JP2004170115A - 車載用メータ - Google Patents

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Abstract

【課題】文字盤装飾の自由度を拡大し、見栄えの向上を図る車載用メータを提供する。
【解決手段】表面側で指針15が回動するとともに、背面側の光源としてのLED18によってバック照明される第1の文字盤11と、第1の文字盤11の前方に離隔して配置され、リング状に形成された第2の文字盤12と、を有し、第2の文字盤12は導光体を介して、光源18によって間接照明される。導光体として、第2の文字盤の外周に配設した円筒状のプリズム19でなり、光源からの光を第2の文字盤12に対して環状に照射する。プリズム19は、その上端部にその厚みを前方に行くにつれて次第に薄くしたテーパー19eを形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車等の車両に搭載される自発光式の車載用メータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両には、速度計やエンジン回転計等を含むメータが、運転席前方のインストルメントパネルに装備されており、このようなメータとして、夜間運転中の視認を向上させる等のために、メータ自身が発光する自発光式メータが近年広く普及している。
【0003】
ここで、図3は従来の車載用メータ100の構成例を示す図であり、この図において、ケース101内に固定された基板102には、指針103を回動駆動するモータ104が搭載され、指針103は文字盤105の表面側で回動軸106のまわりに回動する。
【0004】
基板102にはまた、光源である複数のLED107が搭載されており、これらのLED107が発光することで、それらの光が透光性を有する文字盤105を通過する。そして、この文字盤105の表面には速度やエンジン回転数等を示す目盛と数字とが透過印刷されており、LED107からの光が目盛や数字に照射されることで、発光するようになっている。
【0005】
また、透光性を有する材料で形成された指針103内にもLEDが内蔵されており(図示せず)、指針103も発光するようになっている。なお、ケース101の前部には、前方に向けてカップ状に拡開した見返し部108が付設され、この見返し部108にはスモークガラス109が覆着されている。
【0006】
なお、この種のメータとして、文字板領域を照明する複数個の専用ランプと、表示選択信号に応答していずれかのランプを選択的に作動させる文字板照明用ランプ駆動回路とを備えた指針メータが知られている(特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−66167号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示したような従来の車載用メータ100では、LED107からの光が単にメータ外部に向けて放たれているだけであるので、発光物やそれによる照射部位のみが視認可能である。このように、視認可能な領域が限定されているのでは、文字盤105の装飾の自由度が狭くならざるを得なかった。
【0009】
また、このような自発光式メータ100の意匠は、特に斬新性や優れた見栄えを備えるものでもない。
【0010】
本発明は以上の点に鑑み、文字盤の装飾の自由度を拡大し、見栄えの向上を図る車載用メータを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の車載用メータは、表面側で指針が回動するとともに、背面側の光源によってバック照明される第1の文字盤と、第1の文字盤の前方に離隔して配置され、リング状に形成された第2の文字盤とを有し、第2の文字盤は導光体を介して、上記光源によって間接照明されることを特徴とする。
【0012】
前記導光体は、前記第2の文字盤の外周に配設された円筒状のプリズムでなり、前記光源からの光を前記第2の文字盤に対して環状に照射するように構成されることができる。
【0013】
前記プリズムには、好ましくは、その上端部にその厚みを前方に行くにつれて次第に薄くしたテーパーが形成されている。
【0014】
前記プリズムは、好ましくは、その底部からその内部に向けて延設した、前記光源からの光導入用の突出部を備えている。
【0015】
前記突出部の先端は、その先端に行くにつれてその厚みを次第に薄くして傾斜面として形成されているのが望ましく、更にはこの傾斜面は、前記光源に向けれられているのがよい。
【0016】
さらに、前記第2の文字盤の開口には、スモークガラスが配設されており、また前記第1の文字盤には目盛が印刷され、前記第2の文字盤には数字が印刷されている。
【0017】
本発明によれば、導光体により光源からの光を第2の文字盤に対して環状に間接照射する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明による車載用メータの好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態における車載用メータ10の構成例を示す図であり、この図に示すように、車載用メータ10は、表面側で指針が回動するとともに、背面側の光源によってバック照明される第1の文字盤11と、この第1の文字盤11の前方に離隔して配置され、上記光源によって間接照明される第2の文字盤12と、を有する。
【0019】
図において、ケース13内に固定された基板14には、指針15を回動駆動するモータ16が搭載され、指針15は第1の文字盤11の表面側において回動軸17のまわりに回動する。なお、基板14は、図に示すように第1の文字盤11と離隔して、ケース13内に配設されている。
【0020】
基板14にはまた、光源である複数のLED18が搭載され、これらのLED18からの光が透光性を有する第1の文字盤11を通過する。その際、第1の文字盤11に印刷された、速度やエンジン回転数等を示す目盛11a(図2参照)に、LED18からの光が照射することで、目盛11aが発光するようになっている。また、透光性を有する材料により形成された指針15も、内蔵のLED(図示せず)により発光するようになっている。
【0021】
第2の文字盤12はリング状に形成され、その表面側が、導光体を介して、LED18によって間接照明されるようになっている。この第2の文字盤12の表面には、速度やエンジン回転数等を示す数字12a(図2参照)が印刷されている。
【0022】
この実施の形態では導光体は、円筒状に形成されたプリズム19により構成されており、このプリズム19の筒内に第1及び第2の文字盤11,12が配設され、LED18からの光を第2の文字盤12に対して環状に照射する(図2の斜線部参照)ように配置構成される。
【0023】
このため、円筒状のプリズム19は、その底部19aからその内部に向けて延設した突出部19bを備えている。この突出部19bの先端には、LED18からの光が入射し易いようにするために、先端に行くにつれてその厚みを次第に薄くして傾斜面19cが形成されている。なお、図に示す例では、傾斜面19cがLED18に向けられて形成されている。また、第1の文字盤11は、円筒内で突出部19bの平らな前方側と面接触して配設されている。
【0024】
さらに、筒状のプリズム19は、その上端部19dにその厚みを前方に行くにつれて次第に薄くしたテーパー19eが形成されている。このテーパー面は、プリズム19の外周面に形成される。
【0025】
なお、図に示すように、このテーパー19eが形成されている位置よりも、底部19a側寄りに、第2の文字盤12が配設されるのが望ましい。このように配置することで、テーパー19eにて反射された多くの光を第2の文字盤12に照射することができる。
【0026】
このように形成されたプリズム19は、図に示すように、そのテーパー19eの先端位置がケース13の先端位置と一致するように、ケース13内に配設されている。
【0027】
ところで、上記第2の文字盤12の開口12aには、図に示すように、スモークガラス20が配設される。このスモークガラス20の表面には、無反射コーティングが施されている。
【0028】
このように、内部に第1及び第2の文字盤11,12と基板14と指針15とスモークガラス20とが配設されたケース13の前端には、カップ状の見返し部21が付設され、さらにこの見返し部21にはガラス22が覆着されている。
【0029】
上述の如く構成された車載用メータ10においては、第1の文字盤11の目盛11aは、LED18の光(図中、符号A参照)で発光する。これと同時に、第2の文字盤12の数字12aは、LED18からの光でプリズム19を介して環状に間接照明される。
【0030】
すなわち、プリズム19の底部19a側から入射したLED18の光は、プリズム19内を点線矢印Bのように伝播し、テーパー19eにて反射してプリズム19の上端部19dから出射し、第2の文字盤12を照明する。
【0031】
このように、本発明の実施形態に係る車載用メータ10によれば、プリズム19からの光によって第2の文字盤12が夜間等でも視認可能に照明される。即ち、間接光によって照射される領域が、従来の車載用メータ100と比較して明るく且つ広範囲になる。
【0032】
これによって、第2の文字盤12の装飾の自由度を有効に拡大することができる。例えば金属等の不透過性物質や立体形状等を第2の文字盤12に採用することが可能となる。
【0033】
また、第2の文字盤12は、第1の文字盤11と離隔して、その前方に配置されるので、従来の車載用メータ100には無い奥行感・立体感を備える見栄えを実現できる。
さらに、この間接照明では、第2の文字盤12上の速度やエンジン回転数等を示す数字12aが、十分に照明されて輝度ムラも低減するので、見やすくなると共に、誤認も防止できる。
【0034】
以上、本発明を実施形態とともに説明したが、本発明は上記の例にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば、第1の文字盤11あるいは第2の文字盤12は円形状もしくは環状の他、それらに類似のまたは角型等を採用すること可能であり、また、プリズム19の形状も上記円筒形状に限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、間接照明を組み合わせることで、斬新な見栄えを実現するとともに文字盤装飾の自由度を有効に拡大することができる。また、第2の文字盤が第1の文字盤から離隔して配置されるので、従来の車載用メータには無い奥行感のあるメータを演出できる。さらに、間接照明により輝度ムラを低減し、見易く誤認のないメータを実現することができる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車載用メータの構成例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態における第1および第2の文字盤まわりを示す図である。
【図3】従来例の車載用メータを示す断面図である。
【符号の説明】
10 車載用メータ
11 第1の文字盤
12 第2の文字盤
13 ケース
14 基板
15 指針
16 モータ
18 LED
19 プリズム
19a 底部
19b 突出部
19c 傾斜面
19d 上端部
19e テーパー
20 スモークガラス
21 見返し部
22 ガラス

