JP2005029055A - 線路保守作業支援サーバ及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】人為的瑕疵を排除して安全性を向上すること。
【解決手段】線路保守作業支援サーバ2は、作時帯設定用のための入力装置を有したダイヤ表示装置5と、各信号機に対する制御指令を司るCTC中央装置7と、表示機能を有したモバイル端末11と、に対して通信自在である。このサーバ2は、ダイヤ表示装置5から指令を受信した場合に作業計画の防護区間内のCTC中央装置7及び駅装置8により扱われる駅扱いてこ、駅装置8により扱われる解放扱いてこ、CTC中央装置7により扱われる停現てこ及び線閉てこをチェックし、チェック後に他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除するための指令をCTC中央装置7に送信する。その後、このサーバ2は、作時帯設定完了の旨を表示するためのHTMLファイルをモバイル端末11に送信する。そして、モバイル端末11は、HTMLファイルに従った表示をする。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力機能を有したダイヤ表示装置と、各信号機に対する制御指令を司るCTC中央装置と、表示機能を有したモバイル端末と、に対して通信自在な線路保守作業支援サーバに関するとともに、前記ダイヤ表示装置、前記CTC中央装置、前記モバイル端末及び前記線路保守作業支援サーバを具備したシステムに関する。
鉄道の線路保守作業の計画から実施に至るプロセスは、紙に印刷された列車ダイヤから作業を行う停車場間で作業に必要な時間が確保できる列車間合いを抽出し、その間合いを線路保守作業に使用するための手続きとして、定められた様式(線路閉鎖申込み・承認簿と呼ばれている。)に記入し、列車運行を管理する部署に提出して列車ダイヤと競合するか否かのチェックを受けた後に承認を受け、作業を実施するという流れになっている。
また、作業の着手にあたっては、作業現場から離れたCTC中央装置を指令員が作業当日に操作することによって、作業申込み時に作成した線路閉鎖申込み・承認簿に従って作業現場に列車を進入させない措置(臨時列車等を入れないように信号を赤にすること等)を講じた上で、作業員が作業現場で保守作業を着手する。また、作業中に保守用機械を搭載した車両(以下、保守用車という。)を使用する場合には、指令員がCTC中央装置を操作することによって保守用車の進路を構成する措置(保守用車が走行できるように信号てこ、停止現示てこ等の各種てこを定位・反位に操作すること等)を講じた上で、作業員が保守用車を作業現場で走行させる。また、作業の終了にあたっては、指令員がCTC中央装置を操作することによって保守用車の進路を解除し、作業現場への列車運行を開始する仕組みとなっている。
保守作業の計画から実施に至るプロセスは従事員の注意力に依存して実施されており、その際に使用されるのは、「定められた様式の記録紙」と「列車ダイヤが印刷された列車ダイヤ」であり、人為的瑕疵の萌芽を内包している。さらに手続きに時間がかかってしまう。保守作業の安全性向上を図るために、本出願人は特許文献1に記載されているような技術開発を行っている。
特開2002−132881号公報
特許文献1に記載されたシステムでも、作業時における線路閉鎖、進路構成をするに際して、作業員と指令員は電話で連絡を取り合って、線路閉鎖、進路構成に係る作業・確認を行っているため、作業時に人為的瑕疵が生ずる恐れがある。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決しようとしてなされたものであり、人為的瑕疵を排除して安全性を向上することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
入力機能を有したダイヤ表示装置と、各信号機に対する制御指令を司るCTC中央装置と、表示機能を有したモバイル端末と、に対して通信自在な線路保守作業支援サーバであって、
前記ダイヤ表示装置の入力機能により前記ダイヤ表示装置が送信した指令を受信した場合に、連動装置及び前記CTC中央装置のうちの少なくとも一方により扱われるてこをチェックするチェック手段と、
前記チェック手段によりチェックが終了した場合に、他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除するための指令を前記CTC中央装置に送信する第一送信手段と、
前記第一送信手段により指令を送信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御をした旨の表示を前記モバイル端末に行わせるための第一表示情報を前記モバイル端末に送信する第二送信手段と、を具備することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、チェック手段によるてこのチェックが終了すれば、第一送信手段により指令がCTC中央装置に送信されるので、CTC中央装置において他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除する。そして、第二送信手段により表示情報がモバイル端末に送信されるので、線路閉鎖てこの排他制御を行った旨がモバイル端末において表示される。従って、現場にいる作業員がモバイル端末を持っていれば、モバイル端末を見ることによって線路閉鎖てこの排他制御を行ったことが把握できる。このように、一連の作業が線路保守作業支援サーバの各手段によりシステム化される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の線路保守作業支援サーバにおいて、
前記チェック手段は、前記CTC中央装置及び前記連動装置により扱われる駅扱いてこ、前記連動装置により扱われる解放扱いてこ、前記CTC中央装置により扱われる停止現示てこ及び線路閉鎖てこのうち少なくとも何れか一つのてこをチェックすることを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、チェック手段により駅扱いてこ、解放扱いてこ、停止現示てこ、線路閉鎖てこのうち少なくとも何れか一つのてこがチェックされるので、それらがチェックされた状態で指令が第一送信手段によりCTC中央装置に送信される。従って、駅扱いてこ、解放扱いてこ、停止現示てこ、線路閉鎖てこがチェックされた状態でCTC中央装置において線路閉鎖てこの排他制御が行われる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の線路保守作業支援サーバにおいて、
