JP2005029207A - キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】キャップと容器の口部との嵌合箇所内に内容物が付着することを防ぎ、容器内の気密性を確実に保持することができるキャップを提供することを目的とする。
【解決手段】容器本体2の口部3を封止するキャップ部9と、前記容器本体2の内容物1を計り出す計量部8と、を備え、前記キャップ部9は、計量部8の外周側に、容器本体2の口部3を収容する断面凹状をし且つ封止手段12を備えた嵌合部7を下向きに備え、前記計量部8は、容器本体2の口部3内に挿嵌し且つその開口部11を上向きに備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】容器本体2の口部3を封止するキャップ部9と、前記容器本体2の内容物1を計り出す計量部8と、を備え、前記キャップ部9は、計量部8の外周側に、容器本体2の口部3を収容する断面凹状をし且つ封止手段12を備えた嵌合部7を下向きに備え、前記計量部8は、容器本体2の口部3内に挿嵌し且つその開口部11を上向きに備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、粉末状や液体状の入浴剤や洗剤及び調味料等を収容するボトル等の容器の口部を封止するキャップに関するものであり、さらに詳しくは、容器内の内容物を計量して一定量を計り出すことができるキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のキャップは図3に示すように、筒状の外周壁20の上面に天壁21を設け、該天壁21には外周壁20から中心部に向かって筒状のネジ部22及び計量部23が順に垂下して設けてある。ネジ部22は容器本体24の口部25外周に形成された雄ネジ26が嵌合するようにネジ部22内周に雌ネジ27を形成し、計量部23は容器本体24の口部25内に挿嵌されるようにように構成されている。容器本体24の口部25にキャップを螺合させた場合に、容器本体24内の気密性を保持するために、口部25上端と当接する天壁21の計量部23とネジ部22の間にはシール部材28を備えている。すなわち、容器本体24から内容物29を一定量を計り出す場合、容器本体24からキャップを取り外し、キャップの上下を逆さまにしてキャップの開口部を上向きにすると共に、キャップの内側に設けられた計量部23内に内容物29を移し替えることで一定量の内容物29を容易に計り出すことができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例においては、計量部23とネジ部22の開口方向が同方向であるため、容器本体24内の内容物29の一定量を計量部に移し替える際に、計量部23がキャップの中心部付近に形成されていることもあり、計量部23内に内容物29がうまく入らずネジ部22にこぼれてしまうことが多く、特に内容物29が粉末状の場合には、キャップのネジ部22に内容物29が付着し目詰まりを起こしてしまい、キャップの開閉操作を行う際に不快な音を発生してしまう問題があった。また、シール部材28を備えた箇所にも内容物29が付着してしまいシール性が悪くなり、キャップを容器本体24の口部25に螺合させた際に容器本体24内の気密性が保持されず、容器本体24内に水分が浸入して内容物29に湿気を含み、容器本体24の内部で内容物29が固まってしまい最悪の場合は内容物29を取り出すことが不可能になてしまう危険性もある。
【0004】
そこで、本発明は、このような事情に基づいて成されたものであり、キャップと容器の口部との嵌合箇所内に内容物が付着することを防ぎ、容器内の気密性を確実に保持することができるキャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、容器本体の口部を封止するキャップ部と、前記容器本体の内容物を計り出す計量部と、を備え、前記キャップ部は、計量部の外周側に、容器本体の口部を収容する断面凹状をし且つ封止手段を備えた嵌合部を下向きに備え、前記計量部は、容器本体の口部内に挿嵌し且つその開口部を上向きに備えていることを特徴とする。
ここで、封止手段に関しては、容器本体の口部を完全に封止し容器本体内の気密状態を保持することが可能な手段であれば特に限定するものではなく、例えばネジによる螺合の場合や、弾力を利用してスナップ式に係合する場合等が挙げられる。
【0006】
