JP2010516515A - 顔料系インクを使用して改善された彩度を有する合成色を一般媒体上に生成するためのシステム及び方法 - Google Patents

顔料系インクを使用して改善された彩度を有する合成色を一般媒体上に生成するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

印刷システム(100、200)は、被印刷物(130)、第1のカラーインク(105)及び第2のカラーインク(110)を有する。第1のカラーインク(105)は、第1の顔料の粒子を含み、粒子は、第1の正味のゼータ電位を含む。第2のカラーインク(110)は、第2の顔料の粒子及び極性を反転する量の界面活性剤を含む。第2の顔料の粒子が、第1の正味のゼータ電位と極性が逆の第2の正味のゼータ電位を含む。第1のカラーインク(105)及び第2のカラーインク(110)は、被印刷物(130)の共通面(150)上にわたって併せて印刷されて合成色を形成するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本開示は、顔料系インクに関する。より具体的には、本開示は、顔料系インクを使用して媒体上に印刷される合成色(composite color)に関する。
顔料インクは、寿命及び耐久性を必要とする用途では、染料インクよりも好まれることが多い。顔料系インクは、一般に、インクによって指定された色を有する複数の極めて小さな固体顔料粒子を液体溶媒に混合している。顔料粒子は不溶性であり、それによって、染料インクよりも優れた耐水性を有するカラーインクを提供する。顔料インクの上述した液体溶媒は、水溶液であることが多い。
純粋な水性液体溶媒(purely aqueous liquid vehicle)中の顔料粒子は、凝集するか又は固まりになる傾向があるので、インク調配合物の顔料は、一般に、分散液で利用可能である。この状況において、分散液は、顔料粒子の互いに引き合う傾向を大幅に削減する分散薬剤で処理された顔料粒子を含む水溶液である。
静電分散剤は、分散薬剤の一形態である。静電分散剤粒子は、正味の正電荷又は正味の負電荷のいずれかを有し、吸着を通じて顔料粒子の表面に付着し、各顔料粒子の表面の大部分に分散粒子の薄い層を形成させる。この層は、分散剤粒子の電荷の極性に従って正味の正のゼータ電位又は正味の負のゼータ電位のいずれかで顔料粒子の表面を分極化させる。同じ電荷は反発し合うので、顔料粒子は、反発し合い、液体溶媒全体にわたってほぼ均一に分散する。
水溶液では、静電分散剤は、立体分散剤のような他の利用可能な分散薬剤よりもはるかに大きな安定性を顔料分散液に提供する。したがって、静電分散剤は、顔料系インクを必要とする多くの用途で最適である。静電分散剤は、静電安定化及び立体安定化の双方を同時に活用する。
顔料系インクの使用に伴って提起される1つの特有の課題は、2つもしくはそれ以上のカラーインクを併せて印刷して合成色を形成する時に生じる。一例が普通紙である多くの被印刷物では、顔料系インクから形成される合成色が表す色の彩度又は色の豊かさが乏しくなる。顔料インクの普通紙合成色の彩度を改善する試みには、定着剤インク(fixer ink)で上刷り(over printing)又は下刷り(under printing)することが含まれる。しかしながら、この手法は、別個の定着剤ペンの使用を必要とし、印刷コストを増加させる可能性がある。顔料インクの合成色の彩度を改善する他の試みは、特殊加工印刷媒体の使用を伴う。このような媒体は一般に高価であり、作品(project)は普通紙等の一般媒体(generic media)上に印刷される方が好まれることが多い。
印刷システムは、被印刷物と、第1のカラーインク及び第2のカラーインクとを有する。第1のカラーインクは、第1の顔料の粒子を含み、粒子は、第1の正味のゼータ電位を含む。第2のカラーインクは、第2の顔料の粒子及び極性を反転する量の界面活性剤を含む。第2の顔料の粒子は、第1の正味のゼータ電位と極性が逆の第2の正味のゼータ電位を含む。第1のカラーインク及び第2のカラーインクは、被印刷物の共通面上にわたって併せて印刷されて合成色を形成するように構成されている。
