JP4252078B2 - 光検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CMOSイメージセンサをはじめとする光検出装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラや、デジタルビデオカメラなどをはじめとする多くの撮像装置に、CCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが利用されている。
CMOSイメージセンサを採用するメリットとしては、一般のチップと同じ製造ラインが使え、周辺機能と合わせたワンチップ化も可能である点、CCDよりも低電圧で駆動可能であって、消費電力がCCDに比べて低い点が挙げられる。
CMOSセンサの各画素は、1つのフォトダイオードとMOSFETを使ったスイッチを含んで構成される。フォトダイオードに発生する過剰電荷を掃き出すオーバーフロードレインを備えた固体撮像素子が提案されている(例えば、特許文献1参照)。オーバーフロードレインを備えると、蓄積電荷量を増大させることができるため、広ダイナミックレンジ化を図ることができる。
特開2001−352052号公報
しかしながら、画素回路にオーバーフロードレイン容量を備えると、画素回路の面積が大きくなってしまう。とくに、車載用途などでは、低コストのイメージセンサを供給する必要があるため、オーバーフロードレイン容量による面積増加を抑制する要請が強くなる。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、回路規模の増大を抑制しながらダイナミックレンジを拡大することができる光検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の光検出装置は、入射光に対応する電流を発生させる光検出素子と、光検出素子に備わり、その光検出素子に流れる電流によって充放電される第1容量と、光検出素子と並列に接続され、第1容量から溢れた電荷を充放電する第2容量と、第2容量の電荷が流入する側の端子に接続され、第1容量から溢れた電荷を第2容量に蓄えるとき、その電荷の一部を打ち消す電流を流す電流制御素子と、第1容量および第2容量に蓄えられた電荷に対応する信号を検出する検出回路と、を備える。「電流制御素子」は、第2容量に対する光検出素子から電荷の流入が開始した後、所定の期間経過後に電流を流し始めてもよい。「光検出素子」の端子電圧のレベルを判定し、その結果に応じて、第1容量と第2容量を導通または非導通させるトランジスタをさらに備えてもよい。
この態様によると、電流に対応した電荷量を調整することができ、回路規模の増大を抑制しながらダイナミックレンジを拡大することができる。
電流制御素子は、ドレイン端子が第2容量に接続され、ソース端子に所定の固定電位が印加され、ゲート端子とドレイン端子がダイオード接続されるPチャンネルトランジスタで構成されてもよい。電流制御素子は、ソース端子が第2容量に接続され、ドレイン端子に所定の固定電位が印加され、ゲート端子とドレイン端子がダイオード接続されるNチャンネルトランジスタで構成されてもよい。「所定の固定電位」は、電源電圧であってもよい。これによれば、簡素な構成で第1容量から溢れた電荷の一部を打ち消す電流を流すことができる。
電流制御素子は、トランジスタで構成され、そのゲート電圧が制御されることにより、第1容量から溢れた電荷の一部を打ち消す電流が制御されてもよい。ゲート電圧を段階的に変化させることにより、第1容量から溢れた電荷の一部を打ち消す電流を段階的に増大させてもよい。これによれば、電流に対応した電荷量をより柔軟に調整することができる。
第2容量および電流制御素子に対応するダミー容量およびダミートランジスタを備え、電流制御素子が流した電流を監視する電流監視回路と、検出回路から読み出された信号から、電流監視回路から読み出された信号成分を取り除く補正回路と、をさらに備えてもよい。これによると、電荷量を調整するために流した電流を精度よく取り除くことができる。特に、その電流を段階的に変化させる場合、その異なる電流間における設計値からのずれに伴う非線形性を抑制することができる。
本発明のさらに別の態様もまた、光検出装置である。この装置は、入射光に対応する電流を発生させる光検出素子と、光検出素子に備わり、その光検出素子に流れる電流によって充放電される容量と、光検出素子に所定の固定電位を印加して、容量をリセットするトランジスタと、容量に蓄えられた電荷に対応する信号を検出する検出回路と、を備える。トランジスタは、容量に電荷を蓄えるとき、その電荷の一部を打ち消す電流を流す。
