JP3397487B2 - マルチファンクションlsi装置 - Google Patents

マルチファンクションlsi装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、マルチファンクション
LSI装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2は一般的な電子回路システム内の機
能分散構造を示す。どんなシステムでも基本的に階層化
された機能構成となるため、階層化の下位レベルに至る
ほど機能分散が進み、機能回路間の結合が粗になってい
く。その代りに、その専用的な機能を外部に対して提供
するための機能入出力信号の数は増加していく傾向にあ
る。例えばCPUを有するインテリジェントシステムを
例にとると、図2において、外部回路AはCPU部又は
CPUに直結する信号/バスインタ−フェ−ス回路、外
部回路BはCPUに直接管理されたデバイス、外部回路
CはメモリシステムやシステムI/O回路、外部回路D
はI/Oチャネルや共通I/Oドライバ又はインタ−フ
ェ−ス、外部回路Eはシステムバスや共通バスインタ−
フェ−ス回路等に相当する。このようなシステムの場
合、機能回路302がメモリコントロ−ラ又は入出力コ
ントロ−ラ、機能回路303及び304がI/Oチャネ
ルコントロ−ラ又は共有I/Oバスコントロ−ラ、機能
回路305がシステムバス又は共通バスコントロ−ラと
いう機能分担となっている。共通回路部301は、CP
Uの動作をモニタして各機能回路で共通に使用する信号
の生成や、CPUの動作にフィ−ドバックする各機能回
路からの信号を統合して生成する部分であり、CPUの
バスステ−トやバスサイクルを管理したり、モニタリン
グし、基本的な基準信号やクロックを生成するマシンス
テ−トコントロ−ラ(MSC)や、各種システムクロッ
ク及び各機能回路用の各種クロックを生成するクロック
ジェネレ−タ(CLKGT)等に相当する。 【0003】従来、図2に示した回路システムをLSI
化する場合、機能回路302〜305及び共通回路30
1をそれぞれ4〜5個(4個の場合は共通回路部を各L
SIに内蔵する)の異種のLSIとして設計するか、あ
るいは図3のシステム全体を1つの大規模LSIとして
集積する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、電子基板やシステムを構築する際、必要な機能回路
毎にLSI化を行うと、LSIの種類が増えて、かなり
の量産が可能なアプリケ−ションに対してしか低コスト
でLSI化を図っていくことができないという問題があ
った。また、1チップのLSIに複数の機能モードを組
み込んでおき、その機能の複数モ−ドの中から1つを選
択するように構成することはあるが、この場合でも、入
出力ピンの基本的な機能は1つに固定されている。そし
て各機能ブロック毎に予め定められた1通りの接続方式
で電子基板上の他の回路ブロックと接続して使用され、
局所的な接続の違いによるバリエ−ションはいくつかあ
ったとしても、基本的には1通りの使用方法又は実装方
法しか許されず、少量生産型のアプリケーションにおい
ては必ずしも低コスト化の問題を解決できるものではな
い。 【0005】一方、大規模な1チップLSIに、関連す
る複数の機能(システム)を集積してしまう(システム
オンチップ)アプロ−チをとったときには、大規模化に
伴う歩留まりの低下や設計コスト上昇と合わせて、以下
に詳述するピンネックの問題が生じる。図3は、LSI
(CMOSゲ−トアレイ)のプロセスアップの一例を示
す。両者の場合のダイサイズ(LSIの回路集積部分の
大きさ)は同じ(約2.5mm×2.5mm)であると
仮定し、同図(a)の2μmプロセスル−ルから同図
(b)の1μmプロセスル−ルにプロセスアップを行っ
たとしている。この配線ルールの微細化の比率であるプ
ロセス向上比率はこの場合2である。これによって、ト
ランジスタ数は4倍に向上している。即ち、いずれもの
場合もダイ上の1マス分のエリアに約64ゲ−ト、CM
OSプロセスで約260トランジスタ相当分が集積され
ており、2μmル−ルの場合は16マス、1μmル−ル
の場合は64マス分のトランジスタ数となっている。し
かし外部入出力用の機能ピンを取り出すための信号パッ
ド数は、図3(a)の2μmル−ルで44パッド、図3
(b)の1μmル−ルで60パッドとなっており約1.