前記第二送信手段は、前記モバイル端末から確認の要求を受信したときに前記第一表示情報を前記モバイル端末に送信することを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、モバイル端末から確認の要求を受信した場合に第一表示情報が第二送信手段によりモバイル端末に送信されるため、例えば作業者がモバイル端末を操作すれば、線路閉鎖てこの排他制御を行った旨がモバイル端末に表示される。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の線路保守作業支援サーバにおいて、
前記第一送信手段により指令を送信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御をした旨の完了情報を前記ダイヤ表示装置に送信する第三送信手段を具備することを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、チェック手段によるてこのチェックが終了すれば、第一送信手段により指令がCTC中央装置に送信されるので、CTC中央装置においては線路閉鎖てこの排他制御が行われる。そして、第三送信手段により完了情報がダイヤ表示装置に送信されるので、線路閉鎖てこの排他制御を行った旨がダイヤ表示装置において表示される。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の線路保守作業支援サーバにおいて、
前記第一送信手段により指令を送信した場合に、前記モバイル端末から進路構成の要求を受信したときに停止現示てこを反位にするための制御信号を前記CTC中央装置に送信する第四送信手段を具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、モバイル端末から進路構成の要求を受信した場合に制御信号が第四送信手段によりCTC中央装置に送信されるため、例えば作業者がモバイル端末を操作すれば、CTC中央装置により停止現示てこが定位から反位に変更される。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載の線路保守作業支援サーバにおいて、
前記第一送信手段により指令を送信した場合に、前記モバイル端末から進路構成の要求を受信したときに信号てこを反位にするための制御信号を前記CTC中央装置に送信する第五送信手段を具備することを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、モバイル端末から進路構成の要求を受信した場合に制御信号が第五送信手段によりCTC中央装置に送信されるため、例えば作業者がモバイル端末を操作すれば、CTC中央装置により信号てこが定位から反位に変更される。
請求項7に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の線路保守作業支援サーバにおいて、
前記第一送信手段により指令を送信した場合に、前記モバイル端末から進路構成の要求を受信したときに停止現示てこを反位にするための制御信号を前記CTC中央装置に送信する第四送信手段と、
前記第一送信手段により指令を送信した場合に、前記モバイル端末から進路構成の要求を受信したときに信号てこを反位にするための制御信号を前記CTC中央装置に送信する第五送信手段と、
前記第四送信手段及び前記第五送信手段の何れもが制御手段を送信した場合に、停止現示てこ及び信号てこを反位にした旨の表示を前記モバイル端末に行わせるための第二表示情報を前記モバイル端末に送信する第六送信手段と、を具備することを特徴とする。
請求項7に記載の発明では、モバイル端末から進路構成の要求を受信した場合に、制御信号が第四送信手段によりCTC中央装置に送信されるとともに、制御信号が第五送信手段によりCTC中央装置に送信されるので、例えば作業者がモバイル端末を操作すれば、CTC中央装置により停止現示てこ及び信号てこが定位から反位に変更される。そして、第六送信手段により第二表示情報が表示されるので、モバイル端末装置においては停止現示てこ及び信号てこを反位に変更した旨が表示される。
請求項8に記載の発明は、入力機能を有したダイヤ表示装置と、各信号機に対する制御指令を司るCTC中央装置と、表示機能を有したモバイル端末と、前記ダイヤ表示装置、前記CTC中央装置及び前記モバイル端末に対して通信自在な線路保守作業支援サーバと、を備えたシステムであって、
前記ダイヤ表示装置は、前記入力機能により指令を前記線路保守作業支援サーバに送信する手段を有し、
前記線路保守作業支援サーバは、前記ダイヤ表示装置から指令を受信した場合に連動装置及び前記CTC中央装置のうちの少なくとも一方により扱われるてこをチェックするチェック手段と、前記チェック手段によりチェックが終了した場合に、他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除するための指令を前記CTC中央装置に送信する第一送信手段と、前記第一送信手段により指令を送信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御をした旨の表示を前記モバイル端末に行わせるための第一表示情報を前記モバイル端末に送信する第二送信手段と、を有し、
前記CTC中央装置は、前記線路保守作業支援サーバの第一送信手段による指令を受信した場合に、他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除する手段を有し、
前記モバイル端末は、前記線路保守作業支援サーバの第二送信手段による第一表示情報を受信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御をした旨の表示を行う手段を有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明では、線路保守作業支援サーバがてこのチェックを終了すると指令をCTC中央装置に送信し、CTC中央装置は他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除する。そして、線路保守作業支援サーバが第一表示情報をモバイル端末に送信すると、線路閉鎖てこの排他制御を行った旨がモバイル端末において表示される。従って、現場にいる作業員がモバイル端末を持っていれば、モバイル端末を見ることによって線路閉鎖てこの排他制御を行ったことを把握することができる。このように、一連の作業がシステム化される。
