JPS6115572A - 振動により駆動する装置 - Google Patents

振動により駆動する装置

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JPS6115572A
JPS6115572A JP59134795A JP13479584A JPS6115572A JP S6115572 A JPS6115572 A JP S6115572A JP 59134795 A JP59134795 A JP 59134795A JP 13479584 A JP13479584 A JP 13479584A JP S6115572 A JPS6115572 A JP S6115572A
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Ichiro Okumura
一郎 奥村
Takuo Okuno
奥野 卓夫
Takayuki Tsukimoto
貴之 月本
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電磁力を使うことなく、電歪素子の振動力を
用い二次元方向に移動体を駆動する装置(アクチュエー
タ)に関するものである。
〔従来の技術〕
従来からよく知られたアクチュエータは、電磁力を利用
したいわゆるリニアモータで、これらは鉄芯1巻線、永
久磁石などにより構成されている。このため部品点数も
多くなり、重くなってしまうとい一う欠点があった。
この点を改良したもので、電歪素子の振動により弾性体
に進行波をつくりその弾性体に接触した物体を動かすと
いうアクチュエータか、例えば特開昭58−14868
2号公報に開if\され−(いる。しかしこれらのアク
チュエータはいずれ1〕、移動体を−・次元方向に駆動
できるだけで、−次元方向に自在に駆動できる装置はな
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、−次元
方向の移動だけでなく一次元方向への移動も自在にでき
るアクチュエータを119供しようとするものである。
このような問題点を解決するために、第1の発明と第2
の発明がなされたものである。1:λFに夫々の発明の
構成を順に説明する。
口、第1の発明の構成 〔問題点を解決するための丁段〕 第1の発明のアクチュエータは、第1図に示すように、
片側を固定された弾性体lと、弾性体に接合した第1の
電歪素子2a・2bと、弾性体lに第1の電歪素子2a
・2bとI−別な面から接合した第2の電歪素子3a*
3bと、弾性体1に第1の電歪素−f2a・2b及び第
2の電歪素子3a・3bとは別な面から接合した第3の
電歪素子5aφ5bと、固定された以外の側で弾性体1
に当接する移動体7とを備えている。第1の電歪素子2
a・2b及び第2の電歪素子3a・3bはともに共振周
波数で弾性体lを振動させるもので、いずれか一方或い
は両方同時に選択され、動作をする。第3の電歪素子5
aΦ5bは同じく共振周波数ではあるが位相のずれた振
動をさせるもので、選択された第1の電歪素子2a・2
b或いは第2の電歪素子2a・2bと同時に動作をする
〔作用〕
第1の電歪素子2a・2bが振動すると、弾性体1は固
定側を支点として左右に振動する。第2の電歪素子3a
・3bが振動すると、弾性体lは同じく固定側を支点と
して紙面に対して前後に振動する。電歪素子−5a・5
bが振動すると、弾性体1は位相がずれて上下に振動す
る。
いま電歪素子2a・2bが選ばれて、電歪素子5a・5
bと同時に動作するときの作用を第2図により説すノす
る。同図(a)は動作開始tirjの中立状態を示すも
ので、弾性体lは移動体7に軽く接触している。■−下
の振動から始まると、まず(b)のように弾性体1は上
方ににかり、振動の1.死点で移動体7に強く押付けら
れる。このように位相が174波長進んだところで、左
右の振動を開始する。(C)に示すように弾性体1は下
がりながらも右方へ振れ摩擦で移動体7を右−駆!11
する。(d)のように弾性体lが右死点まで振れると、
弾性体1は移動体7に軽く接触した状態になる。弾性体
