JP2004535835A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 女性尿失禁を治療するための外科器具であって、
   （ａ）尿道を支持するために女性の下腹部に移植するためのテープと、
   （ｂ）基端部及び先端部を備え、前記テープに取り付けるための曲がった針状部材とを含み、
   前記針状部材が、前記テープを膣壁から恥骨の下側を通って腹壁の外側に至るようにすることができる寸法を有することを特徴とする外科器具。
2. 前記針状部材が実質的に半円状に曲がっていることを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
3. 前記針状部材が前記先端部に向かって先細になっていることを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
4. 前記先端部が尖っていることを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
5. 疝気先端部が尖っていないことを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
6. 前記テープが、そのテープ中で線維芽細胞が成長するように多孔性であることを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
7. 前記テープが、線維芽細胞刺激材料でコーティングされていることを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
8. 前記テープがポリプロピレンから形成されていることを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
9. 前記テープがネットを含むことを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
10. 更に、前記テープを封入する薄いプラスチックシースを含むことを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
11. 前記シースがポリエチレンから形成されていることを特徴とする請求項１０に記載の外科器具。
12. 前記シースに、その長手方向の中心にミシン目の線が入っていることを特徴とする請求項１０に記載の外科器具。
13. 前記シースが、互いに重なり合って近接した端部を有する２つの半部分を含むことを特徴とする請求項１０に記載の外科器具。
14. 可視マーカーが前記シースの長手方向の中心に設けられており、
    前記尿道の周りにループを形成するように体内に永久的に移植されるテープと、
    前記テープの一端及び他端に、それぞれの端部が接続される２つの曲がった針状部材と、
    一端で前記部材を交換可能に１つずつ前記シャンクに接続するために、前記シャンク及び前記各部材に設けられる手段であって、前記膣壁の内面から恥骨の後ろ側を経て前記腹壁の外側に至ることができる寸法に曲がった端部を前記一端に形成する、前記手段とを含むことを特徴とする請求項１０に記載の外科器具。
15. 女性尿失禁を治療するための方法であって、
    テープの一端を膣から尿道の一側の体内に通し、次に前記テープの他端を前記膣から前記尿道の他側の体内に通して、前記尿道と前記膣との間にループを形成するステップと、
    前記テープを、恥骨の下側から腹壁を貫通させて、前記テープのそれぞれの端部が前記腹壁の外側に出るようにするステップと、
    前記テープを、前記各端部で調節するステップと、
    前記テープを体内に留置するステップとを含むことを特徴とする方法。
16. 前記針状部材が更に、前記恥骨の前側を前記テープを通すことができるような寸法を有することを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
17. 前記テープを切断することで、前記針状部材を前記テープから取り外せることを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
18. 更に、前記針状部材を前記テープに取外し可能に取り付けるための機構を含むことを特徴とする請求項１に記載の外科器具。
19. 前記取付け機構が、前記テープの一端に近接して前記テープに取り付けられるコネクタと、前記針状部材の先端部に近接した前記針状部材上の受容スロットとを含み、前記受容スロットが、その内部に前記コネクタを移動可能に確実に受容できる大きさ及び形状であることを特徴とする請求項１８に記載の外科器具。
20. 前記取付け機構が、前記テープの一端に近接して前記テープに取り付けられる接続ポストと、前記針状部材の先端部に近接した前記針状部材上の取付け孔とを含み、前記取付け孔が、その内部に前記ポストを移動可能に確実に受容できる大きさ及び形状であることを特徴とする請求項１９に記載の外科器具。