JP2005018954A - プレート電圧発生回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】従来のプレート電圧を発生する差動回路11a、11bおよびプッシュプル出力回路3に不感帯域制御回路12a,12bを付加する。この不感帯域制御回路12a,12bそれぞれに不感帯域幅を設定できる不感帯域制御信号a,bを外部から供給している。不感帯域制御回路12aは差動回路11aの差動対をなす二つのうち一方のトランジスタM9に並列に接続して、不感帯域制御信号aのH(ハイレベル)信号によりトランジスタM9に対応する出力を制御し、不感帯域幅を広げる。不感帯域制御回路12bの側も同一機能を有し、不感帯域制御信号の設定変更により、不感帯域幅を変更できる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部電源電圧VDDまたは外部電源電圧VDDに基づいて内部で生成する電源電圧VCCの二分の一の電圧を生成し出力電圧VOUTとする際、出力回路に不感帯域を設定できるプレート電圧発生回路に関し、特に、上記不感帯域を任意の異なる幅に変更ができるプレート電圧発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関する不感帯域の制御は、特にセルキャパシタのセルプレート電圧、およびビット線のプリチャージ電圧として用いられる電圧の発生回路における、プッシュプル出力回路における貫通電流抑制のための制御として用いられる。
【0003】
このような貫通電流を抑制する技術には、複数の公知例がある。しかし、それらは、ただ単に出力回路部に発生する貫通電流を随時一定値以下に抑制することを目的として不感帯域を設けている。貫通電流は製造上のばらつきにより不感帯域が消滅した場合に発生する。
【0004】
従来の不感帯域の制御では、ミリアンペア(mA)オーダーの動作電流に対して一桁以下である貫通電流成分はチップ動作上無視できるオーダーであった。この貫通電流を更に抑制することは、上記電圧発生回路での供給電圧レベルの安定を妨げることとなる。その観点からも必要以上に不感帯域を広げることはなかった。しかし、超低消費電流化のためにリフレッシュ電流を従来の1〜3mAから100μA以下まで低減した場合には、従来無視できていた貫通電流が問題となる。DRAM(ダイナミック・ランダムアクセスメモリ)は、書き込んだデータを保持するため最大データ保持時間であるリフレッシュ時間内に再度データを読み出して再書込を行うリフレッシュ動作を必要とする。
【0005】
例えば、図15に示す場合では、リフレッシュ時間はリフレッシュ動作時間T1とデータ保持時間T2との和であり、リフレッシュ電流は(I1・T1+I2・T2)/(T1+T2)で求められる。ここで、I1は再書込み時の動作電流、T1は再書込み時間、I2はデータ保持期間中のスタンバイ電流、また、T2はデータ保持時間である。
【0006】
リフレッシュ電流の低減はプロセス改善、データ訂正技術等の回路手法を用いてデータ保持時間を延ばすことにより実現できる。ただし、データ保持時間を延ばすした場合、図15の時間T2の割合が増え、電流I2に占める数十μAの貫通電流が無視できなくなる。しかし、データ保持動作時に発生する数十μAの貫通電流の低減を行うために、不感帯域の幅を従来のものより広くとった場合、プッシュプル出力回路の応答速度が低下し電圧レベルが不安定になるという問題が発生した。このような背景から、従来の電圧発生回路の特性を損なうことなく、データ保持動作時の微小貫通電流の抑制を可能とする電圧発生回路を考え、この際に本発明が具現した。
【0007】
従来、この種のプレート電圧発生回路では、プッシュプル出力回路で構成される出力バッファ回路での貫通電流を低減できるとともに、出力電圧の不感帯の幅を自由に設定でき、しかもSOI(シリコン・オン・インシュレータ)構造のデバイスにも使用可能な電圧発生回路及びこれを備えた安定化回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
この電圧発生回路は、例えば図16に示されるように、異なる2つの基準電位を発生する基準電位発生回路111と、この2つの基準電位を各々独立させて所定レベルだけシフトする一対のシフト回路112a,112bと、この一対のシフト回路112a,112bの各シフト電圧を各々ゲート入力とする互いに逆導電型の一対のソースフォロワトランジスタQ19,Q20を有する出力回路とを備えた構成となっている。
【0009】
基準電位発生回路111は、抵抗R11,R12,R13により供給される電源電圧VCCから2つの基準電位「VCC/2+ΔV」及び「VCC/2−ΔV」を発生し、各基準電位を一対のシフト回路112a,112bによって各々独立にシフトし、出力バッファ回路113を介して出力電圧として「VCC/2」を得る。
【0010】
これによれば、出力電圧に「VCC/2」を中心として不感帯域を持たせることができるため、出力バッファ回路113におけるトランジスタQ19,Q20による直列回路に貫通電流が流れない。また、基準電位発生回路111において、二つの基準電位を与える抵抗R11,R12,R13の各抵抗値を変えることによって不感帯域幅を自由に制御できる。
【0011】
また、特許文献1では、出力バッファ回路のドライバ能力を出力電圧によって2段階に変化させる構成とした場合について、例えば図17に示される構成が開示されている。また、基準電位を更に多く発生させ、それに対応するシフト回路および出力バッファ回路を複数設けることにより、出力バッファ回路のドライブ能力を出力電圧によって3段階以上の多段階に変化させることも可能であると説明がある。
【0012】
図17の回路によれば、上記三つの抵抗R11,R12,R13の両端に更に二つの抵抗R21,R22を直列に設けることにより四つの基準電位を生成するとともに、それぞれの基準電位に対応したシフト回路112a,112bおよびシフト回路122a,122b、並びに互いにドライブ能力が異なる2種類の出力バッファ回路113,123を設けた構成となっている。
【0013】
【特許文献1】
特開平6−338188号公報(図1、図2、図3)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のプレート電圧発生回路では、次のような問題点がある。
【0015】
すなわち、この回路では、不感帯域の設定は、二つ以上の基準電圧を用いて行う。また、不感帯域は、複数設定できるが、回路自体は固定接続されているのでチップ動作中に不感帯域の幅を任意に変更することはできない。
【0016】
