JP2004536457A - フラッシュアニール - Google Patents

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Abstract

本発明は、処理中に半導体ウエハまたは基板のアクティブ層を一様に加熱する方法及び制御可能に加熱する方法に関する。本発明は、放射エネルギー源を含んでもよく、それは反射/吸収表面によって概ね取り囲まれて封入されており、エネルギー源より発光される放射エネルギーを反射及び吸収する。本発明によれば、ウエハに見られるように結果的なエネルギー出力が概ね一様である。

Description

【0001】
本発明は、2000年5月9日の米国特許出願番号09/568,450の一部継続出願であり、ここに参照したことで本願の一部とする。
【0002】
(発明の所属する分野)
本発明は半導体製造装置に関し、さらに詳しくは半導体ウエハの高速熱処理システム及び方法に関する。
【0003】
(従来技術)
寸法の小さな半導体素子を製造するために、新規な処理及び製造技術が開発されてきた。新規の技術に要求される1つの重要ポイントは、半導体ウエハが処理中に高温度に晒される時間を短縮することである。このような要求に応えるために設計された1つの処理技術として、高速熱処理(RTP)が既知である。高速処理技術は、典型的にはウエハの温度を瞬時に上昇させ、製造プロセスを良好に実行するのに十分な時間、その温度を維持する過程を有する一方で、高い処理温度で発生する所望としないドーパントの拡散のような問題を回避する。
【0004】
一般的に従来方式のRTPシステムは、半導体ウエハ全体を加熱するために光源及びリフレクターを用いる。通常、光源はハロゲンランプのバンクであり、放射エネルギーを放出し、リフレクターによってウエハ上に焦点あわせをされる。
【0005】
従来方式のハロゲンランプベースRTPシステムは、ウエハ表面上のアクティブ層にわたって一様な温度分布を達成しまた維持することに関して、少なからぬ欠点を有する。例えばハロゲンランプはフィラメントを有し、そのことで帯域の広い放射が生成される。フィラメントに対してより強い電力を供給することによって、ランプ強度が増加し得る。しかしシリコンウエハは短波長の有効バンドを用いることで加熱され、この帯域の外側波長に対してはトランスペアレントとなる。典型的なハロゲンランプ動作では、ランプよりの放射が有効波長のほとんど外側となってしまう。結果として適用される電力の多くが無駄になる。
【0006】
フィラメントタイプのランプに関する別の欠点は、通常は独立して制御不能な広い波長分布を生成することである。結果として、温度の揺らぎがウエハ表面に発生してしまい、そのことで高温(例えば1000℃まで)で様々なランプ配置のウエハにおいて、結晶欠陥やスリップディスロケーション(slip dislocation)を引き起こし得る。
【0007】
ハロゲンランプベースのシステムの欠点に対する1つの解決手段が米国特許番号5,893,952.に開示されている。前記明細書中では、高ワットレーザーにより生成された電磁線の帯域幅の狭いビームを用いてウエハの高速熱処理を行う装置が開示されている。ビームは薄い吸収フィルムを介してウエハに配向されており、フィルムはビームよりのほとんどのエネルギーを吸収し、次にウエハに熱を放射する。不運なことに、上記の装置は幾つかの制限及び欠点を有する。例えば薄膜のフィルムの厚さが正確に決定されなければならない。もし薄膜フィルムが薄すぎるとビームよりのエネルギーはウエハに直接透過されてしまい、また薄膜フィルムが厚すぎる場合フィルムは高速熱処理に十分な速度で過熱されない。フィルムは時間の経過によって質が下がらないように用いられ、また加熱時にスパッタリング、気泡、または脱ガスを起こしてはならず、そうでなければ結果として吸収が不均一となる。このような薄膜吸収フィルムのためには、薄膜フィルム材料が限定される。結果として、同一のRTP装置によるウエハの加熱がそれぞれ異なりまた予測不可能になってしまい、そのことで時間と材料の双方を消費する。
【0008】
(発明の要約)
本発明は、処理中に半導体ウエハまたは基板のアクティブ層を一様にまた制御可能に加熱する方法に関する。本発明は、放射エネルギー源を含んでもよく、それは反射/吸収表面によって概ね取り囲まれて封入されており、エネルギー源より発光される放射エネルギーを反射及び吸収する。本発明によれば、ウエハに見られるように結果的なエネルギー出力が概ね一様である。都合の良いことに、結果として生じるエネルギーがウエハ表面のアクティブ層のみを加熱するべくウエハ上に一様に広がり得る。結果として生じるエネルギーがウエハの直径にわたりで一様であるので、顕著な加熱オーバーラップは存在しない。
【0009】
本発明によれば、結果として生じるエネルギーは非常に高い強度で提供され得り、そのようなわけで短い露出時間のみが基板のアクティブ層加熱に必要とされる。この過程は“フラッシュ”アニールプロセスと呼ばれており、それは基板アクティブ層を結晶化する過程、前記アクティブ層をドーピングする過程、またはアクティブ層を熱処理する過程とを含んでも良い。任意に、本発明が連続的な熱に対する露出を提供しても良く、そのことで基板のバルクが過熱されることを可能とする。
【0010】
本発明の一側面によれば、基板の高速熱処理のためのシステムが提供される。システムはリフレクタによって取り囲まれた放射エネルギー源を有し、放射エネルギーが基板表面に衝当し、基板のアクティブ層を加熱するようにする。基板表面は概ね瞬間的な反応時間の放射エネルギーによって衝当される。
【0011】
本発明は別の側面によれば、放射エネルギー源及びリフレクタを含む室が提供される過程と、第1の焦点で放射エネルギー源よりの放射エネルギーを焦点合わせし、概ね瞬間的に基板表面に衝当させて基板のアクティブ層を加熱する過程とを含んで提供される、基盤の高速熱処理方法が開示されている。
【0012】