向上した色の彩度を有する合成色を印刷する方法は、第1のカラーインク及び第2のカラーインクを併せて印刷することを含み、第1のカラーインクは、第1の極性を有し、第2のカラーインクは、第2のカラーインクが第1の極性と逆の第2の極性を含むように、極性が反転する量の界面活性剤を含む。
合成色を印刷することに使用するカラーインクを準備する方法は、第1の正味のゼータ電位を有する顔料粒子の水分散液を提供すること、及び極性が反転する量で、分散液に界面活性剤を加えることを含み、それによって、顔料粒子は、第1の正味のゼータ電位と極性が逆の新しい第2の正味のゼータ電位を得る。
添付図面は、本明細書に記載する原理のさまざまな実施態様を図解し、本明細書の一部である。図解された実施態様は、単なる例にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は本明細書に記載される原理による印刷システムの例示的な実施態様の図である。 図2は本明細書に記載される原理による印刷システムの例示的な実施態様の図である。 図3は本明細書に記載される原理による合成色を印刷する例示的な方法を図解するフローチャートである。 図4は本明細書に記載される原理による合成色の印刷において使用するためのカラーインクを準備する例示的な方法を図解するフローチャートである。
図面全体を通じて、同一の参照番号は、必ずしも同一ではないが類似の要素を指定している。
本明細書は、顔料系インクを使用して合成色を印刷するための例示的なシステム及び方法を開示し、この合成色は、一般媒体上で向上した色の彩度を表す。
濃度、量、及び他の数値データが、範囲フォーマットで本明細書に提示され得る。このような範囲フォーマットは、単に便宜上及び簡略化のためにのみ使用され、範囲の境界として明示的に列挙された数値を含むだけでなく、あたかも各数値及び部分範囲が明示的に列挙されているように、その範囲内に包含されるすべての個々の数値又は部分範囲も含むように柔軟に解釈されるべきであることが理解されるべきである。たとえば、およそ1%から約20%のパーセンテージの範囲は、明示的に列挙された1%から約20%のパーセンテージの境界を含むだけでなく、2%、3%、4%等の個々のパーセンテージ及び5%〜15%、10%〜20%等の部分範囲も含むように解釈されるべきである。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「合成色」という用語は、組み合わさって第3の合成色を形成する少なくとも2つの異なるカラーインクを印刷媒体上で混合することによって形成される色を指す。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「ゼータ電位」という用語は、顔料粒子のようなコロイド粒子の表面におけるイオンの蓄積によって生成される静電電位を指す。ここで使用されるとき、「正味のゼータ電位」という用語は、複数のコロイド粒子の平均ゼータ電位値を指す。ゼータ電位の測定値は、正の極性又は負の極性を有するものとして特徴付けることができる。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「色の彩度」という用語は、C/Lの比を指し、ここで、Cは、CIELAB色空間で測定されたクロマ(彩度)値として定義され、Lは、CIELAB色空間で測定された明度値として定義される。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「液体溶媒(liquid vehicle)」又は「インク溶媒(ink vehicle)」という用語は、顔料又は染料がインクを形成するように配置される溶媒を広く指す。液体溶媒は、溶剤、共溶剤、バッファ、殺生物剤、金属イオン封鎖剤、粘度調整剤、界面活性薬剤、キレート剤、樹脂、水、及びそれらの組み合わせを含み得る。
以下の記載では、解説の目的で、本システム及び本方法の徹底した理解を提供するために多数の具体的な詳細が述べられる。しかしながら、本システム及び本方法は、これらの具体的な詳細がなくても実用化できることが当業者には明らかであろう。明細書において「一実施態様」、「一実施例」、又は類似の文言に言及しているが、これは、その実施態様もしくは実施例について記載された特定の特徴、構造、もしくは特性が、少なくともその一実施態様に含まれることを意味するが、必ずしも他の実施態様に含まれることを意味するものではない。明細書のさまざまな箇所における「一実施態様では」というフレーズ又は類似のフレーズのさまざまな具体例は、必ずしもすべてが同じ実施態様を参照しているとは限らない。
