JP2009110450A - 大規模集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大規模集積回路装置において、少ない回路規模の追加で既存回路との後方互換性を保ったまま新規機能を実現し、しかも既存回路との互換動作モードと新規動作モードとの切り替えに起因する動作不良を防止する。
【解決手段】大規模集積回路装置(LSI)100内に、それぞれ独立して信号処理動作を行う複数の回路ブロックA〜Cを構成するとともに、該回路ブロックAを、既存ゲーム機との互換性を持つ互換回路とし、該回路ブロックBおよびCを、該既存ゲーム機にはない新規機能を実現する新規回路とし、該回路ブロックA〜Cの何れかひとつを選択するためのブロック選択信号107〜109、および自己の動作停止のための信号を出力するシステム設定回路102を該LSI内に搭載し、該システム制御回路102を、CPU101などの制御回路により制御するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、大規模集積回路装置(LSI:Large Scale Integreted Circuit)に関し、特に、既存の回路構成をそのまま生かしつつ該既存回路の機能拡張や不具合修正を行うのための回路を追加した大規模集積回路装置に関するものである。
従来より、既存デバイスを拡張した新規デバイスを設計する場合において、既存デバイスの機能を保ちつつ新規機能をどのように実現するかが課題となっていた。
例えば、互換性が重要視されるゲーム機の分野においては、新規版ゲーム機に既存版ゲーム機に対する後方互換性を持たせたものがある。
例えば、あるゲーム機Aでは、新規版ゲーム機Aに既存版ゲーム機Aに対する後方互換性を持たせるために、該既存版ゲーム機AのLSIチップを該新規版ゲーム機Aのシステムにそのまま組み込んでいる。また、他のゲーム機Bでは、新規版ゲーム機Bに既存版ゲーム機Bに対する後方互換性を持たせるために、新規版ゲーム機B上で、既存版ゲーム機Bのソフトウェアエミュレートを行うようにしている。従来のゲーム機などでは、このような方法で互換性を確保しながら、新規機能を追加してきた。
しかし、既存版ゲーム機のチップをそのままシステム上に載せるゲーム機A方式では、2つのチップ、つまり、既存版ゲーム機の機能を実現する旧チップと、新規版ゲーム機の機能を実現する新チップとを基板上に実装するために、システム全体のコストが増大するという問題がある。また、新規版ゲーム機で既存版ゲーム機をエミュレートするゲーム機B方式では、動作しないソフトウェアが出てくるなど後方互換性が100%実現できないという問題があった。
ところで、特許文献1には、複数の機能ブロックを1つのLSIチップに集積し、外部端子によって特定の機能ブロックのみを有効とすることにより、LSIの機能を変更するものが開示されている。
具体的には、この文献に開示のLSIは、1つのゲートアレイ内に複数の回路ブロックを構成し、外部からモード設定端子に与えられるモード設定信号に基づいて、該複数のブロックのうちのいずれか1つを動作状態に設定するとともに、該動作状態に設定された回路ブロックと外部接続用端子とをデータ転送可能に接続するようにしたものである。
このような構成のLSIでは、例えば、1つのLSIに、既存LSIとの互換性を持つ互換回路を第1の回路ブロックとして、また、既存LSIの機能に新規機能を追加してなる新規回路を第2の回路ブロックとして搭載し、これらの回路を外部端子によって切り替えるようにすることで、1つのLSIで、既存LSIとの互換性を持つ互換LSIと、既存LSIとの互換性を持たない新規LSIとを実現することができる。ここで、互換用LSIは、外部端子による設定により、第1の回路ブロックのみ動作可能としたものであり、新規用LSIは、外部端子による設定により、第2の回路ブロックのみ動作可能としたものである。
特開平7−78876号公報
上述したように、上記特許文献1に記載のLSIの構成では、1つのLSIに複数の機能を持たせることが可能であるが、後方互換性を持つ新規デバイスは、互換用LSIと新規用LSIの2つのLSIを基板上に実装してどちらか一方を使う構成とする必要がある。このため、結局は、上記特許文献1に記載のLSIの構成を用いても、上述のゲーム機A方式と同じで、システム全体のコストが増大するという問題があった。
また、特許文献1に記載のLSIでは、LSIチップの汎用端子を使うなどして、動的にモード設定端子へのモード設定信号を切り替えることで、1つのLSIで、基板上に実装した互換回路と新規回路の両方を動的に切り替えて動作させるように工夫することも可能である。
例えば、上記特許文献1に記載のゲートアレイが、ゲーム機を実現するLSIである場合について以下の構成が考えられる。新規ゲーム機を実現するLSIチップでは、既存ゲーム機に対応するソフトウエアが新規ゲーム機に装着されたときは、既存ゲーム機との互換性を持つ第1の回路ブロックが動作するとともに、該第1の回路ブロック以外の回路ブロックが非動作状態となるようモード設定端子にモード設定信号を出力する。一方、上記新規ゲーム機を実現するLSIチップでは、新規ゲーム機に対応するソフトウエアが新規ゲーム機に装着されたときは、新規回路を実現する第2の回路ブロックが動作し、該第2の回路ブロック以外の回路ブロックが非動作状態となるようモード設定端子にモード設定信号を出力する。
しかしながら、何とかして上記のように1つのLSIで、互換回路と新規回路のいずれをも動作させることができるようにできたとしても、LSIの中で互換回路と新規回路とが全く独立した回路ブロックとして構成されることとなり、このためLSIの回路規模が増大するという問題がある。しかも、前記汎用端子からの出力信号を誤って変更してしまうことで思わぬ動作不良を起こすという課題が残る。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたもので、少ない回路規模の追加で、既存回路との後方互換性を保ったまま新規機能を実現することができ、しかも既存回路との互換動作モードと新規動作モードとの切り替えに起因する動作不良を防止できる大規模集積回路装置を提供することを目的とする。
