JP2003256880A - 用紙排出装置 - Google Patents

用紙排出装置

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JP2003256880A
JP2003256880A JP2002058588A JP2002058588A JP2003256880A JP 2003256880 A JP2003256880 A JP 2003256880A JP 2002058588 A JP2002058588 A JP 2002058588A JP 2002058588 A JP2002058588 A JP 2002058588A JP 2003256880 A JP2003256880 A JP 2003256880A
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Ryuichi Oka
隆一 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動回収機能を備えた用紙排出装置におい
て、用紙が回収されることを利用者に予告して取り忘れ
による用紙の誤回収の防止を図ることにある。 【解決手段】 用紙を外部に排出する排出口と、該排出
口から外部へ引き出されなかった用紙を回収する回収部
と、上記排出口と回収部との間で用紙を移動させる搬送
ローラとを備えた用紙排出装置において、用紙の一端が
排出口より外部に臨むまで用紙を移動させ(ステップS
3〜S7)、この用紙が外部に引き抜かれなかった場合
に、用紙の端部が排出口より内側に入らない範囲で搬送
ローラを駆動させて用紙の引き込みと送り出しとを行う
回収予告制御(ステップS20〜S22)を行い、それ
でも用紙が外部に引き抜かれなかった場合に、用紙の回
収を行う(ステップS14〜S16)ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、排出口の送り出
された用紙が引き抜かれなかった場合に、この用紙を内
部へ自動的に回収する自動回収機能を備えた用紙排出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば発券機など無人で用紙を発行して
利用者に受け渡すような端末装置において、発行した用
紙を排出口に送り出した後、この用紙が利用者により引
き抜かれなかった場合に用紙を内部に自動的に回収する
自動回収機能を備えた用紙排出装置が搭載されることが
ある。
【0003】用紙の自動回収機能は、或る利用者が用紙
の受け取りを忘れたまま立ち去ってしまった場合に、前
の用紙が排出口に残って次の利用者が装置を使用するこ
とができないと云った不都合や、忘れられた用紙が第3
者に持ち去られてしまうと云った不都合を回避するのに
有益とされるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動回収機能では、用紙が引き抜かれないまま一定時間
が経過すると、用紙を一息に引き戻して回収してしまう
ので、例えば慣れない利用者がどうすれば良いのか迷っ
ている間に、発行された用紙が回収されてしまうなどの
不都合も考えられた。
【0005】この発明の目的は、自動回収機能を備えた
用紙排出装置において、用紙が回収されることを利用者
に予告して、取り忘れによる用紙の誤回収の防止を図る
ことの出来る用紙排出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、用紙を外部に排出する排出口と、該排出口
から外部へ引き出されなかった用紙を回収する回収部
と、上記排出口から上記回収部にかけて用紙を案内する
用紙誘導路と、該用紙誘導路に沿って用紙を移動させる
搬送手段と、供給された用紙を上記搬送手段を駆動させ
て用紙の一端側が上記排出口より外部に送り出されるま
で移動させるとともに、この用紙が外部に引き抜かれな
かった場合に、上記搬送手段を駆動させて用紙を上記回
収部へ送って回収させる制御手段とを備えた用紙排出装
置において、上記制御手段は、用紙を上記回収部に回収
する前に、用紙の端部が上記排出口より内側に入って外
部から見えなくならない範囲で、上記搬送手段により用
紙の引き戻しと停止とをそれぞれ1回或いは複数回行う
第1の回収予告制御を行うように構成されているもので
ある。
【0007】また、上記制御手段は、用紙を上記回収部
に回収する前に、上記搬送手段を駆動させて用紙の引き
戻しと送り出しとをそれぞれ1回或いは複数回ずつ行う
第2の回収予告制御を行うようにしても良い。
【0008】このような手段によれば、上記の回収予告
制御により利用者に用紙を取り忘れないように注意が促
され、取り忘れによる用紙の誤回収の防止を図ることが
出来る。