請求項1に記載の発明によれば、一連の作業が線路保守作業支援サーバの各手段によりシステム化されるので、人為的瑕疵を排除することができる。また、現場にいる作業員が線路閉鎖てこの排他制御をしたことをモバイル端末で把握できるので、安全性が向上する。
請求項2に記載の発明によれば、駅扱いてこ、解放扱いてこ、停止現示てこ、線路閉鎖てこがチェックされた状態でCTC中央装置において線路閉鎖てこの排他制御が行われるので、確実に線路が閉鎖されて安全性がより向上する。
請求項3に記載の発明によれば、例えば作業者がモバイル端末を操作すれば、一定区間の防護及び排他制御を行った旨がモバイル端末に表示されるので、作業者は必要な時に線路閉鎖てこの排他制御を行ったことを把握することができるので、安全性がより向上する。
請求項4に記載の発明によれば、ダイヤ表示装置を扱う指令員が線路閉鎖てこの排他制御を行ったことをダイヤ表示装置で把握することができる上、現場にいる作業員が線路閉鎖てこの排他制御を行ったことをモバイル端末で把握することができるので、作業員と指令員の意志が疎通する。
請求項5に記載の発明によれば、作業者がモバイル端末を操作すれば、CTC中央装置により停止現示てこが反位になるので、作業者は必要なときに保守用車用の進路を構成することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、作業者がモバイル端末を操作すれば、CTC中央装置により信号てこが反位になるので、作業者は必要なときに保守用車用の進路を構成することが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、作業者がモバイル端末を操作すれば、CTC中央装置により停止現示てこ及び信号てこが反位になるので、作業者は必要なときに保守用車用の進路を構成することが可能となり、モバイル端末装置においては停止現示てこ及び信号てこを反位にした旨が表示されるので、作業者は保守用車の進路が構成されたことを把握することができる。
請求項8に記載の発明によれば、一連の作業がシステム化されるので、人為的瑕疵を排除することができる。また、現場にいる作業員が線路閉鎖てこの排他制御を行ったことをモバイル端末で把握することができるので、安全性が向上する。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、作業支援システム1を示したブロック図である。
作業支援システム1は、線路保守作業支援サーバ2と、輸送総合システム3と、保守作業計画ダイヤサーバ4と、ダイヤ表示装置5と、PRC(Programmed Route Control)装置6と、CTC(Centralized Traffic Control)中央装置7と、駅装置8と、現場機器9と、保守区端末10と、モバイル端末11とから構成されている。
上記の構成要素のうち輸送総合システム3及び保守作業計画ダイヤサーバ4は、LAN等のネットワーク12を介して輸送総合システム3から保守作業計画ダイヤサーバ4へデータの送信が可能となっている。保守作業計画ダイヤサーバ4及びダイヤ表示装置5はネットワーク18を介して互いにデータの送受が可能となっている。ダイヤ表示装置及び線路保守作業支援サーバ2はネットワーク13を介して互いにデータの送受が可能となっている。線路保守作業支援サーバ2、PRC装置6及びCTC中央装置7は、ネットワーク14を介して互いにデータの送受が可能となっている。各モバイル端末11は、無線15によって線路保守作業支援サーバ2に接続可能となっている。各保守区端末10は、電話回線等の有線16によって保守作業計画ダイヤサーバ4に接続可能となっている。また、CTC中央装置7はCTC回線16を介して各駅装置8に対して各種信号の入出力可能に接続されている。
PRC装置6は、管轄区間内の列車の運行状況を把握し、ダイヤに基づいて列車の出発順序判断、各種てこの扱いをリアルタイムで一括して自動制御するための装置である。
CTC中央装置7は、各信号機に対する制御指令を司る装置であって、PRC装置6による指令又は指令員による操作に従って各種てこを扱い、駅装置8を制御する装置である。
駅装置8には連動装置等が備わっており、駅装置8はCTC中央装置7による制御により転てつ装置を転換して進路を構成したり、CTC中央装置7による制御により信号機−転てつ装置間、信号機相互間に所定の連動操作を行ったりする装置である。
現場機器9は、転てつ装置、信号機等であり、駅装置8により制御される。
各種てことしては、「信号てこ」、「線路閉鎖てこ(線閉てこと略称する。)」、「駅扱いてこ」、「解放扱いてこ」、「停止現示てこ(停現てこと略称する。)」等がある。「信号てこ」とは、信号機の反位・定位の切替を行うためのスイッチである。「線路閉鎖てこ」とは、信号機を「信号てこ」の操作に従わせる定位状態と、「信号てこ」の操作に従わせずに信号機を定位に維持する反位状態との切替を行うためのスイッチである。「解放扱いてこ」とは、何らかの故障の時に使用するためのスイッチであって、CTC中央装置7から駅装置8に対する指令を有効とする定位状態と、逆に無効とする反位状態に切り替えるためのスイッチである。「駅扱いてこ」とは、駅装置8の操作盤に対する操作を有効とする反位状態と、逆に無効とする定位状態に切り替えるためのスイッチである。「停現てこ」とは、CTC中央装置7から転てつ装置等への指令は有効にするが信号機を常時定位(赤)とするためのスイッチである。「駅扱いてこ」は、CTC中央装置7及び駅装置8の連動装置により扱われる。「解放扱いてこ」は、駅装置8の連動装置により扱われる。「停現てこ」及び「線閉てこ」はCTC中央装置7により扱われる。
輸送総合システム3は列車のダイヤの基になる全てのデータを有している。
保守作業計画ダイヤサーバ4は、輸送総合システム3から列車ダイヤデータを実施ダイヤ(基本ダイヤ、臨時ダイヤからなる)状態で受信する機能と、保守区端末10からの要求に応じて列車ダイヤデータを保守区端末10に供給する機能と、保守区端末10において入力された線路保守作業計画を一括管理する機能と、を有する。