本発明の更に別の側面において、高速熱処理の方法が開示されている。方法は、放射エネルギー源及びリフレクタを含む室を提供する過程と、放射エネルギー源のパワーレベルをピークレベルに上げて、第1の持続時間に第1の放射エネルギーに対し基板アクティブ層を露出させる過程と、前記第1のパワーレベルよりも低い前記放射エネルギー源の第2のパワーレベルを維持して、第2の持続時間に第2の放射エネルギーに対し基板全体を露出させる過程とを含む。
【0013】
本発明のシステム及び方法は基板表面のアクティブ層のみを加熱するのに用いられ得り、浅い接合、非常に浅い接合、及びソースドレインアニールのようなインプラントアニールアプリケーションに対して有用である。RTPシステム及び方法はまた、熱ドナー消滅、再結晶化、及び不純物ドーピングに効果的に用いられ得る。さらには半導体ウエハ全体が加熱処理の間に過熱される必要がないので、所望でない限り、RTPシステムで用いられる電力量が50kWhより低くされてよく、好適には約10kWhより低くされる。同様に、ウエハのアクティブ表面のみが加熱されるので処理時間も短縮され得る。
【0014】
本発明の別の特徴及び利点は、付随の図面と詳細な説明によって、より明確となる。
【0015】
(詳細な説明)
ここでは、用語“フラッシュ”は、当業者であれば、通常理解可能である意味合いで用いられている。この定義でフラッシュとは、約1ナノ秒から約10秒の持続時間で、突然に即ち概ね瞬時に(または瞬間爆発的に)光を放つことを意味する。
【0016】
図1A及び1Bは側面図及び平面図各々を概略的に示すものであり、本発明の代表的な周辺環境を確立させる半導体ウエハ処理システム10の一つの実施例を示すものである。ここに示したシステムは、1999年11月30日の米国特許出願番号09/451,677の同時継続出願において開示されており、ここに参照したことでその全てを本願の一部とする。処理システム10はローディングステーション12を有し、ローディングステーション12はロードロック18上及びその内部にウエハカセット16を支持しまた移動させるための複数のプラットホーム14を有する。ウエハカセット16は、手動または無人搬送車(AGV)のいずれかでプラットホーム14へと導入される、取り外し可能なカセットであって良い。ウエハカセット16は固定されたカセットであってもよく、ウエハは従来方式の大気ロボット(atmospheric robot)またはローダー(図示せず)を用いてカセット16上に導入される。ウエハカセット16がひとたびロードロック18内部に導入されると、ロードロック18及び輸送室20は大気圧に保たれ、またその他要素はポンプ50を用いた吸気によって真空状態へと圧が下げられる。転送室20内部におけるロボット22はロードロック18に向かって回転し、カセット16よりウエハ24をピックアップする。通常大気圧または真空状態であってもよい反応装置すなわち温度処理室26はゲートバルブ30を介してロボット22よりウエハ24を受容する。また追加的な反応装置がシステムに追加されても良く、例えばそれは反応装置28である。ロボット22は次に収容され、続いてゲートバルブ30が停止し、ウエハ24の処理が開始される。ウエハ24が処理された後、ゲートバルブ30が開放され、ロボット22がウエハ24をピックアップして冷却ステーション60内部に配置できるようになる。冷却ステーション60によって、100℃以上の温度を有しうる処理されたばかりのウエハが、ロードロック18内部のウエハカセットへと戻されるまえの冷却が行われる。
【0017】
本発明によれば、反応装置26及び28はRTP反応装置であって、それらは熱アニール、ドーパント拡散、熱酸化、窒化物形成、化学蒸着、及びそれらに類似する過程において用いられるものである。反応装置26及び28は通常水平に配置されるが、好適な実施例において、それらが垂直に配置され(即ち一方の上方に他方が積み重ねられる)ことで、システム10が占める床面積を最小化する。反応装置26及び28は輸送室20上にボルトによって固定され、更にはサポートフレーム32によって支持される。処理用のガス、クーラント、及び電気的接続は、インターフェース34を用いることにより反応機の後面を介し、提供される。
【0018】
図2Aは本発明の原理に基づくRTP反応機システム40の一実施例を示すものである。この実施例において、反応機システム40は処理室102及びスキャナアセンブリ200を有する。スキャナアセンブリ200は処理室102に近接して配置されても良く、動作時はスキャナアセンブリが処理室内部に配置されたウエハを適切にスキャンする。
【0019】
好適な実施例において処理室102は端部が閉止されたチューブ103を有し、空間104の内部を画定する。チューブ103はその内部に、典型的にはウエハ支持ポスト106を3本(そのうち2本が図示されている)を有し、シングルウエハ108を支持する。チューブ103の一端の開口(図示せず)が、処理の前後におけるウエハ108の導入及び排出のために、アクセスを提供する。穴は比較的小さな開口ではあるが、約0.5から0.8mmの厚さで、直径が最大300mm(〜12in.)のウエハ、及びロボット22のアームならびにエフェクタを収容するのに十分な大きさを有する。好適には、装置は約18mmから22mm、更に好適には20mmを超えない。穴のサイズが相対的に小さいことが、チューブ103より放射熱の失活を減少させるのに役立つ。
【0020】
ウエハ108がロボット22を用いて導入及び除去されることで、チューブ103はリフトピン、アクチュエータ、及びそれに類似するもののようなウエハ108を位置決めする内部動作部品を必要としない。そのようなわけで、チューブ103がウエハ108の周囲に最小限の内積を有する状態で構成され得る。好適な実施例において、通常、内部空洞104の体積が約1.0mを超えることはなく、また更に好適には約0.3mを超えることはない。従って小さなチューブ体積によって、反応装置システム40が小型化されることが可能となり、結果としてシステム10が小型化され得り、必要床面積を小さくする。好適にはチューブ103は透明な水晶またはそれに類似するような物質によって生成される。
【0021】
