JP2005008852A - ロール加工性及びカレンダー成型性に優れた樹脂組成物 - Google Patents

ロール加工性及びカレンダー成型性に優れた樹脂組成物 Download PDF

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Nobuyuki Maki
伸行 牧
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Abstract

【課題】 高速ロール加工や高速カレンダリング処理等の高速成形加工時に於いて、樹脂だれ等の不都合の発生が回避され、高い生産性と低い不良品率の達成が実現出来るロール加工性及びカレンダー成型性に優れた樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 エチレン及び酢酸ビニルから成る共重合体(A)1乃至98重量%、エチレン及び不飽和カルボン酸エステルから成る共重合体(B)1乃至98重量%、及び密度が890乃至970kg/mのエチレン系重合体(C)1乃至50重量%を含有するベース樹脂組成物100重量部当たり、無機化合物(D)0乃至200重量部及び離ロール剤(E)0.1乃至10重量部を含有して成ることを特徴とするロール加工性及びカレンダー成型性に優れた樹脂組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ロール加工性及びカレンダー成型性に優れた樹脂組成物に関し、特に、高速加工時に於いても樹脂だれ現象の発生が抑制され、その結果成形体の生産性を顕著に向上させることが可能なオレフィン系樹脂組成物に関する。
エチレン・ビニルエステルのようなエチレン系重合体は、種々の物性、例えば靭性、耐衝撃性、低い脆性温度、柔軟性、加工性、耐薬品性、水に対する低透過性、安定性、電気的特性等に優れていることから、種々の用途に広く使用されている。
然し、エチレン・ビニルエステル共重合体は、エチレン系重合体の中では比較的ロール加工性やカレンダー成形性に優れたものであるが、塩化ビニル樹脂等に比較すると、加工適合温度範囲が未だ狭く、その加工適合温度範囲の一層の拡大が求められている。
又、樹脂成形品には、樹脂を増量してその価格を低減させるためにも、又、成形品の機械的強度や耐久性、耐熱性、耐摩耗性、電気絶縁性等を向上させる目的で、無機化合物を配合することが広く行われているが、これらの無機化合物をエチレン・ビニルエステル共重合体に配合すると、成形体の加工性が低下し、そのため生産性が低下する不利益があった。
このようなエチレン・ビニルエステル共重合体の欠点を改善するための提案も既になされ、本発明者等も、上記の点が大幅に改善された無機化合物配合樹脂組成物として、エチレン・酢酸ビニル共重合体(a)にエチレン・不飽和カルボン酸エステル共重合体(b1)を配合した樹脂組成物、又は、前記共重合体(a)にエチレン・不飽和カルボン酸エステル・他の極性モノマーから成る多元系共重合体(b2)を配合した樹脂組成物、或いは、前記共重合体(a)、(b1)及び(b2)を共に配合した樹脂組成物の何れかをベース樹脂成分とし、これに特定量比の無機化合物、混合リン酸エステルを配合した無機化合物配合樹脂組成物を特許文献1として既に提案している。
特開2002−363354号公報
ところが、最近、このような樹脂組成物から成る成形体の更なるコストダウンが強く求められ、これに応じて生産性をより一層向上させる観点から、例えば、ロール加工やカレンダリング等の樹脂成形加工に於いて、より一層の高速化処理が必要となってきた。
ロール加工やカレンダリング等に於いて、高速化はロール回転数の増加やロール径の巨大化等により達成されるが、何れの場合も、樹脂組成物のロール移動線速度の増加とロールと樹脂組成物の接触時間の短縮化の傾向を免れることはできない。
このため、一般にサッギングと呼ばれる樹脂ダレ現象が頻繁に発生し、これにより逆に生産性が低下するだけでなく製品の不良品率を上昇させるという不都合も招来し、この改善が当業界に於いて解決すべき緊急の技術課題となっていた。
ここで、サッギング、即ち、樹脂ダレ現象とは、ロールの谷間に滞留した半溶融状の塊(バンクと呼ぶ)がペンシル状のバンクを形成せず、ベロを出したような形状となり連続したロール加工が不可能となる現象を云う。
本発明者等は、この課題の解決のため鋭意研究を重ねた結果、前記樹脂成分に、特定物性のエチレン系重合体を特定配合比で配合した樹脂組成物をベース樹脂として用いることで前記高速加工処理時の樹脂だれ現象の発現を抑制出来ることを見いだし、この知見に基づき本発明を完成するに至った。
