JP2004534599A - オフセットのゴルフクラブおよび製造方法 - Google Patents
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Abstract
3つのシャフトセグメントによって形成される曲がりを有するシャフト(33)を有するゴルフクラブのセットが提供される。第2シャフトセグメント(35)は、第1シャフトセグメント(36)と第3シャフトセグメント(34)とを連結し、そしてこの第3シャフトセグメント(34)を第1シャフトセグメント(36)からオフセットし、ここで、この第3シャフトセグメント(34)は、この第1シャフトセグメント(36)に沿って延びる線に平行な線上にある。記載されるとおりのシャフトオフセットは、ゴルフクラブセットのヘッド(30)へと取り付けられており、その結果、このオフセットシャフト(33)は、このゴルフクラブヘッドのインパクト面の前で、前方向オフセット位置に位置しており、前方向オフセットの程度は、このセットのクラブヘッド(30)のクラブ番号の増加に伴って増大している。
Description
【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本発明は、2001年7月9日に出願された、「オフセットゴルフクラブおよび製造方法」と題された米国特許仮出願番号第60/304,591号をなす米国特許法第119条(e)項の下で、優先権を主張する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、ゴルフクラブに関し、そしてより詳細には、オフセットシャフトを有するゴルフクラブセットおよびそれの製造方法に関する。
【背景技術】
【0003】
(発明の背景)
クラブの性能を上げるためにゴルフクラブのシャフトをオフセット化することは、Bothwellによって、米国特許第5,792,002号および再発行特許______において開示された。これらは、参考として本明細書中に援用され、そして本明細書を保有する者で同じ者によって保有される。これらの特許に記載される発明は、シャフトに曲がりを与えることによって、クラブ21のシャフトをオフセット化することによって、この効果を達成する(図1)。曲がりは、図1に示されるように、第1のシャフトセグメント27を、第2のシャフトセグメント25に対して所定の角度28で外側に向け、そして第2のシャフトセグメント25を、第3のシャフトセグメント28にこの同じ所定の角度26で取り付けることによって、第1のシャフトセグメントおよび第3のシャフトセグメントが、平行配置であるように作製される。この平行配列は、第1のシャフトセグメント27および第3のシャフトセグメント23の中心軸の延長である、線Aおよび線Bによって示される。線Aおよび線Bは、互いに平行である。この設計は、新規かつ革命的であるが、この設計は、種々の広範囲のゴルファーによる使用に適合され得るようなゴルフクラブのセットに、この設計を統合するために十分な手段を依然として提供するわけではない。効率的かつ経済的な製造プロセスを開発する必要があった。
【0004】
先行技術はまた、有意な数のパターを包含し、これらパターは、パターの手の位置を変化するための異なるシャフトセグメントをオフセット化するいくつかの手段をあてにする。先行技術はまた、ゴルフクラブのホーゼルにオフセットを与える工程を提供した。しかし、この目的およびこれを与える目的は、異なる。さらに、ホーゼルをオフセット化することは、クラブヘッドの再設計の必要および設計が特異的なクラブヘッドの製造に関する独自の問題を生じ、このことは、用途を限定し、そして製造プロセスを複雑にする。従って、必要とされることは、シャフトのオフセット化の用途を最大化するようなクラブクラブを再設計する手段であり、この手段は、効率的かつ効果的な製造プロセスに、容易かつ迅速に組込み得る。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
(要旨)
ゴルフクラブセットのシャフトをオフセット化する概念を効果的かつ効率的に使用し、ゴルファーの有効性を高めるゴルフクラブセットを提供することが、本発明の目的である。このようなクラブのセットを経済的かつ効率的に製造するための手段を提供することは、さらなる目的である。
【0006】
