JP2005019503A - 回路基板の封止装置及びその封止方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持体27に取り付けた開口部を有する印刷基準プレート8と、この印刷基準プレート8の下部に配置した上下動が可能な基板支持台9と、この基板支持台9に搭載され凹部25に電子部品を実装した回路基板1を保持し上面に配置した印刷孔版5とで回路基板1を挟持する基板保持プレート7を有し、前記印刷基準プレート8の上部に配置され印刷基準プレート8の上面に沿って摺動し封止ペースト4を回路基板1上に充填するスキージ6と、少なくとも回路基板1上に封止ペースト4を充填する部分を真空とする真空チャンバ14からなる構成の装置とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子部品を実装した回路基板の封止装置及びその封止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子部品を搭載した回路基板の封止装置及びその封止方法として、スキージによる印刷封止が知られている。
【0003】
図12は、従来のスキージによる印刷封止装置及びその封止方法を説明する封止装置における印刷封止工程の断面図である。
【0004】
図12において、回路基板101は電子機器に使用される多層積層した樹脂やセラミック等より構成されている。電子部品として能動部品102は半田及び金等のLGA及びBGAを有し回路基板101に実装されている。同様に受動部品103も半田にて回路基板101に実装されている。封止ペースト104は絶縁樹脂材料でできている。印刷孔版105は中央部に印刷形状に応じた開口部を有し、かつ所定の印刷厚みに設定された金属でできている。
【0005】
スキージ106は印刷孔版105の上面を上下昇降し、さらに水平方向に可動する。このスキージ106はポリテトラフルオロエチレン等の剛体樹脂でできている。
【0006】
基板支持台107は回路基板101を真空吸引等により保持し、金属等の材料で構成している。この基板支持台107は上下動作が可能である。
【0007】
以上の構成によるスキージの印刷封止方法について説明する。
【0008】
回路基板101に実装された能動部品102及び受動部品103の空隙を封止充填するために、回路基板101を基板支持台107により吸着保持し印刷孔版105に回路基板101が当接するまで上昇した後、スキージ106を印刷孔版105の上面まで下降させ、水平方向にスキージ106を移動させて封止ペースト104を孔版印刷する。その後に基板支持台107を下降し、印刷封止された回路基板101を基板支持台107より取外した後、恒温槽にて所定温度及び時間にて硬化していた。
【0009】
この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0010】
【特許文献1】
特開平4−346235号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のスキージ106による回路基板の印刷封止装置及びその封止方法では、大気中での印刷封止であるために、能動部品102及び受動部品103と回路基板101の空隙に封止ペースト104を充填する際、封止ペースト104が空気を巻き込んだり、流動状態により充填が均一に行われず充填不足が生じる。さらに硬化時に封止ペースト104が一時的に低粘度化するために、本来充填すべき部分から封止ペースト104が流れ出す。このため、能動部品102や受動部品103を確実に封止できないため回路基板101の信頼性が劣化し、さらに硬化した封止ペースト104の平坦性が確保できず、実装機におけるこの回路基板101の実装性が悪くなるという課題を有していた。
【0012】
本発明は前記課題を解決しようとするものであり、封止ペーストを均一に充填し、電子部品を確実に封止して平坦性を確保することにより、回路基板の信頼性を向上し、かつ実装性を向上することができる電子部品を搭載した回路基板の封止装置及びその封止方法を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために以下の構成を有するものである。
【0014】
