JP2004537827A - 自蔵動力式スイッチ始動システム - Google Patents

自蔵動力式スイッチ始動システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004537827A
JP2004537827A JP2003511265A JP2003511265A JP2004537827A JP 2004537827 A JP2004537827 A JP 2004537827A JP 2003511265 A JP2003511265 A JP 2003511265A JP 2003511265 A JP2003511265 A JP 2003511265A JP 2004537827 A JP2004537827 A JP 2004537827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
actuator
switch
switch system
auxiliary circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003511265A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004537827A5 (ja
Inventor
アール.フェース ブラッドベリー
デイビス ボイド クラーク
Original Assignee
アール.フェース ブラッドベリー
デイビス ボイド クラーク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23170104&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2004537827(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by アール.フェース ブラッドベリー, デイビス ボイド クラーク filed Critical アール.フェース ブラッドベリー
Publication of JP2004537827A publication Critical patent/JP2004537827A/ja
Publication of JP2004537827A5 publication Critical patent/JP2004537827A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/96Touch switches
    • H03K17/964Piezoelectric touch switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H35/00Switches operated by change of a physical condition
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2239/00Miscellaneous
    • H01H2239/076Key stroke generating power
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/03Application domotique, e.g. for house automation, bus connected switches, sensors, loads or intelligent wiring
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/94Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00 characterised by the way in which the control signal is generated
    • H03K2217/94084Transmission of parameters among sensors or between sensor and remote station
    • H03K2217/94089Wireless transmission
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02B90/20Smart grids as enabling technology in buildings sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/14Protecting elements, switches, relays or circuit breakers