このように構成することで、キャップ部と計量部とが上下方向にそれぞれ異なる方向に完全に仕切られて形成されるため、容器本体内の内容物を計量部で計り出す際に、キャップ部の嵌合部内、特に容器本体の口部の外周面及び口部上端との当接箇所に内容物が付着することを確実に防ぐことが可能であるため、容器本体の口部にキャップを着脱する作業を非常にスムーズに行うことができると共に、容器本体の口部をキャップで封止した際の容器本体内の気密性を確実に保持することができ、内容物を長期間に亘り保存することができる。ここで、容器本体内の気密性をより一層確実に保持するために、容器本体の口部の上端とキャップの嵌合部の上端部との当接箇所にはシール部材を備えることが望ましい。また、それはシール部材だけに限定されるものではなく、パッキンやOリング等気密性を保持することが可能な様々な部材を挙げることができる。計量部の内面には、内容物の一定量を容易に計り出すことができるように目盛りを備えることが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。図1は本発明のキャップを容器本体に螺合させた状態を示す拡大断面図であり、図2はキャップを容器本体から取り外した状態を示す断面図である。
【0008】
本発明のキャップは、粉末状の内容物1を収容したアルミボトル2の口部3に螺合し口部3を封止すると共に、内容物1の一定量を計り出すキャップであり、筒状を成した外周壁4と、外周壁4の上端から断面下向き凸状に設けられた底面を備える筒状の境界壁5と、外周壁4から垂直方向に張り出した境界壁5の水平部6から垂下して設けられた筒状の嵌合部7と、から構成され、これらをポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等のプラスチックにより一体的に形成してある。このように形成されたキャップは、境界壁5を境に境界壁5の内側を計量部8、外側をキャップ部9とし、計量部8とキャップ部9とが境界壁5を共有するように構成してあり、キャップの天面側は全て計量部8の口部11としている。外周壁4の上端部分(計量部8の口部11)は上端に向かってやや外側に広がるように形成されており、外周壁4の下端と境界壁5の底面は面一になっている。嵌合部7は外周壁4よりも上下方向に短く形成され、完全にキャップ部9の内部に収まるように形成されており、嵌合部7の内周面にはアルミボトル2の口部3と螺合する雌ネジ12が形成されている。嵌合部7の上端部である境界壁5の水平部6の下面にはシール10が備えられている。
【0009】
上記のように構成されたキャップが螺合することによって口部3が封止されるアルミボトル2は、内容物1を出し入れする口部3と、内容物1を収容する胴部13と、肩部14と、から構成され、これらはインパクト成形又は絞りしごき加工(DI加工)により一体的に形成されている。口部3は円筒形状を成しており、上端部分の外周面にはキャップの嵌合部7の雌ネジ12と螺合するように雄ネジ15が形成してある。胴部13は円筒形状を成しており、胴部13の底壁は中心部に向かって内側に窪むように形成されている。
【0010】
アルミボトル2の口部3にキャップを螺合する場合、キャップの計量部8をアルミボトル2の口部3内に挿入し、キャップの嵌合部7に形成された雌ネジ12の下端とアルミボトル2の口部3に形成された雄ネジ15の上端とが当接したら、キャップを外周方向に回転させてキャップの嵌合部7とアルミボトル2の口部3とを螺合させる。アルミボトル2の口部3の上端がキャップの境界壁5の水平部6に当接し且つキャップの外周壁4の下端がアルミボトル2の肩部14に係止することで、アルミボトル2の口部3が完全に封止されると共に、アルミボトル2内の気密状態を保持することができる。
【0011】
アルミボトル2内に収容した内容物1を計り出す場合、アルミボトル2の口部3に螺合したキャップを取り外し、キャップの天面に設けられた計量部8の口部11から計量部8内に内容物1を移し替えることで、内容物1を一定量計り出すことができる。計量部8の口部11がキャップの天面の全面に形成され且つ口部11(外周壁4の上端部分)が僅かに外側に向かって広がっているため、内容物1を計量部8内に移し替える際に計量部8の外部に内容物1が溢れることを防ぐことができ、作業が非常に容易なものとなる。また、内容物1の一定量を計量部8内に計り出した後、それを別の容器や使用機器等に移し替える際にも外部に内容物1が零れることなく、計量部8内に計り出した内容物1の全量を確実且つ容易に移し替えることができる。
【0012】