図2Aはまた、放射エネルギー源202に関して用いられ得るスキャナアセンブリ200を示し、それは半導体ウエハ108の高速熱処理を提供するものである。スキャナアセンブリ200は、アクチュエータ204を支持するハウジング216と、反射室212と放射アウトレットチャネル214とを有する。ハウジング216の外部寸法は、用途に応じて決定される。例えばハウジング216の長さはウエハ108の直径よりも少なくとも長くなり得る。
【0022】
アクチュエータ204は、ウエハ108をスキャンするべくスキャナアセンブリ200を動作可能とするための従来方式の手段を提供する。アクチュエータ204は、前後のスキャン動作を提供するべく形成され、その動作はチューブ103のスキャン長さに渡り、矢印206及び208によって図2Aに示されている。アクチュエータ204は、これに限定するものではないが従来方式のドライバ及び動作伝達機構であるリニアモータ、ステッパーモータ、液圧式動力伝達装置、及びそれに類似するもの、及びギア、滑車、チェーン、及びそれに類似するものを含んでも良い。
【0023】
図2Aにおいて示されている実施例中では、スキャナアセンブリ200は処理室102及びチューブ103の双方の外部にマウントされても良い。スキャナアセンブリ200は光学ウィンドウ210上に配置され、それにより室102のスキャン長さにわたり提供され(即ち、少なくともウエハ108の直径よりは長い)、ハウジング216より放たれた放射エネルギーがチューブ103へ入るようにして、ウエハ108に衝当させることを可能とする。図2Bの別の実施例では、スキャナアセンブリ200aのスキャン動作が処理室102aの内部で実行されても良いが、チューブ103aの外部で実行され得る。スキャナアセンブリ200aは光学ウィンドウ210a上に配置され、光学ウィンドウ210aはスキャン長さ(即ち少なくともウエハ108の直径よりも長い)に沿ってチューブ103a上に形成されており、ハウジング216aより放出された放射エネルギーがチューブ103a内部に入ることを可能とし、ウエハ108に衝当させる。
【0024】
図2Cに示される更に別の実施例では、スキャナアセンブリ200bが処理室102bの外側に対してマウントされてもよく、さらに処理チューブが存在しない。この実施例において、スキャナアセンブリ200bは光学ウィンドウ210b上に配置され、光学ウィンドウ210bは処理室210bのスキャン長さ(即ちウエハ108の直径よりも少なくとも広い)にわたり提供されており、ハウジング216bより放出された放射エネルギーがウエハ108上に衝当することを可能とする。
【0025】
光学ウィンドウ210(または210a)は放射エネルギーを透過することが可能などうのような物質からなってもよく、好適には水晶が用いられる。ウィンドウ210は約1mmから5mmの厚さを有し、またその直径はウエハ108よりも広い。
【0026】
図2Aにおいてギャップ213として示されているようなウエハとスキャナアセンブリとの表面間距離が約50mmよりも長くならないよう、スキャナアセンブリがチューブの内側もしくは外側のいずれに配置されるかが決定され、表面間距離は好適には約10mmから25mmが好ましい。ギャップ213が相対的に狭くなることで、ウエハ108にかかる温度/放射エネルギー分布の適切な制御を維持することができる。ギャップ213が広ければ、幾らかの放射エネルギーがウエハ108衝当前に失われうる。
【0027】
図2Aにおいて更に示されるように、ハウジング216内部には反射室212及び放射アウトレットチャネル214が設けられる。放射源202は反射チャンバー212内部に配置されており、典型的には概ね全ての広帯域放射が室の内部表面218上に衝当することを可能とする。ある実施例において、放射エネルギー源202は、ランプによる加熱操作における従来タイプの高輝度ランプであってよい。好適な実施例においては、放射エネルギー源202はフィラメントレスランプ、例えばキセノンアークランプである。典型的には本発明の好適なランプ202に要求される電力は500ワットから約50キロワットの間である。
【0028】
ランプ202より放出されるエネルギーは、室212の内部表面218に衝当し、ある波長には高く反射的であり、別の波長に対しては吸収的、即ち非反射的である。1つの実施例において、表面218は反射/吸収特性を有する材料によってコーティングされる。例えば表面218は金もしくは銀を用いてコーティングされても良く、ここで銀は更に保護コーティングをされても良く、例えばそれはSiNまたは他の透明コーティングであり、それにより銀の酸化を予防する。好適にはコーティングによって900nmよりも短い波長が反射され、約900nmから約200nmの間の平均波長を生成する。
【0029】
室212は、所望の形状に作成されても良い。例えば図2Aにおいて示されているように、室212が円形の室であっても良い。円形室212においては、光エネルギーは室212の中心部に焦点合わせされ、以下に示すように放射アウトレットチャネル214へと配向される。この実施例において、放射エネルギー源202は室212内の中心からずれていても良く、焦点合わせされた光エネルギーが熱エネルギー源202を超えないことを確実とする。図3は室212の別の実施例を示すものであり、楕円形の室が形成されても良い。楕円室212は2つの焦点合わせ位置を有する。エネルギー源212は第1の焦点合わせ位置203に位置決めされても良く、光エネルギーが第2の焦点合わせ位置205で焦点合わせされ、放射アウトレットチャネル214へと配向される。
【0030】
ここで図2Aに再び戻ると、狭い帯域のエネルギーが放射アウトレットチャネル214を介して室212より出ていく。放射アウトレットチャネル214は約5mmから20mmの長さであり、好適には約10mmであり、所望の経路に沿って放射エネルギーを適切に配向する。放射アウトレットチャネル214は、放射エネルギーのビーム220がハウジング216から出ていくように、チャネルの一端に形成された開口またはスリット222を有する。スリット222はビーム220を所望の形状にするために設計されたものであり、ウエハ108に焦点合わせされ得るエネルギーの最適量を達成するものである。好適な実施例において、スリット222が方形の開口であって良く、スキャナアセンブリ200の長さを延長して、長さがウエハ108の直径以上である。開口の大きさはエネルギーの量を最小化するのに十分に小さく、そのことがスリット開口における自然な分散を実現する。そのようなわけでスリット222は約1mmから10mmの幅を有し、好適には2mmである。ビーム222がウエハ108上でスキャンされると、ウエハ108の表面上に一様な温度分布が生成され、ウエハのアクティブ層224を加熱する。
