JP2005028339A - 洗車排水処理装置 - Google Patents

洗車排水処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005028339A
JP2005028339A JP2003273401A JP2003273401A JP2005028339A JP 2005028339 A JP2005028339 A JP 2005028339A JP 2003273401 A JP2003273401 A JP 2003273401A JP 2003273401 A JP2003273401 A JP 2003273401A JP 2005028339 A JP2005028339 A JP 2005028339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
car wash
membrane
cod
activated carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003273401A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3896101B2 (ja
Inventor
Toyozo Hamada
豊三 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP2003273401A priority Critical patent/JP3896101B2/ja
Priority to PCT/JP2004/009710 priority patent/WO2005005321A1/ja
Publication of JP2005028339A publication Critical patent/JP2005028339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3896101B2 publication Critical patent/JP3896101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F9/00Multistage treatment of water, waste water or sewage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/28Treatment of water, waste water, or sewage by sorption
    • C02F1/283Treatment of water, waste water, or sewage by sorption using coal, charred products, or inorganic mixtures containing them
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/34Treatment of water, waste water, or sewage with mechanical oscillations
    • C02F1/36Treatment of water, waste water, or sewage with mechanical oscillations ultrasonic vibrations
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/52Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2103/00Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated
    • C02F2103/44Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated from vehicle washing facilities

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

【課題】 限られた設置スペースに設置でき、高い水処理効果が得られる洗車排水処理装置の提供。
【解決手段】 凝集剤を用いた凝集沈殿処理部、膜処理部及び活性炭処理部を少なくとも有する洗車排水処理装置であり、
装置全体の平面面積が1〜5m、最大高さが1.5〜2.5mであり、装置全体の平面面積に占める各部の平面面積の割合が、凝集沈殿処理部が25〜55%、膜処理部が2〜10%、活性炭処理部が1〜10%であり、下記式から求められるCOD除去率が30%以上である洗車排水処理装置。
COD除去率=(洗車排水のCOD−処理水のCOD)/洗車排水のCOD×100
【選択図】 なし

Description

本発明は、より狭い設置スペースで高い水処理効果が得られる洗車排水処理装置に関する。
