JP2000221005A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2000221005A
JP2000221005A JP11022406A JP2240699A JP2000221005A JP 2000221005 A JP2000221005 A JP 2000221005A JP 11022406 A JP11022406 A JP 11022406A JP 2240699 A JP2240699 A JP 2240699A JP 2000221005 A JP2000221005 A JP 2000221005A
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line
light receiving
voltage signal
photodiode
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Seiichiro Mizuno
誠一郎 水野
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Hamamatsu Photonics KK
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型かつ安価であって高速に対象物体の3次
元的な変位方向や変位量を測定するのに好適に用いられ
る固体撮像装置を提供する。 【解決手段】 フォトダイオードが2次元配列された受
光部1、積分回路アレイ2、スイッチマトリックス3お
よびシフトレジスタ4を備える。各フォトダイオードP
mnは、受光した光の強度に応じた電流信号を各々出力
する。積分回路アレイ2は、25組の積分回路およびホ
ールド回路を有している。各組の積分回路およびホール
ド回路は、フォトダイオードPDmnそれぞれに対応して
設けられている。スイッチマトリックス3およびシフト
レジスタ4は、25個のフォトダイオードPDmnのうち
読出ライン上にある各フォトダイオードそれぞれからの
出力信号を、対応する積分回路およびホールド回路を経
て順次に出力ラインに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像対象物の3次
元的な変位方向や変位量を測定するのに好適に用いられ
得る固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置は、複数の受光素子が1次
元状または2次元状にアレイ配列されている。複数の受
光素子が1次元状にアレイ配列された固体撮像装置で
は、その1次元アレイ配置された複数の受光素子それぞ
れが受光した光の光量に応じた電圧信号が順次に出力さ
れる。このような固体撮像装置は、1次元的な光の強度
分布を得ることができ、例えばカメラに組み込まれるパ
ッシブ測距装置に用いられている。この測距装置では、
発光ダイオード等から対象物体に投光されたスポット光
の反射を2つの固体撮像装置それぞれにより撮像し、撮
像された2つの像に基づいて測距が行われる(例えば、
特開昭63−212278号公報を参照)。しかし、こ
の測距装置は、対象物体までの距離を測定することがで
きるものの、当該距離方向と直交する2方向についての
対象物体の変位方向や変位量を測定することができな
い。
【0003】一方、複数の受光素子が2次元状にアレイ
配列された固体撮像装置では、その2次元アレイ配置さ
れた複数の受光素子それぞれが受光した光の光量に応じ
た電圧信号が順次に出力される。このような固体撮像装
置は、2次元的な光の強度分布を得ることができる。そ
して、2つの固体撮像装置それぞれにより対象物体を撮
像し、これら2つの対象物体像をフレームメモリ等の記
憶媒体に一旦記憶して、CPUやDSP等を用いて演算
を行うことにより、対象物体の3次元な変位方向や変位
量を測定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
受光素子が2次元状にアレイ配列された固体撮像装置を
用いて対象物体の3次元な変位方向や変位量を測定する
場合には、フレームメモリ等のハードウェアが必要であ
り、全体のシステムが大型となり、コストが高くなる。
また、測定に要する時間が長いことから、対象物体が高
速に移動している場合には、その対象物体の変位方向や
変位量を測定することができない。
【0005】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、小型かつ安価であって高速に対象物体