このため、チップ動作に合わせて任意に不感帯域の幅を変更するには、基準電位を変更しなくてはならないので、外部電源電圧VCCの値を変更する必要が生じる。外部電源電圧VCCの値を変更しない場合には、複数の基準電圧を発生させている抵抗の大きさを変更するしかない。しかし、複数の抵抗を予め設置しておいても、可変抵抗ではないのでチップ動作に合わせてそれを切り替えることはできない。その結果、チップ動作中に不感帯域の幅を任意に制御することができない。
【0017】
更に、図17の例では基準電位発生回路の対となる二つの抵抗および二つのシフト回路並びに一つの出力バッファを追加して備えた構成となっている。このため、その構成要素は増え、結果的に、レイアウト面積が大きくなるという問題が生じる。
【0018】
本発明の課題は、このような問題点を解決し、従来のプレート電圧発生回路の特性を備え、かつ単一の基準電圧でも、チップ動作中に複数の不感帯域を任意に制御可能とし、更に従来回路に少数の素子を追加するのみでレイアウト面積を小さく構成できるプレート電圧発生回路を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明によるプレート電圧発生回路は、外部電源電圧VDDまたはそれに基づいて内部で発生した電源電圧VCCの半分の電圧を出力電圧VOUTとして発生するものであって、プッシュプル出力回路の出力トランジスタの駆動を行う二つの差動回路それぞれに一つの基準電圧VREFおよび出力電圧VOUTを入力している。更に、本発明によるプレート電圧発生回路は、上記差動回路の一方または両方の入力部分にチップ動作中に不感帯域の幅を任意に設定可能な不感帯域制御信号を外部から受け、この不感帯域制御信号にしたがって、不感帯域幅の制御をオン/オフする不感帯域制御回路を設けている。この不感帯域制御回路は周知の電圧発生回路に容易に付加できる。
【0020】
このように、不感帯域制御信号を用いて外部から不感帯域幅の制御をオン/オフできるので、定数が設定されたプレート電圧発生回路で回路を変更することなく、チップ動作中に不感帯域の幅を任意に設定することができる。
【0021】
本発明による具体的なプレート電圧発生回路は、高電位電源と低電位電源との間に生じる電圧の二分の一の出力電圧を発生しプレート電圧として負荷に供給するものであって、基本的には二つで一組の差動回路と、一つのプッシュプル出力回路と、少なくとも一つの不感帯域制御回路とを備えている。これらの回路は、例えばMOSFETのようなMOSトランジスタで構成されている。
【0022】
差動回路は、高電位側および低電位側それぞれに対応して設けられている。この二つの差動回路は、一方で低電位側、他方で高電位側それぞれに定電流源を備え、この定電流源の入力端子または出力端子に差動対、更にその外側にカレントミラー回路を積み重ねた構成を有している。また、二つのそれぞれでは、一方に別途生成された前記二分の一の電圧を有する基準電圧、他方に前記出力電圧それぞれを入力してその差が出力されている。
【0023】
プッシュプル出力回路は、高電位電源と低電位電源との間に二つのMOSトランジスタを直列接続し、高電位電源側MOSトランジスタに高電位側、低電位側MOSトランジスタに低電位側それぞれの前記差動回路の出力を受け、前記二つのMOSトランジスタの接続部から前記プレート電圧を取り出している。
【0024】
不感帯域制御回路は、二つのMOSトランジスタを直列接続しかつ前記差動回路の差動対を構成する一方のMOSトランジスタに並列接続している。その上、不感帯域制御回路は、前記二つのMOSトランジスタのうち一方のゲートに前記基準電圧、他方のスイッチングトランジスタのゲートに不感帯域制御信号それぞれを受け、かつ、当該不感帯域制御信号によりハイレベル信号またはローレベル信号をチップ動作中に受け、受けた信号にしたがってスイッチングトランジスタをオン/オフして、前記出力電圧の不感帯域幅を切り替えている。
【0025】
更に具体的には、前記プッシュプル出力回路は、高電位側に第1のMOSトランジスタとしてpチャネルMOSFET、低電位側に第2のMOSトランジスタとしてnチャネルMOSFETを備える。
【0026】
また、前記差動回路は第1の差動回路と第2の差動回路とにより構成されている。
【0027】
第1の差動回路は、高電位側にpチャネルMOSFETによる第3および第4のMOSトランジスタが第4のMOSトランジスタを入力側として形成する第1のカレントミラー回路と、その低電位側にnチャネルMOSFETによる第5および第6のMOSトランジスタが形成する第1の差動対と、更にその低電位側に第1の定電流源とを備えている。また、第1の差動回路は、前記第5のMOSトランジスタのゲートに前記基準電圧を接続し、前記第1のカレントミラー回路の入力側に接続される前記第6のMOSトランジスタのゲートに前記出力電圧を接続する一方、前記第1のカレントミラー回路の出力側を前記プッシュプル出力回路の第1のMOSトランジスタのゲートに接続している。
【0028】
第2の差動回路は、低電位側にnチャネルMOSFETによる第9および第10のMOSトランジスタが第10のMOSトランジスタを入力側として形成する第2のカレントミラー回路と、その高電位側にpチャネルMOSFETによる第7および第8のMOSトランジスタが形成する第2の差動対と、更にその高電位側に第2の定電流源とを備えている。また、第2の差動回路は、前記第7のMOSトランジスタのゲートに前記基準電圧を接続し、前記第2のカレントミラー回路の入力側に接続される前記第8のMOSトランジスタのゲートに前記出力電圧を接続する一方、前記第2のカレントミラー回路の出力側を前記プッシュプル出力回路の第2のMOSトランジスタのゲートに接続している。
【0029】
また、前記不感帯域制御回路は、二つのMOSトランジスタそれぞれを一方のMOSトランジスタを高電位側または低電位側とし直列接続して対応する前記差動回路の一方のMOSトランジスタに並列に接続し、一方のMOSトランジスタではゲートに不感帯域制御信号、かつ他方のMOSトランジスタではゲートに前記基準電圧それぞれを接続している。この構成で、不感帯域制御信号が定電流源の端子に接続された場合、結線ノードがフローティングノードとはならないので安定した回路動作を期待できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
図1は本発明の概要を示すブロック図である。
【0032】
図示されるプレート電圧発生回路1は、例えば外部電源電圧VDDの二分の一の電圧を一つの基準電圧VREFとして一方から入力しこの基準電圧VREFを中心とする電圧を出力電圧VOUTとして出力するものであって、その内部に不感帯域制御回路2を有している。不感帯域制御回路2は、外部から不感帯域幅を制御する不感帯域制御信号a,bを受け、この受けた不感帯域制御信号a,bに基づいて、プレート電圧発生回路1で生成する出力電圧VOUTの不感帯域幅の設定を制御している。不感帯域制御回路2は、従来のプレート電圧発生回路の構成に対して、その内部または外部のいずれに設けられる構成であってもよい。
