JP2005017039A - 車両用計器 - Google Patents
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Abstract
【課題】文字等を形成する蛍光体を励起発光させる光源に低電圧で発光可能かつ低コストの光源を用いた車両用計器を提供する。
【解決手段】蛍光体によって目盛、文字が形成された表示盤12aを有する表示部である車速計12と、蛍光体を励起発光させる波長光を発生する光源である紫外線LED22と、表示盤12aの下方側に配置され、導入面から導入した光を出光面21bから出光する導光部材21とを備え、紫外線LED22の光を導入面から導光部材21に導入し、導光部材21に導入された光を出光面21bから出光して表示盤12aを照射し、表示盤12aの蛍光体を励起発光させる。
【選択図】 図2
【解決手段】蛍光体によって目盛、文字が形成された表示盤12aを有する表示部である車速計12と、蛍光体を励起発光させる波長光を発生する光源である紫外線LED22と、表示盤12aの下方側に配置され、導入面から導入した光を出光面21bから出光する導光部材21とを備え、紫外線LED22の光を導入面から導光部材21に導入し、導光部材21に導入された光を出光面21bから出光して表示盤12aを照射し、表示盤12aの蛍光体を励起発光させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光体を励起発光させる波長光の照射により、蛍光体で形成された目盛、文字等を発光表示する車両用計器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用計器の目盛等の表示を蛍光体によって形成し、この蛍光体を照射する光源に蛍光体を励起発光させる光線(主として紫外線)を発生する紫外線ランプ(以下ブラックライトと称す)を用いたものが特許文献1にて知られている。
【0003】
特許文献1の車両用計器は、図7に示すように蛍光体によって目盛、文字が形成された表示盤12aを有する表示部(車速計)12を備えており、この表示盤12aの表面側(車両後方側)かつ下方側にはブラックライト30が配置されている。このブラックライト30は直線状の管形状をしており、放電により紫外線を発光するものである。
【0004】
これによると、夜間等にブラックライト30で表示盤12aを照射して表示盤12aの蛍光体を励起発光させることができるため、蛍光体で形成された目盛や文字を発光表示することができる。
【0005】
【特許文献1】
実開平3−33319号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の車両用計器では、ブラックライト自体のコストが高いことに加えて、ブラックライトの発光に高電圧が必要なため周辺回路の耐電圧性、安全性等を高めなければならずコストが高くなってしまうという問題がある。
【0007】
本発明は上記点に鑑みて、低電圧で発光可能かつ低コストの光源を使用した車両用計器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、蛍光体によって形成された目盛、文字等を有する表示部(12、13、14、15)と、蛍光体を励起発光させる波長光を発生する光源(22)を有する車両用計器において、
光源は発光ダイオード(22)であり、
発光ダイオード(22)の光を導入する導入面(21a)と、導入面(21a)から導入された光を出光する出光面(21b)とを有する導光部材(21)を備え、
導光部材(21)は表示部(12、13、14、15)に沿って延びる棒形状であり、
導光部材(21)において、出光面(21b)を表示部(12、13、14、15)の目盛、文字等の形成範囲を向く位置に配置した車両用計器を特徴としている。
【0009】
これによると、出光面(21b)から出光する光により表示部(12、13、14、15)の目盛、文字等の形成範囲を照射できる。
【0010】
つまり、発光ダイオード(22)単体での照射範囲よりも広範囲を照射することができる。これを言い換えると、発光ダイオード(22)を使用してブラックライト等と同範囲の表示部(12、13、14、15)の照射が可能となる。
【0011】
さらに、発光ダイオード(22)は、ブラックライト等の光源に比してコストが安いため車両用計器の低コスト化ができる。しかも、ブラックライト等の光源に比して低電圧で発光可能なため、発光ダイオード(22)を発光させるための周辺回路の耐電圧性、安全性設計が容易となり、より一層低コスト化することができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明では、請求項1において、出光面(21b)は発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光する光が多くなるように拡がる形状である車両用計器を特徴としている。