図2は、保守作業計画ダイヤサーバ4によって一括管理されている保守作業計画のデータの一例を示した図面である。図2に示すように、保守作業計画ダイヤサーバ4には、一作業につき「作業種別」、「構成進路」、「作業責任者」、「予定時間」、「作時帯名称(作業時間帯名称)」、「モバイル端末番号」が対応づけられている。「作業種別」とは、保守用車を使用すること等の作業の種別を表している。「構成進路」とは、保守用車の進路を表している。「作業責任者」とは、その作業の責任者を表している。「予定時間」とは、作業開始時刻から作業終了時刻までの予定を表している。「モバイル端末番号」とは、各モバイル端末11の固有の番号であって、作業の時に利用するモバイル端末11の番号を表している。また、保守作業計画ダイヤサーバ4は、蓄積した幾つかの保守作業計画データのうち作業予定日の二日前の保守作業計画データをダイヤ表示装置5に記憶させ、ダイヤ表示装置5は同様に線路保守作業支援サーバ2に記憶させるようになっている。従って、線路保守作業支援サーバ2は、向こう二日間の保守作業計画データを記憶している。
保守区端末10は、輸送総合システム3の列車ダイヤデータを保守作業計画ダイヤサーバ4から受信する機能と、受信した列車ダイヤデータに従ったダイヤを表示させて作業計画を登録する機能と、作業実施の2日前に輸送総合システム3の確定列車ダイヤデータと作業計画を照合して、保守作業の実施の是非について最終チェックする機能と、を有する。なお、保守区端末10によって入力される作業計画であって保守作業計画ダイヤサーバ4に送信される保守作業計画のデータは、上述したように「作業種別」、「構成進路」、「作業責任者」、「予定時間」、「作時帯名称」、「モバイル端末番号」等から構成されており、その保守作業計画が保守作業計画ダイヤサーバ4に蓄積される。
ダイヤ表示装置12は、作業計画や保守作業の実施状態(未着手であるか、着手中であるか、終了済みであるか)を表示する機能を有する。更に、ダイヤ表示装置12には「作業時間帯設定用」の入力装置(主に押下ボタン)及び「作業時間設定解除」用の入力装置(主に押下ボタン)が設けられている。そして、ダイヤ表示装置12は、指令員によって入力装置が操作されることによって確認指令を線路保守作業支援サーバ2に送信する機能と、確認指令を受けた線路保守作業支援サーバ2による各種てこのチェック内容を受信する機能と、受信したチェック内容を表示する機能と、を有する。作業時間帯設定とは、「CTC中央装置7による防護区間の線路閉鎖てこを反位に扱うとともにその防護区間を停止信号により防護した後、他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除した」ことを意味し、作業時間帯設定解除とは、「CTC中央装置7による防護区間の停止信号による防護を解除した」ことを意味する。ここで、指令員が「作業時間帯設定用」の入力装置を操作すると、後述するように線路保守作業支援サーバ2が各種てこのチェックを行うとともに、他からの線閉てこの制御指令を排他するための指令をCTC中央装置7に送信するので、作業時間帯設定用」の入力装置はチェック用及び排他制御用の入力装置でもある。なお、作業時間帯のことを作時帯と略称する。
線路保守作業支援サーバ2はWebサーバとして機能し、モバイル端末11はWebブラウザ機能を有し、線路保守作業支援サーバ2がモバイル端末11の要求によりHTML形式で記述されたファイルをモバイル端末11に送信すると、モバイル端末11がHTMLファイルのデータを受信しそのHTMLファイルに従った表示を行えるようになっている。つまり、線路保守作業支援サーバ2とモバイル端末11との通信プロトコルはHTTPである。線路保守作業支援サーバ2は、Webサーバとは別の外部プログラムをCGI等により起動し、その外部プログラムによる結果をWebサーバによりモバイル端末11に送信するように構成されている。
また、線路保守作業支援サーバ2には、上述したように向こう二日間の保守作業計画データが記憶されている。
また、図3に示すように、線路保守作業支援サーバ2には、図3に示すような作時帯データベースが記憶されている。この作時帯データベースは、作時帯名称と、防護区間と、作業可能時間とが対応づけられたデータである。
また、図4に示すように、線路保守作業支援サーバ2には、図4に示すような線閉てこデータベースが記憶されている。線閉てこデータベースは、防護区間を更に区分けしたそれぞれの作業区間と、それぞれの作業区間に対応する番線等と、それぞれの作業区間にある線閉てこの名称とが対応づけられている。
また、図5に示すように、線路保守作業支援サーバ2には、図5に示すような関係てこデータベースが記憶されている。関係てこデータベースは、防護区間を更に区分けしたそれぞれの構成進路と、それぞれの構成進路を含んだ防護区間の作時帯名称と、それぞれの構成進路に対応する信号てこの名称と、それぞれの構成進路に対応する停現てこの名称と、それぞれの構成進路に関係する転てつ装置の名称とが対応づけられている。
線路保守作業支援サーバ2は、保守作業計画データの構成進路がどこの防護区間にあるかを作時帯データベース、線閉てこデータベース及び関係てこデータベースから認識できるようになっている。また、線路保守作業支援サーバ2は、保守作業計画データの構成進路中にある線閉てこ、信号てこ、停現てこ、転てつ装置の名称を線閉てこデータベース及び関係てこデータベースから認識できるようになっている。
また、線路保守作業支援サーバ2は、指令員がダイヤ表示装置5の作時帯設定用の入力装置を操作する(主に押下する)ことによってダイヤ表示装置5から指令を受信した場合に、作業計画の防護区間内のCTC中央装置7及び駅装置8の連動装置により扱われる駅扱いてこ、駅装置8の連動装置により扱われる解放扱いてこ、CTC中央装置7により扱われる停現てこ及び線閉てこをチェックするチェック手段を有する。また、線路保守作業支援サーバ2は、そのチェック手段によりチェックが終了した場合に、他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除するための指令をCTC中央装置7に送信する第一送信手段を有する。また、線路保守作業支援サーバ2は、第一送信手段により指令をCTC中央装置7に送信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御した旨(つまり、作時帯設定完了)の表示をモバイル端末11に行わせるための第一表示情報(HTML形式のファイル)をモバイル端末11に送信する第二送信手段を有する。
次に、以上の作業支援システム1の動作、作業支援システム1の使用方法について図6、図7のシーケンスを用いて説明する。