本発明に係る大規模集積回路装置は、それぞれ独立して信号処理動作を行う複数の機能ブロックと、該複数の機能ブロックの中の何れかひとつを選択するための第1の制御信号を生成する選択制御回路とを備え、該選択制御回路は、自らの回路を動作停止させる第2の制御信号を生成する制御信号生成回路を有し、該選択制御回路は、他の制御回路からの命令により、該第1の制御信号および該第2の制御信号を生成するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記他の制御回路としての中央演算処理装置と、該中央演算処理装置と前記選択制御回路とを接続するバスシステムとを有することが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックは、前記バスシステムを介して前記選択制御回路および前記中央演算装置と接続されている回路ブロックであることが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置との互換性を有する互換回路を実現する回路ブロックであることが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置との互換性のない新規回路を実現する回路ブロックであることが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置と共通する回路機能を実現する回路ブロックであることが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置における特定の機能ブロックの既知の回路不具合を修正した不具合修正回路であり、前記選択制御回路は、前記既存の大規模集積回路装置における回路不具合をそのまま含む回路構成と、該回路不具合を修正した回路構成との間で、本大規模集積回路装置の回路構成を切り替えるための制御信号を生成することが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックの他の1つは、前記回路不具合を含む特定の機能ブロックと同一の回路構成を有する不具合非修正回路であり、前記選択制御回路は、該不具合非修正回路と前記不具合修正回路のいずれかを選択する制御信号を生成することが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置における特定の回路機能を拡張するための機能拡張回路であり、前記選択制御回路は、該特定の回路機能をそのまま使用するか、該特定の回路機能を拡張した拡張機能を使用するかを選択するための制御信号を生成することが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックの他の1つは、前記特定の回路機能と同一の回路構成を有する既存回路であり、前記選択制御回路は、該既存回路と前記機能拡張回路のいずれかを選択する制御信号を生成することが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックのうちの1つは、既存の大規模集積回路装置における特定回路とは独立した信号処理動作を行う独立機能回路であり、前記選択制御回路は、該独立機能回路を動作させるか動作させないかを選択するための選択制御信号を生成することが好ましい。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記複数の機能ブロックのうちの他の1つは、既存の大規模集積回路装置における特定回路と同一の回路構成を有する既存回路であり、前記選択制御回路は、該既存回路と前記独立機能回路のいずれかを選択する制御信号を生成することが好ましい。
本発明に係る大規模集積回路装置は、信号処理動作を行う少なくとも1つの機能ブロックと、該機能ブロックに供給するシステムクロックを生成するクロック生成回路と、該生成されたシステムクロックの周波数を複数の周波数のうちから選択するための第1の制御信号を生成する選択制御回路とを備え、該選択制御回路は、自らの回路を動作停止させる第2の制御信号を生成する制御信号生成回路を有し、該選択制御回路は、他の制御回路からの命令により、該第1の制御信号および該第2の制御信号を生成するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記大規模集積回路装置において、前記機能ブロックは、入力されるシステムクロックの周波数によって、既存回路と同じ動作速度での動作と、該既存回路の動作速度より速い動作速度での動作とが切り替えられる回路ブロックであることが好ましい。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明においては、大規模集積回路装置(LSIシステム)内に、それぞれ独立して信号処理動作を行う複数の機能ブロックと、該複数の機能ブロックの中の何れかひとつを選択するための第1の制御信号を生成する選択制御回路とを構成し、該選択制御回路を、自らの回路を動作停止させる第2の制御信号を生成する構成としたから、システムが互換モードで動作する必要があると認識した場合には、各種機能ブロックを既存の互換機能と同じ機能を持つように前記選択制御回路を設定し、その後前記制御回路自身を動作停止させることで、誤って完全互換状態から他の状態に遷移することを防ぐことができる。またシステムが新規モードで動作する必要があると認識した場合には各種機能ブロックを新規機能が使えるように前記選択制御回路を設定し、その後必要に応じて前記制御回路自身を動作停止させることで、誤って各種機能ブロックの機能を変更してしまうことを防ぐことができる。
また、上記選択制御回路は、CPUなどソフトウェアが動作する制御回路から設定を変更できるため、LSIシステムが起動してから、例えばDVDドライブ装置に挿入されたメディアが旧ゲーム機用のゲームソフトなのか新規ゲーム機用のゲームソフトなのかを見極めた上でLSIの回路状態を変更できるというメリットがある。
また、本発明では、互換回路と新規回路を全く独立して実装する必要はなく、旧ゲーム機でも新規ゲーム機でも同様の機能を有する回路(例えばDVDドライブ装置用のインターフェース回路やTV出力用回路など)は共有することができる。
さらに、本発明では、旧ゲーム機と新規ゲーム機で全く同じでは無いがほとんど同じ機能を持つ回路(例えば旧ゲーム機に対して新規ゲーム機ではキー入力端子が2本増えたといった小規模な拡張が行われた回路など)は、拡張された回路だけを旧回路に加えるだけで旧回路の多くの部分を共有でき、その結果、全く独立して互換回路と新規回路を持つ場合に比べて小規模な回路追加で新規ゲーム機を実現できる。
以上のように本発明によれば、少ない回路規模で既存回路との互換性を持たせたまま新規機能を追加することを容易とし、しかも既存回路との互換動作モードと新規動作モードとの切り替えに起因する動作不良を防止できる大規模集積回路装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。
図1に示す本実施形態1の大規模集積回路装置100は、中央演算処理装置(以下CPUという。)等の制御回路101と、システム設定回路102と、各種回路ブロックA103、B104、C105、及びそれらを接続するバスシステム106とを有している。
ここで、該システム設定回路102は、回路ブロックA〜Cの何れかひとつを選択するためのブロック選択信号107、108、109を出力し、また、このシステム設定回路102は、自身の回路機能を無効とする(つまり、自信の回路を動作停止する)ための選択信号110をも出力するものである。
上記CPU101は、バスシステム106を介してシステム設定回路102に対して、上記各選択信号に対する2種類の指令を出力するものである。CPU101からの一つ目の指令(第1の指令)は、回路ブロックA〜Cの何れかひとつだけを有効とし、残りの2つのブロックを無効とする指令である。該システム設定回路102は、この第1の指令を受けると、上記選択信号107、108、および109の何れかひとつの選択信号をイネーブル状態とし、残りの2つの信号をディセーブル状態とする。
また、上記回路ブロックA〜Cは、それぞれ選択信号107〜109に応じて動作するものであり、例えば回路ブロックAは選択信号107がイネーブル状態である場合は通常の動作実行を行い、該選択信号107がディセーブル状態である場合は回路ブロックAは非動作状態に設定される。回路ブロックBおよびCもそれぞれ信号108、109に対して同様の動作を行うものとする。
