JP2005001261A - 粘着性硬質ポリウレタンフォーム - Google Patents
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Abstract
【課題】接着強度に優れる粘着性硬質ポリウレタンフォームを提供すること。
【解決手段】硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面にプライマー層を介して粘着剤層が設けられている粘着性硬質ポリウレタンフォームであって、前記プライマー層はクロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなり、かつ前記粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなることを特徴とする粘着性硬質ポリウレタンフォーム。
【選択図】 なし
【解決手段】硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面にプライマー層を介して粘着剤層が設けられている粘着性硬質ポリウレタンフォームであって、前記プライマー層はクロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなり、かつ前記粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなることを特徴とする粘着性硬質ポリウレタンフォーム。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は粘着性硬質ポリウレタンフォームに関する。本発明の粘着性硬質ポリウレタンフォームは、鉄板、ケイカル板などの硬質面材、紙などの軟質面材、又はパイプなどの曲面成形品などに貼り付けて、車両等の断熱材、パイプカバー、タンクなどの防熱材、又は住宅用建材として使用される。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄板、ケイカル板などの硬質面材、又は紙などの軟質面材に硬質スラブフォームの切出し成形品を貼り付ける場合、施工現場において硬質スラブフォームの表面にエポキシ系などの粘着剤を塗布し、プレス機を用いて面材に圧締養生することにより行われていた。特に、パイプなどの曲面面材に対しては専用の圧締設備が必要であった。
【0003】
しかし、従来の製造方法では施工現場において貼り付けのための設備及び場所などが必要であり、また圧締養生に多くの時間がかかるためコスト高となっていた。また、硬質ポリウレタンフォームは、フライアビリティーが高いために粘着剤との接着力が弱く、単に両面粘着テープを積層すると粘着剤に接着した気泡形成ポリウレタン皮膜が破壊するため、面材に接着した際にポリウレタン材料破断までの接着強度が得られず、ポリウレタンフォームと粘着剤との界面で剥離が起こるという問題を有していた。
【0004】
一方、常温でのプレスのみによって複合パネルを製造することにより、複合パネルの製造にかかるコストを必要最小限にし得る複合パネルの製造方法を提供することを目的として、芯材の両面に表面材を湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物を用いて貼り合わせた構造の複合パネルの製造方法であって、芯材及び表面材の少なくとも一方に湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物を塗布し、次いで、湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物層を60℃以下の温度で加熱活性化させた状態で芯材と表面材とを重ね合わせ、常温でプレスして貼り合せた複合パネルの製造方法が開示されている(特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−37794号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1記載の湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物を硬質ポリウレタンフォームに塗布して面材に貼り付けた場合であっても接着強度が十分でなく、硬質ポリウレタンフォームと接着剤との界面で剥離が起こることは避けられない。
【0006】
本発明は、前記問題を解決したものであって、接着強度に優れる粘着性硬質ポリウレタンフォームを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す粘着性硬質ポリウレタンフォームにより前記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに到った。
【0008】