の3次元的な変位方向や変位量を測定するのに好適に用
いられる固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固体撮像装
置は、(1) 受光した光の強度に応じた電流信号を各々出
力する複数の受光素子が2次元配列された受光部と、
(2) 複数の受光素子それぞれに対応して設けられ、各受
光素子から出力された電流信号を電圧信号に変換して、
この電圧信号を出力する複数の積分回路と、(3) 複数の
受光素子のうち読出ライン上にある各受光素子それぞれ
に対応して設けられた積分回路から出力される電圧信号
を順次選択して出力ラインに出力する選択手段と、を備
えることを特徴とする。
【0007】この固体撮像装置によれば、受光部におい
て2次元配列された複数の受光素子それぞれにより、受
光された光の強度に応じた電流信号が出力される。各受
光素子に対応して設けられた積分回路により、その電流
信号は電圧信号に変換されて、電圧信号が出力される。
そして、受光部における複数の受光素子のうち読出ライ
ン上にある各受光素子それぞれに対応して設けられた積
分回路から出力される電圧信号は、選択手段により順次
選択されて出力ラインに出力される。
【0008】また、本発明に係る固体撮像装置では、選
択手段は、読出ラインおよび出力ラインを複数組有し、
各読出ライン上にある各受光素子それぞれに対応して設
けられた積分回路から出力される電圧信号を順次選択し
て、その読出ラインに対応する出力ラインに出力するこ
とを特徴とするのが好適である。この場合には、各読出
ライン上にある各受光素子それぞれに対応して設けられ
た積分回路から出力される電圧信号は、選択手段により
選択されて対応する出力ラインに同時に出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0010】図1は、本実施形態に係る固体撮像装置の
概略構成図である。本実施形態に係る固体撮像装置は、
フォトダイオード(受光素子)が2次元配列された受光
部1、積分回路アレイ2、スイッチマトリックス3およ
びシフトレジスタ4を備える。なお、以下では説明を簡
便にする為に、受光部1は25個のフォトダイオードを
有するものとし、フォトダイオードPDmn(1≦m≦
5、1≦n≦5)が5行5列に配列されているものとす
る。各フォトダイオードPDmnは、受光した光の強度に
応じた電流信号を出力する。積分回路アレイ2は、25
組の積分回路およびホールド回路を有している。各組の
積分回路およびホールド回路は、各フォトダイオードP
mnに対応して設けられている。積分回路は、対応する
フォトダイオードから出力される電流信号を電圧信号に
変換して、この電圧信号を出力する。ホールド回路は、
対応する積分回路から出力される電圧信号を保持する。
【0011】スイッチマトリックス3およびシフトレジ
スタ4は、25個のフォトダイオードPDmnのうち読出
ライン上にある各フォトダイオードそれぞれからの出力
信号を、対応する積分回路およびホールド回路を経て順
次に出力ラインに出力する。読出ラインは、受光部1上
の仮想のラインであって、直線であってもよいし、曲線
であってもよく、スイッチマトリックス3およびシフト
レジスタ4により任意に設定可能である。出力ライン
は、演算部(図示せず)等に接続されており、電圧信号
列を該演算部等へ向けて出力するものである。
【0012】例えば、5個のフォトダイオードPD11
PD22,PD33,PD44およびPD 55が第1の読出ライ
ン上にあるとすると、これらの各フォトダイオードそれ
ぞれに対応するホールド回路により保持された電圧信号
を第1の出力ライン11に順次に出力する。5個のフォ
トダイオードPD13,PD23,PD33,PD43およびP
53が第2の読出ライン上にあるとすると、これらの各
フォトダイオードそれぞれに対応するホールド回路によ
り保持された電圧信号を第2の出力ライン12に順次に
出力する。5個のフォトダイオードPD15,PD24,P
33,PD42およびPD51が第3の読出ライン上にある
とすると、これらの各フォトダイオードそれぞれに対応
するホールド回路により保持された電圧信号を第3の出
力ライン13に順次に出力する。また、5個のフォトダ
イオードPD31,PD32,PD33,PD34およびPD35
が第4の読出ライン上にあるとすると、これらの各フォ
トダイオードそれぞれに対応するホールド回路により保
持された電圧信号を第4の出力ライン14に順次に出力
する。
【0013】図2は、本実施形態に係る固体撮像装置の
