JP4683436B2 - 光検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CMOSイメージセンサをはじめとする光検出装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラや、デジタルビデオカメラなどをはじめとする多くの撮像装置に、CCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが利用されている。
CMOSイメージセンサを採用するメリットとしては、一般のチップと同じ製造ラインが使え、周辺機能と合わせたワンチップ化も可能である点、CCDよりも低電圧で駆動可能であって、消費電力がCCDに比べて低い点が挙げられる。
CMOSセンサの各画素は、1つのフォトダイオードとMOSFETを使ったスイッチを含んで構成される。すなわち、マトリクス状に並んだフォトダイオードそれぞれに、スイッチを取り付けた構造になっており、このスイッチを次々に切り替えて、1画素ずつ電荷を読み出していく。たとえば、非特許文献1には、このようなCMOSイメージセンサの画素回路が記載されている。
図1は、従来のCMOSイメージセンサの画素回路200の構成を示す回路図である。この画素回路200は、フォトダイオードPD、リセットトランジスタM11、増幅トランジスタM12、出力トランジスタM13を備える。リセットトランジスタM11、増幅トランジスタM12、出力トランジスタM13は、いずれもNチャンネルMOSFETである。電源電圧Vddと接地電圧GND間には、リセットトランジスタM11、フォトダイオードPDが直列に接続される。リセットトランジスタM11は、ソース端子がフォトダイオードPDに接続され、ドレイン端子には電源電圧Vddが印加されている。リセットトランジスタM11のゲート端子には、リセット信号RSTが入力される。
リセットトランジスタM11と接続されるフォトダイオードPDのカソード端子は、増幅トランジスタM12のゲート端子に接続される。増幅トランジスタM12は、ドレイン端子に電源電圧Vddが印加され、ソース端子は出力トランジスタM13のドレイン端子と接続されたソースフォロアアンプとして機能する。出力トランジスタM13のソース端子は、CMOSイメージセンサの各列毎に設けられたデータ線LDに接続される。
このように構成された画素回路200において、リセットトランジスタM11のゲート端子に入力されたリセット信号RSTがハイレベルになると、リセットトランジスタM11がオンし、フォトダイオードPDに電源電圧Vddが印加され、カソード端子が電源電圧Vddで充電される。つぎに、リセットトランジスタM11をオフする。この状態において、フォトダイオードPDに光が当たると、光電流が流れ、フォトダイオードPDのカソード端子に蓄えられた電荷が放電する。このとき、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧は、光強度および蓄積時間に応じて変化する。増幅トランジスタM12は、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧を出力する。
所定の蓄積時間経過後、選択信号SELをハイレベルとすることにより、出力トランジスタM13がオンし、データ線LDに、フォトダイオードPDの受光量に応じた電圧が出力され、外部回路で各画素回路における受光量を読み出すことができる。
池辺他,「CMOSイメージセンサに適した機能的リセット方式の検討」,信学技報,社団法人電子情報通信学会,2003年9月,第103巻,第298号,p.19−24 特開2001−197362号公報 特開2004−363666号公報
ここで、図1に記載の従来のCMOSセンサの画素回路のダイナミックレンジについて検討する。上述のように、画素ごとの受光量を検出する際には、フォトダイオードPDを電源電圧Vddで充電し、露光期間においてフォトダイオードPDのカソード端子に蓄えられた電荷を放電し、残存電荷量を電圧変換して受光量を測定している。したがって、フォトダイオードPDに強い光が入射し、蓄積時間内に残存電荷量が0となると、画素回路200は、フォトダイオードPDに入射した光量を検出できなくなってしまう。
逆に、蓄積時間を短くすると、残存電荷量が0とならないため、強い光は検出できるが、この状態で弱い光が入射した場合に、検出できなくなってしまう。このように、従来の画素回路200においては、フォトダイオードPDのカソード端子にリセット状態で蓄えられる初期電荷量によってダイナミックレンジが制限される。従来においては、特許文献1、あるいは特許文献2に記載されるように、対数変換、あるいは蓄積時間および増幅率を変化させて、ダイナミックレンジを拡大する手法がとられていた。
しかしながら、図1に示すような、いわゆるアクティブピクセルセンサとよばれる回路形式において、蓄積時間を変化させる場合、最短蓄積時間が短くなればなるほど、回路をより高速に動作させるため消費電力が増大するという問題がある。増幅率を変化させる場合、増幅率を高く設定するためには回路規模の増大は避けられない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ダイナミックレンジを拡大した光検出装置の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、複数のデータ線および走査線の交点にそれぞれ配置された画素回路を備える光検出装置に関する。この光検出装置は、第1モードにおいてアクティブとなり、各画素回路の光検出素子に流れる光電流によって容量を充放電し、得られた電圧をソースフォロアアンプによって増幅して出力する第1検出回路と、第2モードにおいてアクティブとなり、光検出素子に流れる光電流によって所定の蓄積時間、容量を充放電し、容量に蓄えられた電荷を出力する第2検出回路と、データ線ごとに設けられ、第1モードにおいて、第1検出回路から出力される電圧を所定の増幅率で増幅し、第2モードにおいて、第2検出回路から出力される電荷を、電圧に変換する出力アンプと、を備える。各画素回路に含まれる光検出素子の受光量に応じて、第1、第2モードを切り替え、第1モードにおいて、受光量に応じて増幅率を制御し、第2モードにおいて、蓄積時間を制御する。