【0013】
ところで、発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って、出光面(21b)から出光する光が少なくなってしまい表示部(12、13、14、15)を均一に照射出来ないという問題がある。
【0014】
しかし、請求項2によれば、発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光面(21b)を拡げることにより、出光面(21b)から出光する光を増やしているため表示部(12、13、14、15)を均一に照射することができる。
【0015】
また、請求項3に記載の発明のように、請求項1において、出光面(21b)を前記発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光度合(単位面積あたりの出光量)が大きくなるように形成して、出光面(21b)から出光する光を増やして表示部(12、13、14、15)を均一に照射してもよい。
【0016】
また、請求項4に記載の発明のように、請求項1において、出光面(21b)を発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光する光が多くなるように拡がる形状にするとともに、発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光度合が大きくなるように形成すればより均一に表示部(12、13、14、15)を照射できる。
【0017】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図に基づいて説明する。
【0019】
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る車両用計器を示しており、この車両用計器10は車両の車室内のインストルメントパネルに配置され、計器板11と、この計器板11に配置される車速計12、回転計13、水温計14および燃料計15とを備えている。なお、図1中の上下前後の矢印は車両搭載状態における方向を示す。
【0020】
車速計12は、車速センサなどにより検出された自動車の速度に応じて指針12bが回転作動し、ユーザーに対して自動車の速度を表示する表示部である。回転計13は、エンジンのカム軸より直接検出されたエンジン回転数に応じて指針13bが回転作動し、ユーザーに対してエンジン回転数を表示する表示部である。
【0021】
また、水温計14はユーザーに対してエンジン冷却水の水温を表示する表示部であり、エンジン冷却水の水温に応じて指針14bが回転作動する。燃料計15はユーザーに対して燃料タンクに入っている燃料残量を表示する表示部であり、燃料残量に応じて指針15bが回転作動する。
【0022】
これらの車速計12、回転計13、水温計14および燃料計15は、外形寸法等が異なるものの構成は基本的に同一構成である。そこで、車速計12を例にとって計器構成の具体例を説明する。車速計12は、略円形状の表示盤(目盛盤)12aと、指針12bと、表示盤12aの裏面側(車両前方側)に配置された後述する回動内機16とを備えている。
【0023】
車速計12の表示盤12aは、計器板11の中央左側部に配置され、車両の速度を表示する略円弧状目盛部12cを備えている。この目盛部12cの目盛りや文字は、蛍光体を含む蛍光塗料を塗布することにより形成され、目盛部12cの左右方向の長さはL1である。
【0024】
指針12bは針形状をしており、指針12bにも蛍光塗料が塗布されている。指針12bの一方の端部には円形状の回転基部12eが指針12bと一体に形成され、この回転基部12eは指針12bの回転作動の中心となる。
【0025】
蛍光体は短波長光(主として紫外線)が照射されることにより励起発光し、本実施形態では蛍光塗料が塗布された指針12bおよび蛍光塗料で形成された目盛部12cの目盛りや文字が発光表示される。
【0026】
図2は図1のA−A断面図であり、表示盤12a、指針12bおよび回動内機16は、断面コ字状のケース17、環状の見返し板18及び透明のフロントパネル19からなるハウジング内に配置される。
【0027】
回動内機16は、表示盤12aの裏面側(車両前方側)に配置され、この回動内機16は交差コイル型駆動部16aと指針軸16bを備えている。
【0028】
指針軸16bは、駆動部16aから表示盤12aの表面側(車両後方側)へ延出しており、表示盤12aの貫通孔部12dで回転可能に支持される。この指針軸16bは、指針12bの回転基部12eの穴に圧入または接着され、指針12bと一体に回転する。