4倍程度しか多くなっていない。この理由の第1は、ト
ランジスタは平面的に配置されるのでその増加率はプロ
セス向上比率のほぼ2乗に比例するのに対し、信号パッ
トは線状に配置されるのでその増加率がほぼプロセス向
上比率に比例するからである。更に第2の理由として、
プロセス向上比率2よりも小さくなっているのは、外部
に接続される負荷(主として容量性負荷)をドライブす
るのに必要な電流(瞬時電流)容量がスイッチング特性
の高速化に伴い信号のスル−レ−トが高くなるため同等
かもしくはより大きくなる傾向にあり、パッドの電流密
度の限界から、信号パッドサイズをそれほど小さくでき
ないからである。 【0006】ところがランダム論理を集積する場合、必
要となるピン数は、トランジスタ数にほぼ比例して増加
することが経験的に知られており、こうしてトランジス
タ数と外部入出力ピン数との間にアンバランスが生じて
しまう。このことは、メモリ回路等を大量に集積しない
かぎり、ランダム論理主体の回路では大幅に入出力ピン
数が不足してしまうことを意味する。すなわち、多数の
機能ピンを確保するためにLSIに集積する回路規模に
比べてかなり大きなチップサイズ(ダイサイズ)のもの
を使用する必要が生じ、この面からも開発費の増大や歩
留まりの低下を招く。すなわち、少量生産システムでの
LSI化は逆にコスト上昇を招く可能性が高い。 【0007】このことを、例えば1000ゲ−ト規模で
40〜50ピン程度の外部入出力信号を必要とする機能
回路(Function)を4つ用意し、4000ゲ−
ト規模のCMOSゲ−トアレイに集積する場合について
みる。これを従来通り1チップに集積しようとすれば、
必要となる160ピン〜200ピン程度の信号パッド数
を確保するために、1μmル−ルのプロセスを用いたC
MOSゲ−トアレイで10000ゲ−ト規模の大きなダ
イサイズのものが必要となり、必要なゲート数で決まる
ダイサイズよりもはるかに大きなものになる。 【0008】本発明の目的は、LSIの開発費用及び量
産時の製造コストを低く抑えつつ、LSIの外部入出力
ピン数を十分多く確保できてピンネックが生じないよう
にしたマルチファンクションLSI装置を提供すること
にある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数の機能回
路を持ち、そのうち1つを選択して使用するマルチファ
ンクションLSI装置であって、それぞれが入力端子群
と出力端子群とを持ち、且つ入力端子群相互の中で異な
る数のものがあり出力端子群相互の中で異なる数のもの
がある、複数の機能回路と、入力ピン群と、出力ピン群
と、第1、第2の入出力ピン群と、上記入力ピン群につ
ながる信号入力バッファ群と、上記出力ピン群につなが
る信号出力バッファ群と、上記第1の入出力ピン群につ
ながると共に入力バッファか出力バッファかの選択が可
能な第1の信号入出力バツフア群と、上記第2の入出力
ピン群につながると共に入力バッファか出力バッファか
の選択が可能な第2の信号入出力バツフア群と、複数の
機能回路の1つを指定する選択信号を入力する選択信号
入力回路と、上記選択信号入力回路の出力に応じて、上
記第1の入出力バッファ群と上記第2の入出カバッフア
群とのそれぞれ入力バッファか出力バッファへの選択、
選択された機能回路の出力の、上記信号出力バッファ群
と、上記第1の入出力バッファ群と前記第2の入出力バ
ッファ群のうち出力バッファを選択したバッファと、へ
の接続、上記機能回路の入力の、上記信号入力バッファ
群と、上記第1の入出力バッファ群と前記第2の入出力
バツフア群のうち入力バッファに切換えられたバッファ
と、への接続、を行う接続選択手段と、を備えるマルチ
ファンクションLSI装置を開示する。 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【作用】入力バッファ、出力バッファ、第1、第2の入
出力バッファ、選択信号入力回路、接続選択手段、を用
いることで、複数の機能回路により入出力ピンを共有で
きるから、ピンネックを解消でき、ピン数が少なくてよ
いことからパッケージコストも下げられる。また開発費
用は、必要な機能を内蔵したLSIを1チップ制作すれ
ば良く、個々の機能を持つチップの場合と回路設計量と
してはほとんど変わらないが、初期制作費用は非常に低
く抑えることができると共に、複数機能のどれでも使え
るから非常に高い量産性を確保できる。1チップ当たり
のコストを低く抑えることができる。従ってこのLSI
装置を利用して演算処理システムを構成すれば、システ
ム価格を低減することができる。 【0014】 【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は、本発明になるマルチファンクションLSI
装置の一実施例を示すブロック図で、4つの機能回路
(Function1〜4の各々は、1μmル−ルのC
MOSプロセスで作製された1000ゲート規模、合計
4000ゲ−ト規模)のゲ−トアレイである。入力ピン
IS0〜ISnは信号入力バッファ群7を介して各機能
回路1〜4の入力端子Iへ接続され、また各機能回路1
