JP2003226241A - 路面電車用速度案内システム - Google Patents

路面電車用速度案内システム

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JP2003226241A
JP2003226241A JP2002025455A JP2002025455A JP2003226241A JP 2003226241 A JP2003226241 A JP 2003226241A JP 2002025455 A JP2002025455 A JP 2002025455A JP 2002025455 A JP2002025455 A JP 2002025455A JP 2003226241 A JP2003226241 A JP 2003226241A
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JP
Japan
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tram
speed
traffic signal
tramcar
traffic
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JP2002025455A
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English (en)
Inventor
Naoki Amamizu
直樹 天水
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路面電車が交通信号機の手前で停止すること
なく進行できるようにする。 【解決手段】 路面電車の進行方向側に位置する交通信
号機の階悌管理制御情報を入手する入手手段と、前記路
面電車の現在位置を検出する検出手段と、検出された前
記路面電車の現在位置及び入力された前記交通信号機の
階悌管理制御情報に基づいて、その路面電車がその交通
信号機の手前で停車することなく進行できる速度をその
路面電車の許容速度範囲内で算出する算出手段と、算出
された速度を前記路面電車の運転士に報知する報知手段
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両と
同一の路面を走行する路面電車の運転士に最適な列車速
度を案内することのできる路面電車用速度案内システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、路面電車は、道路を走行する自動
車等の車両の走行を規制する交通信号機の管理下に置か
れている。したがって、路面電車の運転士は、交通信号
機の現示に従って、路面電車を進行させ又は停止させる
運転を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の路面電車の運転は、交通信号機の現示に従って運転
されるため、停止,再発進が繰返して行われることがあ
り、したがって、乗客の乗り心地が悪くなることがあ
り、また、停止,再発進のために頻繁にブレーキが作動
すると、ブレーキシュー等の摩耗が早まるだけでなく、
余分に電力を必要とする欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、乗り心地を改
善するとともに省エネルギーを図ることのできる路面電
車用速度案内システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る路面電車用
速度案内システムは、上記目的を達成するために、請求
項1に記載の発明は、路面電車の進行方向側に位置する
交通信号機の階悌管理制御情報を入手する入手手段と、
前記路面電車の現在位置を検出する検出手段と、検出さ
れた前記路面電車の現在位置及び入力された前記交通信
号機の階悌管理制御情報に基づいて、その路面電車がそ
の交通信号機の手前で停車することなく進行できる速度
をその路面電車の許容速度範囲内で算出する算出手段
と、算出された速度を前記路面電車の運転士に報知する
報知手段と、を有することを特徴としている。本発明の
請求項2に記載の路面電車用速度案内システムは、路面
電車の現在位置の検出は、GPSシステムによることを
特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る路面
電車用速度案内システムの概略構成図、図2はその詳細
ブロック図である。
【0007】図1中、イは、路面(道路)ロを走行する
路面電車であり、その路面ロに付設された軌道Rに沿っ
て走行できるように構成されている。そして、その路面
電車イの進行する方向(図1の矢印参照)側の交差点
ハには、交通信号機(以下、「信号機」という。)1が
設けられている。図示の交差点ハは、十字状の交差点で
あるが、T字状等の他の交差点であってもよい。また、
信号機1は、図面を簡略化するために路面電車イの進行
方向の1箇所しか図示されていないが、実際は、各進行
方向に設けられている。また、信号機1は、交差点に限
らず、歩行者の横断のための横断歩道用等であってもよ
い。
【0008】図中、2は、交通信号制御器であって、信
号機1を階悌制御できるように構成されている。すなわ
ち、この交通信号制御器2は、信号機1を進行現示(以
下、G現示というときもある。)、進行注意現示(以
下、Y現示というときもある。)、停止現示(以下、R
現示というときもある。)に順次循環して所定時間ずつ
制御できるように構成されている。
【0009】図中、3は、地上装置であって、交通信号
制御器2の信号機1の制御信号を入力する地上処理部3
aを有している。そして、この地上装置3は、地上処理
部3aで入力した信号を地上無線伝送部3b及びアンテ
ナ3cを介して後述する中央装置4側に送出できるよう
に構成されている。なお、図2中、3dは、地上装置3
を駆動するための電源回路である。また、この地上装置
3から中央装置4への信号の送出は、無線通信によらず
に通信ケーブルを用いて行うようにしてもよい。
【0010】中央装置4は、路面電車イを運行する鉄道
会社の本社等の所定の中央に設けられ、全路面電車を統
括的に管理できるように構成されている。この中央装置
4は、ホストコンピュータからなる中央処理部4aを有
し、この中央処理部4aは、中央無線伝送部4bを介し
て地上装置3からの信号機1の制御信号を入手できるよ
