JP6541533B2 - 線路保守作業支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道における保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させると共に作業効率を向上させることができる線路保守作業支援システムに関する。
従来の列車集中制御装置(CTC:Centralized Traffic Control)による管理区間の線路保守作業では、現場作業員と輸送指令員との間で打ち合わせを行い、輸送指令員が列車集中制御装置を操作して、他の列車が侵入しないための線路閉鎖や分岐器転換等の措置を行っている。
但し、このような措置は、輸送指令員の注意力に依存しているため人為的瑕疵が生じるおそれがある。
このため、保守作業の計画等を予めサーバに登録しておき、保守作業の実施時には現場作業員が携帯可能な端末装置(例えば、タブレット端末等)を用いて進路設定要求をサーバに送信して、直接進路の設定を行うことにより人為的瑕疵を排除して安全性を向上させる線路保守作業支援サーバ及びシステム等が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3881968号公報
しかしながら、特許文献1の線路保守作業支援システムでは、特定の分岐器や転てつ器(以下、分岐器等と呼ぶ。)の転換を行う場合には、転換を行いたい特定の分岐器等のみを直接制御することができず、転換を行いたい分岐器等が含まれる進路の信号てこを操作しなければならない。
また、信号システム(連動理論)上、ある信号てこを操作した場合、無関係な他の信号てこの分岐器等も転換されてしまう場合がある。
このため、当該信号てこの操作により、転換を行いたい特定の分岐器等のみならず、連動する他の分岐器等も転換されることになり、他の分岐器等の近傍で作業や待避をしている現場作業員に危険がおよぶ可能性があるといった問題点があった。
本発明の課題は、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させると共に作業効率を向上させることができる線路保守作業支援システムを提供することにある。
上記課題を達成するため、この発明は、
現場作業員が携帯する端末装置を用いた進路の設定を支援する線路保守作業支援システムにおいて、
入力操作が可能な表示部を備え、該表示部の表示画面に表示された配線略図上の信号てこが選択されることに応じて進路設定要求及び転換実行要求を送信すると共に受信した情報を前記表示部に表示する端末装置と、
前記端末装置から進路設定要求を受信した場合、予め設定された連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の情報を前記端末装置に送信して表示させ、前記端末装置から転換実行要求を受信した場合、前記分岐器若しくは転てつ器の転換指示を列車集中制御装置に送信する保守用制御サーバと、
を備えるようにしたものである。
進路設定のために、端末装置の表示部の表示画面上の信号てこを選択することにより、予め設定された連動図表情報に基づき、当該進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の情報が表示部に表示されるので、意図しない分岐器等の転換を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求した進路に直接関係(意図しない)しない分岐器等が識別できることにより、少ない信号てこの選択だけで、多くの信号てこを選択した場合と同じ分岐器等の転換を実行できる場合を認識できるので、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
また、望ましくは、前記保守用制御サーバは、前記連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報を併せて前記端末装置に送信するようにしたものである。
連動して転換される全ての分岐器等の転換方向(定位、或いは、反位)の情報が表示部に表示されるので、意図しない分岐器等の転換方向を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求した進路に直接関係(意図しない)しない分岐器等が識別できることにより、少ない信号てこの選択だけで、多くの信号てこを選択した場合と同じ分岐器等の転換を実行できる場合を認識できるので、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
また、本出願の他の発明は、
現場作業員が携帯する端末装置を用いた進路の設定を支援する線路保守作業支援システムにおいて、
入力操作が可能な表示部を備え、該表示部の表示画面に表示された配線略図上の信号てこが選択されることに応じて進路設定要求が操作された場合、予め設定された連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の情報を表示部に表示させ、当該進路の転換実行要求が入力操作された場合、前記情報と共に前記転換実行要求を送信する端末装置と、