【0033】
不感帯域制御信号a,bは、リフレッシュ、もしくは読み出し、書き込み、データ保持等のチップの各動作において、任意に不感帯域制御回路2を起動または停止させる動作を制御する。不感帯域制御回路2は、不感帯域制御信号a,bによりプレート電圧発生回路1における駆動回路の不感帯域に対して任意の帯域幅を持たせ、その帯域幅を制御するという動作を実行する。
【0034】
従って、不感帯域の帯域幅を任意に制御することにより、一つのプレート電圧発生回路で複数の応答速度を有し、かつ貫通電流の電流量を制御することが可能である。また、最小の回路構成で、一つの基準電圧による貫通電流の抑制を可能にできる。
【0035】
次に、図2を参照して一つの実施の形態について説明する。
【0036】
図2は本発明の実施の一形態を示す回路構成図である。図1に示されたプレート電圧発生回路は、N−MOSFET型差動回路11a、P−MOSFET型差動回路11b、不感帯域制御回路12a,12b、およびプッシュプル出力回路3により構成されている。
【0037】
N−MOSFET型差動回路11aは、pチャネル金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(p−MOSFET)(以後、pMOSトランジスタまたは単にMOSトランジスタと略称する)M3,M4、nチャネル金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(n−MOSFET)(以後、nMOSトランジスタまたは単にMOSトランジスタと略称する)M5,M6、および定電流源S11により構成される。pMOSトランジスタM3,M4はpMOSトランジスタM4を入力側とするカレントミラー回路を構成する。他方、nMOSトランジスタM5,M6は差動対を形成し、nMOSトランジスタM5が基準電圧VREFを、またnMOSトランジスタM6が出力電圧VOUTをそれぞれ受付けて比較している。
【0038】
すなわち、N−MOSFET型差動回路11aの内部は次の接続により構成されている。pMOSトランジスタM3,M4のソースは高電位側の外部電源電圧VDDに接続する。pMOSトランジスタM3のゲートはpMOSトランジスタM4のゲートおよびドレイン、並びにnMOSトランジスタM6のドレインと接続する。pMOSトランジスタM3のドレインはnMOSトランジスタM5のドレインと接続する。かつ、nMOSトランジスタM5,M6のソースは定電流源S11を介して低電位側に接地される。
【0039】
P−MOSFET型差動回路11bは、pMOSトランジスタM7,M8、nMOSトランジスタM9,M10、および定電流源S12により構成される。しかし、pMOSトランジスタM7,M8は差動対を形成してpMOSトランジスタM7のゲートが基準電圧VREFを、またpMOSトランジスタM8のゲートが出力電圧VOUTをそれぞれ受付けして比較している。他方、nMOSトランジスタM9,M10はnMOSトランジスタM10を入力側とするカレントミラー回路を構成する。
【0040】
すなわち、P−MOSFET型差動回路11bの内部は次の接続により構成されている。pMOSトランジスタM7,M8のドレインは定電流源S12を介して高電位側の外部電源電圧VDDに接続する。pMOSトランジスタM7のソースはnMOSトランジスタM9のソースと接続する。pMOSトランジスタM8のソースはnMOSトランジスタM9のゲート、並びにnMOSトランジスタM10のゲートおよびソースと接続する。かつnMOSトランジスタM9,M10のドレインは低電位側に接地される。
【0041】
不感帯域制御回路12aは、pMOSトランジスタM11およびnMOSトランジスタM12の直列回路により構成され、pMOSトランジスタM11のドレインは、nMOSトランジスタM12のソースと接続されて、差動回路11aのnMOSトランジスタM6に並列に接続されている。また、不感帯域制御回路12aは、スイッチングトランジスタとなるpMOSトランジスタM11のゲートに外部から不感帯域制御信号aを受けることにより、N−MOSFET型差動回路11aの差動対であるnMOSトランジスタM5,M6の定数比をチップ動作中に任意に変化させている。
【0042】
すなわち、pMOSトランジスタM11は、ゲートに不感帯域制御信号aを接続し、ソースにN−MOSFET型差動回路11aにおけるpMOSトランジスタM4およびnMOSトランジスタM6それぞれのドレインの接続回路を接続する。nMOSトランジスタM12のゲートには基準電圧VREFが接続される。nMOSトランジスタM12はドレインをnMOSトランジスタM5,M6のソースと共に定電流源S11を介して接地している。
【0043】
不感帯域制御回路12bも、pMOSトランジスタM13およびnMOSトランジスタM14の直列回路により構成され、pMOSトランジスタM13のソースは、nMOSトランジスタM14のドレインと接続されて、差動回路11bのpMOSトランジスタM8に並列に接続されている。また、不感帯域制御回路12bは、スイッチングトランジスタとなるnMOSトランジスタM14のゲートに外部から不感帯域制御信号bを受けることにより、P−MOSFET型差動回路11bの差動対であるpMOSトランジスタM7,M8の定数比をチップ動作中に任意に変化させている。
【0044】
すなわち、pMOSトランジスタM13は、そのドレインをP−MOSFET型差動回路11bのpMOSトランジスタM7,M8のドレインと共に定電流源S12を介して外部電源に接続している。pMOSトランジスタM13のゲートには基準電圧VREFが接続される。nMOSトランジスタM14のゲートには不感帯域制御信号bが接続される。nMOSトランジスタM14のソースは、P−MOSFET型差動回路11bにおけるpMOSトランジスタM8およびnMOSトランジスタM10それぞれのソースの接続回路に接続される。
【0045】
プッシュプル出力回路3は、pMOSトランジスタM1およびnMOSトランジスタM2の直列回路により構成され、pMOSトランジスタM1のドレインはnMOSトランジスタM2のソースと接続されている。また、pMOSトランジスタM1のソースは高電位側で外部電源電圧VDDに、またnMOSトランジスタM2のドレインは低電位側で接地に、それぞれ接続される。
【0046】
pMOSトランジスタM1のゲートは、pMOSトランジスタM3とnMOSトランジスタM5とのドレインと接続してN−MOSFET型差動回路11aの出力を受付けする。nMOSトランジスタM2のゲートは、pMOSトランジスタM7とpMOSトランジスタM7とのソースと接続してP−MOSFET型差動回路11bの出力を受付けする。pMOSトランジスタM1ドレインおよびnMOSトランジスタM2のソースを接続する回路から出力電圧VOUTが取り出される。