本明細書は、被印刷物並びに第1のカラーインク及び第2のカラーインクを含む例示的な印刷システムを説明する。第1のカラーインクは、第1の正味のゼータ電位を含む第1の顔料の粒子を含む。第2のカラーインクは、第2の顔料の粒子が、第1の顔料の粒子の正味のゼータ電位と極性が逆の第2の正味のゼータ電位を含むように、第2の顔料の粒子及び極性が反転する量の界面活性剤を含む。第1のカラーインク及び第2のカラーインクは、被印刷物上にわたり併せて印刷されて合成色を形成するように構成されている。その結果、この例示的システムは、逆の極性の顔料粒子を有する顔料系インクから合成色を印刷する効率的で費用効率の高い解決法を提供する。
また、本明細書は、第1のカラーインク及び第2のカラーインクを併せて印刷することによって、向上した色の彩度を有する合成色を印刷する方法も記載する。第1のカラーインクは、第1の極性を有し、第2のカラーインクは、前記極性と逆の第2の極性を有するように、極性が反転する量の界面活性剤を有する。
本明細書は、第1のゼータ電位を有する顔料粒子の水分散液を提供し、極性が反転する量で前記分散液に界面活性剤を加えることによって、合成色の印刷に使用するカラーインクを準備する方法も説明する。顔料粒子は、第1の正味のゼータ電位と極性が逆の新しい第2の正味のゼータ電位を得る。
ここで図1を参照すると、ここに記載される原理による例示的な印刷システム(100)が示されている。この印刷システム(100)は、第1のカラーインク(105)及び第2のカラーインク(110)の液滴(120)を受けるように構成されている被印刷物(130)を備える。被印刷物(130)は、紙、カードストック(cardstock)、プラスチック、布、金属、ガラス、及びそれらの組み合わせを含むが、それらに限定されない、任意の数の材料で形成できる。いくつかの実施態様では、被印刷物(130)は、一般の印刷用紙とすることができる。
第1のカラーインク(105)は、第1の顔料の複数の粒子の分散液を含む水溶液とすることができる。適切な顔料粒子の例には、イエローの顔料(たとえば、PY74、PY128、PY155、PY218等)、マゼンタの顔料(たとえば、PR122、PV19、PR202、PR168、PR177、PR178、PR254、PR269等)、又はシアンの顔料(たとえば、PB15:3、PB15:4等)が含まれる。顔料粒子は、顔料粒子の外面に付着する静電分散剤を有し、したがって、前述したように分散液を安定させる水分散液等で市販されている。第1のカラーインクの顔料粒子は、第1の正味のゼータ電位を有する。この正味のゼータ電位は、いくつかの実施態様では、顔料粒子と共に使用される静電分散剤の極性に直接対応する。
第2のカラーインク(110)は、第1のカラーインク(105)と同様に、第2の顔料の複数の粒子の分散液を含む水溶液とすることができる。適切な顔料粒子の例には、前述したようなイエローの顔料、マゼンタの顔料、又はシアンの顔料が含まれる。第2の顔料の粒子の分散液は、第1の顔料の粒子と共に使用される静電分散剤の極性と同じ極性の静電分散剤を含むことができる。多くの場合、第1の顔料分散液及び第2の顔料分散液は、同じ静電分散剤を使用できる。
第2のカラーインク(110)は、第2の顔料の粒子が、第1の顔料の粒子の正味のゼータ電位と極性が逆の正味のゼータ電位を含むように、極性が反転する量の界面活性剤も含む。
第1のカラーインク及び第2のカラーインク(105、110)は、被印刷物(130)の共通面(150)上にわたって併せて印刷されるように構成されている。第1のカラーインク及び第2のカラーインク(105、110)は、互いに異なる色を表す。したがって、第1のカラーインク(105)の顔料は、第2のカラーインク(110)の顔料とは異なる色を有する。第1のカラーインク及び第2のカラーインク(105、110)は、併せて印刷されると、被印刷物(130)上に合成色を形成する。
