JPS62277079A - 圧電駆動装置 - Google Patents

圧電駆動装置

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JPS62277079A
JPS62277079A JP61227502A JP22750286A JPS62277079A JP S62277079 A JPS62277079 A JP S62277079A JP 61227502 A JP61227502 A JP 61227502A JP 22750286 A JP22750286 A JP 22750286A JP S62277079 A JPS62277079 A JP S62277079A
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piezoelectric
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Hiroshi Shimizu
洋 清水
Sumio Sugawara
菅原 澄夫
Takashi Takada
高田 孝
Masateru Ishibashi
誠輝 石橋
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/001Driving devices, e.g. vibrators
    • H02N2/0015Driving devices, e.g. vibrators using only bending modes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/026Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors by pressing one or more vibrators against the driven body
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/103Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors by pressing one or more vibrators against the rotor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H57/00Electrostrictive relays; Piezoelectric relays

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔技術分野〕 この発明は、圧電素子を用いた往復動型または回転型等
の圧電駆動装置に関するものである。
〔背景技術〕
従来、圧電素子を用いた超音波モータとして、特公昭5
9−037672号公報に示されるものがある。
これは、圧電素子を振動体に貼りつけて縦振動を発生さ
せ、振動体の先端部に傾きを持った駆動片を形成し、そ
の先端部が前記縦振動によって楕円連動を行い、円板と
接触することにより、摩擦力により円板を回転させるも
のである。
しかし、この従来構造であると、回転方向が駆動片の傾
き方向によって決まってしまい、また駆動片の先端部は
細く、摩擦のために摩耗も大きく、寿命的にも問題があ
る。
また、池の従来例として、特開昭58−148682号
公報に示されるものがある。この例は、圧電素子の全体
振動を振動体に伝え、一方の波形をもう一方の波形と9
0°位相をずらせて振動させることにより、1駆動体表
面に進行波を発生させ、その上にロータを接触させるこ
とにより、摩擦でロータを回転させるものである。
この例によると、逆転も可能であるが、常に振動子全体
にエネルギを与える必要があり、しかも圧11素子の振
動体に貼着された面と反対側の面の振動は吸収してやる
必要がある。このためエネルギロスが大きく、効率向上
に難がある。また、リニアモータの形成には進行波を循
環させる方策を取らなければ、エネルギロスが大きすぎ
て問題に成らず、その循環方法も極めて難しい。
〔発明の目的〕
この発明は、低消費電力で効率良く機械的駆動力を得る
ことができ、かつ接触点が多点化されて摩耗が削減され
、また安定駆動が可能な圧電駆動装置を促供することを
目的とする。