この態様によると、電流に対応した電荷量を調整することができ、回路規模の増大を抑制しながらダイナミックレンジを拡大することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、回路規模の増大を抑制しながらダイナミックレンジを拡大することができる。
本発明の実施形態に係る光検出装置は、CMOSイメージセンサであって、m行n列に配置された複数の画素回路を備える。以下、各画素回路100の構成について説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る画素回路100の構成を示す回路図である。この画素回路100は、基本構成として、フォトダイオードPD、リセットトランジスタM4、増幅トランジスタM3、選択トランジスタM5を備える。フォトダイオードPDのカソード端子には、フォトダイオードPD自体の寄生容量や配線間容量など(以下、この容量をカソード容量Cpdという)が存在する。リセットトランジスタM4、増幅トランジスタM3、選択トランジスタM5は、いずれもNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。電源電圧Vddと接地電圧GND間には、リセットトランジスタM4、フォトダイオードPDが直列に接続される。リセットトランジスタM4は、ソース端子がフォトダイオードPDに接続され、ドレイン端子には電源電圧Vddが印加されている。リセットトランジスタM4のゲート端子には、リセット信号RSTが入力される。
リセットトランジスタM4と接続されるフォトダイオードPDのカソード端子は、増幅トランジスタM3のゲート端子に接続される。増幅トランジスタM3は、ドレイン端子に電源電圧Vddが印加され、ソース端子は選択トランジスタM5のドレイン端子と接続され、選択トランジスタM5を介して図示しない外部の定電流源と接続されることで、ソースフォロアアンプとして機能する。選択トランジスタM5のソース端子は、CMOSイメージセンサの各列毎に設けられたデータ線LDに接続される。増幅トランジスタM3および選択トランジスタM5は、フォトダイオードPDの受光量に応じた電圧を検出する検出回路として機能する。
この構成において、リセットトランジスタM4のゲート端子に入力されたリセット信号RSTがハイレベルになると、リセットトランジスタM4がオンし、フォトダイオードPDに電源電圧Vddが印加され、カソード端子が電源電圧Vddで充電される。つぎに、リセットトランジスタM4をオフする。この状態において、フォトダイオードPDに光が当たると、光電流Iphが流れ、フォトダイオードPDのカソード端子に蓄えられた電荷が放電する。このとき、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧は、光強度および蓄積時間に応じて変化する。増幅トランジスタM3は、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧を出力する。所定の蓄積時間経過後、選択信号SELをハイレベルとすることにより、選択トランジスタM5がオンし、データ線LDに、フォトダイオードPDの受光量に応じた電圧が出力され、外部回路で各画素回路における受光量を読み出すことができる。
本実施の形態に係る画素回路100は、上述した基本構成に加えて、電流制御トランジスタM1、オーバーフロードレイントランジスタM2およびオーバーフロードレインキャパシタCovを含む。オーバーフロードレインキャパシタCovは、オーバーフロードレイントランジスタM2が導通している間、フォトダイオードPDから溢れた電荷を蓄積する。電源電圧Vddと接地電圧GND間には、電流制御トランジスタM1、オーバーフロードレインキャパシタCovが直列に接続される。電流制御トランジスタM1は、PチャンネルMOSFETであり、そのソース端子には電源電圧Vddが印加される。電流制御トランジスタM1は、ゲート端子とドレイン端子がダイオード接続される。
電流制御トランジスタM1のドレイン端子と接地電圧GND間にはオーバーフロードレインキャパシタCovが設けられる。オーバーフロードレイントランジスタM2は、NチャンネルMOSFETであり、そのドレイン端子は、電流制御トランジスタM1のドレイン端子と接続され、オーバーフロードレイントランジスタM2のソース端子は、フォトダイオードPDのカソード端子と接続される。オーバーフロードレイントランジスタM2のゲート端子には制御信号Cが入力される。
