JP2891066B2 - 列車運行管理システム - Google Patents

列車運行管理システム

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JP2891066B2
JP2891066B2 JP5283378A JP28337893A JP2891066B2 JP 2891066 B2 JP2891066 B2 JP 2891066B2 JP 5283378 A JP5283378 A JP 5283378A JP 28337893 A JP28337893 A JP 28337893A JP 2891066 B2 JP2891066 B2 JP 2891066B2
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達也 府川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、列車運行の乱れを当
日ダイヤに復旧する列車運行管理システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は、特開平1−160778号公報
に記載されているものと同様の従来の列車運行管理シス
テムの構成図である。図において、1はこのシステム全
体を管理及び制御する中央演算処理装置、2は中央演算
処理装置1に接続したディスプレイ装置で、縦軸に距離
を横軸に時刻とした列車運行図表を表示する。3はディ
スプレイ装置2の近傍に設置した入力装置で、当日ダイ
ヤの変更情報など指令員からのデータを入力する。4は
既設の信号機及び転てつ機などを制御する連動装置、5
は連動装置4を手動で制御するてこ盤、6は連動装置4
と接続した駅制御装置、7は駅制御装置6と中央演算処
理装置1とを接続したローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)である。
【0003】図7は、中央演算処理装置1の詳細な構成
図である。図6及び図7において、8は信号機や転てつ
機などを制御する基本情報である当日ダイヤ登録部で、
列車ダイヤと出発順序と出庫順序の各データから構成さ
れている。列車ダイヤは当日走行する列車の始発から終
着までのダイヤが、列車単位で内部列車番号をキーに登
録されている。登録データは列車番号、列車種別、編成
番号、始発駅、終着駅、各駅における着発時刻及び使用
番線である。出発順序は各駅の上り及び下りの別に出発
する列車の内部列車番号を出発する順番に登録してい
る。出庫順序は、車庫から本線に出庫する列車の内部列
車番号を出庫する順番に登録している。
【0004】9は各駅制御装置6から入手した各駅の最
新の在線状況データ登録部で、在線中の各列車の在線位
置が把握できる。10は変更情報登録部で、入力装置3
から入力された当日ダイヤ8に対する変更情報が登録さ
れている。11はディスプレイ装置2へグラフィック表
示を行わせるディスプレイ制御部、12は入力装置I/
O部で、入力装置3からのデータ入力をコード化し、後
述のマンマシンI/F部13に伝達する。13はマンマ
シンI/F部で、ディスプレイ制御部11にグラフィッ
ク表示の要求を行ったり、入力装置I/O部12から受
け取ったコードを入力データとして後述のダイヤ変更処
理部14に伝達する。14はダイヤ変更処理部で、マン
マシンI/F部13からの伝達を受け、変更情報登録部
10のデータに基づいて当日ダイヤ登録部8の当日ダイ
ヤの変更を行う。
【0005】15は当日ダイヤ送信部で、ダイヤ変更処
理部14からの伝達を受け、後述のデータ送信部21に
対して当日ダイヤ8を駅制御装置6へ送信することを指
示する。16は回線制御部で、駅制御装置6とのデータ
の送受信を行うための回線を制御する。17はデータ受
信部で、駅制御装置6から送信されたデータを回線制御
部16を介して受信し、指定のデータ部に格納するとと
もに、データ受信の報告を在線状況データ登録部9及び
後述のリアルタイムジョブスケジューラ19に伝達す