〔発明の開示] この発明の圧電駆動装置は、弾性を有する材料にて口字
状または口字状に形成され、かつ一対の対向辺の断面形
伏が各々ほぼ方形である振動体を少な(とも1個備え、
さらに前記1駆動体は前記各対向辺の少な(とも隣合う
2面に圧電素子部を有してなり、この圧電素子部に所定
の高周波電圧が印加されて前記対向辺が屈曲振動により
共振する振動子と、 前記各対向辺の隣合う圧電素子部に位相差を持たせて高
周波電圧を印加するili源装置と、前記振動子の対向
辺の各1面に接触される接触部材とを備え、 前記振動子の対向辺の最大振幅点が円または楕円連動を
することにより、前記接触部材または振動子のいずれか
が駆動されるものである。
前記圧電素子部は、前記振動体に圧電素子を貼着して形
成したものであっても、また前記振動体を圧電材料にて
形成して、この圧電材料に直接に電極を形成したもので
あってもよい。
この発明の構成によると、各振動体の各対向辺の隣合う
2面に設けた圧電素子部に位相差を持たせた高周波電圧
を印加するので、各対向辺は最大振幅点が円または楕円
連動をする。この対向辺の1面に接触部材が接触するの
で、この接触部材または振動子のいずれかが駆動され、
機械的駆動力が得られる。
この場合に、各振動体は口字状または口字状としである
ので、その両射向辺が互いに共振し、大きな振幅が得ら
れる。そのため、電気的エネルギを効率良く機械的駆動
力に変換できる。また、振動体の共振は、2本の対向辺
が連続した基端部において非振動状態となるように行わ
れるので、基端部を支持部とすることにより、支持によ
って撮動を妨げることがなく、このことからも高効率が
得られる。また、このように振動体に振動しない箇所が
あることから、撮動子と接触部材のいずれを固定側とし
ても可動側としても用いることができる。さらに、振動
体は2本の対向辺を有し、この部分で接触部材に接する
ので、接触点が多点化される。そのため、摩耗が軽減さ
れ、かつ安定した駆動が可能となる。
実施例 この発明の第1の実施例を第1図ないし第6FgJに基
づいて説明する。この圧電駆動装置は、リニアモータに
通用した例であり、金属弾性材料にてコ字状に形成され
しかも一対の対向辺3の断面形状が各々方形である1(
IIの振動体2からなり、この振動体2は前記各対向辺
3の隣合う2面に圧電素子を貼着して圧電素子部4が形
成され、この圧?Iii子部4に所定の高周波電圧が印
加されると対向辺3が屈曲振動により共振する振動子l
と、各対向辺3の隣合う圧1!素子部4に位相差を持た
せて高周波電圧を印加する電源装置5と、振動子1の対
向辺3の各1面に接触せしめられる接触部材6とを備え
、撮動子1の対向辺3の最大振幅点が円または楕円連動
をすることにより、接触部材6または振動子lのいずれ
かが駆動されるものである。
振動体2はエリンバ等の恒弾性体を用いているが、精度
や大振幅が不要のときは、一般の鋼材を用いても良く、
またその他の金属やセラミック等を用いることもできる
。振動体2の各対向辺3の断面形状は方形であるが、各
角部に面取りを施して8角形状の断面形状としてもよく
、また面取りの代りに角部を丸めてもよい。要は、対向
辺3は互いに直角に隣合う4面を有する断面形状であれ
ばよい、振動体2の基端部2aは、固定しても振動に影
響を与えない長さをとり、第2[!lのように基台7に
固定しである。基台7に対し、接触部材6は相対的に第
1図の矢印P方向へ進退移動自在にガイド手段(図示せ
ず)で支持しである。接触部材6は、対向辺3の圧電素
子部4が貼着されていない各1面における先端部である
X点およびY点(第4図(B))に接するように配置し
である。
なお、必ずしも先端部に接するようにしなくてもよい、
また、接触部材6は、対向辺3の圧電素子部4が貼着さ
れた1面における圧′N素子部4の貼着されていない部
分に接触するようにしてもよい。
さらに、振動子1は、振動体2の一対の対向辺3の3面
または4面に圧電素子部4を貼若し、対向辺3の圧電素
子部4が貼着されていない1面、または圧電素子部4が
貼着された1面における圧電素子部4の貼着されていな
い部分に接触部材6が接するようにしてもよい、これら
の例において、対向1223の圧11!素子部4が貼着
された面に、絶縁部材を介して接触部材6が接するよう
にしてもよい。
′Wi源装置5は、@6図に示すように高周波電源8と