〜4の出力端子Oは選択入力バッファ群6により制御さ
れるマルチプレクサ5、及び信号出力バッファ群8を介
して出力ピンOS0〜OSmと接続されている。 【0015】この構成において、マルチプレクサ5は選
択ピンISEL0、ISEL1に与えられた選択信号
(以下、この信号もピンに付した信号ISEL0、IS
EL1を()でくくった(ISEL0)、(ISEL
1)等で表す。他のピンについても同様)に応じて出力
ピンOS0、OS1、---、OSmに機能回路1〜4の
どの出力を接続するかを切り換える。即ち、マルチプレ
クサ5の選択入力端子A、Bには、外部から入力される
選択信号(ISEL0、ISEL1)から生成した信号
が入力され、また、機能回路1〜4の各出力端子Oから
の信号が入力端子ID0〜ID3に入力される。そして
選択信号(ISEL0、ISEL1)に対応した機能回
路の出力端子Oからの出力信号を選択し、出力端子OD
に出力する。 【0016】一方、入力ピンIS0〜ISnから入力さ
れる外部入力信号は、各機能回路1〜4に対応してそれ
ぞれ定められた機能を有する入力信号群として共通に使
用される。すなわち、回路上は共通信号のように記述さ
れ、配置されているが、各機能回路1〜4それぞれでは
互いに異なる機能(それぞれのファンクションに合った
機能)として認識され処理される。従って、マルチプレ
クサ5が外部へ出力すべき出力信号を選択した時点で必
然的にそれらの機能に関連する機能、すなわち、選択さ
れた機能回路に対応する入力信号の機能に設定されるこ
とになる。 【0017】本実施例に於るピン類を検討してみると、
4000ゲートを1チップに搭載してマルチプレクサを
用いずに入出力ピンに接続する従来技術では、160ピ
ン程度以上を要した。しかし4000ゲート規模を搭載
するダイサイズでは60〜70の信号パッドしか設けら
れなかった。ところが本実施例によると、入、出力ピン
ともに4つの機能を回路1〜4の各々が必要とするピン
数の内の最大の個数があればよく、これは従来例で説明
したように1000ゲート規模のゲートアレイで40〜
50ピン程度である。従って4000ゲート搭載できる
ダイサイズで確保可能な60〜70の信号パッドがあれ
ば十分で、選択信号(ISEL0、ISEL1)用のパ
ッドを付加しても十分に実現可能である。 【0018】こうして本実施例によると、ピンネックを
解消すると共に4つの機能回路をまとめてLSI化する
から開発費用が低下する。また大型のダイが不必要であ
ること、複数の機能を持つからその分だけ生産量が増え
て量産効果が向上することから低価格化ができる。更に
パッケ−ジもピン数のそれほど多くない標準レベルのも
ので良く、パッケ−ジコストも非常に低く抑えることが
可能である。 【0019】図4は、本発明になるマルチファンクショ
ンLSI装置の別の実施例を示すブロック図である。図
1の実施例では、入力バッファ群7及び出力バッファ群
8が固定であり、従って、入力信号ピン数及び出力信号
ピン数がともに一定で、このためその外部入出力信号数
がほぼ同一であるような機能回路を1チップで組み込む
ように設計する必要があった。本実施例は、入出力信号
数が各機能回路ごとに異なっても、双方向の入出力バッ
ファを用いて選択信号により制御することで、物理的な
入出力バッファ数の制約をそれ程受けることなくマルチ
ファンクションLSI装置の設計を行うことができるよ
うにしたものである。 【0020】図4に示したマルチファンクションLSI
装置は、機能の異なる5つの機能回路(Functio
n)401〜405と、選択入力バッファ群409を介
して入力される選択信号(ISEL0、ISEL1、I
SEL2/IS)の3つの入力で制御されるマルチプレ
クサ406〜408と、同じく上記3つの入力で制御さ
れ、各々がm+1個及びk+1個の入出力端子を有する
信号入出力バッファ群411及び413と、n+1個の
入力端子を有する信号入力バッファ群410とj+1個
の出力端子を有する信号出力バッファ群412から成っ
ていて、外部から見ると、1チップで5種類のLSIに
変身するLSIである。 【0021】以下、本実施例の動作を説明する。まず選
択信号(ISEL1、ISEL0)が(0、0)、
(0、1)、又は(1、0)のときは、この順に対応し
て機能回路401、402、または403が選択され
る。この時信号(ISEL2/IS)は、機能回路40
1〜403の入力信号の1つとして割り付けられてい
る。また、この条件の時アンドゲート414出力は常に
「0」であるから、インバータ415、416を介して
入力され、信号入出力バッファ群411の出力バッファ
4110をアクティブにするイネーブル入力Eは「0」
となり、出力バッファ4110がディゼーブル状態、即
ち、ハイインピーダンス出力状態に固定され、各機能回
路401〜403はバッファ群411を入力バッファ群
としてみなして、これらからの入力信号を各入力端子I
に取り込む。 【0022】一方、同一条件下で信号入出力バッファ群
413の出力バッファ4130をアクティブにするイネ
ーブル信号Eには「1」が印加されてアクティブ状態と