【0009】望ましくは、上記第2の回収予告制御にお
ける用紙の引き戻し或いは用紙の送り出しの後に用紙の
一時停止期間が設けられると良い。停止期間がある方が
利用者が用紙をつまんで引き抜き易くなる。
【0010】また望ましくは、上記第2の予告回収制御
における用紙の移動制御を、用紙の端部が上記排出口よ
り内側に入らない範囲で行うと良い。予告回収制御にお
いて用紙が排出口の内側に全部引き戻されてから再び排
出口から送り出されてくると、この用紙が先ほどのもの
なのか、先ほどの用紙は回収され新たに発行されたもの
なのか利用者が迷うことになり兼ねないので、上記手段
によりそれを防ぐことが出来る。
【0011】さらに望ましくは、上記回収予告制御にお
いて搬送手段の駆動モータが停止する際に、該駆動モー
タが無通電状態にされるようにすると良い。それによ
り、利用者が用紙を引き抜く際に負荷を低減することが
出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態の用紙排出装
置が搭載されたプリンタユニットを示す正面斜視図、図
2はその用紙排出装置の側断面図である。
【0014】この実施の形態の用紙排出装置10は、例
えば、発券機などの無人情報端末において所定の長さに
切断された用紙を、その一端側を排出口22より外に送
り出して、利用者に受け渡すための装置である。用紙排
出装置10の前段には、印字装置2や用紙切断装置、並
びに、ロール紙Rの収容機構4が設けられ、これらが組
み合わされて1つのプリンタユニット1を構成すること
が多い。
【0015】用紙排出装置10は、さらに、印字処理中
或いは切断処理中の用紙が外部に送り出されて利用者に
引っ張られてしまうなどの不具合が生じないように、印
字処理中或いは切断処理中の用紙を一旦回収口23側へ
搬送し、印字処理と切断処理が完了してから用紙の送り
方向を反転させて排出口22側へ送る反転排出機能と、
用紙を排出口22から外に送り出した後に一定時間或い
は次の操作が行われるまで用紙が利用者に引き取られな
かった場合に、排出口22の内側へ用紙を引き戻し、装
置内の用紙回収空間に送って用紙を回収する自動回収機
能とを有するものである。
【0016】この用紙排出装置10には、図2に示すよ
うに、印字装置2や用紙切断装置3から送られた用紙を
受け入れる用紙供給口21と、用紙を外部に排出する用
紙排出口22、用紙回収空間へとつながる用紙回収口
(回収部)23と、用紙回収口23から用紙供給口21
と用紙排出口22へと二股に分かれて伸びる用紙誘導路
25と、該用紙誘導路25の二股に分かれた部分に設け
られ用紙供給口21から用紙回収口23へ向かう用紙は
通過させ、これと逆の方向に送られる用紙は用紙排出口
21側へと誘導する誘導片24と、用紙誘導路25の二
股に分かれた部分の手前側(用紙回収口23側)で用紙
に接触して用紙を移動させる搬送手段としての搬送ロー
ラ27,28と、該搬送ローラ27,28の接触部位よ
り僅かに用紙回収口23側で用紙の有無を検出する第1
用紙センサ31(例えば反射型光センサなど)と、用紙
排出口22より僅かに手前で経路上の用紙の有無を検出
する第2用紙センサ32(例えば反射型光センサなど)
などが設けられている。
【0017】また、図2には示していないが、上記搬送
ローラ27にはギヤ等を介して駆動モータである紙送り
モータ27A(図3)が接続され、この紙送りモータ2
7Aの駆動により軸27aを中心に搬送ローラ27が回
転するようになっている。搬送ローラ28は搬送ローラ
27の従動ローラである。
【0018】図3は、図1のプリンタユニットの回路構
成を示すブロック図である。
【0019】上記の用紙排出装置10は、別体に構成さ
れたコントロール基板40上の制御回路に配線接続され
ている。この制御回路は、例えば無人情報端末を制御す
るホストコンピュータ100からの指令に基づき、印字
装置2や切断装置3と合わせて用紙排出装置10の制御
を行うものである。
【0020】制御回路40には、内部メモリに格納され
た制御プログラムに基づき印字から用紙排出までの全体
的な制御を行う制御手段としてのMPU(Micro Proces
singUnit)41と、ホストコンピュータ100から送ら
れた印字データなどが一時的に格納されるメモリ42
と、ホストコンピュータ100とデータ通信を行うイン
ターフェース43と、切断装置3の駆動モータを駆動さ
せるモータドライバ44と、用紙排出装置10の紙送り
モータ27Aを駆動させるモータドライバ45等が設け
られている。用紙排出装置10の第1および第2の用紙
センサ31,32の出力はMPU41に入力されてい
る。
【0021】用紙排出装置10の紙送りモータ27Aは
ステッピングモータであり、モータドライバ45の各相
の入力端子に順にパルス信号を入力することで、紙送り