本発明は、オフセットシャフトを有するゴルフクラブのセットを提供することによって本目的および他の目的を達成し、ここで、各クラブのセットは:実質的に平面のゴルフボール係合面を有するゴルフクラブヘッド;以下:第1の曲がりに取り付けられ、前記ゴルフクラブヘッドから第1の仮想線に沿って第1の曲がりまで伸長する、第1のシャフトフラグメント;前記第1の曲がりで、前記第1のシャフトフラグメントから第1の所定の広がり角で第2の曲がりまで外側に伸長する、第2のシャフトフラグメント;第2の仮想線に沿って、第2の曲がりで第2の所定の広がり角で前記第2のシャフトフラグメントから外側に伸長する、第3のシャフトフラグメント、を備えるゴルフクラブシャフトを有し、ここで、前記第1のシャフトフラグメントの前記第1の仮想線が、前記第3のシャフトフラグメントの前記第2の仮想線と平行であり、そして前記ゴルフクラブシャフトは、前記ゴルフクラブヘッドの方向の前記第2の仮想線の延長線が、前記ゴルフクラブヘッドの方向の前記第1の仮想線の延長線より、前記ゴルフクラブへットの中心により近い位置に延長線されるように、前記ゴルフクラブへッドに関して配置され;ここで、各クラブについて、第2のシャフトフラグメントおよび第3のシャフトフラグメントは、このクラブのインパクト表面の前方における前方オフセットにあり;ここで各クラブの前方オフセット程度は、クラブナンバーの増加に従って増加する。あるいは、第1の線は、地面上のある位置に延長線し得、この位置は、第2の線より、クラブを使用するゴルファーにより近い。
【0007】
本発明の別の局面において、本発明は、以下の工程を包含するゴルフクラブのセットを製造する方法を提供する:以下を含む標準的なクラブシャフトを提供する工程:ゴルフクラブヘッドに第1のシャフトフラグメントの末端に取り付けられ得る前記第1のシャフトセグメントであって、前記シャフトセグメントは、第1の曲がりまで第1の仮想線に沿って伸長する、第1のシャフトセグメント;前記第1の曲がりで、前記第1のシャフトセグメントから第1の所定の広がり角で第2の曲がりまで外側に伸長する、第2のシャフトセグメント;前記第2の曲がりで、前記第2のシャフトセグメントから第2の所定の広がり角で、第2の仮想線に沿って外側に伸長する、第3のシャフトセグメント、ここで前記第1のシャフトセグメントの前記第1の仮想線は、前記第3のフラグメントの前記第2の仮想線に平行であり;そしてここで、前記第1の所定の角度および第2の所定の角度が等しく、そして前記第2の部分が、前記第1のシャフトセグメントおよび第3のシャフトセグメントに関して所定の広がり角で位置づけられる、工程;および少なくとも2つの標準的なシャフトを異なるクラブヘッド番号の少なくとも2つのゴルフクラブヘッドに取り付け、少なくとも2つのゴルフクラブヘッドの各々に取り付けられた前記標準的なシャフトが、より大きい数のクラブヘッドに対して累進的により大きな前方向オフセットの位置を有する前方向オフセット位置にあるようにする、工程。
【0008】
(好ましい実施形態の詳細な記載)
図2は、本発明に従って作製された7番アイアン29の前面図を示す。クラブヘッド30は、ホーゼル31を有し、ホーゼル31から延びるシャフト33が強調される。ゴルフクラブ29の第三シャフトセクション34、第二シャフトセクション35および第一シャフトセクション36が見られ得る。図2に示されるように、第三シャフトセクション34と第二シャフトセクション35との接合部37によって形成される曲がり、ならびに第二シャフトセクション35および第一シャフトセクション36によって形成される曲がり39は、第三シャフトセクション36と第二シャフトセクション35との接合部37が、クラブヘッド30の前方の点に向かって角度を付けられるようなオフセット位置に位置付けられる。第三シャフトセクション34および第二シャフトセクション35の位置は、前方オフセット位置として、本明細書中で公知である。
【0009】
図2aのグラフは、クラブヘッド30のインパクト表面の面に関しての曲がったシャフト部分の位置の模式的表示を提供する。クラブは、x軸に沿って矢印47の向きで右から左の方向でスイングされ、そしてゴルファーは、矢印48の方向に面を向けてクラブを使用する。図2aにおいて、X軸44は、ゴルフクラブのスイング平面の2次元的な理想化である。上方に延びるY軸43は、クラブヘッドの面の理想化であり、y軸に沿ったクラブヘッドの面または打撃表面の整列の方向が、出発位置にある。第一シャフトセグメントは、図2Aのグラフの起点45から延びる。従って、第二シャフトセクションおよび第三シャフトセクションが、前方オフセット位置に位置付けられると、ライン38によって示されるように、第二セクションは、点37における第二シャフトセクションと第三シャフトセクションとの接合部でY軸の左側に向かって延び、この理想化においてグラフから直接延びる、第三シャフトセクションは、図2Aにおける37にて、x軸およびy軸によって形成される平面に対してほぼ垂直方向の位置にある。従って、前方オフセットは、図2Aにおいてx軸およびy軸によって形成される左上象限(第IV象限)に位置する位置にある。