前記端末装置から前記情報及び前記転換実行要求を受信した場合、前記情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換指示を列車集中制御装置に送信する保守用制御サーバと、
を備えるようにしたものである。
進路設定のために、端末装置の表示部の表示画面上の信号てこを選択することにより、予め設定された連動図表情報に基づき、当該進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の情報が表示部に表示されるので、意図しない分岐器等の転換を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求した進路に直接関係(意図しない)しない分岐器等が識別できることにより、少ない信号てこの選択だけで、多くの信号てこを選択した場合と同じ分岐器等の転換を実行できる場合を認識できるので、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
さらに、端末装置側に予め設定された連動図表情報に基づき進路設定より連動して転換する全ての分岐器等の情報が表示部に表示されるので、保守用制御サーバの負荷を低減することができる。
また、望ましくは、前記端末装置は、前記連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報を前記表示部に併せて表示させるようにしたものである。
連動して転換される全ての分岐器等の転換方向(定位、或いは、反位)の情報が表示部に表示されるので、意図しない分岐器等の転換方向を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求した進路に直接関係(意図しない)しない分岐器等が識別できることにより、少ない信号てこの選択だけで、多くの信号てこを選択した場合と同じ分岐器等の転換を実行できる場合を認識できるので、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
さらに、端末装置側に予め設定された連動図表情報に基づき進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の変換方向の情報が表示部に表示されるので、保守用制御サーバの負荷を低減することができる。
また、望ましくは、前記端末装置は、前記連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換が定位若しくは反位であるかによって色分け表示させるようにしたものである。
連動して転換される全ての分岐器等の転換方向(定位、或いは、反位)の情報が表示部に色分け表示されるので、意図しない分岐器等の転換方向を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求した進路に直接関係(意図しない)しない分岐器等が識別できることにより、少ない信号てこの選択だけで、多くの信号てこを選択した場合と同じ分岐器等の転換を実行できる場合を認識できるので、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
また、望ましくは、前記保守用制御サーバは、前記連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の情報を前記保守用制御サーバの表示部に表示させるようにしたものである。
保守用制御サーバ側でも、進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の情報が表示部に表示されるので、進路設定より連動して転換する全ての分岐器等を把握できる。
また、望ましくは、前記保守用制御サーバは、前記連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報を前記保守用制御サーバの表示部に表示させるようにしたものである。
保守用制御サーバ側でも、進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の転換方向の情報が表示部に表示されるので、進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の転換方向を把握できる。
また、望ましくは、前記端末装置は、前記信号てこに対する入力操作の有効範囲を表示させるようにしたものである。
特定の信号てこに対するタップ等の操作の有効範囲が分かるので、隣接する他の信号てこを操作してしまうことを防止できるので、タップミスによる誤操作を抑制でき、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させると共に作業効率を向上させることができる。