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

予め応力を与えられた可撓性張力電気作動式部材(12)を用いた自蔵動力式スイッチ装置は、ラッチリレーを作動させる信号を発生する。この電気作動式部材(12)は、圧縮されて電気パルスを発生する凸面と凹面を有する圧電素子を有する。この可撓性張力電気作動式部材(12)とこれに関連する信号発生回路はラッチリレーに直接に電線で接続されるか、或いはラッチリレーを作動させる受信装置(270)にRF信号を送る送信装置(60)に接続されてもよい。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、全般としてライトや電気器具等にエネルギを与えるスイッチ装置に関する。更に詳しくは、本発明は、ラッチリレーのための作動信号を発生させる自蔵動力式スイッチ始動装置に関する。動力は圧電素子から発生し、(独特の及び/又はコード化された)RF信号を送るための送信装置に接続された信号発生回路を通じて一つ以上の受信装置に送られて、ラッチリレーを作動させる。これらの受信装置は、複数の送信装置に呼応するようにも調整可能である。
【背景技術】
【0002】
ライトや電気器具等にエネルギを与えるためのラッチリレーは、従来から周知である。典型的な照明用スイッチは、例えば、単極型スイッチや三路型スイッチである。単極型スイッチは、入力ライン(動力源)とライトへの出力ラインとのための直結リード線である二つの端子を有している。三路型スイッチは、異なった二箇所から一つのライトを制御可能である。各三路型スイッチは三つの端子、即ち共通端子と二つの移動端子を有している。典型的な一対の三路型スイッチは、それぞれが二本のケーブルを有する二つのボックスを使用し、第1のボックスは動力源からの入力ラインと第2ボックスへの出力ラインとを具え、第2のボックスは前記第1ボックスからの入力ラインとライトへの出力ラインとを具えている。
【0003】
これらのスイッチ構成のそれぞれにおいては、孔を開けてスイッチと出口用の接続ボックスを取り付け、そしてケーブルを敷設することが必要な場合がしばしば生じる。孔を開けてスイッチと接続ボックスを取り付けることは、難しく且つ時間を要する作業である。また、電気ケーブルを敷設するには、固定部から始まって、フレームの孔を通じて回路の各固定部までケーブルを引っ張り、はるばるサービスパネルまで戻さなければならない。理論的には簡単であるが、ケーブルをうまく取り扱うことは難しく且つ時間を要する作業となることがある。ケーブルは引っ張られる際に捩れたり、もつれたり、結ばれたりすることが多く、経路のどこかで真っ直ぐにする必要がある。
【0004】
遠隔操作型のスイッチ/リレーも従来から公知である。公知の遠隔操作型コントローラは、卓上コントローラ、無線遠隔操作装置、タイマー、運動検出器、音声作動型コントローラ、コンピュータ及びこれに関連するソフトウエアを含んでいる。例えば、遠隔操作手段は壁の電力供給口に差し込まれるモジュールを具え、これに装置用の電力コードが差し込まれる。次にこの装置はコントローラによってオン・オフされる。他の遠隔操作手段はねじ込み型ランプモジュールを具え、このモジュールはライトのソケットにねじ込まれ、そして電球がモジュールにねじ込まれる。ライトはコントローラによって暗くされオン、オフされ得ると共に、暗くされたり明るくされたりされ得る。
【0005】
上述のモジュール用の典型的な遠隔コントローラは高周波(RF)ベースのトランシーバである。これらのコントローラの場合、ベースは電力供給口に差し込まれ、手持ち式無線RF遠隔操作装置と連携して一群のモジュールを制御可能である。RFレピータを使用して、両立式無線遠隔操作装置、スイッチ及び保安システムセンサーの範囲を150フィートまで増大させることができる。すべての無線RF遠隔操作装置に対してベースが必要であり、これによって数個のランプや電気器具を制御することができる。手持ち式無線遠隔操作装置には、バッテリーも必要とされる。
【0006】
手持ち式RF遠隔操作装置を使用する代わりに、壁型遠隔操作スイッチを使用してもよい。3/4インチの厚さを有するこれらの壁型スイッチは、接着剤によって所望の箇所に固定される。(110ボルトのコンセントに差し込まれた)ベースユニットと連携して、この壁型遠隔操作スイッチは、両立式モジュールやスイッチ(受信機)を制御することができる。無線スイッチはベースユニットにRF信号を送り、次いでベースユニットは家庭に既存の110ボルトの配線に沿って信号を両立式スイッチ或いはモジュールに伝達する。各スイッチは、アドレス可能な信号によってセット可能である。ワイヤレス装置にはバッテリーも必要とされる。
【0007】
これらの遠隔制御装置は、例えばTV,VCR及びステレオシステム等のオーディオ/ビデオ装置並びに無線波(RF)から赤外線(IR)までを使用するライトその他の装置も制御可能である。RF遠隔操作装置は、適当なRF命令をコンバータに送ることによって、この命令をIRに変換して、オーディオ/ビデオ装置を制御することができる。IR命令は、次にオーディオ/ビデオ装置に送られる。コンソールは赤外線遠隔操作装置からの赤外線信号に呼応して、これと同等な命令を両立式受信機に伝達する。
【0008】
【特許文献1】
米国特許5,471,721号明細書
【特許文献2】
米国特許5,632,841号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従来型の壁スイッチの問題点は、スイッチボックスからライトまでとスイッチボックスからサービスパネルの電力源までの両方に長い配線が必要なことである。
【0010】
従来型の壁スイッチのもう一つの問題点は、一つ以上のスイッチによって制御されるライトのために、付加的な配線が必要なことである。
【0011】
従来型の壁スイッチのもう一つの問題点は、スイッチへの入力部とスイッチからの出力部として高電圧ラインが存在していることである。
【0012】
従来型の壁スイッチのもう一つの問題点は、スイッチまでの、スイッチからの、そしてスイッチ同士の間の配線の設置に関連するコストである。
【0013】
従来型の壁スイッチのもう一つの問題点は、スイッチの型の改作、位置変更或いは再配線に関するコストと不便さである。
【0014】
従来型のRFスイッチの問題点は、高電圧のAC電力や電池等の外部電力源を必要とすることである。
【0015】
従来型のRFスイッチのもう一つの問題点は、電池の置き替えに関するコストと不便さである。
【0016】
従来型のRFスイッチのもう一つの問題点は、個々のモジュール及びベースユニットに対して高電力を必要とすることである。
【0017】
従来型のAC用RFスイッチのもう一つの問題点は、再配線における改作や壁スイッチの位置変更が難しいことである。
【0018】
従来型のRFスイッチのもう一つの問題点は、送信装置と受信装置からなる対をいっしょに購入しなければならないことである。
【0019】
従来型のRFスイッチのもう一つの問題点は、送信装置が間違った受信装置を不用意に作動させることである。
【0020】
従来型のRFスイッチのもう一つの問題点は、受信装置が一つの送信装置からだけ作動信号を受けることである。
【0021】
従来型のRFスイッチのもう一つの問題点は、送信装置が一つの受信装置だけを作動させることである。
【0022】
したがって、従来技術の前述の問題点を解決するスイッチ始動装置及び/又はラッチリレー装置のネットワークを提供することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0023】
本発明は、電気作動型又は電磁式アクチュエータを使用した自蔵動力式スイッチ始動装置又はラッチリレー装置を提供するものである。電気作動型アクチュエータにおける圧電素子は、軸方向の大きい変位によって変形可能であり、機械的衝撃によって変形すると、電界を発生する。電磁装置においては、磁石と一組のコイルの間の相対運動によって、電気信号が生起される。電気作動型アクチュエータは、ラッチ或いはリレー機構を始動させる瞬間的信号を発生する電気機発生装置として使用される。これにより、ラッチ或いはリレー機構はライトや電気器具等の電気装置のスイッチをオン・オフしたり、又は中間の或いは暗くする信号を提供する。
【0024】
電気作動式アクチュエータエレメント用の機械的作動手段は、下流側の回路部品を作動させるのに十分な大きさと期間を有するパルスや波動等の電気信号を発生させるために、電気作動式アクチュエータに適宜な機械的衝撃を付与する。例えば、ライトスイッチに類似したスイッチは、トグル、スナップアクション、パドル付き又はプランジャ機構を介して圧力を付与する。より大型の或いは複数の電気作動式アクチュエータエレメントも電気信号を発生させるのに使用されている。参考として本明細書中に組み入れられている「自蔵動力式スイッチ装置」の名称の係属出願09/616,978は、電気作動式エレメントが電気パルスを発生する自蔵動力式スイッチを開示している。参考として本明細書中に組み入れられている「学習可能な自蔵動力式スイッチのネットワーク」の名称の係属中の仮出願60/252,228は、前記出願09/616,978に開示されているようなスイッチのネットワークであって、スイッチと受信装置が複数のコード化されたRF信号を受け取ることができるように調整されたものを開示している。本発明においては、電気作動式エレメントの機械的作動に対して調整が行なわれ、アクチュエータによって起こされる電気信号のタイプが調整される。本発明は、振動する電気信号によって働くように構成された電気作動式エレメントとこれに伴う回路を有する自蔵動力式スイッチ始動装置を述べている。電気作動式エレメントによって生起された動力を利用するために、これに伴うRF信号発生回路も電気信号を最も効率的に使用するように調整されている。
【0025】
本発明の一実施態様においては、電気作動式アクチュエータは、手動或いは機械的作動手段によって押し下げられ、電気作動式アクチュエータによって生起された振動電気信号がこの電気信号を調整するように構成された回路を通じてリレー或いはスイッチに付与される。別の実施態様においては、電磁式又は電気作動式アクチュエータの信号がRF送信装置に動力を与えて、RF信号をRF受信装置に送り、次にこのRF受信装置は前記リレーを作動させる。更に別の実施態様においては、電磁式又は電気作動式アクチュエータの信号が送信装置に動力を与えて、パルス状RF信号をRF受信装置に送り、次にこのRF受信装置は前記リレーを作動させる。デジタル化されたRF信号はコード化され(車庫ドア開閉装置の場合のように)、このデジタル化RF信号によってコード化されたリレーのみを作動させる。送信装置は一つ以上のコード化されたRF信号を発生することが可能であり、受信装置は同様に一つ以上のコード化されたRF信号を受信することが可能である。更に、受信装置は、新たな或いは複数の送信装置からのコード化されたRF信号を受け入れるように「学習可能」である。
【0026】
したがって、本発明の第1の目的は、電気作動式或いは圧電素子を使用して装置を作動させるスイッチ又はリレー装置を提供することにある。
【0027】
本発明のもう一つの目的は、スイッチを追加の配線を必要としないで設置することができる前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0028】
本発明のもう一つの目的は、建物構造に孔を開けることなくスイッチを設置することができる前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0029】
本発明のもう一つの目的は、スイッチが120又は220ボルトの交流またはバッテリー等の外部入力を必要としない前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0030】
本発明のもう一つの目的は、ラッチリレー及び/又はスイッチ始動装置を作動させるのに充分な大きさと期間を有する電気信号を発生する電気作動式装置を組み入れた前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0031】
本発明のもう一つの目的は、ラッチリレー及び/又はスイッチ始動装置を作動させるための高周波送信装置を作動させるのに充分な大きさと期間を有する電気信号を発生させる電気作動式装置を組み入れた前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0032】
本発明のもう一つの目的は、ラッチリレー及び/又はスイッチ始動装置を作動させるための高周波送信装置を作動させるのに充分な大きさと期間を有する電気信号を発生させるアクチュエータを組み入れた前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0033】
本発明のもう一つの目的は、少なくとも一つのコード化されたRF信号を増強させることが可能な送信装置を組み入れた前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0034】
本発明のもう一つの目的は、少なくとも一つの送信装置からの少なくとも一つのコード化されたRF信号を受信することが可能な受信装置を組み入れた前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0035】
本発明のもう一つの目的は、一つ以上の送信装置からのコード化されたRF信号を受けるように「学習」可能な受信装置を組み入れた前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0036】
本発明のもう一つの目的は、建物のライト、電気器具、保安装置、建造物におけるその他の設備を作動させるのに使用するための前述の特性を有する装置を提供することにある。
【0037】
本発明のその他の目的と利点は、図面を参照するとともに、引き続くその説明から明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
電気作動式アクチュエータ
圧電材料及び電気歪み材料(ここでは、全般的に、「電気作動式」装置と称されている)は、応力や歪みの下に置かれた場合、分極化された電界を発生させる。圧電材料及び電気歪み材料によって発生したこの電界は、機械的応力や歪みを起こさせた付与力の関数である。逆に、電気作動式装置は印加された電界の中で寸法変化を受ける。電気式作動装置のこの寸法変化(即ち、膨張又は収縮)は、印加される電界の関数である。電気式作動装置は、電界の下で変形するその性質によってドライバや「アクチュエータ」として一般に使用されている。これらの電気作動式装置やアクチュエータは、変化する容量を有し、付与された力によって生じた変形に対応して電界を発生する。
【0039】
電気作動式装置は直接及び間接モードのアクチュエータを具え、これらは材料の寸法変化を利用して変位するが、本発明の場合には、電気・機械変換器として使用されることが望ましい。典型的な直接モードのアクチュエータは、主要表面上に形成された一対の電極の間に挟まれた圧電又は電気歪み式セラミックプレート(又は積層プレート)で構成されている。この装置は、一般的に、セラミックプレートに所望の歪みを生じさせるのに充分に大きい圧電及び/又は電気的歪み係数を有する。しかし、直接モードのアクチュエータは、高々0.2〜0.3%だけの極めて小さい変位(歪み)しか得られないと云う欠点を有している。逆に、直接モードのアクチュエータは、ラッチリレーを作動させるのに充分な大きさのパルス状瞬間電気信号を圧電的に発生させるために高い力を付与する必要がある。
【0040】
間接モードのアクチュエータは、外部構造を介して歪みを増幅させることによって、直接モードのアクチュエータの場合に得られるよりも大きい変位と歪みを示すことが知られている。間接モードのアクチュエータの一例は、可撓性張力型変換器である。可撓性張力型変換器は、圧電セラミック素子と金属シェル、緊張プラスチック、ガラス繊維その他の構造とが複合された複合構造である。従来の可撓性張力型変換器のアクチュエータの改造は、普通、圧電材料の膨張の結果として生じ、これが横方向において装置の増幅された収縮に機械的に結び付けられている。作動の際に、これらは直接モードのアクチュエータによって起こり得るよりも数オーダー大きい歪みと変位を示すことができる。
【0041】
間接モードのアクチュエータで得られる歪みの大きさは、これを「ユニモルフ(unimorph)」又は「バイモルフ(bymorph) 」可撓性張力型アクチュエータのいずれかとして構成することによって増大させることができる。典型的なユニモルフは、可撓性金属箔に外側から接合された単一の圧電素子で構成され、電気的に付勢されると軸方向に挫屈或いは偏向する凹んだ構造体である。普通のユニモルフは、10%もの高い歪みを示す。従来のバイモルフ装置は、二つの圧電素子の間に挟まれた中間の可撓性金属箔を具えている。セラミックエレメントの主要表面のそれぞれに電極が接合され、金属箔は内側の二つの電極に接合されている。印加電圧の下で一方のセラミックエレメントが収縮し、他方が膨張するので、バイモルフは、対応するユニモルフよりも大きい変位を示す。バイモルフは20%までの歪みを示すことができる。
【0042】
電気作動式アクチュエータの或る適用例について、電気作動材料の軸方向変位を増加させて電気作動材料の達成可能な歪みを増すために、非対称的に応力が付勢された電気作動式装置が提案されている。この装置((例えば特許文献1に開示されている)「レインボウ」アクチュエータその他の可撓性張力型アクチュエータを含む)においては、非対称付勢応力が、一方が凹面であり他方が凸面である二つの主要表面を有する湾曲構造を作っている。
【0043】
図1を参照すると、改善された変位、歪み及び荷重容量を有する「サンダー (THUNDER)」と称するユニモルフアクチュエータが最近開発され、特許文献2に開示されている。サンダー(薄層複合ユニモルフ強電体ドライバ及びセンサ(THin layer composite Unimorph ferroelectic Driver and sEnsoRの頭文字)は、予め応力を付与された層が高温で薄い圧電セラミックウエハーに接合され、この複合構造体の冷却の際に該層とセラミック層の熱収縮率の差によって、応力が非対称的にセラミックウエハーを付勢するユニモルフアクチュエータである。
【0044】
サンダーアクチュエータ12は、図1に示された構成の複合構造体である。各サンダーアクチュエータ12は、好ましくは二つの対向面上の電気メッキ65、65aされたPZTの圧電セラミック層67からなる電気作動部材によって構成されている。好ましくはばね鋼、ステンレス、ベリリウム合金、その他の金属材料からなるプレストレス層64が、第1接着剤層66によってセラミック層67の一方の側の電気メッキ65された表面に接着されている。最も単純な実施態様においては、この接着剤層66はプレストレス層として働く。前記第1接着剤層66は、NASA-Langley Research Centerによって開発され、米国特許 5,639,850に開示されている LaRC(登録商標)-SI材料であることが好ましい。第2接着層66aもLaRC-SI材料であることが好ましく、それは、セラミック層67の反対側に接着されている。サンダーアクチュエータ12の製造の際に、このセラミック層67、接着剤層66と66a、及びプレストレス層64は、接着剤の融点以上の温度まで同時に加熱される。実際に、サンダーアクチュエータ(即ちセラミック層67、接着剤層66と66a、及びプレストレス層64)を構成する各層は、典型的には、オートクレーブや対流オーブンの内部に複合構造体として置かれ、構造体のすべての層が対流によって接着剤66の融点より高いがセラミック層67のキューリー温度より低い温度までゆっくりと加熱される。セラミック層67の圧電特性を壊さないように、セラミック層67の温度をセラミック層のキューリー温度より低く維持することが望ましい。この多層構造体はゆっくりとした速度で対流によって加熱されるので、すべての層がほぼ同じ温度になりやすい。いずれにしても、接着剤層66が二つの層の間(即ちセラミック層67とプレストレス層64の間)に置かれているので、プロセスの加熱段階においてセラミック層67とプレストレス層64は通常同じ温度に非常に近くなり、少なくとも接着剤層66と66aと同じに熱くなる。サンダーアクチュエータ12は、次いで冷却される。
【0045】
プロセスの冷却段階において(即ち接着剤層66と66aが再固化した後に)、セラミック層67は、セラミック層67の材料よりも接着剤層66と66a及びプレストレス層64の材料の熱収縮係数が高いことによって、接着剤層66と66a及びプレストレス層64によって圧縮される。また、セラミック層67の一方の側の積層材料(例えば、第1プレストレス層64と第1接着剤層66)の熱収縮が、セラミック層67の他方の側の積層材料(例えば、第2接着剤層66a)の熱収縮に対して大きいので、図1と図2に示されているように、セラミック層は凸面12aと凹面12cを有する円弧形状に変形する。
【0046】
図1aを参照すると、例えばセラミック層67の応力を増加し、或いはアクチュエータ12Bを強化するために、一層以上の補助のプレストレス層が同じようにセラミック層67のいずれかの側或いは両側に接着されてもよい。本発明の好適実施態様においては、第2プレストレス層68が第2接着剤層66aを有するアクチュエータ12Bの凹面12a上に載せられ、同様に加熱・冷却される。好ましくは、第2プレストレス層68は導体金属の層である。更に好ましくは、第2プレストレス層68は、アルミその他の導体金属からなる薄い(第1プレストレス層64より薄い)箔である。プロセスの冷却段階において(即ち、接着剤層66と66aが再固化した後)、接着剤層66と66a及びプレストレス層64と68の材料の熱収縮係数がセラミック層67の材料よりも高いことによって、セラミック層67は同様に圧縮される。セラミック層67の一方の側の積層材料(例えば第1プレストレス層64と第1接着剤層66)の熱収縮がセラミック層67の他方の側の積層材料(例えば第2接着剤層66aと第2プレストレス層68)の熱収縮より大きいので、図1aに示されるように、セラミック層67は凸面12aと凹面12cを有する円弧形状に変形する。
【0047】
別の例では、別のプレストレス層64を有する基板は省略することが可能であり、接着剤層66と66aが単独で或いは連携して予備応力をセラミック層67に付与しても良い。別の例では、プレストレス層64と68及び接着剤層66と66aのみが加熱されてセラミック層67に接合され、一方、アクチュエータ12を冷却する時にセラミック層67により大きな圧縮応力を与えるために、セラミック層67は低い温度になっている。
【0048】
図2を参照すると、更に別のアクチュエータ12Dは、互いに接合されたPZTの複数の薄い層69aと69bからなる複合圧電セラミック層69を具えている。各層69aと69bは圧電材料の薄い層からなり、その厚さは約1mil のオーダーであることが好ましい。各薄層69aと69bはその主要表面に電気メッキ65、65a及び65b、65cされている。次に、個々の層69aと69bは LaRC-SIなどの接着剤を用いた接着剤層66bによって互いに接合される。最も好ましい別の例では、薄層69aと69bは圧電材料の薄いシートをいっしょに焼成することによって互いに接合される。少なくとも二つの層69aと69b、好ましくは少なくとも四つの圧電材料の薄いシートが接合/焼成される。この複合圧電セラミック層69は、次に接着剤層66と66aによってプレストレス層64に接合され、前述のように加熱・冷却されて改良されたサンダーアクチュエータ12Dを作る。改良されたアクチュエータ12Dに複数の圧電材料の薄層69aと69bを入れることによって、この複合セラミック層は、単一の厚いセラミック層67のみを有するサンダーアクチュエータ12によって生起される高電圧と低電流に比べて、低い電圧と高い電流を発生する。
【0049】
アクチュエータ12の凸面12aを被覆するのに、可撓性絶縁体が使用される。この絶縁性コーティングは、他の導体、液体、人体等との不注意による接触によって起こる圧電素子の偶然の放電を防ぐことを助ける。このコーティングは、このセラミック素子を更に丈夫にし、衝撃による割れや損傷に対して抵抗性を与える。LaRC-SI は誘電体なので、アクチュエータ12の凸面12a上の接着剤層12aは絶縁層として働く。別の例として、絶縁層はプラスチック、テフロン(登録商標)その他の耐久性コーティングであってもよい。
【0050】
一対の電線によって電気エネルギがアクチュエータ素子12から回収され、或いはこれに導入される。各電線14は、アクチュエータ素子12の両側に一端で取り付けられている。電線14は(例えば接着剤や半田20によって)セラミック層67の電気メッキ65及び65aされた面に直接接続され、或いはプレストレス層64に接続されている。前述のように、このプレストレス層64は、誘電体であるLaRC-SI 材料によってセラミック層67に接着されることが好ましい。電線14がプレストレス層64に接続される時に、プレストレス層64の面を粗面化して、プレストレス層64が各接着剤層66と66aに間欠的に入り込み、セラミック層67の電気メッキ65、65aされた面に電気的に接触させることが好ましい。別の例では、LaRC-SI 接着剤層66は接着剤の充填剤として使用されるニッケルやアルミの粒子等の導体材料を有し、プレストレス層とセラミックの電気メッキ面との間の電気的接触を維持する。各電線14の反対側の端部は、電気パルス修正回路10に接続されることが好ましい。
【0051】
予め応力を付与された可撓性張力変換器12は、その耐久性と比較的大きい変位、及びこの変換器が生起可能な付随する比較的高い電圧の故に好ましい。しかし、本発明は、ここに述べる性質と特徴、即ち、装置の変形に呼応して電圧を発生する能力を有する任意の電気作動式エレメントによって実施可能である。例えば、本発明は、磁歪型或いは強誘電型装置を用いて実施してもよい。この変換器は円弧形状でなくてもよく、平坦形状の変換器を含み、更には積層された圧電素子であってもよい。
【0052】
図4に示されているように、作動の際に矢印16によって示された力がアクチュエータ12の凸面12aに加えられると、この力は圧電素子67を変形させる。この力は、圧電アクチュエータに直接に手動圧力を付与することにより、或いはその他の機械的手段による適宜な任意の手段によって圧電アクチュエータ12に付与される。好ましくは、この力は、アクチュエータ12に付与されそしてここから除去される機械的衝撃を生起可能な機械的スイッチ(例えばプランジャ、ストライカ、トグル又はローラスイッチ)によって付与される。機械的衝撃(或いはその除去)は、アクチュエータ12を急速に変形させ、一定の距離(約10mm)にわたって加速し、電気機械式ラッチリレーを作動させるのに充分な大きさの電気信号を発生するのに充分な力である。
【0053】
図3、4、5を参照すると、機械的な力の付与によって電気的パルスを発生する前記手段の説明図は、スイッチプレート18とプランジャアセンブリ13からなる。圧電アクチュエータの両端は、それぞれ、スイッチプレート18の凹部44内に枢支されている。スイッチプレート18は、これに入っているアクチュエータ12と同じ形状、好ましくは長方形を有している。別の例では、円形のアクチュエータが円形のスイッチプレートの円形凹部に装着されている。スイッチプレート18の凹部44は、緩んだ即ち変形していない状態のアクチュエータ12を保持している。凹部44は、アクチュエータが完全に変形した状態即ち平らな状態において、アクチュエータ12の端又は縁を完全に受け入れるのに充分な深さも有している。プランジャアセンブリは、ヒンジ止めされた急速解放機構24に枢支された押しボタン22を具えている。この急速解放機構24の端部は、アクチュエータ12の両側面を把持する一対のプレート27と28に接続されたシャフト26に接触している。解放コッグ25が急速解放機構24の経路に沿って設けられている。
【0054】
作動する際に、押しボタン22が矢印16の方向に押されると、急速解放機構24がシャフト26とプレート27、28を押し下げ、アクチュエータ12を変形させる。急速解放機構24が解放コッグ25に達すると、急速解放機構24はそのヒンジ上で回動し、シャフト26、プレート27と28及びアクチュエータ12から下向き圧力を解放する。プレストレス層64の基板の復帰力によって、アクチュエータ12は急速に図5の矢印30の方向に動いて、その変形前の状態に復帰する。
【0055】
前に述べたように、この付与された力が圧電アクチュエータ12を変形させる。圧電効果によって、圧電素子67の変形はアクチュエータ12の面12aと12cの間に瞬間的な電圧を発生させ、これによって電気エネルギのパルスが生じる。更に、圧電アクチュエータ12から力が除かれると、アクチュエータ12は元の円弧形状に復帰する。これは、セラミック67が接合された基板即ちプレストレス層64と68がセラミック67に圧縮力を及ぼし、アクチュエータ12は、アクチュエータ12を変形前の中立状態に戻す男性係数を持つからである。アクチュエータ12の復帰ストロークにおいて、セラミック67は非変形状態に戻り、それによって反対の極性を有するもう一つの電気パルスを生じる。下向き(付与された)又は上向き(復帰の)ストロークは、所望の電気パルスを発生させるのに充分な長さの距離にわたって力を発生させなければならない。復帰ストロークの期間、即ち発生したパルスの期間は、アクチュエータ12に付与された力の大きさに応じて、50〜100ミリ秒の範囲にあることが望ましい。