本発明の請求項1に記載の発明は、支持体に取り付けた開口部を有する印刷基準プレートと、この印刷基準プレートの下部に配置した上下動が可能な基板支持台と、この基板支持台に搭載され凹部で電子部品を実装した回路基板を保持し上面に配置した印刷孔版とで回路基板を挟持する基板保持プレートを有し、前記印刷基準プレートの上部に配置され印刷基準プレートの上面に沿って摺動し封止ペーストを回路基板上に充填するスキージと、少なくとも回路基板上に封止ペーストを充填する部分を真空とする真空チャンバからなる構成を有しており、能動部品及び受動部品からなる電子部品と回路基板の空隙に対して封止ペーストがボイドを巻込まず良好な流動性が得られ、硬化時に能動及び受動部品と空隙に充填された封止ペーストの流失を抑止することで電子部品を確実に封止し平坦性を確保することができるとともに、印刷から硬化までの生産性及び作業性に優れるという作用効果を有する。
【0015】
本発明の請求項2に記載の発明は、基板保持プレートがガラス、セラミック、ステンレス、焼き入れ処理を施した金属等の耐熱反り及び平面度に優れた材料とした請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、回路基板の下面に当接することで封止ペーストの封止精度が向上するという作用効果を有する。
【0016】
本発明の請求項3に記載の発明は、基板保持プレートは回路基板の外形の周囲に印刷孔版と当接する部分に磁石を埋設した構成とした請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、印刷孔版の基板保持プレートに対する脱着作業が容易に行うことができるという作用効果を有する。
【0017】
本発明の請求項4に記載の発明は、印刷孔版は電子部品を実装した面積範囲に対して1mm以上広げた印刷範囲の開口面積を有する構成とした請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、印刷孔版の開口面積を広げることで確実に電子部品を封止し信頼性を確保することができるという作用効果を有する。
【0018】
本発明の請求項5に記載の発明は、印刷孔版は開口部外周に5度〜15度の勾配傾斜を有し、所望の印刷厚みを有するシリコン系樹脂等の処理が施されたステンレス等の磁性体金属とした請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、印刷孔版への封止ペーストの充填導入性を向上させ、かつ硬化後の印刷孔版の離型性を向上させることができるという作用効果を有する。
【0019】
本発明の請求項6に記載の発明は、印刷基準プレートは印刷孔版の外形と同孔寸法を有する請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、印刷による封止ペーストの漏れを抑制することができるという作用効果を有する。
【0020】
本発明の請求項7に記載の発明は、スキージは印刷孔版上を所望の速度及びスキージ圧力を調整自在とした請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、任意の封止ペースト材料の粘度及びチクソ性に対応して、各実装部品間及び回路基板上面への封止ペーストの充填性を向上することができるという作用効果を有する。
【0021】
本発明の請求項8に記載の発明は、スキージは印刷孔版に対して45度に配設され、その先端形状が1mm〜5mm面取りしたガラエポ等の剛体樹脂とした請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、各実装部品間及び回路基板上面への封止ペーストの充填性を向上し、印刷孔版との磨耗を抑止することができるという作用を有する。
【0022】
本発明の請求項9に記載の発明は、基板支持台はヒータが内蔵され所望の温度に調整自在とした請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、回路基板上面より印刷された封止ペースト粘度を低下させ、流動性を向上させて均一な充填ができるという作用効果を有する。
【0023】
本発明の請求項10に記載の発明は、印刷封止後の回路基板を基板保持プレートと印刷孔版にて挟持した状態で加圧保持するための印刷孔版外周を固定保持するガイド板と、一部がガイド板の孔へ挿入される押え板を設けた構成の請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、加圧により封止ペーストの充填を高密度化でき、充填による封止ペーストの厚みバラツキを抑制することができるという作用効果を有する。