即ち本発明は、硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面にプライマー層を介して粘着剤層が設けられている粘着性硬質ポリウレタンフォームであって、前記プライマー層はクロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなり、かつ前記粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなることを特徴とする粘着性硬質ポリウレタンフォーム、に関する。
【0009】
前記プライマー層と粘着剤層とを組み合わせることにより、接着強度に優れる粘着性硬質ポリウレタンフォームを得ることができる。前記粘着性硬質ポリウレタンフォームを面材に貼り付けた場合には、ポリウレタンフォームとプライマー層との界面及びプライマー層と粘着剤層との界面で剥離が起こることがなく、ポリウレタン材料破断までの接着強度が得られる。このような顕著な効果が発現する理由は明らかではないが、特定のプライマーを用いることにより硬質ポリウレタンフォーム表面の気泡部分にプライマーが入り込んで気泡形成ポリウレタン皮膜が強化され、それによりフォーム表面とプライマー層との結合力が強くなったためと考えられる。また、クロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーは、硬質ポリウレタンフォームとの接着性が優れるためと考えられる。
【0010】
本発明の粘着性硬質ポリウレタンフォームは、すでに硬質ポリウレタンフォーム表面に粘着加工処理が施されているため、施工現場において硬質ポリウレタンフォームの表面に粘着剤を塗布・養生する必要がなく、すぐに面材に対して貼り付けが可能である。また、前記粘着性硬質ポリウレタンフォームは、可とう性に優れているためパイプなどの曲面成形品への貼り付けが可能であり、貼り付けに際しては専用の圧締設備は不要であり、簡単な工具のみで貼り付けが可能である。
【0011】
本発明においては、前記プライマーの粘度が50〜1000mPa・s(25℃)であることが好ましい。さらに好ましくは100〜500mPa・s(25℃)である。粘度が50mPa・s(25℃)未満の場合には、プライマーが硬質ポリウレタンフォームの奥深くまで浸透し、フォームの劣化などにより接着強度が低下する傾向にある。一方、粘度が1000mPa・s(25℃)を超える場合には、硬質ポリウレタンフォーム表面上への塗布が困難になる傾向にある。
【0012】
また、本発明においては、粘着性硬質ポリウレタンフォームの片面又は両面の粘着剤層をアルミ板に貼り付け、接着引張り試験した際の引張り強度が500MPa以上であることが好ましく、さらに好ましくは550MPa以上である。引張り強度が500MPa未満の場合には、ポリウレタンフォームとプライマー層との界面又はプライマー層と粘着剤層との界面で剥離が起こり、ポリウレタン材料破断までの接着強度が得られない傾向にある。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の粘着性硬質ポリウレタンフォームは、硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面にプライマー層を介して粘着剤層が設けられている粘着性硬質ポリウレタンフォームであって、前記プライマー層はクロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなり、かつ前記粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなることを特徴とする。
【0014】
硬質ポリウレタンフォーム芯材としては、公知の硬質ポリウレタンフォームを特に制限なく用いることができ、具体的には、2,4−及び/又は2,6−ジイソシアネートトルエン(TDI)、2,2´−、2,4´−及び/又は4,4´−ジイソシアネートジフェニルメタン(MDI)、及び1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)などのイソシアネート成分とヒドロキシ末端ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエステルカーボネート、ポリエーテル、ポリエーテルカーボネート、ポリエステルアミドなどのポリオール成分とを水などの発泡剤の存在下で反応させることにより得られるポリウレタンフォームが挙げられる。硬質ポリウレタンフォームの製造に際しては、当業者に周知の触媒、可塑剤、難燃剤、整泡剤、酸化防止剤、着色剤などが使用可能である。
【0015】
硬質ポリウレタンフォームを製造する方法は、公知の製造方法が使用可能である。即ち、ポリオール成分、イソシアネート成分などをそれぞれの貯蔵タンクからミキシングヘッドに供給し、連続的なスラブストックフォームを所定サイズに裁断して製造する方法が挙げられる。
【0016】
硬質ポリウレタンフォーム芯材の厚さは特に制限されるものではないが、通常10〜200cm程度であり、好ましくは20〜100cm程度である。
【0017】
プライマー層は硬質ポリウレタンフォーム芯材の表面改質を行うために用いられるものであり、クロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなるものである。