さらにCPUからの二つ目の指令(第2の指令)は、システム設定回路102自身を無効とする指令である。システム設定回路102はこの第2の指令を受けると、選択信号110を初期状態であるイネーブル状態から変化させ、ディセーブル状態とする。システム設定回路102は選択信号110に応じて動作するものであり、該選択信号110が有効状態を示している場合は動作実行を行い、該選択信号110が無効状態を示す場合は、該システム設定回路102は非動作状態(動作停止状態)となる。
このような回路の構成によって、大規模集積回路装置100は、CPU101を使って動作中に回路ブロックA〜Cの何れかひとつを選択することができ、また、その設定回路自身をディセーブルとする機能によって、ディセーブルとした以降のブロック選択を不可とし、これによって誤って意図しない回路ブロックが選択されることを防止することが可能となる。
例えば、この実施形態1の大規模集積回路装置100において、上記回路ブロックAを、既存ゲーム機との互換性を持つ互換回路とし、上記回路ブロックBおよびCを、該既存ゲーム機にはない新規機能を実現する新規回路とすると、この大規模集積回路装置100を、既存ゲームとの後方互換性を保ちつつ、新規機能を実現可能な新規ゲーム機とすることができる。
以下、本実施形態1の大規模集積回路装置100について、さらに具体的な例としてバスシステムの一例をより詳細に表した図2を用いて具体的に説明する。
すなわち、図2は、上記バス106としてのバスシステムの一例を説明する図であり、このバスシステムを用いて本実施形態の大規模集積回路装置を実現する一例を示している。
このバスシステム106は、集中アービタ・集中デコーダシステムにより、マスターブロックとしてのCPUおよびDMAC(Direct Memory Access Controller)と、スレーブブロックとしての回路ブロックA、B、C、並びにシステム設定回路102とを接続するものである。なお、上記DMACは図1では示していないが、図2では、本実施形態1のLSIのより具体的な構成として、該DMACを示している。
ここで、バスシステム106は、CPU101およびDMAC111から、上記各回路ブロックA〜Cおよびシステム設定回路102にその制御信号としてのアドレス信号(ADDR信号)および書き込みデータ信号(WDATA信号)を供給し、かつこれらの各回路ブロックA〜Cおよびシステム設定回路102から読み出されたデータ信号(RDATA信号)を、上記CPU101およびDMAC111に供給するものである。
そして、該バスシステム106は、上記CPU101およびDMAC111からのADDR信号を選択するセレクタ202と、上記CPU101およびDMAC111からのWDATA信号を選択するセレクタ203と、該各セレクタを制御するアービタ200とを有しており、各セレクタ202および203の出力は各回路ブロックA〜Cおよびシステム設定回路102にそれぞれ供給されるようになっている。
また、該バスシステム106は、各セレクタ202で選択されたADDR信号をデコードして、各回路ブロックA〜Cおよびシステム設定回路102にそれぞれ選択信号SEL1〜SEL4を出力するデコーダ201と、各回路ブロックA〜Cおよびシステム設定回路102から出力された読み出しデータ信号(RDATA信号)を、該デコーダ201からの信号に基づいて選択するセレクタ204とを有している。ここで、デコーダ201は、システム設定回路102からの2つの指令(第1および第2の指令)に基づいて、上記セレクタ204を制御して、回路ブロックA〜Cおよびシステム設定回路102から出力された読み出しデータ信号(RDATA信号)の1つを選択するものであり、該選択されたRDATA信号は上記CPUおよびDMAC111に供給されるようになっている。
次に動作について説明する。
複数のマスターブロック(図2ではCPU101およびDMAC111)から出力されたアドレスや書き込みデータのうちの、一つのマスターブロック(以下、バスマスター回路ともいう。)から出力されたアドレスデータや書き込みデータが、セレクタ202や203によって選択され、それぞれADDR信号(アドレス信号)やWDATA信号(書込みデータ信号)として各スレーブブロック(以下、スレーブ回路ともいう。)に伝達される。このとき、いずれのバスマスター回路からの出力が選択されるかはアービタ200によって決められる。また、図2には示していないが、ADDR信号やWDATA信号と同様にリードまたはライトを切り替える制御信号などの情報も同じ方法にて、バスマスター回路からスレーブブロックに伝達されるのが一般的である。
ADDR信号は各スレーブブロックへ伝達されると同時にデコーダ回路201に伝達され、該デコード回路201からは、アドレス信号に応じたスレーブ選択信号SEL1〜SEL4が出力される。通常はアドレス信号に応じてスレーブ選択信号SEL1〜SEL4の何れかひとつの選択信号が有効となり、その他の選択信号が無効となる。
図9はADDR信号とSEL信号(スレーブ選択信号)の対応の一例を示した図である。なお、ここでADDR信号の示すアドレス値は、16進数表示で表された値である。また、この例ではADDR信号の上位16ビットが1000hの時には選択信号SEL1だけが、2000hの時は選択信号SEL2だけが、3000hの時には選択信号SEL3だけが、そして4000hの時には選択信号SEL4だけが有効となる。選択信号によりセレクトされたスレーブ回路は、WDATA信号によりデータを書き込む、またはRDATA信号として読み出しデータを出力するといった処理を行う。
最後にセレクタ204によって上記複数のスレーブ回路のうちの有効なスレーブ回路の出力が選択され、RDATA信号としてマスター側に伝達される。
このようなバスシステムの一例において、システム設定回路102は、下記2種類の制御信号をデコーダ回路201に出力することによって、本実施形態1の新規LSIを実現することができる。
一つ目の制御信号(第1の制御信号)CTRL1[1:0]は、回路ブロックA〜Cのひとつを選択するための信号で、デコーダ201からの出力信号である選択信号SEL1、SEL2、SEL3のうちひとつのSEL信号だけをイネーブルとし、残りの2つのSEL信号を強制的にディセーブルとするものである。
具体例として、CTRL1[1:0]信号とSEL1〜3信号の関係を図7で示す。ここで、CTRL1[1:0]は2ビットの信号であり、CTRL1[0]はその1ビット目の値、CTRL1[1]はその2ビット目の値であり、それぞれ2進数表示で表された値である。CTRL1[1:0]=00bの場合はSEL1信号が、CTRL1[1:0]=01bの場合はSEL2信号が、そしてCTRL1[1:0]=10bの場合はSEL3信号がイネーブルとなり、それぞれの場合に残りの2つのSEL信号は強制的にディセーブルとされる。イネーブルとなったひとつのSEL信号については、ADDR信号により選択された場合はそのまま有効とし、ディセーブルとなった残りの2つのSEL信号については、ADDR信号により選択されたとしてもSEL信号を無効とすることで回路ブロックが選択されないようにすることができる。