本発明によれば、現場作業員が携帯する端末装置を用いて直接進路の設定を行う線路保守作業支援システムにおいて、表示部の表示画面上の信号てこを選択した進路設定要求及び転換実行要求を送信すると共に受信した情報を表示部に表示する端末装置と、端末装置から進路設定要求を受信した場合、予め設定された連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器や転てつ器の情報を端末装置に送信して表示させ、端末装置から転換実行要求を受信した場合、分岐器や転てつ器の転換指示を列車集中制御装置に送信する保守用制御サーバとを備えることにより、予め設定された連動図表情報に基づき、当該進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の情報が表示部に表示されるので、意図しない分岐器等の転換を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求した進路に直接関係(意図しない)しない分岐器等が識別できることにより、少ない信号てこの選択だけで、多くの信号てこを選択した場合と同じ分岐器等の転換を実行できる場合を認識できるので、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
本実施の形態に係る線路保守作業支援システムの構成の一例を示す概略構成図である。 端末装置の動作の一例を示すフローチャートである。 端末装置の表示部の表示画面の一例を示す説明図である。 進路設定時の端末装置の表示部の表示画面の一例を示す説明図である。 連動表の一例を示す説明図である。 保守用制御サーバの動作の一例を示すフローチャートである。 端末装置の表示部の表示画面の他の一例を示す説明図である。 信号てこに対する操作の有効範囲を明示する一例を示す説明図である。
(実施形態)
[1.構成の説明]
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態である線路保守作業支援システムを詳細に説明する。但し、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[1−1.システム構成の説明]
本発明の実施形態の線路保守作業支援システムの構成について図1を参照して説明する。図1は、線路保守作業支援システム100(以下、単にシステム100と呼ぶ。)の機能をブロック図として表した概略構成図である。
図1に示すように、システム100は、表示画面上の信号てこを選択した進路設定要求及び転換実行要求を送信すると共に受信した情報を表示する現場作業員が携帯する端末装置1、予め設定された連動図表情報を有し、進路設定に伴い連動して転換される分岐器等の情報を抽出して端末装置に送信して表示させ、必要に応じて分岐器や転てつ器の転換を行う保守用制御サーバ2、を有する構成である。
なお、連動図表情報に関しては、保守用制御サーバ2ではなく、端末装置1に予め設定するようにしてもよい。
システム100において、端末装置1と保守用制御サーバ2は通信ネットワークNにより互いに通信可能に接続される。具体的には、通信ネットワークNは、インターネットや電気通信事業者等の電話回線網や携帯電話通信網等である。
端末装置1は、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、ノート型PC等の現場作業員が携帯可能な装置である。このような端末装置1は通信ネットワークN(具体的には、端末装置1の通信回線や無線LAN(Local Area Network)等)を用いてサーバ装置2との間で相互に通信を行う。
保守用制御サーバ2は、端末装置1から進路設定要求を受信した場合、予め設定された連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器や転てつ器の情報を端末装置1に送信して表示させ、端末装置1から転換実行要求を受信した場合、分岐器や転てつ器の転換指示を列車集中制御装置(図示せず)に送信して分岐器や転てつ器の転換を行わせる。サーバ装置2は、PC、WS(Work Station)等の情報機器であってよい。
[1−2.端末装置1の構成の説明]
次に、端末装置1の詳細について説明する。
端末装置1は、制御部11、操作部12、表示部13、記憶部14、通信部15を有する。また、端末装置1において、制御部11、操作部12、表示部13、記憶部14及び通信部15は内部バス等により互いに接続される。
制御部11は、端末装置1の動作を中央制御する。具体的には、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有しており、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部14に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により各部を統括制御する。
操作部12は、ユーザからの操作入力を受け付け、当該操作入力に応じた操作信号を制御部11へ出力する。例えば、操作部12は、文字入力キー、数字入力キー、カーソルキー、その他各種機能に対応付けられたキーなどを有するキー入力部であってよい。また、スマートフォンやタブレット端末等のように操作部12は、表示部13と一体的に形成されたタッチパネルなどであってもよい。
表示部13は、制御部11から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。例えば、表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)などであってよい。また、スマートフォンやタブレット端末等のように表示部13は、操作部12と一体的に形成されたタッチパネルなどであってもよい。
記憶部14は、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部11から読み書き可能に記憶する。例えば、記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどであってよい。
通信部15は、アンテナや通信回路を有し、制御部11による制御の下で外部機器との間の無線通信や有線通信を行う。具体的には、通信部15は、通信ネットワークNを介してデータ通信を行う。
[1−3.保守用制御サーバ2の構成の説明]
次に、保守用制御サーバ2の詳細について説明する。
保守用制御サーバ2は、制御部21、操作部22、表示部23、記憶部24、通信部25、連動図表情報が予め格納されたデータベース26を有する。また、保守用制御サーバ2において、制御部21、操作部22、表示部23、記憶部24、通信部25及びデータベース26は内部バス等により互いに接続される。
制御部21は、保守用制御サーバ2の動作を中央制御する。具体的には、制御部21は、CPU、ROM、RAMなどを有しており、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部24に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により各部を統括制御する。
操作部22は、ユーザからの操作入力を受け付け、当該操作に応じた操作信号を制御部21へ出力する。例えば、操作部22は、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーを備えたキーボード、マウス等のポインティングデバイスなどであってよい。
表示部23は、制御部21から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。例えば、表示部23は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCDなどであってよい。
記憶部24は、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部21から読み書き可能に記憶する。例えば、記憶部24は、HDD、半導体メモリなどであってよい。
通信部25は、制御部21の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。具体的には、通信部25は、通信用IC(Integrated Circuit)と通信コネクタなどを有する通信インターフェイスである。
データベース26は、予め設定された連動図表情報のデータを制御部21から読み書き可能に記憶する。例えば、データベース26は、HDD、半導体メモリなどであってよい。
[2.動作の説明]
本発明の実施形態におけるシステム100の具体的な動作の説明を図2〜図6を用いて詳細に行う。以下、説明の便宜上、端末装置1や保守用制御サーバ2の制御部が主体となる処理は、「端末装置1」、「保守用制御サーバ2」をその処理の主体として説明する。
[2−1.端末装置1の動作の説明]
ここで、端末装置1の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。
端末装置1は、現場作業員が表示部に表示された配線略図の信号てこの選択操作を行ったか否かを判断する(ステップS21)。
例えば、図3に示すように端末装置1の表示部13には、保守作業を実施する駅構内等の配線略図が表示されており、当該配線略図の「○○方」の場内信号機の近傍には、この場内信号機の信号てこ2LB、2LC、2LDが表示されている。
端末装置1は、信号てこの選択操作が行われていないと判断した場合(ステップS21:No)、ステップS21に戻り、信号てこの選択操作が行われたと判断した場合(ステップS21:Yes)、選択された信号てこによる進路設定要求を保守用制御サーバ2に送信する(ステップS22)。
例えば、現場作業員は、図3のように端末装置1の表示部13に表示されている配線略図に配置された複数の信号てこの中から、進路設定要求を行いたい信号てこを選択して進路設定要求を行う。より具体的には、信号てこ2LCをクリック若しくはタップすることにより信号てこを選択し、「○○方」の本線から3番線に進行する進路を要求する。
そして、端末装置1は、保守用制御サーバ2から連動する分岐器等の情報を受信したか否かを判断し(ステップS23)、連動する分岐器等の情報を受信していないと判断した場合(ステップS23:No)、ステップS23に戻り、連動する分岐器等の情報を受信したと判断した場合(ステップS23:Yes)、受信した情報に基づき進路設定により連動して転換される全ての分岐器等の情報を識別可能なように表示する(ステップS24)。
例えば、図4に示すように、端末装置1は、現場作業員により信号てこ2LCが選択され進路設定要求を行った結果受信した情報に基づき、当該信号てこに連動して転換される全ての分岐器等を認識できるように、PT401、PT402、PT403、PT404、PT405、PT406、PT407、PT408、PT409及びPT410に示すような四角の識別子で、分岐器等を囲んで端末装置1の表示部13に表示させる。
また、端末装置1は、要求された進路RT41(「○○方」の本線から3番線に進行する進路)も太い線あるいは異なる表示色で表示して現場作業員に識別可能に表示させる。