図2は、実施形態1に係る画素回路100の動作シーケンス図である。図2は、オーバーフロードレイントランジスタM2のゲート電圧Vc、リセットトランジスタM4のゲート電圧Vrst、フォトダイオードPDのカソード電圧Vpdおよび選択トランジスタM5のゲート電圧Vselを示す。初期状態では、オーバーフロードレイントランジスタM2およびリセットトランジスタM4がオン状態で、選択トランジスタM5がオフ状態である。フォトダイオードPDのカソード電圧Vpdは、電源電圧Vddに保持される。
選択トランジスタM5のゲート端子に、リセットレベルを読み出すため、ハイレベル信号aが入力され、選択トランジスタM5が一時的にオンする。それと共に、露光期間φ1が開始し、オーバーフロードレイントランジスタM2のゲート端子に所定のバイアス電圧として中間電圧が印加される。これにより、カソード容量Cpdから溢れた電荷がオーバーフロードレインキャパシタCovに蓄積可能な状態になる。リセットトランジスタM4のゲート端子にローレベル信号が入力され、リセットトランジスタM4がオフする。フォトダイオードPDは、露光期間φ1が開始すると、受光量に応じて電荷を蓄積していき、カソード電圧Vpdが徐々に低下する。
露光期間φ1開始後、設定された期間経過すると、選択トランジスタM5のゲート端子にハイレベル信号bが入力され、選択トランジスタM5が一時的にオンする。データ線LDに接続された図示しないレベル判定回路は、フォトダイオードPDのカソード電圧Vpdを検出する。検出した電圧により、次の信号読出期間の開始までにオーバーフロードレインキャパシタCovに電荷が蓄積されるか否かを予測する。検出した電圧と比較される閾値電圧は、設計者が実験やシミュレーションにより求めることが可能である。
レベル判定回路は、検出した電圧により、オーバーフロードレインキャパシタCovに電荷が蓄積されている場合、または信号読出期間の開始までに蓄積されると予測される場合、オーバーフロードレイントランジスタM2にハイレベル信号(図中、太線で表記する)を入力して、オーバーフロードレイントランジスタM2をオンする。これにより、信号読出期間において、カソード容量CpdおよびオーバーフロードレインキャパシタCovの両方に蓄えられた電荷を基にした信号を読み出すことが可能になる。
一方、レベル判定回路は、検出した電圧により、オーバーフロードレインキャパシタCovに電荷が蓄積されていない場合で、かつ信号読出期間の開始までにも蓄積されないと予測される場合、オーバーフロードレイントランジスタM2のゲート電圧を中間電圧値に維持する。または、ゲート端子にローレベル信号を入力して、オーバーフロードレイントランジスタM2を完全にオフしてもよい。これにより、信号読出期間において、カソード容量Cpdに蓄えられた電荷だけを基にした信号を読み出すことが可能になる。
露光期間φ1の終了に先立ち、選択トランジスタM5のゲート端子に、フォトダイオードPDのカソード電圧Vpdを検出するためのハイレベル信号cが入力され、選択トランジスタM5が一時的にオンする。その時点のカソード電圧Vpdが増幅トランジスタM3で増幅された信号がデータ線LDに読み出される。なお、図示しない後段のプロセッサなどにより高照度な状態が続くと判定される場合、オーバーフロードレイントランジスタM2を常時完全にオンさせて、オーバーフロードレインキャパシタCovを単純に合成させてもよい。
図3は、実施形態1に係るオーバーフロードレインキャパシタCovにおける入射光量と蓄積電荷量との関係を示す図である。フォトダイオードPDに強い光が入射されるほど、カソード電圧Vpdが低下していく。それに伴い、オーバーフロードレイントランジスタM2がオンし、電流制御トランジスタM1のドレイン電圧も低下していく。電流制御トランジスタM1はゲート端子とドレイン端子がダイオード接続されているため、入射光量と蓄積電荷量との関係は、図3の特性eに示すように始めは線形であるが、途中から2次曲線状に変化する。これは、あるレベルまで光が強くなるとドレイン電圧Vbが低下し、電流制御トランジスタM1が徐々にオンし、電流Iが流れ出すためである。ドレイン電圧Vbがさらに低下すれば、さらに大きな電流Iを流すことができる。なお、入射光量と蓄積電荷量との関係を規定する特性曲線は、電流制御トランジスタM1のゲート長やゲート幅を調整するなど、電流制御トランジスタM1の特性を調整することにより、任意に設計可能である。