従って、本発明の目的は、例え、無機化合物が配合された樹脂組成物の場合であっても高速ロール加工や高速カレンダリング処理等の高速成形加工時に於いて、樹脂だれ等の不都合の発生が回避され、高い生産性と低い不良品率の達成が実現出来るロール加工性及びカレンダー成型性に優れた樹脂組成物を提供するにある。
本発明によれば、エチレン及び酢酸ビニルから成る共重合体(A)1乃至98重量%、エチレン及び不飽和カルボン酸エステルから成る共重合体(B)1乃至98重量%、及び密度が890乃至970kg/mのエチレン系重合体(C)1乃至50重量%を含有するベース樹脂組成物100重量部当たり、無機化合物(D)0乃至200重量部及び離ロール剤(E)0.1乃至10重量部を含有して成ることを特徴とするロール加工性及びカレンダー成型性に優れた樹脂組成物が提供される。
本発明の上記樹脂組成物に於いては、前記共重合体(A)がエチレンを50乃至98重量%及び酢酸ビニルを2乃至50重量%含有する共重合体であること、前記共重合体(B)がエチレンを50乃至98重量%及び不飽和カルボン酸アルキルエステルを2乃至重量50%含有する共重合体であること、
前記エチレン系重合体(C)が、ポリエチレン及び直鎖状エチレン・αオレフィン共重合体から選ばれた少なくとも1種であること、特に、メタロセン触媒で重合することにより得られたポリエチレンであることが好ましい。
又、無機化合物(D)としては、アルミナ、アタパルガイド、カオリン、カーボンブラック、グラファイト、微粉ケイ酸、ケイ酸カルシウム、ケイソウ土、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、スレート粉、セリサイト、フリント、炭酸カルシウム、タルク、長石粉、二硫化モリブデン、バライト、ひる石、ホワイティング、二酸化チタン、マイカ、ろう石クレイ、石こう、炭化珪素、ジルコン、ガラスビーズ、シラスバルーン、アスベスト、ガラス繊維、カーボン繊維、ロックウール、スラグウール、ボロンウイスカ、ステンレススチール繊維又はこれらの表面を脂肪酸アミド、脂肪酸塩、脂肪酸エステル、チタンカップリング剤もしくはシランカップリング剤で処理したものの少なくとも1種を用いることができる。
更に、前記離ロール剤(E)としては、混合リン酸エステルを用いることが好ましく、特に、混合リン酸エステルが少なくともモノエステルとジエステルとを含む混合エステルであること、混合リン酸エステルがポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルであること、が好ましい。
本発明では、エチレン及び酢酸ビニルから成る共重合体(A)とエチレン及び不飽和カルボン酸エステルから成る共重合体(B)とエチレン系重合体(C)とを、特定量比で組み合わせたことが特徴であり、これにより樹脂組成物の加工適合温度範囲を広げ、優れたロール加工性及びカレンダー加工性を達成する。
特に、この樹脂組成物は、無機化合物を配合した状態に於いても、高速カレンダリング処理等の高速成形加工時に於いて、樹脂だれ等の不都合の発生が回避され、高い生産性と低い不良品率の達成が実現出来る。
このため、本発明の樹脂組成物は、例えば、人工芝、マット、止水シート、トンネルシート、制振シート等の家庭用品、カーペットの裏打ち材、ドアパネル防水シート、泥よけ、モール等の自動車部材、壁紙、家具、床材、発泡シート等の建材等の製造に好適に用いられる。
本発明では、エチレン・酢酸ビニル共重合体(A)とエチレン・不飽和カルボン酸エステル共重合体(B)の特定量比の組合せに特定のエチレン系重合体(C)を特定量比で組合せ配合してなる点が構成上の顕著な特徴である。
これにより、樹脂組成物の加工適合温度範囲を広げることができると共に、例え、無機化合物が配合された樹脂組成物の場合であっても高速ロール加工や高速カレンダリング処理等の高速成形加工時に於ける樹脂だれ発生が回避され、高い生産性と低い不良品率とが同時に達成できる。
熱可塑性樹脂の成形加工には、押出成形、射出成形、圧縮成形、カレンダー成形等の各種の成形法が知られているが、塩化ビニル樹脂(軟質)、エチレン・ビニルエステル共重合樹脂等のビニル系樹脂の多くはカレンダー成形法により成形される。
カレンダー成形では、ロールの回転とロールからの加熱によって、ロールの谷間に滞留した半融状態の塊(バンクと呼ぶ)を強制的に回転させて、材料の混合、混練、脱気を行った後、回転するロール間隙から流出させて成膜を行う。
