×N個の画素部Pm,nの各列に対して1つの加算回路を有するのが好適である。第n列の加算回路は、(1) 第n列のM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの選択用トランジスタに結合容量素子および結合スイッチを介して入力端子が接続されている増幅器と、(2) 増幅器の入力端子と出力端子との間に設けられ、結合容量素子から結合スイッチを介して入力端子に流入した電荷を蓄積する帰還容量素子と、(3) 結合容量素子を放電する放電手段と、を備えるのが好適である。
この場合、第m行のN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれの選択用トランジスタから入射光強度に応じた電圧値が出力されているとき、第m行第n列の画素部Pm,nから出力される電圧値は、第n列の加算回路に入力する。第n列の加算回路において、該電圧値は結合容量素子に入力して、その電圧値に応じた量の電荷が結合容量素子に蓄積され、さらに、この結合容量素子に蓄積された電荷の量に等しい量の電荷が帰還容量素子に累積的に蓄積される。このような処理が各行について行なわれ、各行についての処理の間に放電手段により結合容量素子が放電される。帰還容量素子における電荷の累積的な蓄積は、この放電手段および結合スイッチの作用により行なわれる。そして、第1行〜第M行についての上記処理が終了すると、第n列の加算回路において、帰還容量素子に蓄積された電荷の量に応じた電圧値が増幅器から出力される。この増幅器から出力される電圧値が第2加算部の出力値となる。
本発明に係る光検出装置では、第2加算部は、M×N個の画素部Pm,nに対して1つの加算回路を有するのも好適である。この加算回路は、(1) 各列についてM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの選択用トランジスタに結合容量素子および結合スイッチを介して入力端子が接続されている増幅器と、(2) 増幅器の入力端子と出力端子との間に設けられ、結合容量素子から結合スイッチを介して入力端子に流入した電荷を蓄積するN組の縦続接続された帰還容量素子およびスイッチと、(3) 結合容量素子を放電する放電手段と、を備えるのが好適である。
この場合、第m行のN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれの選択用トランジスタから入射光強度に応じた電圧値が出力されているとき、第m行第n列の画素部Pm,nから出力される電圧値は、第n列の結合容量素子に入力して、その電圧値に応じた量の電荷が第n列の結合容量素子に蓄積され、さらに、この第n列の結合容量素子に蓄積された電荷の量に等しい量の電荷が第nの帰還容量素子に累積的に蓄積される。このような処理が各行について行なわれ、各行についての処理の間に放電手段により結合容量素子が放電される。帰還容量素子における電荷の累積的な蓄積は、この放電手段および結合スイッチの作用により行なわれる。そして、第1行〜第M行についての上記処理が終了すると、各々の帰還容量素子に蓄積された電荷の量に応じた電圧値が増幅器から出力される。この増幅器から出力される電圧値が第2加算部の出力値となる。
本発明に係る光検出装置は、画素データ読出部による撮像と、第1加算部および第2加算部による入射光強度分布検出とを、交互に行なってもよい。また、画素データ読出部による撮像、第1加算部による入射光強度分布検出、および、第2加算部による入射光強度分布検出、の3つの処理を、順繰りに行なってもよい。しかし、画素データ読出部、第1加算部および第2加算部が並列的に処理を行なうのが好適である。このように並列動作することにより、撮像のフレームレートを低下させること無く、撮像と入射光強度分布検出とを同時に行なうことができる。
本発明によれば、受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布検出および撮像の双方を高感度に行なうことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、MおよびNそれぞれは2以上の整数であり、特に明示しない限りは、mは1以上M以下の任意の整数であり、nは1以上N以下の任意の整数である。
(第1実施形態)
先ず、本発明に係る光検出装置の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る光検出装置1の概略構成図である。この図に示される光検出装置1は、受光部10、画素データ読出部20、第1加算部30、第2加算部40およびタイミング制御部50を有する。これらは、共通の半導体基板上に形成されているのが好適であり、その場合の基板上の配置が図示のとおりであるのが好適である。なお、タイミング制御部50は、この光検出装置1の全体の動作を制御するものであるが、複数の部分に分割されて互いに離れて基板上に配置されていてもよい。
受光部10は、M行N列に2次元配列されたM×N個の画素部Pm,nを有する。各画素部Pm,nは第m行第n列に位置する。各画素部Pm,nは、共通の構成を有しており、フォトダイオードを含むアクティブピクセル型のものであり、該フォトダイオードに入射した光の強度に応じた電圧値を配線Lnへ出力する。各配線Lnは、第n列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの出力端に共通に接続されている。
画素データ読出部20は、N本の配線L1〜LNと接続されており、各画素部Pm,nから配線Lnへ出力される電圧値を入力して、所定の処理を行なった後に、画素データを表す電圧値Vout,m,nを順次に出力する。各電圧値Vout,m,nは、第m行第n列に位置する画素部Pm,nへ入射する光の強度に応じた値である。