【0029】
駆動部16aは、車速センサなどからの入力に応じた電磁力に基づき指針軸16bを回転作動させる。それにより、指針軸16bと一体に動作する指針12bが表示盤12aの表面に沿って回転作動し、指針12bが指示する目盛部12cの表示により車両の速度をユーザーに視認させる。なお、回動内機16は、回動内機16を駆動させる回路基板20とともにケース17の車両前方側の面に取付けられている。
【0030】
ところで、前述のハウジング内において、表示盤12aの下方側部位には光源の光を導く導光部材である円柱形状の導光棒21が配置される。この導光棒21の上面部位には出光面21bが配置される。
【0031】
図3に示すように、導光棒21の左右方向(長手方向)の長さは前述の目盛部12cの左右方向長さL1より若干長いL2である(図1参照)。そして、導光棒21は無色透明のアクリル、ポリカーボネート等を材質として形成される。
【0032】
出光面21bは、導光棒21の表面にシボ(エンボス)加工を施すことによって形成される。なお、出光面21bは目盛部12cを向くように形成されており、左右方向の長さは目盛部12cと同一長さのL1である。
【0033】
導光棒21の左右の端面には導入面21aが配置され、この導入面21aに対向するように紫外線発光ダイオード22(以下紫外線LEDと称す)が配置されている。
【0034】
導入面21aは、紫外線LED22の光を導光棒21内に導入するためのものである。紫外線LED22は、前述の蛍光体が励起する波長を発光し、本実施形態では発光ピーク波長が約380nm、半値幅が約20nmのものを使用している。なお、紫外線LED22は紫外線LED22を駆動発光させる回路基板23に電気的に接続されるとともに物理的にも固定されている。
【0035】
次に上記構成による作動を説明すると、夜間等にユーザー(運転者)が車幅灯または車両灯(ヘッドライト)を点灯するためのスイッチをONにすると、それに連動して回路基板23の紫外線LED22が発光する。紫外線LED22の光は、紫外線LED22に対向する部位に配置された導入面21aから導光棒21内部に導入され、導光棒21内面で反射を繰り返しながら紫外線LED22から遠ざかる方向へ進んでいく。
【0036】
ところが、出光面21bにおいて紫外線LED22の光は、出光面21bのシボ(エンボス)により拡散され、その進行方向を紫外線LED22から遠ざかる方向とは別の方向に変えられる。これにより、紫外線LED22の光は導光棒21外へ出光する。
【0037】
出光面21bから導光棒21外へ出光した光は、表示盤12aを照射する。照射により、表示盤12aに蛍光体で形成された目盛部12cおよび蛍光体が塗布された指針12bが励起発光してユーザーに視認可能となる。
【0038】
次に本実施形態の作用効果を述べると、紫外線LED22の光を導入面21aから導光棒21に導入し、紫外線LED22の発光面の面積よりも大きく形成された出光面21bから導光棒21外へ出光している。これにより、紫外線LED22単独での照射範囲に比べて広範囲を照射することができる。
【0039】
また、出光面21b(シボ面)の配置位置により導光棒21から出光する光の指向を設定できる。本実施形態で具体的に述べると、目盛部12cと出光面21bの左右方向長さを同一長さのL1とし、導光棒21の左右方向長さはそれより若干長いL2としている。そのため、出光面21bから出光する光が目盛部12cの全体を照射することができる。加えて、出光面21bのシボの粗さにより導光棒21から出光する光の量を所定量に設定することができる。
【0040】
さらにまた、導光棒21の形状と出光面21bの配置位置を組み合わせることにより、紫外線LED22の配置位置と照射可能な範囲を任意に決定することができるため設計の自由度を高くすることができる。
【0041】
なお、本実施形態では円柱形状の導光棒21の例を示したが、導光棒21の断面形状は円柱形状に限られるものではない。加えて、紫外線LED22の配置位置によっては導光部材21の長手方向の形状を、例えば曲がり部を備えたL字形状にする等、種々変更可能である。
【0042】
また、ブラックライト等の発光手段に比べてコストが安い紫外線LED22を光源に使用したため車両用計器の低コスト化ができる。しかも、紫外線LED22は蛍光管等の発光手段に比べて低電圧で発光可能なため、紫外線LED22を発光させるための回路基板23の耐電圧性や安全性設計が容易となり、回路基板23を低コスト化することができる。
【0043】
(第2実施形態)
ところで、第1実施形態の出光面21bの形状では紫外線LED22から遠ざかるに従って出光面21bから出光する光が少なくなり、表示部12、13、14、15を均一に照射できないという問題がある。
【0044】
