JP2005002338A - シアン、イエロー、マゼンタ、及び/又はブラック着色剤を含むインクジェットインク、並びにそれを用いて白黒画像を形成する方法 - Google Patents

シアン、イエロー、マゼンタ、及び/又はブラック着色剤を含むインクジェットインク、並びにそれを用いて白黒画像を形成する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
写真技術を用いることなく、所望の中間、暖色、又は冷色の色合いを有する高品質の白黒画像を生成することができ、白黒画像の粒状性及び画素性を改善することもできるグレーインクジェットインクを提供する。さらに、特定の照明条件により悪影響の及ぼされない白黒画像を実現するインクセットも提供する。
【解決手段】
本発明のグレーインクジェットインクは、ブラック着色剤と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤とを含む。インクジェットインク中のシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤の量を調節することによって、中間、暖色、冷色、又はセピア色調を呈するグレーインクジェットインクが製造される。少なくとも1つのグレーインクジェットインクをブラックインクセット又は8色インクセットに用いることによって、高解像度の白黒画像を生成することができる。所望のグレー色調を呈する白黒画像を生成する方法もまた開示する。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクビヒクル中にシアン、イエロー、マゼンタ、及び/又はブラックの着色剤を含有するインクジェットインクに関する。当該インクジェットインクを用いてグレーの中間、冷色、暖色、及びセピア色調を作り出すことができる。
白黒写真のような、高解像度を有する白黒画像は、ますます普及してきている。各年に作り出される全ての画像のうちほんの僅かの割合しか占めないにもかかわらず、写真家は、在来のハロゲン化銀の技法を使って白黒写真を作り続けている。写真家はまた、インクジェット印刷技術を応用して、高解像度の白黒画像も作っている。例えば、カラーインクジェットプリンタを使って印刷媒体上に複合色のインクジェットインクを適用することによって、白黒画像を印刷するのである。カラーインクジェットプリンタは、印刷媒体上でシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのインクジェットインクを混ぜ合わせて複合ブラックを得る。グレーの色調を生成するには、印刷媒体上でシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのインクジェットインクを様々な割合で混ぜ合わせる。白黒画像を印刷するのにカラーのインクジェットインクを使用する場合の1つの欠点は、白黒画像がカラーインクジェットインクの強烈な色に起因して他の色の混じった色相を呈するということである。しばしば、この色相は、インク濃度を関数として偏ることがある。例えば、インク濃度が増すにつれ、中間からの色相の偏差が、青みを帯びた色相から淡紅色の色相に移ることがある。加えて、白黒画像の解像度は、カラーインクジェットインクの個々のドットが、時として、特に画像の明るい領域において目に見えるため、白黒写真ほど高くはない。
高解像度の白黒画像は、インクジェットインクのドットを互いに隣接して適用してブラックとグレーの所望の影を作ることにより印刷される。ディザリング(dithering)は、種々の寸法及び形状のドットを互いに隣接して印刷することによりグレーの影をシミュレートする工程である。ディザリングは、様々な形状のドット間のコントラストを低減して隣接ドット間により自然な見かけを作り出す。ハーフトーン処理は、様々な寸法のドットを、固定グリッド上のような、ある規則的な配列で印刷することにより白黒画像を印刷する工程である。
芸術家は、典型的に、中間色調を得るのに白黒画像を望むが、時として、彼らは、暖色、冷色、又はセピア色調を得るのに白黒画像を欲することがある。本明細書において使用されるとき、「中間色調」とは、彩度(chroma)の欠如した色調である。「暖色」は赤又はピンク色を示し、「冷色」は青、紫、又は緑色を示し、「セピア色調」は、褐色又は黄色を示す。これらの色調は、白黒画像に独特なムードを作り出すのに使用されるものである。写真家の中には、中間から逸する白黒画像を作り出すのに、白金現像槽のような、暗室処理を用いてハロゲン化銀画像を強調する人もいる。
高価な、時間を要す、環境に優しくない写真技術を用いることなく、所望の中間、暖色、又は冷色の色合いを有する高品質の白黒画像を生成することが望ましい。加えて、白黒画像の粒状性及び画素性を改善することも望ましい。任意の希釈率を堅持するグレーインクジェットインクを提供することも望ましい。さらに、特定の照明条件により悪影響の及ぼされない白黒画像を実現することも望ましい。