このとき、カソード容量CpdおよびオーバーフロードレインキャパシタCovに蓄積される電荷量は、(Iph−I)tとなり、大きな電流Iを流すほど、蓄積電荷量を抑制することができる。ここで、IphはフォトダイオードPDに流れる光電流、Iは電流制御トランジスタM1が流す電流、tは蓄積時間を示す。このように、電流制御トランジスタM1が流す電流は、フォトダイオードPDに流れる光電流を打ち消す電流として作用する。この電流制御トランジスタM1は、オーバーフロードレインキャパシタCov側にのみ作用するため、電流Iを流すことによりダイナミックレンジを高照度側に広げても、低照度時の読み出し特性に影響を与えない。なお、実際の受光量を得るために、電流制御トランジスタM1に流れる電流は、後段でオフセット成分として取り除かれる必要がある。また、後述するダミー画素回路110および減算回路120を用いて取り除いてもよい。
これに対し、電流制御トランジスタM1を設けない場合、またはトランジスタを設けても電流を流さない場合、図3の特性dに示すように飽和値に達するまで線形応答となる。この場合のダイナミックレンジDR1は、電流制御トランジスタM1を用いて電流を流した場合のダイナミックレンジDR2より狭くなる。
以上説明したように本実施形態によれば、オーバーフロードレインキャパシタCovのフォトダイオードPDのカソード端子と接続される側の端子に、ダイオード接続されたPチャンネルMOSFETを接続したことにより、オーバーフロードレインキャパシタCovに蓄積される電荷量を調整することができる。すなわち、入射光量が大きくなり当該端子電圧が低下すると、自動的に電流量を増加させるため、当該電圧が低下する傾きが小さくなる。したがって、同じ光量を受けても上記端子電圧が低下しづらくなり、すなわち蓄積電荷量が飽和しづらくなり、同じダイナミックレジンを実現するのにより小さな容量で十分になる。よって、回路面積の増大を抑制しつつ広ダイナミックレンジを実現することができる。
(実施形態2)
図4は、実施形態2に係る画素回路100の構成を示す回路図である。実施形態2に係る画素回路100の構成要素の内、実施形態1に係る画素回路100の構成要素と同じものについては同一符号を付し、その説明を省略する。以下、相違点について説明する。
実施形態2に係る画素回路100は、実施形態1に係る画素回路100のPチャンネルMOSFETを採用した電流制御トランジスタM1の代わりに、NチャンネルMOSFETを採用した電流制御トランジスタM10を使用する。電流制御トランジスタM10のドレイン端子には電源電圧Vddが印加され、そのソース端子にはオーバーフロードレインキャパシタCovの一端が接続される。電流制御トランジスタM10は、ゲート端子とドレイン端子がダイオード接続される。
実施形態2に係るオーバーフロードレインキャパシタCovにおける入射光量と蓄積電荷量との関係も、図3と同様になる。すなわち、入射光量が大きくなると、オーバーフロードレイントランジスタM2がオンし、電流制御トランジスタM10のソース電圧が低下していく。すると、電流制御トランジスタM10のゲート−ソース間電圧が高くなっていき、電流制御トランジスタM1が徐々にオンし、電流Iが流れ出す。
以上説明したように本実施形態によれば、NチャンネルMOSFETを用いても、実施形態1と同様の効果を奏することができる。
(実施形態3)
図5は、実施形態3に係る画素回路100の構成を示す回路図である。実施形態3に係る画素回路100の構成要素の内、実施形態2に係る画素回路100の構成要素と同じものについては同一符号を付し、その説明を省略する。以下、相違点について説明する。
実施形態1、2では、ダイオード接続されたMOSFETの特性を利用して蓄積電荷量を調整するための電流を流したが、実施形態3では、MOSFETのゲート端子に印加するゲート電圧を制御することにより、電流を流すタイミングおよび値を設計者が任意に設定することができる。
実施形態3に係る画素回路100は、ゲート電圧制御回路10を備える。ゲート電圧制御回路10は、電流制御トランジスタM11のゲート端子に印加すべきバイアス電圧を制御する。
図6は、実施形態3に係るオーバーフロードレインキャパシタCovにおける入射光量と蓄積電荷量との関係を示す図である。フォトダイオードPDに強い光が入射されるほど、カソード電圧Vpdが低下していく。それに伴い、オーバーフロードレイントランジスタM2がオンし、電流制御トランジスタM11のソース電圧も低下していく。ゲート電圧制御回路10は、所定のタイミングでゲート電圧を高くして、電流制御トランジスタM11をオンさせ、所定量の電流を流すことができる。