モータ27Aの巻線と電源端子とを接続するスイッチト
ランジスタがオンされて、巻線に通電が行われ駆動軸が
所定角ずつ回転するようになっている。
【0022】従って、モータドライバ45を無通電モー
ドに設定することで、巻線と電源端子とを接続するスイ
ッチトランジスタがオフ状態にされ、紙送りモータ27
Aの全ての巻線が無通電状態にされる。そして、それに
より、紙送りモータ27Aが非制動状態すなわち外部か
らの作用力で少ない負荷で回転する状態にされる。
【0023】次に、上記の用紙排出装置10において行
われる用紙排出・回収処理について説明する。この用紙
排出・回収処理は、プリンタユニット1の用紙出力処理
において印字処理と用紙切断処理が終了した後に実行さ
れる処理である。
【0024】図4には、MPUにより実行される用紙出
力処理の第1実施例のフローチャートを示す。
【0025】ホストコンピュータ100からの指令によ
り用紙出力処理が開始されると、先ず、ステップS1で
用紙への印字とロール紙の切断とが行われ、その後、用
紙排出装置10における用紙排出・回収処理に移行す
る。
【0026】印字処理と用紙切断処理が終わったとき、
用紙は用紙排出装置10の供給口21から供給され、そ
の一端が搬送ローラ27,28の間を通過して用紙回収
口23の方まで送られ、且つ、他端が誘導片24を過ぎ
た位置まで送られた状態になる。
【0027】用紙排出・回収処理では、先ず、ステップ
S2において第1センサ31の出力を確認し、用紙有り
であれば正常な状態にあるとしてステップS3に移行す
るが、用紙無しであれば異常としてエラー処理にジャン
プする。
【0028】正常な状態にあるとしてステップS3に移
行すると、次に、紙送りモータ27Aを用紙排出の方向
へ回転駆動させて(ステップS3)、用紙を排出口22
の方向へ移動させるとともに、第2用紙センサ32の出
力を確認しながら(ステップS4)、用紙の先端が用紙
排出口22の近傍に達するのを監視する。そして、第2
用紙センサ32の出力が用紙有りのものになったら、次
いで、用紙の移動を続けながら第1用紙センサ31の出
力を確認し(ステップS5)、第1用紙センサ31の出
力が用紙無しのものになるまで、紙送りモータ27Aの
回転量を示すパルス信号をカウントし且つ内部メモリに
保存する(ステップS6)。
【0029】そして、第1用紙センサ31の出力が用紙
無しになったら、紙送りモータ27Aを停止させる(ス
テップS7)。このとき、用紙はその先端が排出口22
から外に排出され、後端が搬送ローラ27,28に僅か
に把持された状態となる。
【0030】次に、この状態になったらMPU41内の
タイマーを所定時間(例えば20秒)にセットして(ス
テップS8)、続くステップS9でタイムアップが確認
されるまで確認処理を繰り返す。すなわち、この間が利
用者により用紙が引き取られるのを待機する期間とな
る。そして、タイムアップとなったら次のステップS1
0〜S13までの回収予告制御を行う。
【0031】なお、ここで用紙が引き取られた場合に
は、回収予告制御は用紙なしのまま行なわれるが、用紙
が引き取られたことを検出して、回収予告制御やその後
の用紙回収制御を省略するようにしても良い。
【0032】図6は、用紙排出装置10の用紙排出・回
収処理において行われる回収予告動作を示すもので、
(a)はその第1実施例の説明図、(b)は第2実施例
の説明図である。
【0033】図4と図6(a)に示す第1実施例の回収
予告制御は次のようにして行われる。すなわち、先ず、
ステップS6で保存したパルスのカウント数(排出口2
2から外部に出た用紙の長さを表わしている)に基づ
き、その半数のパルスを出力して紙送りモータ27Aを
回収側に回転させ(ステップS10)、紙送りモータ2
7Aを停止させる(ステップS11)。それにより、図
6(a)の矢印のように用紙が半分だけ引かれ、用紙
が回収されることを利用者に知らせることが出来る。
【0034】また、このステップS11で紙送りモータ
27Aを停止させる際には、モータドライバ45を無通
電モードに設定することで、紙送りモータ27Aの巻線
を無通電状態、すなわち紙送りモータ27を非制動状態
にする。従って、このとき利用者が用紙を引き抜いて用
紙を取り出した場合、用紙に追従して搬送ローラ27,
28も回転するが、その際の負荷はあまり掛からないも
のとなる。具体的には、モータドライバ45の保護ダイ
オード等に電流を逃がし、非常に大きな逆起電力が生じ
た場合でもスイッチトランジスタなどの機能素子に大き
な電流が流れてしまうのを回避することが出来る。
【0035】そして、ステップS11で紙送りモータ2
7Aを停止させたら、続くステップS12でMPU41
内のタイマーを所定時間(例えば15秒)にセットして