【0018】
クロロプレンゴム系プライマーとしては、公知のものを特に制限なく使用可能であり、例えば東洋ゴム社製のプライマー338K、三井武田ケミカル社製のタケネートM−403などが挙げられる。
【0019】
ポリウレタン系プライマーも公知のものを特に制限なく使用可能であるが、ポリエーテルポリオールのNCO基末端プレポリマーを用いることが好ましい。市販品としては、例えば、東洋ゴム社製のプライマーU−004(1液ウレタン系)、トップコートTN(2液アクリルウレタン系)、XMP(1液ウレタン系)、ネート5050(2液発泡性ウレタン系)、エムシー工業社製のM−403(1液ウレタン系)などが挙げられる。
【0020】
プライマー層の形成方法としては、例えば、前記硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面に前記プライマーをアプリケーター、ロールコーター、スプレー塗布機、ハンドガンなどの塗布機を用いて塗布する方法が挙げられる。プライマー中には、塗工性を良好にするために溶剤を添加しても良く、硬化促進剤などの添加剤を加えてもよい。プライマー層の厚さは特に制限されるものではないが、通常1〜200μm程度であり、好ましくは50〜200μm程度である。
【0021】
また、粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなるものであれば特に制限されない。具体的には、アクリル系粘着剤からなる3M社製の467MP(基材:なし)、日東電工社製の5000NS(基材:不織布)、3M社製のVHX−818(基材:アクリルフォーム)、ゴム系粘着剤からなる3M社製の♯400(ゴム)、Y−410(ゴム)、及び442JS(ゴム)、スリオンテック社製の♯5325(ゴム)、♯5450(ゴム)、及び♯5650(合成ゴム)などの両面粘着テープをプライマー層上に貼り付けることにより形成することができる。また、前記粘着剤を含有する組成物を前記塗布機を用いてプライマー層上に塗布、乾燥等して形成したものであってもよい。組成物中には、塗工性を良好にするために溶剤を添加しても良く、硬化促進剤などの添加剤を加えてもよい。粘着剤層の厚さは特に制限されるものではないが、通常0.02〜1mm程度であり、好ましくは0.1〜1mm程度である。粘着剤層の表面には面材への貼り付けまでの間にその表面を保護する目的で剥型紙を適宜設けることもできる。
【0022】
前記方法で製造された粘着性硬質ポリウレタンフォームは、鉄板、ケイカル板などの硬質面材、紙などの軟質面材、及びパイプなどの曲面面材に貼り付けて、車両等の断熱材、パイプカバー、タンクの防熱材、又は住宅用建材として使用される。なお、パイプなどの曲面面材に対しては専用の圧締設備は不要であり、ローラー等の工具を用いて簡単に貼り付けることが可能である。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして測定した。
【0024】
〔プライマーの粘度測定〕
BH型粘度計(東機産業(株))を用いて25℃におけるプライマー液の粘度を測定した。なお、回転速度とロータの選定について、測定サンプルの粘度の概略がわかっている場合にはそれに適合する回転速度とロータを選定する。測定サンプルの粘度が全く不明の場合には、回転速度の値を低い方から高い方へと変化させ、一方、ロータNoは大きい方から小さい方へと変化させ、そのうち最適な回転速度とロータの組み合わせを選定することを原則とする。
【0025】
〔接着引張り試験〕
作製した粘着性硬質ポリウレタンフォームを5×5cmの大きさに切断し、ラミネート試験機((有)アサマ技研社製)を用い、粘着剤層貼り付けクリアランス−1mm及びロールクリアランス−1mmの条件下にて粘着性硬質ポリウレタンフォームの両面の粘着剤層(表面温度30℃に調整)をそれぞれアルミ板(日本軽金属社製、A5052、5×5cm、厚さ:1mm、表面温度40℃に調整)に貼り付け、4個のサンプルを作製した。その後、18時間養生し、接着引張り試験を行った。接着引張り試験は、引張り試験機(島津製作所社製、AG−1000E)を用い、クロスヘッドスピード2mm/minの条件下で測定した。4個のサンプルについて引張り強度を測定しその平均値を引張り強度とした。なお、表1中の破断箇所は下記の通りである。
材破:ポリウレタン層の中央部付近で破断
界面:プライマー層に近いポリウレタン層で破断
PUF/粘着テープ:ポリウレタン層と両面粘着テープの間で破断
PUF/プライマー:ポリウレタン層とプライマー層の間で破断
〔曲げ試験〕
図1に示すように、作製した粘着性硬質ポリウレタンフォームを最小径R250mmとなるように3本のロール間に通して曲げ、面材の剥がれの有無を調べた。剥がれがない場合を○とし、剥がれがある場合を×とした。
【0026】
〔加温加湿試験〕
作製した粘着性硬質ポリウレタンフォームを恒温恒熱試験機(タバイエスベック社製)の中に入れ、40℃×80%RH×48h、50℃×80%RH×48h、及び60℃×80%RH×48hの順で2回繰り返して加温加湿試験を行い、下記の基準で評価した。