なり、バッファ群413は出力バッファ群とみなされ
る。 【0023】またこの時、マルチプレクサ406及び4
07では選択信号(ISEL1、ISEL0)の値に対
応して、(0、0)のとき機能回路401の出力に接続
された入力端子ID0が、(0、1)のとき機能回路4
02の出力に接続された入力端子ID1が、(1、0)
のとき機能回路403の出力に接続された入力端子ID
2がそれぞれ選択される。そして各マルチプレクサ40
6、407の出力ODに選択された入力信号群が出力さ
れ、マルチプレクサ406出力は入出力バッファ群41
3を介して外部へ出力され、またマルチプレクサ407
の出力は続いてマルチプレクサ408を介し、さらに出
力バッファ412を介して外部へ出力される。なおこの
ときマルチプレクサ408の選択入力Sには「0」が印
加されており、常に入力端子ID0側、即ちマルチプレ
クサ407の出力が選ばれている。 【0024】以上のように、選択信号(ISEL1、I
SEL0)が(0、0)、(0、1)、又は(1、0)
の条件下では、外部からみると入力信号ピンとしてIO
S0〜IOSm、IS0〜ISn及びISEL2/IS
の合計m+n+3本、出力信号ピンとしてOIS0〜O
ISk、OS0〜OSjの合計k+j+2本とから構成
されるLSIとして扱うことができる。 【0025】次に図4において、選択信号(ISEL
1、ISEL0)が(1、1)の場合の動作を説明す
る。このときは選択信号(ISEL2/IS)が「0」
の場合と「1」の場合で、それぞれ以下のように信号入
出力バッファ群の機能が設定される。 【0026】(ISEL2/IS)=「0」の場合。 このときアンドゲート414出力は「0」であるから、
選択信号(ISEL1、ISEL0)が(1、1)以外
の組み合わせの場合とほぼ同様で、ピンIOS0〜IO
Sm及びIS0〜ISnが入力ピン、ピンOIS0〜O
ISk及びOS0〜OSjが出力ピンとなる。信号(I
SEL2/IS)は選択信号として機能するので、この
場合は入力信号としては用いることができない。マルチ
プレクサ406、407では入力端子ID3が選択さ
れ、機能回路404が選ばれてその機能信号が出力バッ
ファとして定義されたバッファ413及び412に出力
される。従ってこのとき、本LSI装置は、機能回路4
04のみをインプリメントしたものと等価であるとみな
すことができる。 【0027】(ISEL2/IS)=「1」の場合。 このときアンドゲート414出力は「1」となり、出力
バッファ4130が非アクティブ(ハイインピ−ダン
ス)となり、逆に信号入出力バッファ411の出力バッ
ファ4110がアクティブとなる。従って、外部からの
入力信号としてはピンIS0〜ISn及びOIS0〜O
ISkの合計n+k+2本がアサインされ、外部への出
力ピンとしてはピンOS0〜OSj及びIOS0〜IO
Smの合計j+m+2本がアサインされていることにな
る。機能出力信号としては、マルチプレクサ408が入
力端子ID1、すなわち、機能回路405の出力OBを
選択してピンOS0〜OSjに出力し、また機能回路4
05の出力OAは直接バッファ411を介してピンIO
S0〜IOSmに出力される。従ってこのとき、このL
SI装置は、機能回路405のみをインプリメントした
ものと等価であるとみなすことができる。 【0028】このように、双方向入出力バッファ群をい
くつかのグル−プに分割して、選択信号を用いて入出力
機能の設定を行い、専用の入力、出力バッファ群と組み
合わせて用いれば、非常に高い自由度で物理的に必要と
なる入出力ピン数やその物理的な配置を決めることがで
きる。なおここでは、双方向の入出力バッファ群を入力
か出力のいずれか一方に切り換えて用いる場合を示した
が、機能回路によっては、例えばデ−タバスのような双
方向の入出力信号群を扱う場合もある。そのような場合
は、双方向入出力バッファ群の出力イネ−ブル信号E
を、機能回路によって必要なタイミングでダイナミック
にアクティブ/非アクティブに制御することにより、双
方向の機能をそのまま利用すれば良い。 【0029】図5は、本発明のより具体的なマルチファ
ンクションLSIの実施例を示すブロック図で、ゆっく
りしたタイミングで入力される8ビット幅のデ−タを2
ビット幅のデ−タに変換して高速なタイミングで出力す
るマルチプレクサ回路501と、高速なタイミングで入
力される2ビット幅のデ−タを8ビット幅のデ−タに拡
張してゆっくりしたタイミングで出力する機能を有する
デマルチプレクサ回路502との2つの機能回路と、入
出力ピンの切り換えを行うための信号入出力バッファ群
504、505、信号出力バッファ群508、信号バッ
ファ群506及び選択入力バッファ507からなり、選
択信号(ISEL)によりマルチ/デマルチの機能を切
り換えて用いることで、両方の機能が1つのLSIで実
現できるマルチファンクションLSI装置である。以下
この動作を説明する。 【0030】図6は、デマルチプレクサ回路502の動
作を示すタイムチャートで、図5で選択信号(ISE
L)を「1」としたときの動作である。このときは選択