まず、指令員が作業区間又は構成進路を含んだ防護区間内の全ての線閉てこをCTC中央装置7で反位に操作すると(ステップS1)、CTC中央装置7が防護区間の全ての線閉てこを反位に扱うように制御する(ステップS2)。そして、指令員がダイヤ表示装置5にて作時帯設定用の入力装置を操作すると(ステップS3)、ダイヤ表示装置5が線路保守作業支援サーバ2に対して作時帯設定の指令を線路保守作業支援サーバ2に送信する(ステップS4)。作時帯設定の指令を受信した線路保守作業支援サーバ2はCTC中央装置7をチェックし、防護区間内のそれぞれの駅扱いてこが定位であるか又は反位であるかを判定する(ステップS5)。このステップS5の処理がチェック手段に相当する。
防護区間内の駅扱いてこに反位のものがあると線路保守作業支援サーバ2が判定した場合には、ダイヤ表示装置5はどこの駅扱いてこが扱われて反位であるかを表示する(ステップS9)。指令員はその表示を見て、反位の駅扱いてこをCTC中央装置7で定位に復位し(ステップS10)、指令員が作時帯設定用の入力装置を操作することによって、処理がステップS4に戻る。一方、防護区間内の全ての駅扱いてこが定位であると線路保守作業支援サーバ2が判定した場合には、線路保守作業支援サーバ2はCTC中央装置7をチェックし、防護区間内のそれぞれの解放扱いてこが定位であるか又は反位であるかを判定する(ステップS6)。このステップS6の処理がチェック手段に相当する。
防護区間内の解放扱いてこに反位のものがあると線路保守作業支援サーバ2が判定した場合には、ダイヤ表示装置5はどこの解放扱いてこが扱われて反位であるかを表示する(ステップS11)。指令員はその表示を見て、反位の解放扱いてこを駅装置8で定位に復位するように手続きを行い(ステップS12)、指令員が作時帯設定用の入力装置を操作することによって、処理がステップS4に戻る。一方、防護区間内の全ての解放扱いてこが定位であると線路保守作業支援サーバ2が判定した場合には、線路保守作業支援サーバ2はCTC中央装置7をチェックし、防護区間内のそれぞれの停現扱いてこが定位であるか又は反位であるかを判定する(ステップS7)。このステップS7の処理がチェック手段に相当する。
防護区間内の停現てこに反位のものがあると線路保守作業支援サーバ2が判定した場合には、ダイヤ表示装置5はどこの停現てこが扱われて反位であるかを表示する(ステップS13)。指令員はその表示を見て、反位の停現てこをCTC中央装置7で定位に復位し(ステップS14)、指令員が作時帯設定用の入力装置を操作することによって、処理がステップS4に戻る。一方、防護区間内の全ての停現てこが定位であると線路保守作業支援サーバ2が判定した場合には、線路保守作業支援サーバ2はCTC中央装置7をチェックし、防護区間内のそれぞれの線閉てこが定位であるか又は反位であるかを判定する(ステップS8)。このステップS8の処理がチェック手段に相当する。
防護区間内の線閉てこに定位のものがあると線路保守作業支援サーバ2が判定した場合には、ダイヤ表示装置5はどこの線閉てこが扱われずに定位であるかを表示する(ステップS15)。指令員はその表示を見て、定位の線閉てこをCTC中央装置7で反位にし(ステップS16)、指令員が作時帯設定用の入力装置を操作することによって、処理がステップS4に戻る。一方、防護区間内の全ての線閉てこが反位であると線路保守作業支援サーバ2が判定した場合には、線路保守作業支援サーバ2は線閉てこのロック制御信号をCTC中央装置7に送信する(ステップS17)。このステップS17の処理が第一送信手段に相当し、ロック制御信号とは他からの線閉てこの制御指令を排除するための指令である。
ロック制御信号を受信したCTC中央装置7は他からの線閉てこの制御指令を排除することによって線閉てこをロック制御し(ステップS18)、作時帯設定が解除されるまでの間は、指令員等がCTC中央装置7を操作することによって線閉てこを復位しようとしてもその操作が無効となる。即ち、作時帯設定が完了する。現場にいる作業員は作時帯設定が完了するまで作業の着手が不可能であり、作時帯設定の完了により作業可能となる。
次いで、線路保守作業支援サーバ2は作時帯設定完了情報をダイヤ表示装置5及びCTC中央装置7に送信する(ステップS19)。作時帯設定完了情報を受信したCTC中央装置7及びダイヤ表示装置5はそれぞれ作時帯が設定された旨の表示を行う(ステップS20、ステップS21)。指令員はダイヤ表示装置5を見ることにより作時帯が設定されたことを確認する(ステップS22)。ここで、作時帯設定完了情報とは、指令員の操作によってCTC中央装置7が線路閉鎖てこを反位に扱うとともに防護区間を停止信号により防護した後、線路保守作業支援サーバ2が各種てこをチェックしてからCTC中央装置7が他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除した旨の情報であり、ステップS19の処理が第三送信手段に相当する。
その後、線路保守作業支援サーバ2は、作時帯設定が解除されるまでの間CTC中央装置7を常時監視することによって防護区間の駅扱いてこ、解放扱いてこ、停現てこ及び線閉てこの状態を監視する。そして、線路保守作業支援サーバ2は、駅扱いてこ、解放扱いてこ、停現てこ、線閉てこのうちの少なくともひとつの異常を確認した場合に異常情報をダイヤ表示装置5に送信する(ステップS23)。異常情報を受信したダイヤ表示装置5が警報を鳴らすことによって(ステップS24)、指令員が異常を確認でき、異常に応じた対処をすることができる(ステップS25)。なお、CTC中央装置7が防護区間の駅扱いてこ、解放扱いてこ、停現てこ及び線閉てこの状態を表す情報を線路保守作業支援サーバ2にUDP(User Datagram Protocol)規格によって3秒周期に送信するため、線路保守作業支援サーバ2は受信した情報に基づき解放扱いてこ、停現てこ及び線閉てこの状態を監視する。
ここで、図7に示すチャートのように、現場にいる作業員がモバイル端末11で作時帯設定の確認を要求する(ステップS26)。具体的に説明すると、モバイル端末11がそのモバイル端末11の端末番号を線路保守作業支援サーバ2に送信してアクセスすると、モバイル端末11が図8の表示画面を表示する。図8の表示画面において、モバイル端末11の端末番号である「長野保−003」が表示されている。そして、図8の画面において作業員がモバイル端末11を操作して、「2.線路閉鎖」又は「3.保守用車使用」を選択すると、モバイル端末11が選択内容を線路保守作業支援サーバ2に送信し、モバイル端末11が図9の表示画面を表示する。以下では、作業員が「3.保守用車使用」を選択したものとして説明する。
