JP2005009352A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉弁方向に付勢された機関弁のステムに常時連接される弁当接部を有する弁駆動ロッカアームが、固定位置に配置されるロッカシャフトに揺動可能に支承される内燃機関の動弁装置において、弁駆動ロッカアームの剛性低下を回避しつつ、弁駆動ロッカアームおよび機関弁の連接部を充分に潤滑する。
【解決手段】弁駆動ロッカアーム25,26を含んで相互に隣接配置される複数のロッカアーム25,26,27の上面に油溜まり57が形成され、弁駆動ロッカアーム25,26の外表面に、油溜まり57から溢れたオイルを機関弁18のステム18aおよび当接部25a,26aの連接部側に導くガイド部63,64が設けられる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、閉弁方向に付勢された機関弁のステムに連接される弁当接部を有する弁駆動ロッカアームが、固定位置に配置されるロッカシャフトに揺動可能に支承される内燃機関の動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような動弁装置は、たとえば特許文献1等で良く知られており、機関弁のステムと、弁駆動ロッカアームが備える弁当接部との連接部の潤滑は、動弁装置が収容された動弁室内の飛沫オイルによってなされている。
【0003】
【特許文献1】
特許第2560095号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記従来のような飛沫オイルによる潤滑では、機関の低速回転時や、弁駆動ロッカアームが備える弁当接部および機関弁の連接部が動弁室内の高い位置に配置される場合には、飛沫オイルが前記連接部にかかり難く、前記連接部の潤滑が不充分となる可能性がある。
【0005】
そこで弁駆動ロッカアームの上目に油溜まりを形成し、その油溜まりの底壁に設けられた貫通孔から、機関弁のステム側にオイルを導くようにしたものもあるが、そのような貫通孔が設けられることにより、弁駆動ロッカアームの剛性低下を招く可能性がある。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、弁駆動ロッカアームの剛性低下を回避しつつ、弁駆動ロッカアームおよび機関弁の連接部を充分に潤滑し得るようにした内燃機関の動弁装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、閉弁方向に付勢された機関弁のステムに常時連接される弁当接部を有する弁駆動ロッカアームが、固定位置に配置されるロッカシャフトに揺動可能に支承される内燃機関の動弁装置において、前記弁駆動ロッカアームを含んで相互に隣接配置される複数のロッカアームの上面、または前記弁駆動ロッカアームの上面に油溜まりが形成され、前記弁駆動ロッカアームの外表面に、前記油溜まりから溢れたオイルを前記機関弁のステムおよび前記弁当接部の連接部側に導くガイド部が設けられることを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、機関弁のステムと、弁駆動ロッカアームが備える弁当接部との連接部には、油溜まりから溢れたオイルがガイド部でガイドされて供給されることになり、弁駆動ロッカアームおよび機関弁の連接部にオイルを充分に供給し、充分な潤滑を達成することができる。しかもオイルを導くガイド部が弁駆動ロッカアームの外表面に設けられるものであるので、ガイド部が設けられることによって弁駆動ロッカアームの剛性が低下することはない。
【0009】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、ロッカシャフトに揺動自在に支承される揺動支承部を有する前記弁駆動ロッカアームに、一対の前記弁当接部と、両弁当接部および前記揺動支承部間を連結する一対の第1連結壁と、前記両当接部間を結ぶ第2連結壁とが設けられ、前記油溜まりは、前記揺動支承部、前記両第1連結壁および第2連結壁で囲まれるようにして前記弁駆動ロッカアームの上面に形成され、前記両弁当接部間の中央部から両弁当接部側に向かうにつれて下方に傾斜した前記ガイド部が、前記油溜まりとは反対側で少なくとも第2連結壁の外側面に突設されることを特徴とし、かかる構成によれば、ガイド部でオイルを導くようにしつつ第2連結壁の剛性を高めることが可能であり、しかも両弁当