すなわち、現場作業員は、選択した信号てこに連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求された進路RT41に直接関係する分岐器等PT401〜PT403と、要求された進路RT41に直接関係(意図しない)しない分岐器等PT404〜PT410と、要求した進路RT41の情報を、端末装置1の表示部13に表示された画面から識別できる。
このため、転換を行いたい特定の分岐器等PT401〜PT403のみならず、連動して転換される他の分岐器等PT404〜PT410も併せて確認できて、意図しない分岐器等の転換を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、選択した信号てこに連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求された進路RT41に直接関係(意図しない)しない分岐器等が識別できることにより、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
例えば、図5に示す連動関係を有する保守作業現場で、現場作業員が、ある進路を設定するためには、21号、24号、25号、26号の4つの分岐器等を転換させる必要があり、このため、場内信号機の信号てこ1LB及び出発信号機の信号てこ6Lの2つの信号てこを選択する必要があると考えていた場合を想定する。
そして、現場作業員が端末装置1の画面で、場内信号機の信号てこ1LBを選択した場合、図5に示す連動表に基づき、端末装置1の表示部13には、21号、24号、25号、26号の4つの分岐器等が連動して転換する情報が表示される。
この場合、ある進路を設定するために必要な、21号、24号、25号、26号の4つの分岐器等が、場内信号機の信号てこ1LBの選択のみにより、一括して転換することが分かる。このため、実質的に出発信号機の信号てこ6L(24号、25号、26号の3つの分岐器等が転換する信号てこ)を選択する必要がないことが認識でき、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
この状態で、端末装置1は、現場作業員が表示部13に表示された進路の転換実行要求の操作を行ったか否かを判断し(ステップS25)、転換実行要求の操作を行っていないと判断した場合(ステップS25:No)、ステップS21に戻り、再度、進路設定要求のための信号てこの選択を受け付けるまで待機する。
例えば、図4に示すように、現場作業員が、端末装置1の表示部13に表示された「キャンセル」アイコンBT42をクリック若しくはタップすることにより操作した場合、ステップS21に戻り、再度、進路設定要求のための信号てこの選択を受け付けるまで待機する。また、携帯端末1は、保守用制御サーバ2に「進路設定要求のキャンセル」を送信する。
一方、端末装置1は、現場作業員が表示部13に表示された進路の転換実行要求の操作を行ったと判断した場合(ステップS25:Yes)、選択した信号てこに連動して転換される全ての分岐器等の転換実行要求を保守用制御サーバ2に送信する(ステップS26)。
例えば、図4に示すように、現場作業員が、端末装置1の表示部13に表示された「転換実行要求」アイコンBT41をクリック若しくはタップすることにより操作した場合、図5における、四角の識別子で囲んで表示された全ての分岐器等(PT401〜PT410)を転換する転換実行要求が保守用制御サーバ2に送信される。
すなわち、現場作業員は、選択した信号てこにより、端末装置1の表示部13に表示された、当該信号てこに連動して転換される全ての分岐器等(PT401〜PT410)や要求した進路RT41の情報を確認して、安全上問題がないと判断すれば、転換実行要求を保守用制御サーバ2に送信して進路を確定し、支障があると判断した場合には、転換実行要求を行わず、再度、進路設定要求のための信号てこの選択を行うことにより、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
[2−2.保守用制御サーバ2の動作の説明]
また、ここで、保守用制御サーバ2の動作について図6のフローチャートを用いて説明する。
保守用制御サーバ2は、通信部25が端末装置1から進路設定要求を受信したか否かを判断する(ステップS61)。もし、保守用制御サーバ2が、端末装置1から進路設定要求を受信していないと判断した場合(ステップS61:No)、ステップS61に戻る。
一方、保守用制御サーバ2が、端末装置1から進路設定要求を受信したと判断した場合(ステップS61:Yes)、保守用制御サーバ2は、受信した進路設定要求、具体的には選択された信号てこに基づき、データベース26に予め格納されている連動図表情報を参照し、選択された信号てこにより連動して転換される全ての分岐器等の情報を抽出し(ステップS62)、抽出した選択された信号てこにより連動して転換される全ての分岐器等の情報を端末装置1に送信する(ステップS63)。
そして、保守用制御サーバ2は、端末装置1から進路設定要求のキャンセルを受信したか否かを判断し(ステップS64)、端末装置1から進路設定要求のキャンセルを受信したと判断した場合(ステップS64:Yes)、ステップS61に戻り、端末装置1から進路設定要求のキャンセルを受信していない判断した場合(ステップS64:No)、ステップS65に進む。
