JP2005029122A - シートのセンサカバー構造 - Google Patents
シートのセンサカバー構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005029122A JP2005029122A JP2003273702A JP2003273702A JP2005029122A JP 2005029122 A JP2005029122 A JP 2005029122A JP 2003273702 A JP2003273702 A JP 2003273702A JP 2003273702 A JP2003273702 A JP 2003273702A JP 2005029122 A JP2005029122 A JP 2005029122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- cushion
- sensor
- sensor cover
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】 シート支持フレーム4のアッパフレーム8とロアブラケット15との間には、センサ取付金具21が連結されている。センサ取付金具21には着座者の重量を検知するセンサ22が設けられ、クッションパン23の側部とアッパフレーム8との間にセンサ22を覆うセンサカバー42を設けている。センサカバー42は、シートクッション2のパッド24の下面側部を支持するようにした。
【選択図】 図10
Description
その方法として、図13のクッションパン83のように、板材をプレス成形で加工するクッションパン83の幅広部83bを斜線部に示すように、後方に延長することを考えた。しかし、図14に示すようにクッションパン83が深絞りとなってしまい特殊な材料を使用しなければ、そのような形状を形成することが難しく、コストが上がる要因となる。また、部品を継ぎ足す方法もあるが、部品点数の増加等で同じくコストが上がる。さらにクッションパン83は、センサ82付近の部材に固定されていないことや、また、左右フレーム65,66等の部品の開きによるガタを考慮した隙を見る必要があり、クッションパン83とセンサ82のカバー部を上方にしなければならなく、車両のレイアウトが規制されたシート61では、シートクッション62の座面形状を変更できず、センサ82の上部では、シートクッション62の肉厚が小さくなり、乗り心地を悪くしてしまう。
図11に示すシートバック63の回動支持部A付近は、機構部品やプレス部品の金属端面が露出しやすく、図15に示す外側カバー78だけでなく、内側にも樹脂カバー79を必要とする場合が多い。
また、外観の向上のため、見える部分には部分塗装や、その部品全体に塗装が施される。部分塗装では、マスキング等の製造工数が増加してしまい、部品全体の塗装では、アッパブラケット67,68全体の塗装となり、必要のない部分まで塗装することになってしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされ、重量検知センサがシートの支持フレームに設けられていても、シートクッションの乗り心地を低下させずに、生産コストを抑制するシートのセンサカバーの取付構造を提供することにある。
上記シートのセンサカバー構造は、上記クッションフレームの側部とシートフレーム間のクッションフレームがない部位に上記クッションパッドが配設され、上記センサカバーが上記クッションパッドの下面を支持することができる。
また、上記シートのセンサカバー構造は、上記シートフレームを構成し、かつ上記シートクッションの側部に配設されるシートフレームのアッパブラケットに上記センサカバーを取付け、該センサカバーの後端部をアッパブラケットの後端部(アッパブラケット若しくはリクライニング装置等の他の部材が隠れる部分)まで延長することができる。
さらに、上記シートのセンサカバー構造は、上記センサカバーの上端部を上記アッパブラケットの上端部に引っ掛けるようにして取付けることができる。
またさらに、上記シートのセンサカバー構造は、上記センサカバーに塗装を施すことができる。
上記シートのシートカバー構造は、上記クッションフレームの側部とシートフレーム間のクッションフレームがない部位に上記クッションパッドが配設され、上記センサカバーが上記クッションパッドの下面を支持するようにしたので、クッションパッドの両側端部のクッションフレームとセンサカバーを兼用でき、クッションフレームの大型化、複雑化を防止し、クッションフレームの成形性の低下を防止する。
上記シートのシートカバー構造は、上記シートフレームを構成し、かつ上記シートクッションの側部に配設されるシートフレームのアッパブラケットに上記センサカバーを取付け、該センサカバーの後端部をアッパブラケットの後端部まで延長したので、センサカバーにより、地肌が見えるアッパブラケットの内側面を覆い隠すことができ、アッパブラケットの塗装を省略することができる。センサカバーを延長することにより、別部材のカバーを省略することができ、部品点数の削減を図ることができる。
上記シートのシートカバー構造は、上記センサカバーの上端部を上記アッパブラケットの上端部に引っ掛けるようにして取付けたので、センサカバーの取付けの際にアッパブラケットに仮保持させることができる。また、センサカバーを取付けた後は、引っ掛け部により強い力が負荷しても、センサカバーがアッパブラケットから外れにくくなり、取付強度も向上する。
上記シートのシートカバー構造は、上記センサカバーに塗装を施すことにより、シートの周囲に対して色調の調和がとれ、意匠性が向上する。
図1に示すように、リクライニング式のシート1は、シートクッション2とシートバック3とから構成され、図2に示すように、シートクッション2の下部にはシート1を支持するシート支持フレーム4が設けられている。シート支持フレーム4は左側フレーム5と右側フレーム6(これらのフレームを総称して左右フレーム5,6とする)から構成され、図2に示すように、左右フレーム5,6はアッパフレーム7,8とロアフレーム9,10とから構成されている。
センサカバー41,42は、図5に示すように、クッションパン23の後側部と左右アッパブラケット7a,8aとの間に配置され、センサ22の前端部を除いてほぼセンサ22を覆っている。センサカバー42(センサカバー41,42の構造は実質的に同じであるので、一方の右側のセンサカバー42について説明する)は図6及び図7に示すように、前後の両端部に取付片43,44を設けている。これらの取付片43,44には、ネジ孔43a,44aを1個形成している。
また、センサカバー42の後部には、アッパフレーム8の後方側へ延長した延設部47を形成し、センサ22とリクライニング装置55間のアッパフレーム8を覆っている。また、センサカバー42には、センサカバー42の側面から段差を設けてシート1の内方(車幅方向)へ突出する支持面48を形成した。
なお、上記左右の前側センサは上記クッションフレームに上方を覆われるので専用カバーを設ける必要はない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の技術的思想に基いて種々の変形及び変更が可能である。
2 シートクッション
3 シートバック
4 シート支持フレーム
5,6 左右フレーム
7,8 アッパフレーム
7a,8a アッパブラケット
18〜21 センサ取付金具
22 センサ
23 クッションパン(クッションフレーム)
24 パッド
41,42 センサカバー
45 保持部
46 引っ掛け部
47 延設部
48 支持面
50 幅広部
51 狭小部
Claims (5)
- シートクッションとシートバックを備え、シートクッションがクッションパッドと該クッションパッドの下面を覆うクッションフレームを設け、上記クッション部材が左右に設けられたシートフレームにより車体フロアに支持され、上記シートフレームの内側面に着座者の重量を検知するセンサを設けたシートのセンサカバー構造において、上記クッションフレームの側部とシートフレーム間に上記センサを覆うセンサカバーを設け、該センサカバーをシートフレームに取付けたことを特徴とするシートのセンサカバー構造。
- 上記クッションフレームの側部とシートフレーム間に上記クッションパッドが配設され、上記センサカバーが上記クッションパッドの下面を支持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のシートのセンサカバー構造。