る。18はタイマーで、予め指定された時刻及び指定さ
れた周期で後述のリアルタイムジョブスケジューラ19
に、ダイヤ切替を実施するための時刻を早朝に指定す
る。
【0006】19はリアルタイムジョブスケジューラ
で、タイマー18からダイヤ切替指示の伝達を受けて、
受け取った情報から後述の始業処理部20に実行指示を
伝達する。20は始業処理部で、リアルタイムジョブス
ケジューラ19からの伝達を受け、当日ダイヤの生成及
び後述のデータ送信部21に対して当日ダイヤの駅制御
装置6への送信指示を行う。21はデータ送信部で、指
示された当日ダイヤのデータを回線制御部16を通じて
駅制御装置6へ送信する。22はダイヤ表示部で、マン
マシンI/F部13からの実行指示を受けて、当日ダイ
ヤの表示を行う。
【0007】図8は、駅制御装置6の詳細な構成図であ
る。図6及び図8において、23は連動装置I/O部
で、図6の連動装置4から入手できる軌道回路の状態の
把握、連動装置4への信号機及び転てつ機への制御情報
の送信を実行する。24は回線制御部で、中央演算処理
装置1とのデータの送受信を行うためのローカル・エリ
ア・ネットワーク(LAN)7を制御する。25は連動
装置4から入手した当該駅付近の最新の在線状況を管理
する在線状況データ登録部で、各軌道回路ナンバーをキ
ーに在線中の列車の内部列車番号を登録し、在線中の各
列車の在線位置を把握する。
【0008】26はデータ送信部で、在線状況データ登
録部25から指示されたデータを回線制御部24を通じ
て中央演算処理装置1へ送信する。27はデータ受信部
で、中央演算処理装置1から送信された当日ダイヤ登録
部8(図7)のデータを回線制御部24から受信し、後
述の当日ダイヤ登録部31に格納するとともに、データ
受信の報告を後述のリアルタイムジョブスケジューラ2
9に伝達する。28は在線データ作成部で、連動装置I
/O部23から得られる軌道回路の状態から在線状況デ
ータの作成を行うとともに、後述のリアルタイムジョブ
スケジューラ29に対して在線状況データの変化を伝達
する。
【0009】29はリアルタイムジョブスケジューラ
で、在線データ作成部28から在線状況の変化したデー
タを受けて、後述の進路制御部30へ実行処理を伝達す
る。30は進路制御部で、リアルタイムジョブスケジュ
ーラ29からの伝達を受けて、在線状況データと当日ダ
イヤから判断を行い、連動装置I/O部23を通じて連
動装置4への信号機あるいは転てつ機への指示制御を行
う。31は当日ダイヤ登録部で、中央演算処理装置1の
当日ダイヤ登録部8に登録されたデータと同じ形式のデ
ータが登録されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】大都市近郊を運行する
鉄道は通勤の足としての重要な役割を担っているので、
列車運行の乱れが与える影響が大きい。そこで、列車運
行の乱れが発生した場合には、速やかに正常ダイヤ(当
日ダイヤ)に復旧するための運行に切り替えなければな
らない。運行は、路線の特徴及び運転形態、乱れの原
因、乱れの大きさ、復旧に伴って旅客輸送優先か遅延回
復優先かの優先事項など、様々な要因によって影響を受
ける。そして、運行を計画し、指示する指令員の経験年
数によっても大きな差異がある。
【0011】列車の運行を当日ダイヤに基づいて信号機
や転てつ機等を管理する連動装置を自動的に制御し、列
車の運行を制御する「自動」の動作モードで動作中の運
行管理システムに列車運行の乱れが発生した場合に「手
動」の動作モードに変更することなく列車を制御するた
めには、指令員によって当日ダイヤに復旧させるダイヤ
を計画する。そして、そのダイヤを運行管理システムに
入力しなければならなかった(特開平4−201675
号)。この作業は現在路線に在線している列車及び当日
ダイヤ復旧のために車庫から臨時に出庫させる列車のそ
れぞれに対して入力しなければならない。
【0012】したがって、現実には指令員にかかる負担
の大きさ、作業にかかる時間の長さなどから動作モード