ブラック顔料と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー顔料とを含むグレーインクジェットインクを開示する。当該グレーインクジェットインク中に存在する顔料の総量は、全インクジェットインクの約0.1wt%〜約3.0wt%である。少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー顔料は、約1.5wt%未満の量で存在する。
少なくとも1つのグレーインクジェットインクを含むブラックインクセットも開示する。少なくとも1つのグレーインクジェットインクは、ブラック着色剤と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤とを含む。
カラー及び白黒画像を印刷するための8色インクセットも開示する。当該8色インクセットは、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック、グレー、ライトグレー、ライトシアン、及びライトマゼンタのインクジェットインクからなる。グレー及びライトグレーのインクジェットインクは、ブラック着色剤と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤とを含む水性インクビヒクルからなる。少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤は、約1.5wt%未満の量で存在する。
所望のグレー色調を有する白黒画像を作り出す方法も開示する。当該方法は、少なくとも1つのシアン、イエロー、マゼンタ、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ、及びグレーのインクジェットインクからなる多色インクセットを設けるステップを包含する。少なくとも1つのグレーインクジェットインクは、水性インクビヒクル中にブラック着色剤と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤とを含む。ブラックインクセットの少なくとも1つのグレーインクジェットインクを印刷媒体に適用して、中間、暖色、冷色、又はセピアのグレー色調を呈する白黒画像を作り出す。
所望のグレー色調を有する白黒画像を作り出すその他の方法も開示する。当該方法は、少なくとも1つのカラーインクジェットインク、ブラックインクジェットインク、及び少なくとも1つのグレーインクジェットインクからなるインクセットを設けるステップを包含する。当該インクセットのインクジェットインクを印刷媒体に適用して、中間、暖色、冷色、又はセピアのグレー色調を有する白黒画像を作り出す。
インクビヒクル中に少なくとも1つの着色剤を含んでいるグレーインクジェットインクを開示する。当該インクジェットインクは、所望のグレー色調を作り出すべくシアン、マゼンタ、イエロー、又はブラック着色剤の組合せを含む。インクビヒクル中のシアン、マゼンタ、イエロー、又はブラック着色剤の量を調節することで、印刷時に中間、暖色、冷色、又はセピア色調を有することになる。当該インクジェットインクは、低濃度希釈時に色相偏差(hue deviations)又は色偏向(color casts)を生じない。
インクジェットインク中の成分の量は、インク成分全重量の重量パーセント(「wt%」)で表す。全成分の純度は、インクジェットインクが通常の商用に供される際の純度である。
インクジェットインク中の着色剤には、染料又は顔料を用いることができる。着色剤が染料の場合、その染料は、非イオン性、陽イオン性、陰イオン性であるか、又は非イオン性、陽イオン性、及び/又は陰イオン性染料の混合物とすることができる。インクジェットインク用の染料は、当分野で周知であり、バスフ社、チバ社、及びセンシエント社のような発売元から市販されている。染料には、水溶性又は水不溶性のものを用いることができ、酸性(Acid)、直接(Direct)、食用(Food)、媒染(Mordant)、又は反応(Reactive)染料が含まれる。使用できる染料の特定の例として、限定はしないが、Sulforhodamine B、Acid Blue 113、Acid Blue 29、Acid Red 4、Rose Bengal、Acid Yellow 17、Acid Yellow 29、Acid Yellow 42、Acridine Yellow G、Acid Yellow 23、Acid Blue 9、Nitro Blue Tetrazolium Chloride Monohydrate又はNitro BT、 6G、Rhodamine 123、Rhodamine B、Rhodamine B Isocyanate、Safranine O、Azure B、Azure B Eosinateがあり、それらは全てシグマ−アルドリッチケミカルカンパニー社(米国モンタナ州セントルイス)から入手可能である。