水資源の有効利用への関心の高まりと共に、大量に水道水を消費する洗車場などの洗浄水(1台当たり150L以上必要)に対する節水の要望と、その一方で排水をそのまま垂れ流すことに対する水質汚染への懸念が大きくなっている。特に洗車場で生じる排水には、土砂と共にワックス等の油分だけでなく、界面活性剤が含まれている。界面活性剤は自然分解されにくいために、河川、湖沼の環境汚染に繋がる。そこで、洗車排水を処理し、処理水を洗車用水として再利用することで、上記課題を解決しようとする試みがなされている。
洗車排水等の処理法としては、砂濾過処理、凝集沈澱処理、オゾン処理等の方法のほか、特開2000−127913号公報に開示された中空糸膜を用いた濾過器を備えた濾過による洗車システムが知られているが、いずれの方法においても、装置が大きく、広い設置場所を確保する必要があり、処理コストが高くなるという問題がある。特に設置場所の確保については、洗車場のスペースは様々であるため、狭いスペースであっても、処理能力を低下させることなく適用できる排水処理装置が望まれている。
特開2000−127913号公報 特願2002−108767号
本発明は、ガソリンスタンドのような車両の洗車場に設置して、洗車排水の処理に用いる洗車排水処理装置であり、設置場所に応じて、限られた設置スペース(設置面積及び設置容積)において高い水処理効果が得られる洗車排水処理装置を提供することを課題とする。
本発明は、課題の解決手段として、凝集剤を用いた凝集沈殿処理部、膜処理部及び活性炭処理部を少なくとも有する洗車排水処理装置であり、
装置全体の平面面積が1〜5m、最大高さが1.5〜2.5mであり、装置全体の平面面積に占める各部の平面面積の割合が、凝集沈殿処理部が25〜55%、膜処理部が2〜10%、活性炭処理部が1〜10%であり、下記式から求められるCOD除去率が30%以上である洗車排水処理装置を提供する。
COD除去率(%)=(洗車排水のCOD−処理水のCOD)/洗車排水のCOD×100
また本発明は、課題の他の解決手段として、凝集剤を用いた凝集沈殿処理部、膜処理部及び活性炭処理部を少なくとも有する洗車排水処理装置であり、
装置全体の平面面積が1〜5m、最大高さが1.5〜2.5mであり、装置全体の平面面積に占める各部の平面面積の割合が、凝集沈殿処理部が25〜55%、膜処理部が2〜10%、活性炭処理部が1〜10%であり、下記式から求められる装置単位体積当たりの処理速度が0.25〜0.65(1/hr)である洗車排水処理装置を提供する。
装置単位体積当たりの処理速度(1/hr)=処理速度(m3/hr)/装置体積(m
本発明の洗車排水処理装置は、凝集沈殿処理部、膜処理部及び活性炭処理部のみから構成されていてもよい。なお、装置全体の平面面積に占める凝集沈殿処理部、膜処理部及び活性炭処理部の平面面積の合計割合は100%にはならないが、これは洗車排水処理装置には、前記各処理部以外にも各処理部を連絡するパイプ等の連結手段を含む付属要素が必要だからである。なお、本発明におけるCODは、実施例に記載の方法により測定されるものである。
本発明の洗車排水処理装置は、装置全体の大きさをよりコンパクトにした上で、高い水処理効果を得ることができる。このため、狭い設置スペース(設置面積及び設置容積)にも設置することができ、洗浄排水の再利用による水資源の保護、排水総量の減少による汚水処理設備への負荷軽減等の効果が得られる。
本発明の洗車排水処理装置は、凝集剤を用いた凝集沈殿処理部、膜処理部及び活性炭処理部を少なくとも有するものであるが、下記要件を満たす範囲内において、更に他の排水処理手段を付加することができる。
洗車排水処理装置全体の平面の面積は1〜5mであり、好ましくは2.0〜4.5mであり、洗車排水処理装置の最大高さは1.5〜2.5mであり、好ましくは1.8〜2.2mである。なお、装置が立方体や直方体のような場合、装置の最大高さと装置の高さは一致する。
凝集沈殿処理部の装置全体の平面面積に対する占有割合(以下「凝集沈殿処理部の占有割合」という)は、25〜55%、好ましくは30〜50%である。凝集沈殿処理部は、全体として、被処理水(洗車排水)への凝集剤の添加、凝集処理液の沈降処理、上澄液の貯留機能を有するものであり、1槽又は2槽以上からなるものにすることができる。凝集沈殿処理部が2槽以上からなる場合、全ての槽の合計の平面面積により占有割合が求められる。
膜処理部の装置全体の平面面積に対する占有割合(以下「膜処理部の占有割合」という)は、2〜10%、好ましくは3〜8%である。膜処理部は、通常、ケース又は槽のような容器内に分離膜が収容されているものであり、前記した膜処理部の平面面積とは、容器を除いた分離膜の平面面積を意味する。
活性炭処理部の装置全体の平面面積に対する占有割合(以下「活性炭処理部の占有割合」という)は、1〜10%で、好ましくは2〜8%である。活性炭処理部は、通常、容器内に活性炭が充填されているものであり、活性炭処理部の平面面積は、容器を除いた活性炭の平面面積を意味する。
本発明では、下記式から求められるCOD除去率が30%以上であり、好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上である。
COD除去率(%)=(洗車排水のCOD−処理水のCOD)/洗車排水のCOD×100
また本発明では、下記式から求められる装置単位体積当たりの処理速度が、0.25〜0.65(1/hr)、好ましくは0.3〜0.60(1/hr)、より好ましくは0.4〜0.55(1/hr)である。