この態様によると、比較的小さな光を検出可能な第1検出回路と、比較的大きな光を検出可能な第2検出回路とを設け、受光量に応じて切り換えることにより、ダイナミックレンジを拡大することができる。
第1、第2モードの切り替えならびに、第1モードにおける増幅率および第2モードにおける蓄積時間の制御を、画素ごとの光検出に先立って実行してもよい。
受光量が、所定のしきい値より低いとき第1モードで、所定のしきい値より高いとき第2モードで動作してもよい。しきい値に応じて、第1、第2モードを切り換えることにより、ダイナミックレンジを好適に拡大することができる。
第1モードにおいて、受光量が小さくなるに従い、増幅率を高く設定してもよい。また、第2モードにおいて、受光量が大きくなるに従い、蓄積時間を短く設定してもよい。
第1、第2モードの切り替えならびに、第1モードにおける増幅率および第2モードにおける蓄積時間の制御を、各画素が接続されるデータ線の電位に応じて実行してもよい。受光量をデータ線の電位に対応付けることにより、第1モードと第2モードを適切に切り換えることができる。
第1、第2モードの切り替えならびに、増幅率および蓄積時間の制御を実行するモード制御回路を、データ線ごとに備え、当該モード制御回路は、データ線の電位に応じて、第1、第2モードの切り替えならびに増幅率および蓄積時間の制御を実行してもよい。
モード制御回路は、データ線の電位を、所定の第1しきい値電圧と比較する第1コンパレータと、データ線の電位を、所定の第2しきい値電圧と比較する第2コンパレータと、を含んでもよい。第1コンパレータの出力に応じて第1、第2モードを切り換えるとともに、第2コンパレータの出力に応じて、増幅率を切り換えてもよい。
出力アンプは、一の入力端子に所定の基準電圧が入力され、他の入力端子に、第1検出回路または、第2検出回路の出力信号が印加された演算増幅器を含んでもよい。画素ごとの光検出に先立って、所定の基準電圧を、前記第2検出回路を介して前記容量に印加することにより、前記容量を初期化してもよい。
第2検出回路をアクティブとすることにより、基準電圧が容量に印加され、容量を初期化することができる。この場合、リセット用の素子を別途設ける必要が無くなるため、回路を簡略化することができる。
第1モードと第2モードの切り替えに応じて、所定の基準電圧を切り換えてもよい。第1モードと、第2モードそれぞれにおいて、出力アンプの出力の受光量依存性が逆となる場合、モードに応じて基準電圧を切り換えることにより、出力電圧の範囲を狭くすることができ、ダイナミックレンジを広げることができる。
本発明の別の態様は、複数のデータ線および走査線の交点にそれぞれ配置された画素回路を備える光検出装置に関する。
この光検出装置において、各画素回路は、光検出素子と、光検出素子に流れる光電流によって容量を充放電し、得られた電圧をソースフォロアアンプによって増幅してデータ線に出力する第1検出回路と、光検出素子に流れる光電流によって容量を充放電し、容量に蓄えられた電荷をデータ線を介して出力する第2検出回路と、を含み、第1検出回路がアクティブとなる第1モードと、第2検出回路がアクティブとなる第2モードが切り替え可能に構成される。本装置はさらに、データ線ごとに設けられ、第1モードにおいて、第1検出回路から出力される電圧を増幅し、第2モードにおいて、第2検出回路から出力される電荷を、電圧に変換する出力アンプと、データ線ごとに設けられ、接続される画素回路に含まれる光検出素子の受光量に応じて、画素回路および出力アンプの動作モードを切り換えるモード制御回路と、を備える。
この態様によると、比較的小さな光を検出可能な第1検出回路と、比較的大きな光を検出可能な第2検出回路とを、画素回路ごとに設け、受光量に応じて切り換えることにより、ダイナミックレンジを拡大することができる。
第1検出回路は、光検出素子の一端がゲート端子に接続された増幅トランジスタと、増幅トランジスタのソース端子および画素回路が接続されるデータ線の間に設けられた第1スイッチトランジスタと、を含んでもよい。第2検出回路は、光検出素子の一端から、画素回路が接続されるデータ線に至る経路上に設けられた第2スイッチトランジスタ含んでもよい。第1スイッチトランジスタは、第1モードにおいてオン、第2スイッチトランジスタは、第2モードにおいてオンしてもよい。
第1検出回路、第2検出回路それぞれの出力経路に、第1スイッチトランジスタおよび第2スイッチトランジスタを設け、いずれのスイッチをオンするかを制御することにより、第1、第2モードを選択することができる。
出力アンプは、第1、第2入力端子を備え、第2入力端子に所定の基準電圧が印加された演算増幅器と、演算増幅器の第1入力端子と、データ線との間に直列に設けられた入力キャパシタおよび第3スイッチトランジスタと、オン状態において、入力キャパシタおよび第3スイッチトランジスタをバイパスする第4スイッチトランジスタと、演算増幅器の出力端子と、第1入力端子との間に設けられた帰還キャパシタと、帰還キャパシタと並列な帰還経路に設けられた第5スイッチトランジスタと、を含んでもよい。第1モードにおいて、第1検出回路から出力される電圧を、入力キャパシタと帰還キャパシタの容量の比で定まる増幅率にて増幅し、第2モードにおいて、第2検出回路から出力される電荷を、帰還キャパシタに転送して電圧に変換してもよい。
帰還キャパシタは、可変容量であって、モード制御回路は、光検出素子の受光量に応じて、帰還キャパシタの容量値を切り換えてもよい。
モード制御回路は、第2モードにおいて、光電流によって容量を充放電する蓄積時間を、光検出素子の受光量に応じて変化させてもよい。
増幅トランジスタのソース端子に接続される負荷回路は、データ線ごとに画素回路の外部に設けられてもよい。また、負荷回路は、データ線と、電位の固定された端子間に設けられ、第1モードにおいてオン、第2モードにおいてオフとされるトランジスタを含んでもよい。
負荷回路を同一のデータ線上の画素回路で共有することにより、回路面積を削減することができる。