信号(ISEL)=「1」であるから、信号入出力バッ
ファ504内の出力バッファはいずれも非アクティブと
なり、信号入出力バッファ群505内の出力バッファが
すべてアクティブとなっている。 【0031】この状態で、LSIの内部ハ−ドウェアの
リセット処理と変換開始タイミングを決めるための信号
IRESがアクティブレベル「1」になると、そのとき
の信号ICLK(高速クロック)の立ち上がりのタイミ
ング信号から入力デ−タ列がピンIOS0、IOS1か
ら入力され始め、合計4クロック(信号ICLKの4周
期)分取り込まれる。この信号ICLK4周期分の合計
2×4=8ビットのデータは、デマルチプレクサ502
で8ビットパラレルの、周期が信号ICLKの4倍のデ
ータに変換される。信号ISYNCは、デマルチプレク
サ502で変換されたデータを出力ピンOIS0〜OI
S7へ出力するタイミングを決めており、最後の2ビッ
ト分の入力デ−タを内部に取り込んでから、信号ICL
Kのそれ以後の立ち上がりのタイミング4つ分まで信号
ISYNCの位相を信号ICLKに同期して移動するこ
とにより、出力タイミングをずらすことができる。 【0032】図6では、信号IRESがアクティブにな
り、信号ICLKが立ち上がった時刻t0から4つつの
データa、b、c、dがピンIOS1から取り込まれて
いる。そして最後のデータdの取り込みが終了した直後
の信号ICLKの立ち上がり時刻t=t5から変換デー
タを出力するようにISYNC信号の位相を定めてい
る。従って、図の時刻t5は、データ(a、b、c、
d)が8ビットパラレルで出力されるタイミングであ
り、時刻t1は、データ(a、b、c、d)より1つ前
に取り込まれたデータ(図示省略)の出力タイミングを
示している。またデータ(a、b、c、d)と出力ピン
OIS0、OIS1、…に出力されるデータ値との対応
は、 【数1】a=((IOS00)、(IOS10)) b=((IOS01)、(IOS11)) c=((IOS02)、(IOS12)) d=((IOS03)、(IOS13)) とすると 【数2】(OIS0)=(IOS00) (OIS1)=(IOS10) (OIS2)=(IOS01) (OIS3)=(IOS11) (OIS4)=(IOS02) (OIS5)=(IOS12) (OIS6)=(IOS03) (OIS7)=(IOS13) である。但し(IOS0j)、(IOS1j)は時刻tj
のタイミングにピンIOS0、IOS1からそれぞれ取
り込まれたビット値である(j=0〜3)。こうして、
2ビットパラレルで入力されたデータが8ビットづつま
とめられ(拡張変換)、8ビットバラレルデータとして
出力される。 【0033】図7は、図5のマルチプレクサ回路501
の動作を示すタイムチャートで、図5で選択信号(IS
EL)を「0」としたときの動作である。このときは選
択信号(ISEL)=「0」であるから、信号入出力バ
ッファ504内の出力バッファはいずれもアクティブと
なり、信号入出力バッファ群505内の出力バッファが
すべて非アクティブとなっている。ゆっくりしたタイミ
ングのクロックである信号ISYNCが「1」となって
その直後の信号ICLKの立ち上がりのタイミングt11
で外部からOIS0〜OIS7を介して8ビットのパラ
レルのデ−タxが入力されると、次の信号ICLKの上
がりのタイミングt12から4周期分(信号ICLKの周
期で)連続して4つの2ビットの出力デ−タ(a、b、
c、d)に変換し、ピンIOS0、IOS1に4つ連続
して出力する。本動作の場合、信号IRESはLSIの
内部回路をリセットする機能のみを実現するものと仮定
しているが、デマルチプレクサの場合と同様、信号IR
ESの入力タイミングによってIOS0、IOS1に変
換したデ−タを出力し始めるタイミングを決定するよう
な機能を持たせても良い。 【0034】上記マルチプレクサ動作の入出力関係は以
下のようになる。まず入力ピンOIS0〜OIS7から
の入力信号と信号a〜dは 【数3】a=((OIS0)、(OIS1)) b=((OIS2)、(OIS3)) c=((OIS4)、(OIS5)) d=((OIS6)、(OIS7)) の関係であり、出力ピンIOS0、IOS1へは時刻t
12にa、時刻t13にb、時刻t14にc、時刻t15にdが
それぞれ出力される。 【0035】図5の実施例では、マルチプレクサ回路を
用いておらず、双方向の信号入出力バッファ群504、
505の入出力機能を選択入力信号(ISEL)で切り
換えることによりLSIの機能を決定している。これ
は、マルチプレクサとデマルチプレクサとがちょうど逆
の機能を有しており、入力ピン数と出力ピン数が逆にな
るだけで、合計の機能信号のピン数がほぼ同一にできる
ため、マルチファンクションLSIに一緒に集積するの
に好適だからである。このように、一緒に集積する機能
回路をよく検討すれば、非常に効率的、効果的にマルチ
ファンクションLSIが構築できることがわかる。すな
わち、図1及び図4におけるマルチプレクサ回路5、4
06、407、408に相当する機能切り換えのための
特別な回路を用いなくても非常に効率的にマルチファン