【0047】
次に、図2に図3および図4を併せ参照して、この実施の形態に対する動作について説明する。図3は、リフレッシュ動作とデータ保持動作とのそれぞれの期間に対する不感帯域制御信号の動作を示すタイムチャートである。図4は、プレート電圧発生回路の動作特性を示す図である。また、以後の説明では、N−MOSFET型差動回路11aを差動回路11a、またP−MOSFET型差動回路11bを差動回路11bに、更に、pMOSトランジスタおよびnMOSトランジスタを共に単にトランジスタと略称することとする。
【0048】
チップの消費電流が大きいリフレッシュ動作の際には、図3で実線により示されるように、不感帯域制御信号aがH(ハイレベル)信号および不感帯域制御信号bがL(ローレベル)信号となる。この状態では、図2のトランジスタM11およびトランジスタM14が「オフ」するので不感帯域制御回路12a,12bは動作を停止する。差動回路11a,11bとしては、トランジスタM3〜M6およびトランジスタM7〜M10それぞれが動作し、差動回路11a,11bそれぞれの左右の定数比はトランジスタM5とトランジスタM6との対およびトランジスタM7とトランジスタM8との対それぞれとなり、その定数差は小さくなる。
【0049】
差動回路11a,11bの不感帯域は、図4の特性図における不感帯域制御回路非動作時の不感帯となり、従来タイプと同等の不感帯域に設定されるものとする。従来と同等の不感帯域に設定することにより、吐き出しと引き抜きとの動作を実行するプッシュプル出力回路3のトランジスタM1とトランジスタM2とのゲートが「オン」する電圧レベルはそれぞれ基準電圧VREFに近い値にすることができる。
【0050】
一方、データ保持動作では、不感帯域制御信号aがL信号、不感帯域制御信号bがH信号となり、不感帯域制御回路12a,12bが起動する。不感帯域制御回路12a,12bが起動することにより、差動回路11a,11bそれぞれでは、トランジスタM3〜M6とトランジスタM7〜M10とが差動動作する。この差動動作に不感帯域制御回路12a,12bそれぞれのトランジスタM11,M12とトランジスタM13,M14とが加わり、これらが同時に動作する。その結果、基準電圧VREFを、トランジスタM5およびトランジスタM12、並びにトランジスタM7およびトランジスタM13が受けることとなる。
【0051】
従って、トランジスタM6およびトランジスタM8のみが出力電圧VOUTを受けるので、差動回路の定数比はトランジスタM5とトランジスタM12との和とトランジスタM6との対、およびトランジスタM7とトランジスタM13との和とトランジスタM8との対となり、その値は大きくなる。このように定数比を大きくすることにより、図4に示される不感帯域制御回路動作時の不感帯域として、不感帯域を非動作時よりも広く設定することができる。
【0052】
不感帯域を広く設定することにより、吐き出しと引き抜きとの動作を実行するプッシュプル出力回路3のトランジスタM1とトランジスタM2とのゲートが「オン」する電圧レベルはそれぞれ不感帯域制御回路12a,12bの非動作時に比べ基準電圧VREFとの電圧レベル差を大きくする。
【0053】
このように、プレート電圧発生回路である二つの差動回路に、外部から制御する二つの不感帯域制御信号をそれぞれ与えることにより、不感帯域制御回路をチップ動作に合わせた任意の動作または非動作に切替え制御することができる。従って、チップ動作に合わせて任意に不感帯域の幅を制御することができる。
【0054】
次に、図5から図7までを併せ参照して、上述したとは別の実施の形態について説明する。その基本的構成は図2に示した通りであるが、不感帯域制御回路の構成および接続を更に工夫している。説明の便のため、内部における構成および接続に変更がない構成要素の回路には同一の番号符号を付与し、その説明は省略する。
【0055】
すなわち、図2との相違は、N−MOSFET型差動回路11aがN−MOSFET型差動回路21aであり、このの入力側のみに不感帯域制御回路12aが不感帯域制御回路22aとして付加されている点である。従って、不感帯域制御回路12bが削除されているので、より簡易な構成となっている。上述したように、差動回路11bおよびプッシュプル出力回路3それぞれの内部における構成および接続に変更はない。また、不感帯域制御回路22aもその回路構成は不感帯域制御回路12aと同一である。N−MOSFET型差動回路21aは、差動回路11aと同様、第3から第6までのトランジスタ、すなわち、pMOSトランジスタM23,M24およびnMOSトランジスタM25,M26、並びに定電流源S21により構成される。pMOSトランジスタM23,M24はpMOSトランジスタM24を入力側とするカレントミラー回路を構成する。他方、nMOSトランジスタM25,M26は差動対を形成し、nMOSトランジスタM25が基準電圧VREFを、またnMOSトランジスタM26が出力電圧VOUTをそれぞれ受付けて比較している。
【0056】
不感帯域制御回路22aは、pMOSトランジスタM31およびnMOSトランジスタM32の直列回路により構成され、pMOSトランジスタM31のドレインは、nMOSトランジスタM32のソースと接続されて、差動回路11aのnMOSトランジスタM25に並列に接続されている。また、不感帯域制御回路22aは、スイッチングトランジスタとなるpMOSトランジスタM31のゲートに外部から不感帯域制御信号aを受けることにより、N−MOSFET型差動回路21aの差動対であるnMOSトランジスタM25,M26の定数比をチップ動作中に任意に変化させている。
【0057】
すなわち、pMOSトランジスタM31は、ゲートに不感帯域制御信号aを接続し、ソースにN−MOSFET型差動回路21aにおけるpMOSトランジスタM23およびnMOSトランジスタM25それぞれのドレインを接続する回路を接続する。nMOSトランジスタM32では、ゲートが基準電圧VREFに接続され、ドレインがnMOSトランジスタM25,M26のソースと共に定電流源S11を介して接地している。
【0058】
このような構成において、不感帯域制御回路22aを動作させてトランジスタM32とトランジスタM25との和とトランジスタM26との対をなす状態で、不感帯域幅を狭くするように、差動回路21aにおける左右の定数比は小さく設定される。すなわち、不感帯域制御回路22aが非動作でトランジスタM25とトランジスタM26とが対をなす場合では、入力側のトランジスタM25の定数が小さく設定されることになる。
【0059】