最後に、保守用制御サーバ2は、端末装置1から転換実行要求を受信したか否かを判断し(ステップS65)、端末装置1から転換実行要求を受信していないと判断した場合(ステップS65:No)、ステップS65に戻り、端末装置1から転換実行要求を受信したと判断した場合(ステップS65:Yes)、選択された信号てこにより連動して転換される全ての分岐器等の転換指示を列車集中制御装置(図示せず)に送信し(ステップS66)、列車集中制御装置(図示せず)に分岐器等の転換を実行させる。
以上のように、現場作業員が携帯する端末装置を用いて直接進路の設定を行う線路保守作業支援システムにおいて、表示部の表示画面上の信号てこを選択した進路設定要求及び転換実行要求を送信すると共に受信した情報を表示部に表示する端末装置と、端末装置から進路設定要求を受信した場合、予め設定された連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器等の情報を端末装置に送信して表示させ、端末装置から転換実行要求を受信した場合、分岐器等の転換指示を列車集中制御装置に送信する保守用制御サーバとを備えることにより、予め設定された連動図表情報に基づき、当該進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の情報が表示部に表示されるので、意図しない分岐器等の転換を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、選択した信号てこに連動して転換される全ての分岐器等の情報を、端末装置の表示部に表示された画面から識別できるので、連動して転換される全ての分岐器等、具体的には、要求した進路に直接関係(意図しない)しない分岐器等が識別できることにより、少ない信号てこの選択だけで、多くの信号てこを選択した場合と同じ分岐器等の転換を実行できる場合を認識できるので、不必要な信号てこの選択操作が削減できて、保守作業の作業効率を向上させることができる。
(変形例1)
[3−1.信号てこの有効範囲の明示]
実施形態の説明に際しては、端末装置1の表示部13に表示されている配線略図に配置された複数の信号てこの中から、進路設定要求を行いたい信号てこを選択して進路設定要求を行っていたが、端末装置1の表示部13の大きさによっては、例えば、タブレット端末等の表示画面が比較的小さい端末装置1に、配線略図を表示させた場合、当該配線略図に配置される信号てこ(信号てこ名)の大きさも相対的に小さくなる。
配線略図に配置される信号てこ(信号てこ名)の大きさが小さくなると、現場作業員がタップ(クリックやタッチ等も含む)する位置がわずかにずれることにより、本来選択したい信号てこではなく、隣接する信号てこを誤って選択してしまう場合もあり、操作性が問題になる場合がある。
例えば、図3における場内信号機の信号てこ2LCを選択するつもりであっても、隣接する信号てこ2LDを誤って選択してしまう可能がある。
勿論、このような場合には、信号てこの周辺を拡大表示させることにより、選択したい信号てこを確実に選択することができるものの、当該拡大表示により配線略図全体を俯瞰することができなくなり、再度縮小表示して配線略図全体を確認しなければ、選択した信号てこに連動して転換される全ての分岐器等の情報を把握することができないので、画面の拡大縮小の操作を繰り返さなければならず、作業効率が悪くなってしまう。
このため、端末装置1に、表示部13に表示させる信号てこに対するタップ等の操作の有効範囲(枠で囲む)を表示させると共に、当該有効範囲をタップ等で操作した場合は信号てこに対する操作として認識させてもよい。
例えば、端末装置1は、図7の破線部分を拡大した拡大図EX71に示すように、図4における配線略図の「○○方」の場内信号機の3つの信号てこ2LB、2LC、2LDの操作の有効範囲DM71、DM72、DM73を枠で囲んで表示させると共に、当該有効範囲をタップ等で操作した場合は信号てこ2LB、2LC、2LDに対する操作として認識する。
図7に示すように、信号てこ2LB、2LC、2LDの大きさと比較して、枠で囲まれた操作の有効範囲DM71、DM72、DM73は広くなるので、誤操作を防止することができ操作性を向上させることができる。
すなわち、特定の信号てこに対するタップ等の操作の有効範囲が分かるので、隣接する他の信号てこを操作してしまうことを防止でき、タップミスによる誤操作を抑制でき、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させると共に作業効率を向上させることができる。
(変形例2)
[3−2.信号てこの有効範囲の優先度]
変形例1の説明では、図7に示すように、表示画面の大きさの関係で、操作の有効範囲DM71、DM72、DM73がそれぞれ重複してしまう場合がある。このため、操作の有効範囲に優先度を持たせて、誤操作を防止してもよい。
例えば、図8(a)に示すように、端末装置1は、操作の有効範囲DM81、DM82、DM83がそれぞれ重複した場合、表示画面上、重複部分では操作の有効範囲DM82を前面に表示し、操作の有効範囲DM81、DM83は操作の有効範囲DM82の背面に表示させることにより、有効範囲DM82を他の有効範囲よりも優先させる。