尚、上記実施形態は本発明の一例を示したものであり、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、封止手段としては、前記実施形態で示したネジによる螺合に代えて、嵌合部7の内面と容器本体2の口部3とにそれぞれリング状の凹条と凸条を設け、弾力を利用してスナップ式に凹凸が係合するように構成してもよい。また、容器本体2を樹脂ボトルにすることで、容器本体2内に収容する内容物1を液体状の洗剤等にした場合に非常に好適なものとなる。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、キャップ部と計量部とが上下方向にそれぞれ異なる方向に完全に仕切られて形成されているため、容器本体内の内容物を計量部で計り出す場合に、キャップ部の嵌合部内に内容物が付着することを完全に防ぐことが可能となり、容器本体の口部にキャップを着脱する作業のスムーズ化を図ることができると共に、容器本体の口部をキャップで封止した際の容器本体内の気密性を確実に保持することができ、内容物の良好な状態を長期間に亘り保つことができる非常に優れたキャップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップを容器本体に螺合させた状態を示す拡大断面図である。
【図2】本発明のキャップを容器本体から取り外した状態を示す断面図である。
【図3】(a)(b)従来のキャップを容器本体に螺合させた状態及び取り外した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 内容物
2 アルミボトル(容器本体)
3 口部
7 嵌合部
8 計量部
9 キャップ部
11 口部(開口部)
12 雌ネジ(封止手段)
【発明が属する技術分野】
本発明は、粉末状や液体状の入浴剤や洗剤及び調味料等を収容するボトル等の容器の口部を封止するキャップに関するものであり、さらに詳しくは、容器内の内容物を計量して一定量を計り出すことができるキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のキャップは図3に示すように、筒状の外周壁20の上面に天壁21を設け、該天壁21には外周壁20から中心部に向かって筒状のネジ部22及び計量部23が順に垂下して設けてある。ネジ部22は容器本体24の口部25外周に形成された雄ネジ26が嵌合するようにネジ部22内周に雌ネジ27を形成し、計量部23は容器本体24の口部25内に挿嵌されるようにように構成されている。容器本体24の口部25にキャップを螺合させた場合に、容器本体24内の気密性を保持するために、口部25上端と当接する天壁21の計量部23とネジ部22の間にはシール部材28を備えている。すなわち、容器本体24から内容物29を一定量を計り出す場合、容器本体24からキャップを取り外し、キャップの上下を逆さまにしてキャップの開口部を上向きにすると共に、キャップの内側に設けられた計量部23内に内容物29を移し替えることで一定量の内容物29を容易に計り出すことができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例においては、計量部23とネジ部22の開口方向が同方向であるため、容器本体24内の内容物29の一定量を計量部に移し替える際に、計量部23がキャップの中心部付近に形成されていることもあり、計量部23内に内容物29がうまく入らずネジ部22にこぼれてしまうことが多く、特に内容物29が粉末状の場合には、キャップのネジ部22に内容物29が付着し目詰まりを起こしてしまい、キャップの開閉操作を行う際に不快な音を発生してしまう問題があった。また、シール部材28を備えた箇所にも内容物29が付着してしまいシール性が悪くなり、キャップを容器本体24の口部25に螺合させた際に容器本体24内の気密性が保持されず、容器本体24内に水分が浸入して内容物29に湿気を含み、容器本体24の内部で内容物29が固まってしまい最悪の場合は内容物29を取り出すことが不可能になてしまう危険性もある。
【0004】
そこで、本発明は、このような事情に基づいて成されたものであり、キャップと容器の口部との嵌合箇所内に内容物が付着することを防ぎ、容器内の気密性を確実に保持することができるキャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、容器本体の口部を封止するキャップ部と、前記容器本体の内容物を計り出す計量部と、を備え、前記キャップ部は、計量部の外周側に、容器本体の口部を収容する断面凹状をし且つ封止手段を備えた嵌合部を下向きに備え、前記計量部は、容器本体の口部内に挿嵌し且つその開口部を上向きに備えていることを特徴とする。
ここで、封止手段に関しては、容器本体の口部を完全に封止し容器本体内の気密状態を保持することが可能な手段であれば特に限定するものではなく、例えばネジによる螺合の場合や、弾力を利用してスナップ式に係合する場合等が挙げられる。