回路図である。この図は、1組のフォトダイオードPD
mn、積分回路21mn、ホールド回路22mnおよび選択回
路31mnを示している。積分回路21mnおよびホールド
回路22mnは、積分回路アレイ2を構成する25組のう
ちの1組である。また、選択回路31mnは、スイッチマ
トリックス3を構成する25個のうちの1つであるフォ
トダイオードPDmnは、カソード端子が電源電圧Vddに
接続され、アノード端子が積分回路21mnの入力端子に
接続されている。フォトダイオードPDmnは、受光した
光の光量に応じた電流信号を、アノード端子から積分回
路21mnの入力端子へ出力する。
【0014】積分回路21mnは、入力端子と出力端子と
の間に互いに並列にアンプA1、容量素子C1およびス
イッチ素子SW1が接続されている。積分回路21
mnは、スイッチ素子SW1が閉じているときには、容量
素子C1を放電して初期化し、スイッチ素子SW1が開
いているときには、フォトダイオードPDmnから入力端
子に入力した電荷を容量素子C1に蓄積して、その蓄積
された電荷に応じた電圧信号を出力端子から出力する。
【0015】ホールド回路22mnは、入力端子と出力端
子との間に順にスイッチ素子SW2およびアンプA2を
備え、スイッチ素子SW2とアンプA2との接続点が容
量素子C2を介して接地されている。ホールド回路22
mnは、スイッチ素子SW2が閉じているときに積分回路
21mnから出力された電圧信号を容量素子C2に記憶
し、スイッチ素子SW2が開いた後も、容量素子C2の
電圧信号を保持し、その電圧信号をアンプA2を介して
出力する。
【0016】選択回路31mnは、出力ライン11〜14
それぞれに対応してスイッチ素子SW11〜SW14を
備えている。スイッチ素子SW11は、ホールド回路2
mnの出力端子と第1の出力ライン11との間に設けら
れ、閉じているときにホールド回路22mnから出力され
る電圧信号を第1の出力ライン11に出力する。スイッ
チ素子SW12は、ホールド回路22mnの出力端子と第
2の出力ライン12との間に設けられ、閉じているとき
にホールド回路22mnから出力される電圧信号を第2の
出力ライン12に出力する。スイッチ素子SW13は、
ホールド回路22mnの出力端子と第3の出力ライン13
との間に設けられ、閉じているときにホールド回路22
mnから出力される電圧信号を第3の出力ライン13に出
力する。また、スイッチ素子SW14は、ホールド回路
22mnの出力端子と第4の出力ライン14との間に設け
られ、閉じているときにホールド回路22mnから出力さ
れる電圧信号を第4の出力ライン14に出力する。
【0017】次に、本実施形態に係る固体撮像装置の動
作について説明する。積分回路アレイ2中の各積分回路
21mnにおいて、初めにスイッチ素子SW1が閉じられ
て、容量素子C1が放電され初期化される。次に、スイ
ッチ素子SW1が開かれて、フォトダイオードPDmn
ら出力された電流信号に応じて電荷が容量素子C1に蓄
積される。その後、各ホールド回路22mnのスイッチ素
子SW2が一定期間だけ閉じられ、各積分回路21mn
ら出力される電圧信号は、各ホールド回路22 mnの容量
素子C2に記憶される。そして、スイッチ素子SW2が
開いた後も、容量素子C2には電圧信号が保持される。
この時点では、各選択回路31mnのスイッチ素子SW1
1〜SW14は全て開かれている。
【0018】その後、シフトレジスタ4により制御され
て、選択回路3111のスイッチ素子SW11が閉じら
れ、フォトダイオードPD11の受光量に応じた電圧信号
が第1の出力ライン11に出力される。選択回路3113
のスイッチ素子SW12が閉じられ、フォトダイオード
PD13の受光量に応じた電圧信号が第2の出力ライン1
2に出力される。選択回路3115のスイッチ素子SW1
3が閉じられ、フォトダイオードPD15の受光量に応じ
た電圧信号が第3の出力ライン13に出力される。ま
た、選択回路3131のスイッチ素子SW14が閉じら
れ、フォトダイオードPD31の受光量に応じた電圧信号
が第4の出力ライン14に出力される。
【0019】続いて、シフトレジスタ4により制御され
て、各選択回路31mnのスイッチ素子SW11〜SW1
4が全て一旦開かれた後に、選択回路3122のスイッチ
素子SW11が閉じられ、フォトダイオードPD22の受
光量に応じた電圧信号が第1の出力ライン11に出力さ
れる。選択回路3123のスイッチ素子SW12が閉じら
れ、フォトダイオードPD23の受光量に応じた電圧信号
が第2の出力ライン12に出力される。選択回路3124
のスイッチ素子SW13が閉じられ、フォトダイオード