接部側に向かうにつれて下方に傾斜するようにした前記ガイド部の簡単な形状により、油溜まりから溢れたオイルを一対の弁当接部側に分けて供給することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明の構成に加えて、前記ガイド部は、前記ステムの軸線に沿う方向の厚みが、前記両弁当接部間の中央部側に向かうにつれて大となるように形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、一対の弁当接部から離れることで剛性が低下しがちとなる第2連結壁の中央部の剛性を、ガイド部によって高めることができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、上記請求項2または3記載の発明の構成に加えて、前記ガイド部は、両側端が前記両弁当接部まで延出されるようにして第2連結壁および前記両弁当接部に設けられ、前記ガイド部の両側端が前記両弁当接部の底部よりも前記機関弁側に突出されることを特徴とし、かかる構成によれば、ガイド部でガイドしてきたオイルをより積極的に機関弁側に流すようにし、機関弁のステムおよび弁当接部の連接部にオイルを充分に供給して充分な潤滑を達成することができる。
【0012】
さらに請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記弁駆動ロッカアームの揺動支承部、ならびに該弁駆動ロッカアームよりも下方に大きく揺動することを可能とした自由ロッカアームの揺動支承部が共通のロッカシャフトに相互に隣接して支承され、前記各ロッカアームの揺動支承部と、前記各ロッカアームの連結および非連結を切換えるようにして前記各ロッカアームに設けられる弁作動特性変更機構との間に配置されるようにして前記油溜まりが前記弁駆動ロッカアームおよび自由ロッカアームの上面に形成され、自由ロッカアームには、前記弁駆動ロッカアームに摺接するリング状摺接部が前記ロッカシャフトを囲むようにして一体に形成されるとともに、前記弁作動特性変更機構の下方で前記弁駆動ロッカアームに摺接するようにして前記リング状摺接部から延出される円弧状摺接部が一体に形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、自由ロッカアームが弁駆動ロッカアームよりも下方に大きく揺動するにもかかわらず、弁作動特性変更機構の構成要素と干渉することを回避しつつ弁駆動ロッカアームおよび自由ロッカアームの上面の油溜まりからオイルが下方に落下することを防止して、油溜まりにオイルを充分に貯留することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0014】
図1〜図5は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は内燃機関の一部の縦断面図であって図1の2−2線に沿う断面図、図2は図1の2矢視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図1の4−4線断面図、図5は自由ロッカアームの斜視図である。
【0015】
先ず図1〜図3において、シリンダ軸線を傾斜させた内燃機関のシリンダブロック11に設けられるシリンダボア13にはピストン14が摺動可能に嵌合され、ピストン14の頂部を臨ませる燃焼室15をシリンダブロック11との間に形成するシリンダヘッド12に、燃焼室15に通じ得る一対の吸気弁口16…と、それらの吸気弁口16…に共通に通じてシリンダヘッド12の一側面に開口する吸気ポート17とが設けられており、吸気弁口16…を個別に開閉可能である機関弁としての吸気弁18,18のステム18a…は、シリンダヘッド12に設けられたガイド筒19…に摺動可能に嵌合され、前記ステム18a…の上端に設けられたリテーナ20,20と、シリンダヘッド12との間に吸気弁18,18を閉弁方向に付勢する弁ばね21,21が設けられる。
【0016】
前記両吸気弁18,18は動弁装置22Aにより開閉駆動されるものであり、該動弁装置22Aは、図示しないクランクシャフトと平行な軸線を有するカムシャフト23と、該カムシャフト23と平行な軸線を有するロッカシャフト24と、ロッカシャフト24に揺動可能に支承される一対の弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27とを備える。
【0017】