装置単位体積当たりの処理速度(1/hr)=処理速度(m3/hr)/装置体積(m
本発明の洗車排水処理装置は、上記のとおり、装置全体の平面面積と装置の最大高さを所定範囲にすることで、限られた設置スペース(設置面積及び設置容積)に設置することができるようになり、更に各処理部の平面の占有面積を所定範囲にすることで、製造コストや運転コストを抑制した上で、高い水処理効果〔COD除去率30%以上、装置単位体積当たりの処理速度が、0.25〜0.65(1/hr)〕を得ることができる。
以下、図1により、本発明の洗車排水処理装置を含む水処理システムの一実施形態を説明する。図1はクロスフロー濾過方式に適した排水処理装置の概念図である。なお、本発明の装置は、デッドエンド濾過方式に適した洗車排水処理装置でもよい。
本発明の洗車排水処理装置は、凝集沈殿処理部2、膜分離部3及び活性炭処理部4を備えており、これらがパイプ等で連結されているものであるが、図1に示すような又は図1に示されていない排水の処理をするのに必要な構成要素を含んでいてもよい。図1中、Pはポンプ、P1〜P4は圧力計、F1〜F2は流量計、MVは流量調整バルブを示し、開閉弁は全て同じ表示である。なお、図1は、各構成部、各構成部の連結状態、排水の処理フローを示すものであり、各構成部の配置状態や装置全体の大きさ(平面面積及び容積)を示すものではない。
洗車場等で生じた油分及び界面活性剤を含む排水は、通常は、排水ピットを経て洗車場等に設置されている油水分離槽20(本発明の装置には含まれない)に貯水される。油水分離槽20には、雨水、施設の床面清掃時の洗剤や油混じりの排水等も合わせて回収されることもある。油水分離槽20は、図示するような計4槽の沈殿槽からなり、砂利のような大きな粒子の懸濁質(SS)から順に沈殿させていき、最終沈殿槽の排水をポンプにより汲み上げて、原水貯水タンク1に送って貯水する。これが処理用の原水となる。この油水分離槽20の排水が流入する沈殿槽には、砂利のような大きめの異物を取り除くため、図示するような濾網(金網等からなるもの)を設置することができる。
次に、原水貯水タンク1の原水を凝集沈殿処理部2に送る。このとき、油水分離槽20から直接凝集沈殿処理部2に排水を送ってもよいし、量が少なく、砂、泥等も少ないような排水であれば、油水分離槽20を使用せずに、排水を直接凝集沈殿処理部2に送ってもよい。なお、原水貯水タンク1は、洗車排水の量や設置場所等に応じて、本発明の装置に含ませてもよいし、本発明の装置とは別個のものにしてもよい。例えば、単位時間当たりの排水量が少なく、原水貯水タンク1の設置場所を確保できないのであれば、本発明の装置に原水貯水タンク1を組み込むことができる。
凝集沈殿処理部2では、原水に凝集剤を添加して、油分、界面活性剤、泥等のSSの一部を凝集沈降処理させ、次の膜分離部3における負荷を軽減すると共に、ポンプ、バルブ、連結パイプ等が目詰まりすることも防止する。
凝集沈殿処理部2は、図示するように、第1仕切り壁27、第2仕切り壁28により、第1槽24、第2槽25、第3槽26の3つの槽に分離されている。このため、凝集沈殿処理部2の平面面積は、第1槽24、第2槽25、第3槽26の合計となる。
第1槽24内に、凝集剤供給機22により所要量の凝集剤を添加する。このとき、凝集剤が液状の場合は定量ポンプを作動させ、凝集剤が粉体状の場合は定量フィーダー(図示せず)を作動させて添加するが、操作法及び運転法が簡単であり、メンテナンスも容易であることから、粉体状の凝集剤を用いることが好ましい。粉体状の凝集剤を用いる場合には、粉体のブロッキングを防止し、供給量の調節が容易に行うことができる定量スクリューフィーダーを用いることが好ましく、更にホッパーに、アジテーションパドルやスクリューアジテーター等のブリッジング防止機構を備えた定量スクリューフィーダーを用いることがより好ましい。
また、凝集剤は、沈降速度が好ましくは0.3〜3.0cm/分、より好ましくは0.5〜2.0cm/分である凝集剤を用いる。沈降速度が前記範囲であると沈降分離性が良いので、沈降槽の容積を小さくすることができる(凝集沈殿処理部2の平面面積を小さくできる。)と共に、処理水の水質も向上できる。
沈降速度とは、排水1リットルの入った1リットルビーカーに凝集剤を投入し、攪拌した直後に存在する凝集フロックの90%が、水面よりLcm沈降して底に堆積するまでの時間Tをもとに、L/Tで算出されるものである。具体的には、攪拌した直後と各沈降時間における上澄液の濁度を調べ、濁度が90%減少した際の時間と沈降距離を測定して算出する。
このようにして凝集剤を添加した後、凝集沈降処理し、第1槽24から第1仕切り壁27を越えて溢れた上澄み液を第2槽25に流入させ、同様にして第2仕切り壁28を越えて溢れさせた上澄み液を第3槽26に流入させる。21は第1槽24内をかき混ぜるための攪拌機である。凝集沈殿処理部2の各槽に溜まった沈殿物は、各開閉弁を操作して適宜底部から抜き出す。
凝集剤は、高度に安定化した低濃度油分を沈降処理し、膜分離部の負荷を軽減するため、有機凝集剤から選ばれる1又は2以上のものと、油分を吸着分離するイオン性鉱物を必須成分として含む無機凝集剤の1又は2以上とを組み合わせることが好適である。これらの有機及び無機凝集剤は公知のものを使用することができるが、上記した洗車排水処理用の凝集剤がより好ましく、特に有機凝集剤としてアルギン酸ナトリウム、高分子カチオン系凝集剤を含み、無機凝集剤としてモンモリロナイト、硫酸アルミニウムを含むものが好ましい。