- 上記シートフレームを構成し、かつ上記シートクッションの側部に配設されるシートフレームのアッパブラケットに上記センサカバーを取付け、該センサカバーの後端部をリクライニング装置まで延長したことを特徴とする請求項1又は2に記載のシートのセンサカバー構造。
- 上記センサカバーの上端部を上記アッパブラケットの上端部に引っ掛けるようにして取付けたことを特徴とする請求項3に記載のシートのセンサカバー構造。
- 上記センサカバーに塗装を施したことを特徴とする請求項3に記載のシートのセンサカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273702A JP4066359B2 (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | シートのセンサカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273702A JP4066359B2 (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | シートのセンサカバー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005029122A true JP2005029122A (ja) | 2005-02-03 |
JP4066359B2 JP4066359B2 (ja) | 2008-03-26 |
Family
ID=34210859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003273702A Expired - Fee Related JP4066359B2 (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | シートのセンサカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4066359B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007044192A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | T S Tec Kk | 自動車用シートのシートフレーム構造 |
KR100716872B1 (ko) * | 2006-03-24 | 2007-05-09 | 현대모비스 주식회사 | 차량의 시트 센서 과하중 전달 방지구조 |
JP2009161089A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Toyota Boshoku Corp | 荷重検知センサカバーを有する車両用シート |
JP2015066970A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | 日本発條株式会社 | 車両用シート |
JP2015093565A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
JP2018167838A (ja) * | 2018-08-09 | 2018-11-01 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP2021095135A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-24 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
-
2003
- 2003-07-11 JP JP2003273702A patent/JP4066359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007044192A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | T S Tec Kk | 自動車用シートのシートフレーム構造 |
KR100716872B1 (ko) * | 2006-03-24 | 2007-05-09 | 현대모비스 주식회사 | 차량의 시트 센서 과하중 전달 방지구조 |
JP2009161089A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Toyota Boshoku Corp | 荷重検知センサカバーを有する車両用シート |
JP2015066970A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | 日本発條株式会社 | 車両用シート |
CN104512292A (zh) * | 2013-09-26 | 2015-04-15 | 铃木株式会社 | 车辆用座椅 |
JP2015093565A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
JP2018167838A (ja) * | 2018-08-09 | 2018-11-01 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
JP2021095135A (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-24 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4066359B2 (ja) | 2008-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7481661B2 (ja) | シートフレーム | |
US7758129B2 (en) | Attaching structure of split type seat back | |
US20080174159A1 (en) | Seat apparatus for vehicle | |
US10029583B2 (en) | Vehicle seat | |
JP5349935B2 (ja) | 車両用シート | |
JP4288249B2 (ja) | チャイルドシートテザーアンカー構造 | |
JP4066359B2 (ja) | シートのセンサカバー構造 | |
US7021708B2 (en) | Removable motorcycle backrest and seat | |
JP4058688B2 (ja) | シートベルト装置 | |
JP5016204B2 (ja) | 車両用ニープロテクター部構造 | |
JP5297054B2 (ja) | 車両用シート | |
US20230166640A1 (en) | Vehicle seat assembly and method of installation | |
JP4475661B2 (ja) | シートクッションフレーム構造 | |
JP2007168614A (ja) | 車両用シートのシートバックフレーム構造 | |
JP3519658B2 (ja) | リヤフロアクロスメンバ構造 | |
JP7440806B2 (ja) | シートフレーム | |
US11975644B2 (en) | Vehicle seat and method of installation | |
JP4005821B2 (ja) | 車両用リアシートのセンターヒンジ構造 | |
JP2005028024A (ja) | シートフレーム構造 | |
JPH054747Y2 (ja) | ||
JP2017114425A (ja) | シートフレーム構造 | |
JP2023167959A (ja) | 乗物用シート | |
JP2000326765A (ja) | 車両用シート | |
KR0138845Y1 (ko) | 자동차의 시트 래그 마운팅 구조 | |
JP2023140140A (ja) | パッド部材及び車両用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071227 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4066359 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |