JP2005025701A - 携帯型発券装置の制御方法 - Google Patents

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Fumio Otsuka
文生 大塚
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Abstract

【課題】 発行時間の短縮化が可能な携帯型発券装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 第1の通路11から第2の通路12に搬送時に、磁気記録手段5によって券紙Tの磁気記録を行うステップと、第3の通路13から外部に排出時に、印字部7によって券紙Tの印字を行うステップと、券紙Tを第3の通路13に搬送した後であって、遅くとも券紙Tの外部排出直後までに、券紙の繰出手段3から他の券紙を第1の通路11に向けて搬送を開始させるステップとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電車などの車内での乗り越しなどの際に乗客に乗車券などを発行することができる携帯型発券装置の制御方法に関するものである。
近時、鉄道などでは、改札の自動化が進められており、自動改札での使用を可能とするため、乗車券や特急券などには、印字手段による印刷記録とともに磁気記録手段による磁気記録を行われている。
一方、電車などの車内で乗り越しなどの乗客に乗車券などを発行することができる携帯型の発券装置がすでに各種開発されており、車掌などが車内を巡回する際に、必要に応じて乗り越しなどの乗客に乗車券や特急券などを発行することができるようになっている。この車内で発行する乗車券や特急券は、磁気記録がされていないと乗客が下車して改札を通る際に自動改札では通ることができないので、携帯型の発券装置は、印刷記録だけでなく磁気記録可能であることが要求される。
このような発券装置は、車掌などが常時携行しながら狭い車内を巡回し、必要に応じて発券させる必要上、できるだけ小型であることが好ましい。特許文献1には、小型化された携帯型発券装置が記載されている。特許文献1の携帯型発券装置は、装置のハウジングの小型化のために、一部重複した搬送路を往復させるなどして搬送経路の工夫がなされている。
この携帯型発券装置は、発券時に次のように動作する(特許文献1の段落[0030]から[0032])。
(1)券紙収納カセットに収納された券紙を繰り出して、第1の方向に第1の通路まで搬送する。
(2)磁気記録を行いながら、第1の方向と逆方向に第2の通路まで搬送する。
(3)第1の方向に第3通路に搬送し、印字しながら排出する。
特開2003−16479号公報
しかし、この携帯型発券装置は、発券指示後、磁気記録及び印字された券紙が外部に排出されるまで、第1の方向の搬送、第1の方向と逆方向の搬送、第1の方向の搬送が行われるため、1枚の券紙の発券に比較的長い時間を必要とする。
そこで、本発明は、上記した事情に鑑み、発券時間の短縮化が可能な携帯型発券装置の制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明の携帯型発券装置の制御方法は、券紙を収納する券紙収納部と、
前記券紙収納部から前記券紙を繰り出す券紙繰出手段と、
前記券紙収納部の出口に近接して配置された磁気記録部と、
前記券紙の発券出口に近接して配置され、前記券紙に印字する印字部と、
前記磁気記録部に隣接して配置される第1の券紙駆動部と、
前記印字部に隣接して配置される第2の券紙駆動部とを備え、
前記第1の券紙駆動部は、前記券紙を、第1の方向に搬送して第1の通路又は第3の通路に移送可能であるとともに、前記第1の方向と逆方向に搬送して前記第1の通路から第2の通路に移送可能であり、
前記第2の券紙駆動部は、前記第3の通路の券紙を前記第1の方向と略同一方向に搬送して外部に排出可能である携帯型発券装置の制御方法において、
前記券紙を前記第1の通路から前記第2の通路に搬送時に、前記磁気記録手段によって前記券紙の磁気記録を行うステップと、
前記第3の通路から外部に排出時に、前記印字部によって前記券紙の印字を行うステップと、
前記券紙を前記第3の通路に搬送した後であって、遅くとも前記券紙の外部排出直後までに、前記券紙繰出手段から他の券紙を前記第1の通路に向けて搬送を開始させるステップと
を有することを特徴としている。
これにより、発行時間の短縮化を実現することができる。
また、本発明の携帯型発券装置の制御方法は、前記の携帯型発券装置の制御方法において、
前記券紙繰出手段から前記他の券紙を前記第1の通路に向けて搬送を開始させる前記ステップは、前記第3の通路から外部へ券紙を排出するのと並行して、前記他の券紙を前記第1の通路に向けて搬送させるステップであることを特徴としている。
これにより、発行時間の短縮化をさらに図ることができる。
この発明によれば、発券するごとに、収納部内に収納されている次の券紙を磁気記録する直前の待機位置まで搬送させて次の磁気記録動作の開始まで待機させておくので、発行時間の短縮化が可能になる。
以下、この発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の携帯型発券装置の制御方法が適用された携帯型発券装置を示すものであり、この携帯型発券装置1は、この装置のハウジング10に、収納部2と、繰出手段3と、搬送手段4と、磁気記録手段5と、切替手段6と、印字手段7と、制御部8(図2参照)とを備えている。
ハウジング10には、内部に、後述する券紙の待機に利用される第1の搬送路11と、磁気記録を行う磁気記録手段3を付設したフラットな第2の搬送路12と、印字記録を行う印字手段6を付設した第3の搬送路13と、第1の搬送路11に設けた第1センサ14と、第2の搬送路12に設けた第2センサ15と、後述する給紙室10Aに設けたスイッチ16とを備えており、正方向、逆方向、正方向の順で、略1往復半しながら、各券紙Tに対して磁気記録及び印字記録を行うように構成されている。
このハウジング10の給紙室10Aには、図3に示すように、この給紙室10Aに装着したときの収納部2を構成するカセットCの繰出口C1と正対する部分に、取込口11Aが開口されている。また、この取込口11Aと第2の搬送路12の一部(右端部)に開口する交差口12Aとの間には、収納部2から繰り出された券紙Tを第1の搬送路11の方向に向けて送り込む傾斜した導入路11Bが形成されている。
なお、第1の搬送路には、図1に示すように、途中に第3の搬送路13へつながる導入口11Cが形成されているとともに、第3の搬送路13には、一部が上下方向に回動して第1の搬送路11に設けた分岐口11Cと連結・連通する切替路61を設けている。
第1センサ14は、繰出手段3から繰り出される券紙Tの一端が所定の待機位置(これを「磁気記録動作開始点」とよぶ。これが第1の反転位置に相当する。)に達したことを検出するためのものであり、図1に示すように、磁気ヘッド41から券紙Tの長さLだけ離間した第1の搬送路11上に設置されている。また、第2センサ15は、待機位置から繰り出された券紙Tの他端が所定位置(第2の反転位置)に達したことを検出するためのものであり、これらは、それぞれ、図2に示すように、制御部7の入力に接続されている。
収納部2は、券紙Tが収納されたカセットCで構成されており、このカセットCの内部には、枚葉状にカットされた券紙Tが多数枚積層状態で収容されており、ハウジング10に形成した給紙室10Aに装着するようになっている。
また、このカセットCをハウジング10に形成した給紙室10Aに着脱すると、図4に示すように、ハウジング10に形成した給紙室10Aに臨んで設けるスイッチ16がこれを検出して検出信号を制御部へ出力するように構成されている。
繰出手段3は、給紙室10Aに臨むハウジング10に設置されており、収納部2内部から券紙Tを第1の搬送路11上の待機位置(磁気記録動作開始点)へ向けて正方向に繰り出すようになっている。
この繰出手段3の動作は、後述する制御部8の制御により、切替路61が下方へ回動するタイミングと同期して(或は完全に回動しきったことを確認して)開始するようになっており、これにより、前の券紙Tがハウジング10の外部へ排出されるのに先立ち、次券紙Tが待機位置まで繰り出すようになっている。
なお、本実施形態では、この繰出手段3を、後述するモータ42からの回転力を伝達させる図示しないギア列と、このギア列からの回転力で回転する図示しないピニオンと、このピニオンに噛合する図示しないラックと、このラックに固設した繰出爪31などで構成している。
搬送手段4は、繰出手段3で第1の搬送路11上へ繰り出された券紙Tを繰出手段3による搬送(正)方向とは反転させて第2の搬送路12に向けて逆方向に送り出す第1の搬送手段と、磁気記録された券紙Tを第2の搬送路12上で反転させ正方向であるが第1の搬送路11とは異なる搬送路、つまり搬送路を切替えた第3の搬送路13上へ送り出す第2の搬送手段とを兼用するようになっており、適宜のモータ(第1の券紙駆動部)、例えばDCモータ(以下、これを第1モータ42とよぶ)で駆動する駆動ローラ41などで構成している。
磁気記録手段5は、待機位置(磁気記録動作開始点)からフラットな第2の搬送路12上を搬送される券紙Tに磁気情報を記録するものであり、前述した駆動ローラ41を兼用する第1プラテンローラと、これに対向する磁気ヘッド51とを備えており、前述した第1モータ42で強制回転するように構成されている。
さらに、この磁気記録手段5は、磁気記録させた直後の券紙Tに対して印字手段7での印字を行うのに先立ち、券紙Tに磁気記録されていた磁気記録情報を読取って記録内容の確認を行なう読取確認手段としての機能も備えている。
なお、本実施形態では、この確認作業により磁気記録情報内容に誤記などがあることを検出すると、次の印字動作を行なわずに、直ちにハウジング10へ強制的に排出させるとともに、次券紙Tを直ちに待機位置まで移動させて磁気記録動作を再度行うように構成されている。
切替手段6は、第2の搬送路12と第3の搬送路13との間での搬送路の切替えを行うためのものであり、図1に示す前述の切替路61を上方向に回動させると、第1の搬送路11から第3の搬送路13へ搬送路が切替られるようになっている。
本実施形態の切替手段6では、例えば印字手段7に設けた後述する第2プラテンローラ71を駆動するモータ73の駆動力を利用して切替路61を上下方向に回動させるようになっており、例えば、この第2モータ73からの回転力を適宜の伝達機構などで伝達して回動動作に変換させ、切替路61を上下方向に回動させるようになっている。
印字手段7は、第3の搬送路13上で券紙Tに印字情報を記録するものであり、第2プラテンローラ71と、これに対向する印字(サーマル)ヘッド72とを備えており、前述した第1のモータ42とは別の適宜のモータ(第2の券紙駆動部)、例えばDCモータ(以下、これを「第2モータ」73とよぶ)で強制回転するように構成されている。また、この第2プラテンローラ71は、磁気記録及び前記印字記録がなされた券紙をハウジング10外部へ排出する排出手段も兼用している。
制御部8は、繰出手段3と、搬送手段4と、磁気記録手段5と、切替手段6と、印字手段7と、前述した排出手段などを制御する制御手段を構成するものであるが、特に本発明では、ハウジング10外部へ券紙Tを排出した後に、次券紙Tを収納部2から繰り出して磁気記録手段5の近傍で磁気記録の動作開始まで待機させる(以下、これを「待機動作」とよぶ)ことも行っている。
即ち、この制御部8は、次発券Tの発券開始により次券紙Tの磁気記録動作を直ちに開始させるために、この磁気記録動作に先立ち、繰出手段及び搬送手段4を制御して次券紙Tの先端(図7では左端)を磁気記録動作開始点X(図7(B)参照)に位置決めさせて磁気記録の動作開始まで待機させるように構成している。
さらに、この制御部8は、カセットCをハウジング10に形成した給紙室10Aに装着すると、この給紙室10Aに臨んで設けたスイッチ11が作動して携帯型発券装置1の電源が入り、発券動作が開始する(ここでは、磁気記録動作が開始する)前に、予め、最初の券紙Tを磁気記録動作開始点(待機位置)まで搬送させるため、繰出手段3及び搬送手段4を制御するようになっている。
また、この制御部8は、給紙室10Aに装着していたカセットCをから取り外すと、スイッチ11が作動し、ハウジング10の内部に最後に残っている未使用の券紙Tをハウジング10の外部へ排出させるようにするため、排出手段である印字手段7の第2のプラテンローラ71を駆動する第2モータ73を制御するようになっている。
次に、図1に示す携帯型発券装置の発券動作(特に、携帯型発券装置の制御方法)について、図5及び図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
(1)第1ステップS1は、券紙Tを多数収納したカセットCを給紙室10Aに装着すると、スイッチ11がオンして検出信号が制御部8に出力される。これにより、携帯型発券装置1の電源が自動的に入る。
(2)すると、第2ステップS2では、制御部8からの制御信号により、繰出手段3及び搬送手段4が順次作動し、図1に示すように、券紙Tが収納部2であるカセットCから第1の搬送路11に向けて送り出されるとともに、搬送手段4である第1モータ42の駆動が作動し、駆動ローラ(プラテンローラ)41が強制的に正回転駆動する。なお、この場合、図1に示すように、制御部8は、予め切替手段6を制御して切替路61を下方へ回動させておくようになっており、第3の搬送路13への搬送動作が行われないようになっている。
(3)そして、第3ステップS3では、第1の搬送路11上の所定位置に設置している第1センサ14が券紙Tの一端(左端)を検出するか否かを判断する。そして、券紙Tを検出しないと判断した場合には、再度この第3ステップS3の動作を繰返す一方、券紙Tを検出したと判断すると、次の第4ステップS4へ移行する。
(4)次に、第4ステップS4では、図7(A)に示すように、第1センサ14が券紙Tの一端(右端)を検出したと判断すると、直ちに、制御部8へ検出信号が出力されるので、この信号を入力する制御部8では、第1モータ42の駆動が停止し、駆動ローラ(プラテンローラ)41が直ちに回転を停止する。これにより、図7(B)に示すように、券紙Tの他端(左端)が磁気記録動作の開始点Xに位置合わせされた状態で次の磁気記録動作の開始まで待機する。
(5)第5ステップS5では、乗客による乗り越し切符の発売希望に応じて、車掌が図示しない発券用のボタンを操作すると、発券動作が開始する。
(6)第6ステップS6では、制御部8による制御で、初めに駆動ローラ(第1プラテンローラ)41が逆回転を開始する。
(7)従って、第7ステップS7では、図8に示すように、券紙Tの左端から駆動ローラ(第1プラテンローラ)41に噛み込まれていくので、第2の搬送路12のある左方へ向けて搬送されるとともに、券紙Tの裏面に磁気情報が書き込まれていく。
(8)次に、第8ステップS8では、第2の搬送路12上の所定位置に設置している第2センサ15が券紙Tの他端(左端)を検出するか否かを判断する。そして、券紙Tを検出しないと判断した場合には、再度この第8ステップS8の動作を繰返す一方、券紙Tを検出したと判断すると、次の第9ステップS9へ移行する。
(9)次に、第9ステップS9では、第2センサ15が券紙Tの他端(左端)を検出したと判断すると、直ちに、制御部8へ検出信号が出力されるので、この信号を入力する制御部8では、第1モータ42の駆動が停止し、駆動ローラ(第1プラテンローラ)41が直ちに回転を停止する。
(10)そして、第10ステップS10では、制御部8の制御により、切替手段6が駆動を開始して、図9に示すように、切替路61が上方に回動し第1の搬送路11と交差するところで上昇動作が停止するので、第1の搬送路11から第3の搬送路13に搬送路の切替が行われる。
(11)第11ステップS11では、その後、直ちに、制御部8の制御によって第1モータ42の駆動が再開し、駆動ローラ(第1プラテンローラ)41が直ちに正回転を始める。
(12)そして、第12ステップS12では、図10に示すように、券紙Tが磁気ヘッド51を通過する際に、磁気情報を読取っていく。
(13)第13ステップでは、第12ステップS12で読取った磁気情報に誤りがあるか否かを判断する。そして、磁気情報の記録に誤りがないと判断された場合には、次の第14ステップS14へ移行する一方、情報記録に誤りがあると判断された場合には、第25ステップS25へ移行する。
(14)そして、第14ステップS14では、図11に示すように、券紙Tが第3の搬送路13を印字ヘッド72に向けて搬送されていくとともに、第2プラテンローラ71で強制的にハウジング10の外部に向けて送り出されながら印字ヘッド72で印字情報が印字されていく。これにより、券紙Tに印字情報の記録が終了すると、乗り越し乗車(補助)券などの発行が終了して、ハウジング10から外部へ排出されてくる。
(15)第15ステップS15では、その出来上がった補助乗越券をハウジング10から取り出すと、制御部7は、予め切替手段6を制御して切替路61を再び下方へ回動させて第1の搬送路11と交差しないように退避させておく。これにより、第1の搬送路11が使用可能な状態となる。
(16)そして、第16ステップS16では、制御部8により、次の繰り出し動作が開始し、第2ステップS2と同様の動作が再開される。即ち、繰出手段3及び搬送手段4が順次作動し、図1に示すように、次の券紙TがカセットCから第1の搬送路11に向けて送り出されるとともに、搬送手段4である第1モータ42の駆動が開始し、駆動ローラ(第1プラテンローラ)41が強制的に正回転する。
(17)次に、第17ステップS17では、第3ステップS3と同様に、第1の搬送路11上の所定位置に設置している第1センサ14が券紙Tの一端(左端)を検出するか否かを判断する。そして、券紙Tを検出しないと判断された場合には、再度この第17ステップS17の動作を繰返す一方、券紙Tを検出したと判断すると、次の第18ステップS18へ移行する。
(18)第18ステップS18では、第4ステップS4と同様に、第1センサ14が券紙Tの一端(右端)を検出したと判断すると、直ちに、制御部8へ検出信号が出力されるので、この信号を入力する制御部8では、第1モータ42の駆動が停止し、駆動ローラ(第1プラテンローラ)41が直ちに回転を停止する。これにより、図8(B)に示すように、券紙Tの他端(左端)が磁気記録動作開始点Xに位置合わせされた状態で次の磁気記録動作の開始まで待機する。
(19)第19ステップS19では、発券動作を終了するか否かを判断する。そして、次にまた乗客からの乗り越し切符の発券希望がある場合には、これを受けた車掌が図示しない発券用のボタンを操作する。これにより、発券動作が再び開始し、第5ステップS5への移行がなされ、再び同じ動作を繰り返す。
一方、ここまでで、発券動作を終了させる場合には、第20ステップS20へ移行する。
(20)そして、第20ステップS20では、発券動作を終了させるために、電源を切ればよいが、例えばその日の最終発券作業を終えるような場合には、カセットCをハウジング10内の給紙室10Aから取り外す。すると、スイッチ11が作動する。
(21)そして、第21ステップでは、第6ステップS6と同様に、制御部8による制御で、駆動ローラ(第1プラテンローラ)41が逆回転を開始する。
(22)第22ステップでは、第8ステップS8と同様に、第2の搬送路12上の所定位置に設置している第2センサ15が券紙Tの他端(左端)を検出するか否かを判断する。そして、券紙Tを検出しないと判断されたときには、再度この第22ステップS22の動作を繰返す一方、券紙Tを検出したと判断すると、次の第23ステップS23へ移行する。
(23)第23ステップでは、券紙Tを検出したところで、直ちに駆動ローラ(第1プラテンローラ)41が逆回転動作を停止するとともに、正回転動作を開始する。
(24)そして、第24ステップS24では、第10ステップS10と同様に、制御部7の制御により、第2モータ73が駆動を開始して、図9に示すように、切替手段6の切替路51が上方へ回動し第1の搬送路11と交差するところで上昇動作が停止するので、第1の搬送路11から第3の搬送路13に搬送路の切替が行われる。
(25)第25ステップS25では、第11ステップS11と同様に、その後、直ちに、制御部8の制御によって第1モータ42の駆動が再開し、駆動ローラ(第1プラテンローラ)41が直ちに正回転を始める。
(26)これにより、第26ステップS26では、次の発券に待機してハウジング10内に残っていた最後の券紙Tを容易に取り出すことができるので、ハウジング10内から発券前の全券紙Tを漏れなく取り出すことできることになる。その結果、日々の発券枚数と残券紙Tとについての集計を、容易にしかも正確に行うことができる。
本発明の携帯型発券装置の制御方法が適用された携帯型発券装置を示す概略構成図 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置における電気的な構成を示すブロック図 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置における収納部から券紙をハウジング内部に取り込む際の券紙の移動状態を示す要部の拡大断面図 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置のハウジング内部におけるカセットを装着する給紙室を示す概略説明図 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置の概略動作の前半部分を示すフローチャート 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置の概略動作の後半動作を示すフローチャート (A)本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置のハウジング内部での券紙位置を示す図 (B)本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置のハウジング内部での券紙の左端部位置を示す要部拡大断面図 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置における待機状態から磁気記録の開始動作を説明する要部拡大断面図 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置における磁気記録動作が完了して搬送路の切替え動作を説明する図 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置において、券紙が磁気記録情報の読取りを行いながら印字ヘッドへ向けて搬送されている状態を示す図 本発明の同制御方法が適用された携帯型発券装置において、券紙が印字動作を行いながらハウジング外部へ排出するときの状態を示す図
符号の説明
1 携帯型発券装置
10 ハウジング
10A 給紙室
11 第1の搬送路(第1の通路)
11A 取込口
11B 導入路
11C 導入口
12 第2の搬送路(第2の通路)
12A 導入路
13 第3の搬送路(第3の通路)
14 第1センサ
15 第2センサ
16 スイッチ
2 収納部
3 繰出手段
31 繰出爪
4 搬送手段
41 駆動ローラ(第1のプラテンローラ)
42 第1モータ(第1の券紙駆動部;DCモータ)
5 磁気記録手段(磁気記録部)
51 磁気ヘッド
6 切替手段
61 切替路
7 印字手段(印字部)
71 第2プラテンローラ(排出手段)
72 印字ヘッド(サーマルヘッド)
73 第2モータ(第2の券紙駆動部;DCモータ)
8 制御部
C カセット
C1 繰出口
T 券紙

Claims (2)

  1. 券紙を収納する券紙収納部と、
    前記券紙収納部から前記券紙を繰り出す券紙繰出手段と、
    前記券紙収納部の出口に近接して配置された磁気記録部と、
    前記券紙の発券出口に近接して配置され、前記券紙に印字する印字部と、
    前記磁気記録部に隣接して配置される第1の券紙駆動部と、
    前記印字部に隣接して配置される第2の券紙駆動部とを備え、
    前記第1の券紙駆動部は、前記券紙を、第1の方向に搬送して第1の通路又は第3の通路に移送可能であるとともに、前記第1の方向と逆方向に搬送して前記第1の通路から第2の通路に移送可能であり、
    前記第2の券紙駆動部は、前記第3の通路の券紙を前記第1の方向と略同一方向に搬送して外部に排出可能である携帯型発券装置の制御方法において、
    前記券紙を前記第1の通路から前記第2の通路に搬送時に、前記磁気記録手段によって前記券紙の磁気記録を行うステップと、
    前記第3の通路から外部に排出時に、前記印字部によって前記券紙の印字を行うステップと、
    前記券紙を前記第3の通路に搬送した後であって、遅くとも前記券紙の外部排出直後までに、前記券紙繰出手段から他の券紙を前記第1の通路に向けて搬送を開始させるステップと
    を有する携帯型発券装置の制御方法。
  2. 請求項1記載の携帯型発券装置の制御方法において、
    前記券紙繰出手段から前記他の券紙を前記第1の通路に向けて搬送を開始させる前記ステップは、前記第3の通路から外部へ券紙を排出するのと並行して、前記他の券紙を前記第1の通路に向けて搬送させるステップである携帯型発券装置の制御方法。
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