有機凝集剤と無機凝集剤との組み合わせや添加の順序等は、被処理液により実験的に適宜選択決定されるが、有機凝集剤としてアルギン酸ナトリウムを含む水系凝集剤(水溶液又は水分散液)を添加する場合は、水系の多価金属イオン無機凝集剤とは別けて添加することが好ましい。
本発明で用いる凝集剤としては、アルギン酸塩及び/又はカチオン系高分子凝集剤を含む有機凝集剤と、イオン性鉱物及び/又は硫酸アルミニウムを含む無機凝集剤との組み合わせからなり、有機凝集剤としてアルギン酸塩及びカチオン系高分子凝集剤を含み、無機凝集剤としてイオン性鉱物及び硫酸アルミニウムを含むものが好ましい。
有機凝集剤と無機凝集剤の含有割合は、有機凝集剤が2〜20質量%、好ましくは4〜14質量%、より好ましくは5〜13質量%であり、無機凝集剤が98〜20質量%、好ましくは96〜86質量%、より好ましくは95〜87質量%である。
このような範囲で有機凝集剤と無機凝集剤とを組み合わせて使用することにより、凝集処理効果を著しく高めることができるので、添加量の格別な調整が不要となり、凝集処理後に膜分離処理する場合にはその負荷が軽減され、設計どおりの固液分離がなされることも、凝集剤の添加量の格別な調整が不要となることに寄与する。
有機凝集剤として使用するアルギン酸塩はアルギン酸ナトリウムが好ましく、カチオン系高分子凝集剤はポリアミン類、ポリジシアンジアミド類、カチオン化デンプン、カチオン系ポリ(メタ)アクリルアミド、水溶性アニリン樹脂、ポリチオ尿素、ポリエチレンイミン、第4級アンモニウム塩類、ポリビニルピリジン類、キトサン等を挙げることができ、これらの中でもカチオン化デンプン、カチオン系ポリ(メタ)アクリルアミド又はこれらの混合物が好ましい。
有機凝集剤としてアルギン酸塩とカチオン系高分子凝集剤を含むとき、それらの含有割合(アルギン酸塩/カチオン系高分子凝集剤で示される質量比)は1:2〜4:1であることが好ましく、1:1.5〜10:3であることがより好ましい。
無機凝集剤として使用するイオン性鉱物としては、ベントナイト、カオリン、モンモリロナイト等の粘土鉱物やゼオライト等を挙げることができ、これらの中でも、安価でかつ吸着面積が大きく、エマルション化された油分を吸着し易いため、モンモリロナイト、ベントナイトが好ましい。
無機凝集剤としてイオン性鉱物と硫酸アルミニウムを含むとき、それらの含有割合(イオン性鉱物/硫酸アルミニウムで示される質量比)は1:2〜2:1であることが好ましく、1:1.5〜1.5:1であることがより好ましい。
有機凝集剤としては、上記以外にも(メタ)アクリル酸や(メタ)アクリルアミド等の親水性単量体を共重合させたアクリル系共重合体等、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、マレイン酸共重合体、ポリ(メタ)アクリルアミド、リグニンスルホン酸ナトリウム、可溶性デンプン、ポリオキシエチレンジプロピルアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等の界面活性剤、(メタ)アクリル酸とアクリルアミドとの共重合体等のアニオン又はノニオン系の高分子凝集剤、両性高分子凝集剤、プロピレンジアミン等の低分子アミン凝集剤等を含有させることができる。
無機凝集剤としては、上記以外にもポリ塩化アルミニウム、塩化マグネシウム、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、消石灰、ケイ酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウム、アルミニウムミョウバン類等を含有させることができる。
本発明の凝集剤として、アルギン酸ナトリウム、カチオン系高分子凝集剤と、モンモリロナイト、硫酸アルミニウムとの有機及び無機凝集剤の組み合わせからなるものを使用したとき、水処理過程において、各成分が下記の通りの相乗作用をなすため、水処理能力が向上される。
モンモリロナイトは、単独ではアルカリ性を呈し、界面活性剤によりエマルション化された油分の吸着を行って溶液粘土を低下させるように作用する。アルギン酸ナトリウムは、油分を吸着したモンモリロナイトのマイクロカプセル化を行って、そのフロックの生成及び巨大化に寄与する。硫酸アルミニウムは、単独では酸性を呈するため、アルカリ性モンモリロナイトの電荷中和によるフロックの生成を促進するように作用する。カチオン系高分子凝集剤は、フロックの連結効果により巨大化を促進し、同時にフロックの脱水作用を行う。
次に、凝集沈殿処理部2の第3槽26内の処理水を膜分離部3に送り、固液分離する。膜分離部3における平面面積は、分離膜の平面面積である。
膜分離部3における濾過処理は、低圧力でかつ一定の膜間差圧で行われる。膜分離部3における濾過方式は、外圧型クロスフロー濾過方式、外圧型デッドエンド濾過方式、内圧型クロスフロー濾過方式及び内圧型デッドエンド濾過方式のいずれも採用できるが、濾過効率、均一性、膜濾過性能の回復のための洗浄性等を考慮すると、クロスフロー濾過方式が良く、中でも内圧型クロスフロー濾過方式が最良である。