【0031】
ここで図2Aから図2Dに戻ると、アクティブ層即ちデバイス層224はウエハ108の一部であり、深さαだけ223の表面より下側に延在している。深さαは典型的には約0.05μmから1mmの間であるが、処理及び素子の特徴に応じて変化しても良い。アクティブ層224は例えばトランジスタ、ダイオード、レジスタ、及びキャパシタのような半導体素子が形成されるウエハの一部として半導体に関する一般的な知識を有する者の間で既知である。
【0032】
アクティブ層224が加熱される温度が、ウエハ108でスキャナアセンブリ200か移動するスピードとランプ202に供給されるパワーとの間に関数であることをご理解いただきたい。実施例においてアクティブ層224の温度は約500℃から1200℃の間である。この温度に到達するためには、500ワットから50キロワットの間で、スキャン速度は約1mm/秒から約100mm/秒の間で変化し得る。スキャン速度が遅くなればなるほど、パワーも少なくてよい。ある実施例において、ウエハ108はさらなる加熱を施されても良く、例えば約300℃まで予備加熱されても良く、アクティブ層224の処理が高温で開始されることで処理時間が短縮され、またエネルギーが節約される。
【0033】
反応装置システム40を用いてアクティブ層224を加熱することで、アクティブ層224の拡散速度及び溶解度が増加する。そのようなわけで、浅くドープされた領域がアクティブ層224に生成され得る。アクティブ層をドーピングすることは、例えばホウ素、リン、窒素、砒素、B、PH、NO、NO、A、及びNHのようなドーピングコンパウンドの環境下で、約500℃から1200℃の間の処理温度にアクティブ層224をスキャンすることを含む。コンパウンド濃度は、例えばH、N、及びOのようなキャリアーガス、またはアルゴンもしくはヘリウムのような非反応ガスに対して約0.1%から約100%の割合であって良い。コンパウンドの濃度が高ければ高いほどドーピング処理がスピードアップされ、及び/またはアクティブ層のドーパント濃度を増加させる。
【0034】
図4は本発明の更に別の実施例を示すものである。この実施例において、スキャナアセンブリ300は高強度パルスまたは連続波レーザー302を有し、半導体ウエハ304の高速熱処理を提供する。スキャナアセンブリ300はまた、レーザーエネルギー焦点合わせアセンブリ306及びアクチュエータ308を有する。スキャナアセンブリ300の構成要素は単一のハウジング内に封入されて良くよく、上記図2Aの実施例と同様の方法で処理室320に対してマウント可能である。
【0035】
レーザー焦点合わせアセンブリ306は第1の焦点合わせレンズ310、第2の焦点合わせレンズ312、及びミラー314を有する。焦点合わせアセンブリは、レーザー302よりウエハ304へ、レーザーエネルギー301を焦点合わせさせる既知の従来的な方法で動作する。レーザー302よりのエネルギー301は、1μmより短い波長を有し得る。
【0036】
アクチュエータ308は、ウエハ304をスキャンするべく動作可能なスキャナアセンブリ300を作成するため、従来方法による手段を提供する。アクチュエータ308は矢印316によって図4に示されるようにウエハ304上で前後に動いてスキャン動作を行うために、レーザー302及び焦点合わせアセンブリ306移動させるために構成され得る。或いはミラー314のみがウエハ304のレーザースキャンを行うべく移動させられても良い。さらに別の実施例においては、ウエハ表面をスキャンするために、ウエハ304が固定されたビーム301に対して動くようにされても良い。アクチュエータ308はこれに限定するものではないが例えばリニアモータ、油圧駆動装置またそれに類似するもの、及びギア、滑車、チェーン、及びそれに類似するもののような従来方式の駆動装置または動作変換機構を含んでも良い。ある実施例においてスキャナアセンブリ300は光学ウィンドウ318上に位置決めされ、処理室320のスキャン長さに沿って設けられるので、レーザーエネルギーを処理室320へ進入させウエハ304上に衝当させることが可能となる。ウィンドウ318はレーザーエネルギー301を伝達可能がどのような材料からなっても良いが、好適にはそれは透明な水晶である。ウィンドウ318は約1から5mmの厚さを有してもよく、少なくともウエハ304よりも広い直径を有する。
【0037】
図5Aは本発明の原理に基づくRTP反応装置システム500の実施例の簡略図である。この実施例において、反応システム500は処理室502及びリフレクタアセンブリ504を有する。リフレクタアセンブリ504はリフレクタ506及び放射エネルギー源508を含んで良い。リフレクタアセンブリ504はウエハ510に近接して処理室502内部に配置されて良く、動作時にリフレクタアセンブリ504がウエハ510を適切に処理するべく作成され得る。一実施例において、放射エネルギー源508はランプ加熱操作において従来用いられてきたタイプの高輝度ランプであってよい。この実施例において、放射エネルギー源508はキセノンアークランプ(以下“ランプ508”と表記)のようなフィラメントレスランプである。ランプ508はウエハ510の直径に少なくとも等しい長さを有するチューブ形状のランプなどのような好適な形状のランプであっても良い。一実施例において、ランプ508はフローチューブ512によって取り囲まれてもよい。フローチューブ512は脱イオン水のような冷却流体522を含み得る。冷却流体522はランプ508が操作中にオーバーヒートしないように用いられる。例えば冷却流体はランプ508の温度を100℃より低く維持し、ランプ508のあらゆる水晶構成要素が溶けないようにする。別の実施例においては、冷却用流体522が非導電性のダイ(die)と混合されても良い。非導電性のダイは、フローチューブ512を介してランプ508よりのある波長のみを発散させないようにするためのフィルターとして作用し得る。