(ステップS12)、次のステップS13でタイムアッ
プが確認されるまで確認処理を繰り返す。すなわち、こ
の間が利用者により用紙が引き取られるのを待機する期
間となる。そして、タイムアップが確認されたら、紙送
りモータ27Aを回収方向へ回転させて(ステップS1
4)用紙を回収する(図6(a)の矢印)。
【0036】その後、第1用紙センサ31の出力を監視
し(ステップS15)、用紙の先端が搬送ローラ27,
28の接触部位を通過し第1用紙センサ31の出力が用
紙無しとなったら、用紙が回収口23から回収空間に落
ちたものとして紙送りモータ27Aを停止する(ステッ
プS16)。そして、この用紙排出・回収処理および用
紙出力処理を終了する。
【0037】図5は、MPUにより実行される用紙出力
処理の第2実施例の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0038】この第2実施例においてはステップS1〜
S9の用紙排出処理とステップS14〜S16の用紙回
収処理は第1実施例と同じであり、その間のステップS
20〜S24で行われる用紙の回収予告動作の部分のみ
異なるので、同じ部分は省略して説明する。
【0039】すなわち、用紙の先端側が排出口22から
外に出されて所定時間が経過したら回収予告制御が開始
され、先ず、ステップS20において、ステップS6で
保存したパルスのカウント数(排出口22から外部に出
た用紙の長さを表わしている)に基づき、その半数のパ
ルスを出力して紙送りモータ27Aを回収側に回転させ
る(ステップS20)。次いで、同数のパルスを出力し
て紙送りモータ27Aを排出側に回転させ(ステップS
21)、紙送りモータ27Aを停止させる(ステップS
22)。
【0040】このステップS20〜S22により、図6
(b)の矢印,のように、用紙の先端が排出口22
より内側に入り込まない範囲で用紙が出し入れされ、そ
れにより用紙が回収されることを利用者に知らせること
が出来る。
【0041】そして、紙送りモータ27Aを停止させた
後、MPU41内のタイマーを所定時間にセットし(ス
テップS23)、タイムアップの確認をして(ステップ
S24)、続くステップS14以降の用紙回収処理に移
行する。
【0042】以上のように、この実施の形態の用紙排出
装置10によれば、排出口22から出された用紙が利用
者に取られなかった場合に、回収予告動作を行ってから
用紙が回収されるので、それにより利用者の取り忘れに
よる用紙の誤回収をかなりの割合で防ぐことが出来る。
【0043】また、上記の回収予告動作により用紙が少
し引き戻された状態で利用者により引き抜かれる場合が
生じるが、その際、紙送りモータ27Aを無通電状態に
しておくことで、用紙を引き抜きやすくするとともに、
用紙が強く引き抜かれて紙送りモータ27Aで大きな逆
起電力が発生した場合でもこの逆起電力がモータドライ
バ45に与える悪影響を低減することが出来る。
【0044】なお、本発明は、上記実施の形態に限られ
るものではなく、様々な変更が可能である。例えば、図
4と図6(a)で説明した第1実施例の回収予告制御
は、用紙を段階的に引き戻し停止させる処理を1回行う
ものであるが、このような引き戻しと停止とを複数回行
うようにしても良い。
【0045】また、図5と図6(b)で説明した第2実
施例の回収予告制御においても、用紙を出し入れする回
数を1回としているが、これを複数回行っても良い。ま
た、一旦引き戻してから(図6(b)矢印)再び送り
出す(図6(b)矢印)までに、用紙を停止させる期
間を設けていないが、ここで用紙を所定時間停止させる
ようにしても良い。また、停止させる際には紙送りモー
タ27Aを無通電状態にすると良い。
【0046】さらに、回収予告制御として第1実施例の
回収予告動作と第2実施例の回収予告動作とが組み合わ
されるような制御を行っても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従うと、
排出口から外に出された用紙が利用者に取られなかった
場合に、回収予告制御により用紙を取り忘れないよう利
用者に注意が促されるので、利用者の取り忘れによる用
紙の誤回収をかなりの割合で防ぐことが出来る。
【0048】また、用紙の一端が排出口の内側に入り込
まない範囲で、回収予告制御による用紙の引き戻しを行
うことで、この用紙が新たに発行されたものなのか先ほ
ど発行されたものなのか利用者が迷ってしまうという不
都合を回避することが出来る。
【0049】また、回収予告制御で用紙を停止させたと
きに、駆動モータを無通電状態にすることで、用紙があ
る程度引き戻されていた場合でも、大した負荷なく用紙
を引き出すことが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の用紙排出装置が搭載され