モード制御回路は、接続されるデータ線の電位をモニタし、当該データ線の電位に応じて、第1、第2モードを切り換えてもよい。モード制御回路は、データ線の電位を、所定のしきい値電圧と比較するコンパレータを含み、当該コンパレータの出力信号に応じて、第1、第2モードを切り換えてもよい。
データ線の電位は、受光量に応じて変化するため、好適にモードを切り換えることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ダイナミックレンジを拡大することができる。
従来のCMOSイメージセンサの画素回路の構成を示す回路図である。 実施の形態に係る光検出装置全体の構成を示す回路図である。 実施の形態に係る画素回路および出力アンプの構成を示す回路図である。 受光量(照度)に応じたモード設定ならびに増幅率および蓄積時間の設定例を示す図である。 モード制御回路の構成例を示す回路図である。 図6(a)〜(c)は、第1モードにおける各トランジスタのオンオフ状態を示す回路図である。 第1モードにおける画素単位の動作シーケンス図である。 図8(a)〜(c)は、第2モードにおける画素単位のオンオフ状態を示す回路図である。 第2モードにおける画素単位の動作シーケンス図である。 変形例に係る画素回路の動作状態を示す図である。
符号の説明
20 走査制御部、 30 信号処理部、 100 画素回路、 110 出力アンプ、 120 モード制御回路、 300 光検出装置、 M1 リセットトランジスタ、 M2 オーバーフロートランジスタ、 M3 増幅トランジスタ、 M4 定電流トランジスタ、 Msw1 第1スイッチトランジスタ、 Msw2 第2スイッチトランジスタ、 Msw3 第3スイッチトランジスタ、 Msw4 第4スイッチトランジスタ、 Msw5 第5スイッチトランジスタ、 Msw6 第6スイッチトランジスタ、 Msw7 第7スイッチトランジスタ、 Cov オーバーフローキャパシタ、 PD フォトダイオード、 40 オーバーフロー回路、 42 第1検出回路、 44 第2検出回路、 OP1 演算増幅器、 Cin 入力キャパシタ、 Cfb 帰還キャパシタ、 CMP1 第1コンパレータ、 CMP2 第2コンパレータ。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aと部材Bが接続」された状態とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Aと部材Bの間に部材Cが設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本発明の実施の形態に係る光検出装置は、CMOSイメージセンサであって、m行n列に配置された複数の画素回路を備える。図2は、本実施の形態に係る光検出装置全体の構成を示す回路図である。光検出装置300は、m行n列(m、nは2以上の整数)の2次元に配置された複数の画素回路(以下単に、画素ともいう)PIXと、行ごとに設けられた走査線LSと総称されるm本の走査線LS1〜LSmと、データ線LDと総称される、列ごとに設けられたn本のデータ線LD1〜LDnと、出力アンプAMPと総称されるn個の出力アンプAMP1〜AMPnと、制御回路CNTと総称されるn個のモード制御回路CNT1〜CNTnと、走査制御部20と、信号処理部30と、を備える。
画素回路PIXは、複数のデータ線LDおよび走査線LSの交点にそれぞれ配置される。画素回路PIXは、それぞれが光検出素子であるフォトダイオードを含んでいる。画素回路PIXは、フォトダイオードにより受光した光量を電気信号としてデータ線LDに出力する。
マトリクス状に配置された複数の画素回路PIXを区別するために、i行j列目の画素をPIXijと書く。各画素回路PIXは同一の構成を有しており、画素回路PIXは、フォトダイオードに印加する電圧を制御し、信号を増幅する能動素子を備えるアクティブピクセル構造を有する。
n本のデータ線LD1〜LDnは、列毎に設けられ、j列目の画素PIX1j〜PIXmjは、j列目のデータ線LDjに接続される。各画素において検出された光量は、各画素に接続されるデータ線LDに出力される。また、m本の走査線LS1〜LSmは、各行毎に設けられる。
走査制御部20は、走査線LSを介して、画素回路PIXに含まれる能動素子のオンオフを制御する。図2において、各行の走査線LSは一本で描かれているが、実際には制御される能動素子の本数を有している。走査制御部20は、1行目からm行目を順次選択していき、選択した行の画素回路PIXをアクティブとして、その行上の画素回路PIXに入射した光量を順次読み出していく。また、各画素回路PIXには、図示しない電源ラインLVddによって電源電圧Vddが供給されている。詳しくは、後述するが、画素回路PIXは、アクティブピクセルセンサ(APS)として動作する第1モードと、パッシブピクセルセンサ(PPS)として動作する第2モードが切り替え可能に構成される。
出力アンプAMPは、データ線LDごとに設けられ、画素回路PIXからデータ線LDに出力された信号を増幅し、あるいは電圧変換して、信号処理部30へと出力する。出力アンプAMPの動作モードは、画素回路PIXの動作モードと連動して切り換えられる。また、後述するように、出力アンプAMPの増幅率gは、受光量に応じて画素ごとに切り換えられる。そこで、信号処理部30は、各出力AMPに対して、増幅率gを切り換えるための信号を出力する。
モード制御回路CNTは、データ線LDごとに設けられ、接続された画素回路PIXの動作モードを制御する。出力アンプAMPならびにモード制御回路CNTの構成および動作については、画素回路PIXの構成および動作と関連するため、まずはじめに、画素回路PIXの構成について説明する。
図3は、本実施の形態に係る画素回路100および出力アンプ110の構成を示す回路図である。画素回路100は、光検出素子であるフォトダイオードPDに加えて、オーバーフロー回路40、第1検出回路42、第2検出回路44を含む。本実施の形態に係る画素回路100は、第1検出回路42がアクティブとなる第1モードと、第2検出回路44がアクティブとなる第2モードと、が切り替え可能に構成される。