前記カムシャフト23は、クランクシャフトから1/2の減速比で伝達される回転動力により回転するようにしてシリンダヘッド12に回転自在に支承されており、ロッカシャフト24は、カムシャフト23の上方に固定配置される。
【0018】
一対の弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27は、自由ロッカアーム27を両弁駆動ロッカアーム25,26間に挟むようにして配置されており、それらのロッカアーム25,26,27にそれぞれ設けられる揺動支承部25b,26b,27aが共通のロッカシャフト24に揺動可能に支承される。両弁駆動ロッカアーム25,26は、両吸気弁18,18のステム18a…に連接される弁当接部25a,26aをそれぞれ一体に備えており、各弁当接部25a,26aには、前記ステム18a…の上端に当接するタペットねじ28,28が進退位置を調節可能として螺合される。したがって両弁駆動ロッカアーム25,26は吸気弁18,18に常時連動、連結される。
【0019】
カムシャフト23には、自由ロッカアーム27に軸支されたローラ29をころがり接触させる動弁カム32と、両弁駆動ロッカアーム25,26に設けられたカムスリッパ30,31を摺接させる一対の隆起部33,34とが設けられ、動弁カム32は、吸気弁18…を開閉するカムプロフィルを有するように形成され、隆起部33,34は、吸気弁18…を実質的に閉弁休止せしめるように形成される。したがって吸気弁18…は、自由ロッカアーム27に両弁駆動ロッカアーム25,26が連結された状態では開閉作動するのであるが、自由ロッカアーム27への両弁駆動ロッカアーム25,26の連結が解除されたときには実質的に閉弁休止状態となる。
【0020】
図4を併せて参照して、両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27には、自由ロッカアーム27への両弁駆動ロッカアーム25,26の連結および連結解除を油圧で切換える弁作動特性変更機構36が設けられる。
【0021】
この弁作動特性変更機構36は、一方の弁駆動ロッカアーム25内に形成される第1油圧室37に一端を臨ませて一方の弁駆動ロッカアーム25および自由ロッカアーム27に摺動可能に嵌合される連結ピン38と、該連結ピン38の他端に一端を摺接させて自由ロッカアーム27および他方の弁駆動ロッカアーム26に摺動可能に嵌合される連結ピン39と、該連結ピン39の他端に一端を摺接させるとともに他方の弁駆動ロッカアーム26内に形成される第2油圧室41に他端を臨ませたピン40と、第1油圧室37に収容されて一方の弁駆動ロッカアーム25および連結ピン38間に設けられる戻しばね42とを備える。
【0022】
この弁作動特性変更機構36では、第1油圧室37に油圧を作用せしめたときには、図4で示すように、相互に連接された連結ピン38,39およびピン40が第2油圧室41の容積を最小とする位置に移動し、連結ピン38で一方の弁駆動ロッカアーム25および自由ロッカアーム27が連結され、連結ピン39で自由ロッカアーム27および他方の弁駆動ロッカアーム26が連結される。また第2油圧室41に油圧を作用せしめたときには、相互に連接された連結ピン38,39およびピン40が第1油圧室37の容積を最小とする位置に移動し、連結ピン38,39の接触面が一方の弁駆動ロッカアーム25および自由ロッカアーム27間に在ることにより一方の弁駆動ロッカアーム25および自由ロッカアーム27の連結が解除され、連結ピン39およびピン40の接触面が自由ロッカアーム27および他方の弁駆動ロッカアーム26間に在ることにより自由ロッカアーム27および他方の弁駆動ロッカアーム26の連結が解除される。
【0023】
このようにして弁作動特性変更機構36は、第1および第2油圧室37,41への択一的な油圧の作用によって両弁駆動ロッカアーム25,26への自由ロッカアーム27の連結および連結解除を切り換えて吸気弁18…の作動特性を変更するものであり、戻しばね42は、機関の運転停止に応じて第1および第2油圧室37,41のいずれにも油圧が作用しない状態で各ピン38,39,40ががたつくのを回避し得る程度のばね力を発揮すればよい。
【0024】
ロッカシャフト24内には、該ロッカシャフト24内を2つに分割する分割部材43が嵌入されており、この分割部材43によりロッカシャフト24内には、第1および第2オイル通路44,45が相互に独立して形成される。
【0025】
