JP2005010966A - Lsi装置 - Google Patents

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Masami Shimamura
方己 島村
Waza Soga
技 曽我
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    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
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    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling
    • G06F13/4072Drivers or receivers

Abstract

【課題】外部端子と機能ブロックの切り換え設定を、CPUの負荷を軽減しながら効率的に行えるようにしたLSI装置を提供する。
【解決手段】CPU201 と、外部機器を制御する機能ブロックを複数備え、外部機器と接続される外部端子220 を複数の機能ブロックが兼用するLSI装置において、各機能ブロックの有効又は無効のフラグ情報がCPUにより設定されるモードレジスタ群202 と、各機能ブロックと外部端子との接続を切り換える入力切り換えセレクタ206 及び出力切り換えセレクタ207 と、各機能ブロック間の優先順位を保持し、この優先順位とモードレジスタ群に設定されたフラグ情報とに基づいて、各セレクタを切り換え制御する切り換えコントローラ205 とを設けて構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、LSI装置に関し、特に、LSI外部端子を相異なる複数の機能ブロックで兼用する、所謂、マルチファンクション型のLSI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平8−204128号公報
【0003】
LSI外部端子を、異なる複数の機能ブロックで兼用するマルチファンクション型LSI装置の従来の制御手法としては、第1に、特開平8−204128号公報(特許文献1)に開示されているように、機能ブロック単位で切り換えるマルチプレクサを搭載し、そのマルチプレクサの選択信号を入力信号として制御する手法がある。
【0004】
第2に、LSI外部端子単位でソフトウェアにて切り換える手法があり、その例として市販されているCPUチップがある。かかるCPUチップは、チップ内のCPUモジュール周辺に接続されるDMAコントローラや割り込みコントローラ、メモリコントローラ、及びタイマなどのペリフェラルといった機能ブロックを備えており、LSI外部端子を兼用していて、図10に示すような構成となっている。また、このCPUチップにおいては、LSI外部端子毎にGPIO(General Purpose Input Output)と呼ばれる機能ブロックも備えている。これは、LSI外部端子(ここでは入出力端子)の入力信号値のモニタ、及び出力信号に出力する値の決定、及びそれに伴う入出力方向の切り換えをCPUで行なえるIOポート機能である。
【0005】
次に、図10に示した従来の構成並びにその制御手法について説明する。機能ブロック1,2,・・・Nの端子及びIOポート106 の端子と、外部機器と接続されるLSI外部端子120 の双方向バッファ103 との切り換えは、入力方向については入力切り換えセレクタ107 で行ない、出力方向については出力切り換えセレクタ108 で行ない、入出力のイネーブルの切り換えはイネーブル切り換えセレクタ109 で行なう。そして、出力切り換えセレクタ108 及びイネーブル切り換えセレクタ109 は単なるセレクタとなるが、入力切り換えセレクタ107 は、選ばれた機能ブロック又はIOポート106 のいずれか一つのブロックの端子に対してLSI外部端子120 の双方向バッファ103 の入力方向を接続し、それ以外のブロックへは非アクティブレベルで固定する回路構成となっている。
【0006】
各切り換えセレクタ107 ,108 ,109 の切り換えイネーブルは、切り換えコントローラ105 で生成する。この切り換えコントローラ105 は、該コントローラ内部にCPU101 でリード/ライト可能なレジスタ群を設け、そのレジスタ値により切り換えイネーブル信号を各切り換えセレクタ107 ,108 ,109 に送出する。例えば、図11のように、CPU101 が切り換えコントローラ105 のレジスタに“0”とライトすれば、外部端子120 はIOポートに切り換わり、“1”とライトすれば機能ブロック1に切り換わり、“N”とライトすれば機能ブロックNに切り換わるといったような手法である。なお、図10において、102 はLSI外部端子120 と機能ブロック1,2,・・・Nの端子の接続を切り換える切り換え装置で、上記入力切り換えセレクタ107 ,出力切り換えセレクタ108 ,イネーブル切り換えセレクタ109 及びIOポート106 と切り換えコントローラ105 とからなるLSI外部端子制御ブロック104 とで構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報開示の第1の手法では、選択端子をLSI外部端子として持つ必要があるので、選択する機能ブロック数が多ければ、選択端子も増えてしまい、LSIのピンネックに繋がるという問題点がある。