図9の画面において作業員がモバイル端末11を操作して、「3−1.作時帯」を選択すると、モバイル端末11が選択内容を線路保守作業支援サーバ2に送信し、モバイル端末11が図10の表示画面を表示する。図10の画面において作業員は作業区間を選択することができる。そして、図10の画面において作業員がモバイル端末11を操作して、作業区間を選択すると、モバイル端末11が選択内容を線路保守作業支援サーバ2に送信する。以上の操作により作業員がモバイル端末11で作時帯設定の確認を要求し、モバイル端末11が作時帯設定の確認要求を線路保守作業支援サーバ2に送信する。
そして、線路保守作業支援サーバ2は、モバイル端末11から受信した作業区間の作業計画が保守作業計画データに含まれているか否かをチェックする(ステップS27)。受信した作業区間の作業計画が保守作業計画データに含まれていない場合には、線路保守作業支援サーバ2が図11に示すような表示画面のHTMLファイルを生成し、そのHTMLファイルをモバイル端末11に送信する。これにより、モバイル端末11は作業計画が無いことを表す図11の表示画面を表示するが、この画面を見た作業員は選択した作業区間に作業計画が無いことを把握することができる(ステップS28)。
一方、受信した作業区間の作業計画が保守作業計画データに含まれている場合には、線路保守作業支援サーバ2は受信した作業区間を含む防護区間を作時帯データベースから検索し、その検索した防護区間の作時帯設定が完了しているか否かをチェックする(ステップS27)。ここで、図6を用いて説明したように線路保守作業支援サーバ2がステップS19の処理を終了していないのであれば、検索した防護区間の作時帯設定が完了していないので、線路保守作業支援サーバ2は図12に示すような表示画面のHMTLファイルを生成し、そのHTMLファイルをモバイル端末11に送信する。これにより、モバイル端末11は作時帯設定が完了していないことを表す図12の表示画面を表示するが、この画面を見た作業員は選択した作業区間の作時帯設定が完了していないことを把握することができる。一方、図6を用いて説明したように、線路保守作業支援サーバ2がステップS19の処理を終了していれば、検索した防護区間の作時帯設定が完了しているので、線路保守作業支援サーバ2は図13に示すような表示画面のHTMLファイルを生成し、そのHTMLファイルをモバイル端末11に送信する。このHTMLファイルが、線路閉鎖てこの反位扱い及び停止信号による防護区間の防護後、各種てこのチェック及び線路閉鎖てこの排他制御を行った旨(つまり、作時帯設定完了の旨)の表示をモバイル端末11に行わせるための第一表示情報であり、このHTMLファイルを送信する線路保守作業支援サーバ3の処理が第二送信手段に相当する。このHTMLファイルを受信したモバイル端末11は作時帯設定が完了したことを表す図13の表示画面を表示するが、この画面を見た作業員は選択した作業区間の作時帯設定が完了していることを把握することができる(ステップS28)。以上のように作時帯設定が完了しているか否かを作業員が確認するに際して、電話等で作業員が指令員に問い合わせるのではなく、線路保守作業支援サーバ2が作時帯設定完了のチェックを行ってその結果がモバイル端末11に表示されるので、人為的瑕疵をなくすことができる。
図13の画面において作業員がモバイル端末11を操作し、「作業着手へ」を選択すると(ステップS29)、線路保守作業支援サーバ2がモバイル端末11の端末番号で登録されている作業計画をチェックする(ステップS30)。ここで、モバイル端末11の端末番号が登録されている保守作業計画の端末番号と同じであることを線路保守作業支援サーバ2が確認した場合に、線路保守作業支援サーバ2が図14の表示画面のHTMLファイルをモバイル端末11に送信する。
図14の表示画面には、構成進路104、防護区間105、作業予定時間106、作業内容107が表示されるが、これは保守作業計画データの各項目と同じである。
図14の表示画面において作業員がモバイル端末11を操作し、「着手」を選択すると(ステップS31)、線路保守作業支援サーバ2が作業着手の旨の信号をダイヤ表示装置7に送信すると共に図15の表示画面のHTMLファイルをモバイル端末11に送信する(ステップS32)。そして、作業着手中の旨の信号を受信したダイヤ表示装置7は作業着手中の旨の表示を行い(ステップS33)、モバイル端末11は図15の表示画面を表示する。図15の表示画面では敷設された線路の図面が模式的に示されているが、その中で作業開始箇所マーク101から作業終了箇所マーク102までの進路103が保守作業計画データにおける作業区間に相当し、進路103がその他の線路とは異なる色で表示されている。これにより、作業員はモバイル端末11を見ることによって作業区間を視覚的に把握することができる(ステップS34)。なお、作業において保守用車を使用するので、進路103は保守用車が走行する構成進路である。
図15の表示画面において作業員がモバイル端末11を操作し、「進路要求」を選択すると(ステップS34)、モバイル端末11は進路構成の要求を線路保守作業支援サーバ2に送信するとともに図16の表示画面を表示する。図16の表示画面には「制御中」が表示されており、モバイル端末11はその画面を表示した状態で待機する。一方、進路構成の要求を受信した線路保守作業支援サーバ2は停現てこの制御信号をCTC中央装置7に送信する(ステップS35)。停現てこの制御信号とは、停止現示てこを反位にするための制御信号であり、ステップS35の処理が第四送信手段に相当する。ここで、CTC中央装置7が停現てこの状態を表す情報を線路保守作業支援サーバ2にUDP規格によって3秒周期に送信するため、線路保守作業支援サーバ2は受信した情報に基づき停現てこの状態を監視する(ステップS38)。このステップS35からステップS38の間に、CTC中央装置7が防護区間の全ての線閉てこがロック制御されているか否かをチェックし(ステップS36)、作業区間の停現てこを反位にする(ステップS37)。従って、ステップS37が終了した時点でCTC中央装置7が作業区間の停現てこを反位にした旨を線路保守作業支援サーバ2に送信するため、その旨を受信した線路保守作業支援サーバ2は次のステップS42の処理に進む。線路保守作業支援サーバ2の処理がステップS42に移行すると、線路保守作業支援サーバ2は、作業区間の停現てこの状態を監視し、停現てこの異常を確認した場合に異常情報をダイヤ表示装置5に送信する(ステップS39)。異常情報を受信したダイヤ表示装置5が警報を鳴らすことによって(ステップS40)、指令員が異常を確認でき、異常に応じた対処をすることができる(ステップS41)。