第1加算部30は、N本の配線L1〜LNと接続されており、M×N個の画素部Pm,nの各行について、該行にあるN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれから配線Lnへ出力される電圧値を加算して、その加算結果である電圧値VV,mを順次に出力する。各電圧値VV,mは、第m行にあるN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれへ入射する光の強度の総和に応じた値である。
第2加算部40は、N本の配線L1〜LNと接続されており、M×N個の画素部Pm,nの各列について、該列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれから配線Lnへ出力される電圧値を加算して、その加算結果である電圧値VH,nを順次に出力する。各電圧値VH,nは、第n列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれへ入射する光の強度の総和に応じた値である。
タイミング制御部50は、受光部10、画素データ読出部20、第1加算部30および第2加算部40それぞれの動作を制御するものである。タイミング制御部50は、例えばシフトレジスタ回路により所定のタイミングで各種の制御信号を発生させて、これらの制御信号を受光部10、画素データ読出部20、第1加算部30および第2加算部40それぞれへ送出する。なお、図1では、制御信号を送る為の配線の図示が一部省略されている。
図2は、第1実施形態に係る光検出装置1の画素データ読出部20の構成図である。画素データ読出部20は、N個の電圧保持部H1〜HN、2つの電圧フォロワ回路F1,F2、および、減算回路Sを有する。各電圧保持部Hnは、共通の構成を有していて、配線Lnと接続されており、第n列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれから配線Lnへ出力される電圧値を入力して保持することができ、また、その保持している電圧値を出力することができる。N個の電圧保持部H1〜HNそれぞれは順次に電圧値を出力する。各電圧保持部Hnが保持し出力する電圧値は、画素部Pm,nから互いに異なる時刻に出力される2つの電圧値Vn,1,Vn,2である。
2つの電圧フォロワ回路F1,F2それぞれは、共通の構成を有しており、増幅器の反転入力端子と出力端子とが互いに直接に接続されており、高入力インピーダンスおよび低出力インピーダンスを有し、理想的には増幅率1の増幅回路である。一方の電圧フォロワ回路F1は、N個の電圧保持部H1〜HNそれぞれから順次に出力される一方の電圧値Vn,1を非反転入力端子に入力する。他方の電圧フォロワ回路F2は、N個の電圧保持部H1〜HNそれぞれから順次に出力される他方の電圧値Vn,2を非反転入力端子に入力する。
減算回路Sは、増幅器および4個の抵抗器R1〜R4を有している。増幅器の反転入力端子は、抵抗器R1を介して電圧フォロワ回路F1の出力端子と接続され、抵抗器R3を介して自己の出力端子と接続されている。増幅器の非反転入力端子は、抵抗器R2を介して電圧フォロワ回路F2の出力端子と接続され、抵抗器R4を介して接地電位と接続されている。電圧フォロワ回路F1,F2それぞれの増幅率を1として、4個の抵抗器R1〜R4それぞれの抵抗値が互いに等しいとすると、減算回路Sの出力端子から出力される電圧値Vout,m,nは「Vout,m,n=Vn,2−Vn,1」なる式で表される。
図3は、第1実施形態に係る光検出装置1の画素部Pm,nおよび電圧保持部Hnそれぞれの回路図である。この図では簡便の為に1つの画素部Pm,nおよび1つの電圧保持部Hnが代表して示されている。各画素部Pm,nは、入射光強度に応じた量の電荷を発生するフォトダイオードPD、ゲート端子に入力している電荷の量に応じた電圧値を出力する増幅用トランジスタT1、フォトダイオードPDで発生した電荷を増幅用トランジスタT1のゲート端子へ転送する為の転送用トランジスタT2、増幅用トランジスタT1のゲート端子の電荷を放電する為の放電用トランジスタT3、および、増幅用トランジスタT1から出力される電圧値を外部の配線Lnへ出力する為の選択用トランジスタT4を含む。
フォトダイオードPDは、そのアノード端子が接地電位とされている。増幅用トランジスタT1は、そのドレイン端子がバイアス電位とされている。転送用トランジスタT2は、そのドレイン端子が増幅用トランジスタT1のゲート端子に接続され、そのソース端子がフォトダイオードPDのカソード端子に接続されている。放電用トランジスタT3は、そのソース端子が増幅用トランジスタT1のゲート端子に接続され、そのドレイン端子がバイアス電位とされている。選択用トランジスタT4は、そのソース端子が増幅用トランジスタT1のソース端子と接続され、そのドレイン端子が配線Lnと接続されている。また、この配線Lnには定電流源が接続されている。増幅用トランジスタT1および選択用トランジスタT4は、ソースフォロワ回路を構成している。
なお、定電流源は列毎に配線Lnに接続されて設けられていてもよい。また、例えば、各配線Lnと画素データ読出部20との間にスイッチを設けて、これらのスイッチを順次に閉じることで、第m行のN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれから出力される電圧値を画素データ読出部20が順次に読み出す場合には、これらのスイッチと画素データ読出部20との間の配線に定電流源が1つだけ設けられていてもよい。
転送用トランジスタT2は、そのゲート端子に転送制御信号Stransを入力し、その転送制御信号Stransがハイレベルであるときに、フォトダイオードPDで発生した電荷を増幅用トランジスタT1のゲート端子へ転送する。放電用トランジスタT3は、そのゲート端子に放電制御信号Sresetを入力し、その放電制御信号Sresetがハイレベルであるときに、増幅用トランジスタT1のゲート端子の電荷を放電する。選択用トランジスタT4は、そのゲート端子に第m行選択制御信号Sselect,mを入力し、その第m行選択制御信号Sselect,mがハイレベルであるときに、増幅用トランジスタT1から出力される電圧値を外部の配線Lnへ出力する。