具体例として図10に、ADDR信号、CTRL1[1:0]信号、およびCTRL2信号とSEL1〜4信号との関係の一例を示す。
SEL1信号が有効となるのは、ADDR信号の上位16ビットが1000hでかつCTRL1[1:0]が00bの時のみである。同様にSEL2信号が有効となるのは、ADDR信号の上位16ビットが2000hでかつCTRL1[1:0]が01bの時、SEL3信号が有効となるのはADDR信号の上位16ビットが3000hでかつCTRL1[1:0]が10bの時のみである。
二つ目の制御信号(第2の制御信号)CTRL2は、システム設定回路用のSEL4信号をイネーブルとするかディセーブルとするかを選択する信号である。
具体例が図8に示されているが、CTRL2信号が0bの時にはSEL4信号はイネーブルを示し、CTRL2信号が1bの時にはSEL4信号は強制ディセーブルを示す。CTRL2信号がディセーブルを示している時は、ADDR信号がSEL4信号を選択する場合であっても強制的にSEL4信号は無効とされる。
具体的には図10で示すように、ADDR信号の上位16ビットが4000hを示している場合でかつCTRL2信号が0b(イネーブル)である時のみSEL4信号は有効となる。
システム設定回路102は、例えば、図13に示すようなレジスタを持つ。この例ではメモリのアドレス4000_0000h番地に8ビット幅のレジスタを持ち、0ビット目がCTRL1[0]信号、1ビット目がCTRL1[1]信号、2ビット目がCTRL2信号を制御するためのフラグである。これら制御信号を制御するのは、CPU等のマスターブロックからメモリのアドレス4000_0000h番地に対してデータを書き込むことで行う。
例えばCPU101からメモリのアドレス4000_0000h番地に0000_0010bを書き込むと、CTRL1[1:0]信号は10b(SEL3をイネーブル)、CTRL2信号は0b(SEL4をイネーブル)に設定される。この時のメモリマップの様子を図11に示す。
CTRL1[1:0]信号が10bであるので、回路ブロックAと回路ブロックBはアドレスの値に関わらず無効となり、回路ブロックCはイネーブルとなる。またCTRL2信号は0bであるからシステム設定回路102はイネーブルである。したがってCPU等のマスターブロックからアクセスできる回路ブロックはこの時点で回路ブロックCとシステム設定回路102のみとなる。その後、マスターブロックからメモリのアドレス4000_0000h番地に0000_0110bを書き込むと、CTRL2信号が1bになるため、図12のようにシステム設定回路102がディセーブル状態に変化する。一度、システム設定回路102がディセーブル状態になると、CPU等のマスターブロックからメモリのアドレス4000_0000h番地のレジスタに対するアクセスが全て無効となるため、それ以降は図12の状態からイネーブル/ディセーブルの設定を変更することができない。このように、CTRL2信号によってシステム設定回路自身を無効とし、回路ブロックA〜Cの制御信号CTRL1[1:0]が意図せず変更されることを防止することができる。
このように本実施形態1では、大規模集積回路装置(LSIチップ)100内に、それぞれ独立して信号処理動作を行う複数の回路ブロックA103、B104、C105を構成するとともに、該回路ブロックA〜Cの何れかひとつを選択するためのブロック選択信号(第1の制御信号)107、108、109を出力するシステム設定回路102を該LSI内に搭載し、該システム設定回路102と各回路ブロックとをバスシステム106により相互に接続し、システム制御回路102を、これに該バスシステム106を介して接続されたCPU101などの制御回路により制御するようにしたので、LSIの回路動作中にCPUからの指令により複数の回路ブロックの中からあるひとつの回路ブロックを有効として選択することができる。つまり、回路動作が始まってから本LSIに接続されている周辺機器からの情報を解析してから適切な回路ブロックを選択して実行させることが可能となる。
具体的には、この実施形態1のLSI100における回路ブロックAを、既存ゲーム機との互換性を持つ互換回路とし、該LSI100における回路ブロックBおよびCを、該既存ゲーム機にはない新規機能を実現する新規回路とすることにより、この実施形態1のLSI100を、少ない回路構成の追加で既存ゲーム機との互換性を持った新規ゲーム機を実現するLSIとすることができる。
さらに、該システム設定回路102を、CPUなどの制御回路からの命令により、自身の回路機能を無効とするための選択信号(第2の制御信号)110をも出力する構成としたので、このようなシステム設定回路自身をディセーブルとする機能によって、ディセーブルとした以降のブロック選択を不可とし、これによって、LSIの動作中に誤って意図しない回路ブロックが選択されることを防止することが可能となる。
つまり、システム設定回路自身を無効とすることができるため、無効とした後の各種選択信号の変更を不可とすることができ、結果として不用意に機能を変更させられてしまうリスクがない。
またもうひとつ、後方互換性を維持する場合においては前世代の集積回路がこのシステム設定回路のシステムを持っていなかった場合、システム設定回路自身がバス上に見えていること自体が互換性にとって問題であるので、互換性のモードに移行する前にシステム設定回路自身を無効としてバス上からアクセス不可とすることで完全な後方互換性を維持できる。
このように、本実施形態1では、図1で示したように回路動作中に複数の回路ブロックの中からあるひとつの回路ブロックを有効として選択することができるので、回路動作が始まってから集積回路に接続されている周辺機器からの情報を解析してから適切な回路ブロックを選択して実行させることが可能となる。
(実施形態2)
図3は本実施形態2による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。
図3に示す実施形態2の大規模集積回路装置(以下、LSIともいう。)100aは、CPU等の制御回路101aと、システム設定回路102aと、前世代の大規模集積回路装置にて回路不具合部E301を持つことが判明している回路ブロックD300と、それらを接続するバスシステム106とを有している。ここで、該回路ブロックD300は、該回路不具合部E301に加えて、該回路ブロックD300の元々の回路動作に影響を与えないように回路不具合部Eの不具合部分を修正して得られた不具合修正回路部E’302と、該回路不具合部E301の出力と不具合修正回路部E’302の出力の一方を選択するセレクタ303とを有している。ここで、上記システム設定回路102aは、上記CPU101aからの指令に基づいて、不具合回路部E301か不具合修正回路部E’302のどちらか一方を選択するための回路選択信号303aを上記セレクタ303に出力するとともに、自分自身の回路を無効とするための選択信号110をも出力する構成となっている。。
上記CPU101aはバス106を介してシステム設定回路102aに対して、各信号303および110に対する2種類の指令を出すものである。