【0056】
図6を参照すると、本発明の好適実施態様においては、アクチュエータ12はその一端121を把持され、機械的衝撃が自由端122即ちアクチュエータ12の把持された端121の反対側の端の縁に付与される。アクチュエータ12の自由端122の縁に力を付与してこれを解放することによって、力を除去した時に発生する電気パルスは、前述の作動手段の場合の単一パルスではなく振動波となる。
【0057】
図6を参照すると、図6はアクチュエータ12の一端に機械的な力を付与することによって電気パルスを発生させる装置を一実施態様を示している。この装置は、ベースプレート70と把持部材75及び偏向アセンブリ72との間に装着されたアクチュエータ12を含んでいる。ベースプレート70は、その上に取付けられたアクチュエータ12と(平面図において)実質的に同じ形状をなしており、最も好ましくは長方形である。圧電アクチュエータ12の一端121は、把持部材75とベースプレート70の上面70a、好ましくはその一端との間に保持されている。把持部材75は、アクチュエータ12を間に挟んでベースプレート70の上面70aと対になるように構成された下面75aを有するプレート又はブロックである。この装置は、把持ブロックの係合面75aをベースプレート70の上面70aの方へ押しやる手段76も有している。これによって、把持プレート75の下面75aは、好ましくはスイッチプレート70の一方の側面の方に向かってベースプレート70の上面75aと実質的に強固に組合せられる。ベースプレート70と把持プレート75の係合面70aと75aを共に付勢する手段76は、ねじ、把持あご又はばね等で構成される。最も好ましくは、この付勢手段76は、把持部材75を貫通してベースプレート70の上面70aのねじ孔77に入る少なくとも1本のねじ76である。
【0058】
アクチュエータ12の一端121は、ベースプレート70と把持プレート75の係合面70aと75aとの間に置かれる。次に、係合面70aと75aはねじ76によって互いに近づくように押しやられ、アクチュエータ12の反対側の端部122を手動或いは好ましくは偏向アセンブリ72によって付与された機械的衝撃によって自由に動かせるようにして、アクチュエータ12の端部121をベースプレート70と把持プレート75との間に強固に保持する。
【0059】
図7を参照すると、本発明の好適実施態様において、ベースプレート70と把持プレート75の面70aと75aは、両者の間にアクチュエータ121の端121に圧力が最も均等に分配されるように構成されている。アクチュエータの端121に接触するベースプレート70の上面70aは、好ましくは実質的に平坦であり、把持部材75の下面75aは、アクチュエータの端121を挿入して収容する凹部74を有することが望ましい。好ましくは、凹部74の深さはアクチュエータの基板64の厚さの半分であるが、基板の厚さと同じ深さであってもよい。したがって、アクチュエータ12の端121は、凹部74とベースプレート70の上面70aとの間に置かれ、ねじ76によって両者の間に固定される。別の例では、ベースプレート70と把持部材75の係合面70aと75aのいずれか一方又は両方が凹部を有し、その間にアクチュエータ12の端121を挿入・把持して収容する。凹部74を越える把持部材75の底面75aの部分は、アクチュエータに接触せず、ねじが通過する部分である。底面75aのこの部分は、接触ベースプレート70の上面70aに接触しても良いが、最も好ましくは、アクチュエータ12が挿入された場合に、把持部材75の下面75aとベースプレート70の上面70aの間に、小さな間隙(基板の厚さとベースプレート70の上面70aとの差に等しい)があった方が良い。本発明の更に他の実施態様においては、ベースプレート70と把持プレート75の係合面70aと75aは、アクチュエータ12の端121が間に挟まれた状態で接着されている。この装置の他の実施態様においては、把持部材75とベースプレート70は、アクチュエータ12の一方の端121が挿入される中心スロットを有する単一の成形構造体である。
【0060】
把持アセンブリ75は、アクチュエータ12の自由端122を偏向アセンブリ72に接近させた状態で、ベースプレート70の上方にアクチュエータ12をリラックス状態即ち非変形状態に保持する。更に詳しくは、アクチュエータ12は、アクチュエータ12の凸面12aをベースプレート70に対面させた状態で、ベースプレート70と把持プレート75の係合面70aと75aとの間にアクチュエータ12を挟むことが好ましい。リラックス状態のアクチュエータ12は円弧形状をなしているので、アクチュエータ12の凸面12aは、アクチュエータ12の自由端122に接近しながらベースプレート70の上面70aから離れるように湾曲する。次に、電気作動式エレメント67を変形させて電気信号を発達させるために、機械的力がアクチュエータ12の自由端122に付与される。
【0061】
アクチュエータ12の複合多層構造によって、把持部材75はアクチュエータ12を強固に保持するのみでなく、アクチュエータ12は把持部材75によって傷められない。換言すれば、アクチュエータ12、もっと詳しくはセラミック層67は静的モードにおいて把持部材75の把持作用によって傷められてはならず、プランジャ72によってアクチュエータ12に機械的衝撃が付与された時に動的状態になることが必要である。例えば、図6を参照すると、矢印81の方向にアクチュエータ12に機械的衝撃が付与されると、セラミックの底の隅(点C)はベースプレート70に接触し、更にベースプレート内に押し込まれ、これによってセラミック層67を割ったり傷つけたりする。
【0062】
再び図7を参照するに、把持プレート75とベースプレート70の係合面75aと70aとの間の公差は非常に狭いことが判った。アクチュエータ12の自由端122に下向きの力(矢印81で示されている)を付与すると、アクチュエータ12のセラミック素子67がベースプレート70の上面70aに接触し、セラミック67に損傷を与えやすい。したがって、本発明の好適実施態様においては、スイッチプレート70はその上面70aに凹部領域80を有し、これが電気作動式エレメント67を損傷から護るのみでなく、アクチュエータ12の凸面12aへの電気的接触も提供し、アクチュエータ12によって発達した電気信号が下流側の回路素子に印加される。
【0063】
図7に見られるように、アクチュエータの一端121は把持プレート75とベースプレート70の面75aと70aとの間に置かれ、基板64のみが両表面75aと70aの両方に接触するようになっている。把持プレート75は、基板64に沿ってアクチュエータ12の反対面12a上のセラミック層67のほぼ縁まで、アクチュエータ12の凹面12bに接触していることが好ましい。しかし、把持部材は凸面12cに沿ってセラミック層67の縁Cより遠くまで延在し、把持部材75とベースプレート70との間のアクチュエータの表面12aと12cにより大きな或いはより均一な圧力を付与している。凸面12a上の基板64の表面の上方に延在するセラミック層67は、スイッチプレート70の凹部領域80内まで延在している。これによって、セラミック層67がベースプレート70の上面70aに接触することが防がれ、セラミック層67に対する損傷の可能性が減少する。
【0064】
凹部80はセラミック層67への損傷を防ぐのみではなく、一つの表面を提供し、これに沿ってアクチュエータ12の凸面上に電極68によって電気的接触を維持することができる。凹部80はベースプレート70内に延在し、変化する深さを有し、この深さはアクチュエータ12の凸面12aが凹部80から上昇してベースプレート70の上面70aの上方まで達する角度を収容するような角度を付けられていることが好ましい。更に詳しくは、凹部80は深い端81と浅い端82とを有し、把持部材75と基板12の下方の深い端81の最大深さは、セラミック層67が点Cにおいて凹部80内に入る直前にある。次に凹部80は、アクチュエータ12の自由端122に近づく方向に次第に浅くなり、浅い端82においてその最小深さに達する。
【0065】
凹部80はその下側表面に沿ってゴムの層85を具えていることが好ましく、アクチュエータ12が変形してセラミック層67の下縁Cが凹部80に押し込まれた時に、これがセラミック層67の損傷を防止することを助ける。好ましくは、このゴム層85はその長さに沿って実質的に均一な厚さを有し、ゴム層85のこの厚さは、浅い端82における凹部80の深さに実質的に等しい。アクチュエータ12が凹部とゴム層85内に押し込まれた時にゴム層85の変形を収容できるように、ゴム層85の長さは凹部80の長さより僅かに短いことが好ましい。
【0066】
好ましくは、このゴム層85はこれに沿った可撓性電極層90を有し、アクチュエータ12の凸面12a上のセラミック層67上のアルミ層68との電気的接触を容易にしている。更に好ましくは、この電極層90は、好ましくは CIBA 接着剤の層によってゴム層85に接合された E.I. du Pont de Nemours and Companyによって製造された KAPLON フィルムの層に重なった銅の層を具えている。電極層90は、凹部80の深い端81から浅い端82までゴム層81を完全に横切って延在し、凹部80を越えてベースプレート70の上面70a上に短い距離だけ続いている。
【0067】
本発明の好適実施態様においては、アクチュエータ12の端121が把持プレート75はベースプレート70の間に固定されているだけでなく、アクチュエータ12の全運動範囲におけるアクチュエータの位置に無関係に、アクチュエータ12のセラミック層67を被覆するアルミ電極層68が、凹部80内の電極層90に常時一定に接触している。この目的のために、凹部80の深さ(上面70aから電極90までの)は、凹部80内に入り込んでいる積層(接着剤層66、セラミック層67、プレストレス層68)の厚さより僅かに小さい値に少なくとも等しいことが好ましい。
【0068】
次に示す寸法を有するアセンブリが作られた。アセンブリは1.59×1.79インチのばね鋼の基板(8milの厚さ) を具えていた。ニッケル粉末の充填剤を有する1〜1.5milの厚さの1.51インチ四方の接着剤の層が、基板の三辺から0.02インチの基板の一端に(アクチュエータの一端121に0.25インチのタブを残して)載せられた。8milの厚さの1.5インチ四方のPZT−5Aの層が接着剤層の真ん中に置かれた。1milの厚さの接着剤の層(金属充填剤を含まない)が、PZT層の真ん中に1.47インチ四方にわたって置かれた。最後に、1milの厚さの1.46インチ四方のアルミ層が接着剤層の真ん中に置かれた。アクチュエータのタブ121が、長さ0.375インチ、深さ4milの把持ブロック76の凹部内に置かれた。ベースプレート70は0.26インチの長さの凹部80を有し、ここで凹部の深い端81は20mil の深さを有し、凹部80の浅い端82の15milの深さまで均一に傾斜している。厚さ15mil 、長さ0.24インチのゴム層85が、凹部80内に置かれる。1milのKAPTONテープに重なった1milの銅箔の電極層がゴム層に接着され、凹部を1.115インチ越えて延在した。把持部材75はねじ76によってベースプレート70に固定され、アクチュエータ12のアルミの第2プレストレス層が、凹部80の電極90にアングルに対して実質的に接線方向に(殆ど平行に)接触し、これによってアクチュエータ12は両者の間の電気的接触表面積を最大にした。
【0069】
図7に示されているように、本発明の別の実施態様においては、ウエイト95がアクチュエータ12の自由端122に取付けられている。アクチュエータ12の自由端122への質量95の付加によって、振動の減衰量が減り、アクチュエータが変形したり解放されたりした場合に、アクチュエータ12の振動の時間長さが長くなる。長い時間長さと高い全体振幅を持つことによって、アクチュエータ12は、自由端122に付加質量を持たないアクチュエータ12に比べて、その振動からより多い電気エネルギを生起させることができる。
【0070】
図6と図7を参照すると、前述のように、アクチュエータ12を変形させることによって電気信号を発生することが望ましい。アクチュエータ12の変形は、手動或いはプランジャ、レバー等の機械的偏向手段等の任意の適宜な手段によって行なわれる。図6と図7では、アクチュエータ12の自由体122の近くのベースプレート70に簡単なデフレクタ72が装着されている。このデフレクタアセンブリ72は、第1及び第2端87、88を有するレバー86を具えている。このレバーはその両端87と88の間で支点89に回動可能に取付けられている。矢印91の方向にレバー86の第1端87に力を作用させることによって、レバーは支点89を中心に回動して、矢印81の方向の機械的衝撃をアクチュエータ12の自由端122に印加する。別の例では、レバー86は矢印91と反対方向に動いてもよく、アクチュエータ12は矢印81と反対方向に変形する。
【0071】
図13と図14a〜cを参照すると、これらの図はデフレクタアセンブリ72を有し、アクチュエータ12を具えたケーシングの好適実施態様を示している。ベースプレート70はアクチュエータ12を取り囲むケーシング200のベースを形成している。このケーシング200の各側面には壁201、202、203、204があり、これらはベースプレート70の上面70aから垂直に延在している。ケーシング200の一端にはデフレクタアセンブリ72が装着されている。プランジャは内側表面172b、外側表面172a、自由端173及び装着端174を有する。詳しくは、プランジャ172は、一端174でケーシング200の壁201に回動可能に装着されている。プランジャ172の自由端173は、ケーシングの反対側の壁202上のリップ202aに係合する隆起173aを有する。プランジャ172の自由端173はばねで付勢されていることが好ましく、それによって隆起173aはリップ202aの方に常時付勢されている。この目的のために、ベースプレート70のベースの上面70aと隆起173a又はプランジャの内側表面172bとの間に圧縮状態で保持されたばね150があることが望ましい。これによって、ベースプレート70に装着されたアクチュエータ12が、ベースプレート70、四つの壁201、202、203、204及びケーシング200の壁201上のベースプレート70の反対側に回動可能に装着されたプランジャ172によって形成されたケーシング200の中に収容される。プランジャが回動可能に装着され、プレート172の外側表面172aに矢印180の方向に)圧力をかけているので、プランジャはヒンジ175を中心にベースプレート70の上面70aの方に回動する。プランジャは回動可能に装着され、且つばねによって付勢されているので、プランジャ172の外側表面172aから圧力を取り除くと、プランジャはヒンジ175を中心に、隆起173aがリップ202aを捕らえるまでベースプレート70の上面から離れる方向に回動する。
【0072】
ケーシング200の内部には、ベースプレート70の上面70aに取付けられた解放ピン186と連携して作動するプランジャ172の内側表面172b上のばね付勢されたロッカーアーム185を具えた急速解放機構180が設けられている。この急速解放機構180は、アクチュエータ12の自由端122を変形させ、次いで急速に解放して、これを位置291と292の間で振動可能とするように構成されている。この急速解放機構180は、アクチュエータ12の振動に干渉せず、且つ引き続くアクチュエータ12の変形を妨げないように中立位置に復帰するようにも構成されている。
【0073】
図14a〜cを参照すると、ロッカーアーム185が、アクチュエータ12の自由端122の上方のプランジャ172の内面172bに回動可能に取付けられている。更に詳しくは、このロッカーアーム185は、アクチュエータ12の把持端121からそれが離れるように回動可能な中立位置を有するが、この中立位置からアクチュエータ12の把持端121の方へは回動しないように取付けられている。換言すれば、回転ストップ183が急速解放機構180の一部を形成し、これが設けられていることによって、ロッカーアームがストップ183において中立位置を越えて回動することを防がれる。ロッカーアーム185は、それが動かない場合にはロッカーアーム185を中立位置に維持するようにばねで付勢されていることが好ましい。この目的のために、圧縮されたばね187が、ロッカーアーム185とばねストップ188との間に、ストップ183の反対側に設けられている。
【0074】
ケーシング200の内側には、ベースプレート70の上面70aに解放ピン186が位置している。この解放ピン186は変形したアクチュエータ12の自由端122を越えて直ぐの位置に設けられているが、ロッカーアーム185は越えていない。換言すれば、プランジャ172が解放ピン186の方に押し下げられると、それと共にアクチュエータ12が位置291から位置292まで下がり、解放ピン186はロッカーアーム185に接触するが、アクチュエータ12には接触しない。ロッカーアーム185(及びアクチュエータ12)が更に押し下げられるにつれて、解放ピン186はロッカーアーム185を押し退けて、これをアクチュエータ12の把持端121から離れるように回動させる。ロッカーアーム185は、アクチュエータ12の縁122がロッカーアーム185によって位置292に保持されなくなるまで回動し、その地点においてアクチュエータ12の縁122は解放されて非変形状態に跳ね返り、これによって位置291と292の間を振動する。
【0075】
プランジャ172から圧力が解放されると、プランジャ172はばね150の復帰力によって、非偏向位置(隆起173aがリップ202aに接触している)に戻る。プランジャ172からの圧力が解放され、プランジャ172がその非偏向位置まで戻ると、ロッカーアーム185もばね187の復帰力によってその非偏向位置(アクチュエータ12の上方にストップ183が対面している)に戻る。最後に、位置291と292の間の振動が止まった後に、アクチュエータ12も位置291における非偏向状態に戻る。
【0076】
図14と16a〜cを参照すると、これら図は、アクチュエータ12を取り囲むケーシング200に取付けられたデフレクタアセンブリ72の別の実施態様を示している。ベースプレート70はケーシング200を形成し、これがアクチュエータ12を取り囲んでいる。ケーシング200の各側面には、ベースプレート70の上面70aから垂直に延びた壁201、202、203及び204がある。このケーシング200の壁の頂面(ベースプレート70に対向する)には、面プレート220が取付けられ、これにデフレクタアセンブリ72として作動するスライド機構230が装着されている。面プレート220は内側表面220a、外側表面220b及び面プレート220の中心を実質的に貫通するチャンネル240を有している。このチャンネル240は第1端241と第2端242を有し、ケーシング200の第1及び第2壁201と202に垂直な軸Lに沿って実質的に直線状に延在している。換言すれば、面プレート220を貫通するチャンネル240の第1端241は、ケーシング200の第1壁201の近傍にあり、面プレート220を貫通するチャンネル240の第2端242は、ケーシング200の第2癖202の近傍にある。チャンネル240の第2端は、アクチュエータ12の自由端122の場合よりも、ケーシングの第2壁202の方に向かって延びていることが好ましい。
【0077】
チャンネル240は、ばねによって付勢されたパドル250をスライド可能に保持するように構成されている。好ましくは、このパドルは第1及び第2端251と252及び中心ピン255を有している。面プレート220のチャンネルは、チャンネル240に中心ピン255をスライド可能に保持したまま、パドルが面プレート220を貫通して延在することを可能にしている。更に詳しくは、パドル250はチャンネル240によって面プレート220を貫通して延在し、チャンネルに沿ってパドルはチャンネルの軸Lに平行な方向に、アクチュエータ12の把持端121から自由端122までスライドし、そして戻る。パドル250の第1端251は面プレート220の外側表面220bの上方に位置し、パドル250の第2端252はアクチュエータ12の上方のケーシング200内に位置している。このパドル250は、チャンネル240内に保持されているピン255によって前記位置に維持されている。こうして、外側表面220bにおけるチャンネル240の幅は、パドルの上方部分251通過させるのに充分なものであり、一方、内側表面220aにおけるチャンネル240の幅は、パドルの下方部分252が通過するのに充分なものである。(内側及び外側表面220aと220bの間の)面プレート220内におけるチャンネル240の幅と高さは、中心ピン255の幅と高さを収容するのに充分なものであって、パドルの上方及び下方部分251、252の幅より広い。
【0078】
パドル250の第1端251は手で充分につかめるにように、面プレート220の外側表面220bの上に或る距離だけ延びていることが好ましい。パドル250の第2端252は、パドル250がアクチュエータ12の把持部材75及び/又は把持端121に接触しないで、しかもアクチュエータ12の自由端122に接触して変形させるのに充分な距離だけアクチュエータ12の上方にケーシング200の中に延在していることが好ましい。パドル250は、選ばれた一方の方向に動いた場合に、第2端252がヒンジ又は中心ピン255を中心に回動可能なように、(ケーシング200又はチャンネル240内の中心ピン255の位置又はその近傍の)第2端252に枢支されていることが好ましい。好ましくは、パドル250の第2端252は、パドル250がケーシング200の第1壁201の方に走行する時には回動するが、ケーシング200の第2壁202の方へ走行する時には回動しないように、枢支されている。
【0079】
好ましくは、パドル250は、パドルがケーシング200の第1壁201の方へチャンネル240に沿って常に付勢されるように、ばねによって負荷を与えられている。この目的のために、パドルとケーシング200の第1壁201又は第2壁202との間に保持されたばね260が設けられ、最も好ましくは、ばね260はパドル250とチャンネル240の第1端241又は第2端242との間に保持される。パドルを第1壁201の方へ付勢するために、このばね260はパドル250とチャンネル240の第1端241との間に引き伸ばされた状態で保持されるか、或いは最も好ましくは、ばね260はパドル250とチャンネル240の第2端242との間に圧縮された状態で保持されている。
【0080】
これによって、ベースプレート70に装着されたアクチュエータ12が、ベースプレート70、四つの壁201、202、203、204及びベースプレート70の反対側の面プレートによって形成されたケーシング200の内部に設けられた装置が提供される。パドル250はスライド可能に装着されているので、(矢印281の方向に)パドルの第1端251に圧力を加えることによって、パドルはチャンネル240に沿ってケーシング200の第2壁202の方にスライドする。パドル250はスライド可能に装着されてばねで付勢されているので、パドル250から圧力を解放すると、チャンネル240の第1端241に当接して止まるまでパドルはチャンネル240に沿って復帰する。
【0081】
図16a〜dを参照すると、パドルの上方部分251は、アクチュエータ12の上方の(ケーシング200内の)面プレート220の内側表面220aの下方のパドルの下方部分252に回動可能に取り付けられている。更に詳しくは、パドルの下方部分252は、アクチュエータの把持端121からそれが遠ざかる方には回動するが、中立位置からアクチュエータ12の把持端121に近づく方には回動しないように、取付けられている。換言すれば、パドル250の形状は、下方部分252が中立位置を越えて回動することを防ぐようになっている。
【0082】
作動の際に、パドル250が(矢印281の方向に)チャンネル240の第2端242に向かって動かされると、パドルの下方部分252はアクチュエータ12の凹面12cに接触して、アクチュエータの自由端122を(位置291から離れるように)変形し始める。パドル250が矢印281の方向に動きを続けるにつれて、自由端122がパドルの下方部分252の直下に来た時に、パドルの下方部分252はアクチュエータ12の自由端122をその最大変形まで押し下げる。この位置から矢印281の方向にパドルが更に動くと、アクチュエータ12の自由端122はパドルの下方部分252に付与されていた変形から突然に解放される。解放されると、アクチュエータ12の縁122は位置291の非変形状態に跳ね戻り、それによって位置291と292の間を振動する。パドル250から(矢印281の方向に)圧力が解放されると、パドルはばね260の復帰力によって、矢印282の方向に移動する。パドル250が(チャンネル240の第1端241の方の)非変形位置に方に戻るにつれて、位置291にあるアクチュエータ12の自由端122は、パドル250の下方位置252に対して圧力を及ぼす。上方部分251の走行方向と反対方向にパドルの下方部分に加えられた圧力に呼応して、下方部分252はパドルの中心ピンを中心に回動する。パドルの下方部分252がアクチュエータの自由端122を越えて矢印282の方向に走行した後に、下方部分252は非変形(曲がっていない)状態に復帰する。パドルの下方部分252の回動によって、パドル250はチャンネル240の第1端241におけて中立の非変形位置に戻る。
【0083】
アクチュエータ12の端122が(手動或いは図6、7又は13〜16等におけるデフレクタアセンブリ72を使用して)変形しそして解放されると、アセンブリ12の端122は飛び込み板のように位置291と292の間で振動を繰り返す。これは、セラミック67が接合されている基板とプレストレス層65、68がセラミック67に圧縮力を作用し、それによって復帰力を提供するからである。したがって、アクチュエータ12は、アクチュエータ12を位置291における非変形の中立状態に復帰させる弾性係数即ちばね定数を有する。アクチュエータ12の振動は、図10aに示されたような減衰する調和振動の波形を有する。換言すれば、アクチュエータ12の自由端122の振動の振幅は、アクチュエータ12の自由端122からの機械的瞬間力の解放に続いて(数振動の後に)最大になる。アクチュエータ12が振動を続けるにつれて、振幅は時間と共に次第に(ほぼ指数的に)減衰し、最後にアクチュエータ12は中立位置で停止する。
【0084】
手動或いは機械的変形手段72のいずれかによって付与された力は、圧電アクチュエータ12を変形させ、圧電効果によって圧電素子67の変形はアクチュエータ12の面12aと12bとの間に瞬間的な電圧を発生させ、これによって電気信号が発生する。更に、圧電アクチュエータ12から力で除去されると、アクチュエータはそれが次第に元の形状に戻るまで、位置291と292の間で振動する。アクチュエータ12が振動すると、セラミック層67が交互に強く圧縮されたり弱く圧縮されたりして歪む。セラミック層67によって生じた電圧の極性は歪みの方向によって決まり、したがって、圧縮によって発生した電圧の極性は引っ張りによって発生した極性の反対となる。したがって、アクチュエータ12が振動すると、セラミック素子67によって発生した電圧は、時間の経過に対して正と負の電圧の間を振動し、発生した振動電気信号の時間は、アクチュエータ12の形状、取付け方法、アクチュエータに付与される力の量に応じて、100〜250ミリ秒の範囲あることが好ましい。
【0085】
アクチュエータ12によって発生した電気信号は、アクチュエータ12に接続された電線14を介して下流の回路素子に印加される。更に詳しくは、第1電線14は電極90に接続され、この電極は凹部80内に延びてアクチュエータ12の凸面12a上の電極88に接触している。好ましくは、電線14は、把持部材75を有する端と反対側のベースプレート70の端に近い凹部の外側の電極90に接続されている。第2電線14は第1プレストレス層64、即ちアクチュエータ12の凹面12c上の電極として働く基板64に直接接続されている。
【0086】
図8を参照すると、スイッチ始動装置を作動させるRF信号を発生させるためにアクチュエータ12は下流側の回路部品に接続されている。これらの回路部品は、整流器31、電圧調整器U2、エンコーダ40(好ましくは周辺機器コントローラ(PIC)チップ)、RF発生器50及びアンテナ60である。図10bは、図10aの信号が整流された後の波形を示す。図10cは、整流された図10bの電気信号が実質的に均一な電圧、好ましくは直流の3.3ボルトに調整された後の波形を示す。
【0087】