このように構成される各画素部Pm,nは、転送制御信号Stransがローレベルであって放電制御信号Sresetがハイレベルとなることで、増幅用トランジスタT1のゲート端子の電荷が放電され、第m行選択制御信号Sselect,mがハイレベルであれば、その初期化状態にある増幅用トランジスタT1から出力される電圧値(暗信号成分)が選択用トランジスタT4を経て配線Lnに出力される。一方、放電制御信号Sresetがローレベルであって、転送制御信号Stransおよび第m行選択制御信号Sselect,mそれぞれがハイレベルであれば、フォトダイオードPDで発生した電荷は増幅用トランジスタT1のゲート端子に入力して、その電荷の量に応じて増幅用トランジスタT1から出力される電圧値(明信号成分)が選択用トランジスタT4を経て配線Lnに出力される。
電圧保持部Hnは、第1保持部Hn,1および第2保持部Hn,2を含む。第1保持部Hn,1および第2保持部Hn,2それぞれは、互いに同様の構成であり、第n列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの選択用トランジスタT4から順次に出力される電圧値を入力して保持することができ、また、その保持している電圧値を出力することができる。
第1保持部Hn,1は、トランジスタT11、トランジスタT12および容量素子C1を含む。容量素子C1の一端は接地電位とされ、容量素子C1の他端は、トランジスタT11のドレイン端子およびトランジスタT12のソース端子それぞれと接続されている。トランジスタT11のソース端子は、配線Lnを介して画素部Pm,nの選択用トランジスタT4と接続されている。トランジスタT12のドレイン端子は、電圧フォロワ回路F1と接続されている。このように構成される第1保持部Hn,1は、トランジスタT11のゲート端子に入力する第1入力制御信号Sinput,1がハイレベルであるときに、配線Lnを介して接続されている画素部Pm,nから出力される電圧値を容量素子C1に保持させ、トランジスタT12のゲート端子に入力する出力制御信号Soutput,nがハイレベルであるときに、容量素子C1に保持されている電圧値Vn,1を電圧フォロワ回路F1へ出力する。
第2保持部Hn,2は、トランジスタT21、トランジスタT22および容量素子C2を含む。容量素子C2の一端は接地電位とされ、容量素子C2の他端は、トランジスタT21のドレイン端子およびトランジスタT22のソース端子それぞれと接続されている。トランジスタT21のソース端子は、配線Lnを介して画素部Pm,nの選択用トランジスタT4と接続されている。トランジスタT22のドレイン端子は、電圧フォロワ回路F2と接続されている。このように構成される第2保持部Hn,2は、トランジスタT21のゲート端子に入力する第2入力制御信号Sinput,2がハイレベルであるときに、配線Lnを介して接続されている画素部Pm,nから出力される電圧値を容量素子C2に保持させ、トランジスタT22のゲート端子に入力する出力制御信号Soutput,nがハイレベルであるときに、容量素子C2に保持されている電圧値Vn,2を電圧フォロワ回路F2へ出力する。
第1保持部Hn,1および第2保持部Hn,2それぞれは、互いに異なるタイミングで動作する。例えば、第1保持部Hn,1は、配線Lnを介して接続されている画素部Pm,nにおいて転送制御信号Stransがローレベルであって放電制御信号Sresetおよび第m行選択制御信号Sselect,mそれぞれがハイレベルであるときに増幅用トランジスタT1から出力される電圧値(暗信号成分)Vn,1を入力して保持する。一方、第2保持部Hn,2は、配線Lnを介して接続されている画素部Pm,nにおいて放電制御信号Sresetがローレベルであって転送制御信号Stransおよび第m行選択制御信号Sselect,mそれぞれがハイレベルであるときに増幅用トランジスタT1から出力される電圧値(明信号成分)Vn,2を入力して保持する。
なお、転送制御信号Strans、放電制御信号Sreset、第m行選択制御信号Sselect,m、第1入力制御信号Sinput,1、第2入力制御信号Sinput,2および第n列出力制御信号Soutput,nそれぞれは、タイミング制御部50から出力される。
図4は、第1実施形態に係る光検出装置1の第1加算部30の回路図である。第1加算部30は、全体で1つの加算回路を構成していて、増幅器AV、スイッチSWV、帰還容量素子CVおよびN個の結合容量素子CV,1〜CV,Nを有する。スイッチSWVおよび帰還容量素子CVは、増幅器AVの入力端子と出力端子との間に並列的に設けられている。各結合容量素子CV,nは、一端が増幅器AVの入力端子と接続され、他端が配線Lnと接続されている。すなわち、増幅器AVの入力端子は、画素部Pm,nの選択用トランジスタT4に結合容量素子CV,nを介して接続されている。N個の結合容量素子CV,1〜CV,Nそれぞれの容量値は互いに等しい。スイッチSWVの開閉動作は、タイミング制御部50から出力される制御信号により制御される。
この第1加算部30は、スイッチSWVが閉じているときには、帰還容量素子CVを放電する。一方、この第1加算部30は、スイッチSWVが開いているときには、画素部Pm,nから配線Lnへ出力されている電圧値に応じた量の電荷を結合容量素子CV,nに蓄積し、N個の結合容量素子CV,1〜CV,Nそれぞれに蓄積した電荷の総量に等しい量の電荷を帰還容量素子CVに蓄積して、この帰還容量素子CVに蓄積した電荷の量に応じた電圧値VV,mを出力する。すなわち、この出力される電圧値VV,mは、N本の配線L1〜LNそれぞれへ出力されている電圧値の総和に応じたものである。