陰イオン性の水溶性染料の例として、限定はしないが、Direct Yellow 132、Direct Blue 199、Magenta 377(イルフォードAG社、スイス国から市販)があり、単独又はAcid Red 52と一緒に用いられる。水不溶性染料の例として、アゾ、キサンテン、メチン、ポリメチン、及びアントラキノン染料が挙げられる。水不溶性染料の特定の例として、Ciba−Geigy Orasol Blue GN、Ciba−Geigy Orasol Pink、Ciba−Geigy Orasol Yellowが挙げられる。ブラック染料として、限定はしないが、Direct Black 154、Direct Black 168、Fast Black 2、Direct Black 171、Direct Black 19、Acid Black 1、Acid Black 191、Mobay Black SP、及びAcid Black 2を挙げることができる。当該染料は、インクジェットインク中に約0wt%〜約10wt%の量で存在することができる。
インクジェットインク用の顔料も当分野で周知であり、バスフ社、カボット社、チバ社、クラリアント社、デグッサ社、デュポン社、ホイバッハ社、及びモバイケミカル社のような発売元から市販されている。インクジェットインク中の着色剤が顔料の場合、当該顔料として、限定はしないが、バスフ社から入手可能な以下の顔料、Paliogen(登録商標)Orange、Heliogen(登録商標)Blue L 6901F、Heliogen(登録商標)Blue NBD 7010、Heliogen(登録商標)Blue K 7090、Heliogen(登録商標)Blue L 7101F、Paliogen(登録商標)Blue L 6470、Heliogen(登録商標)Green K 8683、及びHeliogen(登録商標)Green L 9140が挙げられる。以下のブラック顔料はカボット社から入手可能である:Monarch(登録商標)1400、Monarch(登録商標)1300、Monarch(登録商標)1100、Monarch(登録商標)1000、Monarch(登録商標)900、Monarch(登録商標)880、Monarch(登録商標)800、及びMonarch(登録商標)700。以下の顔料はチバ社から入手可能である:Chromophtal(登録商標)Yellow 3G、Chromophtal(登録商標)Yellow GR、Chromophtal(登録商標)Yellow 8G、Igrazin(登録商標)Yellow 5GT、Igralite(登録商標)Rubine 4BL、Monastral(登録商標)Magenta、Monastral(登録商標)Scarlet、Monastral(登録商標)Violet R、Monastral(登録商標)Red B、及びMonastral(登録商標)Violet Maroon B。以下の顔料はデグッサ社から入手可能である:Printex U、Printex V、Printex 140U、及びPrintex 140V、Color Black FW 200、Color Black FW 2、Color Black FW 2V、Color Black FW 1、Color Black FW 18、Color Black S 160、Color Black S 170、Special Black 6、Special Black 5、Special Black 4A、及びSpecial Black 4。以下の顔料はデュポン社から入手可能である:Tipure(登録商標)R−101。以下の顔料はホイバッハ社から入手可能である:Dalamar(登録商標)Yellow YT−858−D及びHeucophthal(登録商標)Blue G XBT−583D。以下の顔料はクラリアント社から入手可能である:Permanent Yellow GR、Permanent Yellow G、Permanent Yellow DHG、Permanent Yellow NCG−71、Permanent Yellow GG、Hansa Yellow RA、Hansa Brilliant Yellow 5GX−02、Hansa Yellow−X、Novoperm(登録商標)Yellow HR、Novoperm(登録商標)Yellow FGL、Hansa Brilliant Yellow 10GX、Permanent Yellow G3R−01、Hostaperm(登録商標)Yellow H4G、Hostaperm(登録商標)Yellow H3G、Hostaperm(登録商標)Orange GR、Hostaperm(登録商標)Scarlet GO、及びPermanent Rubine F6B。以下の顔料はモバイ社から入手可能である:Quindo(登録商標)Magenta、Indofast(登録商標)Brilliant Scarlet、Quindo(登録商標)Red R6700、Quindo(登録商標)Red R6713、及びIndofast(登録商標)Violet。以下の顔料はサンケミカル社から入手可能である:L74−1357 Yellow、L75−1331 Yellow、及びL75−2577 Yellow。以下の顔料はコロンビア社から入手可能である:Raven 7000、Raven 5750、Raven 5250、Raven 5000、及びRaven 3500。以下の顔料は、サンケミカル社から入手可能である:LHD9303 Black。