そこで、図4に示す第2実施形態では、導光棒21に配置された出光面21bを紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って導光棒21の円周方向に拡げることにより、出光面21bから出光する光を増やしている。これにより、表示部12、13、14、15を均一に照射することができる。
【0045】
なお、出光面21b以外の第2実施形態の車両用計器の各構成要素の配置は第1実施形態と同様である。
【0046】
(第3実施形態)
図5に示す第3実施形態では、第2実施形態で述べた問題に対して導光棒21に配置された出光面21bのシボ粗さを紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って粗くしている。出光面21bのシボ粗さを粗くすると導光棒21内の光が出光面21bで拡散される度合いが大きくなり、出光面21bの単位面積あたりの出光量が多くなる。なお、これについて請求項中では出光度合いが大きくなると記載した。
【0047】
これにより、紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って出光面21bから出光する光を増やして表示部12、13、14、15を均一に照射することができる。
【0048】
なお、出光面21b以外の第3実施形態の車両用計器の各構成要素の配置は第1、第2実施形態と同様である。
【0049】
(第4実施形態)
図6に示す第4実施形態では、第2実施形態で述べた問題に対して導光棒21に配置された出光面21bを紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って円周方向に拡げたのに加えて、出光面21bのシボ粗さを粗くしている。
これにより、紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って出光面21bから出光する光を増やして表示部12、13、14、15を均一に照射している。
【0050】
なお、出光面21b以外の第4実施形態の車両用計器の各構成要素の配置は第1〜第3実施形態と同様である。
【0051】
(他の実施形態)
第1〜第4実施形態では、導光棒21には特別な加工を施していないが、導入面21aおよび出光面21bを除く導光棒21の表面に金属蒸着を行うことにより導光棒21内の反射率を高めて導光性能を高めてもよい。また、金属蒸着に換えて金属箔を配置して反射率を高めてもよい。
【0052】
また、第1〜第4実施形態では、導光棒21の両端に紫外線LED22および導入面21aを配置したが、導光棒21の一端のみに紫外線LED22および導入面21aを配置してもよいのは当然である。
【0053】
また、第1〜第4実施形態では、1つの車速計12(表示部)を1つの導光棒21を使用して照射する例を示したが、2以上の複数の表示部12、13、14、15を1つの導光棒21によって照射してもよい。
【0054】
また、第3、第4実施形態ではシボの粗さを段階的に変化させる例を示したが、徐々に変化させてもよいのは当然である。
【0055】
また、第3、第4実施形態では表示部12、13、14、15を均一に照射する例を示したが、出光面21b(シボ面)のシボ粗さを変化させることにより、意図的に表示部12に照射ムラ(ぼかし)を発生させて意匠性を高めてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す車両用計器の模式図である。
【図2】図1のA−A縦断面図であり車速計の構成を示す。
【図3】図2のB視図であり、導光部材を示す。
【図4】第2実施形態の導光部材を示しており、導光部材の出光面の形状を示す図である。
【図5】第3実施形態の導光部材を示しており、導光部材の出光面の光拡散(出光)度合を示す図である。
【図6】第4実施形態の導光部材を示しており、導光部材の出光面の形状および光拡散(出光)度合を示す図である。
【図7】従来の車両用計器を示す縦断面図である。
【符号の説明】
12…車速計(表示部)、13…回転計(表示部)、14…水温計(表示部)、15…燃料計(表示部)、21…導光棒(導光部材)、21a…導入面、21b…出光面、22…紫外線LED(発光ダイオード)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光体を励起発光させる波長光の照射により、蛍光体で形成された目盛、文字等を発光表示する車両用計器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用計器の目盛等の表示を蛍光体によって形成し、この蛍光体を照射する光源に蛍光体を励起発光させる光線(主として紫外線)を発生する紫外線ランプ(以下ブラックライトと称す)を用いたものが特許文献1にて知られている。