lか左方に振れはじめるころには、さらに下るから、(
e)のように移動体7から敲れて、移動体7が駆動され
ることはない。弾性体1は(f)の下死点を経て−1−
がってゆくが、(g)では移動体7に接触することがな
い。左死点(h)に金って移動体7に軽く接触する。(
i)のように91+ +!1体1は右方に振れてゆく状
態では、移動体7に強く接触して右へ駆動する。振動が
続くと、さらに→(1])→(c)→(d) →(e)
 −”(f) +(g) +(h) →(i) →と繰
返して、駆動を続ける。
すなわち二方向の振動周波数が同一・で、位相がずれて
いるから、上死点→右死点−下死点→左死点→上死点→
の同一周期で、左死点から右死点に至る周期の間に駆動
がなされる。
〔実施例〕
第1図は本発明を適用するアクチュエータの実施例正面
図である。弾性体lは金属などの弾性物質からなり、角
棒状の立上り部分1aと角棒状の固定側部分1bとの逆
T字型をしている。立上り部分1aの先端には、板状の
移動体7の下面が接触している。固定側部分1bの両端
部は、スペーサ9を介してビス8により、固定基台lO
に取イ1けられている。立−lニリ部分1aの左右側壁
には、例えば圧電性セラミックなどからなる電歪素子2
aと2bが取付けられる。前後壁にば′電歪素子3aと
3bが取付けられる。固定側部分1bの上下には電歪素
子5a・5bが取付けられる。
第3図はこのようなアクチュエータを駆動する回路を示
すもので、12は共振周波数の発振をする交流電源、1
3はその周波数の位相を90°1くらせる移相器、14
は位相を90°速める移相器、15は切付えスイッチ、
15A、 −15B1はその一次側接点、15A2−1
5112はその二次側接点、17はメインスイッチであ
る。
メインスイッチ17を入れ、切()えスイッチ15を操
作し接点15A、と接点15A2を導通させる。すると
電歪素子5a・5bに交流電圧が印加され振動し、それ
に励起されて弾+1体lの固定側部分1bが共振周波数
で両端支持1:1りのにF捩振動する。電歪素子2aと
2bには90°位相が遅れた交流が印加され振動し、そ
れに励起されてr”l 、J−、り部分1aが共振周波
数で片持はりの左右振動をする。両者の振動の位相は1
74披長ずれているから、移動体7は左方に駆動される
スイッチ15の操作で接点15 I3 + と接点15
A2を導通させると、1ハ波長の位相ずれが逆になり、
右方向に駆動される。接点15B1と接点15B2が導
通するよう切替えれば、電歪素子5a・5bと共に電歪
素子3a・3bが動作し、移動体7は図の紙面に対して
前方向に駆動される。
接点15A1 と接点15B2を導通させると、移動体
7は後方に駆動される。接点15A、と接点15A2を
導通させると同時に接点15B2もそこに導通させると
、電歪素子5a・5bと共に電歪素子2a・2bおよび
電歪素子3a・3bが動作し、移動体7は左斜め後に駆
動される。同様に接点15B□ ・接点15A2@接点
15B2を導通させると、右斜め前方向に駆動される。
接点15A、と接点15B2とを導通させ、接点15B
、と接点15A2とを導通させると、右斜め後方向に駆
動される。接点15A、と接点15A2どを導通させ、
接点15B+と接点15B2とを導通させると、左斜め
前方向に駆動される。
〔変形例〕
第4図は第1の発明における振動体lの別な実施例正面
図、第5図はその平面図である。この振動体lは十字型
の固定側部分tbと立上り部分laからなっている。十
字の縦横両方の角棒の上ドに電歪素子5a・5bが取付
けられている。
第6図も同じく振動体lの別な実施例正面図、第5図は
平面図で、振動体lは、円面型の固定側部分1bとシー
1ニリ部分1aからなっている。
ハ、第2の発明の構成 〔問題点を解決するための手段] 第2の発明のアクチュエータは、’rb g〉素子20
か一つで交叉する三方向のうち 方向だけが位相のずれ
ている共振周波数で振動する。そして電歪素子20は、
第8図に示すよ〉に、片側を固定し、非固定側に移動体
7が当接している。
〔作用〕
このアクチェータを動作させるど、゛市電素子20は固
定した側を支点として左右方向に或いは紙面に対して前