図5は、第1実施形態に係る光検出装置1の第2加算部40の回路図である。本実施形態における第2加算部40は、N個の加算回路411〜41Nを有している。各加算回路41nは、共通の構成を有していて、配線Lnと接続されており、第n列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれから配線Lnへ出力される電圧値を入力し、電圧値VH,nを順次に出力する。
各加算回路41nは、増幅器AH、帰還容量素子CH,1、結合容量素子CH,2、および、4つのスイッチSWH,1〜SWH,4、を有する。スイッチSWH,1および帰還容量素子CH,1は、増幅器AHの入力端子と出力端子との間に並列的に設けられている。結合容量素子CH,2の一端は、スイッチSWH,2を介してリセット電位と接続され、スイッチSWH,3を介して増幅器AHの入力端子と接続されており、結合容量素子CH,2の他端は、配線Lnと接続されている。スイッチSWH,4は、一端が増幅器AHの出力端子に接続されている。すなわち、増幅器AHの入力端子は、第n列のM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの選択用トランジスタT4に、スイッチSWH,3および結合容量素子CH,2を介して接続されている。
N個の加算回路411〜41Nそれぞれに含まれる帰還容量素子CH,1の容量値は互いに等しく、N個の加算回路411〜41Nそれぞれに含まれる結合容量素子CH,2の容量値は互いに等しい。スイッチSWH,1〜SWH,4それぞれの開閉動作は、タイミング制御部50から出力される制御信号により制御される。
各加算回路41nは、スイッチSWH,1が閉じているときには、帰還容量素子CH,1を放電する。各加算回路41nは、スイッチSWH,2が閉じていて、スイッチSWH,3が開いているときには、結合容量素子CH,2を放電する。また、各加算回路41nは、スイッチSWH,1が開いているときに、スイッチSWH,2が開き、スイッチSWH,3が閉じると、画素部Pm,nから配線Lnへ出力されている電圧値に応じた量の電荷を帰還容量素子CH,1に累積して蓄積する。そして、各加算回路41nは、スイッチSWH,4が閉じているときに、帰還容量素子CH,1に蓄積した電荷の量に応じた電圧値VH,nを出力する。すなわち、この出力される電圧値VH,nは、第n列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれから配線Lnへ出力される電圧値の総和に応じたものである。
次に、第1実施形態に係る光検出装置1の動作例について説明する。図6は、第1実施形態に係る光検出装置1の動作例を説明するタイミングチャートである。この図は、第1行の各画素部P1,nおよび第2行の各画素部P2,nそれぞれのデータを読み出す時間範囲を示している。
この図には、上から順に、各画素部Pm,nの放電用トランジスタT3のゲート端子に入力する放電制御信号Sreset、各画素部Pm,nの転送用トランジスタT2のゲート端子に入力する転送制御信号Strans、第1行の画素部P1,nの選択用トランジスタT4のゲート端子に入力する第1行選択制御信号Sselect,1、および、第2行の画素部P2,nの選択用トランジスタT4のゲート端子に入力する第2行選択制御信号Sselect,2、それぞれの波形が示されている。
続いて、各電圧保持部Hnの第1保持部Hn,1のトランジスタT11のゲート端子に入力する第1入力制御信号Sinput,1、各電圧保持部Hnの第2保持部Hn,2のトランジスタT21のゲート端子に入力する第2入力制御信号Sinput,2、第1列の電圧保持部H1のトランジスタT12およびT22それぞれのゲート端子に入力する第1列出力制御信号Soutput,1、第N列の電圧保持部HNのトランジスタT12およびT22それぞれのゲート端子に入力する第N列出力制御信号Soutput,N、および、画素データ読出部20から出力される電圧値Vout,m,n、それぞれの波形が示されている。
更に続いて、第1加算部30のスイッチSWVの開閉、第1加算部30から出力される電圧値VV,mの波形、第2加算部40の各加算回路41nのスイッチSWH,1〜SWH,3それぞれの開閉、および、第2加算部40の各加算回路41nの増幅器AHから出力される電圧値の波形、が示されている。
時刻t10前において、各画素部Pm,nに入力している放電制御信号Sreset、転送制御信号Stransおよび第n行選択制御信号Sselect,nそれぞれはローレベルである。また、画素データ読出部20の各電圧保持部Hnに入力している第1入力制御信号Sinput,1,第2入力制御信号Sinput,2および第n列出力制御信号Soutput,nそれぞれもローレベルである。
時刻t10から時刻t20までの間に第1行の各画素部P1,nのデータの読み出しが行なわれる。画素部P1,nにおいて、放電制御信号Sresetは、時刻t10にハイレベルに転じて、時刻t10より後の時刻t11にローレベルに転じる。転送制御信号Stransは、時刻t11より後の時刻t12にハイレベルに転じて、時刻t12より後の時刻t13にローレベルに転じる。第1行選択制御信号Sselect,1は、時刻t10にハイレベルに転じる。
画素データ読出部20の各電圧保持部Hnにおいて、第1入力制御信号Sinput,1は、放電制御信号Sresetがローレベルに転じる時刻t11から、転送制御信号Stransがハイレベルに転じる時刻t12までの、間にある一定期間だけハイレベルとなる。これにより、この間に画素部P1,nから配線Lnに出力される電圧値(暗信号成分)は、電圧保持部Hnの第1保持部Hn,1により保持される。
また、画素データ読出部20の各電圧保持部Hnにおいて、第2入力制御信号Sinput,2は、転送制御信号Stransがハイレベルである時刻t12から時刻t13までの間の一定期間だけハイレベルとなる。これにより、この間に画素部P1,nから配線Lnに出力される電圧値(明信号成分)は、電圧保持部Hnの第2保持部Hn,2により保持される。