【0003】
特許文献1の車両用計器は、図7に示すように蛍光体によって目盛、文字が形成された表示盤12aを有する表示部(車速計)12を備えており、この表示盤12aの表面側(車両後方側)かつ下方側にはブラックライト30が配置されている。このブラックライト30は直線状の管形状をしており、放電により紫外線を発光するものである。
【0004】
これによると、夜間等にブラックライト30で表示盤12aを照射して表示盤12aの蛍光体を励起発光させることができるため、蛍光体で形成された目盛や文字を発光表示することができる。
【0005】
【特許文献1】
実開平3−33319号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の車両用計器では、ブラックライト自体のコストが高いことに加えて、ブラックライトの発光に高電圧が必要なため周辺回路の耐電圧性、安全性等を高めなければならずコストが高くなってしまうという問題がある。
【0007】
本発明は上記点に鑑みて、低電圧で発光可能かつ低コストの光源を使用した車両用計器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、蛍光体によって形成された目盛、文字等を有する表示部(12、13、14、15)と、蛍光体を励起発光させる波長光を発生する光源(22)を有する車両用計器において、
光源は発光ダイオード(22)であり、
発光ダイオード(22)の光を導入する導入面(21a)と、導入面(21a)から導入された光を出光する出光面(21b)とを有する導光部材(21)を備え、
導光部材(21)は表示部(12、13、14、15)に沿って延びる棒形状であり、
導光部材(21)において、出光面(21b)を表示部(12、13、14、15)の目盛、文字等の形成範囲を向く位置に配置した車両用計器を特徴としている。
【0009】
これによると、出光面(21b)から出光する光により表示部(12、13、14、15)の目盛、文字等の形成範囲を照射できる。
【0010】
つまり、発光ダイオード(22)単体での照射範囲よりも広範囲を照射することができる。これを言い換えると、発光ダイオード(22)を使用してブラックライト等と同範囲の表示部(12、13、14、15)の照射が可能となる。
【0011】
さらに、発光ダイオード(22)は、ブラックライト等の光源に比してコストが安いため車両用計器の低コスト化ができる。しかも、ブラックライト等の光源に比して低電圧で発光可能なため、発光ダイオード(22)を発光させるための周辺回路の耐電圧性、安全性設計が容易となり、より一層低コスト化することができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明では、請求項1において、出光面(21b)は発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光する光が多くなるように拡がる形状である車両用計器を特徴としている。
【0013】
ところで、発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って、出光面(21b)から出光する光が少なくなってしまい表示部(12、13、14、15)を均一に照射出来ないという問題がある。
【0014】
しかし、請求項2によれば、発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光面(21b)を拡げることにより、出光面(21b)から出光する光を増やしているため表示部(12、13、14、15)を均一に照射することができる。
【0015】
また、請求項3に記載の発明のように、請求項1において、出光面(21b)を前記発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光度合(単位面積あたりの出光量)が大きくなるように形成して、出光面(21b)から出光する光を増やして表示部(12、13、14、15)を均一に照射してもよい。
【0016】
また、請求項4に記載の発明のように、請求項1において、出光面(21b)を発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光する光が多くなるように拡がる形状にするとともに、発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光度合が大きくなるように形成すればより均一に表示部(12、13、14、15)を照射できる。
【0017】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図に基づいて説明する。
【0019】