一方、内圧型デッドエンド濾過方式は、クロスフロー濾過方式に比べて、低動力で運転できるという利点のほか、装置コストが低くなるという利点もある。更に、膜間差圧を一定にすることで、膜間差圧が変動する一定流量(フラックス)運転に比べて、膜のファウリングが抑制できる利点がある。
膜間差圧を一定にするには、圧力検知によりポンプの回転数をインバーター制御する方法のほか、モジュール入口手前に設置したバルブや、循環ポンプ流量を調整する方法によればよい。膜間差圧は5〜30kPa、好ましくは5〜25kPaの範囲の低圧力範囲から選択する。
膜間差圧を低圧力にすることにより、低動力化できると共に、膜圧損のロスによる濾過効率の低下を防ぐことができる。また、膜のファウリングが抑制されるため、長期間に渡って安定に処理水量が維持できる。このように低圧力で濾過することで、内圧式クロスフロー濾過方式における膜の入口と出口の平均膜面線速を小さくでき、好ましくは0.1m/秒以下、より好ましくは0.08m/秒以下の平均膜面線速で運転する。
膜分離部3で用いる膜は、純水透水速度が300〜3,000LMHKのものが好ましく、500〜2500LMHKのものがより好ましい。純水透過速度が前記範囲であると膜分離性が良いので、膜処理部3の容積を小さくすることができる(膜処理部3の平面面積を小さくできる。)と共に、処理水の水質も向上できる。純水透水速度とは、100kPaにて、1mの膜に1時間純水を透過させた場合の透過水量である。
膜分離部3で用いる膜は、酢酸セルロース系、ポリスルホン系及びポリアクリロニトリル系限外濾過膜から選ばれる中空糸膜であることが好ましく、耐ファウリング性の観点からは、酢酸セルロース系限外濾過膜がより好ましい。また、この膜は、分画分子量は1万〜50万が好ましく、10万〜30万がより好ましい。
次に、膜分離部3で処理した処理水は、活性炭処理部4に送り、活性炭処理して、主として油分等に起因する臭気成分と、残存する界面活性剤を吸着除去する。活性炭処理部4の平面面積は、容器内に充填された活性炭の平面面積である。
活性炭処理部4における活性炭と処理水との接触方法は制限されず、例えば、活性炭フィルターに処理水を通す方式を適用できる。
本発明の洗車排水処理装置では、凝集沈殿処理部2、膜分離部3及び活性炭処理部とを組み合わせることで、油分、界面活性剤、SS等の除去率を相乗的に高めることができるので、排水組成の変動に応じて凝集剤の添加量を格別調整する必要がなくなる。
次に、活性炭処理部4で処理した処理水を貯水部5に送って、貯水する。この貯水部5に送った水は、再度洗車等の洗浄水として再利用できる。このように貯水部5を設けることにより、処理水の再利用が容易になる。
なお、図示するように、膜分離部3と活性炭処理部4との間に逆圧洗浄用タンク6を設けることができる。この逆圧洗浄用タンク6には、膜分離部3で固液分離処理した処理水が貯水され、逆圧洗浄水として使用される。
本発明の洗車排水処理装置では、油分及び界面活性剤を含有する排水は、凝集沈殿処理部2、膜分離部3、活性炭処理部4の順に処理されるが、この処理を継続して行った場合、膜分離部3の膜面に汚れが付着して、固液分離性能が低下することがある。このため、適当間隔で逆圧洗浄することにより、固液分離性能を安定した状態に保持することが望ましい。
逆圧洗浄は、膜分離部3の透過液側から原液側に、貯水部5内の処理水を圧入させる方法が適用できる。逆圧洗浄の間隔は、15〜60分が好ましく、20〜45分がより好ましい。逆圧洗浄時の流量は、2〜20m/dayが好ましく、5〜15m/dayがより好ましい。
また逆圧洗浄に際しては、洗浄効果を高めるため、薬液タンク30から次亜塩素酸ナトリウム水溶液等の薬液を、ポンプを作動させることで洗浄水に添加して、薬液洗浄することができる。薬液の添加量は、次亜塩素酸ナトリウムを用いる場合、逆洗後の残留塩素濃度が1〜100mg/Lの範囲になるようにすることが好ましい。
本発明の洗車排水処理装置は、排水の流入量に応じて処理量を自動制御できるように設定したり、円滑な洗車作業ができるように、洗車作業時の水の使用量等に応じて貯水部5の処理水を自動供給できるように設定することもできる。
以下、図1に示す洗車排水処理装置を用いた洗車排水処理の実施例により、本発明をより詳細に説明する。なお、本発明の装置に含まれるのは、凝集沈殿処理部2、膜処理部3及び活性炭処理部4、貯水部5、膜処理水貯水部6、薬液タンク30、これらを正常に作動させるための付属設備(凝集剤供給機22、ポンプ等)及びこれらを連絡するパイプである。
実施例1
洗車排水処理装置として、表1に示すものを用いた。凝集沈殿処理部2で使用する凝集剤として、モンモリロナイト、硫酸アルミニウム、アルギン酸ナトリウム、カチオン系ポリアクリルアミド(質量比48/48/2/2)からなる混合凝集剤(沈降速度1cm/分)を用い、洗車排水に対して、50〜100mg/リットルとなるように添加した。活性炭処理部は、ヤシ殻活性炭(CW130A,二村化学工業(株)製)1kgを充填したカラム(直径15cm×長さ30cm)を膜透過液ラインに取り付けて行った。