PD24の受光量に応じた電圧信号が第3の出力ライン1
3に出力される。また、選択回路3132のスイッチ素子
SW14が閉じられ、フォトダイオードPD32の受光量
に応じた電圧信号が第4の出力ライン14に出力され
る。
【0020】続いて、シフトレジスタ4により制御され
て、各選択回路31mnのスイッチ素子SW11〜SW1
4が全て一旦開かれた後に、選択回路3133のスイッチ
素子SW11が閉じられ、フォトダイオードPD33の受
光量に応じた電圧信号が第1の出力ライン11に出力さ
れる。選択回路3133のスイッチ素子SW12が閉じら
れ、フォトダイオードPD33の受光量に応じた電圧信号
が第2の出力ライン12に出力される。選択回路3133
のスイッチ素子SW13が閉じられ、フォトダイオード
PD33の受光量に応じた電圧信号が第3の出力ライン1
3に出力される。また、選択回路3133のスイッチ素子
SW14が閉じられ、フォトダイオードPD33の受光量
に応じた電圧信号が第4の出力ライン14に出力され
る。
【0021】続いて、シフトレジスタ4により制御され
て、各選択回路31mnのスイッチ素子SW11〜SW1
4が全て一旦開かれた後に、選択回路3144のスイッチ
素子SW11が閉じられ、フォトダイオードPD44の受
光量に応じた電圧信号が第1の出力ライン11に出力さ
れる。選択回路3143のスイッチ素子SW12が閉じら
れ、フォトダイオードPD43の受光量に応じた電圧信号
が第2の出力ライン12に出力される。選択回路3142
のスイッチ素子SW13が閉じられ、フォトダイオード
PD42の受光量に応じた電圧信号が第3の出力ライン1
3に出力される。また、選択回路3134のスイッチ素子
SW14が閉じられ、フォトダイオードPD34の受光量
に応じた電圧信号が第4の出力ライン14に出力され
る。
【0022】そして、シフトレジスタ4により制御され
て、各選択回路31mnのスイッチ素子SW11〜SW1
4が全て一旦開かれた後に、選択回路3155のスイッチ
素子SW11が閉じられ、フォトダイオードPD55の受
光量に応じた電圧信号が第1の出力ライン11に出力さ
れる。選択回路3153のスイッチ素子SW12が閉じら
れ、フォトダイオードPD53の受光量に応じた電圧信号
が第2の出力ライン12に出力される。選択回路3151
のスイッチ素子SW13が閉じられ、フォトダイオード
PD51の受光量に応じた電圧信号が第3の出力ライン1
3に出力される。また、選択回路3135のスイッチ素子
SW14が閉じられ、フォトダイオードPD35の受光量
に応じた電圧信号が第4の出力ライン14に出力され
る。
【0023】以上のようにして、第1の読出ライン上に
あるフォトダイオードPD11,PD 22,PD33,PD44
およびPD55それぞれの受光量に応じた電圧信号が、第
1の出力ライン11上に順次に出力される。第2の読出
ライン上にあるフォトダイオードPD13,PD23,PD
33,PD43およびPD53それぞれの受光量に応じた電圧
信号が、第2の出力ライン12上に順次に出力される。
第3の読出ライン上にあるフォトダイオードPD15,P
24,PD33,PD42およびPD51それぞれの受光量に
応じた電圧信号が、第3の出力ライン13上に順次に出
力される。また、第4の読出ライン上にあるフォトダイ
オードPD31,PD32,PD33,PD34およびPD35
れぞれの受光量に応じた電圧信号が、第4の出力ライン
14上に順次に出力される。しかも、これらの電圧信号
列は同時に出力される。
【0024】図3は、本実施形態に係る固体撮像装置を
用いた3次元変位測定装置の概略構成図である。この3
次元変位測定装置は、固体撮像装置101および102
ならびにレンズ201および202を備えている。固体
撮像装置101および102それぞれは、上述した本実
施形態に係るものである。レンズ201は、固体撮像装
置101の受光部1の前面に設けられ、その受光部1上
に対象物体300からの光を結像する。レンズ202
は、固体撮像装置102の受光部1の前面に設けられ、
その受光部1上に対象物体300からの光を結像する。
固体撮像装置101および102それぞれは互いに同一
のタイミングで同様に動作する。
【0025】そして、固体撮像装置101および102
それぞれの第1の出力ライン11に出力される電圧信号
列を互いに比較し、固体撮像装置101および102そ
れぞれの第2の出力ライン12に出力される電圧信号列
を互いに比較し、固体撮像装置101および102それ
ぞれの第3の出力ライン13に出力される電圧信号列を