【0038】
図5Bは別の実施例の簡略図であり、複数のランプ508がリフレクタ506に近接して配置されている。特定の処理に要求される所望の過熱レベルを達成するため、これらランプ508の数は任意である。
【0039】
図5Aを再び参照するとリフレクタアセンブリ504はウエハ510とともに操作可能な配置をとる。リフレクタ506は内部表面514を有し、ある波長に高い反射性を有し、また別のものに対しては反射性を有さず吸収的であり得る。一実施例において、内部表面514は金もしくは銀によってコーティングされても良く、ここで銀は更にSiNまたは透明なコーティングによって保護コーティングされて良く、そのことで銀の酸化を妨げる。コーティングは900nmより短い波長を効果的に反射し、約900nmから200nmの間で平均波長を生成する。別の実施例においては、内部表面は紫外線(UV)、赤外線(IR)、及び可視光線の全てのスペクトルにわたって高い反射性を有する。
【0040】
リフレクタ506はどのような好適な形状で形成されても良い。例えばリフレクタ506は、平面、円形、楕円形、または放射型の形状であっても良い。ランプ508よりの光エネルギーはリフレクタ506の中心又は焦点で焦点合わせされ、ウエハ510へと配向される。ランプ508より発光され、リフレクタ506の内部表面514より反射された放射はウエハ510に衝当し、光線516、518、及び520で簡潔かつ代表的に図示されているが、それによってウエハのアクティブ層224が加熱される(図2Dで参照された通りである)。
【0041】
アクティブ層224が加熱される温度はランプ508に供給されるパワーとウエハ510上に衝当可能な放射エネルギーの時間の長さとの関数である。ある実施例において、アクティブ層224の温度は約500℃から約1400℃の間まで上昇し得る。それら温度に到達するには、ウエハ510がランプ508のフラッシュに対し晒されており、ランプ508が急激すなわち概ね瞬時に光エネルギーを放ち、例えばその持続時間が約1ナノ秒から10ナノ秒の間であって、パワーレベルは、0.5J/cmから約100J/cmの間である。
【0042】
別の実施例では、ウエハ510がランプ508のフラッシュにさらされた後、ランプのパワーは第2のパワーレベルに維持され得り、例えばそれは約100ワットから約500キロワットの間である。ウエハ510は、ウエハ510の処理が完了するのに必要であるどのような長さの持続時間にわたって、第2のパワーレベルで露出され得る。ある実施例では、連続露出時間は約0.05秒から3600秒の間である。フラッシュアニールの間アクティブ層を過熱するのに加えて、連続する露出によってウエハ510の全体が加熱され得る。
【0043】
ウエハ510は例えば300℃で予備加熱されても良く、アクティブ層224の処理がより高い温度で開始され、そのことで処理時間を短縮しエネルギーが節約される。
【0044】
図6はリフレクタアセンブリ504の別の実施例を簡略に示したものである。この別の実施例において、リフレクタ506は楕円形に形成され、F及びFの2つの焦点を有する。ランプ508は焦点Fに位置決めされ得り、エネルギーは内部表面514より反射し、光線524及び525によって示され、第2の焦点Fで焦点合わせされる。ウエハ510は焦点Fで配置され得り、エネルギーがウエハ510を処理するのに用いられ得る。
【0045】
この実施例において、ウエハ表面全体が、Fで焦点合わせされるエネルギーに対して露出するが、そのことは焦点Fに対して相対的にウエハ510を移動させることで可能となる。例えば、アクチュエータ526がリフレクタアセンブリ504にウエハ510をスキャンさせるための従来方式の手段を提供するべく用いられても良い。アクチュエータ526は、ウエハ510及びリフレクタアセンブリ504のいずれかが前後に動作するスキャン動作を提供するために作動するべく構成されても良く、その動きはウエハ510において矢印528で示されるものである。
【0046】
図7は本発明によるリフレクタアセンブリ504の別の実施例を示すものである。この実施例においてりリフレクタ506は楕円形状で形成され、2つの焦点F及びFを有する。ランプ508は焦点Fにおいて位置決めされており、エネルギーが内部表面514より反射され焦点Fにおいて焦点合わせされる。この実施例において、ウエハ510はリフレクタアセンブリ504よりの距離d及び/または焦点F2よりの距離dでセットされる。距離d及びdはウエハ510が焦点Fより放出されるビーム533の内部に完全に含まれるように選択される。光線530及び532によって画定されたビーム533はウエハ510の全体表面をカバーし、ウエハ510の全体表面がランプ508よりの反射エネルギーの概ね全てが同時にさらされ、ウエハ510を処理する。
【0047】
図8は本発明によるリフレクタアセンブリ504の更に別の実施例を示す簡略図である。この実施例において処理室502は、リフレクタアセンブリ504を含み、それは第2の処理室536の外部にマウントされ得る。リフレクタアセンブリ504は室502及び536の間に提供される光学ウィンドウ538上に配置され得り、ランプ508より発光された放射エネルギーが第2の処理室536へと進入しウエハ510上に衝当する。光学ウィンドウ538は放射エネルギーの透過を可能とする好適には水晶のようなどのような材料で製造されても良い。ウィンドウ538は約1から約5mmの厚さを有しその直径はウエハ510よりも少なくとも大きいものであり得る。
【0048】
第2の処理室536は、ポンプ540を用いるなどして真空にするべく引き込まれる。第2室536は、入り口542介して非酸素ガス例えばNのようなものによって満たされても良い。真空もしくは非酸素ガス環境によって、ウエハ510の処理の間に、ランプ508よりの紫外線(UV)波長がウエハ510に到達しうることを確実とする。
【0049】