【0006】
このように構成することで、キャップ部と計量部とが上下方向にそれぞれ異なる方向に完全に仕切られて形成されるため、容器本体内の内容物を計量部で計り出す際に、キャップ部の嵌合部内、特に容器本体の口部の外周面及び口部上端との当接箇所に内容物が付着することを確実に防ぐことが可能であるため、容器本体の口部にキャップを着脱する作業を非常にスムーズに行うことができると共に、容器本体の口部をキャップで封止した際の容器本体内の気密性を確実に保持することができ、内容物を長期間に亘り保存することができる。ここで、容器本体内の気密性をより一層確実に保持するために、容器本体の口部の上端とキャップの嵌合部の上端部との当接箇所にはシール部材を備えることが望ましい。また、それはシール部材だけに限定されるものではなく、パッキンやOリング等気密性を保持することが可能な様々な部材を挙げることができる。計量部の内面には、内容物の一定量を容易に計り出すことができるように目盛りを備えることが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。図1は本発明のキャップを容器本体に螺合させた状態を示す拡大断面図であり、図2はキャップを容器本体から取り外した状態を示す断面図である。
【0008】
本発明のキャップは、粉末状の内容物1を収容したアルミボトル2の口部3に螺合し口部3を封止すると共に、内容物1の一定量を計り出すキャップであり、筒状を成した外周壁4と、外周壁4の上端から断面下向き凸状に設けられた底面を備える筒状の境界壁5と、外周壁4から垂直方向に張り出した境界壁5の水平部6から垂下して設けられた筒状の嵌合部7と、から構成され、これらをポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等のプラスチックにより一体的に形成してある。このように形成されたキャップは、境界壁5を境に境界壁5の内側を計量部8、外側をキャップ部9とし、計量部8とキャップ部9とが境界壁5を共有するように構成してあり、キャップの天面側は全て計量部8の口部11としている。外周壁4の上端部分(計量部8の口部11)は上端に向かってやや外側に広がるように形成されており、外周壁4の下端と境界壁5の底面は面一になっている。嵌合部7は外周壁4よりも上下方向に短く形成され、完全にキャップ部9の内部に収まるように形成されており、嵌合部7の内周面にはアルミボトル2の口部3と螺合する雌ネジ12が形成されている。嵌合部7の上端部である境界壁5の水平部6の下面にはシール10が備えられている。
【0009】
上記のように構成されたキャップが螺合することによって口部3が封止されるアルミボトル2は、内容物1を出し入れする口部3と、内容物1を収容する胴部13と、肩部14と、から構成され、これらはインパクト成形又は絞りしごき加工(DI加工)により一体的に形成されている。口部3は円筒形状を成しており、上端部分の外周面にはキャップの嵌合部7の雌ネジ12と螺合するように雄ネジ15が形成してある。胴部13は円筒形状を成しており、胴部13の底壁は中心部に向かって内側に窪むように形成されている。
【0010】
アルミボトル2の口部3にキャップを螺合する場合、キャップの計量部8をアルミボトル2の口部3内に挿入し、キャップの嵌合部7に形成された雌ネジ12の下端とアルミボトル2の口部3に形成された雄ネジ15の上端とが当接したら、キャップを外周方向に回転させてキャップの嵌合部7とアルミボトル2の口部3とを螺合させる。アルミボトル2の口部3の上端がキャップの境界壁5の水平部6に当接し且つキャップの外周壁4の下端がアルミボトル2の肩部14に係止することで、アルミボトル2の口部3が完全に封止されると共に、アルミボトル2内の気密状態を保持することができる。
【0011】
アルミボトル2内に収容した内容物1を計り出す場合、アルミボトル2の口部3に螺合したキャップを取り外し、キャップの天面に設けられた計量部8の口部11から計量部8内に内容物1を移し替えることで、内容物1を一定量計り出すことができる。計量部8の口部11がキャップの天面の全面に形成され且つ口部11(外周壁4の上端部分)が僅かに外側に向かって広がっているため、内容物1を計量部8内に移し替える際に計量部8の外部に内容物1が溢れることを防ぐことができ、作業が非常に容易なものとなる。また、内容物1の一定量を計量部8内に計り出した後、それを別の容器や使用機器等に移し替える際にも外部に内容物1が零れることなく、計量部8内に計り出した内容物1の全量を確実且つ容易に移し替えることができる。
【0012】