所定量の電流を流すと、図6に示す入射光量と蓄積電荷量との関係を示す特性fの傾きを小さくさせることができる。ゲート電圧制御回路10は、所定のタイミングでゲート電圧をさらに高くすることにより、電流量を増やし、特性fの傾きをさらに小さくすることができる。このように、ゲート電圧制御回路10は、ゲート電圧を段階的に高くしていくことにより、段階的に電流量を増大させていくことができる。設定によっては、MOSFETをダイオード接続した場合のダイナミックレンジDR2よりも広いダイナミックレンジDR3を実現することができる。
この段階的な制御は、マルチ露光制御と併用してもよい。マルチ露光制御とは、少なくともフォトダイオードPDに蓄積される電荷量が飽和してしまう場合、飽和しない露光時間まで段階的に短くしていく制御である。ゲート電圧制御回路10は、この露光時間の切り替えタイミングに連動して、ゲート電圧を高くして、電流量を増大させてもよい。
図7は、実施形態3に係る画素回路100を備える光検出装置200の構成を示す回路図である。当該光検出装置200は、実施形態3に係る画素回路100、ダミー画素回路110および減算回路120を備える。ダミー画素回路110は、実施形態3に係る画素回路100における電流制御トランジスタM11が流した電流を監視する電流監視回路として機能する。ここでは、電流制御トランジスタM11がPチャンネルMOSFETで構成される例を示す。
ダミー画素回路110は、ダミーキャパシタCd、ダミートランジスタM12およびスイッチSW2を備え、電流制御トランジスタM11が流した制御電流を検出する。電源電圧Vddと接地電圧GND間には、ダミートランジスタM12、ダミーキャパシタCdが直列に接続される。ダミートランジスタM12は、電流制御トランジスタM11のダミー素子であり、ダミーキャパシタCdは、オーバーフロードレインキャパシタCovのダミー素子である。ダミートランジスタM12のドレイン端子はダミーキャパシタCdの一端と接続され、ソース端子には電源電圧Vddが印加され、ゲート端子にはゲート電圧制御回路10から電流制御トランジスタM11に印加されるバイアス電圧と同様のバイアス電圧が印加される。ダミートランジスタM12とダミーキャパシタCdの接続点と減算回路120とを結ぶ経路と、接地GND間にスイッチSW2が接続される。なお、ダミーキャパシタCdの特性および電荷の蓄積時間をオーバーフローキャパシタCovと同じに設定すると飽和する可能性が高いため、蓄積期間を短くしたり、ダミーキャパシタCdの面積を大きくしたりする必要がある。例えば、蓄積時間を1/10に設定したり、ダミーキャパシタCdの面積を10倍にする。
ダミー画素回路110は、以下のように動作する。画素回路100の露光期間の開始に先立ち、スイッチSW2がオンされ、ダミーキャパシタCdは接地電圧GNDにリセットされる。その後、スイッチSWがオフされ、ダミーキャパシタCdはダミートランジスタM12が流す制御電流による電荷を蓄積する。
減算回路120は、画素回路100の出力電圧からダミー画素回路110の出力電圧を減算して、画素回路100の出力電圧を補正する補正回路として機能する。補正後の電圧は、制御電流が補正されたため、実際の受光量を反映した電圧となる。これらの電圧は下記式1〜式3で表される。
画素回路100の出力電圧=(Iph−Ict1)Δt/(Cpd+Cov) …(式1)
ダミー画素回路110の出力電圧=−Ict2/Cd*1/N≒−Ict1/(Cpd+Cov)*1/N …(式2)
補正後電圧=(Iph−Ict1)/(Cpd+Cov)−{−Ict1/(Cpd+Cov)*1/N}*N=Iph/(Cpd+Cov) …(式3)
ここで、IphはフォトダイオードPDに流れる光電流、Ict1は電流制御トランジスタM11が流す電流、Δtは蓄積時間、Ict2はダミートランジスタM12が流す電流、Cpdはカソード容量Cpdの容量値、CovはオーバーフローキャパシタCovの容量値、CdはダミーキャパシタCdの容量値、NはダミーキャパシタCdの面積や蓄積時間を調整した値を示す。上述したようにダミーキャパシタCdの面積を10倍にした場合、ダミー画素回路110の出力電圧を10倍にして調整する必要がある。