【0008】
また、第2の手法では、機能ブロックの端子毎にCPUが切り換え設定を行なうようになっているので、切り換える機能ブロックの端子数が多い場合、CPUの切り換え設定するプログラム量が増える。また、IOポート機能に関しても、例えばCPUがLSI外部端子の入力信号値の変化を検知する場合、CPUは入力信号値が変化するまでモニタを行なわなければならないので、CPUがその動作を行なうことだけに拘束されるという問題点がある。
【0009】
本発明は、従来のマルチファンクション型LSI装置における上記問題点を解消するためになされたものであり、外部端子と機能ブロック及びIOポートの切り換え設定を、CPUの負荷を軽減しながら効率的に行えるようにしたLSI装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1に係る発明は、CPUと、外部機器を制御する機能ブロックを複数備え、外部機器と接続されるある1つの外部端子を複数の機能ブロックが兼用するLSI装置であって、各機能ブロックの有効あるいは無効のフラグ情報がCPUにより設定されるモードレジスタと、各機能ブロックと外部端子との接続を切り換えるセレクタと、各機能ブロック間の優先順位を保持し、この優先順位と、モードレジスタに設定されたフラグ情報とに基づき、セレクタの切り換えを制御する切り換えコントローラとを備えていることを特徴とするものである。
【0011】
この請求項1に係る発明に関する実施の形態には、第1〜第4の実施の形態が対応する。そして、このように構成されたLSI装置においては、CPUによりモードレジスタに対して各機能ブロックの有効あるいは無効のフラグ情報が設定され、切り換えコントローラに保持されている各機能ブロック間の優先順位と前記モードレジスタに設定されたフラグ情報により、各機能ブロックと外部端子との接続を切り換えるセレクタが制御される。これにより、機能ブロック単位でLSI外部端子の切り換えが可能となり、CPUの切り換え設定プログラム量を低減し、CPUの負荷を軽減することができる。
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1に係るLSI装置において、前記CPUと前記外部端子間のデータ通信を行なうIO手段を更に備え、前記切り換えコントローラは、このIO手段を含めた前記優先順位を保持することを特徴とするものである。
【0013】
この請求項2に係る発明に関する実施の形態には、第2〜第4の実施の形態が対応する。そして、このように構成されたLSI装置においては、IO手段によりCPUと外部端子間のデータ通信の制御あるいは入力値の監視が行われ、IO手段と各機能ブロックの優先順位を切り換えコントローラに保持させ、IO手段と外部端子の接続は、切り換えコントローラによって上記優先順位に従って行われる。これによりIOポートとして外部端子を活用することが可能となる。
【0014】
請求項3に係る発明は、請求項2に係るLSI装置において、前記IO手段は、前記外部端子の入力値の変化を検知し、前記CPUに対して割り込みを通知する変化割り込み通知手段を備えていることを特徴とするものである。
【0015】
この請求項3に係る発明に関する実施の形態には、第3〜第4の実施の形態が対応する。そして、このように構成されたLSI装置においては、IO手段で検知された外部端子の入力値の変化、例えば“0”から“1”へ、あるいは“1”から“0”への入力値の変化を、変化割り込み通知手段がCPUに対して割り込みを通知する。これにより、CPUは入力信号の変化が通知されるまでの間、他の制御を行うことが可能となり、CPUの拘束時間を削減することができる。
【0016】
請求項4に係る発明は、請求項2に係るLSI装置において、前記IO手段は、設定された所定時間までに前記外部端子の入力値が変化しなかった場合に前記CPUに対して割り込みを通知するタイマ割り込み通知手段を備えていることを特徴とするものである。
【0017】
この請求項4に係る発明に関する実施の形態には、第4の実施の形態が対応する。そして、このように構成されたLSI装置においては、IO手段が備えるタイマ割り込み通知手段により、設定された所定時間までに前記外部端子の入力値が変化しなかった場合に、CPUに対して割り込みが通知される。これにより、入力信号値が変化する/しないの見切りをつけることができ、変化しなかった場合のCPUによる対処法を設定することができ、外部端子における入力値の変化を検知するにあたっての、無駄な時間を削減することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