カレンダー成形法によるフィルム(又はシート)製造工程及び装置の概要を、図1に示した略図により説明する。
バンバリーミキサー1で混合された配合組成物は、先ずミキシングロール2、次いでウォーミングアップロール3にかけられ充分に混練された後、コンベアーによりカレンダー装置4に導かれる。
カレンダー装置のロール配列形式には、縦3本、L字、逆L字、Z型、傾斜Z型等種々の形式があるが、この例の場合、逆L字カレンダー配列のものが示されている。
そしてここで所定厚さ、所定幅にカレンダーリングされたフィルムは、更にエンボスロール5でエンボス処理(型押し、しぼ付け)され、冷却された後、巻取ロール6に巻き取られる。
このように開放形のロール成形であるカレンダー成形は、加工適合温度範囲の狭い樹脂や、成形温度域での溶融強度(粘性)の無い材料、高結晶性樹脂などには不向きな成形法であるとされている。
特に、成形加工工程での生産性を上げるため、ロールスピードを増加させると、しばしば、カレンダリングロールの部分で所謂樹脂だれと云われる現象が発生し(図1、図2の逆L字カレンダー配列装置では特に#2/#3及び#3/#4バンクで起こり易い)、このためにライン停止を余儀なくされる等、生産性を著しく阻害すると共に表面状態不良、寸法不良等を多く発生させて不良品率を増大させる。
本発明の樹脂組成物は、後述する実施例にも明瞭に示されているとおり、優れたロール加工性及びカレンダー加工性が得られ、特に高速加工に於いても樹脂だれ等の不都合な現象が発現せず、優れた高速加工性を有する。
然も、この高速加工性能は樹脂組成物が無機化合物を含有する場合に於いても、充分に維持されると云う予想外の効果を奏する。
本発明の樹脂組成物では、エチレン・酢酸ビニル系重合体(A)とエチレン・不飽和カルボン酸エステル系重合体(B)に特定のエチレン系重合体が複合されていることにより、加工適合温度範囲が広げられ、特に、軟化開始温度から完全溶融温度までの温度域に於ける粘弾性特性の改善により、溶融強度の向上がなされ、これにより優れた高速加工性が得られるものと信じられる。
更に、本発明では、混合リン酸エステル等の離ロール剤(E)を配合することにより、ロール加工性やカレンダー成型性を一層向上させることができる。
「エチレン・酢酸ビニル系共重合体(A)」
本発明の樹脂組成物は、ベース樹脂成分として、エチレン及び酢酸ビニルから成る共重合体(A)を含有する。
このエチレン・酢酸ビニル共重合体(A)では、エチレン成分が50乃至98重量%、好ましくは60乃至95重量%の量で存在し、酢酸ビニル成分が2乃至50重量%、好ましくは5乃至40重量%の量で存在する。
エチレン・酢酸ビニル共重合体(A)の190℃、2160g荷重に於けるメルトフローレート(MFR)は、0.1乃至100g/10分、好ましくは1乃至10g/10分である。
エチレン・酢酸ビニル共重合体(A)は、エチレン及び酢酸ビニルを、高温、高圧下でラジカル共重合させることによって得ることができる。
「エチレン・不飽和カルボン酸エステル系共重合体(B)」
本発明の樹脂組成物は、他のベース樹脂成分として、エチレン及び不飽和カルボン酸エステルから成る共重合体(B)を含有することができる。
共重合体(B)を構成する不飽和カルボン酸エステルとしては(メタ)アクリル酸、フマル酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸の炭素数1乃至12、特に炭素数1乃至8程度のアルキルエステルを使用するのが好ましい。
尚、(メタ)アクリル酸とは、アクリル酸或いはメタアクリル酸を意味する。
より具体的には、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸nブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチルなどを例示することができる。
これらの中でも、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチルが特に好ましい。
共重合体(B)の好適な例は、エチレンを50乃至98重量%、好ましくは70乃至95重量%、不飽和カルボン酸エステルを2乃至50重量%、好ましくは5乃至30重量%含有する。
共重合体(B)の190℃、2160g荷重に於けるメルトフローレート(MFR)は、0.1乃至100g/10分、好ましくは1乃至10g/10分である。