ガソリンスタンドにおける洗車排水を集液した油水分離槽(図1の20と同構造の4つの槽を持つもの)の最終槽の排水を原水(COD98mg/リットル)とし、濾過は内圧型クロスフロー濾過方式(膜間差圧20kPa)で行った。なお、濾過運転時には、貯水部5の処理水を用い、膜処理部3の膜に対して、濾過時間30分に1回の割合で1分間の逆圧洗浄を行った。逆圧洗浄は、3.2m/dayで、1分間行った。
CODは、運転開始から24時間後の透過液のCODを、HACH製の水質分析計により測定し、COD除去率を求めた。また、処理速度は、運転開始から24時間後の膜分離部3に設置した透過液流量計(図1中のF1)の値とした。結果を表1に示す。
実施例2〜5
表1に示す装置等を用い、実施例1と同様にして運転を行った。ただし、実施例4では、沈降速度0.4cm/分のオイルシャット(三井鉱山エンジニアリング社製)を用いた。また、実施例5では、酢酸セルロース膜に替えて、ポリエーテルスルホン製限外濾過中空糸膜を用いた。結果を表1に示す。
比較例1、2
表1に示す装置等を用い、実施例1と同様にして運転を行った。ただし、沈降速度0.1cm/分のカチオン系ポリアクリルアミド(三井サイアック社製のC4867)を用いた。結果を表1に示す。
Figure 2005028339
本発明の排水処理装置の概念図。
符号の説明
2 凝集沈降部
3 活性炭処理部
4 膜分離部
5 貯水部

Claims (4)

  1. 凝集剤を用いた凝集沈殿処理部、膜処理部及び活性炭処理部を少なくとも有する洗車排水処理装置であり、
    装置全体の平面面積が1〜5m、最大高さが1.5〜2.5mであり、装置全体の平面面積に占める各部の平面面積の割合が、凝集沈殿処理部が25〜55%、膜処理部が2〜10%、活性炭処理部が1〜10%であり、下記式から求められるCOD除去率が30%以上である洗車排水処理装置。
    COD除去率(%)=(洗車排水のCOD−処理水のCOD)/洗車排水のCOD×100
  2. 凝集剤を用いた凝集沈殿処理部、膜処理部及び活性炭処理部を少なくとも有する洗車排水処理装置であり、
    装置全体の平面面積が1〜5m、最大高さが1.5〜2.5mであり、装置全体の平面面積に占める各部の平面面積の割合が、凝集沈殿処理部が25〜55%、膜処理部が2〜10%、活性炭処理部が1〜10%であり、下記式から求められる装置単位体積当たりの処理速度が0.25〜0.65(1/hr)である洗車排水処理装置。
    装置単位体積当たりの処理速度(1/hr)=処理速度(m3/hr)/装置体積(m
  3. 凝集沈殿処理部において、沈降速度が0.3〜3.0cm/分である凝集剤を使用する請求項1又は2記載の洗車排水処理装置。
  4. 膜処理部における分離膜の純水透水速度が300〜3,000LMHKである請求項1〜3のいずれかに記載の洗車排水処理装置。
JP2003273401A 2003-07-11 2003-07-11 洗車排水処理装置 Expired - Fee Related JP3896101B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273401A JP3896101B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 洗車排水処理装置
PCT/JP2004/009710 WO2005005321A1 (ja) 2003-07-11 2004-07-08 洗車排水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273401A JP3896101B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 洗車排水処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005028339A true JP2005028339A (ja) 2005-02-03
JP3896101B2 JP3896101B2 (ja) 2007-03-22

Family

ID=34056019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003273401A Expired - Fee Related JP3896101B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 洗車排水処理装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3896101B2 (ja)
WO (1) WO2005005321A1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007097260A1 (ja) * 2006-02-24 2007-08-30 Toray Industries, Inc. 化学品の製造方法、および、連続発酵装置
JP2007252367A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Toray Ind Inc 連続発酵による化学品の製造方法および連続発酵装置