90°位相器9とを有し、各圧電素子部4(41〜44
)に同図のように電圧を印加する。
同図の+、−の符号は分極方向を示す。
動作 振動体202本の対向辺3の各圧電素子部41〜44に
、第6図の電源装置5で高周波電圧を印加して励振する
と、各対向辺3はそれぞれの圧電素子部41〜44の励
振に従って縦および横方向に振動する。このとき圧Ti
素子部42.44には圧電素子部41.43よりも90
’位相を遅らせた電圧を印加すると、振動子1の対向辺
3の先端部のX点、Y点は、第5図の様な円または楕円
軌道を描いて連動する。したがって、対向辺3の1面に
接触部材6が接触するように配置しであると、接触部材
6は矢印P方向に直線的に移動する。X点2 Y点の楕
円軌道の偏平度は、対向辺3の曲げ方向による曲げ剛性
の違いや、各圧電素子部41〜4.に印加する電圧の大
きさ1位相差等によりIA整できる。
圧電素子部42.44に90°進み位相の電圧を印加す
れば、第5図と反対回りの!lL道を描くことになり、
接触部材6は矢印Pと逆方向に移動する。
このように動作するが、各振動体2は口字状としである
ので、その両射向辺3が互いに共振し、大きな振蝙が得
られる。そのため、電気的エネルギを効率良く機械的駆
動力に変換できる。また、振動体2の共振は、2本の対
向辺3が連続した基端部2aにおいて第3図(A)のよ
うに非擾勤状態となるように行われるので、基端部2a
を支持部とすることにより、支持によって振動を妨げる
ことがなく、このことからも高効率が得られる。
また、このように振動体2に振動しない箇所があること
から、振動子1と接触部材6のいずれを固定(111と
しても可動側としても用いることができる。
さらに、振動体2は2本の対向辺3を存し、この部分で
接触部材6に接するので、接触点が多点化される。その
ため、摩耗が軽減され、かつ安定した駆動が可能となる
この実施例では、対向辺3を第3図(A)のように1次
モードで1辰動させる場合につき説明したが、第3図(
B)、  (C)に示すように、2次モードや3次モー
ド等、高次モードで振動させると、対向辺3の接触部材
6に対する接触点をより一層多くできる。これにより、
接触点における摩耗をより一層少なくし、かつ動作の安
定を図ることができる。1次モードは、対向辺3の長手
方向につき、1枚の圧電素子部4を貼り付けた場合に発
生する。2次モードは、この1枚の圧電素子部4を長平
方向に2分割し、分極方向を反対にして貼付けたときに
発生する。3次モードは、1枚の圧電素子部4を長手方
向に3分割し、中央の分割圧電素子と両側の分割圧電素
子の分極方向を反対として貼り付け、各分割圧電素子の
同一面側の電極を共通として同一の電圧を印加したとき
に発生する振幅モードを示す。
第7図は、1個の口字状の振動体2からなる振動子lを
用いて回転モータとした実施例を示す。
接触部材16は円板状に形成し、その軸18を軸受19
で基台17に回転自在に支持しである。撮動子1は、基
端部2aで基台17の立片部分に固定しである。(辰勤
子1の2本の対向辺3は接触部材16と平行に配置し、
その先端部が接触部材16の外周縁に位置するようにす
る。対向辺3の先端には摩擦片20をつけ、2本の振動
子3が同方向に円連動するように振動させ、接触部材1
6が回転するようにしである。その他は第1の実施例と
同様である。
第8図および第9図は、2個の口字状の振動体2を間隔
を開けて重合的に配置し、上下の(駆動体2の間に接触
部材6′を配置したものである。上下の振動体2は互い
に基端部2aでスペーサ(図示せず)を介して市ね合わ
せである。なお、スペーサを用いずに基台(図示せず)
に各振動体2を個別に取付けてもよい6両振動体2の対
向辺3の各点m、n、p、qは、圧電素子部4により第
9図のように擾iIJさせられ、接触部材6′は上下両
面で各対向辺3に接して直a駆動される。この場合、2
個の振動体2で駆動するので、より一層大出力の駆動力
が得られ、かつ動作が安定する。その他は、第1の実施
例と同様である0両振動体2は、第1O図のように基端
部2a′で互いに一体化させ、1lllilの振動子1
′としてもよい。
第11図は、2111i1の口字状の振動体2を互いに
反対向きとして一体の11形の撮動子l″を構成した例
である。この振動子1″は、例えば11312図のよう
に用いる。すなわち、(駆動子1#の中心部に軸31を
固定し、軸31は基台37に固定し、軸受38の装着さ