フォトダイオードPDは、アノード端子が接地されている。フォトダイオードPDのカソード端子には、フォトダイオードPD自体の寄生容量や配線間容量など(以下、この容量をカソード容量Cpdという)が存在する。画素回路100は、出力端子102からフォトダイオードPDに入射した光強度に応じた信号を出力する。出力端子102は、各画素回路100が設けられる列のデータ線LDjに接続される。
オーバーフロー回路40は、フォトダイオードPDのカソード端子に接続され、カソード容量Cpdを初期化する。オーバーフロー回路40は、リセットトランジスタM1、オーバーフロートランジスタM2、オーバーフローキャパシタCovを含む。リセットトランジスタM1、オーバーフロートランジスタM2は、いずれもNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。リセットトランジスタM1のドレイン端子は、電源ラインLVddに接続され、電源電圧Vddが印加される。リセットトランジスタM1のソース端子と接地間にはオーバーフローキャパシタCovが設けられる。オーバーフロートランジスタM2のドレイン端子は、それぞれリセットトランジスタM1のソース端子と接続され、オーバーフロートランジスタM2のソース端子は、フォトダイオードPDのカソード端子と接続される。
ある態様において、第1リセットトランジスタM1は、カソード容量Cpdのリセットを行うために用いられる。別の構成例において、オーバーフローキャパシタCovを設けずに、オーバーフロー回路40は、リセットトランジスタM1のみを含んで構成されていてもよい。また、別の態様において、第1リセットトランジスタM1をアンチブルーミングトランジスタとして機能させてもよい。この場合、カソード容量Cpdのリセットを、後述の変形例で説明する手法により行ってもよい。
画素回路100は、フォトダイオードPDに流れる光電流Iphによってカソード容量Cpdに蓄えられた電荷を所定の蓄積時間の間、放電する。第1検出回路42は、その結果、カソード容量Cpdに現れる電圧を、ソースフォロアアンプによって増幅してデータ線LDに出力する。
第1検出回路42は、増幅トランジスタM3、第1スイッチトランジスタMsw1を含む。増幅トランジスタM3、第1スイッチトランジスタMsw1は、いずれもNチャンネルMOSFETである。増幅トランジスタM3のゲート端子は、フォトダイオードPDのカソード端子に接続され、そのドレイン端子は、電源ラインLVddと接続され、電源電圧Vddが印加される。
第1スイッチトランジスタMsw1は、増幅トランジスタM3のソース端子と、画素回路100が接続されるデータ線LDjの間に設けられる。すなわち、第1スイッチトランジスタMsw1の一端は、増幅トランジスタM3のソース端子に接続され、その他端は、出力端子102と接続される。
第2検出回路44は、フォトダイオードPDに光電流Iphによってカソード容量Cpdを放電し、カソード容量Cpdに蓄えられた電荷をデータ線LDjを介して出力する。第2検出回路44は、第2スイッチトランジスタMsw2を含んで構成される。第2スイッチトランジスタMsw2は、フォトダイオードPDのカソード端子から、画素回路100が接続されるデータ線LDjに至る経路上に設けられる。
第1スイッチトランジスタMsw1、第2スイッチトランジスタMsw2は、画素回路100を、第1モード、第2モードのいずれで動作させるかを切り換えるために設けられたスイッチである。詳しくは後述するが、第1スイッチトランジスタMsw1は、少なくとも第1モードにおいてオンし、第2スイッチトランジスタMsw2は、少なくとも第2モードにおいてオンする。第2スイッチトランジスタMsw2は、第1モードのリセット動作時にもオンさせてもよい。
ソースフォロアアンプとして機能する増幅トランジスタM3のソースに接続される負荷回路130(SFj)は、データ線LDごとに画素回路100の外部に設けられ、第1検出回路42の一部として機能する。負荷回路130は、データ線LDと、電位の固定された接地端子間に設けられ、第1モードにおいてオン、第2モードにおいてオフとされるトランジスタを含んで構成するのが望ましい。より具体的には、負荷回路130は、NチャンネルMOSFETである第6スイッチトランジスタMsw6、定電流トランジスタM4を含む。定電流トランジスタM4は、ゲート端子が所定の電位にバイアスされており、定電流源として動作する。第6スイッチトランジスタMsw6は、定電流トランジスタM4により生成される定電流の電流経路上に設けられる。第6スイッチトランジスタMsw6は、第1モードにおいてオン状態とされ、負荷回路130が定電流負荷として機能する。第6スイッチトランジスタMsw6は、第2モードにおいてオフ状態とされる。
画素回路100の各トランジスタのゲート端子は、図示しない走査線と接続されており、独立にオンオフが制御可能となっている。
次に、出力アンプ110の構成について説明する。出力アンプ110は、画素回路100の動作モードと連動して、その機能が切り換えられ、第1モードにおいて、第1検出回路42から出力される電圧を所定の増幅率で増幅し、第2モードにおいて、第2検出回路44から出力される電荷を、電圧に変換する。
出力アンプ110の入力端子112は、データ線LDjを介して、画素回路100の出力端子102と接続される。出力アンプ110は、演算増幅器OP1、第3スイッチトランジスタMsw3、第4スイッチトランジスタMsw4、第5スイッチトランジスタMsw5、入力キャパシタCin、帰還キャパシタCfbを含む。
演算増幅器OP1は、第1、第2入力端子、すなわち反転入力端子および非反転入力端子を備える。第2入力端子には、所定の基準電圧Vrefが印加される。演算増幅器OP1の第1入力端子と、データ線LDjが接続される入力端子112との間には、入力キャパシタCinおよび第3スイッチトランジスタMsw3が直列に接続される。第4スイッチトランジスタMsw4は、入力端子112と、演算増幅器OP1の第1入力端子間に設けられ、オン状態において、入力キャパシタCinおよび第3スイッチトランジスタMsw3をバイパスする。