○:粘着剤層の剥がれがなく、パネルの変形もない
×:粘着剤層の剥がれがみられ、パネルが若干変形している
実施例1
硬質ポリウレタンフォーム(東洋ゴム工業社製、ソフラン−RボードW−60、厚さ:18.5mm)芯材の両面にプライマー(エムシー工業社製、M−403、1液ウレタン系、粘度(回転速度20rpm、ロータNo.1):250〜400mPa・s(25℃))をハケを用いて塗布し、プライマー層(厚さ:100μm)を形成した。その後、前記プライマー層上にそれぞれ両面粘着テープ(日東電工社製、5000NS、アクリル系粘着剤、テープ厚:0.16mm、基材:不織布)を貼り付けて粘着性硬質ポリウレタンフォームを作製した。
【0027】
実施例2〜12及び比較例1〜15
表1に記載のプライマー及び両面粘着テープを用いた以外は実施例1と同様の方法により粘着性硬質ポリウレタンフォームを作製した。なお、表1中のプライマー及び両面粘着テープは以下の通りである。
【0028】
(プライマー)
TN:東洋ゴム工業社製、トップコートTN、2液アクリルウレタン系、粘度(回転速度20rpm、ロータNo.1):50〜80mPa・s(25℃)
338K:東洋ゴム工業社製、プライマー338K、クロロプレンゴム系、粘度(回転速度20rpm、ロータNo.1):50〜100mPa・s(25℃)
5050:東洋ゴム工業社製、ネート5050、2液発泡性ウレタン系、粘度(回転速度10rpm、ロータNo.4):4000〜10000mPa・s(25℃)
MOS10:コニシ社製、MOS10、弾性エポキシ系、粘度(回転速度10rpm、ロータNo.5):15000〜25000mPa・s(25℃)
E500:コニシ社製、E500、エポキシ系、粘度(回転速度10rpm、ロータNo.4):7000〜15000mPa・s(25℃)
(両面粘着テープ)
467MP:3M社製、アクリル系粘着剤、テープ厚:0.05mm、基材なし
VHX−818:3M社製、アクリル系粘着剤、テープ厚:0.3mm、基材;アクリルフォーム
♯400:3M社製、ゴム系粘着剤
♯5325:スリオンテック社製、ゴム系粘着剤
【表1】
表1から明らかなように、クロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーからなるプライマー層とアクリル系又はゴム系粘着剤からなる粘着剤層とを組み合わせることにより(実施例1〜12)、引張り強度が高く、ポリウレタン層で破断する粘着性硬質ポリウレタンフォームが得られる。また、該粘着性硬質ポリウレタンフォームは、屈曲させても面材が剥がれることがなく、高温高湿下での保存性にも優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】曲げ試験における態様を示す概略図
【符号の説明】
1:ロール
2:粘着性硬質ポリウレタンフォーム
【発明の属する技術分野】
本発明は粘着性硬質ポリウレタンフォームに関する。本発明の粘着性硬質ポリウレタンフォームは、鉄板、ケイカル板などの硬質面材、紙などの軟質面材、又はパイプなどの曲面成形品などに貼り付けて、車両等の断熱材、パイプカバー、タンクなどの防熱材、又は住宅用建材として使用される。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄板、ケイカル板などの硬質面材、又は紙などの軟質面材に硬質スラブフォームの切出し成形品を貼り付ける場合、施工現場において硬質スラブフォームの表面にエポキシ系などの粘着剤を塗布し、プレス機を用いて面材に圧締養生することにより行われていた。特に、パイプなどの曲面面材に対しては専用の圧締設備が必要であった。
【0003】
しかし、従来の製造方法では施工現場において貼り付けのための設備及び場所などが必要であり、また圧締養生に多くの時間がかかるためコスト高となっていた。また、硬質ポリウレタンフォームは、フライアビリティーが高いために粘着剤との接着力が弱く、単に両面粘着テープを積層すると粘着剤に接着した気泡形成ポリウレタン皮膜が破壊するため、面材に接着した際にポリウレタン材料破断までの接着強度が得られず、ポリウレタンフォームと粘着剤との界面で剥離が起こるという問題を有していた。
【0004】
一方、常温でのプレスのみによって複合パネルを製造することにより、複合パネルの製造にかかるコストを必要最小限にし得る複合パネルの製造方法を提供することを目的として、芯材の両面に表面材を湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物を用いて貼り合わせた構造の複合パネルの製造方法であって、芯材及び表面材の少なくとも一方に湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物を塗布し、次いで、湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物層を60℃以下の温度で加熱活性化させた状態で芯材と表面材とを重ね合わせ、常温でプレスして貼り合せた複合パネルの製造方法が開示されている(特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−37794号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1記載の湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物を硬質ポリウレタンフォームに塗布して面材に貼り付けた場合であっても接着強度が十分でなく、硬質ポリウレタンフォームと接着剤との界面で剥離が起こることは避けられない。