れた円板状の接触部材36を軸31に嵌めて回転自在と
し、4本の対n辺3の先端を接触部材36の外周縁に配
置する。そして、各圧電子部4により、4本の対向辺3
の4端が同し方向に円連動するように撓ませることによ
り、接触部材36が回転し、回転型のモータを構成する
。その他は第1の実施例とrl様である。
第13図ないし第15図は、1個の口字状の振動体10
2からなる振動体101を用いた実施例を示す、この例
では、1次モードの振動とした場合、対向辺103の中
央部の点が円または楕円連動じ、その平面部に接触部材
106を接触させると、中央部の円または楕円連動によ
り、接触部材106は移動することになる。接触部材1
06は矢印Q方向に直線的に進退自在に支持してリニア
モータとすることもでき、また接触部材106を回転自
在に支持して回転型モータとすることもできる。この例
の場合、1次モードでは第15図(A)のような振動と
なり、2次モードおよび3次モードではそれぞれ第15
図(B)、  (C)のような振動となる。107は、
基台である。圧電素子部4の分極方法は前述と同様であ
る。その他の構成効果は第1の実施例と同様である。
第16図および第17図は、口字状の振動体102を、
スペーサ105を介して2枚重合的に配置し、両振動体
102の間に接触部材106を矢印Q方向に直線的に進
退自在に配置したものである。4本の対向辺103は第
9図の連動をするように圧電素子部4を取付ける。その
他は第1の実施例と同様である。
なお、第1の実施例および第13図の実施例において、
第18図に示すように、接触部材206を丸軸状として
一対の対向辺3(103)の間に位置させ、回転駆動す
ることもできる。また、第19図または第20図のよう
に、接触部材306を円筒状とし、2本の対向辺3(1
03)を取り囲むように配置してもよい、第19図の例
は接触部材306を対向辺3の互いの外側の面に接触さ
せ、第20図の例は一対の対向辺3の互いに同一平面に
位置する面に接触させている。この場合も、接触部材3
  (+03>が回転連動を行う。
また、前記各実施例では、対向辺3.103の隣り合う
2面のみに圧Wi素子部4を貼り付けたが、3面に圧電
素子部4を貼付けても、また4面に貼付けてもよい。3
面に貼付けた場合は、残りの1面に接触部材6.6’、
106を接触させるようにすることが望ましい。4面に
貼付けた場合は、絶縁部材を介して対向辺3と接触部材
6.6’。
106とを接触させることが望ましい、絶縁部材は接触
部材6.6’、106側に設けても、対向辺3側に設け
てもよい。
第21図ないし第23図は、各々振動子401〜401
′を圧電材料で形成し、直接に圧電素子部404〜40
4′を形成した実施例を示す。圧電材料としては、PZ
T(ジルコンチタン酸鉛磁器)等の圧電セラミック、ま
たは圧電セラC7りとプラスチックとの複合圧電材料等
が用いられる。
第21図の例は、振動子401を1個のコ字形振動体4
02からなるものとし、方形断面形状の対向辺403の
隣り合う2面に、1次モードの縦効果を利用した圧電素
子部404を直接に形成したものである。各圧電素子部
404は、対向辺404の長平方向と垂ii!な複数本
の電極al、b。
を前記長手方向に配列し、これら1本おきの電極al、
b、どうしを接続部a2.b2で接続して2組の電極組
a、bを形成する。すなわち、電極al、b、を横方向
に交差指状に設ける。これら2 Miの電掘組a、b間
に直a電圧を印加して、分極処理を施す0図の+、−は
分極の極性を示す。
このように分極処理して、第6図の電源値v1.5と同
様な電縣装置により高周波電圧を印加すれば、対向辺4
03は圧?!圭子部404の主として圧電縦効果による
伸縮が生し、屈曲振動を行う、また、対向辺403の隣
合う2面の圧1!素子部404に位相差を持つ電圧を印
加すれば、対向辺403の先端は円または楕円連動を行
う、なお、各圧1!1素子部404の電極a1.blは
2本だけでもよい。
第22図の例は、対向辺403′の隣り合う2面に、圧
電横効果を利用した圧電墨子部404′を形成したもの
である。この例では、電極c、  dは縦方向の交差指
状に設ける。すなわち、各圧電素子部404′は、対向
辺403′の長手方向に沿って2本または多数本の平行
な電極c、dからなる交差指電極を形成する。この電N
78c、d間に直流電圧を印加して分極処理を施す。図