【0010】
図2Aは、右利き用クラブの表示である。しかし、本明細書中に記載される発明は、左利き用クラブのセットにも同様に適用可能である。左利き用クラブは、右利き用クラブの鏡像である。図2Bは、左利き用クラブについての種々のシャフトセグメントの相対的位置の模式的表示を提供する。クラブのスイング平面は、なお、矢印47の方向でx軸に沿っており、そして左利きのゴルファーは、矢印49の方向に面を向けてクラブを使用する。クラブのインパクト表面は、y軸43Aの下部セクションに沿う。第一クラブシャフトセグメントは、図2Bのグラフの起点45Aから延びる。第二クラブシャフトセグメント38Aは、左下象限(第III象限)へと、第一クラブシャフトセグメントから延びる。第三シャフトセグメントは、図2Bの点39Aにおいてグラフから延びる。
【0011】
図3は、図2に示される7番アイアン29のインパクト表面41の面の図である。この図は、本発明に従って作製された7番アイアンの別の観点を提供し、第二セクション35および第三セクション34と第二セクション35との接合部37が、クラブのインパクト表面41の前の、これらの前方オフセット位置にどのように現れるかを示す。第一の仮想線Aは、第一シャフトセグメント36の中心軸に沿って延び、そして第二の点線Bは、第三シャフトセグメント34の中心軸に沿って延びる。線Aと線Bとは平行である。
【0012】
最適な効果のために、シャフトにおける曲がりが、上記に示され記載されるように、クラブヘッド面の僅かに前方に相殺(offset)されるべきであることが決定されている。さらにより最適な効果のためには、オフセット位置は、クラブヘッドの番号が大きくなるにつれて僅かに増大すべきであることが見出されている。例えば、3番のクラブについての前方オフセットは、2番クラブについての前方オフセットよりも僅かに大きくあるべきである。対応して、4番クラブについての前方オフセットは、3番クラブについての前方オフセットよりも僅かに大きくあるべきである、など。
【0013】
図4は、本発明の実施に従って作製されたゴルフクラブのセット、特にアイアンのセットを示す。このセットは、3つのシャフトセグメント36、35および34によって示されるように、非常に僅かなオフセットを有する、クラブ52の2番アイアンで始まる。次いで、このオフセットは、各クラブ(すなわち、3番クラブ53、4番クラブ54、5番クラブ55、6番クラブ56、7番クラブ57、8番クラブ58、9番クラブ59および最後のサンドウェッジ60(これは、最大のオフセットを有する))と共に徐々に増大する。サンドウェッジ60において、第三シャフトセクション34、第二シャフトセクション35および第一シャフトセクション36、ならびに前方オフセット位置にあるクラブヘッドの前に延びるシャフト33の第三セクション34と第二セクション35との接合部37が明らかに見られ得る。他方で、2番クラブ52の第二シャフトの前方オフセット部分は、図4においてほとんど認知できない。このクラブセットを、2番クラブ52から、3番クラブ53、4番クラブ54、5番クラブ55、6番クラブ56、7番クラブ57、8番クラブ58、9番クラブ59、そして最後にサンドウェッジ60へと見ていくと、オフセットはより顕著になる。
【0014】
ゴルファーの能力の程度は、プレイヤーが使用するクラブについて必要な実際のオフセット範囲を決定することもまた見出されている。能力のあるゴルファーは、高いハンディキャップを有するゴルファーほど広いオフセット範囲を必要としない。
【0015】
図5は、本発明の1つの好ましい実施形態のために製作された1組のクラブのオフセットの配置の二次元描画(これは、一定の比率に縮小してはいない)を示す。X軸は、矢印95の方向でのゴルフクラブのスイング平面(スイングは右方向から左方向である)であり、そしてY軸は、スイング平面に対して通常は約90度である、クラブヘッドのインパクト面の平面である。矢印96は、右利きのゴルファーがクラブを使用する場合に対面している方向を示す。71は、ホーゼルから突出した第1クラブシャフトセグメントの中央軸であり、そして点線73はX軸との平行線であり、そしてX軸から0.625インチ(これは、Y軸方向に沿う垂直距離75に沿っている)である。好ましい実施例において、各クラブの第3のシャフトセクションの先端(front edge)が、クラブヘッドの番号の増加につれて、Y軸の垂直距離にそって測定されるように、X軸により近くに配置される。結果的に、2番クラブ52のオフセット位置は、Y軸からの垂直距離に沿って測定する場合、X軸から約0.600インチの点52Aに、第3シャフトセグメントの先端を配置する。各々の連続するクラブについて、第3シャフトセグメント部分の先端は、X軸から0.312インチの位置に位置付けられ得るサンドウェッジまでずっと、X軸に0.032インチずつ近づく(3番クラブ53A、4番クラブ54A、5番クラブ55A、6番クラブ56A、7番クラブ57A、8番クラブ58Aおよび9番クラブ59A)。これはほんの一例であり、そしてオフセットの距離および角度は、本発明の原理から逸脱することなく有意に変動し得る。