しかも一方の弁駆動ロッカアーム25には、ロッカシャフト24を囲繞する第1環状溝46と、第1環状溝46および第1油圧室37間を結ぶ第1連通路47とが設けられ、他方の弁駆動ロッカアーム26には、ロッカシャフト24を囲繞する第2環状溝48と、第2環状溝48および第2油圧室41間を結ぶ第2連通路49とが設けられ、第1オイル通路44を第1環状溝46に通じさせる第1連通孔50がロッカシャフト24に設けられ、第2オイル通路45を第2環状溝48に通じさせる第2連通孔51が前記分割部材43およびロッカシャフト24に設けられる。すなわちロッカシャフト24の軸線まわりの両弁駆動ロッカアーム25,26の揺動にかかわらず、第1オイル通路44は第1油圧室37に常時連通し、第2オイル通路45は第2油圧室41に常時連通する。
【0026】
ところで弁作動特性変更機構36が自由ロッカアーム27の両弁駆動ロッカアーム25,26への連結を解除した状態で自由ロッカアーム27をカムシャフト23の動弁カム32に押しつけるばね力を発揮するロストモーションばね52が、シリンダヘッド12および自由ロッカアーム27間に設けられ、該ばね52の一部はシリンダヘッド12の上面に設けられた有底穴53に収納される。
【0027】
前記第1および第2オイル通路44,45は、図示しない油圧制御弁を介して油圧源に接続されており、第1および第2オイル通路44,45に供給されるオイルの油圧が前記油圧制御弁により制御される。
【0028】
前記両弁駆動ロッカアーム25,26と、ロッカシャフト24との間には、第1オイル通路44から第1油圧室37に供給されるオイルの一部、ならびに第2オイル通路45から第2油圧室41に供給されるオイルの一部が第1および第2環状溝46,48から漏出するようにして供給されるものであり、このように漏出したオイルによって、両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27と、ロッカシャフト24との間の潤滑がなされる。
【0029】
ロッカシャフト24の軸線に沿う方向で相互に隣接した前記両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27の上面には、それらのロッカアーム25,26,26の揺動支承部25b,26b,27aおよび前記弁作動特性変更機構36間に配置される油溜まり57を協働して形成するための凹部54,55,56がそれぞれ設けられており、両弁駆動ロッカアーム25,26の上面には、ロッカシャフト24の軸線に沿う方向で前記油溜まり57の両端を規定するリブ58,59が一体に突設される。
【0030】
図5を併せて参照して、自由ロッカアーム27における揺動支承部27aの両側面には、該自由ロッカアーム27の両側の弁駆動ロッカアーム25,26に摺接するようにわずかに隆起したリング状摺接部60が、ロッカシャフト24を囲むようにして一体に形成される。
【0031】
ところで、弁作動特性変更機構36により両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27の連結が解除されているときには、自由ロッカアーム27が動弁カム32により両弁駆動ロッカアーム25,26は静止状態にあり、自由ロッカアーム27は両弁駆動ロッカアーム25,26よりも下方側に大きく揺動することになる。このような状態で弁作動特性変更機構36における連結ピン38,39が一方の弁駆動ロッカアーム25および自由ロッカアーム27間で円滑に摺接し、連結ピン39およびピン40が自由ロッカアーム27および他方の弁駆動ロッカアーム26間で円滑に摺接するためには、連結ピン39が両弁駆動ロッカアーム25,26に接触することがないようにすることが必要であり、従来の動弁装置では、前記弁作動特性変更機構36が配設される部分で両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27間にはそれぞれ間隙が形成されている。
【0032】
しかるに前記油溜まり57は、揺動支承部25b,26b,27aおよび前記弁作動特性変更機構36間に配置されるようにして各ロッカアーム25,26,27の上面に形成されており、上記従来の動弁装置のように、弁作動特性変更機構36が配設される部分で両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27間に間隙が全周にわたって形成されていたのでは、油溜まり57に導かれたオイルが、両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27間の間隙から下方に落下してしまい、油溜まり57へのオイルの貯留が困難となる。