ここで、一つ目の指令(第1の指令)は、回路ブロックD300内の不具合回路部E301か不具合修正回路部E´302のどちらか一方だけを選択する指令である。この第1の指令を受けると、システム設定回路102aは回路選択信号303を不具合修正有効、もしくは無効の状態に変化させる。
回路ブロックD300は、回路選択信号303の状態に基づき、不具合回路部E301か不具合修正回路部E’302のどちらか一方だけを有効とし、もう一方を無効とする。
さらにCPU101aからの二つ目の指令(第2の指令)は、システム設定回路102a自身を無効とするものである。これは上記図1、図2に示す実施形態1で説明したものと同様の機能を持つ指令である。
また、ここで、不具合回路部E301は、前世代(既存)LSIの不具合を持つ回路であり、前世代(既存)LSIとの互換性を持つものである。また、不具合修正回路部E´302は、前世代(既存)LSIの不具合を持つ回路301の不具合を修正した回路である。また、回路ブロックD300は、上記不具合回路部E301および不具合修正回路部E´302に加えて、前世代(既存)LSIと新世代(新規)LSIとで共通する回路(図示せず)を有している。なお、本実施形態2のLSI100aは、上記回路ブロックD300の他に、前世代(既存)LSIと新世代(新規)LSIとで共通する回路を有するものでもよい。
次に作用効果について説明する。
このような構成の大規模集積回路装置100aでは、CPU101aを使って、動作中に回路ブロックD300内の不具合回路部301をそのまま動作させるか、不具合修正された回路部302を使用するかのどちらか一方を選択することができ、また、その設定回路自身を無効とする機能によってその無効後のブロック選択を不可とし、動作中に誤って意図しない回路ブロックが選択されることを防止することが可能となる。
例えば、本実施形態2では、図3で示したように回路動作中に前世代(既存)LSIの不具合を持つ回路301を使用するか、不具合を修正した回路302を使用するかをCPUにて判断し、該CPU101aは、不具合回路部E301か不具合修正回路部E’302のどちらか一方を選択するための指令を上記システム設定回路102aに出力する。すると、上記システム設定回路102aは、該指令に基づいて回路選択信号303aを上記セレクタ303に出力する。該セレクタ303では、上記不具合回路部E301か不具合修正回路部E’302の一方の出力が選択される。
さらに、CPU101aは、このような選択動作が行われた後、システム設定回路102aに該回路自身を無効とするための選択信号110を出力する。すると、該システム設定回路102aは、自己の回路が無効となるようその動作モードを設定する。この設定後は、上記不具合回路部E301の出力と不具合修正回路部E’302の出力との選択は不可能となる。
つまり、この実施形態2のLSI100aでは、前世代LSIと互換性を持った機器として動作する必要がある場合には、前世代LSIにおける不具合を持った回路301をそのまま使用し、新世代(新規)LSIとして動作する場合は、利便性を良くするために不具合を修正した回路302を選択するといった柔軟性を持たせることができる。
この結果、実施形態2においても、少ない回路構成の追加で既存ゲーム機との互換性を持った新規ゲーム機を実現するLSIを得ることができる。
さらに、該システム設定回路102aを、CPUなどの制御回路からの命令により、自身の回路機能を無効とするための選択信号110をも出力する構成としたので、LSIの動作中に誤って、不具合回路部と不具合修正回路部のうちの意図しない回路部が選択されることを防止することが可能となる。
このようにこの実施形態2では、図3に示したように、回路動作中に前世代の不具合を持つ回路を使用するか、不具合を修正した回路を使用するかを選択することができる。この機能により、集積回路が前世代と互換性を持った機器として動作する必要がある場合には前世代の不具合を持った回路をそのまま使用し、新世代の回路として動作する場合は利便性を良くするために不具合を修正した回路を選択するといった柔軟性を持たせることができる。
(実施形態3)
図4は本発明の実施形態3による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。
この図4に示す実施形態3の大規模集積回路装置100bは、CPU等の制御回路101bと、システム設定回路102bと、回路ブロックG400と、それらを接続するバスシステム106とを有している。
ここで、該システム設定回路102bは、CPU101bからの指令に基づいて、機能拡張回路部H’402を有効とするかどうかを選択するための回路選択信号403bを出力するとともに、自分自身の回路を無効とするための選択信号110をも出力する構成となっている。また、上記回路ブロックG400は、前世代の大規模集積回路装置(既存LSI)と互換性のある既存回路部H401と、既存LSIの回路に対して悪影響を及ぼさないように機能拡張した回路部H’402と、上記機能拡張回路部H’402とバス106との接続を制御するAND回路403とを有しており、該AND回路403は、回路選択信号403bに基づいて、上記機能拡張回路部H’402とバス106との接続状態を切り替えるものである。
上記CPU101bはバス106を介してシステム設定回路102bに対して、各信号403および110に対する2種類の指令を出すものである。
ここで、一つ目の指令(第1の指令)は、回路ブロックG400内の機能拡張回路部H’402を有効とするか無効とするかを選択する指令である。この第1の指令を受けると、システム設定回路102bは回路選択信号403bを機能拡張回路有効、もしくは無効の状態に変化させる。
回路ブロックG400では、回路選択信号403bの状態に基づき、機能拡張回路部H’402を有効とするか無効とするかを決定する。
この実施形態では、バス106からの信号を、回路選択信号403bを入力とするAND回路によりマスクすることで、上記の機能拡張回路部H’402を有効とするか無効とするかを決定する構成を実現している。
さらにCPU101bからの二つ目の指令(第2の指令)は、システム設定回路102b自身を無効とするものである。これは上記図1、図2に示す実施形態で説明したものと同様の機能を持つ命令である。
また、ここで、回路ブロックG400は、上記既存回路部H401および機能拡張回路部H´402に加えて、前世代(既存)LSIと新世代(新規)LSIとで共通する回路(図示せず)を有している。なお、本実施形態3のLSI100bは、上記回路ブロックG4300の他に、前世代(既存)LSIと新世代(新規)LSIとで共通する回路を有するものでもよい。
次に作用効果について説明する。
このような構成の大規模集積回路装置100bでは、CPU101bを使って動作中に回路ブロックG400内の機能拡張回路を使用するか否かのどちらか一方を選択することができ、また、その設定回路自身を無効とする機能によって、その無効後の拡張機能の有効無効の選択を不可とし、誤って意図しない回路動作が選択されることを防止することが可能となる。
例えば、本実施形態3では、図4で示したように回路動作中に前世代(既存)LSIとの互換性を持つ既存回路部401を使用するか、新規機能を実現するための機能拡張回路部H’402を該既存回路部401とともに使用するかをCPU101bにて判断し、該CPU101bからは、その判定結果に応じた指令が上記システム設定回路102bに出力される。すると、上記システム設定回路102bは、該指令に基づいて回路選択信号403bを上記AND回路403に出力する。該AND回路403により、既存回路部401のみの使用と、あるいは該既存回路部401および機能各様回路部402の両方の使用とが切り替えられる。