図9を参照すると、アクチュエータ12は先ず整流器31に接続されている。好ましくは、この整流器31は、正の電圧のみを通過させるように配置された四つのダイオードテ1、D2、D3、D4を具えたブリッジ型整流器31である。最初の二つのダイオードD1とD2は直列に接続され、即ちD1の陽極はD2の陰極に接続されている。次の二つのダイオードD3とD4は直列に接続され、即ちD3の陽極はD4の陰極に接続されている。ダイオードD2とD4の陽極同士は接続され、ダイオードD1とD3の陰極同士は接続され、これによってブリッジ型整流器が形成されている。この整流器はD2−D4の接続部の方が正にバイアスされ、D1−D3の接続部の方は負にバイアスされている。アクチュエータ12の一方の電線14はダイオードD1とD2の接続部の間に接続され、(アクチュエータ12の反対面に接続された)他方の電線14はダイオードD3とD4の接続部の間に接続されているダイオードD1,D3の接続部は接地されている。コンデンサC11の一方がD2−D4の接続部に接続され、コンデンサC11の他方がD1−D3の接続部に接続され、整流器の各側に電圧を分離している。したがって、D1−D2又はD3−D4の接続部に付与された任意の負電圧は、ダイオードD1又はD3を通ってそれぞれ接地される。D1−D2又はD3−D4の接続部に付与された任意の正電圧は、ダイオードD2又はD4を通ってそれぞれD2−D4の接合部に達する。整流された波形は図10bに示されている。
【0088】
この回路は、整流器31の下流側の入力電気信号の大きさを制御する電圧調節器U2も具えている。この整流器31は、D2−D4の接続部が電圧調整器U2のVinピンに接続され、D1−D3の接続部が電圧調整器の接地ピンに接続された状態で電圧調整器U2に電気的に接続されている。この電圧調整器U2は、例えば3.3ボルトの直流電圧の出力を有するLT1121チップ電圧調整器U2を具えている。出力電圧の波形が図10cに示され、アクチュエータ12に印加される荷重に応じて、約100〜250ミリ秒の時間長さを有する3.3ボルト実質的に均一な電圧信号である。調整された波形が図10bに示されている。この電圧調整器(のVoutピン)からの出力電圧信号は、次に別の導体を経てリレースイッチ290に伝達され、リレースイッチ290の位置を一方の位置から他方の位置に変える。しかし、好ましくは、この出力信号はエンコーダ40を経て回路のRF発生部50に接続される。
【0089】
図8と9を参照すると、電圧調整器U2の出力は、エンコーダ40又はパルス状のトーンを発生する周辺機器制御(PIC)用マイクロコントローラを具えたトーン発生器を働かせるのに使用されることが好ましい。このパルス状トーンは、同調ループアンテナ60を用いてRF信号を放射するRF発生部50を変調する。ループアンテナによって放射された信号は、RF受信装置270とデコーダ280に傍受され、リレーパルスとなってリレー290を作動させる。
【0090】
電圧調整器U2の出力側は、調整器U2の出力電気信号のためのエンコーダ40として作動するPICマイクロコントローラに接続される。更に詳しくは、この出力電圧信号(公称3.3ボルト) のための出力導体は、プログラム可能なエンコーダ40の入力ピンに接続されている。レジスタベースのPICマイクロコントローラのタイプは、8ピンPIC12C5XX 、PIC12C67X 、ベースラインPIC16C5X、ミッドレンジPIC16CXX及びハイエンドPIC17CXX/PIC18CXXを含む。これらのコントローラは、種々の幅のインストラクション・ワードをサポートする修正されたHarverd,RISCアーキテクチュアを採用している。データパスは8ビットの幅であり、インストラクションの幅はPIC16C5X/PIC12C5XXの場合には12ビットの幅であり、PIC12X67X/PIC16CXXの場合には14ビットの幅であり、PIC17CXX/PIC18CXXの場合には16ビットの幅である。PICMICROSはワンタイム・プログラマブルEPROM及びフラッシュ・アンド・マスクROMによって入手可能である。PIC17CXX/PIC18CXXは外部メモリをサポートしている。エンコーダ40は、例えばPICモデル12C671を具えている。PIC12C6XX製品の特徴は、14ビットのインストラクション・セット、小さいパッケージのフットプリント、2.5ボルトの低い作動電圧、取り扱いの中断、内部振動装置、オンボードEEPROMデータメモリ及び深い積層である。PIC12C671は、35の単一ワード・インストラクションによってプログラム可能なCMOSマイクロコントローラであり、1024×14のワードのプログラム・メモリと10MHzの最大速度を有する128バイトのユーザーRAMを具えている。PIC12C671は、8レベルの深さのハートウエア・スタックと二つのデジタル・タイマ(8ビットTMROとウォッチドッグ・タイマ)及び4チャンネル・8ビットA/D変換器に特徴を有する。
【0091】
PICの出力は、方形波、正弦波、鋸歯波その他のプログラム可能な波形を含んでいる。典型的なものとしては、エンコーダ40の出力は0と正電圧、好ましくは+3.3ボルトの間で振動する一連の二元方形波である。各パルスの時間長さ(パルス幅)はエンコーダ40のプログラミングによって決められ、完全波形の時間長さは電圧調整器U2の出力電圧の時間長さによって決められる。コンデンサC5がその一端で電圧調整器U2の出力側に接続され、他端で接地され、電圧調整器U2とエンコーダ40の間のフィルタとして働くようにすることが好ましい。
【0092】
こうして、トーン発生器即ちエンコーダ40としてICを使用することによって、エンコーダ40は種々の値によってプログラム可能となる。エンコーダ40は、エンコーダ40の出力のためのプログラムを単純に変更することによって、多くの独特のコード化された信号の一つを発生させることができる。更に詳しくは、エンコーダ40は十億以上のコードの一つを発生させることができる。一つのアクチュエータ又は送信装置から一つ以上のコードを発生させるために、回路に一つ以上のエンコーダ40を有することも可能であり且つ望ましい。別の例では、複数のアクチュエータと複数のパルス変調副回路の組合せを用いて、種々の独特のコード化された信号を発生させることもできる。別の例では、エンコーダ40は抵抗とコンデンサを有する回路を形成する一つ以上の変換器を具え、その出力をエンコーダ40のRC定数によって決まる周波数を有する方形波とすることもできる。
【0093】
電圧調整器U2の直流出力とエンコーダ40のコード化された出力は、RF発生器50に接続される。コンデンサC6がその一端においてエンコーダ40の出力側に接続され、他端において接地されてエンコーダ40とRF発生器50との間のフィルタとして働く。RF発生器50は、双極接合トランジスタ(BJT)Q1とRFチョークの両方を介してエンコーダ40と電圧調整器U2に接続されたタンク回路で構成されている。更に詳しくは、このタンク回路は、それぞれの端部において互いに(並列に)接続されているコイル(inducer)L2とコンデンサC8を含む共振回路で構成されている。タンク回路の周波数を調節するために、コンデンサC8かコイルL2のいずれか、或いは両方が同調可能であってもよい。コイルL1はRFチョークとして働き、コイルL1の一端は電圧調整器U2に出力側に接続され、コイルL1の反対端はL2−C8タンク回路の第1接続部に接続されている。好ましくは、RFチョークのコイルL1は約0.125インチの直径と30程度の巻数を有するコイルであり、タンク回路のコイルL2のループに接続されている。L2−C8タンク回路の第2の反対側の接続部はBJT Q1のコレクタに接続されている。BJT Q1のベースも抵抗R2を介してエンコーダ40の出力側に接続されている。コンデンサC7はBJT Q1のベースとタンク回路の第1接続部に接続されている。もう一つのコンデンサC9は、BJT Q1のコレクタとエミッタに並列に接続されている。このコンデンサC9はタンク回路のフィードバック特性を改善する。BJT Q1のエミッタは抵抗R3を介して接地されている。BJT Q1のエミッタは、抵抗R3に平列に並列に接続されたコンデンサC10を介して接地されている。抵抗R3に並列接続されているコンデンサC10は、高い周波数においてエミッタからの安定した導通路を提供する。
【0094】
図11と12を参照すると、RF発生器50は同調ループアンテナ60と連携して作動する。好適実施態様においては、タンク回路のコイルL2はループアンテナ60の役目を果たす。更に詳しくは、このコイル/ループアンテナL2は、銅線からなる一つの長方形のループL2とこれに接続された補助の小さなループ即ちジャンパ61とで構成されている。長方形アンテナL2に対する小さなループ61の形状と角度の調節はコイルL2の見掛けの直径を増減させ、したがってRF発生器50のRF送信周波数を同調させるのに使用される。別の実施態様においては、別体の同調アンテナがタンク回路の第2接続部に接続されている。
【0095】
作動する際に、電圧調整器U2からの正電圧出力がエンコーダ40とRFチョークコイルL1に接続される。この電圧はエンコーダ40を駆動してコード化された方形波の出力を発生させ、これが抵抗R2を介してBJT Q1のベースに接続される。コード化された方形波の電圧がゼロの場合、BJT Q1は非励起状態のままであり、コイルL1A 通じて電流は流れない。コード化された方形波が正である場合には、BJT Q1のベースは抵抗R2を介して励起される。BJT Q1が励起されると、コレクタからエミッタまでベースを横切って電流が流れ、電流はコイルL1を通っても流れる。方形波がゼロ電圧に戻ると、BJT Q1のベースは再び非励起状態になる。
【0096】
チョークコイルL1を横切って電流が流れると、タンク回路のコンデンサC8は充電される。タンク回路のコンデンサC8が充電されると、タンク回路は回路のLC定数によって決められた周波数で共振を開始する。例えば、タンク回路が7ピコファラッドのコンデンサと0.7×0.3インチの一つの長方形のループからなるコイルL2を有する場合、タンク回路の共振周波数は310MHzである。チョークコイルL1の磁場が変化するとタンク回路から上流側への電流の流れに対抗する電界が生じるので、チョークコイルL1は回路(PIC)の上流側部品へのRFの漏洩を防止する。RF信号を発生させるためには、RFの範囲内で周波数と共に電荷が変化しなければならない。こうして、タンク回路のコイル/同調ループアンテナL2で振動する電荷によって、好ましくは310MHzのRF信号が発生する。変換器の方形波出力がBJT Q1をオン・オフすると、ループアンテナ60から発生する信号は、100〜250ミリ秒の時間長さとエンコーダ40によって決められたパルス幅(典型的には約310MHzのRF周波数において0.1〜5.0ミリ秒程度)を有するパルス状RF信号となって、20〜2500パルスを発生させる。RF発生セクション50は複数の周波数に同調可能である。したがって、この送信装置は多くの独特のコード化が可能なだけではなく、異なる周波数においてこれらの各コードを発生させることができ、このことは独特の周波数/コード信号の可能な組合せの数を大幅に増やすことができる。
【0097】
RF発生器50とアンテナ60はRF受信装置270と連携して作動する。更に詳しくは、RF送信装置60の近傍(約300フィート)のRF受信装置270は、RF発生器50によって送信されたパルス状RF信号を受信することができる。このRF受信装置270はパルス状RF信号(トーン)を遮る受信アンテナ270を具えている。このトーンは受信アンテナ270においてパルス状電気信号を発生させ、これはデコーダ280として働くマイクロプロセッサ・チップに入力される。デコーダ280はRF信号を除くすべての信号をフィルタして除去し、例えばRF発生器50から発生した信号のみを受信するようにプログラムされている。外部電力源もマイクヤプロセッサ/デコーダ280に接続されている。RF発生器50からの遮られたトーンに呼応して、デコーダチップはパルス状電気信号を発生する。デコーダ280に接続されたこの外部電力源は、チップによって発達させられたパルス状電圧の出力信号を増強する。この増強された(例えば交流の120ボルトの)電圧パルスは、次に、リレー内のスイッチの位置を変更するために従来型のリレー290に印加される。リレースイッチの位置の変更は、双極型スイッチを有する電気装置をオン・オフさせ、或いは多位置スイッチの数個の位置のいずれかに位置決めするのに使用される。リレー290を可撓性張力型変換器エレメント12の一回の押し下げと回復サイクルに対して一回だけ作動させるように、ゼロ電圧スイッチエレメントを付加してもよい。
【0098】
(学習可能なスイッチ始動システム)
特定のトーンを受信するように同調されたリレーを制御するために、異なるトーンを発生させる幾つかの異なるRF送信装置が使用されてもよい。別の実施態様においては、デジタル化されたRF信号はコード化され、そしてそのデジタル化されたRF信号によってコード化されたリレーのみを作動させるように(車庫のドア開閉装置の場合のように)コード化され且つプログラム可能である。換言すれば、このRF送信装置は少なくとも一つのトーンを発生させることが可能であるが、複数のトーンを発生させることが可能なことが好ましい。最も好ましくは、各送信装置は一つ以上の独特のコード化された信号によってプログラムされている。トーンを発生させるためのプログラム可能なICは、10億以上のコードと均等な2030以上の独特の信号コードを持っているので、これは容易に行なえる。最も好ましくは、本発明は、建物のライト、電気器具、保安システム等を作動させるための複数の送信装置と一つ以上の受信装置からなる一つのシステムを具えている。これらの装置の遠隔制御のためのこのシステムにおいて、ライト、電気器具及び/又はシステムを作動させるための送信装置には非常に多数のコードが利用可能であり、各送信装置は少なくとも一つの独特の、恒久的な、ユーザー側で変更できないコードを有している。ライト、電気機具及び/又はシステムにおけるこの受信装置/コントローラのモジュールは、コントローラが一つ以上の送信されたコードによって動かされて、二つ以上の送信装置が同じライト、電気器具及び/又はシステムを作動できるようにプログラム可能であって、異なる送信装置に対応する多数の異なるコードを記憶し、読み出すことができる。
【0099】
この遠隔制御システムは、遠隔送信装置の独特のコードを学習し、受信装置/コントローラ・モジュールが関係するこのシステム、ライト、電気器具等に関連する機能を実行させる受信装置/コントローラを具えている。一実施態様においては、この遠隔制御システムは、内外の照明、家庭用器具或いは保安システムのために好適に用いられる。好ましくは複数の送信装置が設けられ、各送信装置は独特の、恒久的な、ユーザー側で変更できないコード少なくとも一つのコードを有し、二つ以上の異なる送信装置に対応して二つ以上のコードを受信して記憶する。送信装置に記憶可能なコードの数は非常に大きく、例えば10億コード以上である。
【0100】
受信装置は多数の送信されたコードを学習することができるデコーダ・モジュールを有し、これによって受信装置内のコードスイッチを省略して、ライトや電気器具を作動させる多数の送信装置を提供する。こうして、本発明によれば、送信装置と受信装置におけるコード選択スイッチの必要性が無くなる。
【0101】
図8を参照すると、受信モジュール101は、一つ以上の送信装置126と127から送信された無線周波数信号を受信し、その入力をデコーダ280に供給し、デコーダはその出力をマイクロプロセッサ・ユニット244に提供する。マイクロプロセッサ・ユニット244はリレー装置290又はコントローラに接続され、これは二つ以上の動作モード即ちオン、オフ、暗い等の幾つかの動作モードの一つにスイッチを入れる。スイッチ222が受信装置及びマイクロプロセッサ244に接続されたスイッチユニット219に装着されている。このスイッチ222は、「動作」及び「プログラム」位置の間を移動可能な二つの位置スイッチであって、動作及びプログラム・モードを設定する。
【0102】
本発明においては、送信装置126と128等の各送信装置は送信装置に含まれているトーン発生器/エンコーダ40によって決められた少なくとも一つの独特のコードを有している。受信装置ユニット101は、従来技術において送信装置や受信装置のいずれかに使用されていたコードスイッチを不要にする多数の異なる送信コードを記憶することが可能である。これによって、ユーザーが送信装置と受信装置のコードスイッチを合わせる必要も無くなる。好ましくは、受信装置101は、マイクロプロセッサ144の記憶箇所147に受け入れ可能な量まで、多数の送信されたコード、例えば100以上のコードを受信することが可能である。
【0103】
ライトや電気器具等のためのコントローラ290が最初に設置される場合、スイッチ222はプログラム・モードに動かされ、第1送信装置126は、この送信装置126に独特なコードが送信されるように励起される。このことは、アンテナ270を有する受信モジュール101に受信され、デコーダ260によってコード化され、マイクロプロセッサ244に供給される。次に送信装置126のコードはメモリアドレス記憶装置247に供給され、それに格納される。スイッチ222が動作モードを移動させると、送信装置126は励起され、BJTQ1のベースは再び非励起状態になる。スイッチ222が動作モードに進められ、トランスミッタ126が励起されると、レシーバ270、デコーダ280およびマイクロプロセッサ244は、受信したコードを、メモリアドレス記憶装置247の第一のメモリーロケーションに格納されているトランスミッタ126のコードと比較する。格納されているトランスミッタ126のメモリアドレスは、トランスミッタ126の送信済みコードと一致するので、マイクロプロセッサ244は、ライトや電気器具用のコントローラ290を励起し、その結果、装置を励起するか、電源を落とすか、さもなければ作動する。
【0104】
第二のトランスミッタ128のコードを格納するために、スイッチ222は、再びプログラム・モードに進められ、トランスミッタ128は励起される。これにより、レシーバ270およびデコーダ280は受信した信号をデコード(符号化)し、該デコード済み信号をマイクロプロセッサ244に供給する。マイクロプロセッサ244は、ついで、トランスミッタ128のコード化された信号をメモリアドレス格納装置247に供給し、そこで第二のアドレス格納ロケーションに格納される。その後、スイッチ22は、動作位置に進められ、トランスミッタ126および128のいずれかが励起されるとき、レシーバ270、デコーダ280およびマイクロプロセッサ244は、ライトや電気器具用のコントローラ290を励起し、その結果、装置を励起するか、電源を落とすか、さもなければ作動する。あるいは、第一のトランスミッタ126および第二のトランスミッタからの信号は、コントローラ290に異なる独特のアクションを行わせ得る。
【0105】
こうして、送信装置126と128のコードはプログラム・モードの際にメモリアドレス記憶装置247に送信されてそこに記憶され、その後、システム、ライト、電気器具のコントローラ290は送信装置126又は128のいずれか又は両方に呼応する。任意の所望の数の送信装置が、システム、ライト、電気器具をメモリアドレス記憶装置247の利用可能な記憶箇所において作動できるようにプログラム可能である。
【0106】
本発明は、従来技術のシステムが行なっていたような、二値スイッチを送信装置又は受信装置にセットする必要性を解消する。本発明は、多数の送信装置の特定のコードが受信モジュール101のメモリアドレス記憶装置247に記憶・維持されているので、コントローラが多数の異なった送信装置に呼応することも可能である。
【0107】
本発明の更に別の実施態様においては、各送信装置126又は128が、システム、ライト或いは電気器具を制御するための二つ以上の独特のコードを具えている。一つのコードは、マイクロプロセッサにおいて「オン」位置に対応し、もう一つのコードはマイクロプロセッサ244においてコントローラ290の「オフ」位置に対応している。別の例では、これらのコードは、音響装置の音量を上げたり下げたり、又は照明を薄暗くしたり明るくしたりするための「増」、「減」に対応している。最後に、送信装置126又は128の独特のコードは、スイッチの所望の設定に応じて、マイクロプロセッサがコントローラ290の「オン」、「オフ」、「増」、「減」位置として解釈する四つのコードを含んでいてもよい。別の例では、送信装置126或いは128は二つのコードのみを持っていてもよいが、マイクロプロセッサ244は「オン」、「オフ」信号が繰り返して押された場合には、それぞれ明るくすること及び暗くすることと解釈するようになっている。
【0108】
本発明のもう一つの実施態様においては、受信モジュール101は一回のステップで送信コードを受けるように学習させられることもできる。基本的には、受信モジュール101のマイクロプロセッサ244におけるメモリ247はそこにコードが記憶される「スロット」を有する。例えば、一つのスロットはメモリ247が受けたすべてのオンコードのためのものであり、別のスロットはすべてのオフコードのためのものであり、更に別のスロットはすべての30%薄暗くするコードのためのものである。
【0109】
各送信装置126は特定のコードの組を有している。例えば、一つの送信装置は一つだけのコード、「トグル」コードを有する場合、送信モジュール101は電流の状態を逆転させるだけであることを知っており、それがオンであればオフにし、オフであればオンにする。別の例では、送信装置126は電気器具の複雑な制御のために多くのコードを有している。これらのコードのそれぞれは「独特」のものである。送信装置126はそのコードの組を、受信装置101がどのスロットがそれぞれのコードに対応するかが判るやり方でそのコードを送信する。また、送信装置126で発生可能な長い電気信号の場合、機械的に生じた電圧によってもコードの組は一回で送信可能である。バックアップとして、もしそれが真実でなければ、そして無線送信が我々が利用可能なものより更に電気的に使用される場合には、各送信装置と受信目標との間に一時的な或る種の有線接続(図示しないジャンパ)が可能である。ここに開示された実施態様は、受信装置を学習させるのに送信装置と受信装置を手動或いは機械的に相互作用させているが、例えば「学習」コードを無線送信することによって受信装置を再プログラム・モードにすることが望ましい。
【0110】
本発明の更に別の実施態様においては、送信装置126は複数の独特のコードを有し、送信装置は、マイクロプロセッサ244のメモリ配置スペース247にプログラムされているこれらのコードの中からランダムに一つを選ぶことができる。
【0111】
本発明の別の実施態様においては、送信装置126は手動で信号を出させる必要はなく、窓、ドア、安全装置やフットセンサの動き等の機械力によって容易に作動させられ、盗難警報センサーは保安システムと押し入られた部屋のライトに同時に信号を送ることもできる。同様に、送信装置126はその他の装置と組み合わせることもできる。例えば、送信装置126は車庫のドアの開閉装置内に設置され、車庫のドアが開けられた場合に家の一つ以上のライトを点けることもできる。
【0112】
更に、送信装置は中央システムまたはリピータと対話することができ、ここから信号は有線又は無線手段を通じてライトや電気器具に再送信される。このようにして、一つの送信装置/受信装置、又は多くの受信装置と相互作用を行なう多くの受信装置、一つ以上の受信装置と対話できる幾つかの送信装置、及び一つ以上の送信装置によって制御される幾つかの受信装置を持つことができ、システムと無線送信装置とを相互作用させる広範なシステムを提供することができる。また、送信装置と受信装置は、SMARTHOME 又はBLUETOOTH のような有線通信と対話可能な能力を持つこともできる。
【0113】
本発明の好適実施例においては、機械的なものから電気的なものに変換する作動手段について述べたが、本発明の範囲には、送信装置に電池を具えて送信装置に動力を付与したり補ったりするものも含まれる。例えば、再充電可能な電池を送信回路に設け、電気−機械的アクチュエータによって再充電してもよい。これらの再充電可能な電池は、送信装置の電力をバックアップする。
【0114】
本発明は、受信システムを、プログラム・モードの際に受信装置に記憶させることができる独特のコードを有する複数の受信装置の一つに応答するようにすることが可能である。「プログラムモード・スイッチ」222がプログラム位置に動かされる度に、異なる記憶領域が接続されて、新規な受信装置コードがそのアドレスに記憶される。全てのアドレス記憶容量が使用された後、新たなコードを記憶する前にすべての古いコードを消去するのに、補助のコードが使用される。
【0115】
本発明は、交流120ボルト(ヨーロッパでは交流220ボルト)の電線を家屋の各スイッチまで引くことを不要にする。代わりに、より高電圧の交流空中電線を電気器具やライトまで引くだけでよく、これらは自蔵動力式スイッチ装置とリレースイッチを介して作動される。本発明は、孔を開ける作業、電線を各スイッチまで或いは壁の中に引く作業に関する初期コスト並びに補修コストを節約する。本発明は、特に保存されている歴史的構造物に対して有用である。なぜならば、これらの構造物の壁を壊して再建築する必要がないからである。本発明は、コンクリートスラブを用いた構造物及び/又は漆喰構造物等のコンクリート構造物にも有用であり、これらの構造物の壁面や床に電線を引く必要がない。
【0116】
上記の説明には多くの例が含まれているが、これらは本発明の範囲を限定するものではなく、一つの好適実施例の例に過ぎない。例えば、多くの他の変形も可能である。
【0117】
圧電装置に加えて、電気作動式エレメントは磁歪型或いは強誘電型装置を具えることもできる。
【0118】
アクチュエータは円弧形状でなく、平坦であってなお変形可能であってもよい。
【0119】
複数の高変形圧電アクチュエータを互いに積層して接合してもよい。
【0120】
複数の圧電アクチュエータを互いに隣接して置いてもよい。
【0121】
大きい或いは異なる形状のサンダーエレメントを、高い衝撃を発生させるのに使用してもよい。
【0122】
圧電素子は可撓性張力型アクチュエータ又は直接モードの圧電アクチュエータであってもよい。
【0123】
次のエレメント又はスイッチプレートのフレーム部材に対する一つのエレメントの摩擦と磨耗を減らすために、アクチュエータと凹部又はスイッチプレートとの間に軸受材料を配置してもよい。
【0124】
アクチュエータに圧力を付与する他の手段として、単純な手による圧力の付与、ローラ、圧力プレート、トグル、ヒンジ、ノブ、スライダ、加撚機構、解放ラッチ、ばね荷重装置、フットペダル、ゲーム用コンソール、交通活動、及びシート作動型装置等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0125】
【図1】本発明に用いられる可撓性張力型圧電アクチュエータの構造の詳細を示す側面図である。
【図1a】補助のプレストレス層を有する図1の可撓性張力型圧電アクチュエータの構造の詳細を示す側面図である。
【図2】本発明の改変例に用いられる別の多層可撓性張力型圧電アクチュエータの構造の詳細を示す側面図である。
【図3】アクチュエータの中心に力を付与し、そして除去するための装置の一実施態様の側面図である。
【図4】力が加えられたアクチュエータの変形を示す図3の装置の側面図である。
【図5】急速解放装置の傾きによって力が除去されたアクチュエータの復帰を示す図3の装置の側面図である。
【図6】可撓性張力型圧電アクチュエータを変形させて電気信号を発生させる本発明の作動装置の側面図である。
【図7】可撓性張力型圧電アクチュエータの変形させて電気信号を発生させる本発明の好ましい作動装置の側面図である。
【図8】図6と7の装置によって発生した電気信号を用いる回路の構成部品を示すブロックダイアグラムである。
【図9】図8の回路の詳細な回路図である。
【図10a】アクチュエータによって発生した電気信号、整流された電気信号及び調整された電気信号を示す。
【図10b】アクチュエータによって発生した電気信号、整流された電気信号及び調整された電気信号を示す。
【図10c】アクチュエータによって発生した電気信号、整流された電気信号及び調整された電気信号を示す。
【図11】誘導子の断面を最大にする位置におけるジャンパを示す、図8の同調ループアンテナの平面図である。
【図12】誘導子の断面を最小にする位置におけるジャンパを示す、図8の同調ループアンテナの平面図である。
【図13】本発明の好適なデフレクタアセンブリと、アクチュエータを取り囲むケーシングの側面図である。
【図14】スライドパドルを用いたデフレクタアセンブリの別の実施態様の側面図である。
【図15a】ケーシングと、急速解放機構を用いたデフレクタアセンブリの好適実施態様を示す、図13の線15−15に沿った側断面図である。
【図15b】ケーシングと、急速解放機構を用いたデフレクタアセンブリの好適実施態様を示す、図13の線15−15に沿った側断面図である。
【図15c】ケーシングと、急速解放機構を用いたデフレクタアセンブリの好適実施態様を示す、図13の線15−15に沿った側断面図である。
【図16a】図14の線16−16に沿った側断面図である。
【図16b】図14の線16−16に沿った側断面図である。
【図16c】図14の線16−16に沿った側断面図である。
【図16d】図14の線16−16に沿った側断面図である。