【0006】
本発明は、前記問題を解決したものであって、接着強度に優れる粘着性硬質ポリウレタンフォームを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す粘着性硬質ポリウレタンフォームにより前記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに到った。
【0008】
即ち本発明は、硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面にプライマー層を介して粘着剤層が設けられている粘着性硬質ポリウレタンフォームであって、前記プライマー層はクロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなり、かつ前記粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなることを特徴とする粘着性硬質ポリウレタンフォーム、に関する。
【0009】
前記プライマー層と粘着剤層とを組み合わせることにより、接着強度に優れる粘着性硬質ポリウレタンフォームを得ることができる。前記粘着性硬質ポリウレタンフォームを面材に貼り付けた場合には、ポリウレタンフォームとプライマー層との界面及びプライマー層と粘着剤層との界面で剥離が起こることがなく、ポリウレタン材料破断までの接着強度が得られる。このような顕著な効果が発現する理由は明らかではないが、特定のプライマーを用いることにより硬質ポリウレタンフォーム表面の気泡部分にプライマーが入り込んで気泡形成ポリウレタン皮膜が強化され、それによりフォーム表面とプライマー層との結合力が強くなったためと考えられる。また、クロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーは、硬質ポリウレタンフォームとの接着性が優れるためと考えられる。
【0010】
本発明の粘着性硬質ポリウレタンフォームは、すでに硬質ポリウレタンフォーム表面に粘着加工処理が施されているため、施工現場において硬質ポリウレタンフォームの表面に粘着剤を塗布・養生する必要がなく、すぐに面材に対して貼り付けが可能である。また、前記粘着性硬質ポリウレタンフォームは、可とう性に優れているためパイプなどの曲面成形品への貼り付けが可能であり、貼り付けに際しては専用の圧締設備は不要であり、簡単な工具のみで貼り付けが可能である。
【0011】
本発明においては、前記プライマーの粘度が50〜1000mPa・s(25℃)であることが好ましい。さらに好ましくは100〜500mPa・s(25℃)である。粘度が50mPa・s(25℃)未満の場合には、プライマーが硬質ポリウレタンフォームの奥深くまで浸透し、フォームの劣化などにより接着強度が低下する傾向にある。一方、粘度が1000mPa・s(25℃)を超える場合には、硬質ポリウレタンフォーム表面上への塗布が困難になる傾向にある。
【0012】
また、本発明においては、粘着性硬質ポリウレタンフォームの片面又は両面の粘着剤層をアルミ板に貼り付け、接着引張り試験した際の引張り強度が500MPa以上であることが好ましく、さらに好ましくは550MPa以上である。引張り強度が500MPa未満の場合には、ポリウレタンフォームとプライマー層との界面又はプライマー層と粘着剤層との界面で剥離が起こり、ポリウレタン材料破断までの接着強度が得られない傾向にある。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の粘着性硬質ポリウレタンフォームは、硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面にプライマー層を介して粘着剤層が設けられている粘着性硬質ポリウレタンフォームであって、前記プライマー層はクロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなり、かつ前記粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなることを特徴とする。
【0014】