さらに、CPU101bは、このような選択動作が行われた後、システム設定回路102bに該回路自身を無効とするための選択信号110を出力する。すると、該システム設定回路102bは、自己の回路が無効となるようその動作モードを設定する。この設定後は、上記AND回路403による使用する回路の切り替えは不可能となる。
つまり、この実施形態3のLSI100aでは、前世代LSIと互換性を持った機器として動作する必要がある場合には、前世代LSIとの互換性を持った回路401をそのまま使用し、新世代(新規)LSIとして動作する場合は、新規機能を実現するために、既存回路部401と機能拡張回路部402の両方が使用される。
この結果、実施形態3においても、少ない回路構成の追加で、例えば、既存ゲーム機との互換性を持った新規ゲーム機を実現するLSIを得ることができる。
さらに、該システム設定回路102bを、CPUなどの制御回路からの命令により、自身の回路機能を無効とするための選択信号110をも出力する構成としたので、LSIの動作中に誤って、既存回路部401と機能拡張回路部402のうちの意図しない回路部が選択されることを防止することが可能となる。
このように本実施形態3では、図4に示したように、互換性維持のため前世代の既存回路をそのまま使用するか機能を拡張して使用するかを選択することが可能である。
(実施形態4)
図5は、本発明の実施形態4による大規模集積回路装置100cを説明するブロック図である。
図5に示す大規模集積回路装置(LSI)100cは、CPU等の制御回路101cと、システム設定回路102cと、クロック生成回路500と、前世代の大規模集積回路装置(既存LSI)と互換性のある既存回路部I507と、それらを接続するバスシステム106とを有している。また、このLSI100cは、所定周波数のクロック503を発生するとともに、2つのクロックマスク信号501および502を生成するクロック生成回路500と、2つのクロックマスク信号501および502の一方を選択するセレクタ504と、選択されたクロックマスク信号を用いてクロック503の周波数を落とすクロックゲート回路506とを有し、該クロックゲート回路506でクロック503の周波数を落として得られたクロックが回路ブロック507にシステムクロックとして供給されるようになっている。
ここで、該システム設定回路102cは、CPU101cからの指令に基づいて、回路ブロックI507のクロック周波数を選択するための選択信号505を出力するとともに、自分自身の回路を無効とするための選択信号110をも出力する構成となっている。
また、上記CPU101cは、バス106を介してシステム設定回路102cに対して各信号に対する2種類の指令を出すものである。
ここで、一つ目の指令(第1の指令)は、回路ブロックI507に供給するシステムクロック周波数を選択する指令である。この第1の指令を受けるとシステム設定回路102cはクロック選択信号505を変化させる。
さらにCPU101からの二つ目の指令(第2の指令)は、システム設定回路102c自身を無効とする命令である。これは上記図1、図2で示した実施形態で説明したものと同様の機能を持つ命令である。
次に作用効果について説明する。
このような構成の大規模集積回路100cでは、CPU101を使って動作中に回路ブロックIのシステムクロックを変更可能とし、また、その設定回路自身を無効とする機能によって、その無効後のシステムクロック周波数変更を不可とし、誤って意図しない周波数で動作することを防止することが可能となる。
例えば、本実施形態4では、図5で示したように回路動作中に前世代(既存)LSIとの互換性を持つ回路ブロック507を既存LSIの動作速度で動作させるか、あるいは既存LSIの動作速度以上の高速で動作させるかをCPU101cにて判断し、該CPU101cbからは、その判定結果に応じた指令が上記システム設定回路102cに出力される。
このとき、クロック生成回路500からはシステムクロックの源発振となるクロック503と、そのクロックを定期的にゲートすることでクロック周波数を落とすことができるクロックマスク信号501と、該クロック周波数を前記501とは異なる周波数にマスクするためのクロックマスク信号502が出力されている。クロック選択信号505によりこれら複数のクロックマスク信号の何れかひとつがセレクタ504により選択され、選択されたクロックマスク信号に基づいてクロックゲート回路506にてクロック503の周波数が落とされる。このようにして回路ブロックI507に入るシステムクロックを変更することが可能である。
また、本LSI100cにて、後方互換性の維持が必要な場合は、クロック生成回路500からは、クロックマスク信号のうちのひとつは前世代の大規模集積回路装置にて回路ブロックIに供給されていたシステムクロックに対応するマスク信号を出力するようにする。
さらに、CPU101cは、このような選択動作が行われた後、システム設定回路102cに該回路自身を無効とするための選択信号110を出力する。すると、該システム設定回路102cは、自己の回路が無効となるようその動作モードを設定する。この設定後は、上記クロック503の周波数の変更は不可能となる。
つまり、この実施形態4のLSI100cでは、前世代LSIと互換性を持った機器として動作する必要がある場合には、前世代LSIとの互換性を持った回路ブロック507を既存LSIの動作速度で動作させ、既存LSIの動作速度以上の高速で動作させる場合は、より高い周波数のクロックを回路ブロック507に供給する。
この結果、実施形態4においても、少ない回路構成の追加で、前世代LSIとの互換性を持った回路ブロック507を、既存LSIの動作速度で動作させたり、既存LSIの動作速度以上の速度で動作させることができる。
さらには、該システム設定回路102cを、CPUなどの制御回路からの命令により、自身の回路機能を無効とするための選択信号110をも出力する構成としたので、LSIの動作中に誤って、回路ブロック507に供給されるクロックの周波数が変更されることを防止することが可能となる。
このように本実施形態4によれば図5で示したように回路ブロックのシステムクロック周波数を変更することが可能となる。
付言すれば、一般的に集積回路の製造プロセスは年々微細化しておりそれに伴って回路の動作周波数を上げることも可能であるが、これまでは互換性を考慮すると周波数を変更することができなかったが、本実施形態では互換性を持った集積回路として動作させる場合には前世代と同じクロック周波数のシステムクロックを用い、新世代の回路として動作させる場合には例えば倍速クロックをシステムクロックとして用いることで、回路ブロックの単位時間あたりの処理能力を向上させることが可能となる。
(実施形態5)
図6は本発明の実施形態5による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。