Claims (19)

  1. 自蔵動力式スイッチシステムであって、
    可撓性張力変換器を具え、該可撓性張力変換器は
    電極を有する対向する第1、第2の主要表面を有する第1の電気作動式部材を具え、
    前記第1主要表面は実質的に凸面をなし、前記第2主要表面は実質的に凹面をなし、
    前記第1電気作動式部材の前記第2主要表面に接合されたプレストレス層を具え、
    前記プレストレス層は前記電気作動式部材に圧縮力を印加し、
    前記プレストレス層は、前記第1前記電気作動式部材の前記凹面に隣接して、第1及び第2端を有し、
    前記可撓性張力変換器は、前記可撓性張力変換器に力が加わると第1位置から第2位置に変形するように構成され、そして
    前記第2位置に変形すると、前記可撓性張力変換器は前記第1主要電極表面と第2主要電極表面との間に第1電圧を発生するように構成され、
    前記プレストレス層の前記第1端を維持するための装着部材を具え、
    該装着部材は前記プレストレス層の前記第1端と前記可撓性張力変換器の前記凸面とに隣接するプレートを具え、
    前記装着部材は前記プレストレス層の前記第1端と前記可撓性張力変換器の前記凹面とに隣接する把持手段を具え、
    力を前記プレストレス層の前記第2端に加えるための圧力付与手段であって、前記可撓性張力変換器を前記第1位置から前記第2位置まで変形させて、前記第1電圧を発生させるように構成された圧力付与手段を具え、
    前記第1電気作動式部材の前記第1電極主要表面に電気的に接続する第1導体を具え、
    前記第1電気作動式部材の前記第2電極主要表面に電気的に接続する第2導体を具え、
    前記第1及び第2導体に電気的に接続された第1信号送信手段を具え、
    該第1信号送信手段はアンテナに接続された第1無線周波数発生補助回路を具え、
    前記第1信号送信手段によって送信された第1信号を受信する信号受信手段を具え、
    該信号受信手段は、前記信号送信手段によって送信された前記第1信号に呼応して第2信号を発生するように構成され、
    第1位置と第2位置を有するスイッチを具え、
    該スイッチは前記信号受信手段に通じており、
    前記スイッチは前記第2信号に呼応して前記第1位置と前記第2位置との間で変化するするように構成されている自蔵動力式スイッチシステム。
  2. 前記装着手段が、更に前記プレートに凹んだ表面を形成する凹部を具え、該凹んだ表面は、前記プレストレス層の前記第1端と前記電気作動式部材とに隣接する前記可撓性張力変換器の前記凸面の少なくとも一部に実質的に順応し、
    前記凹部内に導体シートを具え、該導体シートは前記電気作動式部材の前記第1主要電極表面と前記第1導体とに電気的に接触している請求項1記載のスイッチシステム。
  3. 前記装着手段が、更に前記プレートの前記凹部内に可撓性材料を具え、該可撓性材料は前記凹んだ表面と前記導体シートとの間に配置されている請求項2に記載のスイッチシステム。
  4. 更に、
    入力側と出力側を有する電圧調整器を具え、
    前記電圧調整器の前記入力側は前記第1、第2導体に電気的に接続され、
    前記電圧調整器の前記出力側は前記信号送信手段に電気的に接続されている請求項3に記載のスイッチシステム。
  5. 更に、
    前記可撓性張力変換器に並列に接続された陽極と陰極を有するダイオードを具え、
    該ダイオードの前記陰極は前記第1導体と前記電圧調整器の前記入力側に電気的に接続され、
    前記ダイオードの前記陽極は前記第2導体と前記電圧調整器の前記入力側に電気的に接続され、
    前記ダイオードは前記第1電気作動式部材の第1及び第2主要電極表面に並列に接続されている請求項4に記載のスイッチシステム。
  6. 前記信号送信手段が、更に
    入力側と出力側とを有するトーン発生補助回路を具え、
    前記トーン発生補助回路の前記入力側は前記電圧調整器の前記出力側に接続され、
    前記トーン発生補助回路の前記出力側は前記第1無線周波数発生補助回路に接続されている請求項5に記載のスイッチシステム。
  7. 前記トーン発生補助回路が、
    入力側と出力側とを有する振動アレーを具え、
    該振動アレーの前記入力側が前記電夏調整器の前記出力側に接続され、
    接地されたエミッタと前記振動アレーの前記出力側とに接続されたベースとを有するトランジスタを具え、
    前記第1無線周波数発生補助回路が第1及び第2の接続部を有する共振補助回路を具え、
    前記共振補助回路の前記第1接続部が前記電圧調整器に接続され、
    前記共振補助回路の前記第2接続部が前記トランジスタのコレクタに接続されている請求項6に記載のスイッチシステム。
  8. 前記無線周波数発生補助回路が更に、
    前記電圧調整器の前記出力側と前記共振補助回路との間に直列に接続されたチョークを具えている請求項7に記載のスイッチシステム。
  9. 前記共振補助回路が、
    第1及び第2プレートを有する第1コンデンサと、
    第1及び第2端を有する第3導体のコイルループとを具え、
    前記第1コンデンサの前記第1プレートは前記第5導体の前記第1端に接続されて、前記共振補助回路の前記第1接続部を形成している請求項8に記載のスイッチシステム。
  10. 前記振動アレーが、更に、前記電圧調整器の前記出力側と前記トランジスタの前記ベースとの間に接続された変換器アレーを具えている請求項9に記載のスイッチシステム。
  11. 前記無線周波数チョークがコイルをを具えている請求項10に記載のスイッチシステム。
  12. 前記共振補助回路が、更に、
    前記第5導体にそれぞれが接続された第1及び第2端を有する第6の導体を具えた同調ジャンパを具え、
    該同調ジャンパは前記第1及び第2端に枢支されて、前記第5導体に対して回動するように構成されている請求項11に記載のスイッチシステム。
  13. 前記第無線周波数発生補助回路が、第2無線周波数発生補助回路とは異なる第1周波数に同調可能である請求項12に記載のスイッチシステム。
  14. 前記第トーン発生器と前記第1無線周波数発生補助回路が、少なくとも一つのプログラム可能な集積化インターフェースコントローラ回路を具えている請求項13に記載のスイッチシステム。
  15. 前記信号受信手段が、更に、
    前記第1無線周波数発生補助回路によって送信された前記第1信号と、前記第2無線周波数発生補助回路によって送信された第2信号とを遮断する第1無線信号受信装置と、
    前記無線信号受信装置と前記スイッチとの間に電気的に接続され、前記第1及び第2遮断信号に呼応してスイッチ信号を発生する解読手段を具えている請求項14に記載のスイッチシステム。
  16. 前記解読手段が、更に、
    一つ以上の信号のプロファイルを記憶するメモリと、
    前記第1又は第2遮断信号が前記メモリ内の一つ以上の前記信号フロファイルに合致するか否かを決めるための比較手段とを具え、
    前記解読手段は、前記比較手段が前記第1遮断信号が前記メモリ内の一つ以上の信号プロファイルに合致したことを決めると、これに呼応してスイッチ信号を発生し、
    前記解読手段は、前記比較手段が前記第2遮断信号が前記メモリ内のいずれの信号プロファイルにも合致しないことを決めても、これに呼応してスイッチ信号を発生せず、
    前記スイッチは、前記解読手段から発生した前記スイッチ信号に呼応して、前記第1位置から前記第2位置に変わるように構成されている請求項16に記載のスイッチシステム。
  17. 前記解読手段が、
    前記第1遮断信号と前記第2遮断信号との差を求めるマイクロプロセッサを具えている請求項16に記載のスイッチシステム。
  18. 前記解読手段が、更に、
    一つ以上の信号プロファイルを前記メモリに入れる記憶手段を具えている請求項17に記載のスイッチシステム。
  19. 前記記憶手段が、更に、第3無線周波数発生補助回路によって送信された第3信号を遮断する第2の無線信号受信装置を具えている請求項18に記載のスイッチシステム。
JP2003511265A 2001-07-03 2002-07-03 自蔵動力式スイッチ始動システム Pending JP2004537827A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US30299001P 2001-07-03 2001-07-03
PCT/US2002/021152 WO2003005388A2 (en) 2001-07-03 2002-07-03 Self-powered switch initiation system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004537827A true JP2004537827A (ja) 2004-12-16
JP2004537827A5 JP2004537827A5 (ja) 2006-02-23