従って、図6に示されるように、不感帯域制御信号aの制御は、不感帯域制御回路12aを、リフレッシュ動作等の消費電流が大きい時には「オン」状態にする一方、データ保持動作のような消費電流の小さい時には「オフ」状態にする。
【0060】
図5の回路では、不感帯域の幅を狭めたい場合に不感帯域制御回路は「オン」され、広げる場合には「オフ」にされる。この制御は、図2の例における不感帯域制御回路の制御と逆になっている。しかし、回路のもつ効果に違いはない。また、N−MOSFET型差動回路にのみ不感帯域制御回路を配置することにより、図5の回路構成は図7に示される特性を有することになる。すなわち、不感帯域制御回路により吐き出し動作のみが制御され、引く抜き動作に関しては、不感帯域制御回路の動作に関係なくなる。この結果、不感帯域に移行する出力電圧VOUTは一定となる。これにより、図7で示される不感帯域制御回路の動作時の不感帯域は、図4で示される場合に比べ、引き抜き動作側で吐き出し動作側に広くなるので、この時点での出力電圧VOUTは図2に示される不感帯域制御回路の非動作時に比べ低くなる。
【0061】
次に、図8および図9を併せ参照して、上述したとは逆に、上述した不感帯域制御回路の動作時に、出力電圧VOUTを上述した不感帯域制御回路の非動作時に比べて高く保ちたい場合について説明する。
【0062】
すなわち、図2との構成の相違は、P−MOSFET型差動回路11bがP−MOSFET型差動回路21bであり、この入力側のみに不感帯域制御回路12bが不感帯域制御回路22bとして付加されている点である。従って、不感帯域制御回路12aが削除されている。上述したように、差動回路11aおよびプッシュプル出力回路3それぞれの内部における構成および接続には変更がない。また、不感帯域制御回路22bもその回路構成は不感帯域制御回路12bと同一である。P−MOSFET型差動回路21bは、差動回路11bと同様、第7から第10までのトランジスタ、すなわち、pMOSトランジスタM27,M28およびnMOSトランジスタM29,M30、並びに定電流源S22により構成される。pMOSトランジスタM27,M28は差動対を形成し、pMOSトランジスタM27が基準電圧VREFを、またpMOSトランジスタM28が出力電圧VOUTをそれぞれ受付けて比較している。他方、nMOSトランジスタM29,M30はnMOSトランジスタM30を入力側とするカレントミラー回路を構成する。
【0063】
不感帯域制御回路22bも、pMOSトランジスタM33およびnMOSトランジスタM34の直列回路により構成され、pMOSトランジスタM33のソースは、nMOSトランジスタM34のドレインと接続されて、差動回路21bのpMOSトランジスタM27に並列に接続されている。また、不感帯域制御回路22bは、スイッチングトランジスタとなるnMOSトランジスタM34のゲートに外部から不感帯域制御信号bを受けることにより、P−MOSFET型差動回路21bの差動対であるpMOSトランジスタM27,M28の定数比をチップ動作中に任意に変化させている。
【0064】
すなわち、pMOSトランジスタM33は、そのドレインをP−MOSFET型差動回路21bのpMOSトランジスタM27,M28のソースと共に定電流源S22を介して外部電源に接続している。pMOSトランジスタM33のゲートには基準電圧VREFが接続される。nMOSトランジスタM34のゲートには不感帯域制御信号bが接続される。nMOSトランジスタM34のソースは、P−MOSFET型差動回路21bにおけるpMOSトランジスタM28およびnMOSトランジスタM30それぞれのソースの接続回路に接続される。
【0065】
各構成要素の回路間の接続では、図2において示される不感帯域制御回路12aに対する接続はない。P−MOSFET型差動回路21bと不感帯域制御回路22bとの間の接続については、トランジスタM34のソースが差動回路21bのトランジスタM28,M30それぞれのソースではなく、トランジスタM27,M29それぞれのソースに接続されている点で相違している。
【0066】
また、この差動回路21bにおける左右の定数比は、不感帯域制御回路22bを動作させてトランジスタM33とトランジスタM27との和とトランジスタM28との対の場合、不感帯域幅を狭くするように小さく設定される。すなわち、不感帯域制御回路22bが非動作でトランジスタM27とトランジスタM28との対の場合では、入力側のトランジスタM27の定数は小さく設定されることになる。従って、不感帯域制御信号bの制御は、不感帯域制御回路22bを、リフレッシュ動作等の消費電流が大きい時には「オン」状態にする一方、データ保持動作のような消費電流の小さい時には「オフ」状態にする。
【0067】
図8の例では、不感帯域の幅を狭めたい場合に不感帯域制御回路は「オン」され、広げる場合には「オフ」にされる。図2の例における不感帯域制御回路の制御と逆の制御となっている。しかし、回路のもつ効果に違いはない。また、P−MOSFET型差動回路にのみ不感帯域制御回路を配置することにより、図8の構成は図9に示される特性を有することになる。すなわち、不感帯域制御回路により引き抜き動作のみが制御され、吐き出し動作に関しては、不感帯域制御回路の動作に関係なくなり、不感帯域に移行する出力電圧VOUTは一定となる。これにより、図9で示される不感帯域制御回路の動作時の不感帯域は、図4で示される場合に比べ、吐き出し動作側で引き抜き動作側に広くなるので、この時点での出力電圧VOUTは図2に示される不感帯域制御回路の非動作時に比べ高くなる。
【0068】
更に、図示およびその説明は省略するが、上述したN−MOSFET型差動回路21aとP−MOSFET型差動回路21bとを備え、その入力側に不感帯域制御回路22a,22bそれぞれを付加すれば、図7および図9の両方の特性を備えると共に、図2の例と同様の機能を得ることができる。
【0069】
また、図2の例において、N−MOSFET型差動回路11a、または、P−MOSFET型差動回路11bのどちらか一方にのみ不感帯域制御回路を付加することでも、図7または図9のいずれかと同様の特性を備え、図6または図8のいずれかの回路と同様の機能を発揮することができる。
【0070】
上記説明では、図面上で番号符号を付与された回路または素子は、図示される回路内で上述した機能を有していればよく、同一定数である必要はない。
【0071】
次に、図10から図12までの回路図を参照して上述したとは異なる実施の形態について説明する。
【0072】
上述した実施の形態において、不感帯域制御回路の構成は、MOSFET型差動回路のソース側に不感帯域制御信号を受けるスイッチングMOSトランジスタを配置している。このため、不感帯域制御回路が「オフ」の場合、スイッチングMOSトランジスタと基準電圧をゲート受けするMOSトランジスタとの結線ノードがフローティングノードとなる。従って、不感帯域制御回路が「オン」した場合に、この結線ノードが変動する状態が考えられる。