後方向振動する。同1prに電歪素子20は位相がずれ
て上下方向に振動する。すると移動体7がその振動によ
り駆動される。
駆動原理は、電歪素子20そのものが第1の発明におけ
る弾性体lの働きを兼ねる点が異なるのみで、各動作状
態については第2図に示す通りで、第1の発明の作用と
して既に説明しであるから、再度の説明を省略する。
〔実施例〕
第8図は本発明を適用するアクチュエータの実施例正面
図である。電歪素子20は角棒状の立」ユリ部分20a
と角棒状の固定側部分20bとの逆T字型をしている。
立上り部分20aの先端には、移動体7が接触している
。固定側部分20bの両端部は、スペーサ9を介してビ
ス8により、固定基台lOに取付けられている。
第9図は電歪素子20の側面図で、立上り部分20aの
左右側壁面に表面電極22aと2’2bとがイ:]けら
れ、駆動回路に接続される。これにより左右の振動がな
される。前後壁にも表面電極23aと23bがイ・[け
られ、駆動回路に接続され前後の振動がなされる。第1
0図は電歪素子20の平面図で、固定体側部分20bの
上下面に表面電極25aと25bとが付けられ、駆動回
路に接続される。これによりL下の振動がなされる。
駆動回路は第3図に示す回路と同様の回路が使用される
。同図の電歪素子2a・2b、3a・3b、5a・5b
は、本例では一体の電歪素子20であるが、夫々対応す
る位置に付りられた電pjI22a・22b、23a@
23b、25aa25bに同じように接続すれば、同様
の動作をする。
〔変形例〕
第11図は第2の発明における11を全系T−20の別
な実施例平面図である。この電歪よf 20は、十字型
の固定側部分20bと立上り部分20aからなっている
。電極25a・25bは十字の縦横両方の角棒の上下に
夫々付けられている。
また電歪素子2oの固定側部分20bを円盤形にしく第
7図参照)、その上F面に電極25a・25bを付けて
もよい。
二1発明の効果 以」−説明したように、本発明のアクチュエータは、二
次元方向への移動が自在にでき、しかも電磁力を使用し
ていないので、部品数が少なく小型軽量で安価なものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する駆動装置の実施例正面図、第
2図はその駆動原理な説明する図、第3図は駆動回路図
、第4図は振動体の実施例正面図、第5図はその平面図
、第6図は別な実施例の正面図、第7図はその平面図、
第8図は本発明を−適用する駆動装置の実施例正面図、
第9図は電歪素子の実施例側面図、第10図はその平面
図、第11図は別な実施例の平面図。 lは弾性体、2a*2b拳3a*3be5a・5・b@
20は電歪素子、7は移動体、10は固定基台、12は
交流電源、22a*22bs23a1123b・25a
1125bは電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、片側を固定された弾性体と、 該弾性体に接合し、共振周波数で該振動体を第1方向に
    振動させる第1の電歪素子と、 該弾性体に第1の電歪素子とは別な面から接合し、前記
    共振波数で該弾性体を第1方向と交叉する第2方向に振
    動させる第2の電歪素子と、該弾性体に第1の電歪素子
    及び第2の電歪素子とは別な面から接合し、この二つの
    電歪素子のうち選ばれた電歪素子と同時に動作し、前記
    振動とは位相がずれた前記共振周波数で該弾性体を第1
    の方向及び第2方向と交叉する第3方向に振動させる第
    3の電歪素子と、 前記固定された以外の側で該弾性体に当接し、前記第1
    方向或いは第2方向及び第3方向の振動により駆動され
    る移動体とを備えたことを特徴とする駆動装置。 2、片側を固定され、交叉する三方向のうち一方向だけ
    位相がずれた共振周波数で振動する電歪素子と、 前記固定された以外の側で該電歪素子に当接し、前記振
    動により駆動される移動体とを備えたことを特徴とする
    駆動装置。
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