を「手動」に切り替え、連動装置の制御を運行管理シス
テムの持つマンマシンインターフェースによって行う
か、システム自体を連動装置から一時的に切り離した形
で連動装置に接続されたてこ盤によって制御しなければ
ならないという問題点があった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、列車運行の乱れが発生した場
合に、システムの動作モードを変更することなく、速や
かに当日ダイヤへの復旧を行う列車運行管理システムを
得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる列車運
行管理システムは、当日ダイヤ及び各駅の最新の在線状
況データを在線状況データ登録部から入手して路線内に
在線中の複数の列車の状況を駅状態ファイル初期化手段
で設定し、駅状態ファイル初期化手段により登録された
各列車に対して仮シミュレーション手段で制約条件テー
ブルに基づいて個別に次駅での着発時刻を予測し、仮シ
ミュレーション手段による仮シミュレーション結果と予
め入力されたダイヤ作成判断ルールに基づいてダイヤ作
成手段で次駅での列車の運用を決定し、ダイヤ作成手段
により求めたダイヤ作成結果に基づいてシミュレーショ
ン実施手段で各列車間の関連する事象をまとめてシミュ
レーションして予想ダイヤ及び駅状態ファイルを作成し
て仮シミュレーション手段に格納し、登録された列車の
すべてが終着駅に到着するまで仮シミュレーション手
段、ダイヤ作成手段及びシミュレーション実施手段を繰
り返し実行して復旧ダイヤを作成し、終着駅で復旧ダイ
ヤと当日ダイヤとを接続するようにしたものである。
【0015】また、当日ダイヤ及び各駅の最新の在線状
況データを格納した在線状況データ登録部が中央演算処
理装置に設置されているものである。
【0016】また、終着駅での復旧ダイヤと当日ダイヤ
との接続は、終着駅における列車の終着時刻と最小折り
返し時間とから終着駅での仮の折り返し始発時刻を決定
し、仮の折り返し始発時刻より遅く始発する当日ダイヤ
の同種別の列車のうち最も早い時刻の列車を折り返し始
発列車として割り当て、当日ダイヤのすべての列車につ
いて割り当てを行うようにしたものである。
【0017】さらに、終着駅で当日ダイヤのすべての折
り返し始発列車について復旧ダイヤの列車を割り当てた
後に終着駅に到着する列車がある場合に、割り当て後に
到着した列車の終着駅から車庫駅までの回送ダイヤを作
成するものである。
【0018】
【作用】この発明においては、当日ダイヤ及び最新の在
線状況データに基づいて各列車に対してシミュレーショ
ンし、この仮シミュレーション結果と予め入力されたダ
イヤ作成判断ルールに基づいて列車運用を決定し、登録
された列車のすべてが終着駅に到着するまでシミュレー
ションを繰り返し実行して復旧ダイヤを作成し、終着駅
で復旧ダイヤと当日ダイヤとを接続するので、速やかに
正常ダイヤに復旧できる。
【0019】また、終着駅では列車の終着時刻と最小折
り返し時間とから仮の折り返し始発時刻を決定し、仮の
折り返し始発時刻より遅く始発する当日ダイヤの同種別
の列車のうち最も早い時刻の列車を折り返し始発列車と
して、当日ダイヤのすべての列車について割り当てを行
う。さらに、終着駅で復旧ダイヤの列車を割り当てた後
に到着する列車がある場合に、終着駅から車庫までの回
送ダイヤを作成し、割り当て後に到着した列車を車庫に
回送する。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明による列車運行管理システ
ムの一実施例を示す構成図である。図において、2〜7
は図6の従来のものと同様である。32は中央演算処理
装置、33は復旧ダイヤ作成装置である。図2は、中央
演算処理装置32の詳細な構成図である。図1及び図2
において、34は回線制御部で、復旧ダイヤ作成装置3
3とのデータの送受信を行うための回線を制御する。3
5は当日ダイヤ登録部で、図7の中央演算処理装置1の