硬質ポリウレタンフォーム芯材としては、公知の硬質ポリウレタンフォームを特に制限なく用いることができ、具体的には、2,4−及び/又は2,6−ジイソシアネートトルエン(TDI)、2,2´−、2,4´−及び/又は4,4´−ジイソシアネートジフェニルメタン(MDI)、及び1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)などのイソシアネート成分とヒドロキシ末端ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエステルカーボネート、ポリエーテル、ポリエーテルカーボネート、ポリエステルアミドなどのポリオール成分とを水などの発泡剤の存在下で反応させることにより得られるポリウレタンフォームが挙げられる。硬質ポリウレタンフォームの製造に際しては、当業者に周知の触媒、可塑剤、難燃剤、整泡剤、酸化防止剤、着色剤などが使用可能である。
【0015】
硬質ポリウレタンフォームを製造する方法は、公知の製造方法が使用可能である。即ち、ポリオール成分、イソシアネート成分などをそれぞれの貯蔵タンクからミキシングヘッドに供給し、連続的なスラブストックフォームを所定サイズに裁断して製造する方法が挙げられる。
【0016】
硬質ポリウレタンフォーム芯材の厚さは特に制限されるものではないが、通常10〜200cm程度であり、好ましくは20〜100cm程度である。
【0017】
プライマー層は硬質ポリウレタンフォーム芯材の表面改質を行うために用いられるものであり、クロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなるものである。
【0018】
クロロプレンゴム系プライマーとしては、公知のものを特に制限なく使用可能であり、例えば東洋ゴム社製のプライマー338K、三井武田ケミカル社製のタケネートM−403などが挙げられる。
【0019】
ポリウレタン系プライマーも公知のものを特に制限なく使用可能であるが、ポリエーテルポリオールのNCO基末端プレポリマーを用いることが好ましい。市販品としては、例えば、東洋ゴム社製のプライマーU−004(1液ウレタン系)、トップコートTN(2液アクリルウレタン系)、XMP(1液ウレタン系)、ネート5050(2液発泡性ウレタン系)、エムシー工業社製のM−403(1液ウレタン系)などが挙げられる。
【0020】
プライマー層の形成方法としては、例えば、前記硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面に前記プライマーをアプリケーター、ロールコーター、スプレー塗布機、ハンドガンなどの塗布機を用いて塗布する方法が挙げられる。プライマー中には、塗工性を良好にするために溶剤を添加しても良く、硬化促進剤などの添加剤を加えてもよい。プライマー層の厚さは特に制限されるものではないが、通常1〜200μm程度であり、好ましくは50〜200μm程度である。
【0021】
また、粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなるものであれば特に制限されない。具体的には、アクリル系粘着剤からなる3M社製の467MP(基材:なし)、日東電工社製の5000NS(基材:不織布)、3M社製のVHX−818(基材:アクリルフォーム)、ゴム系粘着剤からなる3M社製の♯400(ゴム)、Y−410(ゴム)、及び442JS(ゴム)、スリオンテック社製の♯5325(ゴム)、♯5450(ゴム)、及び♯5650(合成ゴム)などの両面粘着テープをプライマー層上に貼り付けることにより形成することができる。また、前記粘着剤を含有する組成物を前記塗布機を用いてプライマー層上に塗布、乾燥等して形成したものであってもよい。組成物中には、塗工性を良好にするために溶剤を添加しても良く、硬化促進剤などの添加剤を加えてもよい。粘着剤層の厚さは特に制限されるものではないが、通常0.02〜1mm程度であり、好ましくは0.1〜1mm程度である。粘着剤層の表面には面材への貼り付けまでの間にその表面を保護する目的で剥型紙を適宜設けることもできる。
【0022】
前記方法で製造された粘着性硬質ポリウレタンフォームは、鉄板、ケイカル板などの硬質面材、紙などの軟質面材、及びパイプなどの曲面面材に貼り付けて、車両等の断熱材、パイプカバー、タンクの防熱材、又は住宅用建材として使用される。なお、パイプなどの曲面面材に対しては専用の圧締設備は不要であり、ローラー等の工具を用いて簡単に貼り付けることが可能である。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして測定した。
【0024】
〔プライマーの粘度測定〕
BH型粘度計(東機産業(株))を用いて25℃におけるプライマー液の粘度を測定した。なお、回転速度とロータの選定について、測定サンプルの粘度の概略がわかっている場合にはそれに適合する回転速度とロータを選定する。測定サンプルの粘度が全く不明の場合には、回転速度の値を低い方から高い方へと変化させ、一方、ロータNoは大きい方から小さい方へと変化させ、そのうち最適な回転速度とロータの組み合わせを選定することを原則とする。
【0025】
〔接着引張り試験〕