【0024】
本発明の請求項11に記載の発明は、ガイド板が印刷孔版と同孔寸法を有する請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、封止ペーストの流出を抑制することができるという作用効果を有する。
【0025】
本発明の請求項12に記載の発明は、ガイド板がオーバーフローによる封止ペーストの余剰量が印刷外周部の上方への排出流路を有する請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、封止ペーストの充填を均一化することができるという作用効果を有する。
【0026】
本発明の請求項13に記載の発明は、押え板が印刷孔版内に挿入可能で必要封止厚みの定位置にて加圧保持できるように構成した請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、回路基板上面より所望の封止厚みが得られるという作用効果を有する。
【0027】
本発明の請求項14に記載の発明は、押え板の表面形状は多数個取り回路基板の個々の回路ブロックの行列間に対して、前記回路基板と接触可能な凸形状という構成を有する請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、封止基板内の個々の回路ブロックの封止厚みバラツキを抑え、個々の回路ブロックの個片分割を可能にするという作用効果を有する。
【0028】
本発明の請求項15に記載の発明は、ガイド板及び押え板はシリコン系樹脂等の処理が施された金属及びポリテトラフルオロエチレンから構成した請求項1に記載の回路基板の封止装置であり、硬化後の離型性を向上させることができるという作用効果を有する。
【0029】
本発明の請求項16に記載の発明は、真空雰囲気にて封止ペーストを脱泡し、電子部品と回路基板との空隙を真空状態とし、所望の真空雰囲気下にて封止ペーストをスキージで前記空隙に充填し大気開放を行う回路基板の封止方法であり、能動部品及び受動部品からなる電子部品と回路基板の空隙に対して封止ペーストがボイドを巻込まず良好な流動性が得られ、硬化時に能動及び受動部品と空隙に充填された封止ペーストの流失を抑止することで電子部品を確実に封止し平坦性を確保することができるとともに、印刷から硬化までの生産性及び作業性に優れるという作用効果を有する。
【0030】
本発明の請求項17に記載の発明は、電子部品を実装した回路基板が面内において、複数個割付された複数個取り回路基板を一括印刷するようにした請求項16に記載の回路基板の封止方法であり、印刷から硬化までの生産性及び作業性に優れるという作用効果を有する。
【0031】
本発明の請求項18に記載の発明は、多数個取り回路基板を少なくとも1枚以上同時に印刷した請求項17に記載の回路基板の封止方法であり、印刷孔版の形状が異なる複数の回路基板への充填封止を同時に行うことが可能で印刷の生産性に優れるという作用効果を有する。
【0032】
本発明の請求項19に記載の発明は、印刷封止後の回路基板を基板保持プレートと印刷孔版にて挟持した状態で、ガイド板を印刷孔版へ固定保持し、押え板をガイド板の孔へ挿入加圧保持し、余剰封止ペーストをオーバーフローさせ硬化する請求項17に記載の回路基板の封止方法であり、加圧により封止ペーストの充填を均一化し、封止ペーストの厚みバラツキを抑制することができるという作用効果を有する。
【0033】
本発明の請求項20に記載の発明は、押え板にて加圧保持した状態で、真空雰囲気にて所定時間保持した後に大気開放する請求項19に記載の回路基板の封止方法であり、封止ペーストと押え板間に噛み込むエアーを脱泡させ、押え板の表面形状に封止ペーストを密着させることができるという作用効果を有する。
【0034】
本発明の請求項21に記載の発明は、押え板にて加圧保持した状態で、エアー等の気体加圧雰囲気にて加熱保持し硬化する請求項19に記載の回路基板の封止方法であり、回路基板や電子部品に対して封止ペーストの密着力を向上させることができるという作用効果を有する。
【0035】