の士、−は分極の極性を示す。このように分極処理して
電極c、d間に高周波電圧を印加すれば、対向辺403
′は圧電素子部404′の圧電横効果による伸縮を生じ
屈曲振動を行う、その他の構成作用は、第21図の実施
例と同様である。
第23図の例は、振動子401′が1個の口字状の振動
体402″の2次の屈曲モードを利用する実施例で、各
対向辺403#の隣合う2面の各々に圧電横効果を利用
した圧電素子部404#を211iづつ形成したもので
ある。すなわち、対向辺403″に長手方向中央部の両
側に位置して、長手方向に沿う電極e、fを2本ずつ平
行に4本設け、平行な2本ずつを1組としてこの2本の
間に直流電圧を印加して分極処理する。このとき、1組
目の電極e、rと2組目の電極e、fとは極性を反対に
して分極し、同相の高周波電圧を印加するかまたは、分
極を同一方向とし反対の極性の高周波電圧を印加する。
これら第21図ないし第23図の振動子401〜401
′を用いて前記各実施例と同様に接触部材6,36等と
組合せることにより、往復動型または回転型等の圧電駆
動装置が構成される。
なお、これら第21図ないし第23図の例と同様に、第
1O図、第11図、第16図の例のように振動子が複数
個の振動体からなるものにおいても、振動子を圧電材料
で形成してj!接に1!極を形成することもできる。
また、貼付けの場合と同様に、対向辺403〜403′
の3面または4面に圧’iii素子部404〜404′
を設けることもでき、さらに高次モードで対向辺403
〜403″を振動させるように構成することもできる。
このように、振動子401〜401′に圧電セラミック
等の圧電材料を用いて振動子401〜401#に圧電素
子部404〜404’を直接に形成することにより、圧
電素子の貼着が省略でき、接着層がないことから性能の
安定が図れる。また、形状的にも複Mなものが可能とな
り、コスト面および性能面で有利な圧電駆動装置が構成
できる。
〔発明の効果〕
この発明の圧t4駆動装置は、各振動体を口字状または
口字状としであるので、その両灯向辺が互いに共振し、
大きな振幅が得られる。そのため、電気的エネルギを効
率良く機械的駆動力に変換できる。また、振動体の共振
は、2本の対向辺が連続した基端部において非振動状態
となるように行ねれるので、基端部を支持部とすること
により、支持によって振動を妨げることがなく、このこ
とからも高効率が得られる。また、このように振動体に
撮動しない箇所があることから、振動子と接触部材のい
ずれを固定側としても可動側としても用いることができ
る。さらに、振動体は2本の対向辺を存し、この部分で
接触部材に接するので、接触点が多点化される。そのた
め、摩耗が軽減され、かつ安定した駆動が可能となると
いう効果がある。
4、  [!!J面の簡単な説明 第1″IAはこの発明の一実施例の斜視図、第2図はそ
の破断側面図、第3図は同じくその撮動モードの説明図
、第4図(A)は同じくその振動子の平面図、第4図(
B)は同しくその正面図、第5図は同じくその動作説明
図、第6図は同じくその電源装置のブロック図、第7図
(A)、  (B)はそれぞれ他の実施例の平面図およ
び破1fi側面図、第8図(A)はさらに他の実施例の
平面図、第8図(B)はその正面図、第9図は同じくそ
の動作説明図、第10図はさらに他の実施例の撮動子の
斜視図、第11図はさらに他の実施例の振動子の斜視図
、第12図(A)、  (B)はそれぞれその全体の破
断平面図および縦断側面図、第13図はさらに他の実施
例の斜視図、第14図はその破断側面図、第15図は同
じくその振動モードの説明図、第16図はさらに他の実
施例の撮動子の斜視図、第17図はその全体の斜視図、
第18図はさらに他の実施例の原理説明図、第19図は
さらに他の実施例の原理説明図、vJ20図はさらに他
の実施例の原理説明図、第21図ないし第23回はそれ
ぞれ互いに異なるさらに他の実施例における振動子の斜
視図である。
1、l’、l’、101.401〜401#・・・振動
子、2.102,402,402’、402’・・・振
動体、3,103,303.303’、303 ″・・
・対向辺、4.41〜44,404,404’。
404#・・・圧電素子部、6.6’、16.106゜
206.306・・・接触部材 2a   2振初任  第1図 第2図 第3図 (A)          (B) 第4図 第5図 第6図 172    16           (B)(A