併せて印刷された逆の極性を有するゼータ電位の顔料粒子を有する2つのインクは、一般媒体上で向上した彩度の合成色を生成すると解されるので、第1のカラーインク(105)及び第2のカラーインク(110)は、インク分配デバイス(140)によって被印刷物(130)上に併せて印刷されると、非常に高い彩度の合成色を提供する。
第1のカラーインク及び第2のカラーインク(105、110)を被印刷物(130)上に付着させるために多くの方法及びデバイスを採用できることが理解されるべきである。このような可能な方法及びデバイスの例には、インクジェット、液体電子写真、バブルジェット、フォトペン、並びに他のペン方法及びペンデバイス、さらにこれらの組み合わせが含まれるが、これらに限定されるものではない。
ここで図2を参照すると、本開示による印刷システム(200)は、被印刷物(130)上に印刷されるように構成されている3つの別個のカラーインク(205、210、215)を含むことができる。これらの3つのカラーインク(205、210、215)は、シアンインク、マゼンタインク、及びイエローインクをそれぞれ含む。シアン、マゼンタ、及びイエローのインクセットは、現在入手可能な多くの印刷システムで使用され、これらのインクの配合物の顔料分散液は、供給者から一般に市販されている。
図示された実施態様では、カラーインク(205、210、215)のうちの1つは、第1の極性の正味のゼータ電位を有する顔料粒子を含むことができ、カラーインク(205、210、215)のうちの他の2つは、それらの顔料粒子が、第1の極性とは極性が逆の正味のゼータ電位を有するように、極性が反転する量の界面活性剤を含むことができる。
たとえば、マゼンタカラーインク(210)は、負の静電分散剤を有する顔料粒子の分散液を含むことができ、したがって、マゼンタ顔料粒子の表面は、負の正味のゼータ電位を負う。シアンカラーインク及びイエローカラーインク(205、215)は、カチオン界面活性剤の添加により負の静電分散剤を有する顔料粒子の同様の分散液を含むことができる。カチオン界面活性剤は、その界面活性剤が顔料粒子及び静電分散剤と相互作用して顔料粒子に正味の正のゼータ電位を生成するような量で、シアンカラーインク及びイエローカラーインク(205、215)に存在できる。
このよう構成では、マゼンタインク及びイエローインク(210、215)を併せて印刷して、合成赤色を生成できる。マゼンタ顔料粒子の正味のゼータ電位の極性及びイエロー顔料粒子の正味のゼータ電位の極性が逆であるために、合成赤色は、一般媒体上において、同じ極性のゼータ電位を有するマゼンタ顔料及びイエロー顔料で印刷された合成赤色よりも優れた色の彩度を有する。
また、シアン顔料粒子の正味のゼータ電位の極性及びマゼンタ顔料粒子の正味のゼータ電位の極性が逆であることに起因して、シアンインク及びマゼンタインク(205、210)を併せて印刷して、向上した一般媒体の色の彩度を有する合成青色も生成できる。
さらに、これらの3つのカラーインク(205、210、215)のうちの2つもしくはそれ以上をさまざまな割合で併せて印刷することによって、向上した一般媒体の色の彩度を有する多くの合成色の色合いを生成できることも理解されるべきである。
他の実施態様では、カラーインク(205、210、215)のうちの2つを、静電分散剤の極性によって規定される正味のゼータ電位を有する顔料粒子の分散液で配合することができ、それらのカラーインク(205、210、215)のうちの1つは、その顔料粒子の正味のゼータ電位が静電分散剤の極性と逆になるように、極性が反転する量の界面活性剤をさらに含むことができる。
さらに他の実施態様では、アニオン界面活性剤を、正に帯電した静電分散剤を含むカラーインク(205、210、215)のうちの少なくとも1つの顔料粒子の正味のゼータ電位の極性を反転するために使用できる。
ここで図3を参照すると、向上した色の彩度を有する合成色を印刷する例示的な方法(300)が示されている。
第1のカラーインクが提供され(ステップ310)、この第1のインクは、第1の極性の顔料粒子を有する。この顔料粒子の極性は、液体インク溶媒にあるときは、それら粒子の正味のゼータ電位とすることができる。いくつかの実施態様では、第1のインクの顔料粒子の極性は、静電分散剤の極性によって決まる。
