JP2005006495A - 超音波モータ及び積層圧電素子及び電子機器 - Google Patents

超音波モータ及び積層圧電素子及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 積層圧電素子を用いて、低電圧で駆動でき小型で高出力が得られる安価な超音波モータ及び電子機器の提供。
【解決手段】 複数の圧電素子9a,9b,9b’を積層して振動体を構成し、振動体と接する移動体7を駆動する超音波モータにおいて、複数の圧電素子9a,9b,9b’の界面には複数の帯状電極を有する第一の電極10a,11a,12a,13aと、第一の電極10a,11a,12a,13aの各帯状電極の間に配置された複数の帯状電極を有する第二の電極10b、11b、12b、13bとで構成される電極パターンを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は振動体の振動により、移動体を摩擦駆動する超音波モータに関する。
弾性体の共振モードを利用した超音波モータは制御性に優れ、近年特に精密位置決め用アクチュエータとしても注目されている。特に、各種ステージ用のアクチュエータとしてはリニヤ型の超音波モータが要求される場合が多く、多くのタイプが提案され研究されている(例えば、特許文献1参照。)。その中でも、矩形板の縦(伸縮)振動と屈曲振動の合成振動を利用した超音波モータは様々なものが研究されている。これらの中でも例えば特許文献1に示す様に矩形状の圧電素子単板を厚み方向に分極処理すると共に4分割された電極を設け、対角と成る電極を組とし、一組の電極に駆動信号を印加することで圧電素子からなる振動体に縦振動と屈曲振動を励振し、これと接する移動体を駆動する原理のものは様々な用途に実用化も進められている。
特許2980541号公報(第7−8頁、第1図)
しかしながら従来の構造では振動体の駆動に極めて高い電圧を必要とし、大きな昇圧回路を必要とする為、駆動回路の大型化、複雑化を招き駆動回路の価格も高価なものになってしまった。そしてこの場合、小型な機器、特にバッテリーで駆動される用途への適用は難しかった。また、振動体の構造としては圧電素子の厚みが薄いと十分な出力が得られないと共に、機械的強度も低く破損につながる恐れもあった。逆に厚みを厚くすると分極電圧が極めて高く、製造プロセスが複雑になる等の問題があった。そして、本構成では圧電素子の圧電横効果を用いているために大きな出力が得られなかった。
そこで、本発明の第1の態様は、複数の圧電素子を積層して振動体を構成し、前記振動体と接する移動体を駆動する超音波モータにおいて、前記積層された複数の圧電素子の間で下方の圧電素子の上面に、一方の長さに対して、それと直交する方向の長さが短い、複数の平行に配置された帯状電極で構成される第一の電極と、前記第一の電極の各帯状電極と隣り合って平行に配置され、かつ前記第一の電極の各帯状電極と平行に配置された複数の帯状電極を有する第二の電極とで構成される電極パターンを有する超音波モータにある。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第一の電極の帯状電極と隣り合う前記第二の電極の帯状電極の間隔は積層される前記圧電素子の厚みよりも広いことを特徴とする超音波モータにある。
本発明の第3の態様は、第1または2の態様において、同一圧電素子上に前記電極パターンを複数有することを特徴とする超音波モータにある。
本発明の第4の態様は、第1または2の態様において、矩形形状の振動体から成り、振動体の面内の向かい合う辺の中心を結ぶ線で分けられる四つの領域それぞれに前記電極パターンを有することを特徴とする超音波モータにある。
本発明の第5の態様は、第1または2の態様において、矩形形状の振動体から成り、振動体の面内の幅方向に三つに分割されると共に、三つに分割された両側の領域を長手方向に二つに分割した五つの領域それぞれに前記電極パターンを有することを特徴とする超音波モータにある。
本発明の第6の態様は、第1または2の態様において、積層される複数の圧電素子に設けられた電極パターンは複数の種類を有することを特徴とする超音波モータにある。