すなわち、図8(a)においては、端末装置1は、操作の有効範囲DM82と、操作の有効範囲DM81及びDM83との重複部分が操作された場合、操作の有効範囲DM82の操作として認識する。
また、図8(a)においては、操作の有効範囲を枠で囲むのではなく、優先度(前面、背面)の区別がつきやすいように、操作の有効範囲を塗りつぶしてもよい。
また、図8(b)のように、操作の有効範囲DM84、DM85、DM86がそれぞれ重複しないように、楕円等の図形で囲んでもよい。
さらに、図8(c)のように、操作の有効範囲DM87、DM88、DM89の重複部分DC81、DC82は不感帯として、操作の有効範囲から除外してもよい。
すなわち、操作の有効範囲の重複部分に優先度をつける、無視する、重複しないようにすることにより、タップミスによる誤操作を抑制でき、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させると共に作業効率を向上させることができる。
なお、実施形態の説明に際しては、保守用制御サーバ2に連動図表情報を記憶していたが、端末装置1側の記憶部14に連動図表情報を記憶させてもよい。
すなわち、端末装置1は、表示画面上の信号てこを選択した進路設定要求が操作された場合、予め記憶部14に記憶されている連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器等の情報を表示部に表示させ、当該進路の転換実行要求が操作された場合には、分岐器等の情報と共に転換実行要求を保守用制御サーバ2に送信する。そして、保守用制御サーバ2は、受信した情報に基づき連動して転換される分岐器等の転換指示を列車集中制御装置に送信する。
この場合、端末装置1側の記憶部14に記憶された連動図表情報に基づき進路設定より連動して転換する全ての分岐器等の情報が表示部に表示されることになり、端末装置1から保守用制御サーバ2への進路設定要求の送信が生じないので、保守用制御サーバ2における受信した進路設定要求の処理や、要求された進路に連動して転換される分岐器や転てつ器の情報の送信の処理が発生せず、保守用制御サーバ2の負荷を低減することができる。
但し、端末装置1側の記憶部14に連動図表情報を記憶させる場合、端末装置1の記憶部14の記憶容量の関係から全ての連動図表情報を記憶させるのではなく、保守作業を行う現場の連動図表情報のみを予め記憶させておくことが好ましい。
また、実施形態の説明に際しては、端末装置1で、連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器等の情報を表示部に表示していたが、保守用制御サーバ2の表示部23に、連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器等の情報を表示させてもよい。
この場合、保守用制御サーバ2側でも、進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の情報が表示部23に表示されるので、進路設定より連動して転換する全ての分岐器等を把握できる。
また、実施形態等の説明に際しては、端末装置1で、連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器等の情報を表示部に表示していたが、端末装置1若しくは保守用制御サーバ2側で、連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器等の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報も表示部に併せて表示させてもよい。
例えば、分岐器等の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報として、分岐器等が転換する方向に矢印を表示する。
また、分岐器等の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報として、分岐器等が転換する方向に矢印を表示するのみではなく、定位若しくは反位に応じて当該矢印を色分け表示してもよい。あるいは、図4におけるPT401、PT402、PT403、PT404、PT405、PT406、PT407、PT408、PT409及びPT410に示すような四角の識別子の枠を色分け表示してもよい。
例えば、分岐器等が定位に転換する場合は青色で表示、反位に転換する場合は黄色で表示させる。勿論、図4における四角の識別子の内側を青色若しくは黄色で塗りつぶすものであってもよい。
この場合には、進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の転換方向の情報が表示部に表示され、進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の転換方向の情報を把握できるので、意図しない分岐器等の転換方向の情報を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、実施形態の説明に際しては、現場作業員が携帯可能な端末装置1に、予め設定された連動図表情報に基づき、当該進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の情報を表示させていたが、列車ダイヤデータを受信する機能と、受信した列車ダイヤデータに従ったダイヤを表示させて作業計画を登録する機能と、作業実施の2日前に確定列車ダイヤデータと作業計画を照合して、保守作業の実施の是非について最終チェックする機能とを有する保守区端末に、当該進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の情報を表示させてもよい。