なお、画素回路100の出力電圧は増幅トランジスタM3で増幅されているため、上述したいずれかの電圧を調整する必要がある。この調整は、上記式1〜式3には表されていない。また、画素回路100およびダミー画素回路110の出力電圧をデジタル信号に変換して、デジタル演算により実際に受光した光量に対応する信号をデジタル信号で得てもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、オーバーフロードレインキャパシタCovのフォトダイオードPDのカソード端子と接続される側の端子にMOSFETを接続し、そのゲート電圧を制御することにより、オーバーフロードレインキャパシタCovに蓄積される電荷量を調整することができる。よって、回路面積の増大を抑制しつつ広ダイナミックレンジを実現することができる。また、実施形態1、2と比較し、設計の自由度を高めることができる。さらに、ダミー画素回路を設けることにより、飽和電荷量を増大させるために流した電流を精度よく取り除くことができる。
(実施形態4)
図8は、実施形態4に係る画素回路100の構成を示す回路図である。実施形態4に係る画素回路100の構成要素の内、実施形態3に係る画素回路100の構成要素と同じものについては同一符号を付し、その説明を省略する。以下、相違点について説明する。
電流制御トランジスタM10のゲート端子には、固定のバイアス電圧B1が印加される。オーバーフロードレインキャパシタCovの接地GND側の端子には負電圧Vaが印加される。例えば、その負電圧を印加する端子をメタル配線で画素領域外部の負電極と接続してもよい。また、オーバーフロードレインキャパシタCovのフォトダイオードPDから電荷が流入しない側の端子に印加される負電圧Vaは、露光期間中に検出されたカソード電圧Vpdに応じて、制御されてもよい。カソード電圧Vpdは、上述したレベル判定回路により検出することが可能である。例えば、検出されたカソード電圧Vpdが上記閾値電圧を超えた場合、図示しない端子電圧制御部が上記負電圧Vaをさらに低下させるよう制御してもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、オーバーフロードレインキャパシタCovの接地GND側の端子に負電圧を印加することにより、回路面積の増大を抑制しつつ広ダイナミックレンジを実現することができる。または、広ダイナミックレンジを維持しながら、回路面積を縮小することができる。仮に、オーバーフロードレインキャパシタCovの一端に負電圧を印加することにより、接地GND電圧を印加する場合の2倍の電位差を作ることができれば、飽和電荷量を2倍にすることができ、ダイナミックレンジを6dB改善することができる。また、同じダイナミックレンジを実現する場合、オーバーフロードレインキャパシタCovの面積を半分にすることができる。負電極を配線することで生じる画素面積の増大は、オーバーフロードレインキャパシタCovの面積縮小に比べれば、影響が小さいため画素回路100の面積を縮小することができる。また、フォトダイオードPDの端子電圧の状況に応じて、上記負電圧Vaを低下させる制御を行う場合、消費電力の増大を抑制しながらダイナミックレンジをさらに拡大することができる。
(実施形態5)
図9は、実施形態5に係る画素回路100の構成を示す回路図である。実施形態5に係る画素回路100の構成要素の内、実施形態3に係る画素回路100の構成要素と同じものについては同一符号を付し、その説明を省略する。以下、相違点について説明する。
昇圧回路20は、電源電圧Vddを昇圧する。電流制御トランジスタM10のドレイン端子には、昇圧回路20で昇圧された電圧が印加される。電流制御トランジスタM10のゲート端子には、所定のバイアス電圧B2が印加される。少なくともオーバーフロードレイントランジスタM2がオンする前に、電流制御トランジスタM10をオンさせて、電源電圧Vddより高い電圧でオーバーフロードレインキャパシタCovをリセットする。このように、オーバーフロードレインキャパシタCovの一端に電源電圧Vddより高い電圧を印加することにより、電源電圧Vddを印加する場合より大きな電位差を作ることができ、回路面積を増大させずに、蓄積電荷量を増大させることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、オーバーフロードレインキャパシタCovのフォトダイオードPDの一端に電源電圧Vddより高い電圧を印加することにより、実施形態4と同様の原理により、回路面積の増大を抑制しつつ広ダイナミックレンジを実現することができる。または、広ダイナミックレンジを維持しながら、回路面積を縮小することができる。
(実施形態6)