JP2008043329A (ja) * 2006-07-19 2008-02-28 Toray Ind Inc 連続発酵による1,3−プロパンジオールの製造方法
JP2008054670A (ja) * 2006-08-02 2008-03-13 Toray Ind Inc 連続発酵によるコハク酸の製造方法
JP2008104451A (ja) * 2006-09-26 2008-05-08 Toray Ind Inc 連続発酵によるd−乳酸の製造方法
JP2008104453A (ja) * 2006-09-26 2008-05-08 Toray Ind Inc 連続発酵によるカダベリンの製造方法
JP2008131931A (ja) * 2006-11-01 2008-06-12 Toray Ind Inc 連続発酵による乳酸の製造方法
JP2008212138A (ja) * 2007-02-06 2008-09-18 Toray Ind Inc 連続発酵によるl−アミノ酸の製造方法
JP2008237101A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toray Ind Inc 連続発酵による化学品の製造法
JP2008263945A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Toray Ind Inc 連続発酵による乳酸の製造方法
JP2009039074A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toray Ind Inc 連続発酵によるタンパク質の製造方法
JP2009065966A (ja) * 2007-08-22 2009-04-02 Toray Ind Inc 連続発酵による化学品の製造方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102086413B1 (ko) * 2019-08-19 2020-03-09 최은준 농기계 세척시스템
GB2575372B (en) * 2019-08-30 2021-04-14 Lee Ashwell Sean Water treatment apparatus and method
TWI796969B (zh) * 2022-03-15 2023-03-21 香港商運通汽車有限公司 廢水處理系統

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10314796A (ja) * 1997-05-15 1998-12-02 Morita Econos Ltd 洗車水リサイクル装置
JP2003093803A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Daicel Chem Ind Ltd 含油排水処理方法
JP2003093802A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Daicel Chem Ind Ltd 排水処理装置及びその運転方法
JP2003093807A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Daicel Chem Ind Ltd 洗車排水の循環使用装置
JP2003170007A (ja) * 2001-09-27 2003-06-17 Daicel Chem Ind Ltd 洗車排水処理用の凝集剤

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10314796A (ja) * 1997-05-15 1998-12-02 Morita Econos Ltd 洗車水リサイクル装置
JP2003093803A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Daicel Chem Ind Ltd 含油排水処理方法
JP2003093802A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Daicel Chem Ind Ltd 排水処理装置及びその運転方法
JP2003093807A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Daicel Chem Ind Ltd 洗車排水の循環使用装置
JP2003170007A (ja) * 2001-09-27 2003-06-17 Daicel Chem Ind Ltd 洗車排水処理用の凝集剤

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101345160B1 (ko) 2006-02-24 2013-12-26 도레이 카부시키가이샤 화학품의 제조 방법 및 연속 발효 장치
JP2007252367A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Toray Ind Inc 連続発酵による化学品の製造方法および連続発酵装置
WO2007097260A1 (ja) * 2006-02-24 2007-08-30 Toray Industries, Inc. 化学品の製造方法、および、連続発酵装置