この場合には、作業内容等を入力する段階(作業の計画段階)で、進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の転換方向の情報が表示部に表示され、進路設定より連動して転換される全ての分岐器等の転換方向の情報を把握できるので、意図しない分岐器等の転換方向の情報を事前に把握することができ、保守作業時の進路設定要求に際して安全性を向上させることができる。
また、実施形態等の説明に際しては、端末装置1(或いは、保守用制御サーバ2)では、連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器等の情報を表示部に表示していたが、音声出力部を備えて、音声出力により選択した信号てこに連動して転換される全ての分岐器等の情報を通知するものであってもよい。
1 端末装置
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 通信部
2 保守用制御サーバ
21 制御部
22 操作部
23 表示部
24 記憶部
25 通信部
26 データベース
N ネットワーク

Claims (8)

  1. 現場作業員が携帯する端末装置を用いた進路の設定を支援する線路保守作業支援システムにおいて、
    入力操作が可能な表示部を備え、該表示部の表示画面に表示された配線略図上の信号てこが選択されることに応じて進路設定要求及び転換実行要求を送信すると共に受信した情報を前記表示部に表示する端末装置と、
    前記端末装置から進路設定要求を受信した場合、予め設定された連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の情報を前記端末装置に送信して表示させ、前記端末装置から転換実行要求を受信した場合、前記分岐器若しくは転てつ器の転換指示を列車集中制御装置に送信する保守用制御サーバと、
    を備えることを特徴とする線路保守作業支援システム。
  2. 前記保守用制御サーバは、前記連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報を併せて前記端末装置に送信することを特徴とする請求項1記載の線路保守作業支援システム。
  3. 現場作業員が携帯する端末装置を用いた進路の設定を支援する線路保守作業支援システムにおいて、
    入力操作が可能な表示部を備え、該表示部の表示画面に表示された配線略図上の信号てこが選択されることに応じて進路設定要求が操作された場合、予め設定された連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の情報を表示部に表示させ、当該進路の転換実行要求が入力操作された場合、前記情報と共に前記転換実行要求を送信する端末装置と、
    前記端末装置から前記情報及び前記転換実行要求を受信した場合、前記情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換指示を列車集中制御装置に送信する保守用制御サーバと、
    を備えることを特徴とする線路保守作業支援システム。
  4. 前記端末装置は、前記連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報を前記表示部に併せて表示させることを特徴とする請求項3記載の線路保守作業支援システム。
  5. 前記端末装置は、前記連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換が定位若しくは反位であるかによって色分け表示させることを特徴とする請求項2又は4に記載の線路保守作業支援システム。
  6. 前記保守用制御サーバは、前記連動図表情報に基づき要求された進路に連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の情報を前記保守用制御サーバの表示部に表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の線路保守作業支援システム。
  7. 前記保守用制御サーバは、前記連動図表情報に基づき連動して転換される分岐器若しくは転てつ器の転換が定位若しくは反位のどちらであるかの情報を前記保守用制御サーバの表示部に表示させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の線路保守作業支援システム。
  8. 前記端末装置は、前記信号てこに対する入力操作の有効範囲を表示させることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の線路保守作業支援システム。
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