図10は、実施形態6に係る画素回路100の構成を示す回路図である。実施形態1〜実施形態5では、アクティブピクセルセンサ(APS)方式の画素回路100を説明した。実施形態6では、APS方式に加え、パッシブピクセルセンサ(PPS)方式にも対応した画素回路100を説明する。なお、図10は実施形態4に係る画素回路100にPPS方式を実現するための構成要素を加えたが、実施形態1〜3、5に係る画素回路100にも同様に適用可能である。
実施形態6に係る画素回路100は、検出回路として、第1検出部42および第2検出部44を含む。当該画素回路100は、第1検出部42がアクティブとなる第1モードと、第2検出部44がアクティブとなる第2モードとが切り替え可能に構成される。
第1検出部42は、APS方式に対応し、上述したように増幅トランジスタM3、選択トランジスタM5を含む。第1検出部42は、フォトダイオードPDに流れる光電流Iphによってカソード容量Cpdに現れる電圧を、ソースフォロアアンプによって増幅してデータ線LDに出力する。
第2検出部44は、電荷出力トランジスタM6を含んで構成される。電荷出力トランジスタM6は、フォトダイオードPDのカソード端子から、画素回路100が接続されるデータ線LDjに至る経路上に設けられる。第2検出部44は、PPS方式に対応し、フォトダイオードPDに光電流Iphによってカソード容量Cpdまたはカソード容量CpdおよびオーバーフロードレインキャパシタCovの合成容量に蓄えられた電荷をデータ線LDjを介して出力する。
APS方式とPPS方式は、受光量に応じて切り替えて用いることができる。APS方式は、増幅トランジスタM3で増幅することができるため、比較的小さな光を検出するのに適している。一方、PPS方式は、高照度に対応し、比較的大きな光を検出するのに適している。両者の方式を受光量に応じて、画素ごとに適応的に切り替えることにより、ダイナミックレンジを拡大することができる。なお、画素回路100をPPS方式単独で構成することも可能であり、その場合、第1検出部42は設ける必要がない。
以上説明したように本実施形態によれば、オーバーフロードレインキャパシタCovを用いた画素回路100は、PPS方式に適用できる。PPS方式は、蓄積時間を比較的確保しやすいため、回路の複雑化、大規模化、消費電力の増大を抑えることができる。したがって、広ダイナミックレンジを実現しつつ、これらの効果を享受することができる。また、PPS方式では、画素回路100の外部に設けられた図示しない電荷増幅アンプを使用して電圧でなく電荷を増幅できるため、画素回路100内で電荷/電圧変換を行う必要がない。このため、変換時の電圧制限がなく、電荷を効率よく画素回路100内に蓄積することができる。この場合、高精度のオーバーフローキャパシタCovを用いる必要もなく、同一面積内で大きな容量を確保しやすい。よって、広ダイナミックレジンを実現しやすい。また、APD方式とPPS方式を切り替え可能に構成した場合、さらにダイナミックレンジを拡大することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施形態3において、オーバーフロードレインキャパシタCov、オーバーフロードレイントランジスタM2および電流制御トランジスタM10を設けない構成も可能である。ゲート電圧制御回路10は、リセットトランジスタM4のゲート電圧を制御する。上述した説明では、フォトダイオードPDの蓄積期間中、リセットトランジスタM4をオフさせていた。この変形例では、その期間にゲート電圧制御回路10がリセットトランジスタM4のゲート電圧を制御することにより、リセットトランジスタM4に電流を流す。その電流は、電流制御トランジスタM11が流す電流と同様に、カソード容量Cpdに蓄積される電荷量を調整するための電流として作用する。
この変形例によれば、リセットトランジスタM4を、フォトダイオードPDに流れる光電流Iphの一部を打ち消す電流を流す電流制御素子として機能させることにより、実施形態3と同様の効果を奏することができ、さらに回路面積を縮小することができる。特に、入射光量が比較的小さいアプリケーションや、カソード容量Cpdが大きいフォトダイオードPDを使用する場合に有効である。
実施形態5において、画素回路100内に昇圧回路20を設けたが、画素回路100の外部から電源電圧Vddより高い電圧を取得できる場合、昇圧回路20を設ける必要はなく、外部からの電圧を電流制御トランジスタM11のドレイン端子に印加すればよい。
また、実施形態4の構成に、実施形態5の構成を組み合わせることが可能である。これによれば、回路規模の増大を抑制しながらダイナミックレンジをさらに拡大することができる。