尚、上記実施形態は本発明の一例を示したものであり、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、封止手段としては、前記実施形態で示したネジによる螺合に代えて、嵌合部7の内面と容器本体2の口部3とにそれぞれリング状の凹条と凸条を設け、弾力を利用してスナップ式に凹凸が係合するように構成してもよい。また、容器本体2を樹脂ボトルにすることで、容器本体2内に収容する内容物1を液体状の洗剤等にした場合に非常に好適なものとなる。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、キャップ部と計量部とが上下方向にそれぞれ異なる方向に完全に仕切られて形成されているため、容器本体内の内容物を計量部で計り出す場合に、キャップ部の嵌合部内に内容物が付着することを完全に防ぐことが可能となり、容器本体の口部にキャップを着脱する作業のスムーズ化を図ることができると共に、容器本体の口部をキャップで封止した際の容器本体内の気密性を確実に保持することができ、内容物の良好な状態を長期間に亘り保つことができる非常に優れたキャップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップを容器本体に螺合させた状態を示す拡大断面図である。
【図2】本発明のキャップを容器本体から取り外した状態を示す断面図である。
【図3】(a)(b)従来のキャップを容器本体に螺合させた状態及び取り外した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 内容物
2 アルミボトル(容器本体)
3 口部
7 嵌合部
8 計量部
9 キャップ部
11 口部(開口部)
12 雌ネジ(封止手段)
Claims (1)
- 容器本体(2)の口部(3)を封止するキャップ部(9)と、前記容器本体(2)の内容物(1)を計り出す計量部(8)と、を備え、前記キャップ部(9)は、計量部(8)の外周側に、容器本体(2)の口部(3)を収容する断面凹状をし且つ封止手段(12)を備えた嵌合部(7)を下向きに備え、前記計量部(8)は、容器本体(2)の口部(3)内に挿嵌し且つその開口部(11)を上向きに備えていることを特徴とするキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003196506A JP2005029207A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003196506A JP2005029207A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005029207A true JP2005029207A (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=34206969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003196506A Pending JP2005029207A (ja) | 2003-07-14 | 2003-07-14 | キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005029207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110386582A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-29 | 浙江厚达智能科技股份有限公司 | 能够防止中药液洒出的中药溶液罐装方法 |
-
2003
- 2003-07-14 JP JP2003196506A patent/JP2005029207A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110386582A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-29 | 浙江厚达智能科技股份有限公司 | 能够防止中药液洒出的中药溶液罐装方法 |
CN110386582B (zh) * | 2019-08-07 | 2023-11-24 | 河北凯诺制药有限公司 | 能够防止中药液洒出的中药溶液罐装方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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