クションLSI装置が構成可能な場合があることを示し
た例が図5の実施例であると言える。 【0036】図5の実施例の応用としては、例えば、図
5中の共通回路(CLKGT)503の機能をマルチプ
レクサ/デマルチプレクサしてクロック生成及び制御用
LSIを構成したり、更に多くの機能回路がインプリメ
ント可能であれば、演算機能回路等をマルチプレクサ回
路とともにインプリメントし、マルチ/デマルチ回路を
入出力用に用いることによって演算処理用LSIを実現
することもできる。 【0037】このような本発明のマルチファンクション
LSIを用いたシステム構成例を図8の実施例により説
明する。このシステムでは、まず入力端子801から入
力されたアナログ信号をアンプで増幅した後サンプリン
グ型のADC(アナログ−デジタル変換器)802で2
ビット×4=8ビットのデジタルデ−タに変換し、その
デ−タの各2ビットずつ計4組を4個のデマルチプレク
サ(LSI−A)803〜806に入力する。デマルチ
プレクサ803〜806は、図5及び図6で説明したデ
マルチプレクサとほぼ同じ動作を行うもので、その2ビ
ット入力を8ビットパラレルのデータに変換する。デマ
ルチプレクサ803〜806の各出力は2ビットづつの
4組の出力に分けられていて、どのデマルチプレクサに
ついてもその出力の各組は4つの演算回路(LSI−
B)807〜810に入力される。各演算回路807〜
810出力も2ビット×4組構成となっており、この出
力がやはり4つのマルチプレクサ(LSI−C)811
〜814に入力される。このマルチプレクサも図5、図
7で説明したものとほぼ同じである。最後に、各マルチ
プレクサ811〜814から出力された2ビット幅のシ
リアルデータはサンプリングタイプのDAC(デジタル
−アナログ変換器)815に入力されてアナログデ−タ
に変換され、アンプで増幅されて、アナログ出力端子8
16に出力される。 【0038】クロック生成及び制御回路(LSI−D)
817は、基準となる高速なシステムクロックをICK
入力に、内部回路のリセット及び外部リセット出力信号
ORESの生成を行うためのシステムリセット信号をI
RES入力に受けて、デマルチプレクサ803〜806
それぞれへのリセット信号ORESと、ADC802へ
のクロック信号OCKADCと、デマルチプレクサ80
3〜806それぞれへのクロック信号OCKA0〜3、
演算回路807〜810それぞれへのクロック信号OC
KB0〜OCKB3と、マルチプレクサ811〜814
それぞれへのクロック信号OCKC0〜OCKC3と、
DAC815へのクロック信号OCKDACとを生成し
ている。 【0039】デマルチプレクサ803〜806及びマル
チプレクサ811〜814は、前述のように図5に示し
たマルチファンクションLSIとほぼ同じであるが、異
なるのは、デマルチプレクサ803〜806が、入力さ
れた高速な基準クロック信号OCKA0〜OCKA3
(図5におけるICLKと等価)を基にして、その4倍
の周期を有する低速な同期用クロックOSY及びOSY
0〜3を生成し、クロックOSYを演算回路807〜8
10の入力端子ISYへ入力し、クロックOSY0〜O
SY3をマルチプレクサ811〜814の対応する入力
端子ISYに入力するという方式を採っていることであ
る。また、マルチプレクサもリセット入力を必要とせ
ず、デマルチプレクサからの同期クロックISY入力
と、その4倍の周波数の基準クロックOCKC0〜OC
KC3をクロック生成及び制御回路817から得るだけ
のシンプルな構造としている。しかし、図5に示したマ
ルチファンクションLSIのマルチプレクサ/デマルチ
プレクサ機能と本質的な違いは無い。すなわち、マルチ
プレクサ803〜806とデマルチプレクサ811〜8
14として、図5に示したLSIを用い、その選択信号
(ISEL)を「1」(プルアップPU)に設定してデ
マルチプレクサ803〜806とし、選択信号(ISE
L)を「0」(プルダウンPD)に設定してマルチプレ
クサ811〜814とすればよい。データ変換機能とし
ては図6、7に示したものとほぼ同等である。こうし
て、図8に示したシステム全体では、高速に入力される
アナログデ−タを前段のデマルチプレクサによりゆっく
りとしたデジタルデ−タに変換することによって演算処
理に要する時間を確保し、そのデ−タに対して中央の演
算回路で、必要な演算処理(フィルタリングや複雑なデ
−タ変換等)を加え、その出力結果を後段のマルチプレ
クサにより再び高速なアナログデ−タに変換して出力す
る機能を実現している。 【0040】なお、図8に示した実施例では、デマルチ
プレクサ803〜806とマルチプレクサ811〜81
4のみをマルチファンクションLSIの対象として説明
したが、前述したように、より多くの機能回路を集積可
能であれば、選択信号と機能を切り替えるマルチプレク
サ回路を追加することによって、クロック生成及び制御
回路817や演算回路807〜810の機能もともに1
チップに集積した形のマルチファンクションLSIを製
作することもできる。この場合、演算回路807〜81
0の入出力ピン数がデマルチプレクサ803〜806及