一実施形態では、シアン、イエロー、マゼンタ、又はブラック顔料は、インクジェットインクの全重量の約0.1wt%〜約3.0wt%で存在することができる。しかしながら、染料を使用し得ることも予想される。着色剤の量にほんの少しの偏りがあっても、インクジェットインクの色調がその中間又は他の所望のグレー色調から変化することがあるため、着色剤は、インクビヒクル中に精密な量で存在させる必要がある。しかしながら、本明細書で詳細に議論されるように、追加のカラーインクジェットインクを使用する色補正アルゴリズムを用いることによっても、所望のグレー色調を印刷媒体上に得ることができる。インクジェットインクにブラック顔料が使用される場合には、顔料は、全インクジェットインクの約0.1wt%〜約3.0wt%存在することができる。インクジェットインクにシアン顔料が使用される場合には、顔料は、全インクジェットインクの約0.01wt%〜約1.0wt%存在することができる。インクジェットインクにマゼンタ顔料が使用される場合には、顔料は、全インクジェットインクの約0.005wt%〜約1.0wt%存在することができる。インクジェットインクにイエロー顔料が使用される場合には、顔料は、全インクジェットインクの約0.01wt%〜約1.0wt%存在することができる。
インクジェットインクに使用される着色剤は、本発明の操作性にとって重要ではない。それ故、染料又は顔料の選択は、本明細書では詳細に議論しない。むしろ、通常の知識を有する当業者であれば、本発明に使用するための適切な任意の染料又は顔料を選択することができることを理解されたい。
当該インクジェットインクは、水性のインクビヒクルと、該ビヒクル中に含まれる少なくとも1つのシアン、マゼンタ、イエロー、又はブラックの着色剤とを含み、中間、暖色、冷色、又はセピアのグレー色調を作り出すことができる。染料系インクジェットインクでは、染料はインクビヒクルに可溶性であり、一方、顔料系インクジェットインクでは、顔料はインクビヒクル中に分散している。一実施形態では、ダークグレーのインクは、ブラック顔料を用いて生成され、一方、比較的明るいグレーインクは、インクビヒクル中に少なくとも1つのシアン、マゼンタ、イエロー、又はブラック顔料を用いて生成される。例示のみの目的で、予め定められた量のブラック顔料、シアン顔料、及びマゼンタ顔料を含むことで、インクジェットインクはより明るいグレー色調を得ることができる。インクジェットインクは、様々な量のシアン、マゼンタ、イエロー、又はブラック顔料を含むことができるため、印刷時にフルレンジのグレー色調を生ずるインクジェットインクを得ることができる。
インクビヒクルとして、水、又は水と少なくとも1つの水溶性有機溶媒との混合物が挙げられる。水溶性有機溶媒として、限定はしないが、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、ジオール、グリコールエーテル、ポリ(グリコール)エーテル、カプロラクタム、ホルムアミド、アセトアミド、及び長鎖のアルコール、又はそれらの混合物を挙げることができる。本発明の実施に際して用いられる有機溶媒の例として、限定はしないが、炭素数30以下の第一アルコール、炭素数30以下の第一芳香族アルコール、炭素数30以下の第二脂肪族アルコール、炭素数30以下の1,3−アルキルジオール、炭素数30以下のアルキルトリオール、炭素数30以下の1,ω−アルコール、エチレングリコールアルキルエーテル、プロピレングリコールアルキルエーテル、ポリ(エチレングリコール)アルキルエーテル、ポリ(エチレングリコール)アルキルエーテルの比較的高次の同族体、ポリ(プロピレングリコール)アルキルエーテル、ポリ(プロピレングリコール)アルキルエーテルの比較的高次の同族体、N−アルキルカプロラクタム、未置換カプロラクタム、置換ホルムアミド、未置換ホルムアミド、置換アセトアミド、及び未置換アセトアミドが挙げられる。例えば、N−メチルピロリドン、1,5−ペンタンジオール、2−ピロリドン、ジエチレングリコール、1,3−(2−メチル)−プロパンジオール、1,3,5−(2−メチル)−ペンタントリオール、テトラメチレンスルホン、3−メトキシ−3−メチルブタノール、グリセロール、3−ピリジルカルビノール、ペンタエリスリトール、1,2−アルキルジオール、及びそれらの混合物のような溶媒を用いることができる。水溶性有機溶媒は、インクジェットインクの全重量の約0.01wt%〜約50wt%の範囲で存在することができ、約0.1wt%〜約30wt%が好ましい。