互いに比較し、固体撮像装置101および102それぞ
れの第4の出力ライン14に出力される電圧信号列を互
いに比較することにより、対象物体300の3次元的な
変位方向および変位量を測定することができる。
【0026】以上のように、本実施形態に係る固体撮像
装置では、受光部1の読出ライン上にあるフォトダイオ
ードの受光量に応じた電圧信号が出力ラインに順次に出
力されるので、データ量が少なく、フレームメモリを必
要としない。したがって、小型かつ安価であって高速に
対象物体の3次元的な変位方向や変位量を測定するのに
好適に用いられる。
【0027】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく種々の変形が可能である。例えば、受光部にお
けるフォトダイオードの個数は、25個に限られるもの
ではなく、任意でよい。受光部における読出ラインは、
直線に限られるものではなく、任意の曲線であってもよ
く、シフトレジスタに制御されたスイッチマトリックス
により選択される。また、受光部における読出ライン
は、4本に限られるものではなく、任意でよい。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、受光部において2次元配列された複数の受光素
子それぞれにより、受光された光の強度に応じた電流信
号が出力される。各受光素子に対応して設けられた積分
回路により、その電流信号は電圧信号に変換されて、電
圧信号が出力される。そして、受光部における複数の受
光素子のうち読出ライン上にある各受光素子それぞれに
対応して設けられた積分回路から出力される電圧信号
は、選択手段により順次選択されて出力ラインに出力さ
れる。出力されるデータの量は少ないので、フレームメ
モリを必要としない。したがって、小型かつ安価であっ
て高速に対象物体の3次元的な変位方向や変位量を測定
するのに好適に用いられる。
【0029】また、選択手段が読出ラインおよび出力ラ
インを複数組有して、各読出ライン上にある各受光素子
それぞれに対応して設けられた積分回路から出力される
電圧信号が選択手段により選択されて対応する出力ライ
ンに同時に出力される場合には、更に高速に対象物体の
3次元的な変位方向や変位量を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図で
ある。
【図2】本実施形態に係る固体撮像装置の回路図であ
る。
【図3】本実施形態に係る固体撮像装置を用いた3次元
変位測定装置の概略構成図である。
【符号の説明】
PD…フォトダイオード(受光素子)、1…受光部、2
…積分回路アレイ、3…スイッチマトリックス、4…シ
フトレジスタ、11〜14…出力ライン、21…積分回
路、22…ホールド回路、31…選択回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA09 DD02 DD06 FF01 FF04 JJ03 JJ05 JJ18 JJ26 QQ12 QQ14 QQ25 4M118 AA10 AB01 AB03 BA03 CA02 DD09 5C024 AA01 CA00 DA06 FA01 GA01 GA31 HA20 JA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光した光の強度に応じた電流信号を各
    々出力する複数の受光素子が2次元配列された受光部
    と、 前記複数の受光素子それぞれに対応して設けられ、各受
    光素子から出力された電流信号を電圧信号に変換して、
    この電圧信号を出力する複数の積分回路と、 前記複数の受光素子のうち読出ライン上にある各受光素
    子それぞれに対応して設けられた前記積分回路から出力
    される電圧信号を順次選択して出力ラインに出力する選
    択手段と、 を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記読出ラインおよび
    前記出力ラインを複数組有し、各読出ライン上にある各
    受光素子それぞれに対応して設けられた前記積分回路か
    ら出力される電圧信号を順次選択して、その読出ライン
    に対応する出力ラインに出力する、ことを特徴とする請
    求項1記載の固体撮像装置。
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Cited By (3)

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