Family

ID=23170104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003511265A Pending JP2004537827A (ja) 2001-07-03 2002-07-03 自蔵動力式スイッチ始動システム

Country Status (13)

Country Link
US (3) US7084529B2 (ja)
EP (1) EP1421632B2 (ja)
JP (1) JP2004537827A (ja)
KR (1) KR100945202B1 (ja)
CN (2) CN102594329A (ja)
AP (1) AP1672A (ja)
AT (1) ATE456160T1 (ja)
AU (1) AU2002320270B2 (ja)
DE (1) DE60235173D1 (ja)
IL (2) IL159658A0 (ja)
MX (1) MXPA04000103A (ja)
WO (1) WO2003005388A2 (ja)
ZA (1) ZA200400878B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009001769A1 (ja) * 2007-06-27 2010-08-26 アルプス電気株式会社 電歪アクチュエータモジュール
JP2010536153A (ja) * 2007-08-05 2010-11-25 マスコ コーポレイション 無線スイッチングアプリケーション
JP2012210090A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Seiko Epson Corp 圧電型発電機とその製造方法、及びセンサーノード
WO2017098704A1 (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 発電装置及びこれを備えた電子機器

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10025561A1 (de) 2000-05-24 2001-12-06 Siemens Ag Energieautarker Hochfrequenzsender
EP1421632B2 (en) * 2001-07-03 2015-01-07 Face International Corporation Self-powered switch initiation system
DE10150128C2 (de) 2001-10-11 2003-10-02 Enocean Gmbh Drahtloses Sensorsystem
FR2837920B1 (fr) * 2002-03-27 2004-06-18 Philippe Maubant Dispositif de mesure extensometrique
DE10319125A1 (de) * 2003-04-28 2004-12-02 Siemens Ag Funkgerät und Verfahren zum Betrieb eines Funkgerätes
WO2005041464A2 (en) * 2003-10-24 2005-05-06 Face Bradbury R Self-powered, electronic keyed, multifunction switching system
GB0413316D0 (en) * 2004-06-14 2004-07-14 Timeguard Ltd Electrical switches
WO2006009540A1 (en) * 2004-06-19 2006-01-26 Face Bradbury R Self-powered switch initiation system
JP3866258B2 (ja) * 2004-08-24 2007-01-10 太平洋セメント株式会社 圧電デバイスおよびこれを備える圧電スイッチ
DE102005020006A1 (de) * 2005-04-27 2006-11-09 Eoa Automotive Gmbh & Co.Kg Leitungsfreies energieautarkes Schaltelement
US20080169725A1 (en) * 2007-01-12 2008-07-17 Shan-Yi Yu Piezoelectric actuation system
WO2009145747A1 (en) * 2007-05-24 2009-12-03 Face Bradbury R Lighting fixture with low voltage transformer & self-powered switching system
EP2177088A1 (en) * 2007-08-05 2010-04-21 Masco Corporation Wireless scene arrangement
GB0801706D0 (en) * 2008-01-31 2008-03-05 Eja Ltd Safety switch
US20090303013A1 (en) * 2008-06-05 2009-12-10 The University Of Akron Systems and methods for wireless control of equipment
KR100984333B1 (ko) * 2008-07-18 2010-09-30 국방과학연구소 전기 기계 변환기 및 그 제작방법
US20110142522A1 (en) * 2009-12-11 2011-06-16 Bert Yeh Typing to generate electricity
CN101866768B (zh) * 2010-04-30 2012-06-27 浙江师范大学 环保型灯具遥控开关
KR101077278B1 (ko) 2010-10-15 2011-10-27 엘에스산전 주식회사 전자 개폐장치
CN102693854B (zh) * 2012-05-23 2015-01-28 浙江师范大学 一种灯具遥控开关
EP2894785A1 (en) 2014-01-09 2015-07-15 Open APP Contactless switch
DE102014209192A1 (de) * 2014-05-15 2015-11-19 Zf Friedrichshafen Ag Schaltvorrichtung für einen Funktaster, Funktaster und Verfahren zum Erzeugen eines Schaltsignals eines Funktasters
CN104483856B (zh) * 2014-11-07 2017-02-15 国网上海市电力公司 空调电源彻底切断系统
CN104390248A (zh) * 2014-12-01 2015-03-04 国网上海市电力公司 采用电源彻底切断系统的微波炉
KR102149390B1 (ko) * 2015-07-14 2020-08-28 삼성전기주식회사 무선 신호 전송 장치 및 그를 이용한 무선 조명 제어 장치
KR102127813B1 (ko) * 2015-09-17 2020-06-29 삼성전기주식회사 무선 스위치
CN109075785B (zh) * 2016-03-21 2022-04-15 迪尔阿扣基金两合公司 操作装置、特别是用于电子家用设备的操作装置
WO2017196945A1 (en) * 2016-05-10 2017-11-16 Cornell University Apparatus and methods for detecting a vibratory signal
KR102578502B1 (ko) 2016-08-01 2023-09-15 삼성전자주식회사 안테나를 포함하는 전자 장치
EP3327935B1 (de) * 2016-11-23 2020-10-28 IQfy GmbH Sensor zur erfassung der belegung von sitz- und liegemöbeln
USD848958S1 (en) 2017-02-08 2019-05-21 Eaton Intelligent Power Limited Toggle for a self-powered wireless switch
US10541093B2 (en) 2017-02-08 2020-01-21 Eaton Intelligent Power Limited Control circuits for self-powered switches and related methods of operation
CN107464714B (zh) * 2017-08-17 2019-01-11 浙江师范大学 一种压电式灯具开关
CN107565948B (zh) * 2017-08-17 2020-05-08 浙江师范大学 一种自供电压电开关
US11393311B2 (en) * 2020-07-01 2022-07-19 Robert Kevin Grennan Security system and apparatus
KR102330897B1 (ko) * 2020-08-06 2021-12-01 한국과학기술연구원 인장력 감지 장치
CN112653437B (zh) * 2020-12-09 2024-02-13 厦门大学 一种无延时开关电路、开关及超声波损伤诊断和检测设备
CN115031831B (zh) * 2022-06-20 2023-04-07 清华大学 声共振开关装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63225130A (ja) * 1987-03-16 1988-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ノツクセンサ
JPH04273031A (ja) * 1990-08-31 1992-09-29 Atochem North America Inc 材料センサー
JPH06319088A (ja) * 1993-05-07 1994-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像・音声制御装置
JPH08214472A (ja) * 1995-02-01 1996-08-20 Canon Inc 遠隔無線スイッチ装置
JPH08509576A (ja) * 1993-02-23 1996-10-08 リサーチ・コーポレーション・テクノロジーズ・インク 一体的になされ応力があらかじめ与えられたセラミック装置およびその製造方法
JPH112514A (ja) * 1997-04-14 1999-01-06 Renishaw Plc プログラム可能なプローブ・システム
JPH11503272A (ja) * 1995-04-04 1999-03-23 アメリカ合衆国 薄層複合一形態強誘電ドライバー及びセンサー
WO2001045139A2 (fr) * 1999-12-16 2001-06-21 Schneider Electric Industries Sa Dispositif autonome de commande a distance, appareil et installation electrique comportant un tel dispositif
JP2001308405A (ja) * 2000-04-21 2001-11-02 Suzuki Sogyo Co Ltd 圧電素子ユニット
JP2002508120A (ja) * 1997-06-18 2002-03-12 クリーダンス システムズ コーポレイション 較正可能な遅延を伴うプログラム可能な遅延回路
JP2002512096A (ja) * 1998-04-17 2002-04-23 カーディアック ペースメーカーズ,インコーポレイティド 心臓内リード線システム