水晶ウィンドウ538を有する第2の処理室536が図7のリフレクタアセンブリ504の実施例を用いて図示されているが、第2の処理室536及び水晶ウィンドウ538はここに記載された全ての実施例のリフレクタアセンブリ504と共に用いられても良い。処理室502及び536が単一の処理室であっても良いことはお分かりであろう。
【0050】
図9A乃至9Dは本発明の実施例に基づく、ランプ602用の電源600を示す回路図である。図9Aを参照すると、電源600はメイン回路604及び点灯回路606を有する。ある実施例においては、メイン回路604が点灯トランス608を有し、その第1の巻線610は電圧Vで供給され、その第2の巻線612は電圧Vのステップアップ値によってランプ602をつける。この実施例において、キャパシタ614は、直列な第1の巻線610及びコントロール可能なスイッチ618に対して平行に提供されている。キャパシタ614は所望のどのような静電容量であって良く、例えばそれは約10μFから100Fの間である。スイッチ618は、例えばあらゆる好適なマニュアルスイッチであっても良く、電磁リレーまたはソリッドステート装置であっても良い。
【0051】
この実施例において、キャパシタ614はレジスタ616とレジスタ616と直列なダイオード620に対して、平行に接続されても良い。キャパシタ614が充電されるとき、レジスタ616は電流リミッター及び/または擬似負荷として機能する。キャパシタ614は、供給電圧VがノードN及びNを通って活動化されるときに充電する。電圧Vは、ダイレクトラインもしくは変圧アウトプットを介して供給されるAC電圧であり得る。電圧Vは調整可能であって、また約200VACから1000VACの間の幅を有しても良い。
【0052】
点灯回路606はパルススイッチ622を用いて点灯エネルギーを供給する。この目的で、点灯回路606は点灯トランス608の第2の巻線612に接続されて提供される。レジスタ624はダイオード626と直列関係にあり、第2の巻線612及びパルススイッチ622と直列に提供される。キャパシタ628はシャントレジスタ630に平行に接続され、第2の巻線612とは直列に接続されている。キャパシタ628は約0・5μFから100μFの間の所望の静電容量であって良い。キャパシタ628はノードN及びNにかかる電圧Vで充電され得る。電圧Vはダイレクトラインもしくは変圧アウトプットを介して供給されるAC電圧であり得る。電圧Vは調整可能であり、また約500VACから1000VACの幅を有しても良い。代替例としては、単純にノードN及びNが電気的にノードN及びNと接続されて同一の電源を共有することもできる。
【0053】
供給電圧VがノードNおよびNの間で適用されること可能とするべく、スイッチ618及び619が閉止されるような第1の回路604、及び点灯回路606の実施例が図9Bに示されており、キャパシタ614のレジスタ616を介して充電が行われる。同時に、ノードN及びNの間で適用される電圧Vを有するレジスタ624介して点灯回路606のキャパシタ628が充電される。
【0054】
図9Cはキャパシタ614が所望の制限容量に充電された場合、スイッチ618及び619が開放され、キャパシタ614上の供給電圧V効果を無くし、電圧Vcが第1の巻線610を通ってキャパシタ614より供給され得るような実施例を示している。インパルススイッチ622はキャパシタ628が放電するために閉止されても良く、電圧Vが第2の巻線612に供給される。点灯トランス608の伝送速度に従って、電流束が第1の巻線610内にステップアップ電圧を生成しそれはランプ602を点灯するのに十分高い。
【0055】
図9Dを参照すると、ひとたびランプ602が所望とするように点灯されたときスイッチ622が開放され、またスイッチ619がキャパシタ614がレジスタ616を介して供給される疑似負荷を介して放出され続けるべく閉止されても良い。このような構成では、点灯回路606のキャパシタ628はひとたびスイッチ622が開放されると再充電され始める。第1の回路604は、スイッチ618が閉止されることで再充電されても良い。
【0056】
図10は図9A乃至9Dに記載された原理を用いて構成された電源回路700を示す実施例である。この実施例は電源回路700の汎用性を示すものである。図10を参照すると最も分かりやすいように、複数の第1回路706よりのキャパシタ708が互いに積層され、電源700のチャージ容量を増加させるべく互いに関連づけられて用いられている。積層されたキャパシタ708は第1のラック709を形成する。各々の第1回路706は、スイッチもしくはリレー707の閉止によって互いに接続され得る。電圧のキャパシタが増加するにつれて、複数のキャパシタラック例えば第2のラック711及び第3のラック713がスイッチ714のセットを介して第1のラック709と平行に接続されても良い。ラック709、711、及び713はキャパシタンスを変化させるべく共に使用されても良く、ランプ602に対して供給されるパワーレベルを変化させる。
【0057】
図10は電源700の追加的な汎用性も示している。例えばAC電源702が、約200VACから約1000VACの間に広がる可変電圧を提供するべく構成されても良い。加えて第1の回路のレジスタ704がハロゲンランプもしくはそれに類似する装置であっても良く、このことが回路におけるキャパシタが充電されまたは放電されることを視覚的に示す手段を提供すると共に、熱エネルギーを拡散させるべく用いられても良い。
【0058】