また、進路構成の要求を受信した線路保守作業支援サーバ2は信号てこの制御信号をCTC中央装置7に送信する(ステップS42)。信号てこの制御信号とは、信号てこを反位にするための制御信号であり、ステップS42の処理が第五送信手段に相当する。ここで、CTC中央装置7が信号てこの状態を表す表示情報・制御状態情報を線路保守作業支援サーバ2にUDP規格によって3秒周期に送信するため、線路保守作業支援サーバ2は受信した情報に基づき信号てこの状態を監視する(ステップS46)。このステップS42からステップS46の間に、信号てこの制御信号を受信したCTC中央装置7は防護区間の全ての線閉てこがロック制御されているか否かをチェックし(ステップS43)、作業区間の停現てこが反位であるか否かをチェックし(ステップS44)、作業区間の信号てこを反位にする(ステップS45)。従って、CTC中央装置7が作業区間の信号てこを反位にした旨を線路保守作業支援サーバ2に送信することによって、その旨を受信した線路保守作業支援サーバ2は作業区間の進路を構成したことを承認する(ステップS46)。以上のように作業区間の停現てこ及び信号てこが反位になることによって、その区間の進路が構成され、その区間を保守用車が走行することができるようになる。つまり、作業区間の停現てこ及び信号てこが反位になることは、保守用車の進路が作業区間に構成されたこと意味する。
作業区間の進路構成を承認した線路保守作業支援サーバ2は、作業区間の信号てこの状態を監視し、信号てこの異常を確認した場合に異常情報をダイヤ表示装置5に送信する(ステップS47)。異常情報を受信したダイヤ表示装置5が警報を鳴らすことによって(ステップS48)、指令員が異常を確認でき、異常に応じた対処をすることができる(ステップS49)。
また、作業区間の進路構成を承認した線路保守作業支援サーバ2が作業区間の進路を構成した旨の信号をダイヤ表示装置5に送信することによって、ダイヤ表示装置はその作業区間において作業が着手されたことを登録し、その作業区間の表示色を着手中用の色に設定変更する(ステップS50)。これにより、指令員は、進路が構成され作業が着手されたことを把握することができる。なお、この際に、指令員が作時帯設定解除用の入力装置を操作しても、作時帯の設定が解除されない。
また、作業区間の進路構成を承認した線路保守作業支援サーバ2が図17の表示画面のHTMLファイルを生成し、そのHTMLファイルをモバイル端末11に送信する。このHTMLファイルがこのHTMLファイルが停止現示てこ及び信号てこを反位にした旨の表示をモバイル端末11に行わせるための第二表示情報であり、このHTMLファイルを送信する線路保守作業支援サーバ3の処理が第六送信手段に相当する。これにより、モバイル端末11が図17の表示画面を表示するが、その画面中の「進路承認」が表示されている。「進路承認」は作業区間の進路構成が承認されたことを意味し、つまり、作業区間の停現てこ及び信号てこが反位になったことを意味し、作業員はその画面を見ることによって作業区間の進路が構成されて進路が承認されたことを確認することができる(ステップS51)。
作業員は、図17の画面で進路承認を確認したら、作業区間で保守用車を走行させて、作業区間の保守作業を行う。以上のように進路が構成されているか否かを作業員が確認するに際して、電話等で作業員が指令員に問い合わせるのではなく、線路保守作業支援サーバ2が進路構成のチェックを行ってその結果がモバイル端末11に表示されるので、人為的瑕疵をなくすことができる。
作業区間の保守作業が終了したら、作業員は図17の画面においてモバイル端末11を操作して、「次進路」を選択し、モバイル端末11が選択内容を線路保守作業支援サーバ2に送信する。そして、保守作業計画データに次進路の計画が無い場合には、線路保守作業支援サーバ2が図18の画面のHTMLファイルを送信し、モバイル端末11が図18の画面を表示する。
そして、作業員は図18の画面においてモバイル端末11を操作して、「前解除」を選択すると、モバイル端末11が選択内容を線路保守作業支援サーバ2に送信し、線路保守作業支援サーバ2が復位指令信号をCTC中央装置7に送信する。復位指令信号を受信したCTC中央装置7は、防護区間の線閉てこがロックされていることを確認した上で作業区間の停現てこを反位から定位に復位し、その後作業区間の信号てこを反位から定位に復位する。CTC中央装置7が作業区間の停現てこ及び信号てこの定位の旨を線路保守作業支援サーバ2に送信することによって、その旨を受信した線路保守作業支援サーバ2は作業区間の進路を解除したことを承認する。以上のように作業区間の停現てこ及び信号てこが反位から定位になることによって、その区間の進路が解除される。
作業区間の進路解除を承認した線路保守作業支援サーバ2が図19の表示画面のHTMLファイルを生成し、そのHTMLファイルをモバイル端末11に送信する。これにより、モバイル端末11が図19の表示画面を表示するが、その画面中の「解除承認」が表示されている。「解除承認」は作業区間の進路が解除されたことを意味し、作業員はその画面を見ることによって作業区間の進路が解除されたことを確認することができる。
進路が解除されることによって、ダイヤ表示装置5の作時帯設定解除用の入力装置に対する操作が有効になる。そして、指令員が作時帯設定解除用の入力装置を操作すると、ダイヤ表示装置5が線路保守作業支援サーバ2に対して作時帯設定解除の指令を線路保守作業支援サーバ2に送信する。作時帯設定解除の指令を受信した線路保守作業支援サーバ2は、防護区間の駅扱いてこ、解放扱いてこ及び停現てこが定位であること、防護区間の線閉てこが反位であることを確認した上で、線閉てこのロック解除信号をCTC中央装置7に送信する。ロック解除信号を受信したCTC中央装置7は線閉てこのロックを解除する。これにより、指令員等がCTC中央装置7を操作することによって線閉てこを復位することができ、作時帯設定が解除される。
以上の説明は、作業者が図8の表示画面で「3.保守用車使用」を選択した場合を例に挙げて説明したが、作業者が図8の表示画面で「2.線路閉鎖」を選択した場合にも図6、図7に示すような処理の流れとなる。但し、図15の画面においては、「進路要求」の代わりに「線閉要求」が表示され、作業者が「線閉要求」を選択し、線路保守作業支援サーバ2が線閉を承認したら、図17の画面においては「次進路」の代わりに「線閉解除」が表示されるとともに「進路承認」の代わりに「線閉承認」が表示される。そして、作業者が「線閉解除」を選択したら、図18の画面においては「前解除 解除承認」の代わりに「線閉解除要求」が表示される。そして、作業者が「線閉解除要求」を選択し、線路保守作業支援サーバ2が線閉を解除したら、図19のような画面が表示される。