また、第2のカラーインクが提供される(ステップ320)。この第2のインクは、顔料粒子が第1の極性と逆の極性を有するように、極性が反転する量の界面活性剤を含む。たとえば、2つのカラーインクは、市販の顔料分散液から配合できる。顔料分散液は、顔料粒子の表面に正味の正又は負のゼータ電位をなす静電分散剤を含むことができる。第2のインクが、正味の正電荷を有する静電分散剤を有する顔料分散液から配合される場合には、アニオン界面活性剤を第2のインクに加えて、顔料粒子のゼータ電位の極性を反転することができる。
第2のインクが、正味の負電荷を有する静電分散剤を有する顔料分散液から配合される実施態様では、カチオン界面活性剤を第2のインクに加えて、極性を反転し、顔料粒子に正味の正電荷を与えることができる。
第1のインク及び第2のインクは、シアンカラーインク、マゼンタカラーインク、又はイエローカラーインクとすることができる。第1のインク及び第2のインクは、被印刷物上に併せて印刷され(ステップ330)、合成色を形成する。併せて印刷されるとき、第1のインクの顔料粒子と第2のインクの顔料粒子との逆の極性が、向上した色の彩度の合成色を普通紙等の一般媒体上に提供する。
いくつかの実施態様では、第1のインク及び第2のインクを、実質的に同時に併せて印刷できる(ステップ330)。他の実施態様では、たとえば、いくつかの液体電子リトグラフ(electrolithographic)プリンタやインクジェットプリンタ等の場合のように、第1のインク及び第2のインクを、実質的に連続して併せて印刷できる(ステップ330)。
他の実施態様では、3つもしくはそれ以上のカラーインクを併せて印刷できると考えられ、それらの少なくとも2つは、逆の極性の帯電した顔料粒子を有する。このような実施態様では、カラーインクのうちの少なくとも1つは、その顔料粒子が、カラーインクのうちの別のカラーインクの顔料粒子と逆の極性の電荷を備えるように、極性が反転する量の界面活性剤を有する。シアンインク、マゼンタインク、及びイエローインクを使用して生成できる合成色の非限定的な例には、赤、青、及び緑が含まれる。
併せて印刷される(ステップ330)時に使用されるカラーインクの相対的な量は、合成色の所望の色相に従って可変であること、及び、任意の望ましい量のカラーインクを使用して色相を生成できることが理解されるべきである。
ここで図4を参照すると、合成色の印刷に使用するためのカラーインクを準備する例示的な方法(400)が示されている。この方法(400)は、水分散液の顔料粒子の正味のゼータ電位の極性を反転するためのプロセスを提供する。この方法(400)によって準備される第1のカラーインクは、その後、第1のインクの水分散液の顔料粒子が方法(400)を受ける前に当初有していた極性と同じ極性の正味のゼータ電位を有する顔料粒子を備える第2のカラーインクと併せて印刷でき、したがって、合成色を形成できる。この合成色は、一般媒体における向上した色の彩度によって特徴付けられ得る。
この方法(400)は、第1のゼータ電位を有する顔料粒子の水分散液を提供すること(ステップ410)を含む。多くの適切な水分散液を使用でき、いくつかは、この技術分野で市販されている。非限定的な一例は、Cabot社から市販されているCab−O−Jet(登録商標)シリーズの顔料分散液である。この分散液に含まれる顔料の量は、インクで印刷される原色及び合成色の所望の色相に従って調整できる。一般に、配合されたインクは、10重量%未満の量の顔料を含む。いくつかの実施態様では、顔料粒子は、3%と5%との間の重量パーセンテージでインクに存在できる。
次に界面活性剤が、分散液及び液体インク溶媒に加えられる(ステップ420)。インク分散液の顔料粒子が最終的には正の正味のゼータ電位を含むことが所望されている実施態様では、界面活性剤はカチオン界面活性剤である。インク分散液の顔料粒子が最終的には負の正味のゼータ電位を含むことが所望されている実施態様では、界面活性剤はアニオン界面活性剤である。