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る車両用計器を示しており、この車両用計器10は車両の車室内のインストルメントパネルに配置され、計器板11と、この計器板11に配置される車速計12、回転計13、水温計14および燃料計15とを備えている。なお、図1中の上下前後の矢印は車両搭載状態における方向を示す。
【0020】
車速計12は、車速センサなどにより検出された自動車の速度に応じて指針12bが回転作動し、ユーザーに対して自動車の速度を表示する表示部である。回転計13は、エンジンのカム軸より直接検出されたエンジン回転数に応じて指針13bが回転作動し、ユーザーに対してエンジン回転数を表示する表示部である。
【0021】
また、水温計14はユーザーに対してエンジン冷却水の水温を表示する表示部であり、エンジン冷却水の水温に応じて指針14bが回転作動する。燃料計15はユーザーに対して燃料タンクに入っている燃料残量を表示する表示部であり、燃料残量に応じて指針15bが回転作動する。
【0022】
これらの車速計12、回転計13、水温計14および燃料計15は、外形寸法等が異なるものの構成は基本的に同一構成である。そこで、車速計12を例にとって計器構成の具体例を説明する。車速計12は、略円形状の表示盤(目盛盤)12aと、指針12bと、表示盤12aの裏面側(車両前方側)に配置された後述する回動内機16とを備えている。
【0023】
車速計12の表示盤12aは、計器板11の中央左側部に配置され、車両の速度を表示する略円弧状目盛部12cを備えている。この目盛部12cの目盛りや文字は、蛍光体を含む蛍光塗料を塗布することにより形成され、目盛部12cの左右方向の長さはL1である。
【0024】
指針12bは針形状をしており、指針12bにも蛍光塗料が塗布されている。指針12bの一方の端部には円形状の回転基部12eが指針12bと一体に形成され、この回転基部12eは指針12bの回転作動の中心となる。
【0025】
蛍光体は短波長光(主として紫外線)が照射されることにより励起発光し、本実施形態では蛍光塗料が塗布された指針12bおよび蛍光塗料で形成された目盛部12cの目盛りや文字が発光表示される。
【0026】
図2は図1のA−A断面図であり、表示盤12a、指針12bおよび回動内機16は、断面コ字状のケース17、環状の見返し板18及び透明のフロントパネル19からなるハウジング内に配置される。
【0027】
回動内機16は、表示盤12aの裏面側(車両前方側)に配置され、この回動内機16は交差コイル型駆動部16aと指針軸16bを備えている。
【0028】
指針軸16bは、駆動部16aから表示盤12aの表面側(車両後方側)へ延出しており、表示盤12aの貫通孔部12dで回転可能に支持される。この指針軸16bは、指針12bの回転基部12eの穴に圧入または接着され、指針12bと一体に回転する。
【0029】
駆動部16aは、車速センサなどからの入力に応じた電磁力に基づき指針軸16bを回転作動させる。それにより、指針軸16bと一体に動作する指針12bが表示盤12aの表面に沿って回転作動し、指針12bが指示する目盛部12cの表示により車両の速度をユーザーに視認させる。なお、回動内機16は、回動内機16を駆動させる回路基板20とともにケース17の車両前方側の面に取付けられている。
【0030】
ところで、前述のハウジング内において、表示盤12aの下方側部位には光源の光を導く導光部材である円柱形状の導光棒21が配置される。この導光棒21の上面部位には出光面21bが配置される。
【0031】
図3に示すように、導光棒21の左右方向(長手方向)の長さは前述の目盛部12cの左右方向長さL1より若干長いL2である(図1参照)。そして、導光棒21は無色透明のアクリル、ポリカーボネート等を材質として形成される。
【0032】
出光面21bは、導光棒21の表面にシボ(エンボス)加工を施すことによって形成される。なお、出光面21bは目盛部12cを向くように形成されており、左右方向の長さは目盛部12cと同一長さのL1である。
【0033】
導光棒21の左右の端面には導入面21aが配置され、この導入面21aに対向するように紫外線発光ダイオード22(以下紫外線LEDと称す)が配置されている。
【0034】
導入面21aは、紫外線LED22の光を導光棒21内に導入するためのものである。紫外線LED22は、前述の蛍光体が励起する波長を発光し、本実施形態では発光ピーク波長が約380nm、半値幅が約20nmのものを使用している。なお、紫外線LED22は紫外線LED22を駆動発光させる回路基板23に電気的に接続されるとともに物理的にも固定されている。
【0035】