そして、時刻t13より後の時刻t14から時刻t15までの間に、出力制御信号Soutput,1〜Soutput,Nそれぞれは、順次に一定期間だけハイレベルとなる。第n列出力制御信号Soutput,nがハイレベルである期間には、電圧保持部Hnに保持されていた第1行第n列の画素部P1,nの暗信号成分および明信号成分が電圧保持部Hnから出力され、これら暗信号成分と明信号成分との差が減算回路Sにより求められて、画素部P1,nに入射した光の強度に応じた電圧値Vout,1,nが画素データ読出部20から出力される。このようにして、時刻t14から時刻t15までの間に、第1行のN個の画素部P1,1〜P1,Nそれぞれに入射した光の強度に応じた電圧値Vout,1,1〜Vout,1,Nが画素データ読出部20から順次に出力される。なお、この期間に出力される各電圧値Vout,1,nのレベルは、画素部P1,nに入射した光の強度に応じたレベルであり、一般にはn値により異なる。その後、時刻t15に第1行選択制御信号Sselect,1はローレベルに転じる。以上により、第1行の各画素部P1,nのデータの読み出しが終了する。
続いて、時刻t20から時刻t30までの間に第2行の各画素部P2,nのデータの読み出しが行なわれる。画素部P2,nにおいて、放電制御信号Sresetは、時刻t20にハイレベルに転じて、時刻t20より後の時刻t21にローレベルに転じる。転送制御信号Stransは、時刻t21より後の時刻t22にハイレベルに転じて、時刻t22より後の時刻t23にローレベルに転じる。第2行選択制御信号Sselect,2は、時刻t20にハイレベルに転じる。
画素データ読出部20の各電圧保持部Hnにおいて、第1入力制御信号Sinput,1は、放電制御信号Sresetがローレベルに転じる時刻t21から、転送制御信号Stransがハイレベルに転じる時刻t22までの、間にある一定期間だけハイレベルとなる。これにより、この間に画素部P2,nから配線Lnに出力される電圧値(暗信号成分)は、電圧保持部Hnの第1保持部Hn,1により保持される。
また、画素データ読出部20の各電圧保持部Hnにおいて、第2入力制御信号Sinput,2は、転送制御信号Stransがハイレベルである時刻t22から時刻t23までの間の一定期間だけハイレベルとなる。これにより、この間に画素部P2,nから配線Lnに出力される電圧値(明信号成分)は、電圧保持部Hnの第2保持部Hn,2により保持される。
そして、時刻t23より後の時刻t24から時刻t25までの間に、出力制御信号Soutput,1〜Soutput,Nそれぞれは、順次に一定期間だけハイレベルとなる。第n列出力制御信号Soutput,nがハイレベルである期間には、電圧保持部Hnに保持されていた第2行第n列の画素部P2,nの暗信号成分および明信号成分が電圧保持部Hnから出力され、これら暗信号成分と明信号成分との差が減算回路Sにより求められて、画素部P2,nに入射した光の強度に応じた電圧値Vout,2,nが画素データ読出部20から出力される。このようにして、時刻t24から時刻t25までの間に、第2行のN個の画素部P2,1〜P2,Nそれぞれに入射した光の強度に応じた電圧値Vout,2,1〜Vout,2,Nが画素データ読出部20から順次に出力される。なお、この期間に出力される各電圧値Vout,2,nのレベルは、画素部P2,nに入射した光の強度に応じたレベルであり、一般にはn値により異なる。その後、時刻t25に第2行選択制御信号Sselect,2はローレベルに転じる。以上により、第2行の各画素部P2,nのデータの読み出しが終了する。
以降も同様にして順次に各行の画素部Pm,nのデータが読み出されていく。このようにして、画素データ読出部20により、第1行〜第M行それぞれについて順次に、各行のN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれに入射した光の強度に応じた電圧値Vout,m,1〜Vout,m,Nが順次に出力される。また、この画素データ読出部20による電圧値Vout,m,nの読み出しと並列的に、第1加算部30および第2加算部40それぞれによる処理が以下のように行なわれる。
第1加算部30は以下のように動作する。スイッチSWVは時刻t10から時刻t12までの期間に閉じて、これにより帰還容量素子CVが放電される。転送制御信号Stransがハイレベルに転じる時刻t12以降、第1行の画素部P1,nから配線Lnに出力された電圧値(明信号成分)は結合容量素子CV,nに入力し、この電圧値と結合容量素子CV,nの容量値との積に応じた量の電荷が結合容量素子CV,nに蓄積される。そして、これらN個の結合容量素子CV,1〜CV,Nそれぞれに蓄積された電荷の総量に等しい量の電荷が帰還容量素子CVに蓄積されて、この帰還容量素子CVに蓄積された電荷の量に応じた電圧値VV,1が第1加算部30から出力される。この電圧値VV,1は、第1行のN個の画素部P1,1〜P1,Nそれぞれから出力される電圧値の総和に応じたものである。同様にして、時刻t22以降、第2行のN個の画素部P2,1〜P2,Nそれぞれから出力される電圧値の総和に応じた電圧値VV,2が第1加算部30から出力される。以降も同様である。このようにして、第1加算部30から電圧値VV,1〜VV,Mが順次に出力される。電圧値VV,mは、第m行のN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれへ入射する光の強度の総和に応じた値である。