界面活性剤が分散液に加えられると(ステップ420)、顔料粒子のゼータ電位が測定される(ステップ430)。いくつかの実施態様では、Colloidal Dynamicsが提供しているZetaProbeのような装置が、電気音響測定を使用して、顔料粒子のゼータ電位を求めることができる。他の実施態様では、レーザドップラー速度計(LDV)を使用して、顔料粒子の正味のゼータ電位を定量化できる。次に、正味のゼータ電位が評価され(ステップ440)、顔料粒子が、その粒子が界面活性剤を加える(ステップ420)前に有していた極性と逆の極性を表しているかどうかが判断される。顔料粒子が所望の極性を表している場合、このプロセスは完了する。顔料粒子が所望の極性を表していない(すなわち、顔料粒子がその当初の極性を保有している)場合、より多くの界面活性剤が加えられ(ステップ420)、顔料粒子のゼータ電位を測定するステップ(ステップ430)及び評価するステップ(ステップ440)が繰り返される。
たとえば、分散液の顔料粒子の正味のゼータ電位が当初負であった場合、カチオン界面活性剤を分散液に加えることができる(ステップ420)。次に、顔料粒子の正味のゼータ電位が測定され(ステップ430)、粒子が正味の正のゼータ電位を獲得したかどうかが判断される。顔料粒子が正味の正のゼータ電位を表していなかった場合には、より多くのカチオン界面活性剤が分散液及び液体溶媒に加えられ(ステップ420)、粒子のゼータ電位が再び評価される(ステップ440)。
分散液の顔料粒子が所望の極性を表すと、次に、液体インク溶媒の成分が分散液に加えられ(ステップ450)、適切なインク配合物が作り出される。これらの成分には、ジエチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、グリセロール、LEG−1、Tergitol 15S7、Zonyl FSO、Proxel GXL、溶剤、共溶剤、バッファ、殺生物剤、金属イオン封鎖剤、粘度調整剤、キレート剤、樹脂、追加の界面活性剤、水、及びそれらの組み合わせが含まれ得るが、これらに限定されるものではない。追加のインク成分は、安定性又は付加的な機能をインク混合物に加えることができる。
上記の説明は、記載される原理の実施態様及び例を図解及び記載するためにのみ提示されたものである。この記載は、網羅的であることを意図するものでもなければ、これらの原理を、開示されたどのまったく同一の形態にも限定することを意図するものでもない。上記教示を踏まえて、多くの変更及び変形が可能である。
ここで、本開示の実施態様を示すために実施例が提供される。この実施例は、例示の目的のみのものであり、本開示で説明される原理の範囲を決して限定するものではない。
Cabot社から市販されるCab−O−Jet(COJ)分散液を使用して、普通紙上に合成色を印刷するシアンインク、マゼンタインク、及びイエローインクを配合した。使用した特定の分散液は、COJ250C、COJ260M、およびCOJ270Yで、それぞれシアン色、マゼンタ色、およびイエロー色と共にであった。使用したシアン顔料、マゼンタ顔料、及びイエロー顔料の重量パーセンテージは、それぞれ3%、4%、及び4%であった。これら特定の分散液は、負の正味のゼータ電位を有する顔料粒子を含む。カチオン界面活性剤テトラデシルトリメチルアンモニウムブロミド(TTAB)をCOJ250Cシアン分散液及びCOJ270Yイエロー分散液に添加した上記分散液を使用して、インクの試験セットを準備した。シアン分散液及びイエロー分散液を、それらの顔料粒子の正味のゼータ電位が負の極性からその最大の正の値へ反転した点までTTABで滴定した。
変更されていない分散液を使用してシアンインク、マゼンタインク、及びイエローインクの対照セットも準備した。試験分散液セット及び対照分散液セットの双方を、以下の表1に示される配合のインクに準備した。
Figure 2010516515
試験インクセット及び対象インクセットの双方の正味の顔料粒子のゼータ電位の極性を以下の表2にまとめた。
Figure 2010516515