) 第7図 第10  図 (A)          (8) 第8図 第9図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 弔lU凶 第23図 手続ネ甫正書 (叶わ 昭和61年10月31日 珈61年特許願第227502号 2、発明の名称 圧電駆動装置 3、補正をする者 4、代理人 5、補正命令の日付 自発補正 (11明細書第6頁第12行目、「よい。」とあるつぎ
に「なお、圧電材料に直接に電極を形成して圧電素子部
を形成した場合は、圧電素子を貼付けるものと異なり、
貼付は誤差等による特性のばらつきがなく、かつ工数が
削減されて生産性が向上する。」と加入する。
(2)明細書第21頁第10行目、「ある。」とあるつ
ぎに「なお、圧電材料に直接に電極を形成して圧電素子
部を形成した場合は、圧電素子を貼付けるものと異なり
、貼付は誤差等による特性のばらつきがなく、かつ工数
が削減されて生産性が向上する。」と加入する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)弾性を有する材料にてコ字状またはロ字状に形成さ
    れ、かつ一対の対向辺の断面形状が各々ほぼ方形である
    振動体を少なくとも1個備え、さらに前記振動体は前記
    各対向辺の少なくとも隣合う2面に圧電素子部を有して
    なり、この圧電素子部に所定の高周波電圧が印加されて
    前記対向辺が屈曲振動により共振する振動子と、 前記各対向辺の隣合う圧電素子部に位相差を持たせて高
    周波電圧を印加する電源装置と、 前記振動子の対向辺の各1面に接触される接触部材とを
    備え、 前記振動子の対向辺の最大振幅点が円または楕円連動を
    することにより、前記接触部材または振動子のいずれか
    が駆動される圧電駆動装置。(2)前記圧電素子部は、
    前記振動体に圧電素子を貼着して形成される特許請求の
    範囲第(1)頃記載の圧電駆動装置。 (3)前記振動体は圧電セラミックスで構成し、前記圧
    電素子部はこの圧電セラミックに駆動用電極を直接形成
    してなる特許請求の範囲第(1)項記載の圧電駆動装置
    。 (4)前記振動子は、1個の振動体からなる特許請求の
    範囲第(2)項または第(3)項記載の圧電駆動装置。 (5)前記振動子は、2個の振動体からなる特許請求の
    範囲第(2)項または第(3)項記載の圧電駆動装置。 (6)前記2個の振動体は、所定の間隔を介在させて重
    合的に配設され、前記接触部材が前記振動体の2対の対
    向辺に接触される特許請求の範囲第(5)項記載の圧電
    駆動装置。 (7)前記2個の振動体は、個々の振動体がコ字状をな
    すものであってH型に配設され、前記接触部材が前記振
    動体の2対の対向辺に接触されている特許請求の範囲第
    (5)項記載の圧電駆動装置。(8)前記接触部材は、
    平板状に形成され、前記接触部材または前記振動子のい
    ずれかが直線的に駆動される特許請求の範囲第(2)項
    または第(3)項記載の圧電駆動装置。 (9)前記接触部材は、円板状に形成され、前記接触部
    材または前記振動子のいずれかが回転的に駆動される特
    許請求の範囲第(2)項または第(3)項記載の圧電駆
    動装置。 (10)前記接触部材は、前記一対の対向辺の間にこの
    対向辺と平行に延びる丸軸状に形成され、前記接触部材
    または前記振動子のいずれかが回転的に駆動される特許
    請求の範囲第(4)項記載の圧電駆動装置。 (11)前記接触部材は、円筒状に形成され、前記接触
    部材または前記振動子のいずれかが回転的に駆動される
    特許請求の範囲第(2)項または第(3)項記載の圧電
    駆動装置。
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DE19873703676 DE3703676A1 (de) 1986-02-06 1987-02-06 Piezoelektrische antriebsvorrichtung

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