第2加算部40の各加算回路41nは以下のように動作する。スイッチSWH,1は時刻t10から時刻t11までの期間に閉じて、これにより帰還容量素子CH,1が放電される。その後、各加算回路41nのスイッチSWH,1は開いたままである。スイッチSWH,2は時刻t11から時刻t12までの間にある一定期間だけ閉じて、これにより、結合容量素子CH,2が放電される。スイッチSWH,3は時刻t12から時刻t13までの間にある一定期間だけ閉じる。ここでスイッチSWH,3が閉じると、第1行第n列の画素部P1,nから配線Lnに出力された電圧値(明信号成分)は加算回路41nの結合容量素子CH,2に入力し、この電圧値と結合容量素子CH,2の容量値との積に応じた量の電荷が結合容量素子CH,2に蓄積される。そして、この結合容量素子CH,2に蓄積された電荷の量に等しい量の電荷が帰還容量素子CH,1に蓄積されて、この帰還容量素子CH,1に蓄積された電荷の量に応じた電圧値が増幅器AHから出力される。このとき加算回路41nの増幅器AHから出力される電圧値は、第1行第n列の画素部P1,nから出力される電圧値に応じたものである。
続いて、スイッチSWH,2は時刻t21から時刻t22までの間にある一定期間だけ閉じて、これにより、結合容量素子CH,2が放電される。スイッチSWH,3は時刻t22から時刻t23までの間にある一定期間だけ閉じる。ここでスイッチSWH,3が閉じると、第2行第n列の画素部P2,nから配線Lnに出力された電圧値(明信号成分)は加算回路41nの結合容量素子CH,2に入力し、この電圧値と結合容量素子CH,2の容量値との積に応じた量の電荷が結合容量素子CH,2に蓄積される。そして、この結合容量素子CH,2に蓄積された電荷の量に等しい量の電荷が帰還容量素子CH,1に累積的に蓄積されて、この帰還容量素子CH,1に蓄積された電荷の量に応じた電圧値が増幅器AHから出力される。このとき加算回路41nの増幅器AHから出力される電圧値は、第1行第n列の画素部P1,nおよび第2行第n列の画素部P2,nそれぞれから出力される電圧値の総和に応じたものである。
以降も同様の動作が行なわれる。最終の第M行の画素部PM,nから出力される電圧値についての処理が終了した時点では、加算回路41nの増幅器AHから出力される電圧値は、第n列のM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれから出力される電圧値の総和に応じたものである。そして、N個の加算回路411〜41NそれぞれのスイッチSWH,4が順次に閉じることにより、第2加算部40から電圧値VH,1〜VH,Nが順次に出力される。電圧値VH,nは、第n列のM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれへ入射する光の強度の総和に応じた値である。
以上のように、本実施形態に係る光検出装置1は、画素データ読出部20により電圧値Vout,m,nを読み出すことにより撮像することができ、また、第1加算部30により電圧値VV,mを求めるとともに、第2加算部40により電圧値VH,nを求めることにより、受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布を検出することができる。
また、各画素部Pm,nは撮像および入射光強度分布検出の双方に用いられ、受光部10におけるM×N個の画素部Pm,nのレイアウトは従来の撮像装置と同様とすることができるので、撮像と入射光強度分布検出とを高感度に行なうことができる。また、上記の動作例のように撮像と入射光強度分布検出とを並列的に行なうことができ、撮像のフレームレートを低下させることは無い。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る光検出装置の第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態に係る光検出装置2の概略構成図である。この図に示される光検出装置2は、受光部10、画素データ読出部20、第1加算部30、第2加算部40Aおよびタイミング制御部50Aを有する。これらは、共通の半導体基板上に形成されているのが好適であり、その場合の基板上の配置が図示のとおりであるのが好適である。なお、タイミング制御部50Aは、この光検出装置2の全体の動作を制御するものであるが、複数の部分に分割されて互いに離れて基板上に配置されていてもよい。
第1実施形態に係る光検出装置1と比較すると、第2実施形態に係る光検出装置2は、第2加算部40に替えて第2加算部40Aを備える点、および、タイミング制御部50に替えてタイミング制御部50Aを備える点、で相違する。第2実施形態に係る光検出装置2に含まれる受光部10、画素データ読出部20および第1加算部30それぞれは、第1実施形態におけるものと同様の構成である。
図8は、第2実施形態に係る光検出装置2の第2加算部40Aの回路図である。第2実施形態における第2加算部40Aは、これ全体で1つの加算回路を構成している。第2加算部40Aは、増幅器AH、N個の帰還容量素子CH,1,1〜CH,1,N、N個の結合容量素子CH,2,1〜CH,2,N、スイッチSWH、スイッチSWH,2,1〜SWH,2,N、スイッチSWH,3,1〜SWH,3,N、および、スイッチSWH,4,1〜SWH,4,N、を有する。
帰還容量素子CH,1,nおよびスイッチSWH,4,nは、互いに縦続的に接続されている。帰還容量素子CH,1,nおよびスイッチSWH,4,nの各組、ならびに、スイッチSWHは、増幅器AHの入力端子と出力端子との間に並列的に設けられている。結合容量素子CH,2,nの一端は、スイッチSWH,2,nを介してリセット電位と接続され、スイッチSWH,3,nを介して増幅器AHの入力端子と接続されており、結合容量素子CH,2,nの他端は、配線Lnと接続されている。すなわち、増幅器AHの入力端子は、第n列のM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの選択用トランジスタT4に結合容量素子CH,2,nを介して接続されている。
N個の帰還容量素子CH,1,1〜CH,1,Nそれぞれの容量値は互いに等しく、N個の結合容量素子CH,2,1〜CH,2,Nそれぞれの容量値は互いに等しい。スイッチSWH、スイッチSWH,2,1〜SWH,2,N、スイッチSWH,3,1〜SWH,3,N、および、スイッチSWH,4,1〜SWH,4,Nそれぞれの開閉動作は、タイミング制御部50Aから出力される制御信号により制御される。
