JP2010018064A - 線路保守用車の走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に進入してしまうことを防止することのできる線路保守用車の走行制御装置を提供する。
【解決手段】本発明の線路保守用車の走行制御装置は、線路保守用車の走行位置情報を取得する走行位置情報取得部11と、走行位置情報取得部11により得られた走行位置情報を基に前記線路保守用車の走行を制御する制御部12とを備えている。制御部12は、走行位置情報取得部11により得られた走行位置情報を線路保守用車の運転室に設置された二台のタッチパネル式表示器18,19に表示し、かつ線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づいたときに当該区間に近づいたことを線路保守用車の乗務員に音声により報知するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レール交換作業、枕木交換作業、バラスト突き固め作業、架線点検作業などの線路の保線作業に用いられる線路保守用車の走行制御装置に関する。
一般に、線路の保線作業は例えばマルチブル・タイタンバー等の線路保守用車を用いて行われ、線路保守用車を用いて保線作業を行う場合は、列車との衝突事故を避けるために、線路保守用車の責任者が予め定められたポイント(例えば駅構内信号機外方、駅構内中心など)で運転指令室(CTC)側と打合せを行い、運転指令室側の承認が得られた区間に線路保守用車を進入させて保線作業を実施している(特許文献1参照)。
特開2007−237817号公報(段落0003)
しかしながら、線路保守用車による保線作業は、通常、夜間に行われるため、線路保守用車の運転者が運転指令室側との打合せポイントを見逃し、運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に線路保守用車を進入させてしまうことがあった。また、線路保守用車の責任者が限られた作業時間に追われていたり、あるいは考え事をしたりしていた場合も、運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に線路保守用車を進入させてしまうことがあった。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであって、その目的とするところは、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に進入してしまうことを防止することのできる線路保守用車の走行制御装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明に係る線路保守用車の走行制御装置は、線路保守用車の走行位置情報を取得する走行位置情報取得部と、この走行位置情報取得部により得られた走行位置情報を基に前記線路保守用車の走行を制御する制御部とを備えた線路保守用車の走行制御装置であって、前記走行位置情報取得部により得られた走行位置情報を前記線路保守用車の運転室に設置された二台の表示器に表示し、かつ前記線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づいたときに当該区間に近づいたことを線路保守用車の乗務員に音声により報知するように、前記制御部が構成されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明に係る線路保守用車の走行制御装置は、請求項1記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づいたときに当該区間の手前で線路保守用車を自動的に停止させるように、前記制御部が構成されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明に係る線路保守用車の走行制御装置は、請求項1又は2記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間の手前で停止したときに前記線路保守用車の責任者と運転者の両者が運転指令室側の承認を確認するまで前記線路保守用車の停止状態を維持するように、前記制御部が構成されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明に係る線路保守用車の走行制御装置は、請求項1〜3のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間の手前で停止したときに前記線路保守用車の運転室に設置された二台のタッチパネル式表示器に運転指令室側の承認を受けた情報を入力するためのテンキーを表示し、前記二台のタッチパネル式表示器から運転指令室側の承認を受けた情報が入力されるまで前記線路保守用車の停止状態を維持するように、前記制御部が構成されていることを特徴とするものである。
請求項5の発明に係る線路保守用車の走行制御装置は、請求項1〜4のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が一旦停止の指定されている踏切に近づいたときに当該踏切に近づいたことを線路保守用車の乗務員に音声により報知するように、前記制御部が構成されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明に係る線路保守用車の走行制御装置は、請求項1〜5のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が一旦停止の指定されている踏切に近づいたときに当該踏切の手前で前記線路保守用車を自動的に停止させるように、前記制御部が構成されていることを特徴とするものである。