【0033】
そこで、前記弁作動特性変更機構36の下方で両側の弁駆動ロッカアーム25,26に摺接するようにわずかに隆起した円弧状摺接部61が、前記リング状摺接部60から延出されるようにして自由ロッカアーム27の両側面に一体に形成される。
【0034】
而して弁作動特性変更機構36により両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27の連結が解除されているときに、自由ロッカアーム27は両側で静止している弁駆動ロッカアーム25,26に対して前記弁作動特性変更機構36の配設位置では下方に相対移動するものであり、前記円弧状摺接部61が、弁作動特性変更機構36における連結ピン39の両端に接触することはなく、両弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27間からオイルが下方に落下することを両円弧状摺接部61の弁駆動ロッカアーム25,26への摺接によって回避することができ、油溜まり57にオイルを充分に貯留することができる。
【0035】
自由ロッカアーム27の両側面におけるリング状摺接部60には、ロッカシャフト24および各ロッカアーム25〜27間のオイルを油溜まり57に導くガイド溝62…がそれぞれ設けられており、油溜まり57には、ロッカシャフト24および各ロッカアーム25〜27間からオイルが供給される。
【0036】
また両弁駆動ロッカアーム25,26における弁当接部25a,26aの内側外表面には、前記油溜まり57から溢れたオイルを弁当接部25a,26aの先端側、すなわち前記吸気弁18…のステム18aとの連接部側に導くガイド部63,64が、内側に張り出すようにして一体に設けられる。
【0037】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、ロッカシャフト24には、自由ロッカアーム27と、該自由ロッカアーム27の両側に隣接配置される一対の弁駆動ロッカアーム25,26とが揺動可能に支承されており、相互に隣接配置される弁駆動ロッカアーム25,26および自由ロッカアーム27の上面には、ロッカシャフト24および前記各ロッカアーム25〜27間に供給されるオイルが導かれる油溜まり57が形成され、両弁駆動ロッカアーム25,26が備える弁当接部25a,26aの内側外表面には、前記油溜まり57から溢れたオイルを吸気弁18…のステム18a…との連結部側に導くガイド部63,64が設けられる。
【0038】
したがって吸気弁18…のステム18a…と、弁駆動ロッカアーム25,26が備える弁当接部25a,26aとの連接部には、油溜まり57から溢れたオイルがガイド部63,64でガイドされて供給されることになるので、弁駆動ロッカアーム25,26および吸気弁18…の連接部にオイルを充分に供給し、充分な潤滑を達成することができる。
【0039】
しかもオイルを導くガイド部63,64が弁駆動ロッカアーム25,26における弁当接部25a,26aの外表面に設けられるものであるので、ガイド部63,64が設けられることによって弁駆動ロッカアーム25,26の剛性が低下することはない。
【0040】
図6〜図9は本発明の第2実施例を示すものであり、図6は内燃機関の一部の縦断面図であって図7の6−6線に沿う断面図、図7は図6の7矢視図、図8は図6の8−8線断面図、図9は図6の9矢視図であり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
【0041】
図6〜図9において、シリンダヘッド12には機関弁としての一対の吸気弁18…が弁ばね21で閉弁方向に付勢されつつ開閉作動可能に配設されており、両吸気弁18…を開閉駆動する動弁装置22bは、図示しないクランクシャフトと平行な軸線を有するカムシャフト67と、該カムシャフト67と平行な軸線を有するロッカシャフト68と、ロッカシャフト68に揺動可能に支承される弁駆動ロッカアーム69とを備える。
【0042】
弁駆動ロッカアーム69は、二股に分岐して両吸気弁18…のステム18a側に延びる一対の弁当接部69a,69aと、前記ロッカシャフト68で揺動可能に支承される揺動支承部69bとを一体に備えており、前記両弁当接部69a,69aには、前記ステム18a…の上端に当接するタペットねじ70,70が進退位置を調節可能として螺合される。