【0016】
上の記述は明らかであるべきであるが、図5を記載する別の方法は、線76(y軸の正の部分)が、オンセット位置72を通り抜けることを実現することである。第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントによって平面が形成される位置であるオンセット位置は、ゴルフクラブのスイング平面に対して直交する。第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントの面は、図5のy軸に沿って進むオンセットにある。従って、52〜60の間の各漸進性オフセット位置へとシャフトを動かす場合、実際に、71から各漸進性オフセット位置52A〜60Aまで進む破線によって示されるようなこれらの各位置に対して、第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントによって形成される面を動かす。点線は、76Aで始まりそして76Hで終わる、第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントの平面を示す。
【0017】
上記のように、本発明は左利き用のゴルフクラブに使用され得る。図5Aは、1組の左利き用クラブにおけるクラブのオフセットが表される模式図を提供する。52Bは2番アイアンであり、53Bは3番アイアンであり、54Bは4番アイアンであり、55Bは5番アイアンであり、56Bは6番アイアンであり、57Bは7番アイアンであり、58Bは8番アイアンであり、59Bは9番アイアンであり、そして60Bはピッチングウェッジである。これは他のクラブについても同様である。x軸はスイング平面であり、そして矢印95は、クラブのスイング方向である。矢印97は、クラブを使用する左利きのゴルファーが対面する方向を示す。従って、左利き用クラブについて、オンセット位置は72Aにある。
【0018】
同様に、左利きのゴルファーに対して図5Aを記載する別の方法は、線77(y軸の負の部分)がオンセット位置72Aを通り抜けることを実現することである。第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントによって平面が形成される位置であるオンセット位置は、ゴルフクラブのスイング平面に対して直交する。第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントの面77は、図5Aにおけるy軸に沿って進むオンセットにある。従って、52B〜60Bの間の各漸進性オフセット位置へとシャフトを動かす場合、実際に、71Aから各漸進性オフセット位置52B〜60Bまで進む破線によって示されるようなこれらの各位置に対して、第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントによって形成される平面を動かす。点線は、77Aで始まりそして77Hで終わる、第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントの面を示す。
【0019】
好ましい実施形態において、第2シャフトセグメントの長さは、約2〜3インチであることのみを必要とし、そして第2シャフトセグメントが配置される、予め規定した角度81および82(図2)が3度〜10度より大きい必要はないことが、決定された。さらにより重要なことは、第2シャフトセグメントのサイズおよび予め規定した角度が固定され得、そして1組のゴルフクラブの全てのクラブで使用され得ることが分かった。従って、クラブシャフト中に必要な曲がり85を有する1つのシャフト構成83(図6)は、1組のゴルフクラブのうちの全てのクラブに使用し得る。従って、フェアウェイウッドからサンドウェッジおよびピッチングウェッジまでの全てのクラブヘッド87は、同じシャフト構成、すなわち、同じ長さの第2セグメント91、および同じプリセット角度93および94(これらは等しい)を有する構成を、使用し得る。結果的に、シャフト中に予め決定した曲がりを有する一つのプリセットシャフトのモデルを使用して、1つの標準的なシャフトを有する完全なゴルフクラブのセットを製造し得る。もちろん、各シャフト83の長さを切断して、使用されるクラブヘッドに対して適切な長さのシャフトを製作する。例えば、フェアウエイウッドは2番アイアンより長いシャフトを有し、そして同様に2番アイアンは9番アイアンより長いシャフトを有し得る。各クラブのシャフトは、適切なオフセットで単純に位置づけられ、次いで適切な長さに切断され、そして握り手(handle)がシャフトに取り付けられる。上記の角度および構成は好ましい実施形態で記載されるが、本発明のこれらの局面は本発明の概念から逸脱することなく有意に変動され得る。