本発明の請求項22に記載の発明は、押え板にて加圧保持した状態で、熱プレスにて所定の時間、加熱、加圧し硬化する請求項19に記載の回路基板の封止方法であり、封止ペーストの硬化反応に応じて定圧硬化を可能にし、硬化時間を短縮することができるという作用を有する。
【0036】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、実施の形態1について図面を用いて説明する。
【0037】
図1は本発明の実施の形態1における電子部品を搭載した回路基板の封止装置の構成斜視図である。
【0038】
図1において、封止装置の構造体の一部である支持体27に取り付けられた開口部30を有する印刷基準プレート8は鋼材等の金属からできている。この印刷基準プレート8の開口部30の寸法と印刷孔版5の外形とは嵌合するように構成している。
【0039】
基板支持台9はヒータ11が内蔵され所望の温度に調整可能な鋼材等の金属からできている。この基板支持台9はシリンダ10が駆動することで上下に摺動する。
【0040】
そして、印刷基準プレート8の開口部30の寸法と基板保持プレート7の外形寸法とは印刷孔版5と同様に嵌合するように設定している。
【0041】
印刷孔版5は所望の印刷厚みを有するステンレス等の磁性体金属からできている。この印刷孔版5の開口部26は回路基板1の外形に対して1mm以上広い印刷範囲の開口を有しており、開口部26の断面は5度〜15度の勾配傾斜を設けている。また、印刷孔版5の表面にはシリコン系樹脂等の処理が施されている。そして、印刷孔版5には基板保持プレート7に形成したピン21に対応した孔22(共に図示せず)を形成している。
【0042】
基板保持プレート7はガラス、セラミック、ステンレス、焼き入れ処理を施した金属等の反り及び平面度に優れた耐熱性の材料からできている。
【0043】
この基板保持プレート7の中央部には凹部25を形成している。この凹部25は回路基板1の外形と嵌合できるように設定し、回路基板1の位置決めを行っている。
【0044】
さらに、基板保持プレート7の凹部25を除く印刷孔版5と当接する平面部には磁石28が配設されている。
【0045】
前記印刷基準プレート8の上部には前記印刷基準プレート8の上面に沿って摺動し封止ペーストを回路基板上に充填するスキージ6が構成されている。このスキージ6は印刷孔版5に対して45度に配設され、1mm〜5mm面取りされた先端形状を有するガラスエポキシ等の剛体樹脂からできている。
【0046】
そしてスキージ6は回路基板1の巾より長手方向寸法が大きく、シリンダ12による駆動で上下に摺動することにより圧力調整を適正に設定することができる。さらにスピードコントロールモータ(図示せず)の回転駆動をボールネジ13にて伝達し、印刷基準プレート8の上面を適正な速度に調整して水平移動を行う。
【0047】
真空チャンバ14は前記の各構成機器を内蔵する金属と樹脂等によりできている。そして少なくとも回路基板1上に充填された封止ペースト部分を真空にする。
【0048】
以上のように構成された電子部品搭載の回路基板の封止装置を用いた封止方法について図面を参照しながら説明する。
【0049】
図2は電子部品を搭載した回路基板を充填封止する回路基板保持工程の断面図であり、基板支持台9に回路基板1を印刷孔版5と基板保持プレート7で挟持した状態を示している。
【0050】
図3は電子部品を搭載した回路基板を充填封止する回路基板保持部材の構成斜視図である。
【0051】
図3において1は電子機器に使用される樹脂、セラミック等よりなる多層基板を複数個割付した大判の回路基板である。
【0052】
2は半田及び金等のLGA及びBGAを有し、回路基板1に搭載し実装された能動部品、そして3は半田にて回路基板1に搭載し実装された受動部品である。
【0053】
まず、大気雰囲気中で能動部品2及び受動部品3を混載実装した(図示せず)回路基板1を、基板保持プレート7に形成した凹部25にはめ込むことにより回路基板1の位置を決定する。この回路基板1を搭載した基板保持プレート7に印刷孔版5を搭載する。基板保持プレート7にはピン21を配置し、このピン21と印刷孔版5に形成したピン21に対応した孔22(図示せず)とをはめ合わす。特にピン21は印刷孔版5と精度良く位置決めするために3ヶ所に設けている。3ヶ所に設けることにより幾何学的に位置が決まり、回路基板1に封止ペースト4を充填する面積を決定する。