この第2加算部40Aは、スイッチSWHおよびスイッチSWH,4,nが閉じているときには、帰還容量素子CH,1,nを放電する。第2加算部40Aは、スイッチSWH,2,nが閉じているときには、結合容量素子CH,2,nを放電する。また、第2加算部40Aは、スイッチSWHが開いていてスイッチSWH,4,nが閉じているときに、スイッチSWH,2,nが開き、スイッチSWH,3,nが閉じると、画素部Pm,nから配線Lnへ出力されている電圧値に応じた量の電荷を帰還容量素子CH,1,nに累積して蓄積する。そして、第2加算部40Aは、スイッチSWH,4,nが閉じているときに、帰還容量素子CH,n,Nに蓄積した電荷の量に応じた電圧値VH,nを出力する。すなわち、この出力される電圧値VH,nは、第n列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれから配線Lnへ出力される電圧値の総和に応じたものである。
次に、第2実施形態に係る光検出装置2の動作例について説明する。図9は、第2実施形態に係る光検出装置2の動作例を説明するタイミングチャートである。この図は、第1行の各画素部P1,nおよび第2行の各画素部P2,nそれぞれのデータを読み出す時間範囲を示している。
この図には、上から順に、画素部Pm,nに入力する放電制御信号Sreset、転送制御信号Strans、第1行選択制御信号Sselect,1および第2行選択制御信号Sselect,2、それぞれの波形が示されている。続いて、電圧保持部Hnに入力する第1入力制御信号Sinput,1、第2入力制御信号Sinput,2、第1列出力制御信号Soutput,1および第N列出力制御信号Soutput,N、ならびに、画素データ読出部20から出力される電圧値Vout,m,n、それぞれの波形が示されている。続いて、第1加算部30のスイッチSWVの開閉、および、第1加算部30から出力される電圧値VV,mの波形、が示されている。
以上までに挙げた各制御信号の波形およびスイッチの開閉、すなわち、各画素部Pm,n、画素データ読出部20および第1加算部30それぞれの動作は、第1実施形態の場合と同様である。したがって、画素データ読出部20から出力される電圧値Vout,m,n、および、第1加算部30から出力される電圧値VV,mも、第1実施形態の場合と同様である。
図9には、更に続いて、第2加算部40AのスイッチSWH,SWH,2,n,SWH,3,1、SWH,4,1、SWH,3,NおよびSWH,4,Nそれぞれの開閉、ならびに、第2加算部40Aの帰還容量素子CH,1,1およびCH,1,Nそれぞれに蓄積されている電荷の量、が示されている。
第2実施形態でも、画素データ読出部20による電圧値Vout,m,nの読み出しと並列的に、第1加算部30および第2加算部40Aそれぞれによる処理が行なわれる。第2加算部40Aは以下のように動作する。
スイッチSWH、SWH,3,nおよびSWH,4,nは時刻t10から時刻t11までの期間に閉じて、これにより帰還容量素子CH,1,nが放電される。その後、スイッチSWHは開いたままである。スイッチSWH,2,nは時刻t11から時刻t12までの間にある一定期間だけ閉じて、これにより、結合容量素子CH,2,nが放電される。時刻t14から時刻t15までの間に、スイッチSWH,3,1〜SWH,3,NおよびスイッチSWH,4,1〜SWH,4,Nそれぞれは、順次に一定期間だけ閉じる。第n列のスイッチSWH,3,nおよびSWH,4,nが閉じると、第1行第n列の画素部P1,nから配線Lnに出力された電圧値(明信号成分)は結合容量素子CH,2,nに入力し、この電圧値と結合容量素子CH,2,nの容量値との積に応じた量の電荷が結合容量素子CH,2,nに蓄積される。そして、この結合容量素子CH,2,nに蓄積された電荷の量に等しい量の電荷が帰還容量素子CH,1,nに蓄積される。このとき帰還容量素子CH,1,nに蓄積される電荷の量は、第1行第n列の画素部P1,nから出力される電圧値に応じたものである。
続いて、スイッチSWH,2,nは時刻t21から時刻t22までの間にある一定期間だけ閉じて、これにより、結合容量素子CH,2,nが放電される。時刻t24から時刻t25までの間に、スイッチSWH,3,1〜SWH,3,NおよびスイッチSWH,4,1〜SWH,4,Nそれぞれは、順次に一定期間だけ閉じる。第n列のスイッチSWH,3,nおよびSWH,4,nが閉じると、第2行第n列の画素部P2,nから配線Lnに出力された電圧値(明信号成分)は結合容量素子CH,2,nに入力し、この電圧値と結合容量素子CH,2,nの容量値との積に応じた量の電荷が結合容量素子CH,2,nに蓄積される。そして、この結合容量素子CH,2,nに蓄積された電荷の量に等しい量の電荷が帰還容量素子CH,1,nに累積的に蓄積される。このとき帰還容量素子CH,1,nに蓄積される電荷の量は、第1行第n列の画素部P1,nおよび第2行第n列の画素部P2,nそれぞれから出力される電圧値の総和に応じたものである。
以降も同様の動作が行なわれる。最終の第M行の画素部PM,nから出力される電圧値についての処理が終了した時点では、帰還容量素子CH,1,nに蓄積されている電荷の量は、第n列のM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれから出力される電圧値の総和に応じたものである。そして、N個のスイッチSWH,4,1〜SWH,4,Nが順次に閉じることにより、第2加算部40Aから電圧値VH,1〜VH,Nが順次に出力される。電圧値VH,nは、帰還容量素子CH,1,nに蓄積されている電荷の量の量に応じた値であり、第n列のM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれへ入射する光の強度の総和に応じた値である。