【0020】
各クラブのホーゼルに曲がりを組み込むことを企図することは、1組のゴルフクラブのうちの各クラブについて特別に製作したクラブを必要とする。ホーゼルに曲がりを付けることはまた、ホーゼルによって形成される大きなシャンクを、ゴルフクラブのヘッド表面上のインパクト点へと動かすことに繋がり、そしてよりシャンクされたボールを生じることに繋がる。上記のように、本発明はシャフト中に曲がりを付けることによってこの問題を回避し、従って、漸進性オフセットの様式で、シャフトと標準的な曲がりとの接続を可能にする。このことはまた、クラブヘッドのヘッド上に漸進性オフセットを有する、1組の曲がりシャフトの取り付けを可能にし、そしてクラブヘッドの組の存在を可能にする。
【0021】
図7は、1組のフェアウェイウッド(ドライバー101、2番ウッド102および3番ウッド103)に適用した本発明の概念を示す。
【0022】
機械的分析に従うと、ボールを打つ場合にインパクト力は捻れた力またはトルクを生じる。ゴルファーの手はこのトルクに抵抗し、そしてこのエネルギーは手の中で消散される。ゴルファー、特に高いハンデキャップのゴルファーまたは不慣れなゴルファーが有する別の問題は、バックスイングを開始する直前に手がボールの前にほとんどない、正確なセットアップである。本発明に従って製作される1組のクラブの独特な特徴の1つは、クラブヘッドのシャフト前方のオフセットが、ゴルファーの手をボールおよびクラブヘッドの前に自動的に位置づけるという事実である。さらに、オンセット位置でクラブヘッドの方向に、そしてオフセット位置でクラブヘッドおよびボールの僅かに前方にゴルファーの手を配置することによって、ゴルフボールを打ち、これによって慣性モーメントが増加する場合に経験するトルクを軽減する。このことは、特に、フェアウェイウッドまたはより低い番号のアイアンを使用する場合に重要である。よりクラブヘッドの重心方向(すなわち、オンセット位置)に手を移動することによって、トルクを低減する。
【0023】
本発明は、本発明の好ましい実施形態に関して特に示し、そして記述したが、当業者によって、形態および細部における種々の変更が、本発明の本質および範囲から逸脱することなくそれになされ得ることが、理解される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
本発明は、添付の図面と共に以下の記載を吟味することによってより理解される。
【図1】図1は、オフセットシャフトを有するクラブである。
【図2】図2は、本発明に従って作製されたクラブの前方立体図を示す。図2Aは、右利き用クラブについてのオフセット角を示す模式図である。図2Bは、左利き用クラブについてのオフセット角を示す模式図である。
【図3】図3は、本発明に従って作製されたオフセットシャフトを有するクラブの面の立体図である。
【図4】図4は、本発明に従って作製されたアイアンセットの前面図である。
【図5】図5は、本発明の好ましい実施形態に従って作製された右利き用クラブセットのオフセットの進行を示す模式図である。
【図5A】図5Aは、本発明の好ましい実施形態に従って作製された左利き用クラブセットのオフセットの進行を示す模式図である。
【図6】図6は、本発明好ましい実施形態において使用される標準的なシャフトおよびクラブヘッドを示す。
【図7】図7は、本発明に従って作製されるウッドセットの前面図である。
【0001】
(関連出願)
本発明は、2001年7月9日に出願された、「オフセットゴルフクラブおよび製造方法」と題された米国特許仮出願番号第60/304,591号をなす米国特許法第119条(e)項の下で、優先権を主張する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、ゴルフクラブに関し、そしてより詳細には、オフセットシャフトを有するゴルフクラブセットおよびそれの製造方法に関する。
【背景技術】
【0003】
(発明の背景)