本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記異なる電極を有する圧電素子の間には電極を有さない圧電素子が設けられていることを特徴とする超音波モータにある。
本発明の第8の態様は、積層された複数の圧電素子からなり、積層方向の二つの端面の内、少なくとも一つの面に前記複数の圧電素子の電極と導通する為の導通用電極を有する積層圧電素子において、前記導通用圧電素子を有する圧電素子の厚みは他の圧電素子の厚みよりも厚いことを特徴とする積層圧電素子にある。
本発明の第9の態様は、積層された複数の圧電素子からなり、積層方向の二つの端面の内、少なくとも一つの面に前記複数の圧電素子の電極と導通する為の導通用電極を有する積層圧電素子において、前記積層方向の二つの端面に位置する二つの圧電素子の厚みは等しいことを特徴とする積層圧電素子にある。
本発明の第10の態様は、第8または9の態様の積層圧電素子もしくは第1から7のいずれかの態様の超音波モータのいずれかを備えた電子機器にある。
本発明によれば、複数の圧電素子の界面に複数の帯状電極を有する第一の電極と、第一の電極の各帯状電極の間に配置された複数の帯状電極を有する第二の電極とで構成される電極パターンを有することにより、駆動信号を印加する全ての電極が同一面内に設けられるため、積層圧電素子の内部電極の種類が少なくて済み、製造プロセスの簡略化、製造に要する時間の短縮が出来る。そして積層時に生じる電極の位置ずれによる特性のばらつきが出難い。
また、本構成によれば圧電縦効果を利用しているので高出力が得られる。しかも積層方向と直交する方向への変位を利用しているため大きな形状のものも作製可能である。特に第一の電極と第二の電極の間隔は積層される前記圧電素子の厚みよりも広くすることで効率的な駆動が出来る。
また、電極パターンを複数有することにより各振動モードの励振が最適化出来、複数の振動モードを励振可能となる。
また、矩形形状の振動体から成り、振動体の面内の向かい合う辺の中心を結ぶ線で分けられる四つの領域それぞれに電極パターンを有する様にすることで縦振動と屈曲振動が同時に励振出来る。
また、矩形形状の振動体から成り、振動体の面内の幅方向に三つに分割されると共に、三つに分割された両側の領域を長手方向に二つに分割した五つの領域それぞれに電極パターンを有する構成とすることにより、縦振動と屈曲振動を独立に励振出来ると共に屈曲振動の励振力も強くなる。
また、積層される複数の圧電素子に設けられた電極パターンは圧電素子毎に異ならせることにより、複数の異なる振動を励振可能となる。
そして、これらの振動体を備えた超音波モータを電子機器の駆動源に用いることにより電子機器の小型化、薄型化、低消費電力化が可能となる。
以上のように本発明によれば、製造プロセスが容易で圧電縦効果により駆動される積層圧電素子を振動体として用いるため低電圧で駆動でき、小型で高出力が得られる安価な超音波モータが実現できる。特に積層素子全体を一体的に焼結して作製することにより製品個々の特性ばらつきが小さく、信頼性が高く、内部損失が小さくて効率の高い超音波モータが得られる。そしてこれを用いた電子機器の小型、薄型化並びに低消費電力化が実現できる。
本発明の実施の形態を図面を基に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の積層圧電素子1を振動体として用いたリニヤ型超音波モータの構成例を示したものである。矩形状の積層圧電素子1には突起2a,2b並びに支持部材3が設けられている。加圧部材4の軸部4aは段部を有し、案内板5の案内穴5aで、軸方向にのみ移動可能に案内されている。突起2a,2bの下には案内部材8a,8bに案内された移動体7が設けられ、支持部材3は、加圧部材4の凹部に係合し、加圧部材4を加圧手段6で加圧することにより突起2a,2bと移動体7は接している。