帰還キャパシタCfbは、演算増幅器OP1の出力端子と、第1入力端子との間に設けられる。本実施の形態において、帰還キャパシタCfbは、可変容量キャパシタである。第5スイッチトランジスタMsw5は、帰還キャパシタCfbと並列な帰還経路に設けられ、オン状態において、帰還キャパシタCfbをバイパスし、あるいは蓄えられた電荷を初期化する。
出力アンプ110は、第1モードにおいて、第1検出回路42から出力される電圧を、入力キャパシタCinと帰還キャパシタCfbの容量の比で定まる増幅率g(=Cin/Cfb)にて増幅する。また、出力アンプ110は、第2モードにおいて、第2検出回路44から出力される電荷を、帰還キャパシタCfbに転送して電圧に変換する。
図2に戻る。ダイナミックレンジを拡大するために、本実施の形態に係る光検出装置300は、各画素回路100に含まれるフォトダイオードPDの受光量、すなわち照度に応じて、第1、第2モードを切り替える。光検出装置300は、まず第1モードでフォトダイオードPDの受光量を仮読みし、その値が所定のしきい値より低いとき第1モードで、所定のしきい値より高いとき第2モードで動作する。第1、第2モードを適切に切り換えるためにモード制御回路CNTが設けられる。データ線LDごとに設けられたモード制御回路CNTは、接続される画素回路PIXに含まれるフォトダイオードの受光量に応じて、画素回路PIXおよび出力アンプAMPの動作モードを切り換える。
さらに、モード制御回路CNTは、第1モードにおいて、受光量に応じて増幅率を制御してもよい。増幅率の制御は、出力アンプ110の帰還キャパシタCfbの容量値を変化させることにより実現することができる。また、モード制御回路CNTは、第2モードにおいて、受光量に応じて、蓄積時間を制御するのが望ましい。
本実施の形態において、第1、第2モードの切り替えならびに、第1モードにおける増幅率および第2モードにおける蓄積時間の制御は、画素ごとの光検出に先立って実行される。図4は、受光量(照度)に応じたモード設定ならびに増幅率および蓄積時間の設定例を示す図である。受光量が、あるしきい値を超えると、第2モードに設定され、しきい値以下では、第1モードに設定される。また、第1モードにおいては、受光量が小さくなるほど増幅率は高く設定され、第2モードにおいては、受光量が大きくなるほど、蓄積時間が短く設定される。なお、ダイナミックレンジをさらに拡大するために、第1モードにおいても蓄積時間を変化させてもよい。
モード制御回路CNTは、フォトダイオードPDの受光量に対応付けて、接続されるデータ線LDの電位をモニタし、当該データ線の電位に応じて、第1、第2モードを切り換える。すなわち、図4における横軸の受光量は、データ線LDの電位に対応付けられる。
図5は、モード制御回路120の構成例を示す回路図である。モード制御回路120は、第1コンパレータCMP1、第2コンパレータCMP2を含む。
第1コンパレータCMP1は、データ線LDの電位を、所定の第1しきい値電圧Vth1と比較する。信号処理部30は、第1コンパレータCMP1の出力に応じて第1、第2モードを切り換える。本実施の形態において、データ線LDの電位は、受光量が大きいほど低くなり、受光量が小さいほど高くなる。たとえば、信号処理部30は、データ線LDの電位が、第1しきい値電圧Vthより高いとき第1モードに設定し、低いとき第2モードに設定する。
また、第2コンパレータCMP2は、データ線LDの電位を、所定の第2しきい値電圧Vth2と比較する。信号処理部30は、第2コンパレータCMP2の出力に応じて、出力アンプAMPの増幅率を切り換える。また、第1モードにおいては、データ線LDの電位が、第2しきい値電圧Vth2より低いとき、出力アンプAMPの増幅率を低く設定し、第2しきい値電圧Vth2より高いとき、出力アンプAMPの増幅率を高く設定してもよい。
以上のように構成された本実施の形態に係る光検出装置300の動作について説明する。はじめに、第1モードの動作について説明する。図6(a)〜(c)は、第1モードにおける各トランジスタのオンオフ状態を示す回路図である。図7は、第1モードにおける画素単位の動作シーケンス図である。図7では、各信号のハイレベルが、各トランジスタのオンの状態に対応し、ローレベルがオフの状態に対応している。
図7に示すように、各画素回路における受光量の検出に先立って、レベル判定期間φ1が設けられる。このレベル判定期間φ1においては、第1スイッチトランジスタMsw1、第6スイッチトランジスタMsw6が少なくともオンし、ソースフォロアアンプによって、データ線LDの電位が設定される。モード制御回路CNTは、このときのデータ線の電位にもとづいて、第1、第2モードの設定を行い、さらに増幅率の設定を行う。
レベル判定期間φ1において、第1モードに設定され、また出力アンプの増幅率が1倍に設定されたとする。
レベル判定期間φ1の後、電位検出期間φ2に移行する。電位検出期間φ2においては、まず、少なくとも第1スイッチトランジスタMsw1、第3スイッチトランジスタMsw3、第5スイッチトランジスタMsw5、第6スイッチトランジスタMsw6がオンする。図6(a)は、このときの状態を示している。第5スイッチトランジスタMsw5がオンすることにより、演算増幅器OP1は、ボルテージフォロアとして機能する。このとき、演算増幅器OP1の第1入力端子の電位は、第2入力端子に印加された基準電圧Vrefとなり、入力キャパシタCinの右側電極に印加される。
また、第1スイッチトランジスタMsw1、第3スイッチトランジスタMsw3、第6スイッチトランジスタMsw6がオンすることにより、このときのフォトダイオードPDのカソード端子の電位をソースフォロアアンプを介して読み出す。フォトダイオードPDのカソード端子の電位は、入力キャパシタCin(=8C)の左側電極に記憶される。出力アンプAMPの増幅率は1倍に設定されているため、第7スイッチトランジスタMsw7はオン状態とされ、帰還キャパシタCfbの容量は8Cに設定される。仮に増幅率が8倍に設定される場合、第7スイッチトランジスタMsw7はオフ状態とされ、帰還キャパシタCfb=Cとなる。