当該インクジェットインクは、インクジェットインクの所望の諸特性によって、任意に、界面活性剤、湿潤剤、ポリマー、腐食阻止剤、pH調節剤、及び殺生物剤(抗微生物剤、抗菌剤、等)のような成分を含有することができる。これらの成分は当分野で周知であり、本明細書では詳細に議論しない。
当該インクジェットインクは、当分野で周知のように、インクビヒクル中に少なくとも1つのシアン、マゼンタ、イエロー、又はブラック着色剤を取り込むことによって調製することができる。着色剤が可溶性染料の場合には、染料をインクビヒクルに溶解させることができ、一方、着色剤が不溶性染料又は顔料の場合には、在来の方法によってそれをインクビヒクルに分散させることができる。
それぞれが様々な量のシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラック着色剤を含んでいる、多数のグレーインクジェットインクを用いて、所望のグレー色調を有する白黒画像を印刷するのに使用されるブラックインクセットを作り出すことができる。例えば、中間色調が望まれるなら、ブラックインクセットの各々のインクジェットインクは、印刷時に色々な濃度の、但し依然として中間の、グレー色調を生成することができる。例えば、インクセットは、印刷時に中間色調を有する白黒画像を生成できるように、ダークグレーインク、中間グレーインク、ライトグレーインク、及び超ライトグレーインクを含むことができる。特定の着色剤の量のほんの少しの誤差によって、インクジェットインクがその中間色調から逸脱する原因に成り得るため、中間色調を得るためには、着色剤を、インクビヒクル中に精密な量で存在させることになる。他の実施形態では、ブラックインクセットは、白黒画像において最も一般的である中間グレー色調のような、ユーザによって最も望まれる中間グレー色調を生ずるインクジェットインクを含むことができる。中間のブラックインクセットに加えて、印刷されると暖色、冷色、又はセピア色調を示すグレーインクを含むブラックインクセットも考えられる。例示だけの目的で、インクジェットインク(ダークグレー、中間グレー、ライトグレー、及び超ライトグレー)は、冷色色調を出すために比較的多量のシアン顔料を、又は暖色色調を出すために比較的多量のマゼンタ顔料を含むことができる。
本明細書に記載されるブラックインクセットを用いることにより、白黒画像の粒状性及び知覚される解像度を改善することができる。例えば、ブラックインクセットのうちの超ライトグレーインクは、白黒画像の最も明るい色調を印刷するのに用いられ、一方、ダークグレーインクは、最も暗い色調を印刷するのに用いることができる。ライト及びダーク色調を印刷するのに様々なグレーインクジェットインクを用いることで、インクの個々のドットは、印刷媒体に対して比較的低コントラストを呈することになり、これによって、印刷画像の解像度が改善される。
複数のカラー、ブラック、及びグレーインクを有するインクセットもまた、中間、暖色、冷色、又はセピア色調を得るために用いることができる。例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、グレー、ライトグレー、ライトシアン、及びライトマゼンタのインクジェットインクからなる8色インクセットが考えられる。このインクセットは、カラーインクジェットインクを含むため、中間、暖色、冷色、及びセピア色調化された白黒画像を印刷できるのに加えて、高品質のカラー画像を印刷するのにも用いることができる。カラーと白黒の両方の画像を印刷するのに1つのインクセットを用いることができるため、8色インクセットの多様性は、在来のインクセットに比較して高い。また、8色より多いか又は少ないインクを用い得ることが意図されている。例えば、カラー及びブラックのインクジェットインクと共に、より少ない又はより多いグレーインクジェットインクを用いることができる。
その上に本発明のインクジェットインクを印刷するための印刷媒体には、写真品質の画像を印刷するのに用いられる在来の基材を用いることができる。例えば、印刷媒体には、写真用紙のような、コート紙を用いることができる。印刷媒体は、本発明の操作性にとって重要でない故、本明細書ではその選択に関して詳細に議論しない。むしろ、通常の知識を有する当業者であれば、本発明に使用するための適切な任意の印刷媒体を選択し得ることを理解されたい。
本明細書において記載するインクジェットインク及びインクセットは、多数の印刷ヘッドと多数のインクペンとを備える、インクジェットプリンタを包含する印刷システムに用いることができる。インクジェットプリンタには、サーマルインクジェットプリンタ又は圧電式インクジェットプリンタのような、在来のインクジェットプリンタを用いることができる。印刷システムはまた、インクジェットプリンタの動作を指令する、コンピュータに格納されている印刷ドライバを具備することができる。印刷ドライバは、当分野で周知のように構成することができ、印刷画像を生成できるようにインクジェットプリンタに効果的に組み合わされる。いくつかの印刷ヘッドは、中間、暖色、冷色、又はセピア色調を有するブラックインクセットのインクジェットインク含むことができる。残りの印刷ヘッドは、顔料濃度の低いライトカラー、又は最大限の顔料濃度を有するダークカラーのような、ブラック又はカラーインクジェットインクを含むことができる。例えば、カラーインクジェットインクには、ライトシアン又はライトマゼンタのインクジェットインク、又は最大限の顔料濃度を有する在来のシアン、マゼンタ、又はイエローのインクジェットインクを含むことができる。