Claims (8)

  1. 表面側で指針が回動するとともに、背面側の光源によってバック照明される第1の文字盤と、上記第1の文字盤の前方に離隔して配置され、リング状に形成された第2の文字盤と、を有し、
    上記第2の文字盤は導光体を介して、上記光源によって間接照明されることを特徴とする、車載用メータ。
  2. 前記導光体は、前記第2の文字盤の外周に配設された円筒状のプリズムでなり、前記光源からの光を前記第2の文字盤に対して環状に照射するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の車載用メータ。
  3. 前記プリズムが、その上端部にその厚みを前方に行くにつれて次第に薄くしたテーパーが形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の車載用メータ。
  4. 前記プリズムが、その底部からその内部に向けて延設した、前記光源からの光導入用の突出部を備えていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の車載用メータ。
  5. 前記突出部の先端が、その先端に行くにつれてその厚みを次第に薄くして傾斜面として形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の車載用メータ。
  6. 前記傾斜面が、前記光源に向けれられていることを特徴とする、請求項5に記載の車載用メータ。
  7. 前記第2の文字盤の開口に、スモークガラスが配設されていることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の車載用メータ。
  8. 前記第1の文字盤には目盛が印刷され、前記第2の文字盤には数字が印刷されていることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の車載用メータ。
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