エチレン・不飽和カルボン酸エステル系共重合体(B)も、エチレン及び不飽和カルボン酸エステルを、高温、高圧下でラジカル共重合させることによって得ることができる。
「エチレン系重合体(C)」
本発明の樹脂組成物は、ベース樹脂成分として、密度が890乃至970kg/m、より好ましくは920乃至950kg/mのエチレン系重合体(C)を含有する。
エチレン系重合体(C)としては、例えば、ポリエチレン、エチレン・αオレフィン共重合体が挙げられる。
ポリエチレンは、密度890〜970kg/mの高、中、低密度ポリエチレンが挙げられる。
これらのポリエチレンは、高圧法、中圧法、低圧法で製造されたものであって良く、又如何なる触媒を使用して製造されたものでも良いが、特に、メタロセン触媒を用いて重合した直鎖状エチレン系重合体(メタロセンLLDPE)が好適である。
エチレン・αーオレフィン共重合体としては、エチレン成分を70重量%以上、特に80重量%以上含有する共重合体が好ましく、具体的には、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体などを好適例として挙げることができる。
本発明では特に直鎖状のエチレン・αオレフィン共重合体が好ましい。
更に、本発明では、酢酸ビニル、不飽和カルボン酸アルキルエステル以外の極性基モノマー成分を50重量%以下、より好ましくは1乃至40重量%、含有するエチレン系共重合体、例えばエチレン・不飽和カルボン酸共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、酸変性エチレン系重合体などを用いることもできる。又、水素添加スチレン・エチレン・/ブチレン・スチレンブロック共重合体(SEBS)、水素添加スチレン・エチレン/プロピレン・スチレンブロック共重合体(SEPS)等も用いることができる。
この重合体又は共重合体(C)の190℃、2160g荷重に於けるメルトフローレート(MFR)は、0.1乃至100g/10分、好ましくは1乃至10g/10分である。
「ベース樹脂組成物」
本発明に用いるベース樹脂の一例は、樹脂基準で、エチレン・酢酸ビニル系共重合体(A)を1乃至98重量%、特に50乃至98重量%、エチレン・不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体(B)を1乃至98重量%、特に5乃至30重量%、及び密度が890乃至970kg/mのエチレン系重合体(C)1乃至50重量%、特に5乃至20重量%を含有するものである。
エチレン・酢酸ビニル系共重合体(A)や不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体(B)の配合比が上記範囲外となると、上記範囲内にある場合に比して、例えば、ロール加工の巻き付き性、離ロール性等が低下し、エチレン系重合体(C)が上記範囲より少ないと高速カレンダー処理での樹脂だれ現象の発生を充分に抑制できず、上記規定範囲を上回ると、軟化・溶融温度域での組成物粘度が高過ぎて逆にカレンダー加工性が低下する。
「無機化合物」
本発明に於いて無機化合物としては、従来充填材や補強材として使用されている無機化合物は全て使用でき、例えばアルミナ、アタパルガイド、カオリン、カーボンブラック、グラファイト、微粉ケイ酸、ケイ酸カルシウム、ケイソウ土、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、スレート粉、セリサイト、フリント、炭酸カルシウム、タルク、長石粉、二硫化モリブデン、バライト、ひる石、ホワイティング、二酸化チタン、マイカ、ろう石クレイ、石こう、炭化珪素、ジルコン、ガラスビーズ、シラスバルーン、アスベスト、ガラス繊維、カーボン繊維、ロックウール、スラグウール、ボロンウイスカ、ステンレススチール繊維等が用いられる。
上記無機化合物の混和性、樹脂組成物から得られる成形物外観等を考慮すると、無機化合物として、平均粒径が0.05乃至20μm、特に0.1乃至10μm程度のものを使用するのが望ましい。
又同様の理由で、無機化合物の表面が、脂肪酸、脂肪酸アミド、脂肪酸塩、脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、シランカップリング剤、チタンカップリング剤、シリコーンオイル、リン酸エステル等で表面処理されたものを使用するのが好ましい。
「離ロール剤」
本発明に用いる離ロール剤としては、本発明の樹脂組成物の他の諸特性を損なうこと無くロール離れを改善出来る剤である限り特に限定されることなく使用できるが、本発明に於いては、混合リン酸エステルの使用が好ましい。
この内でも、該混合リン酸エステル中に少なくともリン酸モノエステルとリン酸ジエステルとを含有するものが好ましく、リン酸トリエステルは含有されていなくても、或いは微量乃至少量含有されていても良い。
特に、このリン酸エステルは、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルであることが好ましい。
このリン酸エステルは、下記一般式(1)


[RO(CO)−P−(OH)3-m … (1)
式中、Rは炭素数8乃至30のアルキル基であり、
nは酸化エチレンの平均付加モル数であり、
mは1乃至3の数である、
で表される化学構造を有しており、外観は一般に液状乃至ワックスに似た固体状である。
混合リン酸エステルに於けるモノエステルとジエステルとのモル比は、一般に0.9:0.1乃至0.1:0.9であり、これらのモノエステルとジエステルとの合計量当たり10モル%以下、特に5モル%以下のトリエステルが含有されていても良い。
リン酸エステル混合物の好適なものとして、例えば、東邦化学工業(株)より製造販売され、化粧品の乳化剤等として使用されている商品名フォスファノールRL−210がある。
このフォスファノールRL−210は、同社の製品安全データシートの記載内容を引用すると、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸混合エステル約80%とポリオキシエチレンアルキルエーテル約20%からなるものである。
尚、このポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸混合エステルは、上述した通りモノ、ジー混合エステルであり、その比率はおよそ0.52:0.48である。
「樹脂組成物」
無機化合物(D)の配合量は、エチレン・酢酸ビニル系共重合体(A)及びエチレン・不飽和カルボン酸アルキルエステル系共重合体(B)を含んでなるベース樹脂の合計量100重量部に対し、0乃至200重量部、好ましくは20乃至180重量部、一層好ましくは50乃至150重量部の範囲である。
無機化合物の配合量が過大となると、ロール加工性及びカレンダー加工性に優れた組成物を得ることが難しくなる。
成形体の物性改善の点では20重量部以上の無機配合物を配合することが好ましい。
離ロール剤(E)の配合量、例えば、混合リン酸エステルの配合量は、ベース樹脂の合計量100重量部に対し、0.1乃至10重量部、好ましくは0.5乃至5重量部である。
混合リン酸エステルの配合量が過大になると、活性過多となる傾向があるので好ましくないが、樹脂組成物の高速加工性の点では、0.1重量部以上の量で用いることが推奨される。
本発明の樹脂組成物には、共重合体(A)、共重合体(B)及び密度が890乃至970kg/mのエチレン系重合体(C)以外の熱可塑性樹脂を、本発明の目的を損なわない範囲に於いて配合することができる。
又、必要に応じ各種添加剤を配合することが出来、このような添加剤の例として、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、滑剤、ブロッキング防止剤、発泡剤、発泡助剤、架橋剤、架橋助剤等を例示することが出来る。
本発明の樹脂組成物は、ヒンダードフェノール系坑酸化剤を含有することが、二次加工等を可能にする熱安定性を付与し、且つ、持続滑性機能を向上させる上で好ましい。
ヒンダードフェノール系坑酸化剤としては様々なものが挙げられ、例えばオクタデシル3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート;ペンタエリスチリル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕;1,3,5−トリメチル−2,46−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン;1,3,5−トリス−〔エチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕−s−トリアジン−2,4,6−(1H、3H、5H)トリオン;1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェノール)ブタン;4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール);ヘキサメチレングリコール−ビス〔β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオネート〕;6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−2,4−ビス−オクチル−チオ−1,3,5−トリアゾール;2,2’−チオ〔ジエチル−ビス−3(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオネート〕;2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ノニルフェノール)等を挙げることができ、これらを単独でもしくは混合で用いることが出来る。
ヒンダードフェノール系坑酸化剤は樹脂100重量部に対して0.01乃至1重量部、特に0.1乃至0.3重量部の量で用いるのがよい。
本発明の樹脂組成物は、上記各成分をバンバリーミキサー、加圧ニーダー、単軸押出機、二軸押出機、ロール等の自体公知の混練機で溶融混練し、必要に応じてペレット化するなどの工程を経て、ロール成形、カレンダー成形などの目的物に応じた成形加工手段で、高速で樹脂成形品に加工でき、生産性に優れてるという利点がある。
樹脂成形温度は、ベース樹脂の組成や成形法によっても相違するが、一般的にいって160乃至300℃の温度範囲から成形法に合った温度を選択するのがよい。
また、本発明の樹脂組成物からなる成形品は電子照射による架橋も可能である。
既に述べた通り、本発明の樹脂組成物は、カレンダー成形に容易に適用でき、樹脂だれ等の不都合を生じず、寸法精度の高いフィルムやシートを高い生産性をもって製造できる。
本発明を、次の実施例を挙げて説明するが、以下の実施例に制限されるものではない。
以下の実施例で使用した材料及び試験方法は次の通りである。
1.使用材料
1) エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)
組成(重量%) エチレン/酢酸ビニル=72/28
MFR 6(g/10分)
2) エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)
組成(重量%) エチレン/アクリル酸エチル=75/25
MFR 5(g/10分)
3) エチレン・アクリル酸メチル共重合体(EMA)
組成(重量%) エチレン/アクリル酸メチル=82/18
MFR 2(g/10分)
4) エチレン・メタアクリル酸メチル(EMMA)
組成(重量%) エチレン/メタアクリル酸メチル=90/10
MFR 2(g/10分)
5) メタロセン触媒重合ポリエチレン(mPE)
密度926kg/m
MFR 1(g/10分)
6) 炭酸カルシウム
商品名 ホワイトンSB 白石カルシウム製
7) 酸化チタン
商品名 酸化チタン 堺化学製
8) 混合リン酸エステル
商品名 フォスファノールRL−210 東邦化学工業社製
2.ロール加工性評価及びカレンダー成型性評価
1)ロール加工性評価
6インチ2本ロール(関西ロール(株))を用い、以下の条件で加工した。
設定温度:140℃
回転比(フロントロール/バックロール)=1:1.2
ロール間隙:1.1mm
評価開始までの時間:5分
サンプル仕込み量:120g(ベース樹脂部)
評価方法:バンク廻り状態、離ロール性を目視により次の4段階で評価した。
◎ 良好
○ 可能
△ 困難
× 不可
1)カレンダー成型性評価
図2に示す6インチ逆L4本ロールカレンダー成形機(関西ロール(株)製)を用い、以下の条件で加工した。
加工速度:10m/分
ロール温度:#1 118℃、#2 124℃、#3 120℃、#4 127℃
ロール間隙:#1/#2 0.6mm、#2/#3 0.4mm、#3/#4 0.3
mm
ロール回転比:#1/#2=32/29、#2/#3=29/32、#3/#4=32
/29
評価方法:バンク廻り状態は#1/#2バンク、離ロール性は#4ロール、樹脂だれ現象は#3/#4バンクにて、夫々目視により次の4段階で評価した。
◎ 良好
○ 可能
△ 困難
× 不可
「実施例1」
下記処方
ベース樹脂
EVA: 70重量部
EEA: 15重量部
mPE: 15重量部
炭酸カルシウム: 50重量部
酸化チタン: 20重量部
混合リン酸エステル: 0.2重量部
の原料を用い、前記要領でロール加工性評価及びカレンダー成型性評価を夫々実施した。
得られた結果を表1(ロール加工性)及び表2(カレンダー成型性)に示した。