インクジェットプリンタとプリンタドライバとを効果的に組み合わせることによって、印刷システムは、ブラックインクセットが事実上の中間色調から多少逸している場合でも中間色調化された白黒画像を印刷媒体上に印刷し得る。換言すれば、インクジェットインク自体が事実上中間色調でない場合でも中間色調化された白黒画像を生成することができる。校正ルーチンを介するカラーマッピング調整により達成し得る、カラー補正によるブラックインクセットの偏りを調節するのにプリンタドライバを利用することができる。カラーマッピング及び校正ルーチンのアルゴリズムは、当分野で周知であり、従って本明細書では詳細に議論しない。ブラックインクセットは、事実上の中間状態から逸していてもよいため、当該ブラックインクセットは、達成困難な厳しい仕様に合うように製造する必要はなく、在来の仕様に合わせて製造することができる。印刷ドライバは、ライトカラーインクジェットインク(即ち、ライトシアン又はライトマゼンタ)をブラックインクセット(即ち、ダークグレー、中間グレー、ライトグレー、及び超ライトグレーインクジェットインク)と組合せて印刷することによりブラックインクセットを色補正できるよう構成することができる。ダークカラーを有するインクセットはまた、印刷時に事実上中間状態になるようにブラックインクセットを色補正するのにも用いることができる。
中間色調を印刷するためだけではなく、ユーザによって選択される暖色、冷色、又はセピア色調を作り出すためにも当該印刷システムを用いることができる。選択された色調を得るために、ライト又はダークカラーインクジェットインクと組合せて8色インクセットのグレーインクジェットインクを印刷媒体上に印刷することができる。ダークカラーインクジェットインクは、白黒画像の高濃度領域における色相を調節することができ、ライトカラーインクジェットインクは、低濃度領域において粒状性を低減させるのに用いることができる。
使用及び操作に関しては、当該印刷システムの印刷ドライバは、実現可能なグレー色調を表す色空間から所望のグレー色調を選択するようにユーザに指示することができる。色空間は、図1に三角形として描かれており、中央に中間グレー色調を、三角形の各隅にセピア色調、暖色色調、及び冷色色調を含むものである。しかしながら、色空間は、図1に挙げたものとは異なるグレー色調を表し得ることを理解されたい。ユーザは、在来のソフトウェア選択プロセスを利用して(即ち、カラー空間を表している領域内の所望のポイントでマウスをクリックし、スライドバー上でRGB値を調節する、等)所望の色調を選択することができる。選択された色調は、カラーマッピングを調節する印刷ドライバ内のアルゴリズムを用いて生成させることができる。例えば、印刷ドライバは、8色インクセットのインクジェットインクの各々の予定量を印刷するようインクジェットプリンタに指示することができる。もし冷色色調が望まれているならば、印刷ドライバは、ライトシアンのインクジェットインクと組合せてグレーインクジェットインクを印刷するようにインクジェットプリンタに指示することができる。もし暖色色調が望まれているならば、印刷ドライバは、ライトマゼンタのインクジェットインクと組合せてグレーインクジェットインクを印刷するようにインクジェットプリンタに指示することができる。
また、当該印刷システムによって、ユーザは、標準の照明条件下で観察される擬似メタメリズム効果を排除もしくは低減させることもできる。白黒画像が印刷される以前に擬似メタメリズムを調節することにより、時間と材料を浪費する白黒画像の多重コピーを印刷することなく所望の色調を得ることができる。当該印刷システムにおける印刷ドライバは、白黒画像が表示される照明条件を選択するようユーザに指示することができる。例示だけの目的で、ユーザは、ギャラリー照明の下でセピア色調化された画像を表示できるように選択することができる。この画像の擬似メタメリズムを補正するために、当該印刷システムは、印刷画像にライトカラー(即ち、ライトシアン又はライトマゼンタ)を追加することができる。当該画像は、ギャラリー照明の下で表示されることになるので、その画像の色調は、その他の任意の照明条件下では不正確な状態で見えることがある。しかしながら、その画像が正しい照明条件下で表示されるときは、所望の色調が達成される。また、実質的に同様の方法でカラー画像における擬似メタメリズムを低減し得ることも予想される。