請求項7の発明に係る線路保守用車の走行制御装置は、請求項1〜6のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が駅間を走行するときに前記線路保守用車の屋根上に設置された警告灯を自動的に点灯させ、前記線路保守用車が駅構内に進入するときに前記警告灯を自動的に消灯させるように、前記制御部が構成されていることを特徴とするものである。
請求項8の発明に係る線路保守用車の走行制御装置は、請求項1〜7のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車に搭載されたGPS受信機と保守用車移動距離検出手段の両方から出力された信号に基づいて前記線路保守用車の走行位置情報を取得するように、前記走行位置情報取得部が構成されていることを特徴とするものである。
請求項1の発明に係る線路保守用車の走行制御装置によれば、走行位置情報取得部により得られた線路保守用車の走行位置情報が線路保守用車の運転室に設置された二台の表示器に表示され、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づくと未承認区間に近づいたことが線路保守用車の乗務員に音声により報知されるので、線路保守用車の運転者が運転指令室側との打合せポイントを見逃してしまうことが少なくなる。したがって、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に進入してしまうことを防止することができる。
請求項2の発明に係る線路保守用車の走行制御装置によれば、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づくと未承認区間の手前で線路保守用車が自動的に停止するので、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に進入してしまうことを確実に防止することができる。
請求項3の発明に係る線路保守用車の走行制御装置によれば、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間の手前で停止すると線路保守用車の責任者と運転者の両者が運転指令室側の承認を確認するまで線路保守用車の停止状態が維持されるので、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に進入してしまうことをより確実に防止することができる。
請求項4の発明に係る線路保守用車の走行制御装置によれば、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間の手前で停止すると線路保守用車の運転室に設置された二台のタッチパネル式表示器に運転指令室側の承認を受けた情報(例えば承認時間など)を入力するためのテンキーが表示され、二台のタッチパネル式表示器から運転指令室側の承認を受けた情報が入力されるまで線路保守用車の停止状態が維持されるので、線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に進入してしまうことをより確実に防止することができる。
請求項5の発明に係る線路保守用車の走行制御装置によれば、線路保守用車が一旦停止の指定されている踏切に近づくと当該踏切に近づいたことが線路保守用車の乗務員に音声により報知されるので、線路保守用車が踏切の手前で停止せずに通過してしまうことを防止することができる。
請求項6の発明に係る線路保守用車の走行制御装置によれば、線路保守用車が一旦停止の指定されている踏切に近づくと当該踏切の手前で線路保守用車が自動的に停止するので、線路保守用車が踏切の手前で停止せずに通過してしまうことを確実に防止することができる。
請求項7の発明に係る線路保守用車の走行制御装置によれば、線路保守用車が駅間を走行するときには線路保守用車の屋根上に設置された警告灯が自動的に点灯し、線路保守用車が駅構内に進入するときには警告灯が自動的に消灯するので、警告灯の点灯忘れや消灯忘れを防止することができる。
請求項8の発明に係る線路保守用車の走行制御装置によれば、線路保守用車の走行位置情報が線路保守用車に搭載されたGPS受信機と保守用車移動距離検出手段の両方から出力された信号に基づいて得られるため、線路保守用車の乗務員が線路保守用車の走行位置情報を正確に認識することができる。
本発明の一実施形態に係る線路保守用車の走行制御装置の概略構成を図1に示す。同図に示されるように、本発明の一実施形態に係る線路保守用車の走行制御装置は、線路保守用車10(図2参照)の走行位置情報を取得する走行位置情報取得部11と、この走行位置情報取得部11により得られた走行位置情報を基に線路保守用車10の走行を制御する制御部12とを備えている。
走行位置情報取得部11はGPS衛星から送信される測位信号を受信するGPS受信機13と線路保守用車10の移動距離を検出する保守用車移動距離検出手段としてのエンコーダ距離計14の両方から出力された信号に基づいて、図2に示すような線路保守用車10の走行位置情報を取得するように構成されており、GPS受信機13およびエンコーダ距離計14は線路保守用車10に搭載されている。
制御部12は記憶装置15を有しており、この記憶装置15には、線路保守用車10を用いて保線作業を実施するときに必要な各種の保線作業データ(例えば、保線作業日時、線路保守用車の移動ルート、トラムスデータなど)が格納されている。