次に、実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマルチファンクション型LSI装置の構成を示すブロック図である。図1において、201 はCPU、202 はLSI装置内に構成されている外部機器を制御する機能ブロック1,2,・・・,N(不図示)の有効/無効のモードがCPU201により設定されるモードレジスタ群、220 は外部機器と接続されるLSI外部端子、203 はLSI外部端子220 と機能ブロック1,2,・・・,Nの端子の接続を切り換える切り換え装置、204 はLSIの外部端子220 の入出力バッファである。更に、切り換え装置203 は、LSI外部端子220 との接続に関し、複数の機能ブロック間の優先順位を予め保持し、この優先順位とモードレジスタ群202 の値に応じて、切り換えイネーブルを出力する切り換えコントローラ205 と、前記切り換えコントローラ205 の出力値により機能ブロック1,2,・・・,Nの端子と入出力バッファ204 との接続を切り換える入力方向の入力切り換えセレクタ206 及び出力方向の出力切り換えセレクタ207 と、入出力バッファ204 のイネーブル切り換えセレクタ208 とを有する。本実施の形態は、切り換えコントローラ205 が優先順位を保持し、この優先順位を用いて、モードレジスタ群202 の設定に応じて、入力切り換えセレクタ206 ,出力切り換えセレクタ207 及びイネーブル切り換えセレクタ208 を制御することに特徴がある。
【0019】
次に、このように構成されている第1の実施の形態の動作について説明する。
まず、どの機能ブロックを有効にしたいか、つまり、どの機能ブロックを使用したいかを、モードレジスタ群202 にCPU201 が設定する。図2は、モードレジスタ群202 の構成例と制御ビットの説明図である。図2に示した例の場合は、使用したい機能ブロックのモードレジスタのBit〔0〕を“1”に設定することになる。
【0020】
次に、切り換えコントローラ205 は、優先順位とモードレジスタ群202 のレジスタ値(フラグ情報)に応じ、切り換えイネーブルを各切り換えセレクタ206 ,207 ,208 に対して出力する。
【0021】
図3は、モードレジスタ群202 のモードレジスタ値と、そのレジスタ群のレジスタ値の結果により切り換えコントローラ205 を経由して、各切り換えセレクタ206 ,207 ,208 を制御し各機能ブロックを接続する一連の動作例とを示した真理値表である。表中の“1”,“0”,“X”は、モードレジスタの有効/無効を示し、“1”の場合が有効、“0”の場合が無効、“X”の場合がDon’t Careの意味である。図3に示した例の場合、機能ブロック1が優先順位が一番高く、機能ブロック1以外の機能ブロックのモードレジスタ値を有効に設定しても、LSI外部端子220 の接続先は機能ブロック1となる。以下、機能ブロック2,・・・Nの順に優先順位が低くなるようにする。これにより、複数の機能ブロックを有効に設定しても競合を起こすことがなくなる。
【0022】
このように構成することにより、例えば、各機能ブロックの端子、すなわちLSI外部端子がM個あるとすれば、従来は、CPUによる切り換えを、各切り換え装置毎に端子数と同じM回行なっていた処理を、モードレジスタ群202 において、該当する機能ブロックのモードレジスタを有効に設定すればよいだけになるので、すなわちモードレジスタを「有効」と一回だけ設定すれば、M個の端子が全て切り換え接続されるので、CPUの負荷を軽減することができる。
【0023】
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るマルチファンクション型LSI装置の構成を示すブロック図である。図4において、IOポート309 を更に設けている以外の回路構成は、図1に示した第1の実施の形態の構成と同じである。但し、各構成要素には 300代の符号を付して示している。
【0024】
IOポート309 は、CPU301 とLSI外部端子320 との間において、入出力バッファ304 を経由した入力信号値のリード及び出力信号値の出力の制御(データ通信の制御)、並びに入出力バッファ304 のイネーブル信号切り換えを行なう。
【0025】
IOポート309 と他の機能ブロック1,2,・・・,Nとの切り換えは、第1の実施の形態と同様、モードレジスタにIOポート309 を有効/無効に設定することで行われるが、このモードレジスタ自体は、各LSI外部端子320 に付随するものなのでブロック単位で切り換えることはなく、モードレジスタ群302 とは別にIOポート309 内部に備えられている。また、切り換えの優先順位付けも、第1の実施形態と同様である。一例として、高い順にIOポート機能、機能ブロック1,機能ブロック2,・・・,機能ブロックNという構成にする。
【0026】
切り換えコントローラ305 は、モードレジスタ群302 の設定と、各機能ブロックの優先順位と、更にIOポート309 内のモードレジスタの設定を参照することにより、入出力バッファ304 の制御を実行する。このIOポート機能を備えることによって、ソフトウェアによるLSI外部端子320 のコントロールが可能となる。例えば、基盤上におけるLSIと他デバイス(SDRAM,ROMなど)との結線チェックを容易に行なえる、いわゆるバウンダリスキャンのような扱い方ができる。
【0027】