【0054】
印刷孔版5は磁性材料で形成されており、基板保持プレート7に埋め込んだ磁石プレート28による磁力で、回路基板1を上下方向に動かないように保持している。
【0055】
また、印刷孔版5には離形テープ29(図示せず)を開口部26の側壁および表裏面の周辺に設けている。離形テープ29の材質としてはポリテトラフルオロエチレン等封止樹脂と硬化固着しない材料であればよい。さらに、離形テープ29以外に離形剤を印刷孔版5の表面に塗布してもかまわない。
【0056】
次に、基板支持台9に回路基板1を前記印刷孔版5と基板保持プレート7で挟持して構成された部材を搭載する。基板支持台9の外形寸法と基板保持プレート7の外形寸法は同寸法に設定している。基板支持台9に形成した位置固定板23を基板保持プレート7に形成した固定凹部24にはめ合わすことにより、基板支持台9に基板保持プレート7を固定し位置決めを行う。
【0057】
次に、図4に示すように基板支持台9はシリンダ10(図示せず)による駆動で上下方向に摺動し印刷基準プレート8に形成した開口部30と印刷孔版5を嵌合させ、印刷基準プレート8の開口部30の上面と基板支持台9に搭載した回路基板1を、前記印刷孔版5と基板保持プレート7で挟持して構成された部材の印刷孔版5の上面との高さ方向の位置合わせを行う。
【0058】
位置合わせには基板支持台9に設けた高さ固定治具31が印刷基準プレート8に当接することにより高さ方向の位置を決定している。
【0059】
なお、機械的に高さ固定治具31を直接印刷基準プレート8に当て、高さ方向の位置を決定したが、光学的に非接触で高さ方向の位置を決定する方法としても良い。
【0060】
印刷基準プレート8の開口部30と基板支持台9とのX・Y軸の位置合わせは、あらかじめ印刷基準プレート8を固定する際に、印刷基準プレート8に設けた長孔(図示せず)で調整を行い固定する。
【0061】
そして、真空チャンバ14内を10Paの真空度まで真空ポンプ(図示せず)にて真空引きを行う。
【0062】
真空チャンバ14の内部が真空度10Paに到達してから所定の時間だけ真空保持し、能動部品2及び受動部品3等の電子部品と回路基板1との空隙を真空状態にすると同時に印刷基準プレート8上に予め塗布し蓄えられた封止ペースト4の脱泡を行う。
【0063】
次に、スキージ6を印刷基準プレート8の上面に接するまで下降させ、その後、所定の押し付け圧力を維持しながら、所定の速度で印刷基準プレート8及び印刷孔版5上を摺動し、スキージ6は印刷基準プレート8の孔部を通過した後に停止する。そして、さらに真空保持を所定の時間行う。これによりスキージ6による能動部品2及び受動部品3と回路基板1との空隙部分に充填した封止ペースト4の脱泡を行う。
【0064】
次に、図5に示すように真空チャンバ14に取り付けられたバルブ(図示せず)を開放し、真空チャンバ14の内部を大気開放することにより、真空と大気の差圧力で能動部品2及び受動部品3と回路基板1との空隙に充填した封止ペースト4に均一な押しつけ力が加わることになり、封止ペースト4の充填密度を均一化することができる。
【0065】
そして、大気雰囲気中で基板支持台9が下降し、基板保持プレート7と印刷孔版5とで挟持され封止ペースト4を充填封止された回路基板1から構成した部材を基板支持台9より取外す。
【0066】
最後に、図6に示すように印刷封止された回路基板1は、基板保持プレート7と印刷孔版5に挟持された状態で恒温槽15内へ投入し、所定の温度及び時間にて硬化させた後、常温まで冷却し基板保持プレート7と印刷孔版5より封止硬化後の回路基板1を取外して、電子部品搭載の回路基板の封止を完成させるものである。
【0067】
以上のように、本実施の形態1における電子部品を搭載した回路基板1の封止装置及びその封止方法は、回路基板1を基板保持プレート7と印刷孔版5にて挟持し、真空雰囲気にて印刷孔版5上をスキージ6で封止ペースト4を変動させることにより真空印刷を行い、基板保持プレート7と印刷孔版5にて挟持された状態で封止後の前記回路基板1を硬化する部材からなる構成を有しており、能動部品2及び受動部品3と回路基板1との空隙に対して、封止ペースト4がボイドを巻込まず良好な流動性が得られ、能動部品2及び受動部品3に対するストレスを緩和し、同時に硬化時に能動部品2及び受動部品3と空隙に充填された封止ペースト4の流失を抑止し、確実に電子部品を封止することができ、厚みバラツキの低減が可能となり、印刷から硬化までの生産性及び作業性に優れるという効果を奏するものである。