以上のように、本実施形態に係る光検出装置2は、画素データ読出部20により電圧値Vout,m,nを読み出すことにより撮像することができ、また、第1加算部30により電圧値VV,mを求めるとともに、第2加算部40Aにより電圧値VH,nを求めることにより、受光面上の2方向それぞれの入射光強度分布を検出することができる。
また、各画素部Pm,nは撮像および入射光強度分布検出の双方に用いられ、受光部10におけるM×N個の画素部Pm,nのレイアウトは従来の撮像装置と同様とすることができるので、撮像と入射光強度分布検出とを高感度に行なうことができる。また、上記の動作例のように撮像と入射光強度分布検出とを並列的に行なうことができ、撮像のフレームレートを低下させることは無い。
さらに、第1実施形態における第2加算部40はN個の増幅器を有するのに対して、第2実施形態における第2加算部40Aに含まれる増幅器は1個でいいので、第2実施形態に係る光検出装置2は、消費電力を低減することができ、また、基板上に形成される場合にはチップ面積を小さくすることができる。
第1実施形態に係る光検出装置1の概略構成図である。 第1実施形態に係る光検出装置1の画素データ読出部20の構成図である。 第1実施形態に係る光検出装置1の画素部Pm,nおよび電圧保持部Hnそれぞれの回路図である。 第1実施形態に係る光検出装置1の第1加算部30の回路図である。 第1実施形態に係る光検出装置1の第2加算部40の回路図である。 第1実施形態に係る光検出装置1の動作例を説明するタイミングチャートである。 第2実施形態に係る光検出装置2の概略構成図である。 第2実施形態に係る光検出装置2の第2加算部40Aの回路図である。 第2実施形態に係る光検出装置2の動作例を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
1,2…光検出装置、10…受光部、20…画素データ読出部、30…第1加算部、40,40A…第2加算部、41…加算回路、50,50A…タイミング制御部、Pm,n…画素部、Hn…電圧保持部、F1,F2…電圧フォロワ回路、S…減算回路。


Claims (8)

  1. 入射光強度に応じた量の電荷を発生するフォトダイオードと、ゲート端子に入力している電荷の量に応じた電圧値を出力する増幅用トランジスタと、前記フォトダイオードで発生した電荷を前記増幅用トランジスタのゲート端子へ転送する転送用トランジスタと、前記増幅用トランジスタのゲート端子の電荷を放電する放電用トランジスタと、前記増幅用トランジスタから出力される電圧値を選択的に出力する選択用トランジスタとを各々含み、M行N列に2次元配列されたM×N個の画素部Pm,nと(ただし、MおよびNそれぞれは2以上の整数、mは1以上M以下の各整数、nは1以上N以下の各整数)、
    前記M×N個の画素部Pm,nそれぞれの前記選択用トランジスタから出力される電圧値を読み出す画素データ読出部と、
    前記M×N個の画素部Pm,nの各行について、該行にあるN個の画素部Pm,1〜Pm,Nそれぞれの前記選択用トランジスタから出力される電圧値を加算して、その加算結果に応じた電圧値を出力する第1加算部と、
    前記M×N個の画素部Pm,nの各列について、該列にあるM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの前記選択用トランジスタから出力される電圧値を加算して、その加算結果に応じた電圧値を出力する第2加算部と、
    を備えることを特徴とする光検出装置。
  2. 前記第1加算部が、前記M×N個の画素部Pm,nに対して1つの加算回路を有する、ことを特徴とする請求項1記載の光検出装置。
  3. 前記加算回路が、
    各列についてM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの前記選択用トランジスタに結合容量素子を介して入力端子が接続されている増幅器と、
    前記増幅器の前記入力端子と出力端子との間に設けられ、前記入力端子に流入した電荷を蓄積する帰還容量素子と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の光検出装置。
  4. 前記第2加算部が、前記M×N個の画素部Pm,nの各列に対して1つの加算回路を有する、ことを特徴とする請求項1記載の光検出装置。
  5. 第n列の前記加算回路が、
    第n列のM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの前記選択用トランジスタに結合容量素子および結合スイッチを介して入力端子が接続されている増幅器と、
    前記増幅器の前記入力端子と出力端子との間に設けられ、前記結合容量素子から前記結合スイッチを介して前記入力端子に流入した電荷を蓄積する帰還容量素子と、
    前記結合容量素子を放電する放電手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4記載の光検出装置。
  6. 前記第2加算部が、前記M×N個の画素部Pm,nに対して1つの加算回路を有する、ことを特徴とする請求項1記載の光検出装置。
  7. 前記加算回路が、
    各列についてM個の画素部P1,n〜PM,nそれぞれの前記選択用トランジスタに結合容量素子および結合スイッチを介して入力端子が接続されている増幅器と、
    前記増幅器の前記入力端子と出力端子との間に設けられ、前記結合容量素子から前記結合スイッチを介して前記入力端子に流入した電荷を蓄積するN組の縦続接続された帰還容量素子およびスイッチと、
    前記結合容量素子を放電する放電手段と、
    を備えることを特徴とする請求項6記載の光検出装置。
  8. 前記画素データ読出部、前記第1加算部および前記第2加算部が並列的に処理を行なう、ことを特徴とする請求項1記載の光検出装置。


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