【0043】
カムシャフト67には、ロッカシャフト68に関して前記両弁当接部69a,69aとは反対側で弁駆動ロッカアーム69に軸支されたローラ71をころがり接触させる動弁カム72が設けられ、動弁カム72は、吸気弁18…を開閉するカムプロフィルを有するように形成される。
【0044】
ロッカシャフト68内にはオイル通路73が同軸に形成されており、ロッカシャフト68には、弁駆動ロッカアーム69およびロッカシャフト68間に、前記オイル通路73を流通するオイルの一部を導く導孔74,74が設けられる。
【0045】
図9を併せて参照して、弁駆動ロッカアーム69には、前記両弁当接部69a,69aおよび揺動支承部69b間を連結する一対の第1連結壁69c,69cと、前記両弁当接部69a,69a間を結ぶ第2連結壁69dとが一体に設けられており、揺動支承部69b、前記両第1連結部69c,69cおよび第2連結部69dで囲まれるようにして、弁駆動ロッカアーム69の上面には油溜まり75が形成され、ロッカシャフト68および弁駆動ロッカアーム69間のオイルを油溜まり75に導くガイド孔76が弁駆動ロッカアーム69に設けられる。すなわち油溜まり75には、ロッカシャフト68および弁駆動ロッカアーム69間からオイルが供給される。
【0046】
また弁駆動ロッカアーム69において、少なくとも両弁当接部69a,69a間を結ぶ第2連結壁69dの外側外表面、すなわち少なくとも油溜まり75とは反対側の第2連結壁69dの外側面に、前記油溜まり75から溢れたオイルを弁当接部69a,69aの先端側、すなわち前記吸気弁18…のステム18aとの連結部側に導くガイド部77が一体に突設されるものであり、この第2実施例では、ガイド部77は、その両側端を両弁当接部69a,69aまで延出するようにして第2連結壁69dおよび両弁当接部69a,69aの外側面に一体に突設される。
【0047】
而して前記ガイド部77は、前記油溜まり75から溢れたオイルを前記弁当接部69a,69a間の中央部から両弁当接部69a,69a側に向かうにつれて下方に傾斜するように形成される。すなわちガイド部77は、両弁当接部69a,69a間の中央部から両弁当接部69a,69a側に振り分ける振り分け部分77aと、該振り分け部分77aの両側下端からそれぞれ下方に延びる一対の下向きガイド部分77b,77bとを有するように形成される。
【0048】
しかも吸気弁18におけるステム18aの軸線に沿う方向での前記ガイド部77の厚みは、前記両弁当接部69a,69a間の中央部に向かうにつれて大となるように形成されるものであり、この第2実施例では、振り分け部分77aが三角形状に形成される。またガイド部77の両側端すなわち前記両下向きガイド部分77b,77bは、前記両弁当接部69a,69aの底部よりも吸気弁18…側に突出するように形成されている。
【0049】
この第2実施例によっても、油溜まり75から溢れたオイルがガイド部77によって両吸気弁18…に振り分けられつつ、吸気弁18…のステム18aおよび両弁当接部69a,69aの連接部に導かれることになり、上記第1実施例と同様に、弁駆動ロッカアーム69および吸気弁18…の連接部にオイルを充分に供給し、充分な潤滑を達成することができる。
【0050】
また油溜まり77は、揺動支承部69bと、一対の前記弁当接部69a,69aおよび揺動支承部69b間を連結する一対の第1連結壁69c、69cと、前記両当接部69a,69a間を結ぶ第2連結壁69dとで囲まれるようにして弁駆動ロッカアーム69の上面に形成されており、両弁当接部69a、69a間の中央部から両弁当接部69,69a側に向かうにつれて下方に傾斜したガイド部77が、油溜まり75とは反対側で少なくとも第2連結壁69dの外側面に突設されるので、ガイド部77でオイルを導くようにしつつ第2連結壁69dの剛性を高めることが可能であり、しかも両弁当接部69a,69a側に向かうにつれて下方に傾斜するようにした前記ガイド部77の簡単な形状により、油溜まり75から溢れたオイルを一対の弁当接部69a,69a側に分けて供給することができる。
【0051】
またガイド部77は、ステム18aの軸線に沿う方向の厚みが、両弁当接部69a,69a間の中央部側に向かうにつれて大となるように形成されるものであるので、一対の弁当接部69a、69aから離れることで剛性が低下しがちとなる第2連結壁69dの中央部の剛性を、ガイド部77によって高めることができる。
【0052】