印刷時に中間グレー色調を呈するインクジェットインク
表1に記載する量(wt%)のブラック、シアン、及びマゼンタ顔料を含む4種のインクジェットインクを作製した。ブラック顔料はCAB−O−JET(登録商標)200であり、シアン顔料はCAB−O−JET(登録商標)250であり、マゼンタ顔料はCAB−O−JET(登録商標)260であり、イエロー顔料はCAB−O−JET(登録商標)270であった。これらは全てカボット社(米国マサチューセッツ州ボストン)から入手可能である。
Figure 2005002338
顔料は、在来の方法によってインクビヒクルに分散させた。当該インクジェットインクはまた、9%の2−ピロリジノン、2%の1,2−ヘキサンジオール、3% Liponicsエトキシル化グリコール 1(LEG−1)、0.2%のSurfynol 104、及び0.2%のProxelも含有している。2−ピロリジノンと1,2−ヘキサンジオールは、シグマ−アルドリッチ社(米国モントリオール州セントルイス)から入手可能であり、LEG−1は、リポケミカル社(米国ニュージャージー州パターソン)から入手可能であり、Surfynol 104は、エアプロダクツ アンド ケミカル社(米国ペンシルバニア州アレンタウン)から入手可能であり、Proxelは、アビシア社(米国デラウエア州ウィルミントン)から入手可能である。
4種のインクジェットインクの各々は、ヒューレットパッカード社(米国カリフォルニア州パロアルト)から市販されている重量コート紙上に印刷した際に、中間グレー色調を呈した。
印刷時に冷色グレー色調を呈するインクジェットインク
表2に記載する量(wt%)のブラック、シアン、及びマゼンタ顔料を含む4種のインクジェットインクを作製した。インクジェットインクに使用した顔料は、実施例1に記載した通りである。
Figure 2005002338
顔料は、在来の方法によってインクビヒクルに分散させた。当該インクジェットインクはまた、9%の2−ピロリジノン、2%の1,2−ヘキサンジオール、3%のLiponicsエトキシル化グリコール 1(LEG−1)、0.2%のSurfynol 104、及び0.2%のProxelも含有している。
4種のインクジェットインクの各々は、重量コート紙上に印刷した際、冷色グレー色調を呈した。
印刷時に暖色グレー色調を呈するインクジェットインク
表3に記載する量(wt%)のブラック、シアン、及びマゼンタ顔料を含む4種のインクジェットインクを作製した。インクジェットインクに使用した顔料は、実施例1に記載した通りである。
Figure 2005002338
顔料は、在来の方法によってインクビヒクルに分散させた。当該インクジェットインクはまた、9%の2−ピロリジノン、2%の1,2−ヘキサンジオール、3%のLiponicsエトキシル化グリコール 1(LEG−1)、0.2%のSurfynol 104、及び0.2%のProxelも含有する。
4種のインクジェットインクの各々は、重量コート紙上に印刷した際、暖色グレー色調を呈した。
印刷時にセピア色調を呈するインクジェットインク
表4に記載する量(wt%)のブラック、シアン、及びマゼンタ顔料を含む4種のインクジェットインクを作製した。インクジェットインクに使用した顔料は、実施例1に記載した通りである。
Figure 2005002338
顔料は、在来の方法によってインクビヒクルに分散させた。当該インクジェットインクはまた、9%の2−ピロリジノン、2%の1,2−ヘキサンジオール、3%のLiponicsエトキシル化グリコール 1(LEG−1)、0.2%のSurfynol 104、及び0.2%のProxelも含有する。
4種のインクジェットインクの各々は、重量コート紙上に印刷した際、セピア色調を呈した。
以上、本発明の特定の好ましい実施形態に関して説明してきた。しかしながら、本発明の趣旨又は範囲から逸脱することなくその多くの変形形態(特許請求されているように)も実施可能であるため、併記の特許請求の範囲によって定義される発明が上記説明において示された特定例に限定されるものではないことを理解されたい。
添付の図面は、本発明の一実施形態を説明するものであり、本明細書の一部である。図示した実施形態は、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明の一実施形態による三角形で表された色空間。中央に中間グレー色調、三角の各隅にセピア色調、暖色色調、及び冷色色調を含む。

Claims (13)

  1. 印刷されるとグレー色調を呈するグレーインクジェットインクであって、
    ブラック顔料と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー顔料とを含む水性インクビヒクルからなり、前記少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー顔料が1.5wt%未満の量で存在する、グレーインクジェットインク。
  2. グレー色調を印刷するためのブラックインクセットであって、