図6に示す実施形態5の大規模集積回路装置100dは、CPU等の制御回路101dと、システム設定回路102dと、前世代の大規模集積回路装置(既存LSI)と互換性のある既存回路ブロックJ600と、既存回路に対して悪影響を及ぼさないように設計した、既存LSIの機能とは異なる新たな機能を搭載した新規独立回路ブロックK601と、それらを接続するバスシステム106とを有している。
ここで、該システム設定回路102dは新規独立回路ブロックKを有効とするかどうかを選択するためのブロック選択信号602を出力するとともに、自分自身の回路を無効とするための選択信号110をも出力する構成となっている。
上記CPU101dは、バス106を介してシステム設定回路102dに対して各信号に対する2種類の指令を出すものである。
ここで、一つ目の指令(第1の指令)は、回路ブロックK601を有効とするか無効とするかを選択する指令である。この第1の指令を受けると、システム設定回路102dはブロック選択信号602を回路ブロック有効、もしくは無効の状態に変化させる。
新規独立回路ブロックK601では、回路選択信号602の状態に基づき、該新規独立回路ブロックK601を有効とするか無効とするかが決定される。
さらにCPU101からの二つ目の指令(第2の指令)は、システム設定回路102d自身を無効とするものである。これは上記図1、図2に示す実施形態で説明したものと同様の機能を持つ指令である。
また、本実施形態5のLSI100dは、既存回路ブロックJ600および新規独立回路ブロックK601の他に、前世代(既存)LSIと新世代(新規)LSIとで共通する共通回路を有するものである。
次に作用効果について説明する。
大規模集積回路装置100dは、CPU101dを使って動作中に新規独立回路ブロックK601を使用するか否かのどちらか一方を選択することができ、また、その設定回路自身を無効とする機能によって、その無効後の新規独立回路ブロックの有効無効選択を不可とし、動作中に誤って意図しない回路ブロック動作が選択されることを防止することが可能となる。
例えば、本実施形態5では、図6で示したように回路動作中に前世代(既存)LSIとの互換性を持つ既存回路ブロックJ600を使用するか、新規機能を実現するための新規独立回路ブロックK601を使用するかを、CPU101dにて判断し、該CPU101dからは、その判定結果に応じた指令が上記システム設定回路102dに出力される。すると、上記システム設定回路102dは、該指令に基づいてブロック選択信号602を上記新規独立回路ブロックK602に出力する。これにより、新規独立回路ブロックK602が動作状態あるいは非動作状態となる。
さらに、CPU101dは、このような選択動作が行われた後、システム設定回路102dに該回路自身を無効とするための選択信号110を出力する。すると、該システム設定回路102dは、自己の回路が無効となるよう回路の状態を設定する。この設定後は、上記新規独立回路ブロックK602の動作状態の切り替えは不可能となる。
このように本実施形態5によれば、新規LSI100dでは、図6で示したように互換性を持った既存回路とは全く別に新規独立回路を搭載し、CPUの判断で、互換性維持動作をさせる場合はこの新規独立回路を無効とし、新世代の機能として集積回路を動作させる場合においてはこの新規独立回路を有効とするので、周辺機器からの信号に基づいて、LSI動作中に、該新規LSI100dを、既存LSIとの互換性を維持する状態、あるいは新規機能を実行する状態に切り替えることができる。また、新規LSI100dでは、既存LSIとの互換性を維持する状態と、新規機能を実行する状態とで、上記既存回路ブロックJ600および新規独立回路ブロックK601以外の回路ブロックを共用することにより、既存LSIとの互換性を保持しつつ新規機能を実行可能な新規LSIを、少ない回路構成の追加で実現できる。
このように実施形態5では、図6で示したように互換性を持った既存回路とは全く別に新規独立回路を用意し、互換性維持動作をさせる場合はこの新規独立回路を無効とし、新世代の機能として集積回路を動作させる場合においてはこの新規独立回路を有効とすることができる。
以上、各実施形態で説明したように、本発明では、既存回路を利用して新規機能を実現することができるため、少ない回路規模の追加で既存回路との後方互換性を保ったまま新規機能を実現することができる。
また、本発明の選択制御回路は、CPUなどソフトウェアが動作する制御回路から設定を変更できるため、LSIシステムが起動してから、例えばDVDドライブ装置に挿入されたメディアが旧ゲーム機用のゲームソフトなのか新規ゲーム機用のゲームソフトなのかを見極めた上でLSIの回路状態を変更できるというメリットがある。
また、本発明では、互換回路と新規回路を全く独立して実装する必要はなく、旧ゲーム機でも新規ゲーム機でも同様の機能を有する回路(例えばDVDドライブ装置用のインターフェース回路やTV出力用回路など)は共有することができる。
さらに、本発明では、旧ゲーム機と新規ゲーム機で全く同じでは無いがほとんど同じ機能を持つ回路(例えば旧ゲーム機に対して新規ゲーム機ではキー入力端子が2本増えたといった小規模な拡張が行われた回路など)は、拡張された回路だけを旧回路に加えるだけで旧回路の多くの部分を共有でき、その結果、全く独立して互換回路と新規回路を持つ場合に比べて小規模な回路追加で新規ゲーム機を実現できる。
また、本発明では、システム設定回路自身を無効とすることができるため、その無効後のLSIの動作モードの変更を不可とすることができ、結果として不用意に機能(動作モード)を変更させられてしまうリスクが無い。
またもうひとつ、後方互換性を維持する場合においては前世代の集積回路がこのシステム設定回路のシステムを持っていなかった場合、システム設定回路自身がバス上に見えていること自体が互換性にとって問題であるので、互換性のモードに移行する前にシステム設定回路自身を無効としてバス上からアクセス不可とすることで完全な後方互換性を維持できる。
このように、本発明によれば少ない回路規模の追加で既存回路との後方互換性を保ったまま新規機能を実現する大規模集積回路装置を提供することができることは明らかである。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、大規模集積回路装置の分野において、少ない回路規模の追加で、既存回路との後方互換性を保ったまま新規機能を実現することができ、しかも既存回路との互換動作モードと新規動作モードとの切り替えに起因する動作不良を防止できる。