また、実施形態1から実施形態3のいずれの構成にも、実施形態4または実施形態5の構成を組み合わせることが可能である。これによれば、回路規模の増大を抑制しながらダイナミックレンジをさらに拡大することができる。
また、実施形態において、電源電圧Vddラインと、接地GNDラインを逆にした回路構成も可能である。その場合、実施形態4ではオーバーフロードレインキャパシタCovのフォトダイオードPDから電荷が流入しない側の端子に、電源電圧Vddより高い電圧が印加されることになる。また、実施形態5では、電流制御トランジスタM10のドレイン端子に、負電圧が印加されることになる。
また、実施形態において、画素回路100に用いたトランジスタは、主にNチャンネルMOSFETの場合について説明したが、これには限定されず、一部のトランジスタを、PチャンネルMOSFETを用いて構成することも可能である。この場合、ゲートに与える信号のハイレベル、ローレベルを適宜反転すればよい。
また、実施形態において、画素回路100はフォトダイオードPDを備える場合について説明したが、フォトトランジスタなどであってもよく、入射光強度に応じて流れる光電流が変化する光検出素子であればよい。
実施形態1に係る画素回路の構成を示す回路図である。 実施形態1に係る画素回路の動作シーケンス図である。 実施形態1に係るオーバーフロードレインキャパシタにおける入射光量と蓄積電荷量との関係を示す図である。 実施形態2に係る画素回路の構成を示す回路図である。 実施形態3に係る画素回路の構成を示す回路図である。 実施形態3に係るオーバーフロードレインキャパシタにおける入射光量と蓄積電荷量との関係を示す図である。 実施形態3に係る画素回路を備える光検出装置の構成を示す回路図である。 実施形態4に係る画素回路の構成を示す回路図である。 実施形態5に係る画素回路の構成を示す回路図である。 実施形態6に係る画素回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
M1 電流制御トランジスタ、 M2 オーバーフロードレイントランジスタ、 SW2 スイッチ、 M3 増幅トランジスタ、 M4 リセットトランジスタ、 M5 選択トランジスタ、 M6 電荷出力トランジスタ、 M10 電流制御トランジスタ、 10 ゲート電圧制御回路、 M12 ダミートランジスタ、 20 昇圧回路、 100 画素回路、 LD データ線、 PD フォトダイオード、 Cd ダミーキャパシタ、 Cov オーバーフロードレインキャパシタ、 Cpd カソード容量、 110 ダミー画素回路、 120 減算回路、 200 光検出装置。

Claims (3)

  1. 入射光に対応する電流を発生させる光検出素子と、
    前記光検出素子に備わり、その光検出素子に流れる電流によって充放電される第1容量と、
    前記光検出素子と並列に接続され、前記第1容量から溢れた電荷を充放電する第2容量と、
    前記第2容量の前記電荷が流入する側の端子に接続され、前記第1容量から溢れた電荷を前記第2容量に蓄えるとき、その電荷の一部を打ち消す電流を流す電流制御素子と、
    前記第1容量および前記第2容量に蓄えられた電荷に対応する信号を検出する検出回路と、を備え、
    前記電流制御素子は、
    ドレイン端子が前記第2容量に接続され、ソース端子に所定の固定電位が印加され、ゲート端子とドレイン端子がダイオード接続されるPチャンネルトランジスタで構成されるか、又はソース端子が前記第2容量に接続され、ドレイン端子に所定の固定電位が印加され、ゲート端子とドレイン端子がダイオード接続されるNチャンネルトランジスタで構成されることを特徴とする光検出装置。
  2. 前記電流制御素子は、トランジスタで構成され、そのゲート電圧が制御されることにより、前記第1容量から溢れた電荷の一部を打ち消す電流が制御されることを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記第2容量および前記電流制御素子に対応するダミー容量およびダミートランジスタを備え、前記電流制御素子が流した電流を監視する電流監視回路と、前記検出回路から読み出された信号から、前記電流監視回路から読み出された信号成分を取り除く補正回路と、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光検出装置。
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