JP2005022053A - 内面研削盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 計測装置の移動機構やローディング装置の送り装置を無くして装置を簡素化し、コンパクト化が可能な内面研削盤を提供する。
【解決手段】 ワーク2を装着する主軸台3を、Z軸方向に移動するテーブル8上に搭載し、そのテーブル8をZ軸に直交するX軸方向に移動する切り込み台9に載置した。そして、斜行砥石台10を主軸台3に装着したワーク2と対向する位置に配置し、この斜行砥石台10をベッド1上で斜め方向のS軸方向に移動可能とした。更に計測装置13を切り込み台9に固定設置し、ワーク2を着脱するローディング装置6を斜行砥石台10に隣接する位置にワーク2に対向するように固定設置した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークの内径部或いは円錐部を加工する内面研削盤に関する。
従来のワークの円筒状内径部或いは円錐状内径部を加工する内面研削盤は、図5に示すように構成されている。図5は内面研削盤の平面図であり、21はX軸方向に移動するテーブルであり、このテーブル21にワーク22を掴んで回転する主軸台23が固定されている。また、24はワーク22に対向してワーク回転軸方向であるX軸に直交するZ軸方向に移動する直行テーブルであり、この直行テーブル24にワーク22に形成される円錐面に平行に移動可能な斜行テーブル25が設置され、斜行テーブル25上に、Z軸方向に回転軸を有しワークを研削するための砥石26が組み付けられている。(例えば、特許文献1)
そして、加工したワーク22内径部の計測を行う計測装置27は、切り込みによるワーク内径変化があっても、先端に設けた測定子27aが常にワーク22の中心に存在する必要があるため、切り込み軸となるX軸方向移動に連動するようテーブル21上に配置されている。また、ワーク22を自動交換するものは、ワーク22に対向してローディング装置28が設置され、このローディング装置28はZ軸方向に移動可能な送り装置29を有し、この送り装置29に搭載されるチャック30によりワーク22を着脱するよう構成されていた。
特開平11−277383号公報
このように、図5に示す内面研削盤は、ワーク内径部の計測を加工中に行うとき、図6の説明図の矢印Eに示すように、加工のために砥石26をZ軸方向に往復運動させた移動量分、測定子27aがワーク22に入るように設定して測定を行わなければならない。そのため、測定子27aが砥石26とZ軸方向に干渉しないように、双方を連動させてZ軸方向に測定子27aを移動させる移動装置31が必要であったし、ワーク22を自動交換するために、ローディング装置28にワークを22抜き差しする送り装置29が必要であった。そのため、機構が複雑となり装置全体が大型になっていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、計測装置の移動機構やローディング装置の送り装置を無くして装置を簡素化し、コンパクト化が可能な内面研削盤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る内面研削盤は、X軸方向に移動可能な切り込み台と、該切り込み台上でX軸に直交するZ軸方向に移動可能なテーブルと、該テーブルに固定され、Z軸を回転軸としてワークを回転可能に支持する主軸を備えた主軸台と、該主軸台に支持されたワークと対向する位置で、X軸とZ軸で形成される平面上で双方に平行でないS軸上で移動可能であって、ワークを研削する砥石を回転可能に支持する砥石台と、前記切り込み台に設置され、ワーク研削部を計測する計測装置とを有することを特徴とする。
この構成により、ワークのZ軸方向の移動をワークを支持する主軸台を備えたテーブルが行うので、計測装置と砥石を連動させる移動装置は必要なく、装置を簡素化しコンパクト化が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ワーク着脱のための複数のチャックをZ軸に直交する面内で移動可能に備えたローディング装置を有し、該ローディング装置は、前記チャックを移動することで主軸台と授受するワークを選択し、切り込み台の移動により主軸台を前記複数のチャックの何れか一つと対向させて、テーブルの移動により前記主軸台と前記チャックの間でワークの授受を行うことを特徴とする。
この構成により、テーブルと切り込み台の移動によって、送り位置決めしてローディング装置まで搬送してワークの交換ができるので、ローディング装置にワークローディングのための送り装置が必要なく、更に装置のコンパクト化が可能となる。
本発明によれば、ワークのZ軸方向の移動をワークを支持する主軸台を備えたテーブルが行うので、計測装置と砥石を連動させる移動装置は必要なく、装置を簡素化しコンパクト化が可能となる。
また、テーブルと切り込み台の移動によって、送り位置決めしてローディング装置まで搬送してワークの交換ができるので、ローディング装置にワークローディングのための送り装置が必要なく、更に装置を簡素化でき、コンパクト化が可能となる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る内面研削盤の一例を示す平面図であり、ベッド1上に、ワーク2を把持して回転させる主軸(図示せず)を備えた主軸台3、ワーク2を研削加工する砥石4が装着される内研軸5、そしてワーク2を着脱交換するローディング装置6が搭載されている。