びマルチプレクサ811〜814の入出力ピン数よりも
多くなるため、ピンの総数をデマルチプレクサ又はマル
チプレクサに合わせるならば、演算回路への入出力デ−
タビット数を減らす必要がある。このためには例えば、
現状2bit×4の8bitで構成される入出力デ−タ
を1ビット×4の4ビットデ−タにビットスライスする
(その分LSI数が増える)。逆に演算回路のピン数に
合わせるならば、デマルチプレクサ及びマルチプレクサ
におけるデマルチプレクス後およびマルチプレクス前の
データ幅を大きくし(例えば16ビット)、演算回路の
数を増やす(例えば8LSIにする)構成を採れば非常
に効果的である。なお、クロック生成及び制御回路81
7は、同種の機能の信号を複数生成するという性格上、
設計時における物理的なピン数の制御は容易であり、ま
た出力が多いのでマルチファンクションLSIとしてデ
マルチプレクサや演算回路など、他の機能回路と一緒に
集積しやすいと言える。また、前述したように、入力ピ
ン数と出力ピン数の設計時における物理的な制御は、双
方向の入出力バッファ群を設けて入出力の状態を細かく
設定できるようにすれば容易に可能である。 【0041】図9は、図8のシステムの変形例で、AD
C903及び904、DAC940のサンプリングサイ
クルのレベルで500MHz〜1GHz(500MHz
+αと表現する)程度の超高速アナログ入出力信号を扱
うことを前提としたものである。ただし、ADC903
及び904は、アナログ入力端子902から入力される
超高速アナログ入力デ−タ(500MHz+αでサンプ
リング要)を、十分なサンプルホ−ルド時間を確保して
ADC903及び904で確実にサンプリングするため
に、サイクルスチ−ルを用いている。すなわち、ADC
903とADC904へ交互にアナログ入力デ−タを振
り分けることにより、各ADC当たり250MHz+β
でサンプリングすれば良い様に構成している。このサイ
クルスチ−ルを行うために、ADC903とADC90
4には互いに反転した250MHz+βのサンプリング
のための基準クロックを、クロック生成用LSI(CL
KGT−A)905から供給している。またこのように
2つのブロックに分割して、各々を250MHz+βで
サンプリングする方式を取れば、各々ADCのサンプリ
ングレ−トを落すことができるため、ADC内部のスイ
ッチングノイズや出力バッファが外部の負荷をドライブ
する際のスイッチングノイズを低減することができ、安
定なアナログ−デジタル変換が可能となるばかりか、出
力されるデジタルデ−タの確定時間も長く確保できるた
め、次段のデマルチプレクサLSI906〜913への
デ−タラッチ動作においてもセットアップ時間に余裕が
生まれ、以後確実なデジタルデ−タ処理が可能となる。 【0042】本実施例では、デマルチプレクサLSI9
06〜913に1:8の変換機能(図5及び図8の例で
は1:4であった)を持たせている。すなわち、2ビッ
ト×1のデ−タを入力し、2ビット×8のデ−タに変換
している。このデマルチプクサLSI906〜913で
必要となる同期クロック(SYNC)及び基準クロック
はクロック生成用LSI905より供給している。ま
た、デマルチプクサLSI906〜913は、次段の演
算処理用LSI914〜929への基準クロックも生成
している。この演算用LSI914〜929への基準ロ
ック周波数は、デマルチプレクサLSI903〜913
によって、250MHz+βのサンプリング周波数が8
分の1に変換されたのと等価となるため、32MHz+
γとなる。 【0043】後段のマルチプレクサLSI930〜93
3及び935〜938も8:1のものを用い、デマルチ
プレクサLSIとちょうど反対の変換処理を行って、3
2MHz+γのサンプリング周波数で演算処理LSI9
14〜929から送り込まれて来るデ−タを250MH
z+βで変化するデ−タに変換する。そして最終段の
2:1のマルチプレクサLSI939を用いて、サイク
ルスチ−ルによって分離されている2つのブロックから
の8ビットずつのデ−タ計16ビットを、500MHz
+αで変化する8ビットのデ−タに変換してDAC94
0に出力する。DAC940はその8ビットのデジタル
入力デ−タをアナログデ−タに変換して、出力端子94
1に出力する。なお、各デマルチプレクサ及びマルチプ
レクサへの基準クロックや同期用クロック(SYNC)
の供給は、クロック生成用LSI(CLKGT−B)9
34によって行う。また、本例では、CLKGT−B9
34への基準クロック及び同期用クロック(SYNC)
の供給はクロック生成用LSI(CLKGT−A)90
5によって行っている。 【0044】以上のような構成の本実施例において、非
常に高速なアナログデ−タを扱うため、比較的ゆっくり
としたタイミング(32MHz+γ)で動作可能な演算
処理LSI914〜929による演算処理ブロックを除
き、他のブロックは1ランク以上高速なLSIまたは高
速スイッチングが可能な製造プロセスを用いたLSI
(例えばGaAsやECLプロセスを用いたLSI)で
構成する必要が生じる可能性が高い。従ってこれらデマ