【0073】
図10では、上述の結線ノードがフローティングになることを防ぐために、スイッチングMOSトランジスタを、差動回路のドレイン側に配置している実施の形態が示されている。また、機能的に同等な構成要素は上記図2に示される構成要素と同一の番号符号が付与されている。
【0074】
図10は、図2における差動回路11a,11bを差動回路21a,21bに置き換え、また不感帯域制御回路12a,12bを不感帯域制御回路32a,32bに置き換えて、不感帯域制御信号a,bをゲートに接続し受付するMOSトランジスタM32、M33を、差動回路21a,21bのドレイン側で接続している。差動回路21a,21bは既に図示したと同一であり、その説明は省略する。
【0075】
図示される不感帯域制御回路32aは、nMOSトランジスタM41,M42の直列回路により構成され、トランジスタM41のドレインは、トランジスタM42のソースと接続される。トランジスタM41は、ゲートに基準電圧VREFを接続し、ソースにN−MOSFET型差動回路21aにおけるトランジスタM23およびトランジスタM25それぞれのドレイン接続回路を接続する。トランジスタM32はドレインをトランジスタM25,M26のソースと共に定電流源S21に接続している。上述するように、トランジスタM42のゲートに不感帯域制御信号aが接続される。
【0076】
不感帯域制御回路32bも上記同様であり、pMOSトランジスタM43,M44の直列回路により構成され、トランジスタM43のソースはトランジスタM44のドレインと接続される。トランジスタM43は、そのドレインを差動回路21bのトランジスタM27,M28のソースと共に定電流源S22に接続し、ゲートに上述した不感帯域制御信号bが接続される。トランジスタM44のゲートには基準電圧VREFが接続される。トランジスタM44のソースは、差動回路21bにおけるトランジスタM27、M29それぞれのドレイン接続回路に接続される。
【0077】
図10のような配置により、フローティングノードがなくなることにより、より安定した回路動作を期待できる。
【0078】
また、図11は、図10に示される回路の変形型である。
【0079】
図11と図10との相違は、差動回路にある。ここで、図11で示される新しい差動回路31a,31bについてのみ説明する。差動回路31a,31bは、カレントミラー回路と差動対との構成で差動対の外側、すなわちドレイン側で定電流原S51,52に接続する、対のMOSトランジスタを配置している。
【0080】
一方の差動回路31aは、N−MOSFET型であり、図10の差動回路21aと同様の第3から第6までのトランジスタ、すなわち、pMOSトランジスタM53,M54およびnMOSトランジスタM55,M56と、定電流源S51との間に対のnMOSトランジスタM51,M52が挿入されている。トランジスタM51,M52はゲートおよびドレインをそれぞれ接続し、ソース側はトランジスタM55,M56それぞれのソース、ゲートは高電位電源にそれぞれ接続されている。
【0081】
他方の差動回路31bは、P−MOSFET型であり、図10の差動回路21bと同様の第7から第10までのトランジスタ、すなわち、pMOSトランジスタM57,M58およびnMOSトランジスタM59,M60と、定電流源S52との間に対のpMOSトランジスタM61,M62が挿入されている。トランジスタM61,M62はゲートおよびドレインをそれぞれ接続し、ソース側はトランジスタM57,M58それぞれのドレイン、ゲートは接地されている。
【0082】
図10の例では、不感帯域制御回路32a,32bのスイッチングMOSトランジスタM42、43を差動回路31a,31bのドレイン側に設置しているので、差動回路31a,31bの差動対をなすMOSトランジスタに対してMOSトランジスタが一段増える構成となる。この構成を、回路設計時に考慮する必要がある。そこで、図11の回路では、不感帯域制御回路と同等のMOSトランジスタ段数にすることで、設計の際に、上述したMOSトランジスタ段数を考慮することなく、不感帯域制御回路32a,32bの動作時における差動回路31a,31bの左右の定数比を主眼に設計することができる。すなわち、本発明回路の設計を容易にすることができる。
【0083】
次に、図12を参照して、不感帯域制御回路を差動回路の左右に付加した実施の形態について説明する。
【0084】
図12の例では、図11における不感帯域制御回路32a,32bそれぞれに対応して不感帯域制御回路32c,32dを追加している。従って、MOSトランジスタM41〜M44それぞれに対応したMOSトランジスタM45〜M48が備えられている。すなわち、図12では、MOSトランジスタM41〜M44は不感帯域制御信号a,bおよび基準電圧VREFに対応して差動回路31a,31bのカレントミラー回路の出力側に接続されているが、MOSトランジスタM45〜M48は不感帯域制御信号c,dおよび出力電圧VOUTに対応して差動回路31a,31bのカレントミラー回路の入力側に接続されている。
【0085】
すなわち、不感帯域制御信号a〜dの組み合わせにより上記図4,7,9の各動作特性をそれぞれの回路に備えさせ、かつ不感帯域の幅を狭める図13に示す特性を持たせることができる。この特性を持たすことにより、デバイスの定数の不揃いが原因で不感帯域の幅が設計値より広くなり、電圧変動が大きくなる場合には、不感帯域を狭めて電圧変動を低減でき、かつより安定した電圧供給と、チップ動作を可能としている。
【0086】
上記説明では、図示された機能ブロックを参照しているが、機能の分離併合による配分などの変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではなく、更に、本発明は、安定した小型のプレート電圧供給回路の全般に適用可能なものである。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、従来のプレート電圧発生回路に不感帯域制御回路を付加し、この不感帯域制御回路に不感帯域幅を可変設定できる不感帯域制御信号を外部から供給している。従って、不感帯域制御信号の設定を変更することにより、出力電圧の不感帯域幅を容易に変更設定することができるので、チップ動作に合わせて任意に不感帯制御回路の動作、非動作を制御できる。すなわち、チップ動作に合わせて出力電圧の不感帯域の幅を任意に制御することができる。
【0088】