主軸台3は、図示左右方向となるZ軸方向に左右動するテーブル8に搭載され、テーブル8はZ軸に直交する図示上下方向となるX軸方向に前後動する切り込み台9上に設置されている。この構成により主軸台3はベッド1上で、前後方向の他左右方向にも移動可能となっている。
そして、ワーク2はチャック7により主軸台3の主軸に固定され、主軸台3内部に組み込まれたモータによりZ軸方向を回転軸として回転する。また、テーブル8も内部にモータが組み込まれ、モータ駆動で左右動する。更に、切り込み台9も内部に組み込まれたモータにより駆動され前後動するよう構成されている。
内研軸5は、主軸台3に対向するようZ軸と平行に2本隣接して配置され、夫々内部に組み込まれたモータにより回転する砥石4を備えている。そして、ベッド1上に組み付けられた斜行砥石台10上に搭載され、この斜行砥石台10は、ワーク2を円錐加工する斜め方向、具体的にはX軸とZ軸で形成される平面(ベッド上面)内で傾斜方向(S軸方向)に移動可能に配置されている。この斜行砥石台10は内部に組み込まれたモータにより駆動されて移動する。
ローディング装置6は、内研軸5と同じくワーク2に対向するよう設置され、ワーク2に対向する先端にはワーク着脱用のチャック11が複数搭載されている。このチャック11は、ワーク回転軸であるZ軸と平行な軸線上で旋回位置決め可能で、モータにより駆動される。
そして、ワーク2の加工された内径を計測する計測装置13は、切り込み台9に設置され、先端が斜行砥石台10に備えた砥石4近傍まで伸び、先端に測定子13a(図3に示す)が設けられている。
この内面研削盤の研削加工は図2に示すように実施される。図2は、研削中のワーク2と砥石4の関係を示し、ワーク2の内径部を加工する時は、図2(a)の矢印Aに示す方向に切り込み台9を移動することで切り込みを与えて実施される。また、円錐部を加工する時は、図2(b)の矢印Aに示す方向に切り込み台9を移動することで加工可能とし、矢印Bに示す方向にテーブル8を移動することでも加工可能である。
また、加工中のワーク内径の計測は図3に示すように実施される。図3は、ワーク2と測定子13aと砥石4の関係を示し、矢印Cに示すように、ワーク2をZ軸方向に往復運動、即ちテーブル8を往復移動させて内径は計測される。この時、ワーク2の往復移動量が測定の奥行き量となるようにテーブル移動量を設定して測定が行われ、測定子13aと砥石4が連動して移動することはない。
更に、ワーク2の交換は図4に示すように実施される。図4はワーク交換の様子を示す平面図であり、ローディング装置6側のチャック11は、掴み位置まで図中矢印D方向に旋回位置決めされる。これと同時に、ワーク2を掴んだチャック7がテーブル8と切り込み台9の移動により、チャック11まで送り位置決めされ、ここでワーク2は交換される。
このように、ワークのZ軸方向の移動をワークを支持する主軸台を備えたテーブルが行うので、計測装置と砥石を連動させる移動装置は必要なく、装置を簡素化しコンパクト化が可能となる。
また、テーブルと切り込み台の移動によって、送り位置決めしてローディング装置まで搬送してワークの交換ができるので、ローディング装置にワークローディングのための送り装置が必要なく、更に装置を簡素化でき、コンパクト化が可能となる。
本発明に係る内面研削盤の実施形態の一例を示す平面図である。 図1のワークと砥石の関係を示す説明図であり、(a)は内径研削時、(b)は円錐加工時を示している。 ワーク計測の様子を示す説明図である。 図1のワーク交換の様子を示す平面図である。 従来の内面研削盤の一例を示す平面図である。 従来のワーク計測の様子を示す説明図である。
符号の説明
1・・ベッド、2・・ワーク、3・・主軸台、4・・砥石、5・・内研軸、6・・ローディング装置、8・・テーブル、9・・切り込み台、10・・斜行砥石台、11・・チャック、13・・計測装置、13a・・測定子。

Claims (2)

  1. X軸方向に移動可能な切り込み台と、該切り込み台上でX軸に直交するZ軸方向に移動可能なテーブルと、該テーブルに固定され、Z軸を回転軸としてワークを回転可能に支持する主軸を備えた主軸台と、該主軸台に支持されたワークと対向する位置で、X軸とZ軸で形成される平面上で双方に平行でないS軸上で移動可能であって、ワークを研削する砥石を回転可能に支持する砥石台と、前記切り込み台に設置され、ワーク研削部を計測する計測装置とを有することを特徴とする内面研削盤。
  2. ワーク着脱のための複数のチャックをZ軸に直交する面内で移動可能に備えたローディング装置を有し、
    該ローディング装置は、前記チャックを移動することで主軸台と授受するワークを選択し、切り込み台の移動により主軸台を前記複数のチャックの何れか一つと対向させて、テーブルの移動により前記主軸台と前記チャックの間でワークの授受を行う請求項1記載の内面研削盤。
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