また、制御部12はCPU(中央演算処理装置)16を有しており、このCPU16には、線路保守用車10の運転室に設置された二台のタッチパネル式表示器18,19と音声ユニット20がI/Oポート17を介して接続されている。さらに、CPU16には、線路保守用車10のブレーキ装置21がI/Oポート17を介して接続されていると共に、線路保守用車10の屋根上に設置された赤色の警告灯(保線車両用列車防護装置)22,23がI/Oポート17を介して接続されている。
なお、線路保守用車10を用いて保線作業を実施するときに必要な各種の保線作業データを記憶装置15に格納する方法としては、机上のパソコンを使用して保線作業データをUSBメモリ等の補助記憶装置に格納し、この補助記憶装置に格納されたデータを読み込んで記憶装置15に格納する方法を採用することができる。この場合、机上のパソコンを使用して線路保守用車の使用申込書を作成するようにしてもよい。
CPU16は、図3に示すフローチャートに従って線路保守用車10の走行を制御するように構成されている。すなわち、電源スイッチが投入されると、CPU16は走行位置情報取得部11により得られた線路保守用車10の走行位置情報を線路保守用車10の運転室に設置されたタッチパネル式表示器18,19に表示する(ステップS1,S2)。このとき、タッチパネル式表示器18,19には、例えば図2に示すような線路保守用車10の走行位置情報が表示される。そして、線路保守用車10が駅間を走行しているときは、CPU16は警告灯点灯信号を警告灯22,23に送出する(ステップS3,S4)。これにより、線路保守用車10が駅間を走行しているときは、警告灯22,23が自動的に点灯した状態となる。
また、線路保守用車10が一旦停止して確認の指定されている踏切に近づくと、CPU16は踏切接近信号を音声ユニット20に送出すると共に、線路保守用車10を停止させる保守用車停止信号をブレーキ装置21に送出する(ステップS5〜S7)。これにより、踏切に近づいたことを知らせる音声が線路保守用車10の乗務員に対して音声ユニット20から発せられると共に、ブレーキ装置21が作動することによって線路保守用車10が踏切の手前で停止する。
また、線路保守用車10が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づくと、CPU16は未承認区間接近信号を音声ユニット20に送出すると共に、線路保守用車10を停止させる保守用車停止信号をブレーキ装置21に送出する(ステップS8〜S10)。これにより、未承認区間に近づいたことを知らせる音声が線路保守用車10の乗務員に対して音声ユニット20から発せられると共に、ブレーキ装置21が作動することによって線路保守用車10が未承認区間の手前で停止する。
線路保守用車10が未承認区間の手前で停止すると、CPU16はテンキー表示信号をタッチパネル式表示器18,19に送出する(ステップS11,S12)。これにより、図4(a)に示すようなテンキーが線路保守用車責任者側のタッチパネル式表示器に表示されると共に、図4(b)に示すようなテンキーが線路保守用車運転者側のタッチパネル式表示器に表示される。そして、タッチパネル式表示器18,19の表示画面に表示されたテンキーから運転指令室側の承認を受けた情報(例えば承認時間など)が入力されると、CPU16は保守用車停止解除信号をブレーキ装置21に送出する(ステップS13,S14)。これにより、ブレーキ装置21による線路保守用車10の停止状態が解除され、線路保守用車10が走行可能な状態となる。
また、線路保守用車10が停車場構内に進入すると、CPU16は警告灯消灯信号を警告灯22,23に送出する(ステップS15,S16)。これにより、線路保守用車10が停車場構内に進入したときは、警告灯22,23が自動的に消灯した状態となる。
上述のように、本発明の一実施形態に係る線路保守用車の走行制御装置では、走行位置情報取得部11により得られた線路保守用車10の走行位置情報が線路保守用車10の運転室に設置されたタッチパネル式表示器18,19に表示される、線路保守用車10が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づくと未承認区間に近づいたことが線路保守用車10の乗務員に音声により報知されるので、線路保守用車10の運転者が運転指令室側との打合せポイントを見逃してしまうことが少なくなる。したがって、線路保守用車10が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に進入してしまうことを防止することができる。
また、線路保守用車10が駅間を走行しているときは警告灯22,23が自動的に点灯した状態となるので、警告灯22,23の点灯忘れを防止することができる。
また、線路保守用車10が一旦停止して確認の指定されている踏切に近づくと踏切に近づいたことを知らせる音声が線路保守用車10の乗務員に対して音声ユニット20から発せられるので、線路保守用車10が踏切の手前で停止せずに通過してしまうことを防止することができる。
さらに、線路保守用車10が一旦停止して確認の指定されている踏切に近づくとブレーキ装置21が作動し、線路保守用車10が踏切の手前で停止するので、線路保守用車10が踏切の手前で停止せずに通過してしまうことを確実に防止することができる。
また、線路保守用車10が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づくと未承認区間に近づいたことを知らせる音声が線路保守用車10の乗務員に対して音声ユニット20から発せられるので、線路保守用車10が未承認区間に進入してしまうことを防止することができる。