「実施例2」
下記処方
ベース樹脂
EVA: 70重量部
EMA: 15重量部
mPE: 15重量部
炭酸カルシウム: 50重量部
酸化チタン: 20重量部
混合リン酸エステル: 0.2重量部
の原料を用いてロール加工性評価及びカレンダー成型性評価を実施した。
得られた結果を表1及び表2に示した。
「実施例3」
下記処方
ベース樹脂
EVA: 70重量部
EMMA: 15重量部
mPE: 15重量部
炭酸カルシウム: 50重量部
酸化チタン: 20重量部
混合リン酸エステル: 0.2重量部
の原料を用いてロール加工性評価及びカレンダー成型性評価を実施した。
得られた結果を表1及び表2に示した。
「比較例1」
ベース樹脂
EVA: 100重量部
炭酸カルシウム: 50重量部
酸化チタン: 20重量部
混合リン酸エステル: 0.2重量部
の原料を用い、ロール加工性評価及びカレンダー成型性評価を実施した。
得られた結果を表1及び表2に示した。
Figure 2005008852
Figure 2005008852
カレンダー成形法によるフィルム(シート)製造装置の概要を示した配置図である。 実施例で用いたカレンダー成形装置の略図である。
符号の説明
1 バンバリーミキサー
2 ミキシングロール
3 ウォーミングアップロール
4 逆L字カレンダー
5 エンボスロール
6 巻き取りロール

Claims (9)

  1. エチレン及び酢酸ビニルから成る共重合体(A)1乃至98重量%、エチレン及び不飽和カルボン酸エステルから成る共重合体(B)1乃至98重量%、及び密度が890乃至970kg/mのエチレン系重合体(C)1乃至50重量%を含有するベース樹脂組成物100重量部当たり、無機化合物(D)0乃至200重量部及び離ロール剤(E)0.1乃至10重量部を含有して成ることを特徴とするロール加工性及びカレンダー成型性に優れた樹脂組成物。
  2. 前記共重合体(A)がエチレンを50乃至98重量%及び酢酸ビニルを2乃至50重量%含有する共重合体であることを特徴とする請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 前記共重合体(B)がエチレンを50乃至98重量%及び不飽和カルボン酸アルキルエステルを2乃至50重量%含有する共重合体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
  4. 前記エチレン系重合体(C)がポリエチレン及び直鎖状エチレン・αオレフィン共重合体から選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の樹脂組成物。
  5. 前記エチレン系重合体(C)がメタロセン触媒で重合することにより得られたポリエチレンであることを特徴とする請求項4記載の樹脂組成物。
  6. 前記無機化合物(D)がアルミナ、アタパルガイド、カオリン、カーボンブラック、グラファイト、微粉ケイ酸、ケイ酸カルシウム、ケイソウ土、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、スレート粉、セリサイト、フリント、炭酸カルシウム、タルク、長石粉、二硫化モリブデン、バライト、ひる石、ホワイティング、二酸化チタン、マイカ、ろう石クレイ、石こう、炭化珪素、ジルコン、ガラスビーズ、シラスバルーン、アスベスト、ガラス繊維、カーボン繊維、ロックウール、スラグウール、ボロンウイスカ、ステンレススチール繊維又はこれらの表面を脂肪酸アミド、脂肪酸塩、脂肪酸エステル、チタンカップリング剤もしくはシランカップリング剤で処理したものの少なくとも1種であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の樹脂組成物。
  7. 前記離ロール剤(E)が混合リン酸エステルであることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の樹脂組成物。
  8. 前記混合リン酸エステルが少なくともモノエステルとジエステルとを含む混合エステルであることを特徴とする請求項7記載の樹脂組成物。
  9. 前記混合リン酸エステルがポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルであることを特徴とする請求項7又は8記載の樹脂組成物。
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