Family Cites Families (218)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US447921A (en) 1891-03-10 Nikola tesla
US1872257A (en) 1930-12-05 1932-08-16 James D Durkee Radio alarm system
US2565158A (en) 1947-08-11 1951-08-21 Brush Dev Co Hydraulic electromechanical transducer
US2813242A (en) 1954-03-12 1957-11-12 Lloyd R Crump Powering electrical devices with energy abstracted from the atmosphere
US2874292A (en) 1956-05-21 1959-02-17 Skyline Products Inc Emergency signaling device
US3219850A (en) 1957-09-16 1965-11-23 Clevite Corp Electromechanical transducers
US2995633A (en) 1958-09-25 1961-08-08 Henry K Puharich Means for aiding hearing
US3077574A (en) 1959-04-20 1963-02-12 Admiral Corp Self powered compressional wave transmitter
US3093760A (en) 1960-06-15 1963-06-11 Bosch Arma Corp Composite piezoelectric element
US3230455A (en) 1962-12-05 1966-01-18 Jr James P Kosta Self-powered pulse radio transmitter
US3370567A (en) 1963-07-03 1968-02-27 Packard Bell Electronics Corp Remote control unit
US3270283A (en) 1963-10-04 1966-08-30 Ikrath Kurt Mechanically-actuated radio transmitter
US3315166A (en) 1964-08-18 1967-04-18 Lloyd R Crump Hand operated pocket size emergency signalling device
US3553588A (en) * 1967-09-28 1971-01-05 Loral Corp Transmitter piezoelectric power supply
US3456134A (en) 1967-10-05 1969-07-15 Us Health Education & Welfare Piezoelectric energy converter for electronic implants
US3596262A (en) 1968-01-08 1971-07-27 Southwest Res Inst Telemetry measuring apparatus
US3614760A (en) 1968-12-27 1971-10-19 Arthur L Zimmer Signaling apparatus
US3697975A (en) 1969-08-06 1972-10-10 Safety Signaling Inc Remotely controlled switching system
US3621398A (en) 1969-10-30 1971-11-16 Solid State Technology Emergency transmitter power supply
US3633106A (en) 1970-04-03 1972-01-04 Solid State Technology Emergency signalling transmitter
US3624451A (en) 1970-05-04 1971-11-30 Avco Corp Efficient low voltage piezoelectric power supply
US3943936A (en) 1970-09-21 1976-03-16 Rasor Associates, Inc. Self powered pacers and stimulators
US3781955A (en) 1970-12-21 1974-01-01 V Lavrinenko Method of making a piezoelectric element
US3683211A (en) 1971-04-05 1972-08-08 Rca Corp Ferro-electric transformers with means to supress or limit resonant vibrations
US3735412A (en) 1971-07-13 1973-05-22 Ambler Electronics Remote control systems
JPS4871823A (ja) 1971-12-27 1973-09-28
US3949247A (en) 1972-03-10 1976-04-06 Siemens Aktiengesellschaft Mounting arrangement for a piezoelectric element
US3796958A (en) 1972-07-14 1974-03-12 Westinghouse Electric Corp Transmitter circuit
US3781836A (en) 1972-07-14 1973-12-25 Westinghouse Electric Corp Self-powered wireless intrusion alarm system
US3824857A (en) 1972-08-07 1974-07-23 Electric Machinery Mfg Co Temperature measuring system for rotating machines
US3827038A (en) 1972-10-26 1974-07-30 Solid State Technology Alarm system
US3818467A (en) 1973-02-01 1974-06-18 Solid State Technology Damage detection
SU506038A1 (ru) 1973-05-30 1976-03-05 Донецкий государственный проектно-конструкторский и экспериментальный институт комплексной механизации шахт "Донгипроуглемаш" Устройство дл избирательного дистанционного управлени по двухпроводной линии св зи
US3866206A (en) 1973-07-17 1975-02-11 Solid State Technology Emergency signalling system having manually operated generator
US3986119A (en) 1973-12-28 1976-10-12 International Business Machines Corporation Emergency communication system
DE2421705A1 (de) 1974-05-04 1975-11-06 Wacker Werke Kg Arbeitsverfahren fuer die verdichtung von beton o.dgl.
US3970939A (en) 1974-10-22 1976-07-20 Solid State Technology, Inc. Signal generating and transmitting apparatus
US3971028A (en) 1974-12-26 1976-07-20 Larry L. Funk Remote light control system
US4001798A (en) 1975-09-18 1977-01-04 Rockwell International Corporation Self-contained sensor
US4259715A (en) 1975-09-27 1981-03-31 Citizen Watch Co., Ltd. Voltage conversion system for electronic timepiece
US4163208A (en) 1975-12-18 1979-07-31 Merz Ernest J Automatic wireless tire pressure monitoring system
SE400385B (sv) * 1976-01-28 1978-03-20 Nordstjernan Rederi Ab Forfarande for att i ett svengande system i en metgivare avkenna systemets svengningstillstand samt anordning for genomforande av forfarandet
US4160234A (en) 1976-03-29 1979-07-03 Gould Inc. Abnormal tire condition sensing system
US4127800A (en) 1976-12-30 1978-11-28 Ncr Canada Ltd - Ncr Canada Ltee Means for adjustment of speed of prime mover
US4110630A (en) 1977-04-01 1978-08-29 Hendel Frank J Wave powered electric generator
US4078160A (en) 1977-07-05 1978-03-07 Motorola, Inc. Piezoelectric bimorph or monomorph bender structure
US4177800A (en) 1978-04-10 1979-12-11 Enger Carl C Implantable biotelemetry transmitter and method of using same
US4177438A (en) 1978-07-18 1979-12-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Surface acoustic wave modulator using single crystal films of lithium ferrite
US4220907A (en) 1978-07-27 1980-09-02 Dennis G. Pappas Electromagnetic power generator
US4231260A (en) 1978-11-03 1980-11-04 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Position determining system
DK493679A (da) 1978-11-23 1980-05-24 Allman & Co Ltd Fjernstyringsarrangement
US4237728A (en) 1979-04-30 1980-12-09 Gould Inc. Low tire warning system
JPS6048112B2 (ja) 1979-05-02 1985-10-25 ソニー株式会社 電気・機械変換素子
US4402524A (en) 1979-06-07 1983-09-06 Marker-Patentverwertungsgesellschaft Mbh Battery-charging generator for electronic ski binding
US4300119A (en) 1979-09-06 1981-11-10 Facet Enterprises, Inc. Power generator for telemetry transmitter
US4355309A (en) 1980-09-08 1982-10-19 Synergistic Controls, Inc. Radio frequency controlled light system
CH643413A5 (fr) 1981-02-20 1984-05-30 Brevetor Sa Dispositif generateur de courant electrique.
JPS57174950A (en) 1981-04-21 1982-10-27 Mitsubishi Electric Corp Transmitter for remote control
US4371814A (en) 1981-09-09 1983-02-01 Silent Running Corporation Infrared transmitter and control circuit
US4471353A (en) 1981-10-14 1984-09-11 Hughes Aircraft Company Push-button switch for an electrical power source
US4412355A (en) 1981-10-14 1983-10-25 Hughes Aircraft Company Push-button operated electrical power source for an optical communication link
US4504761A (en) 1981-12-28 1985-03-12 Triplett Charles G Vehicular mounted piezoelectric generator
US4433719A (en) 1982-03-11 1984-02-28 Tasa Products Limited Portable, remote environmental control system
US4538139A (en) 1982-04-30 1985-08-27 Bolt Beranek And Newman Inc. Signalling apparatus
FI822200A0 (fi) 1982-06-18 1982-06-18 Vaeinoe Paeivioe Latvus Metod och anordning foer att foerbaettra verkningsgraden hos en process vid omformning av vaogenergi, vindenergi, energin i flytande vatten eller direkt vaerme-energi vid solbestraolning till elektricitet
DE3231117A1 (de) 1982-08-20 1984-02-23 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Piezoelektrischer koppler, insbesondere elektromechanischer zuendkoppler
US4450375A (en) * 1982-11-12 1984-05-22 Kiwi Coders Corporation Piezoelectric fluid control device
US4489269A (en) 1982-12-01 1984-12-18 Edling Ellsworth A Atomic battery with beam switching
DE3323243A1 (de) 1983-02-02 1985-01-10 Leuze electronic GmbH + Co, 7311 Owen Einrichtung zur erzeugung der fuer den betrieb von eine strahlung emittierenden halbleiterdioden erforderlichen stromimpulse
US4510484A (en) 1983-03-28 1985-04-09 Imperial Clevite Inc. Piezoelectric reed power supply for use in abnormal tire condition warning systems
GB8325861D0 (en) * 1983-09-28 1983-11-02 Syrinx Presicion Instr Ltd Force transducer
JPS6073595U (ja) 1983-10-27 1985-05-23 株式会社トミー 玩具用切替装置
US4521712A (en) * 1983-11-25 1985-06-04 United Technologies Automotive, Inc. Pressure sensitive piezoelectric signal generator assembly
US4770438A (en) 1984-01-20 1988-09-13 Nissan Motor Co., Ltd. Automotive suspension control system with road-condition-dependent damping characteristics
USRE35364E (en) 1985-10-29 1996-10-29 The Chamberlain Group, Inc. Coding system for multiple transmitters and a single receiver for a garage door opener
DE3586921T2 (de) 1984-09-01 1993-04-29 Marconi Gec Ltd Pulsgenerator.
US4626698A (en) 1984-12-21 1986-12-02 General Electric Company Zero crossing synchronous AC switching circuits employing piezoceramic bender-type switching devices
JPS626892U (ja) 1985-06-28 1987-01-16
US4748366A (en) 1986-09-02 1988-05-31 Taylor George W Novel uses of piezoelectric materials for creating optical effects
DE3643236A1 (de) 1986-12-18 1988-07-07 Ruhrkohle Ag Personenschutzfunkgeraet
US4786837A (en) 1987-05-05 1988-11-22 Hoechst Celanese Corporation Composite conformable sheet electrodes
US5237264A (en) 1987-07-30 1993-08-17 Lutron Electronics Co., Inc. Remotely controllable power control system
US5146153A (en) 1987-07-30 1992-09-08 Luchaco David G Wireless control system
JPH0191598A (ja) 1987-10-01 1989-04-11 Yashima Denki Kk リモートスイッチ装置
DE3741324A1 (de) 1987-12-05 1989-06-15 Alltronik Gmbh Handsender zur aussendung codierter elektromagnetischer impulse und darauf abgestimmter empfaenger
US5291193A (en) * 1988-01-21 1994-03-01 Matsushita Electric Works, Ltd. Identification registration for a wireless transmission-reception control system
US4928030A (en) 1988-09-30 1990-05-22 Rockwell International Corporation Piezoelectric actuator
US5012223A (en) 1990-02-23 1991-04-30 Black & Decker, Inc. Sound activated device and method
US5301362A (en) 1990-05-09 1994-04-05 General Atomics Pulse power generation from thermal quenching of magnetic materials
DE4017670A1 (de) 1990-06-01 1991-12-05 Telefunken Systemtechnik Verfahren zur direkten leistungsoptimalen anpassung zwischen einem solargenerator und dem motor eines serienfahrzeugluefters
DE69128304T2 (de) 1990-06-04 1998-06-18 Canarias Union Electrica Autonomes System zum Lesen und Aufzeichnen von Pulsen
US5151695A (en) 1990-10-02 1992-09-29 Southwest Research Institute Telemetric measuring device with high power generation
DE4034100A1 (de) 1990-10-26 1992-04-30 Armin Pengel Blitzspeicherungsanlage
EP0482680A1 (en) 1991-02-27 1992-04-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Programmable illumination system
US5239205A (en) * 1991-05-02 1993-08-24 Heath Company Wireless multiple position switching system
GB9111008D0 (en) 1991-05-21 1991-07-10 Rig Technology Ltd Improvements in and relating to particle detection and analysis
US5262696A (en) 1991-07-05 1993-11-16 Rockwell International Corporation Biaxial transducer
GB2259172B (en) 1991-09-02 1995-02-08 Chiu Sing Choy Wireless remote control transmitter and receiver for electrical appliances
JPH0567819A (ja) 1991-09-10 1993-03-19 Nec Corp 圧電セラミツクトランス
US5289160A (en) 1991-09-30 1994-02-22 Fiorletta Carl A Tire pressure monitoring system
JPH05175568A (ja) 1991-12-20 1993-07-13 Tosoh Corp 圧電バイモルフの製造法
US5749547A (en) 1992-02-11 1998-05-12 Neil P. Young Control of model vehicles on a track
JP2910392B2 (ja) 1992-03-05 1999-06-23 日本電気株式会社 厚み振動圧電磁器トランスの製造方法
AU669116B2 (en) 1992-03-13 1996-05-30 Gary E. Alexander Device for assisting childbirth
US5548189A (en) 1992-03-26 1996-08-20 Linear Technology Corp. Fluorescent-lamp excitation circuit using a piezoelectric acoustic transformer and methods for using same
US5898384A (en) 1992-04-08 1999-04-27 Profile Systems, Llc Programmable remote control systems for electrical apparatuses
US5431694A (en) 1992-08-18 1995-07-11 Snaper; Alvin A. Bio-operable power source
US5317303A (en) 1992-09-11 1994-05-31 Anro Engineering, Inc. Batteryless sensor used in security applications
US5586145A (en) 1993-01-11 1996-12-17 Morgan; Harry C. Transmission of electronic information by pulse position modulation utilizing low average power
JPH08506709A (ja) 1993-04-21 1996-07-16 シク パーク、ヒュン スイッチングシステム
US5839306A (en) 1993-05-12 1998-11-24 Nunuparov; Martyn Sergeevich Electronic lock "chiplock"
JPH0781521A (ja) 1993-06-30 1995-03-28 Alpine Electron Inc セキュリティ装置
NO301619B1 (no) 1993-07-09 1997-11-17 Moe Nilssen Leif Brytersystem for fjernstyrte elektriske lysbrytere og fremgangsmåte til programmering og betjening av et brytersystem
US5473938A (en) 1993-08-03 1995-12-12 Mclaughlin Electronics Method and system for monitoring a parameter of a vehicle tire
JPH0787411A (ja) 1993-08-26 1995-03-31 Gold Star Co Ltd Tvとvcrのチャンネル自動切換装置及びチャンネル自動切換方法
DE4329591C2 (de) 1993-09-02 2002-05-08 Bayerische Motoren Werke Ag Vorrichtung zur Überwachung des Luftdrucks eines Reifens bei Kraftfahrzeugen
US5801475A (en) 1993-09-30 1998-09-01 Mitsuteru Kimura Piezo-electricity generation device
US5982355A (en) 1993-11-05 1999-11-09 Jaeger; Denny Multiple purpose controls for electrical systems
US5844516A (en) 1993-12-03 1998-12-01 Oy Helvar Method and apparatus for wireless remote control
US5592169A (en) 1993-12-24 1997-01-07 Mitsui Kinzoku Kogyo Kabushiki Kaisha Transmitter for vehicle remote control system
US5535627A (en) 1994-01-14 1996-07-16 The Board Of Regents Of Oklahoma State University Roll structure acoustic gage and method
FR2717637B1 (fr) 1994-03-18 1996-06-07 Metravib Sa Dispositif piézoélectrique pour charger un accumulateur d'énergie électrique équipant un objet soumis à des vibrations.
US5491486A (en) 1994-04-25 1996-02-13 General Electric Company Mobile tracking units employing motion sensors for reducing power consumption therein
US5578877A (en) 1994-06-13 1996-11-26 General Electric Company Apparatus for converting vibratory motion to electrical energy
DE4429029A1 (de) 1994-08-16 1996-02-29 Gore & Ass Generator für die Erzeugung elektrischer Energie
EP0997714A3 (en) 1994-08-31 2001-06-06 Honeywell Inc. Remote self-powered structure monitor
JPH08105871A (ja) 1994-10-04 1996-04-23 Ngk Insulators Ltd 音響電気効果型超音波送受信装置及び超音波送受信方法
US5585554A (en) 1994-10-31 1996-12-17 Handfield; Michael System and method for monitoring a pneumatic tire
US5581454A (en) 1994-11-22 1996-12-03 Collins; Hansel High power switched capacitor voltage conversion and regulation apparatus
JPH08307199A (ja) 1995-01-11 1996-11-22 Yoshiro Tomikawa 静電型変換手段の容量成分低減回路および静電型変換手段の駆動装置ならびに検出装置
JP3039307B2 (ja) 1995-02-15 2000-05-08 日本電気株式会社 圧電トランス及びその製造方法
GB9505045D0 (en) 1995-03-13 1995-05-03 Ashley & Rock Ltd Electric switch
US5572190A (en) 1995-03-22 1996-11-05 Anro Engineering, Inc. Batteryless sensor used in security applications
US5605336A (en) 1995-06-06 1997-02-25 Gaoiran; Albert A. Devices and methods for evaluating athletic performance
DE19522486C2 (de) 1995-06-21 1999-04-22 Duerrwaechter E Dr Doduco Verfahren zum Betreiben einer Einrichtung zum Überwachen und drahtlosen Signalisieren einer Druckänderung in Luftreifen an Fahrzeugen
JP3119154B2 (ja) 1995-07-06 2000-12-18 日立金属株式会社 圧電トランス及びそれを用いた電力変換装置
JPH0933645A (ja) 1995-07-21 1997-02-07 Oki Electric Ind Co Ltd トランスポンダの電源回路
JPH09233862A (ja) 1995-12-18 1997-09-05 Seiko Epson Corp 圧電体を用いた発電方法、発電装置および電子機器
US6396197B1 (en) * 1995-12-22 2002-05-28 Speaker Acquisition Sub, A Cayman Island Corporation Piezoelectric speaker
GB2308910A (en) * 1996-01-02 1997-07-09 Bernard John Regan Lighting control
US5905442A (en) 1996-02-07 1999-05-18 Lutron Electronics Co., Inc. Method and apparatus for controlling and determining the status of electrical devices from remote locations
US5734445A (en) 1996-03-19 1998-03-31 Neill; James Current generating system for remote control devices
JP3711562B2 (ja) 1996-03-22 2005-11-02 セイコーエプソン株式会社 発電装置および携帯型機器
US5872513A (en) 1996-04-24 1999-02-16 The Chamberlain Group, Inc. Garage door opener and wireless keypad transmitter with temporary password feature
US5973441A (en) * 1996-05-15 1999-10-26 American Research Corporation Of Virginia Piezoceramic vibrotactile transducer based on pre-compressed arch
DE19620880A1 (de) 1996-05-23 1997-11-27 Brandestini Marco Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung von elektrischer Energie für den Betrieb elektrischer Kleingeräte
JPH09322477A (ja) 1996-05-24 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd リモートコントローラ
JP2885183B2 (ja) 1996-05-30 1999-04-19 日本電気株式会社 圧電トランスおよびその支持構造
US6026165A (en) 1996-06-20 2000-02-15 Pittway Corporation Secure communications in a wireless system
US5854994A (en) 1996-08-23 1998-12-29 Csi Technology, Inc. Vibration monitor and transmission system
US5979199A (en) 1996-09-13 1999-11-09 Access Technologies, Inc. Electrically operated actuator
GB9619253D0 (en) 1996-09-14 1996-10-30 Ashley & Rock Ltd Rocker arrangement
US5963267A (en) 1996-09-20 1999-10-05 Thomson Consumer Electronics, Inc. Delay correction circuit
AU7341496A (en) 1996-10-29 1998-05-22 Korea Tronix Co., Ltd. Converter with piezoceramic transformer
US5886647A (en) 1996-12-20 1999-03-23 Badger; Berkley C. Apparatus and method for wireless, remote control of multiple devices
US5781104A (en) 1996-12-23 1998-07-14 Huang; Tien-Tsai Pressure gauge with self-generating power capability for a tire pressure indicator
US5892318A (en) 1997-01-02 1999-04-06 Motorola Inc. Piezoelectric transformer with multiple output
US5849125A (en) * 1997-02-07 1998-12-15 Clark; Stephen E. Method of manufacturing flextensional transducer using pre-curved piezoelectric ceramic layer
JP4582593B2 (ja) 1997-02-12 2010-11-17 エノーシャン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 符号化された高周波信号の生成のための装置および方法
DE19711788A1 (de) 1997-03-21 1998-09-24 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zur Beeinflussung des Betriebszustandes eines elektronischen Geräts
JP3246397B2 (ja) 1997-06-19 2002-01-15 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動回路
JPH1118162A (ja) 1997-06-26 1999-01-22 Sony Corp リモートコマンダ
US5911529A (en) 1997-06-30 1999-06-15 Compaq Computer Corporation Typing power
IT1297272B1 (it) 1997-07-03 1999-08-09 Ferport S A S Di M Biassoni E Sistema di telecomando con programmazione di codice
US6529127B2 (en) 1997-07-11 2003-03-04 Microstrain, Inc. System for remote powering and communication with a network of addressable, multichannel sensing modules
DE29712270U1 (de) 1997-07-11 1997-11-27 Siemens AG, 80333 München Installationsschalter
US5797201A (en) 1997-07-24 1998-08-25 Huang; Tien-Tsai Shoe with step counting capability
DE19737472A1 (de) 1997-08-28 1999-03-04 Philips Patentverwaltung Schaltungsanordnung mit einem piezoelekrischen Transformator
AU764920B2 (en) * 1997-09-11 2003-09-04 Precision Dynamics Corporation Radio frequency identification tag on flexible substrate
US6028506A (en) 1997-10-27 2000-02-22 Xiao; Wei Hao Car alarm transmitting and paging system
JP3067715B2 (ja) 1997-10-31 2000-07-24 日本電気株式会社 圧電トランスの駆動装置
JP3612417B2 (ja) 1997-12-17 2005-01-19 日本電気株式会社 クロック信号制御回路
US6256296B1 (en) 1997-12-17 2001-07-03 Yaron Ruziak Network communications link
US5889464A (en) 1998-03-13 1999-03-30 Huang; Tien-Tsai Tire pressure indicator including pressure gauges that have a self-generating power capability
US6150752A (en) * 1998-04-17 2000-11-21 Face International Corp. Acoustic transducer with liquid-immersed, pre-stressed piezoelectric actuator in acoustic impedance matched transducer housing
US6025783A (en) 1998-04-30 2000-02-15 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Wireless switch detection system
DE19826513A1 (de) 1998-06-15 1999-12-23 Siemens Ag Automatisierungssystem mit Funksensor
WO2000002741A1 (en) 1998-07-10 2000-01-20 The Goodyear Tire & Rubber Company Self-powered tire revolution counter
US6252358B1 (en) 1998-08-14 2001-06-26 Thomas G. Xydis Wireless lighting control
US6304176B1 (en) * 1998-09-30 2001-10-16 Rockwell Technologies, Llc Parasitically powered sensing device
RU2239283C2 (ru) 1998-10-27 2004-10-27 Сафар-Заде Октай Юнисович Автономный передатчик цифровых сигналов и система дистанционного управления на его основе
US6122165A (en) 1998-11-10 2000-09-19 Dell Computer Corporation Computer with improved hard drive assembly and method for assembling same
WO2000043802A1 (de) 1999-01-21 2000-07-27 Siemens Aktiengesellschaft Anordnung zum erzeugen eines eine information tragenden antwortsignals und verfahren zur fernabfrage einer solchen anordnung
US6259372B1 (en) * 1999-01-22 2001-07-10 Eaton Corporation Self-powered wireless transducer
US6175302B1 (en) 1999-04-02 2001-01-16 Tien-Tsai Huang Tire pressure indicator including pressure gauges that have a self-generating power capability
JP3548693B2 (ja) 1999-04-14 2004-07-28 綜合警備保障株式会社 入退室管理システム
GB2350245A (en) 1999-05-17 2000-11-22 Alfred Reginald Erwin Arnot Hand or foot energised power supply
US6252336B1 (en) * 1999-11-08 2001-06-26 Cts Corporation Combined piezoelectric silent alarm/battery charger
DE19955722A1 (de) 1999-11-15 2001-05-17 Joachim Prange Drucktaster mit Energieerzeugung
KR100381892B1 (ko) 1999-11-24 2003-04-26 삼성전자주식회사 듀얼-리드 타입 정방형 반도체 패키지 및 그를 사용한양면 실장형 메모리 모듈
US6243007B1 (en) 1999-12-01 2001-06-05 Mclaughlin John T. Tire condition monitoring system
DE19959597C1 (de) 1999-12-10 2001-02-15 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren und Vorrichtung zur optischen Anzeige von Informationen in Kraftfahrzeugen
US6812851B1 (en) 1999-12-15 2004-11-02 Vert, Inc. Apparatuses for displaying information on vehicles
AU3583301A (en) 2000-03-10 2001-09-17 Hager Limited Electric switch devices
ES2282255T3 (es) 2000-04-18 2007-10-16 Pirelli Tyre S.P.A. Generador piezo-electrico para detectores situados en el interior de neumaticos de vehiculo.
DE10025561A1 (de) 2000-05-24 2001-12-06 Siemens Ag Energieautarker Hochfrequenzsender
US6630894B1 (en) * 2000-07-14 2003-10-07 Face International Corp. Self-powered switching device
US6882128B1 (en) 2000-09-27 2005-04-19 Science Applications International Corporation Method and system for energy reclamation and reuse
US6700310B2 (en) * 2000-10-13 2004-03-02 Lear Corporation Self-powered wireless switch
AU2002228619A1 (en) * 2000-11-21 2002-06-03 Clark Davis Boyd Self-powered trainable switching network
US20020070712A1 (en) 2000-12-13 2002-06-13 Arul Senthil G. Hand-held remote-control device with high-capacitance power supply
DE10063305C1 (de) 2000-12-19 2001-09-27 Siemens Ag Elektronischer Schalter, insbesondere Lichtschalter
US6724339B2 (en) * 2001-03-14 2004-04-20 Universal Electronics Inc. System and method for controlling home appliances
JP2002313757A (ja) * 2001-04-17 2002-10-25 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法
DE10125058B4 (de) 2001-05-22 2014-02-27 Enocean Gmbh Thermisch speisbarer Sender und Sensorsystem
DE10125059C5 (de) 2001-05-22 2016-07-21 Enocean Gmbh Induktiver Spannungsgenerator
EP1421632B2 (en) * 2001-07-03 2015-01-07 Face International Corporation Self-powered switch initiation system
US7197357B2 (en) 2001-07-17 2007-03-27 Life Sync Corporation Wireless ECG system
US6570386B2 (en) 2001-07-30 2003-05-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for providing power to electrical devices
DE10150128C2 (de) 2001-10-11 2003-10-02 Enocean Gmbh Drahtloses Sensorsystem
US6617757B2 (en) 2001-11-30 2003-09-09 Face International Corp. Electro-luminescent backlighting circuit with multilayer piezoelectric transformer
DE10221420A1 (de) 2002-05-14 2003-12-11 Enocean Gmbh Vorrichtung zur Umwandlung mechanischer Energie in elektrische Energie
DE10256939A1 (de) 2002-12-05 2004-06-24 Enocean Gmbh Störsicheres, enegieoptimiertes Funkübertragungsverfahren für Funkübertragungen mit großem Tastverhältnis
DE10315765C5 (de) 2003-04-07 2021-03-11 Enocean Gmbh Verwendung eines elektromagnetischen Energiewandlers
US20050067949A1 (en) 2003-09-30 2005-03-31 Sriram Natarajan Solvent mixtures for an organic electronic device
US20050087019A1 (en) * 2003-10-24 2005-04-28 Face Bradbury R. Self-powered vibration monitoring system
US7550915B2 (en) 2004-05-11 2009-06-23 Osram Opto Semiconductors Gmbh Organic electronic device with hole injection
US20060109654A1 (en) 2004-11-23 2006-05-25 Coushaine Charles M Stem mount for light emitting diode