たプリンタユニットを示す正面斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の用紙排出装置を示す側断
面図である。
【図3】図1のプリンタユニットの回路構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図3のMPUにより実行される第1実施例の用
紙出力処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図3のMPUにより実行される第2実施例の用
紙出力処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】用紙排出装置の用紙排出・回収処理において行
われる回収予告動作を示すもので、(a)はその第1実
施例の説明図、(b)は第2実施例の説明図である。
【符号の説明】
10 用紙排出装置 21 用紙供給口 22 用紙排出口 23 用紙回収口 25 用紙誘導路 27,28 搬送ローラ 27A 紙送りモータ 31 第1用紙センサ 32 第2用紙センサ 41 MPU 45 モータドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を外部に排出する排出口と、 該排出口から外部へ引き出されなかった用紙を回収する
    回収部と、 上記排出口から上記回収部にかけて用紙を案内する用紙
    誘導路と、 該用紙誘導路に沿って用紙を移動させる搬送手段と、 供給された用紙を上記搬送手段を駆動させて用紙の一端
    側が上記排出口より外部に送り出されるまで移動させる
    とともに、この用紙が外部に引き抜かれなかった場合
    に、上記搬送手段を駆動させて用紙を上記回収部へ送っ
    て回収させる制御手段とを備えた用紙排出装置におい
    て、 上記制御手段は、用紙を上記回収部に回収する前に、用
    紙の端部が上記排出口より内側に入って外部から見えな
    くならない範囲で、上記搬送手段により用紙の引き戻し
    と停止とをそれぞれ1回或いは複数回行う回収予告制御
    を行うように構成されていることを特徴とする用紙排出
    装置。
  2. 【請求項2】 用紙を外部に排出する排出口と、 該排出口から外部へ引き抜かれなかった用紙を回収する
    回収部と、 上記排出口から上記回収部にかけて用紙を案内する用紙
    誘導路と、 該用紙誘導路に沿って用紙を移動させる搬送手段と、 供給された用紙を上記搬送手段を駆動させて用紙の一端
    側が上記排出口より外部に送り出されるまで移動させる
    とともに、この用紙が外部に引き抜かれなかった場合
    に、上記搬送手段を駆動させて用紙を上記回収部へ送っ
    て回収させる制御手段とを備えた用紙排出装置におい
    て、 上記制御手段は、用紙を上記回収部に回収する前に、上
    記搬送手段を駆動させて用紙の引き戻しと送り出しとを
    それぞれ1回或いは複数回行う回収予告制御を行うよう
    に構成されていることを特徴とする用紙排出装置。
  3. 【請求項3】 上記回収予告制御における用紙の引き戻
    し或いは用紙の送り出しの後に用紙の一時停止期間が設
    けられることを特徴とする請求項2記載の用紙排出装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記回収予告制御にお
    ける用紙の移動制御を、用紙の端部が上記排出口より内
    側に入らない範囲で行うことを特徴とする請求項2また
    は3に記載の用紙排出装置。
  5. 【請求項5】 上記搬送手段を駆動する駆動モータが設
    けられ、 上記回収予告制御において上記駆動モータが停止する際
    に上記駆動モータが無通電状態にされることを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかに記載の用紙排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2864949A1 (fr) * 2004-01-13 2005-07-15 Denis Montagutelli Dispositif de delivrance d'un coupon pour mecanisme d' impression thermique ou analogue,autorisant une restitution du coupon a l'encontre d'une commande inverse d'escamotage.
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