さらに、線路保守用車10が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づくとブレーキ装置21が作動し、線路保守用車10が未承認区間の手前で停止するので、線路保守用車10が未承認区間に進入してしまうことを確実に防止することができる。
さらにまた、タッチパネル式表示器18,19の表示画面に表示されたテンキーから運転指令室側の承認を受けた情報が入力されたときのみにブレーキ装置21による線路保守用車10の停止状態が解除され、線路保守用車10が走行可能な状態となるので、線路保守用車10が未承認区間に進入してしまうことをより確実に防止することができる。
また、線路保守用車10が停車場構内に進入すると警告灯22,23が自動的に消灯した状態となるので、警告灯22,23の消灯忘れを防止することができる。
また、記憶装置15に格納されたトラムスデータ(マスタデータ)を基に線路保守用車10の移動ルートがタッチパネル式表示器18,19に表示されるため、線路保守用車10の位置を正確に把握することができる。
本発明の一実施形態に係る線路保守用車の走行制御装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る線路保守用車の走行制御装置により得られた線路保守用車の走行位置情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る線路保守用車の走行制御装置の作用を説明するためのフローチャートである。 線路保守用車の運転室に設置されたタッチパネル式表示器に表示されるタッチキーを示す図である。
符号の説明
10 線路保守用車
11 走行位置情報取得部
12 制御部
13 GPS受信機
14 エンコーダ距離計(保守用車移動距離検出手段)
15 記憶装置
16 CPU(中央演算処理装置)
17 I/Oポート
18,19 タッチパネル式表示器
20 音声ユニット
21 ブレーキ装置
22,23 警告灯

Claims (8)

  1. 線路保守用車の走行位置情報を取得する走行位置情報取得部と、この走行位置情報取得部により得られた走行位置情報を基に前記線路保守用車の走行を制御する制御部とを備えた線路保守用車の走行制御装置であって、
    前記走行位置情報取得部により得られた走行位置情報を前記線路保守用車の運転室に設置された二台の表示器に表示し、かつ前記線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づいたときに当該区間に近づいたことを線路保守用車の乗務員に音声により報知するように、前記制御部が構成されていることを特徴とする線路保守用車の走行制御装置。
  2. 請求項1記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間に近づいたときに当該区間の手前で線路保守用車を自動的に停止させるように、前記制御部が構成されていることを特徴とする線路保守用車の走行制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間の手前で停止したときに前記線路保守用車の責任者と運転者の両者が運転指令室側の承認を確認するまで前記線路保守用車の停止状態を維持するように、前記制御部が構成されていることを特徴とする線路保守用車の走行制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が運転指令室側の承認を受けていない未承認区間の手前で停止したときに前記線路保守用車の運転室に設置された二台のタッチパネル式表示器に運転指令室側の承認を受けた情報を入力するためのテンキーを表示し、前記二台のタッチパネル式表示器から運転指令室側の承認を受けた情報が入力されるまで前記線路保守用車の停止状態を維持するように、前記制御部が構成されていることを特徴とする線路保守用車の走行制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が一旦停止の指定されている踏切に近づいたときに当該踏切に近づいたことを線路保守用車の乗務員に音声により報知するように、前記制御部が構成されていることを特徴とする線路保守用車の走行制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が一旦停止の指定されている踏切に近づいたときに当該踏切の手前で前記線路保守用車を停止させるように、前記制御部が構成されていることを特徴とする線路保守用車の走行制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車が駅間を走行するときに前記線路保守用車の屋根上に設置された警告灯を自動的に点灯させ、前記線路保守用車が駅構内に進入するときに前記警告灯を自動的に消灯させるように、前記制御部が構成されていることを特徴とする線路保守用車の走行制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項記載の線路保守用車の走行制御装置であって、前記線路保守用車に搭載されたGPS受信機と保守用車移動距離検出手段の両方から出力された信号に基づいて前記線路保守用車の走行位置情報を取得するように、前記走行位置情報取得部が構成されていることを特徴とする線路保守用車の走行制御装置。
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