図11はランプ602の連続的な通電を可能とする追加的能力を有する図9A乃至9Dに記載された原理に基づく電源回路800の実施例である。従って、電源回路800はランプ602の放射エネルギーに対するフラッシュ露出を提供しても良く、それはランプ602の放射エネルギーに露出される連続構成要素によって追従される。電源回路800は電源回路802を有し、ここでスイッチ804及び806は閉止された場合に、閉止供給電圧VがノードN及びNの間に提供され、キャパシタ810のレジスタ808を介した充電を開始する。同時に、点灯回路814のキャパシタ812がレジスタ816を介して充電される。ダイオード818のセットは、DC電圧をAC電圧に変換するべく提供されている。キャパシタ810及び812が所望の容量にチャージされる場合、スイッチ820が閉止され第1の巻線822を通ってキャパシタ810より電圧Vが供給されるようにする。インパルススイッチ824が閉止されても良く、キャパシタ812が放電可能となり、電圧Vが第2の巻線826に供給される。点灯トランス826の伝送速度に従って、電流がランプ602を点灯させるのに十分高いステップアップ電圧を第1の巻線822に生成する。ひとたび点灯スイッチ824が開放されると、電圧Vは第1の巻線に残り、ランプ602をエネルギー化されたままにし、そのようなわけで放射エネルギーアウトプットを生成する。このような方法で、放電時間が制御される。
【0059】
本発明は加熱目的でハロゲンランプを用いるRTPシステムの多くの欠点を克服するものである。例えば、フィラメントタイプのハロゲンランプは帯域幅の広いエネルギーを生成するが、その多くはウエハのアクティブ層を加熱することには用いられ得ない。フィラメントタイプのランプにおける利用可能な波長を増加させるために、ランプに対するパワーを増加させる。運の悪いことに、電力におけるこのような増加はピーク強度をシフトさせてしまう。本発明に用いられているアークランプは、パワーの増加に伴ってピーク強度をシフトさせることなく、かつ波長の利用可能帯域におけるピーク強度で動作するようにしたものである。結果として追加された電力がアクティブ層でより効果的に消費される。
【0060】
本発明について特殊な実施例について記述してきたが、これらは例示的なものであって、本発明をこれに限定するものではない。更に、特許請求の範囲及び発明の詳細に属する変形及び変更は、全て本発明の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】
本発明の代表的環境を確立する半導体ウエハ処理システムの一実施例の平面図である。
【図1B】
本発明の代表的環境を確立する半導体ウエハ処理システムの一実施例の側面図である。
【図2A】
本発明の原理に基づくRTP反応装置システムを示す簡略図である。
【図2B】
本発明の別の実施例に基づくRTP反応装置システムを示す簡略図である。
【図2C】
本発明の別の実施例に基づくRTP反応装置システムを示す簡略図である。
【図2D】
本発明の原理に基づく半導体ウエハのアクティブ層を示す簡略図である。
【図3】
本発明による放射室の実施例を示す簡略図である。
【図4】
本発明の別の実施例を示す簡略図である。
【図5A】
本発明によるフラッシュアニールシステムの実施例を示す簡略図である。
【図5B】
本発明によるフラッシュアニールシステムの実施例を示す簡略図である。
【図6】
本発明による図5のフラッシュアニールシステムと共に用いられる、リフレクタアセンブリを示す簡略図である。
【図7】
本発明による図6のリフレクタアセンブリの別の実施例を示す簡略図である。
【図8】
本発明による図6のリフレクタアセンブリの別の実施例を示す簡略図である。
【図9A】
本発明の実施例によるランプ点灯電源の回路図である。
【図9B】
本発明の実施例によるランプ点灯電源の回路図である。
【図9C】
本発明の実施例によるランプ点灯電源の回路図である。
【図9D】
本発明の実施例によるランプ点灯電源の回路図である。
【図10】
本発明の原理に基づく電源回路の実施例である。
【図11】
本発明の原理に基づく電源回路の実施例である。

Claims (36)

  1. 基板の高速熱処理のためのシステムであって、
    放射エネルギー源と、
    放射エネルギーを基板表面に衝当させる前記放射エネルギー源を概ね取り囲むリフレクタとを含み、前記放射エネルギー源が前記基板のアクティブ層を瞬時に加熱するべくフラッシュされるように構成されることを特徴とするシステム。
  2. 前記放射エネルギー源が、高輝度ランプを有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記高輝度ランプが、冷却流体を含むフローチューブを有することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記高輝度ランプが、キセノンアークランプを有することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  5. 前記放射エネルギーが、約0.5J/cmから約100J/cmの平均パワーを有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 前記アクティブ層が、前記基板表面下の10nmから約1mmの部分を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  7. 前記アクティブ層の温度が、約500℃から1400℃であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  8. 概ね瞬間的な反応時間が、約1ナノ秒から約10秒の間であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. 前記リフレクタが、金及び銀を含む一群より選択された材料によってコーティングを施された内部表面を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 前記リフレクタが、約900nmよりも短い波長を反射することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  11. 前記リフレクタが、平面、球形、放物線形、及び楕円形を含む一群より選択された形状を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  12. 前記放射エネルギー源が、複数の高輝度ランプを有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  13. 前記リフレクタが、第1の焦点で前記放射エネルギーを焦点合わせし、前記第1焦点は前記基板の前記表面上に存在することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  14. 前記リフレクタが、第1の焦点で前記放射エネルギーを焦点合わせし、前記第1の焦点が放射エネルギービームを放って前記基板の前記表面に衝当させることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  15. 前記基板が、非酸素環境で封入されることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 基板の高速熱処理のためのシステムであって、