ところで、積層圧電素子1は縦振動と屈曲振動を励振する。例えば図2に積層圧電素子1の長手方向に対する振動振幅の様子を示したものであり、図2(a)は縦振動の様子を図2(b)は屈曲振動の様子を示したものである。縦振動、屈曲振動共に積層圧電素子1の中央部が振動の節となり、この位置に支持部材3が設けられている。また屈曲振動の腹の位置に突起2a,2bが設けられている。この縦振動と屈曲振動を同時に励振することにより突起2a,2bは積層振動子1の長手方向の変位と、これと直交する幅方向の変位からなる楕円運動を行い移動体7を駆動する。ところで、二つの振動モードはその次数に制限を与えられるものではなく、他のモードを用いても構わない。また、移動体7を固定して、振動体自体を駆動させても良い。
次に、具体的に積層圧電素子1の構成を図3を基に説明する。シート状の圧電素子9bの上面には一方の長さに対して、それと直交する方向の長さが短い複数の帯状電極から構成される電極10a、10b、11a、11b、12a、12b、13a、13bが設けられている。
電極10において電極10aは第一の電極となり、電極10bは第二の電極となる。そして電極10a、10bを構成する各帯状電極は平行に配置されると共に、電極10aの隣う合う帯状電極の間に電極10bの隣り合う帯状電極が位置する様に電極10aの各帯状電極と電極10bの各帯状電極は交互に配置されている。同様に電極11において電極11aは第一の電極となり、電極11bは第二の電極となる。そして電極11a、11bを構成する各帯状電極は平行に配置されると共に、電極11aの隣う合う帯状電極の間に電極11bの隣り合う帯状電極が位置する様に電極11aの各帯状電極と電極11bの各帯状電極は交互に配置されている。同様に電極12において電極12aは第一の電極となり、電極12bは第二の電極となる。そして電極12a、12bを構成する各帯状電極は平行に配置されると共に、電極12aの隣う合う帯状電極の間に電極12bの隣り合う帯状電極が位置する様に電極12aの各帯状電極と電極12bの各帯状電極は交互に配置されている。同様に電極13において電極13aは第一の電極となり、電極13bは第二の電極となる。そして電極13a、13bを構成する各帯状電極は平行に配置されると共に、電極13aの隣う合う帯状電極の間に電極13bの隣り合う帯状電極が位置する様に電極13aの各帯状電極と電極13bの各帯状電極は交互に配置されている。
積層圧電素子1の面内の向かい合う辺の中心を結ぶ線で分けられる四つの領域それぞれに電極10、11、12、13が配置されている。第一の電極となる電極10a、11a、12a、13aは各帯状の電極が積層圧電素子1の幅方向中央部で長手方向に伸びる短絡電極10c、11c、12c、13cで繋がれ、積層圧電素子1の両端部まで張り出している。第一の電極の各帯状電極の間に位置し、第二の電極となる電極10b、11b、12b、13bの各帯状電極は積層圧電素子1の幅方向の端部まで張り出している。
ここで圧電素子9bを厚み方向に積層し、一番上に電極を有しない圧電素子9aを積層する。例えば圧電素子9bを二枚積層した例を図3(c)に、またこの様にして積層された積層圧電素子1の各面に設けられた外部電極(斜線部)を図4に示す。また図3(d)に積層圧電素子1の断面の一部の様子を示す。図4は積層圧電素子1の上面、即ち圧電素子9aの面を中央に、側面の電極を周囲に配置した図である。電極10aは積層圧電素子1の端部で外部電極15aによって繋がれ圧電素子9aの上面まで伸ばされている。同様に電極11a、12a、13aも積層圧電素子1の端部側面でそれぞれ外部電極15b、15c、15dによって繋がれ、圧電素子9aの上面まで伸ばされている。また電極10b、12bは積層圧電素子1の幅方向の端部側面で電極14aで繋がれ、圧電素子9aの上面まで引き伸ばされている。同様に電極11b、13bは積層圧電素子1の幅方向の端部で電極14bで繋がれ、圧電素子9aの上面まで引き伸ばされている。
ここで第二の電極となる電極10b、11b、12b、13bをGNDとして第一の電極となる電極10a、11a、12a、13aに高電圧を加えることで図3(d)の矢印の方向で示す様に分極処理がなされる。従って、第二の電極となる電極10b、11b、12b、13bと第一の電極となる電極10a、11a、12a、13aとの間に電圧を印加することで分極方向に電界が働き圧電縦効果により歪が発生する。この様に第一の電極と第二の電極の間隔を圧電素子の厚みよりも広くすることにより、圧電素子内部において歪が発生する領域を効率的に利用できる。また、ここで電極は10b、11b、12b、13bには短絡電極を設けず、幅方向の端部側面で外部電極により短絡することにより屈曲振動を効率的に励振できる。
本積層圧電素子1の駆動方法であるが、例えば次の二通りがある。電極14a、14bと電極15a、15dの間に、もしくは電極14a、14bと電極15b、15cの間に駆動信号を印加することで、積層圧電素子1の面内の向かい合う辺の中心を結ぶ線で分けられる四つの領域の対角にある二つの領域が伸縮し、積層圧電素子1に縦振動と屈曲振動が励振される。駆動信号を印加する領域を切り替えることで縦振動と屈曲信号の位相が逆転し、移動体7の移動方向も変化する。別の方法としては電極14a、14bをGNDとして電極15a、15dと電極15b、15cの間に位相の異なる駆動信号、例えば90度もしくは−90度異なる信号を印加することで積層圧電素子1に縦振動と屈曲振動が励振される。位相を逆転させることで縦振動と屈曲信号の位相が逆転し、移動体7の移動方向も逆となる。
ところで、この積層圧電素子1の製法であるが例えば積層圧電素子1が複数取れる大きさの圧電素子のシート上に複数の積層圧電素子分の電極10a、10b、11a、11b、12a、12b、13a、13bを印刷等によって設ける。このシートを重ねて積層し、仮燒結してバインダーを飛ばした後、個々の積層圧電素子にダイシング等によって分割して本焼成される。そして外部電極14a、14b、15a、15b、15c、15dが付けられた後、分極処理がなされ完成となる。
従って、分極不必要部となる圧電素子9aの外部電極14a、14b、15a、15b、15c、15dの部分に分極処理がなされ、駆動信号印加時に不要な歪が発生して悪影響を及ぼす事を避ける為、外部電極を有する圧電素子9aの厚みは他の圧電素子9bの厚みよりも厚い事が望ましい。また、積層圧電素子1に発生する歪を均一化し、不用モードの励振を抑える等の理由から圧電素子9aのちょうど裏側の面に位置する圧電素子9b’の厚みを圧電素子9aと同じにすることが望ましい。これは本発明の積層圧電素子1にのみ適用されるものではなく積層方向の端面に内部電極とは異なる形状の導通用電極を有する積層圧電素子であればその形状、内部電極の構造等に係らず効果を示す。また用途もアクチュエータに限るものではなくトランス、センサ等に用いても構わない。
また、ここで積層圧電素子1は金属等の弾性体と接合して振動体を構成しても構わないし、各圧電素子の電極の短絡も積層圧電素子の側面に限るものではなく、スルーホール等を用いても構わない。
(実施の形態2)
図5は本発明の超音波モータの積層圧電素子の第二の例を示したものである。実施の形態1との共通な部分は説明を省略し、相違点のみを以下に示す。
図3(a),(b)に示した圧電素子9bを厚み方向に一枚もしくは複数枚積層し、その上に電極を有しない圧電素子9aを積層する。そして更に圧電素子9bを厚み方向に一枚もしくは複数枚積層し(これを図中9b’として区別する)、一番上に電極を有しない圧電素子9aを積層する。図5(a)においては例えば圧電素子9bを二枚積層し、その上に圧電素子9aを一枚積層し、更に圧電素子9b’を二枚、圧電素子9aを一枚積層した例を示している。またこの様にして積層された積層圧電素子16の各面に設けられた外部電極を図5(b)に斜線で示す。圧電素子9b’の電極10aは積層圧電素子16の端部で外部電極18aによって繋がれ積層圧電素子16の上面まで伸ばされている。同様に電極11a、12a、13aも積層圧電素子16の端部でそれぞれ外部電極18b、18c、18dによって繋がれ、積層圧電素子16の上面まで伸ばされている。また電極10b、12bは積層圧電素子16の幅方向の端部で電極17c、17dで繋がれ、積層圧電素子16の上面まで引き伸ばされている。同様に電極11b、13bは積層圧電素子16の幅方向の端部で電極17e、17fで繋がれ、積層圧電素子16の上面まで引き伸ばされている。
また圧電素子9bの電極10aは積層圧電素子16の端部で外部電極18fによって繋がれ積層圧電素子16の下面まで伸ばされている。同様に電極11a、12a、13aも積層圧電素子16の端部でそれぞれ外部電極18e、18h、18gによって繋がれ、積層圧電素子16の下面まで伸ばされている。また電極10b、12bは積層圧電素子16の幅方向の端部で電極17a、17bで繋がれ、積層圧電素子16の下面まで引き伸ばされている。同様に電極11b、13bは積層圧電素子16の幅方向の端部で電極17g、17hで繋がれ、積層圧電素子16の下面まで引き伸ばされている。
ここで電極17c、17d、17e、17f、17g、17b、18f、18gをGNDとして電極18a、18b、18c、18d、17h、17a、18e、18hに電圧を加えることにより分極処理を行う。ここで電極17a、17b、17c、17d、17e、17f、17g、17hを共通電極(GND)として電極18a、18b、18c、18dと電極18e、18f、18g、18hの間に位相の異なる駆動信号、例えば90度もしくは−90度異なる信号を印加することで積層圧電素子16に縦振動と屈曲振動が励振される。位相を逆転させることで縦振動と屈曲信号の位相が逆転し、移動体7の移動方向も逆となる。この位相は任意であり、0度と180度の切り替えを行っても構わない。
また分極方向に付いても任意であり、分極方向に応じて駆動信号の位相を逆転すれば同じ振動が励振される。
本実施の形態によれば同じ電極を用いることで生産性を上げながらも縦振動と屈曲振動を独立に励振可能な構造とすることが出来るため積層圧電素子16に発生する楕円運動の軌跡を自由に制御できる為、移動体の速度、推進力等を制御でき高精度な位置決め制御が可能となる。
ところで、ここで電極を有さない圧電素子9aは無くとも良いが入れることで発生する歪、並びに振動のバランスを均一にすると共に、端部での外部電極の短絡を防止することが出来る。
(実施の形態3)
図6、7は実施の形態2の積層圧電素子の変形例の構造及び外部電極を示したものである。
本実施の形態の積層圧電素子19は図3に示した圧電素子9a、9bと長手方向に複数の帯状電極20aを有し、各帯状電極の一端で短絡し、例えば中央で側面まで張り出した短絡電極20cから構成される第一の電極と、第一の電極の各帯状電極20cの間に帯状電極20dを有し、各帯状電極20dの一端を短絡し、中央で側面まで張り出した短絡電極20dから構成される第二の電極を有する圧電素子9cからなる。具体的には圧電素子9cを厚み方向に一枚もしくは複数枚積層し、その上に電極を有しない圧電素子9aを積層する。そして更に圧電素子9bを厚み方向に一枚もしくは複数枚積層し、一番上に電極を有しない圧電素子9aを積層する。図6(d)においては例えば圧電素子9cを二枚積層し、その上に圧電素子9aを一枚積層し、更に圧電素子9bを二枚、圧電素子9aを一枚積層した例を示している。
また、この様にして積層された積層圧電素子19の各面に設けられた外部電極を図7に斜線で示す。圧電素子9bの電極10aは積層圧電素子19の端部で外部電極23aによって繋がれ積層圧電素子19の上面まで伸ばされている。同様に電極11a、12a、13aも積層圧電素子19の端部でそれぞれ外部電極23b、23c、23dによって繋がれ、積層圧電素子19の上面まで伸ばされている。また電極10b、12bは積層圧電素子19の幅方向の端部で電極21a、21bで繋がれ、積層圧電素子19の上面まで引き伸ばされている。同様に電極11b、13bは積層圧電素子19の幅方向の端部で電極21c、21dで繋がれ、積層圧電素子19の上面まで引き伸ばされている。
また圧電素子9cの短絡電極20cは積層圧電素子19の側面中央部で外部電極22aによって繋がれ積層圧電素子19の上面まで伸ばされている。同様に短絡電極20dも積層圧電素子19の側面中央部で外部電極22bによって繋がれ、積層圧電素子19の上面まで伸ばされている。ここでも実施の形態2と同様に圧電素子9aは無くても構わない。
ここで電極21a、21d、22a、23b、23cをGNDとして電極21b、21c、22b、23bに電圧を加えることにより分極処理を行う。ここで電極22a、21a、21b、21c、21dを共通電極(GND)として電極23a、23b、23c、23dと電極22bの間に位相の異なる駆動信号、例えば90度もしくは−90度異なる信号を印加することで積層圧電素子19に縦振動と屈曲振動が励振される。位相を逆転させることで縦振動と屈曲信号の位相が逆転し、移動体7の移動方向も変化する。この位相は任意であり、0度と180度の切り替えを行っても構わない。
また分極方向に付いても任意であり、分極方向に応じて駆動信号の位相を逆転すれば同じ振動が励振される。
本実施の形態に拠れば、縦振動の効率的な励振が可能となり、大きな出力が得られる。
(実施の形態4)
図8は本発明の積層圧電素子の別の例を示したものである。
本実施の形態の積層圧電素子24は図3に示した圧電素子9aと、幅方向中央部に長手方向全体に渡った部分と、その両端部に在り、長手方向に中央から分割された四つの領域の計五箇所には複数の帯状電極で構成される第一の電極と第二の電極で構成される電極が設けられている。即ち長手方向全体に渡って複数の帯状電極29aを有し、各帯状電極29aの一端で短絡し、長手方向側面まで張り出した短絡電極29cから構成される第一の電極と、電極29aの各帯状電極の間に帯状電極29bを有し、各帯状電極の一端で短絡し、長手方向側面まで張り出した短絡電極29dから構成される第二の電極とで構成される電極29と、その両側でかつ長手方向に二分される領域に設けられた電極25、26、27、28とから成る。電極25、26、27、28は夫々が長手方向に平行に配置された複数の帯状電極25a、26a、27a、28aと、その一端を短絡する短絡電極25c、26c、27c、28cで構成される第一の電極と、第一の電極の各帯状電極25a、26a、27a、28aの間に配置され、幅方向側面まで伸びた帯状の電極25b、26b、27b、28bで構成される、各領域の第二の電極とからなる。
具体的には圧電素子9dを厚み方向に一枚もしくは複数枚積層し、その上に電極を有しない圧電素子9aを積層する。図8(c)においては例えば圧電素子9dを二枚積層し、その上に圧電素子9aを一枚積層した例を示している。ところで、ここで圧電素子9aは無くても構わない。
またこの様にして積層された積層圧電素子24の各面に設けられた外部電極を図9に斜線で示す。
電極25b、26b、27b、28bは積層圧電素子24の幅方向側面に設けられた外部電極30a、30c、30b、30dによって繋がれ積層圧電素子24の上面まで伸ばされている。電極25a、29a、26a、27a、29b、28aは積層圧電素子24の長手方向側面でそれぞれ外部電極31a、31b、31c、31d、31e、31fによって繋がれ、積層圧電素子24の上面まで伸ばされている。
ここで電極30a、30d、31d、31c、31bをGNDとして電極31a、30c、31f、31e、に電圧を加えることにより分極処理を行う。ここで電極30a、30b、30c、30d、31bを共通電極(GND)として電極31a、31c、31d、31fと電極31eの間に位相の異なる駆動信号、例えば90度もしくは−90度異なる信号を印加することで積層圧電素子24に縦振動と屈曲振動が励振される。位相を逆転させることで縦振動と屈曲信号の位相が逆転し、移動体7の移動方向も変化する。この位相は任意であり、0度と180度の切り替えを行っても構わない。
また分極方向に付いても任意であり、分極方向に応じて駆動信号の位相を逆転すれば同じ振動が励振される。
本実施の形態に拠れば、単一の電極を用いながらも縦振動と屈曲振動を独立に励振可能である。
(実施の形態5)
本発明の圧電アクチュエータを用いて電子機器を構成した例を図10を基に説明する。
図10は本発明の駆動回路により駆動される超音波モータ100を電子機器の駆動源に適用したブロック図を示したものであり、積層圧電素子1、9、16、19と積層圧電素子1、9、16、19に接合された摩擦部材2により摩擦駆動される移動体7と移動体7と一体に動作する伝達機構32と、伝達機構32の動作に基づいて動作する出力機構33からなる。ここでは移動体を回転体とし、移動体を回転動作させる例について説明する。