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態に係るマルチファンクション型LSI装置の構成を示すブロック図である。図5において、割り込み制御コントローラ410を更に設けている以外の回路構成は、図4に示した第2の実施の形態の構成と同じである。但し、各構成要素には 400代の符号を付して示している。
【0028】
割込みコントローラ410 は、IOポート409 の機能に付随したもので、LSI外部端子420 の入力値のレベル変化を検知し、検知したことを要因として割り込み通知する機能をもつものである。また、前記入力値のレベル変化の検知の手法としては、入力信号の立ち上がりエッジ検出、立ち下がりエッジ検出、Highレベル検出、Low レベル検出の手法を選択できる構成になっている。
【0029】
CPU401 が、LSI外部端子420 の入力信号値の変化を検知する場合、従来は、IOポート409 内のモニタ機能にて絶えず入力信号値をリードすることによって行っていたが、この実施の形態では、割り込みコントローラ405 がその変化を検知して、変化を割り込みにてCPU401 に対して通知するように構成したので、入力信号値の変化が通知されるまでの間、CPU401 は、他の制御を行なうことが可能となる。
【0030】
(第4の実施形態)
図6は、本発明の第4の実施の形態に係るマルチファンクション型LSI装置の構成を示すブロック図である。図6において、タイマコントローラ511 を更に設けている以外の回路構成は、図5に示した第3の実施の形態の構成と同じである。但し、各構成要素には 500代の符号を付して示している。
【0031】
タイマコントローラ511 は、時間設定、起動、停止がCPU501 により設定され、起動後に設定時間を経過すると、タイムオーバーを要因とする割り込みを、CPU501 に対して通知するいわゆる汎用タイマ機能をもつものである。また、タイマコントローラ511 は、割り込みコントローラ510 で検知を行なう入力信号の変化に対し、変化するまでの時間として上記時間設定がCPU501 により行なわれることで、設定時間内に入力信号に変化があった場合は、検知割り込みを発生し、タイマが自動的に停止するように構成する。逆に設定時間内に入力信号値に変化がなかった場合、タイムオーバー割り込みを、CPU501 に対して通知する。
【0032】
図7及び図8は、上記タイマコントローラ511 の動作を簡単に示したタイミング図である。図7は、LSI外部端子520 の入力信号値に変化がなかった場合の動作タイミングチャートで、図8は変化があった場合の動作タイミングチャートである。なお、この場合の入力信号値の検出方法は、立ち上がりエッジ検出としている。
【0033】
CPU501 が入力信号値の変化を検出する場合、本発明においては検出後のCPU501 の動作制御も行なえ、且つ、検出されなかった場合の動作制御も明確にすることができる。
【0034】
次に、図6に示した第4の実施の形態に係るマルチファンクション型LSI装置を用いたシステムについて説明する。図9は、記録媒体A607 をコントロールするコントローラ604 と、記録媒体B606 をコントロールするコントローラ605とのデータバス、リード、ライトの制御信号、及び状態信号を共有したシステムであり、回路 611〜614 が図6に示したマルチファンクション型LSI装置における切り換え装置503 に対応するものである。但し、回路614 は状態信号を受けて割り込み信号を送出する制御機能をもつものである。なお、図9において、 621〜624 はLSI外部端子である。
【0035】
CPU602 からモードレジスタ群603 に対して、媒体Aコントローラ604 の有効/無効、及び媒体Bコントローラ605 の有効/無効を設定することにより、回路 611〜613 にて媒体Aコントローラ604 の信号と媒体Bコントローラ605 の信号を切り換える。例えば、媒体Aコントローラ604 の優先順位が媒体Bコントローラ605 より高いときに、データ通信を記録媒体B606 と媒体Bコントローラ605 との間、記録媒体A607 と媒体Aコントローラ604 との間、記録媒体B606 と媒体Bコントローラ605 との間の順に行いたいとする。その場合、CPU602 は、まずモードレジスタ群603 に対して媒体Bモードを有効に設定して、回路611,612 ,613 を介して記録媒体B606 と媒体Bコントローラ605 との通信を行なう。
【0036】
次の記録媒体A607 と媒体Aコントローラ604 との通信は、優先順位は媒体Aコントローラ604 の方が高いので、媒体Bコントローラ605 に対するモードレジスタ603 の設定は有効のままにしておき、媒体Aコントローラ604 のモードレジスタ群603 の設定を有効に設定すればよい。そして、最後の記録媒体B606 と媒体Bコントローラ605 との通信は、媒体Aコントローラ604 に対するモードレジスタ群603 を無効に設定する。すなわち、媒体Aコントローラ604 と媒体Bコントローラ605 を交互に切り換え、それぞれ記録媒体A607 と記録媒体B606 と通信を行いたい場合は、媒体Aコントローラ604 と媒体Bコントローラ605 のモードレジスタ群603 を共に有効にしておき、優先順位の高い媒体Aコントローラ604 のモードレジスタ群603 を有効/無効に設定し直すだけで、切り換えが可能になる。