次に、双方のインクセットを使用し、Hewlett Packardの「オールインワン(All In One)」一般紙(品番HPAIO、非ColorLokバージョン)、ならびに9枚の普通紙の一般セットを対象にして、Hewlett PackardのDeskJet6540プリンタを使用してカラー印刷を印刷した。サーマルインクジェットペンセットを使用して対象を印刷した。合成色の印刷対象は、原色(シアン、マゼンタ、及びイエロー)及び合成2次色(赤、青、及び緑)を含んでいた。試験インクセット及び対照インクセットの双方において、マゼンタインクをイエローインクと共に印刷することによって赤色を生成し、マゼンタインクをシアンインクと共に印刷することによって青色を生成し、シアンインクをイエローインクと共に印刷することによって緑色を生成した。次に、対照インクセット及び試験インクセットの双方の色の彩度を、CIELab表色系のC/Lとして測定した。インクの対照セット及び試験セットの彩度を以下の表3及び表4にそれぞれまとめている。
Figure 2010516515
Figure 2010516515
表3及び表4のデータによって明白に示されているように、合成色の赤、緑、及び青は、併せて印刷された原色が逆の極性を有するときに、それら原色が同じ極性を有する場合を上回って、実質的に向上し且つ改善した色の彩度を有していた。

Claims (10)

  1. 印刷システム(100、200)であって、
    被印刷物(130)と、
    第1の顔料の粒子を含む第1のカラーインク(105)であって、前記粒子が、第1の正味のゼータ電位を含む、第1のカラーインク(105)と、
    第2の顔料の粒子が、前記第1の正味のゼータ電位と極性が逆の第2の正味のゼータ電位を含むように、前記第2の顔料の前記粒子及び極性を反転する量の界面活性剤を含む第2のカラーインク(110)と、
    を備え、
    前記第1のカラーインク(105)及び前記第2のカラーインク(110)が、前記被印刷物(130)の共通面(150)上にわたって併せて印刷されて合成色を形成するように構成されている、
    印刷システム。
  2. 前記第1の正味のゼータ電位が負の極性を備え、前記界面活性剤がカチオン界面活性剤である、請求項1に記載の印刷システム(100、200)。
  3. 前記第1の正味のゼータ電位が正の極性を備え、前記界面活性剤がアニオン界面活性剤である、前記請求項1に記載の印刷システム。
  4. 前記第1のカラーインク(105)と前記第2のカラーインク(110)が異なる原色である、請求項1に記載の印刷システム(100、200)。
  5. 前記被印刷物(130)上で前記第1のカラーインク(105)もしくは前記第2のカラーインク(110)と併せて印刷されて追加の2次色を形成するように構成された第3のカラーインクをさらに備える、請求項1に記載の印刷システム(100、200)。
  6. 前記被印刷物(130)が、紙、カードストック、プラスチック、ガラス、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の印刷システム(100、200)。
  7. 向上した色の彩度を有する合成色を印刷する方法であって、第1のカラーインク(105)及び第2のカラーインク(110)を併せて印刷することを含み、前記第1のカラーインク(105)が第1の極性の顔料粒子を有し、前記第2のカラーインク(110)が、該第2のカラーインク(110)が前記第1の極性と逆の第2の極性の顔料粒子を含むように、極性が反転する量の界面活性剤を含む、方法。
  8. 合成色の印刷に使用するためのカラーインクを準備する方法であって、
    第1の正味のゼータ電位を有する顔料粒子の水分散液を提供すること、及び
    極性が反転する量で、前記分散液に界面活性剤を加えること、
    を含み、
    ここで、前記顔料粒子は、前記第1の正味のゼータ電位と極性が逆の新しい第2の正味のゼータ電位を得る、
    方法。
  9. ジエチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、グリセロール、LEG−1、Tergitol 15S7、Zonyl FSO、Proxel GXL、及び水のうちの少なくとも1つを前記分散液に加えることをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2の正味のゼータ電位が前記第1の正味のゼータ電位の絶対値とほぼ等しい絶対値を含む、請求項8に記載の方法。
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