ここで、伝達機構32は例えば歯車列、摩擦車等の伝達車を用いる。出力機構33としては、プリンタにおいては紙送り機構、カメラにおいてはシャッタ駆動機構、レンズ駆動機構、フィルム巻き上げ機構等を、また電子機器や計測器においては指針等を、ロボットにおいてはアーム機構、工作機械においては歯具送り機構や加工部材送り機構等を用いる。
尚、本実施の形態における電子機器としては電子時計、計測器、カメラ、プリンタ、印刷機、ロボット、工作機、ゲーム機、光情報機器、医療機器、移動装置等を実現できる。さらに移動体7に出力軸を設け、出力軸からのトルクを伝達するための動力伝達機構を有する構成とすれば、超音波モータ駆動装置を実現できる。
本発明にかかわるリニヤ型超音波モータの構成例を示す図である。 本発明にかかわる積層圧電素子の振動モードを示す図である。 本発明にかかわる積層圧電素子の構成を示す図である。 本発明にかかわる積層圧電素子の外部電極の構成を示す図である。 本発明にかかわる積層圧電素子の第二の例の外部電極を示す図である。 本発明にかかわる積層圧電素子の第二の例の変形例の構成を示す図である。 本発明にかかわる積層圧電素子の第二の例の変形例の外部電極を示す図である。 本発明にかかわる積層圧電素子の第三の例の構成を示す図である。 本発明にかかわる積層圧電素子の第三の例の外部電極を示す図である。 本発明にかかわる超音波モータを用いた電子機器を示すブロック図である。
符号の説明
1、9、16、19 積層圧電素子
2 摩擦部材
3 支持部材
4 加圧部材
6 加圧手段
7 移動体
10、11、12、13、20、25、26、27、28、29 電極
14、15、17、18、21、22、23、30、31 外部電極

Claims (10)

  1. 複数の圧電素子を積層して振動体を構成し、前記振動体と接する移動体を駆動する超音波モータにおいて、
    前記積層された複数の圧電素子の間で下方の圧電素子の上面に、一方の長さに対して、それと直交する方向の長さが短い、複数の平行に配置された帯状電極で構成される第一の電極と、前記第一の電極の各帯状電極と隣り合って配置され、かつ前記第一の電極の各帯状電極と平行に配置された複数の帯状電極で構成される第二の電極とで構成される電極パターンを有する超音波モータ。
  2. 前記第一の電極の帯状電極と隣り合う前記第二の電極の帯状電極の間隔は積層される前記圧電素子の厚みよりも広いことを特徴とする請求項1記載の超音波モータ。
  3. 同一圧電素子上に前記電極パターンを複数有することを特徴とする請求項1または2記載の超音波モータ。
  4. 矩形形状の振動体から成り、振動体の面内の向かい合う辺の中心を結ぶ線で分けられる四つの領域それぞれに前記電極パターンを有することを特徴とする請求項1または2記載の超音波モータ。
  5. 矩形形状の振動体から成り、振動体の面内の幅方向に三つに分割されると共に、三つに分割された両側の領域を長手方向に二つに分割した五つの領域それぞれに前記電極パターンを有することを特徴とする請求項1または2記載の超音波モータ。
  6. 積層される複数の圧電素子に設けられた電極パターンは複数の種類を有することを特徴とする請求項1または2記載の超音波モータ。
  7. 前記異なる電極を有する圧電素子の間には電極を有さない圧電素子が設けられていることを特徴とする請求項6記載の超音波モータ。
  8. 積層された複数の圧電素子からなり、積層方向の二つの端面の内、少なくとも一つの面に前記複数の圧電素子の電極と導通する為の導通用電極を有する積層圧電素子において、前記導通用圧電素子を有する圧電素子の厚みは他の圧電素子の厚みよりも厚いことを特徴とする積層圧電素子。
  9. 積層された複数の圧電素子からなり、積層方向の二つの端面の内、少なくとも一つの面に前記複数の圧電素子の電極と導通する為の導通用電極を有する積層圧電素子において、前記積層方向の二つの端面に位置する二つの圧電素子の厚みは等しいことを特徴とする積層圧電素子。
  10. 請求項8または9記載の積層圧電素子もしくは請求項1から7のいずれか一項に記載の超音波モータのいずれかを備えた電子機器。
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