    ダークグレーのインクジェットインクと、中間グレーのインクジェットインクと、ライトグレーのインクジェットインクと、超ライトグレーのインクジェットインクとからなり、その各々が、ブラック着色剤と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤とを含む水性インクビヒクルからなり、前記少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤が1.5wt%未満の量で存在する、ブラックインクセット。
  3. カラー及び白黒画像を印刷するための8色インクセットであって、
    シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック、グレー、ライトグレー、ライトシアン、及びライトマゼンタのインクジェットインクからなり、前記グレー及びライトグレーのインクジェットインクが、ブラック着色剤と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤とを含む水性インクビヒクルからなり、前記少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤が1.5wt%未満の量で存在する、8色インクセット。
  4. 前記シアン顔料又はシアン着色剤が、0.2wt%未満の量で存在する、請求項1〜3の何れか1つに記載のグレーインクジェットインク又はインクセット。
  5. 前記マゼンタ顔料又はマゼンタ着色剤が、0.1wt%未満の量で存在する、請求項1〜3の何れか1つに記載のグレーインクジェットインク又はインクセット。
  6. 前記インクジェットインクで印刷されたグレー色調が、中間、冷色、暖色、又はセピアのグレー色調である、請求項1〜3の何れか1つに記載のグレーインクジェットインク又はインクセット。
  7. 所望のグレー色調を有する白黒画像を生成する方法であって、
    ブラック着色剤と少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤とを含む水性インクビヒクルからなる少なくとも1つのグレーインクジェットインクを含み、且つ前記少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤が1.5wt%未満の量で存在する、ブラックインクセットを設けるステップと、
    前記ブラックインクセットの前記少なくとも1つのグレーインクジェットインクを印刷媒体に適用して、中間、暖色、冷色、又はセピアのグレー色調を有する白黒画像を生成するステップと、
    を包含する方法。
  8. 前記少なくとも1つのグレーインクジェットインクを含むブラックインクセットを設けるステップが、前記少なくとも1つのグレーインクジェットインク中の前記ブラック着色剤と前記少なくとも1つのシアン、マゼンタ、又はイエロー着色剤の量を調節することで、印刷されると中間、暖色、冷色、又はセピアのグレー色調を呈するブラックインクセットを作製するステップを包含する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つのグレーインクジェットインクを含むブラックインクセットを設けるステップが、ダークグレーのインクジェットインク、中間グレーのインクジェットインク、ライトグレーのインクジェットインク及び超ライトグレーのインクジェットインクを設けるステップを包含する、請求項7に記載の方法。
  10. 所望のグレー色調を有する白黒画像を生成する方法であって、
    少なくとも1つのカラーインクジェットインク、ブラックインクジェットインク、及び少なくとも1つのグレーインクジェットインクからなるインクセットを設けるステップと、
    前記インクセットの前記インクジェットインクを印刷媒体に適用して、中間、暖色、冷色、又はセピアのグレー色調を有する白黒画像を生成するステップと、
    を包含する方法。
  11. 前記少なくとも1つのカラーインクジェットインク、ブラックインクジェットインク、及び少なくとも1つのグレーインクジェットインクからなるインクセットを設けるステップが、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック、グレー、ライトグレー、ライトシアン、及びライトマゼンタのインクジェットインクを設けるステップを包含する、請求項10に記載の方法。
  12. ユーザが照明条件を選択することによって白黒画像の擬似メタメリズム効果を低減できるようにするステップをさらに包含する、請求項7及び10に記載の方法。
  13. 中間、暖色、冷色、又はセピアのグレー色調を生成すべく白黒画像を色補正するステップをさらに包含する、請求項7及び10に記載の方法。
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