【0068】
尚、本実施の形態1では真空状態から大気開放する差圧を1回としたが、真空状態から大気開放する差圧を2回以上繰返し行うと、上記実施の形態1の効果に加え、能動部品2及び受動部品3と回路基板1との空隙への封止ペースト4の充填密度の均一化が図れるという効果を奏するものである。
【0069】
また、本実施の形態1では、能動部品2及び受動部品3が混載し実装された回路基板1の印刷枚数を1枚として説明したが、印刷孔版5及び基板保持プレート7を2組台以上でかつ、印刷基準プレート8に設けられた開口部30を複数個設けて前記台数と同等にすることにより、上記実施の形態1の効果に加え、回路基板1は2枚以上同時に印刷することも可能になるという更なる効果を奏するものである。
【0070】
(実施の形態2)
以下、実施の形態2について説明する。
【0071】
図7は本発明の実施の形態2における電子部品を搭載した回路基板の封止装置の構成斜視図である。
【0072】
なお、実施の形態1の図1で説明したものと同一のものは同一の符号を付与し、詳細な説明は省略する。本実施の形態2の実施の形態1との相違点は、封止印刷後の加圧を利用した硬化に関する点である。
【0073】
図7において回路基板16は封止ペースト4を充填した後の回路基板であり、基板保持プレート7と印刷孔版5にて挟持されている。
【0074】
ガイド板17は印刷孔版5と同孔寸法を有し、その内部は開口部33が形成され、さらにオーバーフローによる封止ペースト4の余剰量を、印刷外周部の上方へ排出するための排出流路19を有するシリコン系樹脂等の処理が施された金属及びポリテトラフルオロエチレンで構成している。
【0075】
押え板18はガイド板17の印刷孔版内に挿入可能で、かつ必要封止厚みまで定位置にて加圧保持が可能で、さらに表面形状が多数個取り回路基板の個々の回路基板の行列間に対して、回路基板16と接触可能な凸形状を有する複数個割付けされたシリコン系樹脂等の処理が施された金属及びポリテトラフルオロエチレンで構成している。
【0076】
以上のように構成された電子部品を搭載した回路基板の封止装置について、以下にその動作を図面を参照しながら説明する。
【0077】
図8〜図11は電子部品を搭載した回路基板の封止における各工程図である。
【0078】
図8に示すように印刷封止された回路基板16は、基板保持プレート7と印刷孔版5に挟持された状態であり、上記状態における印刷孔版5の上面にガイド板17をボルト(図示せず)にて固定し保持する。
【0079】
次に、図9に示すように押え板18をガイド板17の孔33に挿入し、押え板18の凹面34を印刷孔版5の上面より0.1mm〜0.2mm程高く設定しており、かつ凸面35が回路基板16の上面と接触するように設定している。
【0080】
回路基板16に充填された封止ペースト4は、押え板18により圧力が加わると同時に封止ペースト4の充填体積が決まるため、封止に必要な封止ペースト4以外はガイド板17の印刷外周部の上方への排出流路19より余剰ペースト20として流出する。
【0081】
この状態のまま図10に示すように再度真空チャンバ14内へ投入し、真空ポンプ(図示せず)にて真空チャンバ14内を10Paの真空度にした後、所定の時間をその真空度に保持する。真空チャンバ14に取り付けられたバルブ(図示せず)を開放して大気開放し、封止ペースト4と押え板18間に発生するエアーを脱泡して押え板18の表面形状に封止ペースト4を密着させる。
【0082】
最後に、図11に示すように封止ペースト4を充填した回路基板16を、基板保持プレート7と印刷孔版5とガイド板17及び押え板18にて保持された状態にて恒温槽15内へ投入し、所定の温度及び時間にて硬化させた後、常温まで冷却する。
【0083】
その後、押え板18、ガイド板17、基板保持プレート7及び印刷孔版5より回路基板16を取外して電子部品搭載の回路基板の充填封止を行うものである。
【0084】