チップ動作に合わせて不感帯域の幅を任意に制御することができるので、不感帯域の幅を広く設定した際には、プッシュプル出力回路で発生する貫通電流を消費電流に影響を与えないナノアンペア(nA)オーダー以下に抑制、または貫通電流の発生を防止することができる。また、リフレッシュ等の動作の際には、消費電流はミリアンペア(mA)オーダーであり、電圧変動もデータ保持動作に比べ非常に速い期間で発生するため、不感帯域制御回路の制御により、不感帯域を狭め、電圧変動に対する電圧発生回路の応答速度を速め、安定した電圧供給が可能である。従って、従来回路と同等の貫通電流抑制と応答速度とを保有することができる。
【0089】
更に、従来回路に不感帯域制御回路を付加する回路構成なので、不感帯域制御回路の動作、非動作時での電圧供給能力に差は生じない。また、異なる不感帯域の幅を持つ電圧発生回路を個々に設置するよりも、レイアウト面積は小さくてすむ。特に、基準電圧は、例えば、外部電圧を抵抗分割を用いて発生させた1種類の基準電圧を用い、かつ不感帯域幅を不感帯域制御回路により制御したいるので、2種類以上の基準電圧を用いて不感帯を制御する従来技術で引用した特許文献1の場合よりも、基準電圧を発生させる抵抗のレイアウト面積を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要をブロックで示す図である。
【図2】本発明による回路構成の実施の一形態を示す図である。
【図3】図2の回路における不感帯域制御信号に係る動作特性の一形態を示すタイムチャートである。
【図4】図2の回路における動作特性の不感帯域幅に係る一形態を示す図である。
【図5】本発明による回路構成の上述とは別の実施の一形態を示す図である。
【図6】図5の回路における不感帯域制御信号に係る動作特性の一形態を示すタイムチャートである。
【図7】図5の回路における動作特性の不感帯域幅に係る一形態を示す図である。
【図8】本発明による回路構成の上述とは別の実施の一形態を示す図である。
【図9】図8の回路における動作特性の不感帯域幅に係る一形態を示す図である。
【図10】本発明による回路構成の上述とは別の実施の一形態を示す図である。
【図11】本発明による回路構成の上述とは別の実施の一形態を示す図である。
【図12】本発明による回路構成の上述とは別の実施の一形態を示す図である。
【図13】図12の回路における不感帯域制御信号に係る動作特性の一形態を示すタイムチャートである。
【図14】図12の回路における動作特性の不感帯域幅に係る一形態を示す図である。
【図15】リフレッシュ電流の一例を示すタイムチャートである。
【図16】従来の回路構成の一例を示す図である。
【図17】従来の回路構成で上述とは別の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 プレート電圧発生回路
2、12a、12b、22a、22b、32a、32b 不感帯域制御回路
3 プッシュプル出力回路
11a、11b、21a、21b、31a、31b 差動回路
M1〜M14、M23〜M34、M41〜M48、M51〜M62 (MOS)トランジスタ
S11、S12、S21、S22、S51、S52 定電流源
Claims (11)
- 外部電源電圧およびこれに基づいて発生した電源電圧の二分の一の電圧を発生しプレート電圧としてプッシュプル出力回路から出力する電圧発生回路において、一方に前記二分の一の電圧を基準電圧、他方に前記プッシュプル出力回路の出力電圧それぞれを入力しその差を検出して前記プッシュプル出力回路の駆動を行う差動回路と、当該差動回路における前記基準電圧の入力側および前記出力電圧の入力側の少なくとも一方で、チップ動作中に外部から不感帯域制御信号を受け、当該不感帯域制御信号のハイレベル信号またはローレベル信号にしたがって前記出力電圧の不感帯域幅をオン/オフして切り替える不感帯域制御回路とを備えることを特徴とするプレート電圧発生回路。
- 高電位電源と低電位電源との間に生じる電源電圧の二分の一の出力電圧を発生しプレート電圧として負荷に供給する電圧発生回路において、
二つのMOSトランジスタで一組を構成し、二つの一方で低電位側、他方で高電位側それぞれに定電流源を備え、二つのそれぞれで一方に別途生成された前記二分の一の電圧を有する基準電圧、他方に前記出力電圧それぞれを入力してその差を出力する高電位側および低電位側それぞれの差動回路と、
高電位電源と低電位電源との間に二つのMOSトランジスタを直列接続し、高電位電源側MOSトランジスタに高電位側、低電位側MOSトランジスタに低電位側それぞれの前記差動回路の出力を受け、前記二つのMOSトランジスタの接続部から前記プレート電圧を取り出す一つのプッシュプル出力回路と、
二つのMOSトランジスタを直列接続し、一方に前記差動回路を構成するMOSトランジスタのソース側、他方に当該差動回路のドレイン側それぞれを接続すると共に、前記二つのMOSトランジスタのうち一方のゲートに前記基準電圧、他方のスイッチングトランジスタとしてのゲートに不感帯域制御信号それぞれを受け、かつ、当該不感帯域制御信号によりハイレベル信号またはローレベル信号を受け、チップ動作中に、受けた信号にしたがう前記スイッチングトランジスタの動作により前記出力電圧の不感帯域幅をオン/オフして切り替える少なくとも一つの不感帯域制御回路と
を備えることを特徴とするプレート電圧発生回路。 - 請求項2において、前記プッシュプル出力回路は、高電位側に第1のMOSトランジスタとしてpチャネルMOSFET、第2のMOSトランジスタとしてnチャネルMOSFETを備えることを特徴とするプレート電圧発生回路。
- 請求項3において、前記差動回路は、
高電位側にpチャネルMOSFETによる第3および第4のMOSトランジスタが第4のMOSトランジスタを入力側として形成する第1のカレントミラー回路と、その低電位側にnチャネルMOSFETによる第5および第6のMOSトランジスタが形成する第1の差動対と、更にその低電位側に第1の定電流源とを備え、前記第5のMOSトランジスタのゲートに前記基準電圧を接続し、前記第1のカレントミラー回路の入力側に接続される前記第6のMOSトランジスタのゲートに前記出力電圧を接続する一方、前記第1のカレントミラー回路の出力側を前記プッシュプル出力回路の第1のMOSトランジスタのゲートに接続する第1の差動回路と、
低電位側にnチャネルMOSFETによる第9および第10のMOSトランジスタが第10のMOSトランジスタを入力側として形成する第2のカレントミラー回路と、その高電位側にpチャネルMOSFETによる第7および第8のMOSトランジスタが形成する第2の差動対と、更にその高電位側に第2の定電流源とを備え、前記第7のMOSトランジスタのゲートに前記基準電圧を接続し、前記第2のカレントミラー回路の入力側に接続される前記第8のMOSトランジスタのゲートに前記出力電圧を接続する一方、前記第2のカレントミラー回路の出力側を前記プッシュプル出力回路の第2のMOSトランジスタのゲートに接続する第2の差動回路と