【0037】
また、記録媒体の種類〔例えば、SmartMedia(登録商標)、CompactFlash(登録商標)〕によっては、各々のコントローラ604 ,605 からの次の書き込み(又は読み込み)動作を許可する/許可しないを示す状態信号をもっている。この状態信号は、記録媒体の製造メーカーによりタイミングが異なるので、この状態信号をIOポート機能の回路614 に繋げ、状態信号の「許可しない」から「許可する」の変化を検知して、CPU602 に割り込みとして通知する。CPU602 は、この状態信号の変化割り込みを検出して、次の処理を行うことが可能となる。つまり、CPU602 の各コントローラ604 ,605 に対する書き込み(又は読み込み)命令から、次の書き込み(又は読み込み)命令までの時間を短縮できる。
【0038】
【発明の効果】
以上実施の形態に基づいて説明したように、本発明によれば、切り換えコントローラに保持されている各機能ブロック間の優先順位とモードレジスタに設定されてたフラグ情報により、各機能ブロックと外部端子との接続を切り換えるセレクタを制御するようにしているので、機能ブロック単位でLSI外部端子の切り換えが可能となり、CPUの切り換え設定プログラム量を低減し、CPUの負荷を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るLSI装置の第1の実施の形態を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示したモードレジスタ群の構成例と制御ビットの説明図である。
【図3】モードレジスタ群のモードレジスタ値と各切り換えセレクタの制御態様との関係を示す真理値表である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すブロック構成図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すブロック構成図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示すブロック構成図である。
【図7】図6に示した第4の実施の形態において、入力信号値に変化がなかった場合におけるタイマコントローラの動作を示すタイミングチャートである。
【図8】図6に示した第4の実施の形態において、入力信号値に変化があった場合におけるタイマコントローラの動作を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明を、記録媒体Aと記録媒体B及びそれらのコントローラ間のデータバス、制御信号及び状態信号を共有したシステムに適用した構成例を示すブロック構成図である。
【図10】従来のマルチファンクション型LSI装置の構成例を示すブロック構成図である。
【図11】図10に示した従来例におけるCPUによるレジスタ設定値と各切り換えセレクタの動作の対応関係を示す図である。
【符号の説明】
201,301,401,501 CPU
202,302,402,502 モードレジスタ群
203,303,403,503 切り換え装置
204,304,404,504 入出力バッファ
205,305,405,505 切り換えコントローラ
206,306,406,506 入力切り換えセレクタ
207,307,407,507 出力切り換えセレクタ
208,308,408,508 イネーブル切り換えセレクタ
309,409,509 IOポート
410,510 割り込みコントローラ
511 タイマコントローラ
602 CPU
603 モードレジスタ群
604 媒体Aコントローラ
605 媒体Bコントローラ
606 記録媒体B
607 記録媒体A
611,612,613,614 回路
621 〜 624 LSI外部端子

Claims (4)

  1. CPUと、外部機器を制御する機能ブロックを複数備え、外部機器と接続されるある1つの外部端子を複数の機能ブロックが兼用するLSI装置であって、各機能ブロックの有効あるいは無効のフラグ情報がCPUにより設定されるモードレジスタと、各機能ブロックと外部端子との接続を切り換えるセレクタと、各機能ブロック間の優先順位を保持し、この優先順位と、モードレジスタに設定されたフラグ情報とに基づき、セレクタの切り換えを制御する切り換えコントローラとを備えていることを特徴とするLSI装置。
  2. 前記CPUと前記外部端子間のデータ通信を行なうIO手段を更に備え、前記切り換えコントローラは、このIO手段を含めた前記優先順位を保持することを特徴とする請求項1に係るLSI装置。
  3. 前記IO手段は、前記外部端子の入力値の変化を検知し、前記CPUに対して割り込みを通知する変化割り込み通知手段を備えていることを特徴とする請求項2に係るLSI装置。
  4. 前記IO手段は、設定された所定時間までに前記外部端子の入力値が変化しなかった場合に前記CPUに対して割り込みを通知するタイマ割り込み通知手段を備えていることを特徴とする請求項2に係るLSI装置。
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