以上のように本実施の形態2における電子部品を搭載した回路基板の封止装置及びその封止方法は、充填封止後の回路基板16を基板保持プレート7と印刷孔版5にて挟持した状態で、ガイド板17を印刷孔版5へ固定保持し、押え板18をガイド板17の孔へ挿入し加圧保持して余剰ペースト20を流出させ、その後封止ペースト4を硬化するという工程からなる。加圧により封止ペースト4の充填密度を均一化し、かつ印刷による封止ペースト4の厚みバラツキを抑制するという効果を奏するものである。
【0085】
尚、本実施の形態2では恒温槽15内での封止ペースト4の硬化について説明したが、エアーや窒素等の気体雰囲気中で加熱し封止ペースト4を硬化することにより、上記実施の形態1の効果に加え回路基板1、能動部品2及び受動部品3に対して封止ペースト4の密着力が向上するという更なる効果を奏するものである。
【0086】
尚また、本実施の形態2では恒温槽15内での封止ペースト4の硬化について説明したが、熱プレスにて加圧加熱中に封止ペースト4を硬化してもよい。この場合は上記実施の形態2の効果に加え、封止ペースト4の硬化反応に応じて定圧硬化を可能にし、さらに硬化時間を短縮できるという更なる効果を奏するものである。
【0087】
【発明の効果】
以上のように本発明の回路基板の封止装置は、支持体に取り付けた開口部を有する印刷基準プレートと、この印刷基準プレートの下部に配置した上下動が可能な基板支持台と、この基板支持台に搭載され、凹部に電子部品を実装した回路基板を保持し上面に配置した印刷孔版とで回路基板を挟持する基板保持プレートを有し、前記印刷基準プレートの上部に配置され印刷基準プレートの上面に沿って摺動し封止ペーストを、回路基板上に充填するスキージと、少なくとも回路基板上に封止ペーストを充填する部分を真空とする真空チャンバからなる構成とすることにより、能動部品及び受動部品からなる電子部品と回路基板との空隙に対して、封止ペーストがボイドを巻込まない良好な流動性が得られ、能動部品及び受動部品に対するストレスを緩和し、同時に硬化時に能動部品及び受動部品と空隙に充填された封止ペーストの流失を抑止するので、確実な封止ペーストの充填が行え、信頼性が向上すると同時に厚みバラツキを低減し、かつ印刷から硬化までの生産性及び作業性に優れるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電子部品を搭載した回路基板の封止装置の構成斜視図
【図2】同実施の形態1における電子部品を搭載した回路基板を封止する回路基板保持工程の断面図
【図3】同実施の形態1における電子部品を搭載した回路基板を封止する回路基板保持部材の構成斜視図
【図4】同実施の形態1における電子部品を搭載した回路基板を封止する真空印刷工程の断面図
【図5】同実施の形態1における電子部品を搭載した回路基板を封止する大気開放工程の断面図
【図6】同実施の形態1における電子部品を搭載した回路基板を封止する硬化工程の断面図
【図7】本発明の実施の形態2における電子部品を搭載した回路基板の封止装置の構成斜視図
【図8】同実施の形態2における電子部品を搭載した回路基板を加圧封止するガイド板取付工程の断面図
【図9】同実施の形態2における電子部品を搭載した回路基板を加圧封止する押え板の挿入工程の断面図
【図10】同実施の形態2における電子部品を搭載した回路基板を加圧封止する真空脱泡工程の断面図
【図11】同実施の形態2における電子部品を搭載した回路基板を加圧封止する恒温槽工程の断面図
【図12】従来の電子部品を搭載した回路基板の封止装置の印刷封止工程の断面図
【符号の説明】
1 回路基板
5 印刷孔版
6 スキージ
7 基板保持プレート
8 印刷基準プレート
9 基板支持台
10 シリンダ
11 ヒータ
12 シリンダ
13 ボールネジ
14 真空チャンバ
25 凹部
26,30 開口部
27 支持体
28 磁石
Claims (22)
- 支持体に取り付けた開口部を有する印刷基準プレートと、この印刷基準プレートの下部に配置した上下動が可能な基板支持台と、この基板支持台に搭載され凹部に電子部品を実装した回路基板を保持し上面に配置した印刷孔版とで回路基板を挟持する基板保持プレートを有し、前記印刷基準プレートの上部に配置され印刷基準プレートの上面に沿って摺動し封止ペーストを回路基板上に充填するスキージと、少なくとも回路基板上に封止ペーストを充填する部分を真空とする真空チャンバからなる回路基板の封止装置。