うに構成されている。なお、図示の例では、中央処理部
4aは、交差点ハの一つの信号機1の制御信号のみ入手
するように構成されているが、実際は、軌道Rに係る図
示しない各信号機の制御信号が入力できるように構成さ
れている。図2中、4c,4cは、係員が操作する指令
操作卓であって、路面電車イ及び図示されない路面電車
に対して所定の指令を与えることができるように構成さ
れている。
【0011】図中、5は、交通管制センタであり、所定
範囲(所定の地域)の道路の交通状態を把握し、円滑な
交通状態を実現するように管理制御できるように構成さ
れている。したがって、信号機1がその交通管制センタ
5の管理の下に置かれているときは、信号機1の制御信
号は、その交通管理センタ5から中央装置4に与えられ
る。
【0012】路面電車イには、車上装置6が搭載されて
いる。この車上装置6には、人口衛星Sからの位置情報
をアンテナ6aを介して入力し、自位置(路面電車イの
現在位置)を検出する周知のGPS受信機(本発明のG
PSシステムに相当している。)6bが設けられてい
る。そして、このGPS受信機6bで生成された位置情
報は、車上装置6を統括的に制御するCPUを中心に構
成された車上処理部6cに入力されるように構成されて
いる。この検出された位置情報は、車上設定器6dを介
して入力された路面電車イを特定する所定の情報ととも
に、車上無線伝送部6e及びアンテナ6fを介して中央
処理部4に送出できるように構成されている。この車上
無線伝送部6eは、中央装置4からの所定の情報をアン
テナ6fを介して受信し、車上処理部6cに出力できる
ようにも構成されている。すなわち、この車上無線伝送
部6eは、車上装置6と中央装置4との間で双方向通信
ができるように構成されている。なお、図2中、6g
は、車上装置6を駆動するための電源回路である。
【0013】上記構成からなる路面電車用速度案内シス
テムについて、路面電車イが交差点ハに向けて進行して
いるときの制御動作について説明する。
【0014】路面電車イは、GPS受信機6bを介して
現在位置を検出し、その検出した位置情報を車上無線伝
送部6eを介して中央装置4に送出している。また、こ
の中央装置4には、地上装置3を介して信号機1の制御
信号が地上無線伝送部3bを介して入力されている。中
央装置4では、入力した路面電車イの位置から信号機1
までの距離Lを算出すると、その距離Lを走行する際に
信号機1がG現示を示すような路面電車イの速度を所定
の許容速度(例えば40km/H)以内で算出し、その
算出した速度情報を車上装置6へ送出する。例えば、現
在の路面電車イの位置が現在の信号機1のG現示の残時
間で通過できれば、すなわち、信号機1のそれまでの階
悌の変化を基にG現示の残時間を求め、その求められた
時間内で通過できるときの速度が求められてその速度が
送出される。また、現在の路面電車イの位置が次回のG
現示で通過できるときは、そのための速度が送出され、
あるいは、現在、信号機がR現示あるいはY現示のとき
は、次のG現示で通過できるための速度が求められて送
出される。
【0015】車上装置6では、中央装置4で算出された
速度情報を受信すると、その受信された速度を路面電車
イの運転台の表示器(図示せず)に表示する。したがっ
て、運転士は、その表示された速度に基づいて路面電車
を運転することができ、その速度に従って路面電車イを
運転したときは、交差点ハで停止(車)することなく通
過することが可能となる。したがって、路面電車イは、
発進,停止がなく連続した運転を行って乗り心地を向上
させることができるとともに、ブレーキの作動回数が少
なくなるので省エネルギーを図ることもできる。
【0016】なお、上述の例では、中央装置4で路面電
車イの速度を算出したが、車上装置6において算出して
もよい。すなわち、車上装置6は、中央装置4から得た
信号機1の制御情報及び検出した位置情報を得て速度を
算出するようにしてもよい。また、路面電車イの現在位
置の検出手段としてGPSシステムを用いたが、速度発
電機等の他の手段で検出するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る路面電車用速度案内システ
ムは、路面電車の進行方向側に位置する信号機の階悌管
理制御情報を入手する入手手段と、前記路面電車の現在
位置を検出する検出手段と、検出された前記路面電車の
現在位置及び入力された前記信号機の階悌管理制御情報
に基づいて、その路面電車がその信号機の手前で停車す
ることなく進行できる速度をその路面電車の許容速度範
囲内で算出する算出手段と、算出された速度を前記路面
電車の運転士に報知する報知手段とを有するので、路面
電車が信号機の手前で停車するのを防止して乗り心地を
向上させることができ、また、ブレーキの作動回数を減
らして省エネルギーを図ることかできる。本発明の請求
項2に記載の路面電車用速度案内システムは、路面電車
の現在位置の検出は、GPSシステムによるので、簡単
に路面電車の位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る路面電車用速度案
内システムの概略構成図である。
【図2】詳細ブロック図である。
【符号の説明】
1 交通信号機(信号機) 2 交通信号制御器 3 地上装置 4 中央装置 5 交通管制センタ 6 車上装置 イ 路面電車 ロ 路面 R 軌道

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面電車の進行方向側に位置する交通信
    号機の階悌管理制御情報を入手する入手手段と、 前記路面電車の現在位置を検出する検出手段と、 検出された前記路面電車の現在位置及び入力された前記
    交通信号機の階悌管理制御情報に基づいて、その路面電
    車がその交通信号機の手前で停車することなく進行でき
    る速度をその路面電車の許容速度範囲内で算出する算出
    手段と、 算出された速度を前記路面電車の運転士に報知する報知
    手段と、 を有することを特徴とする路面電車用速度案内システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の路面電車用速度案内シ
    ステムにおいて、路面電車の現在位置の検出は、GPS
    システムによることを特徴とする路面電車用速度案内シ
    ステム。
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