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63225130A (ja) * 1987-03-16 1988-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ノツクセンサ
JPH04273031A (ja) * 1990-08-31 1992-09-29 Atochem North America Inc 材料センサー
JPH08509576A (ja) * 1993-02-23 1996-10-08 リサーチ・コーポレーション・テクノロジーズ・インク 一体的になされ応力があらかじめ与えられたセラミック装置およびその製造方法
JPH06319088A (ja) * 1993-05-07 1994-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像・音声制御装置
JPH08214472A (ja) * 1995-02-01 1996-08-20 Canon Inc 遠隔無線スイッチ装置
JPH11503272A (ja) * 1995-04-04 1999-03-23 アメリカ合衆国 薄層複合一形態強誘電ドライバー及びセンサー
JPH112514A (ja) * 1997-04-14 1999-01-06 Renishaw Plc プログラム可能なプローブ・システム
JP2002508120A (ja) * 1997-06-18 2002-03-12 クリーダンス システムズ コーポレイション 較正可能な遅延を伴うプログラム可能な遅延回路
JP2002512096A (ja) * 1998-04-17 2002-04-23 カーディアック ペースメーカーズ,インコーポレイティド 心臓内リード線システム
WO2001045139A2 (fr) * 1999-12-16 2001-06-21 Schneider Electric Industries Sa Dispositif autonome de commande a distance, appareil et installation electrique comportant un tel dispositif
JP2001308405A (ja) * 2000-04-21 2001-11-02 Suzuki Sogyo Co Ltd 圧電素子ユニット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009001769A1 (ja) * 2007-06-27 2010-08-26 アルプス電気株式会社 電歪アクチュエータモジュール
JP2010536153A (ja) * 2007-08-05 2010-11-25 マスコ コーポレイション 無線スイッチングアプリケーション
JP2012210090A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Seiko Epson Corp 圧電型発電機とその製造方法、及びセンサーノード
WO2017098704A1 (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 発電装置及びこれを備えた電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
KR100945202B1 (ko) 2010-03-03
AU2002320270B2 (en) 2008-06-05
EP1421632A4 (en) 2006-09-13
US7084529B2 (en) 2006-08-01
ATE456160T1 (de) 2010-02-15
MXPA04000103A (es) 2005-01-07
EP1421632A2 (en) 2004-05-26
ZA200400878B (en) 2004-11-01
US20170359066A1 (en) 2017-12-14
EP1421632B2 (en) 2015-01-07
CN1541423B (zh) 2012-02-22
IL159658A0 (en) 2004-06-01
EP1421632B1 (en) 2010-01-20
AP1672A (en) 2006-10-27
CN1541423A (zh) 2004-10-27
DE60235173D1 (de) 2010-03-11
WO2003005388A3 (en) 2003-09-04
KR20040031713A (ko) 2004-04-13
US20030193417A1 (en) 2003-10-16
IL159658A (en) 2008-03-20
CN102594329A (zh) 2012-07-18
AP2004002972A0 (en) 2004-03-31
WO2003005388A2 (en) 2003-01-16
USRE46499E1 (en) 2017-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004537827A (ja) 自蔵動力式スイッチ始動システム
US7126497B2 (en) Self-powered switch initiation system
US7692559B2 (en) Self-powered switch initiation system
US6812594B2 (en) Self-powered trainable switching network
AU2002320270A1 (en) Self-powered switch initiation system
US6630894B1 (en) Self-powered switching device
US20080062013A1 (en) Wall switch for wired and self-powered wireless controllers with recessed and flush mounting
US20100308664A1 (en) Lighting fixture with low voltage transformer and self-powered switching system
EP1312099B1 (en) Self-powered switching device
US20170359065A1 (en) Self-powered switch intitation system
WO2008045510A2 (en) Self-powered, extended range multifunction switching system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080125

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080424

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080502

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080523

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080530

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080625

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081024