さらにガイド部77は、両側端が両弁当接部69a、69aまで延出されるようにして第2連結壁69dおよび前記両弁当接部69a、69aに設けられており、ガイド部77の両側端が両弁当接部69a,69aの底部よりも吸気弁18…側に突出されているので、ガイド部77でガイドしてきたオイルをより積極的に吸気弁18…側に流すようにし、吸気弁18…のステム18a…および弁当接部69a,69aの連接部にオイルを充分に供給して充分な潤滑を達成することができる。
【0053】
図10は本発明の第3実施例を示すものであり、上記第2実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
【0054】
油溜まり77が上面に形成される弁駆動ロッカアーム69′には、一対の弁当接部69a,69a間を結ぶようにして設けられた第2連結壁69dが一体に設けられており、少なくとも第2連結壁69dの外側表面すなわち油溜まり75とは反対側の第2連結壁69dの外側面には、前記油溜まり75から溢れたオイルを弁当接部69a,69aと、前記吸気弁18…のステム18aとの連接部側に導くガイド部77′が一体に突設される。而して、この第3実施例でガイド部77′は、その両側端を両弁当接部69a,69aまで延出するようにして第2連結壁69dおよび両弁当接部69a,69aの外側面に一体に突設される。
【0055】
前記ガイド部77′は、前記油溜まり75から溢れたオイルを前記弁当接部69a,69a間の中央部から両弁当接部69a,69a側に向かうにつれて下方に傾斜するように形成される。すなわちガイド部77′は、両弁当接部69a,69a間の中央部から両弁当接部69a,69a側に振り分ける振り分け部分77a′と、該振り分け部分77a′の両側下端からそれぞれ下方に延びる一対の下向きガイド部分77b,77bとを有するように形成される。
【0056】
この第3実施例によっても、油溜まり75から溢れたオイルがガイド部77′によって両吸気弁18…に振り分けられつつ、吸気弁18…のステム18aおよび両弁当接部69a,69aの連接部に導かれることになり、上記第2実施例と同様に、弁駆動ロッカアーム69および吸気弁18…の連接部にオイルを充分に供給し、充分な潤滑を達成することができる。
【0057】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0058】
たとえば複数の弁当接部を有する弁駆動ロッカアーム、ならびに弁駆動ロッカアームに隣接して配置されるとともに弁駆動ロッカアームとの連結および連結解除を切換可能な他のロッカアームの上面に油溜まりが形成されるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、弁駆動ロッカアームの剛性低下を回避しつつ、弁駆動ロッカアームおよび機関弁の連接部にオイルを充分に供給し、充分な潤滑を達成することができる。
【0060】
また請求項2記載の発明によれば、第2連結壁の剛性を高めることが可能であり、しかも両弁当接部側に向かうにつれて下方に傾斜するようにしたガイド部の簡単な形状により、油溜まりから溢れたオイルを一対の弁当接部側に分けて供給することができる。
【0061】
請求項3記載の発明によれば、一対の弁当接部から離れることで剛性が低下しがちとなる第2連結壁の中央部の剛性を、ガイド部によって高めることができる。
【0062】
請求項4記載の発明によれば、ガイド部でガイドしてきたオイルをより積極的に機関弁側に流すようにし、機関弁のステムおよび弁当接部の連接部にオイルを充分に供給して充分な潤滑を達成することができる。
【0063】
さらに請求項5記載の発明によれば、弁作動特性変更機構の構成要素と干渉することを回避しつつ弁駆動ロッカアームおよび自由ロッカアームの上面の油溜まりからオイルが下方に落下することを防止して、油溜まりにオイルを充分に貯留することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の内燃機関の一部の縦断面図であって図1の2−2線に沿う断面図である。
【図2】図1の2矢視図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図1の4−4線断面図である。
【図5】自由ロッカアームの斜視図である。
【図6】第2実施例の内燃機関の一部の縦断面図であって図7の6−6線に沿う断面図である。
【図7】図6の7矢視図である。