図1は、本発明の実施形態1による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。 図2は、図1に示す実施形態1の大規模集積回路装置におけるバスシステムを詳細に説明するためのブロック図である。 図3は、本発明の実施形態2による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。 図4は、本発明の実施形態3による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。 図5は、本発明の実施形態4による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。 図6は、本発明の実施形態5による大規模集積回路装置を説明するブロック図である。 図7は、上記実施形態1の大規模集積回路装置を説明する図であり、該大規模集積回路装置におけるCTRL1[1:0]信号とSEL1〜3信号との対応の例を示している。 図8は、上記実施形態1の大規模集積回路装置を説明する図であり、該大規模集積回路装置におけるCTRL2信号とSEL4信号の対応の例を示している。 図9は、上記実施形態1の大規模集積回路装置を説明する図であり、該大規模集積回路装置における各回路ブロックのメモリマップの例を示している。 図10は、上記実施形態1の大規模集積回路装置を説明する図であり、該大規模集積回路装置におけるADDR信号、CTRL1[1:0]信号、およびCTRL2信号とSEL1〜4信号との関係の一例を示している。 図11は、上記実施形態1の大規模集積回路装置を説明する図であり、CTRL1[1:0]信号が10b、CTRL2信号が0bの時のメモリマップを示している。 図12は、上記実施形態1の大規模集積回路装置を説明する図であり、CTRL1[1:0]信号が10b、CTRL2信号が1bの時のメモリマップを示している。 図13は、上記実施形態1の大規模集積回路装置を説明する図であり、該大規模集積回路装置におけるシステム設定回路内のコントロールレジスタの一例を示している。
符号の説明
100、100a〜100d 大規模集積回路
101、101a〜101d CPU
102、102a〜102d システム設定回路
103 回路ブロックA
104 回路ブロックB
105 回路ブロックC
106 バス
107 回路ブロックA有効無効選択信号
108 回路ブロックB有効無効選択信号
109 回路ブロックC有効無効選択信号
110 システム設定回路有効無効選択信号
111 DMAC
200 集中アービタ
201 集中デコーダ
202 ADDR選択用セレクタ
203 WDATA選択用セレクタ
204 RDATA選択用セレクタ
300 回路ブロックD
301 不具合回路部E
302 不具合修正回路部E´
303 セレクタ
303a 不具合修正有効無効選択信号
400 回路ブロックG
401 既存回路部H
402 機能拡張回路部H´
403 AND回路
403b 機能拡張有効無効選択信号
500 クロック生成回路
501 システムクロックマスク信号1
502 システムクロックマスク信号2
503 システムクロック源発振
504 システムクロックマスク選択用セレクタ
505 回路ブロックI用システムクロック選択信号
506 クロックゲート回路
507 回路ブロックI
600 既存回路ブロックJ
601 新規独立回路ブロックK
602 新規独立回路ブロック有効無効選択信号

Claims (14)

  1. それぞれ独立して信号処理動作を行う複数の機能ブロックと、
    該複数の機能ブロックの中の何れかひとつを選択するための第1の制御信号を生成する選択制御回路とを備え、
    該選択制御回路は、自らの回路を動作停止させる第2の制御信号を生成する制御信号生成回路を有し、
    該選択制御回路は、他の制御回路からの命令により、該第1の制御信号および該第2の制御信号を生成する大規模集積回路装置。
  2. 前記他の制御回路としての中央演算処理装置と、
    該中央演算処理装置と前記選択制御回路とを接続するバスシステムとを有する請求項1に記載の大規模集積回路装置。
  3. 前記複数の機能ブロックは、前記バスシステムを介して前記選択制御回路および前記中央演算装置と接続されている回路ブロックである請求項2に記載の大規模集積回路装置。
  4. 前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置との互換性を有する互換回路を実現する回路ブロックである請求項1に記載の大規模集積回路装置。
  5. 前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置との互換性のない新規回路を実現する回路ブロックである請求項1に記載の大規模集積回路装置。
  6. 前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置と共通する回路機能を実現する回路ブロックである請求項1に記載の大規模集積回路装置。
  7. 前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置における特定の機能ブロックの既知の回路不具合を修正した不具合修正回路であり、
    前記選択制御回路は、前記既存の大規模集積回路装置における回路不具合をそのまま含む回路構成と、該回路不具合を修正した回路構成との間で、本大規模集積回路装置の回路構成を切り替えるための制御信号を生成する請求項1に記載の大規模集積回路装置。
  8. 前記複数の機能ブロックの他の1つは、前記回路不具合を含む特定の機能ブロックと同一の回路構成を有する不具合非修正回路であり、
    前記選択制御回路は、該不具合非修正回路と前記不具合修正回路のいずれかを選択する制御信号を生成する請求項7に記載の大規模集積回路装置。
  9. 前記複数の機能ブロックの1つは、既存の大規模集積回路装置における特定の回路機能を拡張するための機能拡張回路であり、
    前記選択制御回路は、該特定の回路機能をそのまま使用するか、該特定の回路機能を拡張した拡張機能を使用するかを選択するための制御信号を生成する請求項1に記載の大規模集積回路装置。
  10. 前記複数の機能ブロックの他の1つは、前記特定の回路機能と同一の回路構成を有する既存回路であり、
    前記選択制御回路は、該既存回路と前記機能拡張回路のいずれかを選択する制御信号を生成する請求項9に記載の大規模集積回路装置。
  11. 前記複数の機能ブロックのうちの1つは、既存の大規模集積回路装置における特定回路とは独立した信号処理動作を行う独立機能回路であり、
    前記選択制御回路は、該独立機能回路を動作させるか動作させないかを選択するための選択制御信号を生成する請求項1に記載の大規模集積回路装置。
  12. 前記複数の機能ブロックのうちの他の1つは、既存の大規模集積回路装置における特定回路と同一の回路構成を有する既存回路であり、
    前記選択制御回路は、該既存回路と前記独立機能回路のいずれかを選択する制御信号を生成する請求項11に記載の大規模集積回路装置。
  13. 信号処理動作を行う少なくとも1つの機能ブロックと、
    該機能ブロックに供給するシステムクロックを生成するクロック生成回路と、
    該生成されたシステムクロックの周波数を複数の周波数のうちから選択するための第1の制御信号を生成する選択制御回路とを備え、
    該選択制御回路は、自らの回路を動作停止させる第2の制御信号を生成する制御信号生成回路を有し、
    該選択制御回路は、他の制御回路からの命令により、該第1の制御信号および該第2の制御信号を生成する大規模集積回路装置。
  14. 前記機能ブロックは、入力されるシステムクロックの周波数によって、既存回路と同じ動作速度での動作と、該既存回路の動作速度より速い動作速度での動作とが切り替えられる回路ブロックである請求項13に記載の大規模集積回路装置。
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