続くリセット期間φ3において、オーバーフロートランジスタM2がオンに設定され、オーバーフローキャパシタCovとカソード容量Cpd間が導通し、フォトダイオードPDがリセットされる。図6(b)はこのときの状態を示している。また、この検出期間φ2において、第5スイッチトランジスタMsw5をオフ後、第3スイッチトランジスタMsw3をオフした状態で、再度第5スイッチトランジスタMsw5をオンすることにより、カソード端子の電位に依存する非線形性を低減することができる。さらに、ここでは出力アンプAMPを用いて画素をリセットする場合を示したが、このリセット期間φ3において、リセットトランジスタM1、オーバーフロートランジスタM2をオンすることにより、オーバーフローキャパシタCovとカソード容量Cpdをリセットしてもよい。
続く、読み出し期間φ4において、オーバーフロートランジスタM2のゲート電位をやや低く設定してオーバーフロー電圧を下げ、第1スイッチトランジスタMsw1、第3スイッチトランジスタMsw3をオン状態として、入力キャパシタCinに蓄えられた電荷を、帰還キャパシタCfbに転送する。図6(c)はこのときの状態を示している。第1モードにおいて、各画素回路は、以上のような一連の動作を経て、受光量に応じた電圧を出力する。
次に、第2モードにおける動作について説明する。図8(a)〜(c)は、第2モードにおける各トランジスタのオンオフ状態を示す回路図である。図9は、第2モードにおける画素単位の動作シーケンス図である。
各画素回路における受光量の検出に先立って、レベル判定期間φ1が設けられ、第1、第2モードの設定を行い、さらに増幅率の設定を行う。レベル判定期間φ1において、第2モードに設定される。第2モードでは、ソースフォロアアンプは動作しないため、第1スイッチトランジスタMsw1、第3スイッチトランジスタMsw3はオフとなる。
レベル判定期間φ1の後、仮想接地期間φ5に移行する。仮想接地期間φ5においては、第5スイッチトランジスタMsw5がオンし、出力アンプAMPがボルテージフォロアに設定される。その結果、第1、第2入力端子が仮想接地され、また、帰還キャパシタCfbに蓄えられた電荷がリセットされる。図8(a)は、このときの状態を示す。
次に、リセット期間φ6において、オーバーフロートランジスタM2がオンに切り替わり、フォトダイオードPDのカソード容量Cpdの電荷が、オーバーフローキャパシタCovの電荷と合算される。図8(b)は、このときの状態を示す。
次に、読み出し期間φ7において、オーバーフロートランジスタM2をオンとしたまま、第2スイッチトランジスタMsw2をオンすることにより、カソード容量Cpdに蓄えられた電荷を、データ線を介して、帰還キャパシタCfbに転送する。その結果、出力アンプAMPにおいて、電荷が電圧に変換され、受光量に応じた出力電圧Voが出力される。図8(c)は、このときの状態を示す。
以上、実施の形態に係る光検出装置300の構成および動作について説明した。本実施の形態に係る光検出装置300の画素回路100は、アクティブピクセルセンサとして機能する第1検出回路42と、パッシブピクセルセンサとして機能する第2検出回路44を備えている。その結果、受光量に応じて、画素ごとに第1モード、第2モードを切り替えることができ、ダイナミックレンジを拡大することが可能となる。
さらに、受光量に応じて、第1モードにおける出力アンプAMPの増幅率や、第2モードにおける蓄積時間を切り換えることによって、よりダイナミックレンジを広げることができる。
従来の技術を用いて、アクティブピクセルセンサのみによって増幅率および蓄積時間を変化させてダイナミックレンジを拡大しようとした場合、受光量が大きな場合には、蓄積時間を非常に短くする必要があり、そのために回路規模や消費電力が大きくなるという問題があった。これに対して、本実施の形態に係る光検出装置300では、画素回路100は、高照度に対応したパッシブピクセルセンサとしても機能するため、それほど蓄積時間を短くする必要がないため、回路の複雑化、大規模化、消費電力の増大を抑えることができる。
図7の第1モードにおいては、電位検出期間φ2とリセット期間φ3との間に、ブランク期間が存在し、図9の第2モードにおいて、レベル判定期間φ1と仮想接地期間φ5の間にブランク期間が存在する。これは、第1、第2モードにおいて第1スイッチトランジスタMsw1、第2スイッチトランジスタMsw2の制御信号を共通とするためである。第1、第2モードにおいて、制御信号を共通とすることにより、回路をさらに簡略化することができる。最も、本発明はこれに限定されることはなく、第1モードと第2モードにおいて、独立に制御シーケンスを設計してもよい。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、ある変形例において、カソード容量Cpdの電荷、すなわちフォトダイオードPDのカソード端子の電位を、画素毎の受光に先立って、図3の出力アンプ110の演算増幅器OP1に印加する基準電圧Vrefを用いて初期化してもよい。図3に示すように、出力アンプAMPは、一の入力端子に所定の基準電圧Vrefが入力され、他の入力端子に、第1検出回路42または、第2検出回路44の出力信号が入力された演算増幅器OP1を含んでいる。この変形例では、画素ごとの光検出に先立って、所定の基準電圧Vrefを、第2検出回路44(すなわち第2スイッチトランジスタMsw2)を介してカソード容量Cpdに印加することにより初期化する。
さらに、第1モードと第2モードとで、基準電圧Vrefを、異なる値に切り換えて設定してもよい。この変形例において、第2モードにおける基準電圧(以下、第2基準電圧Vref2という)は、第1モードにおける基準電圧(以下、第1基準電圧Vref1という)よりも低く設定される。
本変形例の第1モードにおいては、カソード容量Cpdをリセットするため、第3スイッチトランジスタMsw3、第5スイッチトランジスタMsw5をオンし、さらに、第2スイッチトランジスタMsw2をオンする。その結果、フォトダイオードPDのカソード端子の電位は、第1基準電圧Vrefとほぼ等しく初期化される。