US9587253B2 (en) 2006-02-24 2017-03-07 Toray Industries, Inc. Method of producing chemical product with continuous fermentation and filtering
JP2008043329A (ja) * 2006-07-19 2008-02-28 Toray Ind Inc 連続発酵による1,3−プロパンジオールの製造方法
JP2008054670A (ja) * 2006-08-02 2008-03-13 Toray Ind Inc 連続発酵によるコハク酸の製造方法
JP2008104451A (ja) * 2006-09-26 2008-05-08 Toray Ind Inc 連続発酵によるd−乳酸の製造方法
JP2008104453A (ja) * 2006-09-26 2008-05-08 Toray Ind Inc 連続発酵によるカダベリンの製造方法
JP2008131931A (ja) * 2006-11-01 2008-06-12 Toray Ind Inc 連続発酵による乳酸の製造方法
JP2008212138A (ja) * 2007-02-06 2008-09-18 Toray Ind Inc 連続発酵によるl−アミノ酸の製造方法
JP2008237101A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toray Ind Inc 連続発酵による化学品の製造法
JP2008263945A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Toray Ind Inc 連続発酵による乳酸の製造方法
JP2009039074A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toray Ind Inc 連続発酵によるタンパク質の製造方法
JP2009065966A (ja) * 2007-08-22 2009-04-02 Toray Ind Inc 連続発酵による化学品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3896101B2 (ja) 2007-03-22
WO2005005321A1 (ja) 2005-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4853755B2 (ja) 洗車排水処理用の凝集剤
JP3896101B2 (ja) 洗車排水処理装置
JP2007245150A (ja) 排水処理装置
Farahbakhsh et al. A review of the impact of chemical pretreatment on low-pressure water treatment membranes
JP5512068B2 (ja) 水処理方法
CA2927610C (en) Method for pretreatment of wastewater and recreational water with nanocomposites and bridging polymers
JP2011230038A (ja) 水処理装置
US10131562B1 (en) Treatment of potable water
JP2003093803A (ja) 含油排水処理方法
JP2003093802A (ja) 排水処理装置及びその運転方法
JP2003093807A (ja) 洗車排水の循環使用装置
JP4209135B2 (ja) 洗車排水処理装置
JP2005028336A (ja) 洗車排水処理装置の運転方法
JP4119331B2 (ja) 洗車排水処理装置
KR101088148B1 (ko) 콜로이드 입자의 전기적인 중화속도 조절을 이용한 수처리 방법
JP2005074295A (ja) 洗車排水処理システム
JP2004202339A (ja) 洗車排水のリサイクル処理システム
WO2004096407A1 (ja) 洗浄排水処理用の凝集剤及び洗浄排水処理装置
CN111410366A (zh) 一种废水处理系统及处理工艺
JP6650817B2 (ja) 有機脱酸素剤及び懸濁物質を含有する排水の処理方法及び処理装置
JP2003327093A (ja) 洗車排水リサイクル処理装置
RU2253625C1 (ru) Способ очистки воды и комплексный флокулянт для осуществления способа
JPH08206663A (ja) 浄水処理における透過膜によるヒ素の除去方法
Al-Rehaili et al. Chemical and economical evaluation of groundwater treatment plants in Riyadh
JP2008080321A (ja) 廃水浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees