JP2001197761A - 弾性表面波モータ - Google Patents
弾性表面波モータInfo
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
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- 206010027146 Melanoderma Diseases 0.000 description 1
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
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- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動体の長さや移動距離に制限されることの
ない弾性表面波モータを提供する。 【解決手段】 圧電基板11の上に1対の交差櫛状電極
12と13及び1対の交差櫛状電極22と23とが形成
され、電極12と22は高周波電源31に、電極13と
23は高周波電源32に接続される。圧電基板11には
電極が励振されると弾性表面波を伝達する導波部11
a、21aが形成され、両導波部は交差して交差部41
を形成する。今、電極12と22を励振すると交差部4
1には弾性表面波が重畳合成されて振幅の大きい点が格
子状に発生し、弾性表面波の進行につれて矢印c方向に
進行する。交差部41に摩擦接触する移動体45も弾性
表面波の進行につれて矢印c方向に移動する。電極1
2、13、22、23は移動体45の駆動を阻害しない
よう、その移動経路Wの外に配置するものとする。
ない弾性表面波モータを提供する。 【解決手段】 圧電基板11の上に1対の交差櫛状電極
12と13及び1対の交差櫛状電極22と23とが形成
され、電極12と22は高周波電源31に、電極13と
23は高周波電源32に接続される。圧電基板11には
電極が励振されると弾性表面波を伝達する導波部11
a、21aが形成され、両導波部は交差して交差部41
を形成する。今、電極12と22を励振すると交差部4
1には弾性表面波が重畳合成されて振幅の大きい点が格
子状に発生し、弾性表面波の進行につれて矢印c方向に
進行する。交差部41に摩擦接触する移動体45も弾性
表面波の進行につれて矢印c方向に移動する。電極1
2、13、22、23は移動体45の駆動を阻害しない
よう、その移動経路Wの外に配置するものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧電素子材料で
形成された圧電基板上で励振された弾性表面波の進行波
を用いた弾性表面波モータに関するものである。
形成された圧電基板上で励振された弾性表面波の進行波
を用いた弾性表面波モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラの撮影レンズの駆動などには、従
来電気モータを使用したアクチエータが使用されてきた
が、装置が大型になり、また磁界の発生やノイズの発生
などの不都合が指摘されていた。これを解決する駆動手
段として、近年超音波モータが提案されている。
来電気モータを使用したアクチエータが使用されてきた
が、装置が大型になり、また磁界の発生やノイズの発生
などの不都合が指摘されていた。これを解決する駆動手
段として、近年超音波モータが提案されている。
【0003】超音波モータは、従来は、超音波振動子で
発生した機械的振動を主として摩擦力を介して取り出
し、直線運動或いは回転運動に変換するものや、平面上
に励振された弾性表面波の進行波を用いたものが提案さ
れている(特開平7−231685号公報、特開平9−
23865号公報参照)。
発生した機械的振動を主として摩擦力を介して取り出
し、直線運動或いは回転運動に変換するものや、平面上
に励振された弾性表面波の進行波を用いたものが提案さ
れている(特開平7−231685号公報、特開平9−
23865号公報参照)。
【0004】以下、図5及び図6を参照して、弾性表面
波を用いた超音波モータ(以下、弾性表面波モータとい
う)の構成と駆動原理を説明する。図5は弾性表面波モ
ータの基本構成を示す平面図、図6はその側面図であ
る。
波を用いた超音波モータ(以下、弾性表面波モータとい
う)の構成と駆動原理を説明する。図5は弾性表面波モ
ータの基本構成を示す平面図、図6はその側面図であ
る。
【0005】図5及び図6において、弾性表面波モータ
100は、例えばPZT(PbZrO3 ・PbTi
O3 )を主成分とする圧電セラミック材料などの圧電素
子材料で形成された圧電基板101の上に、2つの櫛状
電極の歯の部分を交互に組み合わせた交差櫛状電極10
2、103が形成されており、交差櫛状電極102、1
03は、それぞれ高周波電源104、105に接続され
ている。交差櫛状電極102、103の間の圧電基板1
01は導波部107として機能する。
100は、例えばPZT(PbZrO3 ・PbTi
O3 )を主成分とする圧電セラミック材料などの圧電素
子材料で形成された圧電基板101の上に、2つの櫛状
電極の歯の部分を交互に組み合わせた交差櫛状電極10
2、103が形成されており、交差櫛状電極102、1
03は、それぞれ高周波電源104、105に接続され
ている。交差櫛状電極102、103の間の圧電基板1
01は導波部107として機能する。
【0006】圧電基板101の上の交差櫛状電極10
2、103の間の導波部107には被駆動部材である移
動体106が配置され、移動体106と導波部107と
は摩擦接触している。なお、図6では交差櫛状電極10
2、103に厚みを付して示してあるが、これは電極の
存在を示すために誇張して厚みを付したものである。交
差櫛状電極102、103は薄膜状の電極で圧電基板1
01の表面と略同一平面上にあり、電極の厚みにより移
動体の移動が阻害されるものではない。
2、103の間の導波部107には被駆動部材である移
動体106が配置され、移動体106と導波部107と
は摩擦接触している。なお、図6では交差櫛状電極10
2、103に厚みを付して示してあるが、これは電極の
存在を示すために誇張して厚みを付したものである。交
差櫛状電極102、103は薄膜状の電極で圧電基板1
01の表面と略同一平面上にあり、電極の厚みにより移
動体の移動が阻害されるものではない。
【0007】以上の構成において、移動体106を矢印
aで示す方向、即ち図5及び図6で左から右に移動させ
る場合は、図5で右側の交差櫛状電極103に高周波電
圧を印加して励振し、圧電基板101に左向きの弾性表
面波を発生させる。弾性表面波は進行方向に対し後方楕
円運動をしながら導波部107を進行するので、導波部
107に摩擦接触している移動体106は波の進行方向
と逆方向、即ち図5では左から右に、矢印aで示す方向
に移動する。
aで示す方向、即ち図5及び図6で左から右に移動させ
る場合は、図5で右側の交差櫛状電極103に高周波電
圧を印加して励振し、圧電基板101に左向きの弾性表
面波を発生させる。弾性表面波は進行方向に対し後方楕
円運動をしながら導波部107を進行するので、導波部
107に摩擦接触している移動体106は波の進行方向
と逆方向、即ち図5では左から右に、矢印aで示す方向
に移動する。
【0008】移動体106を図5及び図6で矢印aと反
対方向、即ち右から左に移動させる場合は、図5で左側
の交差櫛状電極102に高周波電圧を印加して励振し、
圧電基板101に右向きの弾性表面波を発生させること
で達成することができる。
対方向、即ち右から左に移動させる場合は、図5で左側
の交差櫛状電極102に高周波電圧を印加して励振し、
圧電基板101に右向きの弾性表面波を発生させること
で達成することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した構成の弾
性表面波モータで、移動体の移動範囲を拡大しようとす
る場合は、図7に示すように、交差櫛状電極102と1
03との間隔Lを拡げ、導波部107の長さを延長する
ことになるが、駆動状態にある交差櫛状電極からの距離
が長くなるにつれて導波部107を進行する弾性表面波
が減衰するので、次第に駆動力が低下するという不都合
がある。
性表面波モータで、移動体の移動範囲を拡大しようとす
る場合は、図7に示すように、交差櫛状電極102と1
03との間隔Lを拡げ、導波部107の長さを延長する
ことになるが、駆動状態にある交差櫛状電極からの距離
が長くなるにつれて導波部107を進行する弾性表面波
が減衰するので、次第に駆動力が低下するという不都合
がある。
【0010】また、図8、図9に示すように移動体10
6の全長を長くして導波部107の摩擦接触面を長くし
た場合をみると、交差櫛状電極102又は103からは
両方向(図8では右方向及び左方向)に向けて弾性表面
波が発生している。
6の全長を長くして導波部107の摩擦接触面を長くし
た場合をみると、交差櫛状電極102又は103からは
両方向(図8では右方向及び左方向)に向けて弾性表面
波が発生している。
【0011】このため、例えば、今交差櫛状電極102
を励振し、移動体106を矢印b方向、即ち図8及び図
9で右から左に向かつて移動させる場合でみると、移動
体106が矢印b方向に移動して、図8に示すように移
動体106の一部が交差櫛状電極102の上を通過する
と、交差櫛状電極上を通過した移動体部分には矢印bと
は反対方向の駆動力が作用するようになり、それ以上移
動体106を矢印b方向に駆動できなくなるという不都
合がある。この発明は上記した課題の解決を目的とする
ものである。
を励振し、移動体106を矢印b方向、即ち図8及び図
9で右から左に向かつて移動させる場合でみると、移動
体106が矢印b方向に移動して、図8に示すように移
動体106の一部が交差櫛状電極102の上を通過する
と、交差櫛状電極上を通過した移動体部分には矢印bと
は反対方向の駆動力が作用するようになり、それ以上移
動体106を矢印b方向に駆動できなくなるという不都
合がある。この発明は上記した課題の解決を目的とする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、請求項1の発明は、圧電素子材料で形成
された圧電基板と、前記圧電基板上に所定の距離を隔て
て対向して配置された弾性表面波を励起する複数対の駆
動電極と、前記駆動電極を励振する高周波電源と、前記
駆動電極が励振されることにより出力される弾性表面波
を導く前記圧電基板上に形成される導波部に摩擦接触す
る移動体とから構成された弾性表面波モータにおいて、
前記複数対の駆動電極は、該駆動電極が励振されたとき
形成される導波部が相互に交差するように、且つ導波部
に摩擦接触する移動体の移動経路の外に配置されること
を特徴とする。
決するもので、請求項1の発明は、圧電素子材料で形成
された圧電基板と、前記圧電基板上に所定の距離を隔て
て対向して配置された弾性表面波を励起する複数対の駆
動電極と、前記駆動電極を励振する高周波電源と、前記
駆動電極が励振されることにより出力される弾性表面波
を導く前記圧電基板上に形成される導波部に摩擦接触す
る移動体とから構成された弾性表面波モータにおいて、
前記複数対の駆動電極は、該駆動電極が励振されたとき
形成される導波部が相互に交差するように、且つ導波部
に摩擦接触する移動体の移動経路の外に配置されること
を特徴とする。
【0013】そして、前記移動体が前記導波部に接触す
る部分の長さは、前記対となる駆動電極間の距離よりも
長く設定することができる。
る部分の長さは、前記対となる駆動電極間の距離よりも
長く設定することができる。
【0014】そして、前記複数対の駆動電極は円筒体の
内面に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向
して配置され、前記移動体は前記円筒体の内面に配置さ
れた圧電基板上に形成される導波部に摩擦接触し、前記
円筒体の内側で円筒軸の回り及び円筒軸の方向に移動自
在に配置してもよい。
内面に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向
して配置され、前記移動体は前記円筒体の内面に配置さ
れた圧電基板上に形成される導波部に摩擦接触し、前記
円筒体の内側で円筒軸の回り及び円筒軸の方向に移動自
在に配置してもよい。
【0015】また、前記複数対の駆動電極は円筒体の外
面に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向し
て配置され、前記移動体は前記円筒体の外面に配置され
た圧電基板上に形成される導波部に摩擦接触し、前記円
筒体の外側で円筒軸の回り及び円筒軸の方向に移動自在
に配置してもよい。
面に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向し
て配置され、前記移動体は前記円筒体の外面に配置され
た圧電基板上に形成される導波部に摩擦接触し、前記円
筒体の外側で円筒軸の回り及び円筒軸の方向に移動自在
に配置してもよい。
【0016】さらに、前記複数対の駆動電極は円柱体の
外面に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向
して配置され、前記移動体は前記円柱体の外面に配置さ
れた圧電基板上に形成される導波部に摩擦接触し、前記
円柱体の外側で円柱軸の回り及び円柱軸の方向に移動自
在に配置してもよい。
外面に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向
して配置され、前記移動体は前記円柱体の外面に配置さ
れた圧電基板上に形成される導波部に摩擦接触し、前記
円柱体の外側で円柱軸の回り及び円柱軸の方向に移動自
在に配置してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態の弾
性表面波モータ10の基本構成を示す平面図で、移動体
を直線方向に駆動する弾性表面波モータである。
いて説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態の弾
性表面波モータ10の基本構成を示す平面図で、移動体
を直線方向に駆動する弾性表面波モータである。
【0018】図1において、11は圧電基板で、例えば
PZTを主成分とする圧電セラミックなどの圧電素子材
料から構成される。
PZTを主成分とする圧電セラミックなどの圧電素子材
料から構成される。
【0019】圧電基板11の上には、2つの櫛状電極の
歯の部分を交互に組み合わせた1対の交差櫛状電極12
と13、及び1対の交差櫛状電極22と23とが形成さ
れており、交差櫛状電極12と22は高周波電源31に
接続され、交差櫛状電極13と23は高周波電源32に
接続されている。
歯の部分を交互に組み合わせた1対の交差櫛状電極12
と13、及び1対の交差櫛状電極22と23とが形成さ
れており、交差櫛状電極12と22は高周波電源31に
接続され、交差櫛状電極13と23は高周波電源32に
接続されている。
【0020】圧電基板11は、交差櫛状電極12、1
3、22、23が励振されたとき発生する弾性表面波を
伝達する導波部となり、交差櫛状電極12と13との間
には導波部11aが形成され、交差櫛状電極22と23
との間には導波部21aが形成される。ここで、導波部
11aと導波部21aとは互いに交差して交差部41が
形成されるように圧電基板11上の交差櫛状電極12、
13、22、23の位置が決定されている。交差部41
の上には移動体45が摩擦接触している。
3、22、23が励振されたとき発生する弾性表面波を
伝達する導波部となり、交差櫛状電極12と13との間
には導波部11aが形成され、交差櫛状電極22と23
との間には導波部21aが形成される。ここで、導波部
11aと導波部21aとは互いに交差して交差部41が
形成されるように圧電基板11上の交差櫛状電極12、
13、22、23の位置が決定されている。交差部41
の上には移動体45が摩擦接触している。
【0021】図2は、前記した導波部11aと21aと
が交差する交差部41の動作を説明する図である。以
下、図1及び図2を参照しつつ、交差部41の動作につ
いて説明する。高周波電源31から交差櫛状電極12と
22に高周波電圧を印加して励振すると、それぞれの交
差櫛状電極12と22から発生するそれぞれの弾性表面
波は導波部11a及び21aを経て交差部41に伝達さ
れる。
が交差する交差部41の動作を説明する図である。以
下、図1及び図2を参照しつつ、交差部41の動作につ
いて説明する。高周波電源31から交差櫛状電極12と
22に高周波電圧を印加して励振すると、それぞれの交
差櫛状電極12と22から発生するそれぞれの弾性表面
波は導波部11a及び21aを経て交差部41に伝達さ
れる。
【0022】交差部41では2つの弾性表面波が重畳さ
れて合成されるため、波の振幅が大きくなる部分と小さ
くなる部分とが発生し、波の振幅が大きくなる部分が図
2において黒点Pで示すように格子状に発生する。上記
黒点P、即ち波の振幅が大きい部分は、合成された弾性
表面波の進行につれて矢印c方向に進行する。
れて合成されるため、波の振幅が大きくなる部分と小さ
くなる部分とが発生し、波の振幅が大きくなる部分が図
2において黒点Pで示すように格子状に発生する。上記
黒点P、即ち波の振幅が大きい部分は、合成された弾性
表面波の進行につれて矢印c方向に進行する。
【0023】従つて、交差部41に摩擦接触している移
動体45は交差部41に発生する上記黒点に摩擦接触す
ることになり、弾性表面波の進行につれて移動体45も
矢印c方向に移動する。
動体45は交差部41に発生する上記黒点に摩擦接触す
ることになり、弾性表面波の進行につれて移動体45も
矢印c方向に移動する。
【0024】移動体45を矢印cと反対方向に移動させ
るときは、高周波電源32から交差櫛状電極13と23
に高周波電圧を印加して励振する。この場合は弾性表面
波の進行方向は先と逆方向になるが、交差部41では2
つの弾性表面波が重畳されて合成されるため、波の振幅
が大きくなる部分と小さくなる部分とが発生し、波の振
幅が大きくなる部分が図2において黒点Pで示すように
格子状に発生する。上記黒点P、即ち波の振幅が大きい
部分は、合成された弾性表面波の進行につれて矢印cと
反対方向に進行するから移動体45も矢印cと反対方向
に移動する。
るときは、高周波電源32から交差櫛状電極13と23
に高周波電圧を印加して励振する。この場合は弾性表面
波の進行方向は先と逆方向になるが、交差部41では2
つの弾性表面波が重畳されて合成されるため、波の振幅
が大きくなる部分と小さくなる部分とが発生し、波の振
幅が大きくなる部分が図2において黒点Pで示すように
格子状に発生する。上記黒点P、即ち波の振幅が大きい
部分は、合成された弾性表面波の進行につれて矢印cと
反対方向に進行するから移動体45も矢印cと反対方向
に移動する。
【0025】交差櫛状電極12、13、22、23を配
置するに際しては、移動体45が交差櫛状電極12、1
3、22、23のいずれかに接触して駆動が阻害される
ことがないように、交差部41に摩擦接触して移動する
移動体45の移動経路Wの外に位置するように配置す
る。図1は、交差櫛状電極12、13、22、23が移
動体45の移動経路W(1重鎖線で示す)の外に配置し
た状態を示している。
置するに際しては、移動体45が交差櫛状電極12、1
3、22、23のいずれかに接触して駆動が阻害される
ことがないように、交差部41に摩擦接触して移動する
移動体45の移動経路Wの外に位置するように配置す
る。図1は、交差櫛状電極12、13、22、23が移
動体45の移動経路W(1重鎖線で示す)の外に配置し
た状態を示している。
【0026】図3は、図1に示す構成の弾性表面波モー
タ10に、移動方向に長い移動体45Aを配置した場合
の構成を示す平面図で、導波部11aと導波部21aと
が交差する交差部41には移動方向に長い移動体45A
が摩擦接触している。
タ10に、移動方向に長い移動体45Aを配置した場合
の構成を示す平面図で、導波部11aと導波部21aと
が交差する交差部41には移動方向に長い移動体45A
が摩擦接触している。
【0027】この場合、交差櫛状電極12、13、2
2、23が移動体45Aの移動経路Wの外に位置するよ
うに配置されているから、移動体45Aの移動方向の長
さが交差櫛状電極12と13との距離、或いは交差櫛状
電極22と23との距離より長いものであつても、移動
体45Aは交差櫛状電極に接触して移動を妨げられるこ
となく、交差部41に摩擦接触して所定方向に移動する
ことができる。
2、23が移動体45Aの移動経路Wの外に位置するよ
うに配置されているから、移動体45Aの移動方向の長
さが交差櫛状電極12と13との距離、或いは交差櫛状
電極22と23との距離より長いものであつても、移動
体45Aは交差櫛状電極に接触して移動を妨げられるこ
となく、交差部41に摩擦接触して所定方向に移動する
ことができる。
【0028】図4は、この発明の第2の実施の形態の弾
性表面波モータ50の基本構成を示すために構成部材を
分解して示した斜視図であり、移動体を回転駆動する弾
性表面波モータである。
性表面波モータ50の基本構成を示すために構成部材を
分解して示した斜視図であり、移動体を回転駆動する弾
性表面波モータである。
【0029】第2の実施の形態の弾性表面波モータ50
は、図1により説明した構成の弾性表面波モータを回転
体の駆動に適用したもので、交差櫛状電極を形成した圧
電基板の構成は図1に示すものと変らないので、同一部
分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
は、図1により説明した構成の弾性表面波モータを回転
体の駆動に適用したもので、交差櫛状電極を形成した圧
電基板の構成は図1に示すものと変らないので、同一部
分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0030】まず、外側円筒部材51の内周面51aに
は、2つの櫛状電極の歯の部分を交互に組み合わせた1
対の交差櫛状電極12と13、及び1対の交差櫛状電極
22と23とが形成された圧電基板11を取り付ける。
交差櫛状電極12と13との間には導波部11aが形成
され、交差櫛状電極22と23との間には導波部21a
が形成されている。
は、2つの櫛状電極の歯の部分を交互に組み合わせた1
対の交差櫛状電極12と13、及び1対の交差櫛状電極
22と23とが形成された圧電基板11を取り付ける。
交差櫛状電極12と13との間には導波部11aが形成
され、交差櫛状電極22と23との間には導波部21a
が形成されている。
【0031】導波部11aと導波部21aとは互いに交
差して交差部41が形成されるように圧電基板11上の
交差櫛状電極12、13、22、23の位置が決定され
ている。
差して交差部41が形成されるように圧電基板11上の
交差櫛状電極12、13、22、23の位置が決定され
ている。
【0032】一方、外側円筒部材51の円筒内側に配置
される移動体である内側円筒部材61は、図示しない公
知の手段により円筒軸回り及び円筒軸方向に移動自在に
支持されており、内側円筒部材61の外周面に形成され
たフランジ62の外周面62aを摩擦接触部として圧電
基板11上に形成された交差部41に摩擦接触させる。
される移動体である内側円筒部材61は、図示しない公
知の手段により円筒軸回り及び円筒軸方向に移動自在に
支持されており、内側円筒部材61の外周面に形成され
たフランジ62の外周面62aを摩擦接触部として圧電
基板11上に形成された交差部41に摩擦接触させる。
【0033】フランジ62の外周面62aと外側円筒部
材51の内周面に形成された交差部41との摩擦接触を
確保するため、交差部41の裏面には、図示しない弾性
部材、例えば板ばねを配置して、外周面62aと交差部
41とを適当な圧力で接触させるとよい。
材51の内周面に形成された交差部41との摩擦接触を
確保するため、交差部41の裏面には、図示しない弾性
部材、例えば板ばねを配置して、外周面62aと交差部
41とを適当な圧力で接触させるとよい。
【0034】この構成では、外側円筒部材51と内側円
筒部材61との相対回転を発生させることができるか
ら、カメラレンズの焦点調節のための鏡筒の回転駆動
や、ズームレンズのズーム環の回転駆動などに適用する
ことができる。
筒部材61との相対回転を発生させることができるか
ら、カメラレンズの焦点調節のための鏡筒の回転駆動
や、ズームレンズのズーム環の回転駆動などに適用する
ことができる。
【0035】また、第1の圧電基板11と第2の圧電基
板21の配置を調整して、交差部41に発生する弾性表
面波の振幅が大きい部分の進行方向を円筒軸方向に対し
て角度を持たせた場合は、外側円筒部材51の内側に配
置した内側円筒部材61を回転させつつ同時に円筒軸方
向に移動させることもできるから、前記した鏡筒の回転
駆動などに適用する場合は、ヘリコイドなどを使用せず
に直接的に鏡筒の回転と軸方向への移動を行うことも可
能となる。
板21の配置を調整して、交差部41に発生する弾性表
面波の振幅が大きい部分の進行方向を円筒軸方向に対し
て角度を持たせた場合は、外側円筒部材51の内側に配
置した内側円筒部材61を回転させつつ同時に円筒軸方
向に移動させることもできるから、前記した鏡筒の回転
駆動などに適用する場合は、ヘリコイドなどを使用せず
に直接的に鏡筒の回転と軸方向への移動を行うことも可
能となる。
【0036】内側円筒部材を軸方向へ移動させる際は、
内側円筒部材の摩擦接触部が交差櫛状電極に接触しない
範囲で駆動させるものとする。
内側円筒部材の摩擦接触部が交差櫛状電極に接触しない
範囲で駆動させるものとする。
【0037】図4に示す構成において、内側円筒部材6
1を回転移動させる場合は、交差櫛状電極12と23、
或いは交差櫛状電極13と22に同時に高周波電圧を印
加して励振する。また、内側円筒部材61を軸方向へ移
動させる場合は、交差櫛状電極12と22、或いは交差
櫛状電極13と23に同時に高周波電圧を印加して励振
する。
1を回転移動させる場合は、交差櫛状電極12と23、
或いは交差櫛状電極13と22に同時に高周波電圧を印
加して励振する。また、内側円筒部材61を軸方向へ移
動させる場合は、交差櫛状電極12と22、或いは交差
櫛状電極13と23に同時に高周波電圧を印加して励振
する。
【0038】以上説明した第2の実施の形態の弾性表面
波モータでは、外側円筒部材の内周面に第1及び第2の
圧電基板を配置し、内側円筒部材側に摩擦接触部を設け
ているが、これを逆に配置して、内側円筒部材の外周面
に第1及び第2の圧電基板を配置し、外側円筒部材の内
周面に摩擦接触部を設けるように構成してもよい。
波モータでは、外側円筒部材の内周面に第1及び第2の
圧電基板を配置し、内側円筒部材側に摩擦接触部を設け
ているが、これを逆に配置して、内側円筒部材の外周面
に第1及び第2の圧電基板を配置し、外側円筒部材の内
周面に摩擦接触部を設けるように構成してもよい。
【0039】さらに、円柱体の外面に複数対の交差櫛状
電極が形成された圧電基板を取り付け、この円柱体に嵌
合して円柱軸の回り及び円柱軸の方向に移動自在に配置
された移動体の内面を、前記円柱体の外面の圧電基板上
に形成される導波部に摩擦接触させるように構成しても
よい。
電極が形成された圧電基板を取り付け、この円柱体に嵌
合して円柱軸の回り及び円柱軸の方向に移動自在に配置
された移動体の内面を、前記円柱体の外面の圧電基板上
に形成される導波部に摩擦接触させるように構成しても
よい。
【0040】また、以上説明した第1及び第2の実施の
形態の弾性表面波モータでは、駆動源として複数対の交
差櫛状電極が形成された圧電基板を1枚だけ使用してい
るが、これを複数組の圧電基板を使用するように構成し
てもよい。この場合、1つの駆動電源で複数組の圧電基
板の交差櫛状電極を駆動してもよい。また、複数の駆動
電源を使用して、それぞれの交差櫛状電極を駆動しても
よく、この場合は、供給する電圧や位相をそろえる必要
がない。
形態の弾性表面波モータでは、駆動源として複数対の交
差櫛状電極が形成された圧電基板を1枚だけ使用してい
るが、これを複数組の圧電基板を使用するように構成し
てもよい。この場合、1つの駆動電源で複数組の圧電基
板の交差櫛状電極を駆動してもよい。また、複数の駆動
電源を使用して、それぞれの交差櫛状電極を駆動しても
よく、この場合は、供給する電圧や位相をそろえる必要
がない。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したとおり、この発明の
弾性表面波モータは複数対の駆動電極を備えるものであ