当日ダイヤ登録部8に登録されたデータと同じ形式のデ
ータが登録されている。36は復旧ダイヤ登録部で、復
旧ダイヤ作成装置33において作成した復旧ダイヤのう
ち当日ダイヤから変更した部分のみをレコード単位で登
録する。復旧ダイヤの構成は当日ダイヤと同様に列車ダ
イヤ、出発順序及び出庫順序の各データからなってい
る。
【0021】37は変更情報登録部で、復旧ダイヤ作成
装置33から送信された当日ダイヤに対する変更情報が
登録されている。38は各駅制御装置6から入手した各
駅の最新の在線状況データを登録した在線状況データ登
録部で、在線中の各列車の在線位置が把握できる。39
はデータ受信部で、復旧ダイヤ作成装置33から送信さ
れた復旧ダイヤ及び変更情報のデータを回線制御部34
を通じて受信し、復旧ダイヤ登録部36及び変更情報登
録部37に格納するとともに、データ受信の報告を後述
のリアルタイムジョブスケジューラ45に伝達する。4
0はデータ送信部で、他の処理部から指示された当日ダ
イヤ及び在線データを回線制御部34を通じて復旧ダイ
ヤ作成装置33へ送信する。
【0022】41はタイマーで、予め指定された時刻及
び指定された周期で後述のリアルタイムジョブスケジュ
ーラ45へダイヤ切替を実施するための時刻を早朝に指
定する。42は回線制御部で、駅制御装置6とのデータ
の送受信を行うための回線を制御する。43はデータ受
信部で、駅制御装置6から送信された在線状況データを
回線制御部42から受信して在線状況データ登録部38
に格納するとともに、データ送信の報告を後述のリアル
タイムジョブスケジューラ45に伝達する。44はデー
タ送信部で、他の処理部より指示された当日ダイヤのデ
ータを回線制御部42を通じて駅制御装置6へ送信す
る。
【0023】45はリアルタイムジョブスケジューラ
で、タイマー41及び各データ受信部39、43からの
伝達を受けて、その受け取った情報から実行すべき処理
部を決定して実行指示を伝達する。即ち、タイマー41
からダイヤ切替の報告を受けて後述の始業処理部46に
実行指示する。また、データ受信部39から変更情報受
信、復旧ダイヤ受信及び当日ダイヤ送信要求の報告を受
け、変更情報によるダイヤ変更を後述のダイヤ変更処理
部50に、復旧ダイヤによる切替を後述の復旧ダイヤ切
替部48に、当日ダイヤ送信要求による送信を後述の当
日ダイヤ送信部47に実行指示を伝達する。さらに、デ
ータ受信部43から在線状況データ受信の報告を受け、
当日ダイヤの送信を後述の在線データ送信部49に実行
指示を伝達する。
【0024】46は始業処理部で、リアルタイムジョブ
スケジューラ45からの伝達を受け、予め中央演算処理
装置32内に蓄積されている2〜3日分のダイヤから当
日ダイヤ分を当日ダイヤ登録部35に登録する。さら
に、データ送信部40に対し当日ダイヤの復旧ダイヤ作
成装置33への送信指示、及びデータ送信部44に対し
当日ダイヤの駅制御装置6への送信指示を実行する。4
7は当日ダイヤ送信部で、リアルタイムジョブスケジュ
ーラ45からの伝達を受け、データ送信部40に対して
復旧ダイヤ作成装置33へ当日ダイヤの送信を指示し、
さらにデータ送信部44に対して駅制御装置6へ当日ダ
イヤを送信する指示を実行する。48は復旧ダイヤ切替
部で、リアルタイムジョブスケジューラ45からの伝達
を受け、復旧ダイヤを当日ダイヤに反映する。49は在
線データ送信部で、リアルタイムジョブスケジューラ4
5からの伝達を受け、データ送信部40に対し在線デー
タを復旧ダイヤ作成装置33へ送信する指示を実行す
る。50はダイヤ変更処理部で、リアルタイムジョブス
ケジューラ45からの伝達を受け、変更情報のデータに
基づいて当日ダイヤの変更を行う。
【0025】図3は復旧ダイヤ作成装置33の詳細内容
を示す構成図である。図3において、51は当日ダイヤ
登録部で、図7の中央演算処理装置1の当日ダイヤ登録
部8に登録されたデータと同じ形式のデータが登録され
ている。52は在線状況データ登録部で、図7の中央演
算処理装置1の在線状況データ登録部9に登録されたデ