- 基板保持プレートはガラス、セラミック、ステンレス、焼き入れ処理を施した金属等の耐熱反り及び平面度に優れた材料で構成した請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 基板保持プレートは回路基板の外形の周囲に印刷孔版と当接する部分に磁石を埋設した構成とした請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 印刷孔版は電子部品を実装した面積範囲に対して1mm以上広げた印刷範囲の開口面積を有する構成とした請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 印刷孔版は開口部の外周に5度〜15度の勾配傾斜を有し、所望の印刷厚みを有するシリコン系樹脂等の処理が施されたステンレス等の磁性体金属とした請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 印刷基準プレートの開口部は印刷孔版の外形と嵌合する寸法を有する請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- スキージは印刷孔版上を所望の速度及びスキージ圧力を調整自在とした請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- スキージは印刷孔版に対して45度に配設され、その先端形状が1mm〜5mm面取りしたガラエポ等の剛体樹脂とした請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 基板支持台はヒータが内蔵され所望の温度に調整可能とした請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 印刷封止後の回路基板を、基板保持プレートと印刷孔版にて挟持した状態で加圧保持するための、印刷孔版外周を固定保持するガイド板と、前記ガイド板と積層し、ガイド板の孔へ一部が挿入される押え板を設けてなる請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- ガイド板は印刷孔版と同孔寸法を有する請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- ガイド板はオーバーフローによる封止ペーストの余剰量が印刷外周部の上方への排出流路を有する請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 押え板は印刷孔版内に挿入可能で必要封止厚みの定位置にて加圧保持できるように構成した請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 押え板の表面形状は多数個取り回路基板の個々の回路ブロックの行列間に対して、前記回路基板と接触可能な凸形状を有する請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- ガイド板及び押え板はシリコン系樹脂等の処理が施された金属及びポリテトラフルオロエチレンから構成した請求項1に記載の回路基板の封止装置。
- 真空雰囲気にて封止ペーストを脱泡し、電子部品と回路基板との空隙を真空状態とし、所望の真空雰囲気下にて封止ペーストをスキージで前記空隙に充填し大気開放を行う回路基板の封止方法。
- 電子部品を実装した回路基板が面内において、複数個割付された多数個取り回路基板を一括印刷するようにした請求項16に記載の回路基板の封止方法。
- 多数個取り回路基板を少なくとも1枚以上同時に印刷するようにした請求項17に記載の回路基板の封止方法。
- 印刷封止後の回路基板を基板保持プレートと印刷孔版にて挟持した状態で、ガイド板を印刷孔版へ固定保持し、押え板をガイド板の孔へ挿入加圧保持し、余剰封止ペーストをオーバーフローさせ硬化する請求項17に記載の回路基板の封止方法。
- 押え板にて加圧保持した状態で真空雰囲気にて所定時間保持した後に大気開放する請求項19に記載の回路基板の封止方法。
- 押え板にて加圧保持した状態でエアー等の気体加圧雰囲気にて加熱保持し硬化する請求項19に記載の回路基板の封止方法。
- 押え板にて加圧保持した状態で熱プレスにて所定の時間、加熱、加圧し硬化する請求項19に記載の回路基板の封止方法。
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