    室と、
    前記室内部に配置された少なくとも1つの放射エネルギー源と、
    前記少なくとも1つの放射エネルギー源を概ね取り囲むリフレクタアセンブリとを有し、前記リフレクタアセンブリが、約1ナノ秒から約10秒の概ね瞬間的な時間に基板の表面上に衝当するように、第1の焦点で前記放射エネルギー源よりの放射エネルギーを焦点合わせするための反射表面を有し、前記概ね瞬間的な時間に約500℃から約1400℃の間で前記基板の前記アクティブ層の温度を上昇させることを特徴とするシステム。
  17. 前記第1の焦点が、前記基板の前記表面上に配置されることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  18. 前記第1の焦点より発光されたエネルギー束が、前記基板の前記表面に衝当することを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  19. 前記放射エネルギー源が、キセノンアークランプを有することを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  20. 前記アクティブ層が、前記基板表面下の約10nmから約1mmの部分を有することを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  21. 基板の高速熱処理方法であって、
    放射エネルギー源及びリフレクタを含む室を提供する過程と、
    前記基板のアクティブ層を加熱するため、概ね瞬時に基板表面に衝当するように前記放射エネルギー源をフラッシングする過程とを含む方法。
  22. 前記放射エネルギー源が、高輝度ランプを有することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記高輝度ランプが、冷却流体を含むフローチューブを有することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記高輝度ランプが、キセノンアークランプを有することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 前記放射エネルギーが、約0.5J/cmから約100J/cmの間の平均的なパワーを有することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  26. 前記アクティブ層が、前記基板表面下の約1nmから約1mmの部分を有することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  27. 前記アクティブ層の温度が、約500℃から1400℃の間であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  28. 前記概ね瞬間的な時間が、約1ナノ秒から約10秒の間であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  29. 前記リフレクタが、金及び銀を含む一群より選択される材料でコーティングを施された内部表面を有することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  30. 前記リフレクタが、約900nmより短い波長を反射することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  31. 前記リフレクタが、平面、球形、放物線形、及び楕円形を含む一群より選択された形状を有することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  32. 前記焦点合わせ過程が、前記焦点合わせされた放射エネルギーのビームが前記第1の焦点より前記基板表面へと発光される過程を含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  33. 基板の高速熱処理の方法であって、
    放射エネルギー源とリフレクタとを有する室を提供する過程と、
    第1の概ね瞬間的な持続時間に、第1の放射エネルギーに対して基板のアクティブ層を露出するべく、ピークとなるパワーレベルまで前記放射エネルギー源のレベルを上げる過程と、
    その後、前記第1のパワーレベルより低い値に前記放射エネルギー源の第2のパワーレベルを維持し、第2の持続時間に、第2の放射エネルギーに対して、前記基板全体を露出させる過程とを有し、
    前記第1の持続時間が約1ナノ秒から約10秒の間であり、前記第2の持続時間が約0秒から約3600秒の間であることを特徴とする方法。
  34. 前記放射エネルギー源が、高輝度ランプを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記放射エネルギーが、約0.5J/cmから約100J/cmの間の平均的なパワーを有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
  36. 前記アクティブ層が、前記基板表面下の約1nmから約1mmの部分を有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
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