ータと同じ形式のデータが登録されている。53はワー
クダイヤ登録部で、図7の中央演算処理装置1の当日ダ
イヤ登録部8に登録されたデータと同じ形式のデータが
登録され、復旧ダイヤ作成に用いる。54は復旧ダイヤ
登録部で、図2の中央演算処理装置32の復旧ダイヤ登
録部35のデータと形式及び内容が同じであり、中央演
算処理装置32への送信のために用いる。
【0026】55はディスプレイ制御部で、ディスプレ
イ装置2へのグラフィック表示を行うための制御をす
る。56は入力装置I/O部で、入力装置3からのデー
タ入力をコード化し、後述のマンマシンI/F部57に
伝達する。57はマンマシンI/F部で、ディスプレイ
制御部55にグラフィック表示の要求を行ったり、入力
装置I/O部56から受け取ったコードを入力データと
して各処理部へ伝達する。58は回線制御部で、中央演
算処理装置32とのデータの送受信を行うための回線を
制御する。59はデータ受信部で、中央演算処理装置3
2から送信された在線状況データ及び当日ダイヤを回線
制御部58を通じて受信し、それぞれ在線状況データ登
録部52及び当日ダイヤ登録部51へ格納する。60は
データ送信部で、復旧ダイヤ及び後述の変更情報を回線
制御部58を通じて中央演算処理装置32へ送信する。
【0027】61は変更情報登録部で、当日ダイヤに対
する変更情報が登録される。62はダイヤ変更処理部
で、マンマシンI/F部57から実行指示を受け、ダイ
ヤ変更に関する変更情報を受け付けて中央演算処理装置
32へ送信する。63は復旧ダイヤ送信部で、マンマシ
ンI/F部57から実行指示を受け、指令員からの復旧
ダイヤ送信要求を受け取り、データ送信部60に対して
復旧ダイヤ送信要求指示を伝達する。64は復旧ダイヤ
作成部で、マンマシンI/F部57から実行指示を受
け、在線状況データ及び当日ダイヤから復旧ダイヤを作
成し、後述のダイヤ表示部65を通じてディスプレイ装
置2に復旧ダイヤを含んだワークダイヤを表示する。6
5はダイヤ表示部で、マンマシンI/F部57から実行
指示を受け、当日ダイヤまたはワークダイヤの表示をマ
ンマシンI/F部57を通じて行う。
【0028】図4は復旧ダイヤ作成部64の詳細を示す
構成図である。図3及び図4において、マンマシンI/
F部57から実行指示を受け取ると、ワーク生成手段6
6が当日ダイヤ登録部51の当日ダイヤをコピーしてワ
ークダイヤを生成してワークダイヤ登録部53に登録す
る。次に、駅状態ファイル初期化手段67で在線状況デ
ータからシミュレーション上で駅の番線及び駅間に在線
している列車の内部列車番号を管理する駅状態ファイル
68に登録する。駅状態ファイル68に登録した列車に
ついて仮シミュレーション手段69によって、次駅での
着発時刻を制約条件テーブル70に基づいて仮シミュレ
ーションを実行して仮シミュレーション実施結果71に
登録する。
【0029】仮シミュレーションの制約条件テーブル7
0の内容としては、列車性能、駅間走行条件、列車間
隔、列車種別、駅間許容列車本数、次駅が終着駅の場合
の終着駅での最小折り返し時間、在線状況データにより
列車が走行中の場合における在線位置から次駅までの走
行条件などがある。
【0030】仮シミュレーション実施結果71及びダイ
ヤ作成判断ルール72に基づいてダイヤ作成手段73に
よって次駅での着発時刻、出発順序、使用番線、終着駅
における運用等を決定する。ただし、次駅が終着駅の場
合は制約条件の最小折り返し時分からワークダイヤ登録
部53に登録されている最適の列車を次運用列車とし、
その結果をワークダイヤ登録部53及び復旧ダイヤ登録
部54に登録する。ダイヤ判断ルール72としては、
(1)次駅が終着駅でない場合は、駅における待避設備
の有無、各列車の到着時刻の差と列車種別から追い越し
をするかどうかを判定し、駅における出発順序と使用番
線を決定する。
【0031】(2)次駅が終着駅の場合は、終着時刻と
駅での最小折り返し時間から終着駅での仮の折り返し始
発時刻を求め、求めた始発時刻より遅く始発する当日ダ