作製した粘着性硬質ポリウレタンフォームを5×5cmの大きさに切断し、ラミネート試験機((有)アサマ技研社製)を用い、粘着剤層貼り付けクリアランス−1mm及びロールクリアランス−1mmの条件下にて粘着性硬質ポリウレタンフォームの両面の粘着剤層(表面温度30℃に調整)をそれぞれアルミ板(日本軽金属社製、A5052、5×5cm、厚さ:1mm、表面温度40℃に調整)に貼り付け、4個のサンプルを作製した。その後、18時間養生し、接着引張り試験を行った。接着引張り試験は、引張り試験機(島津製作所社製、AG−1000E)を用い、クロスヘッドスピード2mm/minの条件下で測定した。4個のサンプルについて引張り強度を測定しその平均値を引張り強度とした。なお、表1中の破断箇所は下記の通りである。
材破:ポリウレタン層の中央部付近で破断
界面:プライマー層に近いポリウレタン層で破断
PUF/粘着テープ:ポリウレタン層と両面粘着テープの間で破断
PUF/プライマー:ポリウレタン層とプライマー層の間で破断
〔曲げ試験〕
図1に示すように、作製した粘着性硬質ポリウレタンフォームを最小径R250mmとなるように3本のロール間に通して曲げ、面材の剥がれの有無を調べた。剥がれがない場合を○とし、剥がれがある場合を×とした。
【0026】
〔加温加湿試験〕
作製した粘着性硬質ポリウレタンフォームを恒温恒熱試験機(タバイエスベック社製)の中に入れ、40℃×80%RH×48h、50℃×80%RH×48h、及び60℃×80%RH×48hの順で2回繰り返して加温加湿試験を行い、下記の基準で評価した。
○:粘着剤層の剥がれがなく、パネルの変形もない
×:粘着剤層の剥がれがみられ、パネルが若干変形している
実施例1
硬質ポリウレタンフォーム(東洋ゴム工業社製、ソフラン−RボードW−60、厚さ:18.5mm)芯材の両面にプライマー(エムシー工業社製、M−403、1液ウレタン系、粘度(回転速度20rpm、ロータNo.1):250〜400mPa・s(25℃))をハケを用いて塗布し、プライマー層(厚さ:100μm)を形成した。その後、前記プライマー層上にそれぞれ両面粘着テープ(日東電工社製、5000NS、アクリル系粘着剤、テープ厚:0.16mm、基材:不織布)を貼り付けて粘着性硬質ポリウレタンフォームを作製した。
【0027】
実施例2〜12及び比較例1〜15
表1に記載のプライマー及び両面粘着テープを用いた以外は実施例1と同様の方法により粘着性硬質ポリウレタンフォームを作製した。なお、表1中のプライマー及び両面粘着テープは以下の通りである。
【0028】
(プライマー)
TN:東洋ゴム工業社製、トップコートTN、2液アクリルウレタン系、粘度(回転速度20rpm、ロータNo.1):50〜80mPa・s(25℃)
338K:東洋ゴム工業社製、プライマー338K、クロロプレンゴム系、粘度(回転速度20rpm、ロータNo.1):50〜100mPa・s(25℃)
5050:東洋ゴム工業社製、ネート5050、2液発泡性ウレタン系、粘度(回転速度10rpm、ロータNo.4):4000〜10000mPa・s(25℃)
MOS10:コニシ社製、MOS10、弾性エポキシ系、粘度(回転速度10rpm、ロータNo.5):15000〜25000mPa・s(25℃)
E500:コニシ社製、E500、エポキシ系、粘度(回転速度10rpm、ロータNo.4):7000〜15000mPa・s(25℃)
(両面粘着テープ)
467MP:3M社製、アクリル系粘着剤、テープ厚:0.05mm、基材なし
VHX−818:3M社製、アクリル系粘着剤、テープ厚:0.3mm、基材;アクリルフォーム
♯400:3M社製、ゴム系粘着剤
♯5325:スリオンテック社製、ゴム系粘着剤
【表1】
表1から明らかなように、クロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーからなるプライマー層とアクリル系又はゴム系粘着剤からなる粘着剤層とを組み合わせることにより(実施例1〜12)、引張り強度が高く、ポリウレタン層で破断する粘着性硬質ポリウレタンフォームが得られる。また、該粘着性硬質ポリウレタンフォームは、屈曲させても面材が剥がれることがなく、高温高湿下での保存性にも優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】曲げ試験における態様を示す概略図
【符号の説明】
1:ロール
2:粘着性硬質ポリウレタンフォーム
Claims (3)
- 硬質ポリウレタンフォーム芯材の片面又は両面にプライマー層を介して粘着剤層が設けられている粘着性硬質ポリウレタンフォームであって、前記プライマー層はクロロプレンゴム系及び/又はポリウレタン系のプライマーを含有してなり、かつ前記粘着剤層はアクリル系及び/又はゴム系の粘着剤を含有してなることを特徴とする粘着性硬質ポリウレタンフォーム。
- 前記プライマーの粘度が50〜1000mPa・s(25℃)である請求項1記載の粘着性硬質ポリウレタンフォーム。
- 粘着性硬質ポリウレタンフォームの片面又は両面の粘着剤層をアルミ板に貼り付け、接着引張り試験した際の引張り強度が500MPa以上である請求項1又は2記載の粘着性硬質ポリウレタンフォーム。
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