り、その駆動電極の配置を、電極が励振されたとき形成
される導波部が相互に交差するように、且つ導波部に摩
擦接触する移動体の移動経路の外になるように配置した
ものである。
弾性表面波モータは複数対の駆動電極を備えるものであ
り、その駆動電極の配置を、電極が励振されたとき形成
される導波部が相互に交差するように、且つ導波部に摩
擦接触する移動体の移動経路の外になるように配置した
ものである。
【0042】これにより、駆動電極から発生した弾性表
面波は合成されて強められるから弾性表面波の減衰によ
り駆動力が低下することもなく、また、導波部に摩擦接
触する移動体の長さが駆動電極相互の距離よりも長いも
のであつても、駆動電極への接触により移動を阻害され
る等のことがなくなり、移動体の長さや移動距離に制限
されることのない弾性表面波モータを提供することがで
きる。
面波は合成されて強められるから弾性表面波の減衰によ
り駆動力が低下することもなく、また、導波部に摩擦接
触する移動体の長さが駆動電極相互の距離よりも長いも
のであつても、駆動電極への接触により移動を阻害され
る等のことがなくなり、移動体の長さや移動距離に制限
されることのない弾性表面波モータを提供することがで
きる。
【図1】第1の実施の形態の弾性表面波モータの基本構
成を示す平面図。
成を示す平面図。
【図2】2つの導波部の交差部の動作を説明する図。
【図3】図1に示す構成の弾性表面波モータに移動方向
に長い移動体を配置した場合の構成を示す平面図。
に長い移動体を配置した場合の構成を示す平面図。
【図4】第2の実施の形態の弾性表面波モータの基本構
成を示す分解斜視図。
成を示す分解斜視図。
【図5】従来の弾性表面波モータの構成と駆動原理を説
明する平面図。
明する平面図。
【図6】図5に示す従来の弾性表面波モータの側面図。
【図7】図5に示す従来の弾性表面波モータで移動体の
移動範囲を拡大した場合を説明する平面図。
移動範囲を拡大した場合を説明する平面図。
【図8】図5に示す従来の弾性表面波モータで移動体の
全長が長い場合の平面図。
全長が長い場合の平面図。
【図9】図8に示す従来の弾性表面波モータで移動体の
全長が長い場合の側面図。
全長が長い場合の側面図。
10 弾性表面波モータ 11 圧電基板 11a、21a 導波部 12、13、22、23 交差櫛状電極 31、32 高周波電源 41 交差部 50 弾性表面波モータ 51 外側円筒部材 61 内側円筒部材 62 フランジ62 62a 外周面(摩擦接触部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 龍一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5H680 AA02 BB02 BB13 BC01 CC08 DD02 DD39 DD65 DD82 GG02
Claims (5)
- 【請求項1】 圧電素子材料で形成された圧電基板と、 前記圧電基板上に所定の距離を隔てて対向して配置され
た弾性表面波を励起する複数対の駆動電極と、 前記駆動電極を励振する高周波電源と、 前記駆動電極が励振されることにより出力される弾性表
面波を導く前記圧電基板上に形成される導波部に摩擦接
触する移動体とから構成された弾性表面波モータにおい
て、 前記複数対の駆動電極は、該駆動電極が励振されたとき
形成される導波部が相互に交差するように、且つ導波部
に摩擦接触する移動体の移動経路の外に配置されること
を特徴とする弾性表面波モータ。 - 【請求項2】 前記移動体が前記導波部に接触する部分
の長さは前記対となる駆動電極間の距離よりも長いこと
を特徴とする請求項1記載の弾性表面波モータ。 - 【請求項3】 前記複数対の駆動電極は、円筒体の内面
に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向して
配置され、 前記移動体は、前記円筒体の内面に配置された圧電基板
上に形成される導波部に摩擦接触し、前記円筒体の内側
で円筒軸の回り及び円筒軸の方向に移動自在に配置され
ることを特徴とする請求項1記載の弾性表面波モータ。 - 【請求項4】 前記複数対の駆動電極は、円筒体の外面
に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向して
配置され、 前記移動体は、前記円筒体の外面に配置された圧電基板
上に形成される導波部に摩擦接触し、前記円筒体の外側
で円筒軸の回り及び円筒軸の方向に移動自在に配置され
ることを特徴とする請求項1記載の弾性表面波モータ。 - 【請求項5】 前記複数対の駆動電極は、円柱体の外面
に配置された圧電基板上に所定の距離を隔てて対向して
配置され、 前記移動体は、前記円柱体の外面に配置された圧電基板
上に形成される導波部に摩擦接触し、前記円柱体の外側
で円柱軸の回り及び円柱軸の方向に移動自在に配置され
ることを特徴とする請求項1記載の弾性表面波モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001413A JP2001197761A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 弾性表面波モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001413A JP2001197761A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 弾性表面波モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001197761A true JP2001197761A (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=18530649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001413A Pending JP2001197761A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 弾性表面波モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001197761A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001352770A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-21 | Advantest Corp | 移動体、リニアモータ、ウェハステージ、ステージ装置、電子ビーム処理装置 |
WO2003079459A2 (en) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Surface wave motor and method for displacing a movable element |
JP2005006495A (ja) * | 2003-05-19 | 2005-01-06 | Seiko Instruments Inc | 超音波モータ及び積層圧電素子及び電子機器 |
-
2000
- 2000-01-07 JP JP2000001413A patent/JP2001197761A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001352770A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-21 | Advantest Corp | 移動体、リニアモータ、ウェハステージ、ステージ装置、電子ビーム処理装置 |
WO2003079459A2 (en) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Surface wave motor and method for displacing a movable element |
WO2003079459A3 (en) * | 2002-03-15 | 2004-02-12 | Koninkl Philips Electronics Nv | Surface wave motor and method for displacing a movable element |
US7365473B2 (en) * | 2002-03-15 | 2008-04-29 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Method for displacing a movable element by means of a least two actuators facing each other and positioned on a stator, as well as a wave motor, displacing device and assembly |
JP2005006495A (ja) * | 2003-05-19 | 2005-01-06 | Seiko Instruments Inc | 超音波モータ及び積層圧電素子及び電子機器 |
JP4672999B2 (ja) * | 2003-05-19 | 2011-04-20 | セイコーインスツル株式会社 | 超音波モータ及び積層圧電素子及び電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050613 |