次に上記構成による作動を説明すると、夜間等にユーザー(運転者)が車幅灯または車両灯(ヘッドライト)を点灯するためのスイッチをONにすると、それに連動して回路基板23の紫外線LED22が発光する。紫外線LED22の光は、紫外線LED22に対向する部位に配置された導入面21aから導光棒21内部に導入され、導光棒21内面で反射を繰り返しながら紫外線LED22から遠ざかる方向へ進んでいく。
【0036】
ところが、出光面21bにおいて紫外線LED22の光は、出光面21bのシボ(エンボス)により拡散され、その進行方向を紫外線LED22から遠ざかる方向とは別の方向に変えられる。これにより、紫外線LED22の光は導光棒21外へ出光する。
【0037】
出光面21bから導光棒21外へ出光した光は、表示盤12aを照射する。照射により、表示盤12aに蛍光体で形成された目盛部12cおよび蛍光体が塗布された指針12bが励起発光してユーザーに視認可能となる。
【0038】
次に本実施形態の作用効果を述べると、紫外線LED22の光を導入面21aから導光棒21に導入し、紫外線LED22の発光面の面積よりも大きく形成された出光面21bから導光棒21外へ出光している。これにより、紫外線LED22単独での照射範囲に比べて広範囲を照射することができる。
【0039】
また、出光面21b(シボ面)の配置位置により導光棒21から出光する光の指向を設定できる。本実施形態で具体的に述べると、目盛部12cと出光面21bの左右方向長さを同一長さのL1とし、導光棒21の左右方向長さはそれより若干長いL2としている。そのため、出光面21bから出光する光が目盛部12cの全体を照射することができる。加えて、出光面21bのシボの粗さにより導光棒21から出光する光の量を所定量に設定することができる。
【0040】
さらにまた、導光棒21の形状と出光面21bの配置位置を組み合わせることにより、紫外線LED22の配置位置と照射可能な範囲を任意に決定することができるため設計の自由度を高くすることができる。
【0041】
なお、本実施形態では円柱形状の導光棒21の例を示したが、導光棒21の断面形状は円柱形状に限られるものではない。加えて、紫外線LED22の配置位置によっては導光部材21の長手方向の形状を、例えば曲がり部を備えたL字形状にする等、種々変更可能である。
【0042】
また、ブラックライト等の発光手段に比べてコストが安い紫外線LED22を光源に使用したため車両用計器の低コスト化ができる。しかも、紫外線LED22は蛍光管等の発光手段に比べて低電圧で発光可能なため、紫外線LED22を発光させるための回路基板23の耐電圧性や安全性設計が容易となり、回路基板23を低コスト化することができる。
【0043】
(第2実施形態)
ところで、第1実施形態の出光面21bの形状では紫外線LED22から遠ざかるに従って出光面21bから出光する光が少なくなり、表示部12、13、14、15を均一に照射できないという問題がある。
【0044】
そこで、図4に示す第2実施形態では、導光棒21に配置された出光面21bを紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って導光棒21の円周方向に拡げることにより、出光面21bから出光する光を増やしている。これにより、表示部12、13、14、15を均一に照射することができる。
【0045】
なお、出光面21b以外の第2実施形態の車両用計器の各構成要素の配置は第1実施形態と同様である。
【0046】
(第3実施形態)
図5に示す第3実施形態では、第2実施形態で述べた問題に対して導光棒21に配置された出光面21bのシボ粗さを紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って粗くしている。出光面21bのシボ粗さを粗くすると導光棒21内の光が出光面21bで拡散される度合いが大きくなり、出光面21bの単位面積あたりの出光量が多くなる。なお、これについて請求項中では出光度合いが大きくなると記載した。
【0047】
これにより、紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って出光面21bから出光する光を増やして表示部12、13、14、15を均一に照射することができる。
【0048】
なお、出光面21b以外の第3実施形態の車両用計器の各構成要素の配置は第1、第2実施形態と同様である。
【0049】
(第4実施形態)
図6に示す第4実施形態では、第2実施形態で述べた問題に対して導光棒21に配置された出光面21bを紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って円周方向に拡げたのに加えて、出光面21bのシボ粗さを粗くしている。
これにより、紫外線LED22から遠ざかる(図中矢印a)に従って出光面21bから出光する光を増やして表示部12、13、14、15を均一に照射している。
【0050】