イヤ(正常ダイヤ)の同種別の列車のうち、最も早い時
刻の列車(以下、次運用列車という)を選択して復旧ダ
イヤと当日ダイヤ(正常ダイヤ)とを接続する。(3)
次駅が終着駅の場合、当日ダイヤ(正常ダイヤ)のすべ
てに列車が割り当てられた時点以降に終着駅に到着する
列車(以下、余剰列車という)があるとき、余剰列車を
終着駅から車庫まで回送するダイヤを作成する。余剰列
車が出るのは、例えば、ダイヤの乱れがラッシュ時に生
じて5本の列車にダイヤの乱れが発生した場合、正常ダ
イヤに復旧した時にはすでにラッシュを過ぎて3本の列
車で運用しているときに2本の列車が余剰になる。
【0032】以上の仮シミュレーションで求めた次駅で
の各列車の着発時刻と、ダイヤ作成手段73で求めた出
発順序、使用番線等からシミュレーション管理手段74
でシミュレーションを実施する駅及び方向を決定する。
シミュレーション管理手段74は、復旧ダイヤの作成を
行う人間がシミュレーションの実施及び制御をするため
のものである。人間の指示に従ってシミュレーションの
実施を進行させるか、中止するかを選択する。シミュレ
ーションの実施を進行させる場合、基本指令を用いてシ
ミュレーションの実施順序を管理する。基本指令とは特
定の駅に対してシミュレーションの実施を命令するコマ
ンドであり、列車ダイヤの作成のためには第1指令、第
2指令の2つが必要である。
【0033】以下、基本指令を受けた駅を基準駅と呼
び、シミュレーションを実施する駅を実施駅と呼ぶ。第
1指令は、基準駅の出発が決定したが、次駅の到着がま
だ決定していない列車、つまり駅間を走行中の列車があ
れば、基準駅を最後に(時間的に一番早く)出発するべ
き列車を処理対象列車とし、次駅でシミュレーションを
実施するようにシミュレーション実施手段75に命じ
る。
【0034】第2指令は、基準駅を次の順番に到着すべ
き列車を処理対象列車として、基準駅でシミュレーショ
ンを実施するようにシミュレーション実施手段75に命
じる。その結果には、実施完了と実施不能とがある。ま
た、第1指令と同様に実施駅が待避可能の場合は、実施
すべきシミュレーションよりも時間的に前にダイヤを設
定された列車が存在する場合に実施可能とする。そうし
た列車が存在しない場合は実施不能とする。実施完了の
場合には、基準駅に第1指令又は第2指令を出す。そし
て、実施不能の場合には基準駅に隣接する駅に第2指令
を出すと、シミュレーションを実施できる可能性があ
る。
【0035】図4のシミュレーション実施手段75は特
開平4−151374号公報に示されたフローチャート
と同様である。シミュレーション実施手段75は、処理
イベント系列作成部(75a)、処理可能性判定部(7
5b)、イベント処理部(75c)及び状態更新部(7
5d)で構成されている。シミュレーション管理手段7
4から送られてくる基本指令を受けて、ワークダイヤ登
録部53のデータを参照しながら、指定された駅で指定
された列車(処理対象列車)を含んだシミュレーション
を1回実行する。
【0036】処理イベント系列作成部75aは、指定さ
れた駅のデータから次に実施するシミュレーションを求
め、そこで一括して処理するイベントの系列を作成す
る。処理可能性判定部75bは、処理イベント系列作成
部75aにおいて実施対象となったシミュレーションに
含まれる列車が、すでにシミュレーション対象となって
おり、かつ指定駅の前駅の出発時刻が決定されている
か、又は指定駅が終着駅である場合に処理可能と判定
し、イベント処理部75c及び状態更新部75dを実施
して終了する。それ以外の場合、又は処理対象列車がシ
ミュレーションに含まれていない場合は処理不能と判定
し、イベント処理部75c及び状態更新部75dを実施
しないで終了する。
【0037】イベント処理部75cは、出発イベント及
び到着イベントを処理し、駅状態ファイル68、制約条
件テーブル70及び予想ダイヤファイル76を参照し
て、列車の出発時刻、到着時刻及び使用番線をシミュレ