ルチプレクサ、マルチプレクサ、ブロック生成用のLS
IはマルチファンクションLSIとして組み込むことが
できるが、動作速度の異なる演算処理LSIをマルチフ
ァンクションLSIとして一緒に組み込むように設計で
きない場合もあり得る。なお、演算処理LSIは、本例
の場合16ケ用いて構成することになる。その入出力の
ビット長は図8の例と同様であるが、前述したように、
演算周期を原発振器のサンプリング周波数(500MH
z+α)の16分の1まで低速化することが可能であ
る。但し入出力ピン数はどのLSIもほぼ同じであるた
め、演算処理内容によっては演算処理LSI914〜9
29もマルチファンクションLSIとして他のLSIと
同一のチップ上に組み込める場合はより効率的になる。 【0045】 【発明の効果】本発明によれば、入出力ピン数が機能回
路数倍になったのと等価の効果が得られ、ピンネックを
解消することができる。開発費用は、必要な機能を集積
したLSIを1チップ製作すれば良く、回路設計量とし
てはほとんど変わらないが、初期製作費用は非常に低く
抑えることができる。また、量産時には同一チップを機
能回路数倍の量のLSIを生産することになるため、非
常に高い量産性を確保できる。このため、少量しか生産
しないシステムでも十分LSI化を図ることが可能にな
る。また、パッケ−ジは、ピン数のそれほど多くない標
準レベルのもので良く、パッケ−ジコストも非常に低く
抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明におけるマルチファンクションLSI装
置の一実施例を示すブロック図である。 【図2】ロ−カル回路ブロック内の一般的な構成を示す
ブロック図である。 【図3】LSI(CMOSゲ−トアレイ)の回路実装可
能規模と入出力パッド数との関係説明図である。 【図4】本発明におけるマルチファンクションLSI装
置の別の実施例を示すブロック図である。 【図5】本発明におけるマルチプレクサ/デマルチプレ
クサLSI装置の一実施例を示すブロック図である。 【図6】図5の実施例におけるデマルチプレクサ動作の
タイムチャートである。 【図7】図5の実施例におけるマルチプレクサ動作のタ
イムチャートである。 【図8】本発明におけるマルチファンクションLSI装
置を用いたシステムの一構成例を示すブロック図であ
る。 【図9】図8のシステムの変形例を示すブロック図であ
る。 【符号の説明】 1〜4 機能回路 5 マルチプレクサ 6 選択入力バッファ群 401〜405 機能回路 406〜408 マルチプレクサ 409 選択入力バッファ群 411、413 信号入出力バッファ群 501 マルチプレクサ 502 デマルチプレクサ 504、505 信号入出力バッファ群 507 選択入力バッファ 803〜806 デマルチプレクサLSI 807〜810 演算回路LSI 811〜814 マルチプレクサLSI
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−308122(JP,A) 特開 昭62−185337(JP,A) 特開 昭62−98761(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 G06F 15/78 510 H01L 21/82 H01L 27/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の機能回路を持ち、そのうち1つを
    選択して使用するマルチファンクションLSI装置であ
    って、 それぞれが入力端子群と出力端子群とを持ち、且つ入力
    端子群相互の中で異なる数のものがあり出力端子群相互
    の中で異なる数のものがある、複数の機能回路と、 入力ピン群と、 出力ピン群と、 第1、第2の入出力ピン群と、 上記入力ピン群につながる信号入力バッファ群と、 上記出力ピン群につながる信号出力バッファ群と、 上記第1の入出力ピン群につながると共に入力バッファ
    か出力バッファかの選択が可能な第1の信号入出力バツ
    フア群と、 上記第2の入出力ピン群につながると共に入力バッファ
    か出力バッファかの選択が可能な第2の信号入出力バツ
    フア群と、 複数の機能回路の1つを指定する選択信号を入力する選
    択信号入力回路と、 上記選択信号入力回路の出力に応じて、 上記第1の入出力バッファ群と上記第2の入出カバッフ
    ア群とのそれぞれ入力バッファか出力バッファへの選
    択、 選択された機能回路の出力の、上記信号出力バッファ群
    と、上記第1の入出力バッファ群と前記第2の入出力バ
    ッファ群のうち出力バッファを選択したバッファと、へ
    の接続、 上記機能回路の入力の、上記信号入力バッファ群と、上
    記第1の入出力バッファ群と前記第2の入出力バツフア
    群のうち入力バッファに切換えられたバッファと、への
    接続、 を行う接続選択手段と、 を備えるマルチファンクションLSI装置。
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