で構成されることを特徴とするプレート電圧発生回路。 - 請求項4において、前記不感帯域制御回路は、
第11のMOSトランジスタとしてpチャネルMOSFET、第12のMOSトランジスタとしてnチャネルMOSFETそれぞれを前記第11のMOSトランジスタを高電位側とし直列接続して前記第1の差動回路の一方のMOSトランジスタに並列に接続し、前記第11のMOSトランジスタではゲートに第1の不感帯域制御信号を、かつ前記第12のMOSトランジスタではゲートに前記基準電圧をそれぞれ接続する第1の不感帯域制御回路と、
第13のMOSトランジスタとしてpチャネルMOSFET、第14のMOSトランジスタとしてnチャネルMOSFETそれぞれを前記第14のMOSトランジスタを低電位側とし直列接続して前記第2の差動回路の一方のMOSトランジスタに並列に接続し、前記第14のMOSトランジスタではゲートに第2の不感帯域制御信号を、かつ前記第13のMOSトランジスタではゲートに前記基準電圧をそれぞれ接続する第2の不感帯域制御回路と
で構成されることを特徴とするプレート電圧発生回路。 - 請求項5において、前記二つの不感帯域制御回路は、それぞれが並列をなす前記差動回路の差動対で対応するMOSトランジスタを、カレントミラー回路の入力側または出力側のMOSトランジスタに統一することを特徴とするプレート電圧発生回路。
- 請求項5または請求項6において、前記二つの不感帯域制御回路はいずれか一方のみで構成され、かつ接続される不感帯域制御回路および差動回路では、ゲートに基準電圧を接続する二つのMOSトランジスタとゲートに出力電圧を接続するMOSトランジスタとの定数比を小さく設定し、このうち差動対に含まれるMOSトランジスタは他のMOSトランジスタに対して定数を小さく設定することを特徴とするプレート電圧発生回路。
- 請求項4において、前記不感帯域制御回路は、
第31および第32のMOSトランジスタとしてnチャネルMOSFETそれぞれを前記第31のMOSトランジスタを高電位側とし直列接続して前記第1の差動回路の一方のMOSトランジスタに並列に接続し、前記第31のMOSトランジスタではゲートに前記基準電圧を、かつ前記第32のMOSトランジスタではゲートに第1の不感帯域制御信号をそれぞれ接続する第1の不感帯域制御回路と、
第33および第34のMOSトランジスタとしてpチャネルMOSFETそれぞれを前記第34のMOSトランジスタを低電位側とし直列接続して前記第2の差動回路の一方のMOSトランジスタに並列に接続し、前記第33のMOSトランジスタではゲートに第2の不感帯域制御信号を、かつ前記第34のMOSトランジスタではゲートに前記基準電圧をそれぞれ接続する第2の不感帯域制御回路と
で構成されることを特徴とするプレート電圧発生回路。 - 請求項3において、前記差動回路は、
高電位側にpチャネルMOSFETによる第3および第4のMOSトランジスタが第4のMOSトランジスタを入力側として形成するカレントミラー回路と、その低電位側にnチャネルMOSFETによる第5および第6のMOSトランジスタが第6のMOSトランジスタをカレントミラー回路の入力側にして形成する差動対と、更に低電位側にゲートを高電位電源に接続しそれぞれのソースを前記第5および第6のMOSトランジスタのソースにそれぞれ接続する一対のnチャネルMOSFETによる第41および第42のMOSトランジスタと、更にその低電位側に第3の定電流源とを備え、前記第5のMOSトランジスタのゲートに前記基準電圧を接続し、前記第6のMOSトランジスタのゲートに前記出力電圧を接続する一方、前記カレントミラー回路の出力側を前記プッシュプル出力回路の第1のMOSトランジスタのゲートに接続する第3の差動回路と、
低電位側にnチャネルMOSFETによる第9および第10のMOSトランジスタが第10のMOSトランジスタを入力側として形成するカレントミラー回路と、その高電位側でpチャネルMOSFETによる第7および第8のMOSトランジスタが第8のMOSトランジスタをカレントミラー回路の入力側にして形成する差動対と、更に高電位側にゲートを低電位電源に接続しそれぞれのドレインを前記第7および第8のMOSトランジスタのソースにそれぞれ接続する一対のpチャネルMOSFETによる第51および第52のMOSトランジスタと、更にその高電位側に第4の定電流源とを備え、前記第7のMOSトランジスタのゲートに前記基準電圧を接続し、前記第8のMOSトランジスタのゲートに前記出力電圧を接続する一方、前記カレントミラー回路の出力側を前記プッシュプル出力回路の第2のMOSトランジスタのゲートに接続する第4の差動回路と
で構成されることを特徴とするプレート電圧発生回路。 - 請求項9において、前記不感帯域制御回路は、
第31および第32のMOSトランジスタとしてnチャネルMOSFETそれぞれを直列接続すると共に前記第3の差動回路における差動対の出力側でMOSトランジスタM5とMOSトランジスタM41との直列回路に並列接続し、前記第31のMOSトランジスタのゲートに基準電圧を、また前記第32のMOSトランジスタではゲートに第1の不感帯域制御信号をそれぞれ接続する第3の不感帯域制御回路と、
第33および第34のMOSトランジスタとしてpチャネルMOSFETそれぞれを直列接続すると共に前記第4の差動回路における差動対の出力側でMOSトランジスタM7とMOSトランジスタM51との直列回路に並列接続し、前記第33のMOSトランジスタではゲートに第2の不感帯域制御信号を、前記第34のMOSトランジスタではゲートに前記基準電圧をそれぞれ接続する第4の不感帯域制御回路と
で構成されることを特徴とするプレート電圧発生回路。 - 請求項10において、前記不感帯域制御回路は、更に、
第35および第36のMOSトランジスタとしてnチャネルMOSFETそれぞれを直列接続すると共に前記第3の差動回路における差動対の入力側でMOSトランジスタM6とMOSトランジスタM42との直列回路に並列接続し、前記第35のMOSトランジスタではゲートに出力電圧を、また前記第36のMOSトランジスタではゲートに第3の不感帯域制御信号をそれぞれ接続する第5の不感帯域制御回路と、
第37および第38のMOSトランジスタとしてpチャネルMOSFETそれぞれを直列接続すると共に前記第4の差動回路における差動対の入力側でMOSトランジスタM8とMOSトランジスタM52との直列回路に並列接続し、前記第37のMOSトランジスタではゲートに第4の不感帯域制御信号を、前記第38のMOSトランジスタではゲートに前記出力電圧をそれぞれ接続する第6の不感帯域制御回路と
で構成されることを特徴とするプレート電圧発生回路。
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