本発明を適用した線路保守作業支援サーバがある作業支援システムを示したブロック図である。 図1に示された保守作業計画ダイヤサーバに記憶された保守作業計画データの一例を示した図面である。 前記線路保守作業支援サーバに記憶された作業時間帯データベースの一例を示した図面である。 前記線路保守作業支援サーバに記憶された線路閉鎖てこデータベースの一例を示した図面である。 前記線路保守作業支援サーバに記憶された関係てこデータベースの一例を示した図面である。 図6は、作業支援システムを用いた時のシーケンスを示したチャートである。 図7は、作業支援システムを用いた時のシーケンスを示したチャートである。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。 モバイル端末に表示される画面の一例を示した図面である。
符号の説明
1 … 作業支援システム
2 … 線路保守作業支援サーバ
5 … ダイヤ表示装置
7 … CTC中央装置
11 … モバイル端末

Claims (8)

  1. 入力機能を有したダイヤ表示装置と、各信号機に対する制御指令を司るCTC中央装置と、表示機能を有したモバイル端末と、に対して通信自在な線路保守作業支援サーバであって、
    前記ダイヤ表示装置の入力機能により前記ダイヤ表示装置が送信した指令を受信した場合に、連動装置及び前記CTC中央装置のうちの少なくとも一方により扱われるてこをチェックするチェック手段と、
    前記チェック手段によりチェックが終了した場合に、他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除するための指令を前記CTC中央装置に送信する第一送信手段と、
    前記第一送信手段により指令を送信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御をした旨の表示を前記モバイル端末に行わせるための第一表示情報を前記モバイル端末に送信する第二送信手段と、を具備することを特徴とする線路保守作業支援サーバ。
  2. 前記チェック手段は、前記CTC中央装置及び前記連動装置により扱われる駅扱いてこ、前記連動装置により扱われる解放扱いてこ、前記CTC中央装置により扱われる停止現示てこ及び線路閉鎖てこのうち少なくとも何れか一つのてこをチェックすることを特徴とする請求項1に記載の線路保守作業支援サーバ。
  3. 前記第二送信手段は、前記モバイル端末から確認の要求を受信したときに前記第一表示情報を前記モバイル端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の線路保守作業支援サーバ。
  4. 前記第一送信手段により指令を送信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御をした旨の完了情報を前記ダイヤ表示装置に送信する第三送信手段を具備することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の線路保守作業支援サーバ。
  5. 前記第一送信手段により指令を送信した場合に、前記モバイル端末から進路構成の要求を受信したときに停止現示てこを反位にするための制御信号を前記CTC中央装置に送信する第四送信手段を具備することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の線路保守作業支援サーバ。
  6. 前記第一送信手段により指令を送信した場合に、前記モバイル端末から進路構成の要求を受信したときに信号てこを反位にするための制御信号を前記CTC中央装置に送信する第五送信手段を具備することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の線路保守作業支援サーバ。
  7. 前記第一送信手段により指令を送信した場合に、前記モバイル端末から進路構成の要求を受信したときに停止現示てこを反位にするための制御信号を前記CTC中央装置に送信する第四送信手段と、
    前記第一送信手段により指令を送信した場合に、前記モバイル端末から進路構成の要求を受信したときに信号てこを反位にするための制御信号を前記CTC中央装置に送信する第五送信手段と、
    前記第四送信手段及び前記第五送信手段の何れもが制御信号を送信した場合に、停止現示てこ及び信号てこを反位にした旨の表示を前記モバイル端末に行わせるための第二表示情報を前記モバイル端末に送信する第六送信手段と、を具備することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の線路保守作業支援サーバ。
  8. チェックのための入力機能を有したダイヤ表示装置と、各信号機に対する制御指令を司るCTC中央装置と、表示機能を有したモバイル端末と、前記ダイヤ表示装置、前記CTC中央装置及び前記モバイル端末に対して通信自在な線路保守作業支援サーバと、を備えたシステムであって、
    前記ダイヤ表示装置は、前記入力機能により指令を前記線路保守作業支援サーバに送信する手段を有し、
    前記線路保守作業支援サーバは、前記ダイヤ表示装置から指令を受信した場合に、連動装置及び前記CTC中央装置のうちの少なくとも一方により扱われるてこをチェックするチェック手段と、前記チェック手段によりチェックが終了した場合に、他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除するための指令を前記CTC中央装置に送信する第一送信手段と、前記第一送信手段により指令を送信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御をした旨の表示を前記モバイル端末に行わせるための第一表示情報を前記モバイル端末に送信する第二送信手段と、を有し、
    前記CTC中央装置は、前記線路保守作業支援サーバの第一送信手段による指令を受信した場合に、他からの線路閉鎖てこの制御指令を排除する手段を有し、
    前記モバイル端末は、前記線路保守作業支援サーバの第二送信手段による第一表示情報を受信した場合に、線路閉鎖てこの排他制御をした旨の表示を行う手段を有することを特徴とするシステム。
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