一方、第2モードにおいては、カソード容量Cpdをリセットするため、第4スイッチトランジスタMsw4、第5スイッチトランジスタMsw5をオンし、さらに、第2スイッチトランジスタMsw2をオンする。その結果、フォトダイオードPDのカソード端子の電位は、第2基準電圧Vref2とほぼ等しく設定される。
このようにして、本変形例においては、基準電圧Vrefによって、出力アンプ110が初期化されるとともに、フォトダイオードPDのカソード容量Cpdが初期化される。図10は、本変形例に係る画素回路100の動作状態を示す図である。
図10は、横軸が受光量を、縦軸が出力電圧Voを示している。第1モードで増幅率が8倍の場合、上述のプロセスを経て、フォトダイオードPDのカソード容量Cpdが第1基準電圧Vref1で初期化される。このとき、出力電圧Voは、第1基準電圧Vref1付近の値となる。受光量の増加にともない、出力電圧Voは、第1基準電圧Vref1付近から徐々に低下していく。
第1モードで増幅率が1倍の場合、フォトダイオードPDのカソード容量Cpdは、増幅率が8倍のときと同様に、第1基準電圧Vref1で初期化される。受光量が増加するに従って、出力電圧Voは低下していく。このときの傾きは、出力アンプAMPの増幅率に依存する。
第2モードでは、フォトダイオードPDのカソード容量Cpdは、第2基準電圧Vref2で初期化される。出力電圧Voは、第2基準電圧Vref2付近の電圧を初期値とし、受光量に応じて増大する。このように、第1モードと第2モードでは、受光量に対する出力電圧Voの増減の方向が逆向きであり、出力アンプAMPの出力電圧Voの受光量依存性が逆となっている。
図10に、第1モードと第2モードで、基準電圧Vrefを同じ値(=Vref1)に設定した場合の動作図を、一点鎖線で示す。この場合、第2モードにおいて、出力電圧Voは、基準電圧Vref1に初期化され、受光量に応じて、出力電圧Voは増加していく。その結果、第1モードと第2モードを考慮すると、出力電圧Voの電圧範囲は、非常に広くなってしまう。このことは、電源電圧Vddが制限される回路においては、受光量のダイナミックレンジが狭くなることを意味する。
これに対して、本変形例では、第1モードと第2モードとで、出力アンプAMPに与える基準電圧Vrefを切り換えることにより、出力電圧Voの電圧範囲を狭く設定することができ、受光量のダイナミックレンジを広げることができる。
また、本変形例では、出力アンプAMPおよび第2スイッチトランジスタMsw2によって、カソード容量Cpdを初期化するため、図3に示すオーバーフロー回路40のリセットトランジスタを省略することも可能となる。もっとも、変形例に係るカソード容量Cpdの初期化を行う場合であっても、オーバーフロー回路40を設けてもよい。
また、この変形例のさらなる変形として、基準電圧を一定値に固定しておき、第1モードと第2モードにおいて、出力アンプAMPの入力端子が入れ替わるように、スイッチを設け、反転増幅と非反転増幅を切り換えてもよい。この場合、第1モードと第2モードにおいて、受光量に応じた出力電圧Voの変化する方向が同一となるため、電圧範囲を狭くすることができる。
ある実施の形態においては、図9に示すシーケンスによる1画素の検出に際し、時刻t1〜t2までの処理を蓄積時間を変えて複数回繰り返し、露光時間の異なるデータを取得してもよい。この場合、信号処理部30は、複数個のデータから最適なデータを出力してもよい。
実施の形態において、画素回路に用いたトランジスタは、いずれもNチャンネルMOSFETの場合について説明したが、これには限定されず、一部のトランジスタを、PチャンネルMOSFETを用いて構成することも可能である。この場合、ゲートに与える信号のハイレベル、ローレベルを適宜反転すればよい。
実施の形態において、各画素はフォトダイオードPDを備える場合について説明したが、フォトトランジスタなどであってもよく、入射光強度に応じて流れる光電流が変化する光検出素子であればよい。
実施の形態にもとづき、本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
本発明は、光デバイスに利用できる。

Claims (19)

  1. 複数のデータ線および走査線の交点にそれぞれ配置された画素回路を備える光検出装置であって、
    第1モードにおいてアクティブとなり、各画素回路の光検出素子に流れる光電流によって容量を充放電し、得られた電圧をソースフォロアアンプによって増幅して出力する第1検出回路と、
    第2モードにおいてアクティブとなり、前記光検出素子に流れる光電流によって所定の蓄積時間、容量を充放電し、前記容量に蓄えられた電荷を出力する第2検出回路と、
    前記データ線ごとに設けられ、前記第1モードにおいて、前記第1検出回路から出力される電圧を所定の増幅率で増幅し、前記第2モードにおいて、前記第2検出回路から出力される電荷を、電圧に変換する出力アンプと、
    を備え、
    各画素回路に含まれる光検出素子の受光量に応じて、前記第1、第2モードを切り替え、前記第1モードにおいて、受光量に応じて前記増幅率を制御し、前記第2モードにおいて、蓄積時間を制御することを特徴とする光検出装置。
  2. 前記第1、第2モードの切り替えならびに、前記第1モードにおける前記増幅率および前記第2モードにおける前記蓄積時間の制御を、画素ごとの光検出に先立って実行することを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記受光量が、所定のしきい値より低いとき前記第1モードで、前記所定のしきい値より高いとき前記第2モードで動作することを特徴とする請求項1または2に記載の光検出装置。
  4. 前記第1モードにおいて、前記受光量が小さくなるに従い、前記増幅率を高く設定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光検出装置。
  5. 前記第2モードにおいて、前記受光量が大きくなるに従い、前記蓄積時間を短く設定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光検出装置。