【図8】図6の8−8線断面図である。
【図9】図6の9矢視図である。
【図10】第3実施例の図9に対応した図である。
【符号の説明】
18・・・機関弁としての吸気弁
18a・・・ステム
24,68・・・ロッカシャフト
25,26,69,69′・・・弁駆動ロッカアーム
25a,26a,69a・・・弁当接部
25b,26b,27a,69b・・・揺動支承部
27・・・ロッカアーム
57,75・・・油溜まり
63,64,77,77′・・・ガイド部
69c・・・第1連結壁
69d・・・第2連結壁

Claims (5)

  1. 閉弁方向に付勢された機関弁(18)のステム(18a)に常時連接される弁当接部(25a,26a;69a)を有する弁駆動ロッカアーム(25,26;69,69′)が、固定位置に配置されるロッカシャフト(24,68)に揺動可能に支承される内燃機関の動弁装置において、前記弁駆動ロッカアーム(25,26)を含んで相互に隣接配置される複数のロッカアーム(25,26,27)の上面、または前記弁駆動ロッカアーム(69,69′)の上面に油溜まり(57,75)が形成され、前記弁駆動ロッカアーム(25,26;69,69′)の外表面に、前記油溜まり(57,75)から溢れたオイルを前記機関弁(18)のステム(18a)および前記弁当接部(25a,26a;69a)の連接部側に導くガイド部(63,64;77,77′)が設けられることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. ロッカシャフト(68)に揺動自在に支承される揺動支承部(69b)を有する前記弁駆動ロッカアーム(69,69′)に、一対の前記弁当接部(69a)と、両弁当接部(69a)および前記揺動支承部(69b)間を連結する一対の第1連結壁(69c)と、前記両当接部(69a)間を結ぶ第2連結壁(69d)とが設けられ、前記油溜まり(75)は、前記揺動支承部(69b)、前記両第1連結壁(69c)および第2連結壁(69d)で囲まれるようにして前記弁駆動ロッカアーム(69,69′)の上面に形成され、前記両弁当接部(69a)間の中央部から両弁当接部(69a)側に向かうにつれて下方に傾斜した前記ガイド部(77,77′)が、前記油溜まり(75)とは反対側で少なくとも第2連結壁(69d)の外側面に突設されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の動弁装置。
  3. 前記ガイド部(77)は、前記ステム(18a)の軸線に沿う方向の厚みが、前記両弁当接部(69a)間の中央部側に向かうにつれて大となるように形成されることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の動弁装置。
  4. 前記ガイド部(77,77′)は、両側端が前記両弁当接部(69a)まで延出されるようにして第2連結壁(69d)および前記両弁当接部(69a)に設けられ、前記ガイド部(77,77′)の両側端が前記両弁当接部(69a)の底部よりも前記機関弁(18)側に突出されることを特徴とする請求項2または3記載の内燃機関の動弁装置。
  5. 前記弁駆動ロッカアーム(25,26)の揺動支承部(25b,26b)、ならびに該弁駆動ロッカアーム(25,26)よりも下方に大きく揺動することを可能とした自由ロッカアーム(27)の揺動支承部(27a)が共通のロッカシャフト(24)に相互に隣接して支承され、前記各ロッカアーム(25,26,27)の揺動支承部(25b,26b,27a)と、前記各ロッカアーム(25〜27)の連結および非連結を切換えるようにして前記各ロッカアーム(25〜27)に設けられる弁作動特性変更機構(36)との間に配置されるようにして前記油溜まり(57)が前記弁駆動ロッカアーム(25,26)および自由ロッカアーム(27)の上面に形成され、自由ロッカアーム(27)には、前記弁駆動ロッカアーム(25,26)に摺接するリング状摺接部(60)が前記ロッカシャフト(24)を囲むようにして一体に形成されるとともに、前記弁作動特性変更機構(36)の下方で前記弁駆動ロッカアーム(25,26)に摺接するようにして前記リング状摺接部(60)から延出される円弧状摺接部(61)が一体に形成されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の動弁装置。
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