ーションにより求める。到着イベントの処理では、例え
ば列車が前駅を出発した時刻から駅間最小走行時間を減
じた時刻と駅の最小進出時隔から物理的に可能な到着時
刻を求め、この時刻と計画ダイヤ上の到着時刻を比較し
て早い方の時刻に到着するものとする。また、出発イベ
ントの処理では、例えば列車が到着した時刻から最小停
車時間を減じた時刻と駅の最小進入時隔から物理的に可
能な出発時刻を求め、この時刻と計画ダイヤ上の出発時
刻を比較して早い方の時刻に出発するものとする。使用
番線は列車の種別及び追い越しの有無により決定する。
【0038】状態更新部75dは、求めた到着時刻及び
出発時刻に基づいて、列車の到着及び出発に伴う列車及
び駅の状態を更新する。シミュレーション実施手段75
によってシミュレーションを実施して次駅での着発時刻
を決定した予想ダイヤを駅状態ファイル68及び予想ダ
イヤファイル76へ登録する。予想ダイヤの作成は、次
のように実行する。例えば、仮シミュレーション結果で
はK駅には列車A及び列車Bの順に到着及び出発するよ
うになっていた。しかし、ダイヤ作成手段73により列
車Bが列車AをK駅で追い越すダイヤとなっていると、
シミュレーション実施手段75ではK駅での列車A、B
の到着時刻をそのままにして、列車Aの追い越し最小停
車時間でなく列車A、Bの出発時刻を変更して予想ダイ
ヤを作成する。
【0039】以上のように上記実施例では、駅状態ファ
イル68に登録した列車について次駅での着発時刻を制
約条件に基づいて仮シミュレーションした仮シミュレー
ション結果とダイヤ判断ルールとに基づいて次駅での着
発時刻、出発順序、使用番線、終着駅における運用等を
決定する。次駅が終着駅の場合は制約条件の最小折り返
し時分から最適の列車を次運用列車とし、その結果を復
旧ダイヤとして当日ダイヤと接続する。これによって、
速やかに当日ダイヤへの復旧を行うことができる。
【0040】実施例2.図5は他の実施例を示す構成図
である。図において、複数の復旧ダイヤ作成装置33と
中央演算処理装置32とをバス形LAN77の回線で接
続したものである。これによって、指令員1名だけでな
く複数の指令員による共同作業で復旧ダイヤの立案作業
を行うことが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、駅状
態ファイルに登録した列車について次駅での着発時刻を
制約条件に基づいて仮シミュレーションし、仮シミュレ
ーション結果とダイヤ判断ルールとに基づいて次駅での
着発時刻、出発順序、使用番線、終着駅における運用を
決定して復旧ダイヤを作成し当日ダイヤと接続する。さ
らに次駅が終着駅の場合は制約条件の最小折り返し時分
から最適の列車を次運用列車とし、その結果を復旧ダイ
ヤとして当日ダイヤと接続する。この結果、列車運行の
乱れが発生した場合に、システムの動作モードを変更す
ることなく、速やかに当日ダイヤへの復旧を行うことが
できる。
【0042】また、中央演算処理装置に複数の復旧ダイ
ヤ作成装置を接続することによって、複数の指令員によ
る共同作業で復旧ダイヤの立案作業を行うので、復旧ダ
イヤの作成作業がより早くできる。
【0043】また、終着駅における列車の終着時刻と最
小折り返し時間とから終着駅での仮の折り返し始発時刻
を決定し、仮の折り返し始発時刻より遅く始発する当日
ダイヤの同種別の列車のうち最も早い時刻の列車を折り
返し始発列車として割り当て、当日ダイヤのすべての列
車について割り当てをして、復旧ダイヤと当日ダイヤと
を接続する。これによって、すべての列車について速や
かに列車運行の乱れを正常ダイヤに復旧できる。
【0044】さらに、終着駅での当日ダイヤのすべての
折り返し始発列車について復旧ダイヤの列車を割り当て
た後に終着駅に到着する列車がある場合に、終着駅から
車庫までの回送ダイヤを作成する。これによって、余剰
列車を速やかに整理するので、復旧作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す列車運行管理システ