  6. 前記第1、第2モードの切り替えならびに、前記第1モードにおける前記増幅率および前記第2モードにおける前記蓄積時間の制御を、各画素が接続されるデータ線の電位に応じて実行することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光検出装置。
  7. 前記第1、第2モードの切り替えならびに、前記増幅率および前記蓄積時間の制御を実行するモード制御回路を、前記データ線ごとに備え、当該モード制御回路は、前記データ線の電位に応じて、前記第1、第2モードの切り替えならびに前記増幅率および前記蓄積時間の制御を実行することを特徴とする請求項6に記載の光検出装置。
  8. 前記モード制御回路は、
    前記データ線の電位を、所定の第1しきい値電圧と比較する第1コンパレータと、
    前記データ線の電位を、所定の第2しきい値電圧と比較する第2コンパレータと、
    を含み、
    前記第1コンパレータの出力に応じて前記第1、第2モードを切り換えるとともに、前記第2コンパレータの出力に応じて、前記増幅率を切り換えることを特徴とする請求項7に記載の光検出装置。
  9. 前記出力アンプは、
    一の入力端子に所定の基準電圧が入力され、他の入力端子に、前記第1検出回路または、前記第2検出回路の出力信号が入力された演算増幅器を含み、
    画素ごとの光検出に先立って、前記所定の基準電圧を、前記第2検出回路を介して前記容量に印加することにより、前記容量を初期化することを特徴とする請求項1または2に記載の光検出装置。
  10. 前記第1モードと第2モードの切り替えに応じて、前記所定の基準電圧を切り換えることを特徴とする請求項9に記載の光検出装置。
  11. 複数のデータ線および走査線の交点にそれぞれ配置された画素回路を備える光検出装置であって、
    各画素回路は、
    光検出素子と、
    前記光検出素子に流れる光電流によって容量を充放電し、得られた電圧をソースフォロアアンプによって増幅してデータ線に出力する第1検出回路と、
    前記光検出素子に流れる光電流によって容量を充放電し、前記容量に蓄えられた電荷をデータ線を介して出力する第2検出回路と、
    を含み、前記第1検出回路がアクティブとなる第1モードと、前記第2検出回路がアクティブとなる第2モードが切り替え可能に構成され、
    本装置はさらに、
    前記データ線ごとに設けられ、前記第1モードにおいて、前記第1検出回路から出力される電圧を増幅し、前記第2モードにおいて、前記第2検出回路から出力される電荷を、電圧に変換する出力アンプと、
    前記データ線ごとに設けられ、接続される画素回路に含まれる光検出素子の受光量に応じて、前記画素回路および前記出力アンプの動作モードを切り換えるモード制御回路と、
    を備えることを特徴とする光検出装置。
  12. 前記第1検出回路は、
    前記光検出素子の一端がゲート端子に接続された増幅トランジスタと、
    前記増幅トランジスタのソース端子と、画素回路が接続されるデータ線の間に設けられた第1スイッチトランジスタと、
    を含み、
    前記第2検出回路は、
    前記光検出素子の一端から、画素回路が接続されるデータ線に至る経路上に設けられた第2スイッチトランジスタを含み、
    前記第1スイッチトランジスタは、前記第1モードにおいてオンし、前記第2スイッチトランジスタは、前記第2モードにおいてオンすることを特徴とする請求項11に記載の光検出装置。
  13. 前記出力アンプは、
    第1、第2入力端子を備え、前記第2入力端子に所定の基準電圧が印加された演算増幅器と、
    前記演算増幅器の前記第1入力端子と、前記データ線との間に直列に設けられた入力キャパシタおよび第3スイッチトランジスタと、
    オン状態において、前記入力キャパシタおよび前記第3スイッチトランジスタをバイパスする第4スイッチトランジスタと、
    前記演算増幅器の出力端子と、前記第1入力端子との間に設けられた帰還キャパシタと、
    前記帰還キャパシタと並列な帰還経路に設けられた第5スイッチトランジスタと、
    を含み、
    前記第1モードにおいて、前記第1検出回路から出力される電圧を、前記入力キャパシタと前記帰還キャパシタの容量の比で定まる増幅率にて増幅し、
    前記第2モードにおいて、前記第2検出回路から出力される電荷を、前記帰還キャパシタに転送して電圧に変換することを特徴とする請求項11または12に記載の光検出装置。
  14. 前記帰還キャパシタは、可変容量であって、前記モード制御回路は、前記光検出素子の受光量に応じて、帰還キャパシタの容量値を切り換えることを特徴とする請求項13に記載の光検出装置。
  15. 前記モード制御回路は、前記第2モードにおいて、前記光電流によって前記容量を充放電する蓄積時間を、前記光検出素子の受光量に応じて変化させることを特徴とする請求項11または12に記載の光検出装置。
  16. 前記増幅トランジスタのソース端子に接続される負荷回路は、前記データ線ごとに前記画素回路の外部に設けられることを特徴とする請求項12に記載の光検出装置。
  17. 前記負荷回路は、
    前記データ線と、電位の固定された端子間に設けられ、前記第1モードにおいてオン、前記第2モードにおいてオフとされるトランジスタを含むことを特徴とする請求項16に記載の光検出装置。
  18. 前記モード制御回路は、
    接続されるデータ線の電位をモニタし、当該データ線の電位に応じて、前記第1、第2モードを切り換えることを特徴とする請求項11から17のいずれかに記載の光検出装置。
  19. 前記モード制御回路は、
    前記データ線の電位を、所定のしきい値電圧と比較するコンパレータを含み、当該コンパレータの出力信号に応じて、前記第1、第2モードを切り換えることを特徴とする請求項18に記載の光検出装置。
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