なお、出光面21b以外の第4実施形態の車両用計器の各構成要素の配置は第1〜第3実施形態と同様である。
【0051】
(他の実施形態)
第1〜第4実施形態では、導光棒21には特別な加工を施していないが、導入面21aおよび出光面21bを除く導光棒21の表面に金属蒸着を行うことにより導光棒21内の反射率を高めて導光性能を高めてもよい。また、金属蒸着に換えて金属箔を配置して反射率を高めてもよい。
【0052】
また、第1〜第4実施形態では、導光棒21の両端に紫外線LED22および導入面21aを配置したが、導光棒21の一端のみに紫外線LED22および導入面21aを配置してもよいのは当然である。
【0053】
また、第1〜第4実施形態では、1つの車速計12(表示部)を1つの導光棒21を使用して照射する例を示したが、2以上の複数の表示部12、13、14、15を1つの導光棒21によって照射してもよい。
【0054】
また、第3、第4実施形態ではシボの粗さを段階的に変化させる例を示したが、徐々に変化させてもよいのは当然である。
【0055】
また、第3、第4実施形態では表示部12、13、14、15を均一に照射する例を示したが、出光面21b(シボ面)のシボ粗さを変化させることにより、意図的に表示部12に照射ムラ(ぼかし)を発生させて意匠性を高めてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す車両用計器の模式図である。
【図2】図1のA−A縦断面図であり車速計の構成を示す。
【図3】図2のB視図であり、導光部材を示す。
【図4】第2実施形態の導光部材を示しており、導光部材の出光面の形状を示す図である。
【図5】第3実施形態の導光部材を示しており、導光部材の出光面の光拡散(出光)度合を示す図である。
【図6】第4実施形態の導光部材を示しており、導光部材の出光面の形状および光拡散(出光)度合を示す図である。
【図7】従来の車両用計器を示す縦断面図である。
【符号の説明】
12…車速計(表示部)、13…回転計(表示部)、14…水温計(表示部)、15…燃料計(表示部)、21…導光棒(導光部材)、21a…導入面、21b…出光面、22…紫外線LED(発光ダイオード)。
Claims (4)
- 蛍光体によって形成された目盛、文字等を有する表示部(12、13、14、15)と、
前記蛍光体を励起発光させる波長光を発生する光源(22)を有する車両用計器において、
前記光源は発光ダイオード(22)であり、
前記発光ダイオード(22)の光を導入する導入面(21a)と、前記導入面(21a)から導入された光を出光する出光面(21b)とを有する導光部材(21)を備え、
前記導光部材(21)は、前記表示部(12、13、14、15)に沿って延びる棒形状であり、
前記導光部材(21)において、前記出光面(21b)を前記表示部(12、13、14、15)の目盛、文字等の形成範囲を向く位置に配置したことを特徴とする車両用計器。 - 前記出光面(21b)は、前記発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光する光が多くなるように拡がる形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
- 前記出光面(21b)は、前記発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光度合が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
- 前記出光面(21b)は、前記発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光する光が多くなるように拡がる形状であるとともに、前記発光ダイオード(22)から遠ざかるに従って出光度合が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
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Cited By (4)
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JP2017024707A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | 株式会社デンソー | 車両用クラスタシステム |
-
2003
- 2003-06-24 JP JP2003180054A patent/JP2005017039A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
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