ムの構成図である。
【図2】図1の中央演算処理装置の構成図である。
【図3】図1の復旧ダイヤ作成装置の構成図である。
【図4】図3の復旧ダイヤ作成部の構成図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す列車運行管理シス
テムの構成図である。
【図6】従来の列車運行管理システムの構成図である。
【図7】図6の中央演算処理装置の構成図である。
【図8】図6の駅制御装置の構成図である。
【符号の説明】
32 中央演算処理装置 52 在線状況データ登録部 67 駅状態ファイル初期化手段 68 駅状態ファイル 69 仮シミュレーション手段 70 制約条件テーブル 71 仮シミュレーション実施結果 72 ダイヤ作成ルール 73 ダイヤ作成手段 75 シミュレーション実施手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−148374(JP,A) 特開 平4−201675(JP,A) 特開 平5−286441(JP,A) 特開 平4−135968(JP,A) 特開 平1−160778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61L 27/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当日ダイヤ及び各駅の最新の在線状況デ
    ータを在線状況データ登録部から入手して路線内に在線
    中の複数の列車の状況を駅状態ファイル初期化手段で設
    定し、上記駅状態ファイル初期化手段により登録された
    上記各列車に対して仮シミュレーション手段で制約条件
    テーブルに基づいて個別に次駅での着発時刻を予測し、
    上記仮シミュレーション手段による仮シミュレーション
    実施結果と予め入力されたダイヤ作成判断ルールに基づ
    いてダイヤ作成手段で次駅での列車の運用を決定し、上
    記ダイヤ作成手段により求めたダイヤ作成結果に基づい
    てシミュレーション実施手段で上記各列車間の関連する
    事象をまとめてシミュレーションして予想ダイヤ及び駅
    状態ファイルを作成して上記仮シミュレーション手段に
    格納し、登録された上記列車のすべてが終着駅に到着す
    るまで上記仮シミュレーション手段、上記ダイヤ作成手
    段及び上記シミュレーション実施手段を繰り返し実行し
    て復旧ダイヤを作成し、上記終着駅で上記復旧ダイヤと
    上記当日ダイヤとを接続することを特徴とする列車運行
    管理システム。
  2. 【請求項2】 在線状況データ登録部は中央演算処理装
    置内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の列車運行管理システム。
  3. 【請求項3】 終着駅での復旧ダイヤと当日ダイヤとの
    接続は、上記終着駅における列車の終着時刻と最小折り
    返し時間とから上記終着駅での仮の折り返し始発時刻を
    決定し、上記仮の折り返し始発時刻より遅く始発する上
    記当日ダイヤの同種別の列車のうち最も早い時刻の列車
    を折り返し始発列車として割り当て、上記当日ダイヤの
    すべての列車について割り当てを行うようにしたことを
    特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の列車運行
    管理システム。
  4. 【請求項4】 終着駅で当日ダイヤのすべての折り返し
    始発列車について復旧ダイヤの列車を割り当てた後に上
    記終着駅に到着する列車がある場合に、割り当て後に到
    着した列車の上記終着駅から車庫駅までの回送ダイヤを
    作成することを特徴とする請求項1から請求項3のいず
    れかに記載の列車運行管理システム。
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