クラブの性能を上げるためにゴルフクラブのシャフトをオフセット化することは、Bothwellによって、米国特許第5,792,002号および再発行特許______において開示された。これらは、参考として本明細書中に援用され、そして本明細書を保有する者で同じ者によって保有される。これらの特許に記載される発明は、シャフトに曲がりを与えることによって、クラブ21のシャフトをオフセット化することによって、この効果を達成する(図1)。曲がりは、図1に示されるように、第1のシャフトセグメント27を、第2のシャフトセグメント25に対して所定の角度28で外側に向け、そして第2のシャフトセグメント25を、第3のシャフトセグメント28にこの同じ所定の角度26で取り付けることによって、第1のシャフトセグメントおよび第3のシャフトセグメントが、平行配置であるように作製される。この平行配列は、第1のシャフトセグメント27および第3のシャフトセグメント23の中心軸の延長である、線Aおよび線Bによって示される。線Aおよび線Bは、互いに平行である。この設計は、新規かつ革命的であるが、この設計は、種々の広範囲のゴルファーによる使用に適合され得るようなゴルフクラブのセットに、この設計を統合するために十分な手段を依然として提供するわけではない。効率的かつ経済的な製造プロセスを開発する必要があった。
【0004】
先行技術はまた、有意な数のパターを包含し、これらパターは、パターの手の位置を変化するための異なるシャフトセグメントをオフセット化するいくつかの手段をあてにする。先行技術はまた、ゴルフクラブのホーゼルにオフセットを与える工程を提供した。しかし、この目的およびこれを与える目的は、異なる。さらに、ホーゼルをオフセット化することは、クラブヘッドの再設計の必要および設計が特異的なクラブヘッドの製造に関する独自の問題を生じ、このことは、用途を限定し、そして製造プロセスを複雑にする。従って、必要とされることは、シャフトのオフセット化の用途を最大化するようなクラブクラブを再設計する手段であり、この手段は、効率的かつ効果的な製造プロセスに、容易かつ迅速に組込み得る。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
(要旨)
ゴルフクラブセットのシャフトをオフセット化する概念を効果的かつ効率的に使用し、ゴルファーの有効性を高めるゴルフクラブセットを提供することが、本発明の目的である。このようなクラブのセットを経済的かつ効率的に製造するための手段を提供することは、さらなる目的である。
【0006】
本発明は、オフセットシャフトを有するゴルフクラブのセットを提供することによって本目的および他の目的を達成し、ここで、各クラブのセットは:実質的に平面のゴルフボール係合面を有するゴルフクラブヘッド;以下:第1の曲がりに取り付けられ、前記ゴルフクラブヘッドから第1の仮想線に沿って第1の曲がりまで伸長する、第1のシャフトフラグメント;前記第1の曲がりで、前記第1のシャフトフラグメントから第1の所定の広がり角で第2の曲がりまで外側に伸長する、第2のシャフトフラグメント;第2の仮想線に沿って、第2の曲がりで第2の所定の広がり角で前記第2のシャフトフラグメントから外側に伸長する、第3のシャフトフラグメント、を備えるゴルフクラブシャフトを有し、ここで、前記第1のシャフトフラグメントの前記第1の仮想線が、前記第3のシャフトフラグメントの前記第2の仮想線と平行であり、そして前記ゴルフクラブシャフトは、前記ゴルフクラブヘッドの方向の前記第2の仮想線の延長線が、前記ゴルフクラブヘッドの方向の前記第1の仮想線の延長線より、前記ゴルフクラブへットの中心により近い位置に延長線されるように、前記ゴルフクラブへッドに関して配置され;ここで、各クラブについて、第2のシャフトフラグメントおよび第3のシャフトフラグメントは、このクラブのインパクト表面の前方における前方オフセットにあり;ここで各クラブの前方オフセット程度は、クラブナンバーの増加に従って増加する。あるいは、第1の線は、地面上のある位置に延長線し得、この位置は、第2の線より、クラブを使用するゴルファーにより近い。
【0007】
本発明の別の局面において、本発明は、以下の工程を包含するゴルフクラブのセットを製造する方法を提供する:以下を含む標準的なクラブシャフトを提供する工程:ゴルフクラブヘッドに第1のシャフトフラグメントの末端に取り付けられ得る前記第1のシャフトセグメントであって、前記シャフトセグメントは、第1の曲がりまで第1の仮想線に沿って伸長する、第1のシャフトセグメント;前記第1の曲がりで、前記第1のシャフトセグメントから第1の所定の広がり角で第2の曲がりまで外側に伸長する、第2のシャフトセグメント;前記第2の曲がりで、前記第2のシャフトセグメントから第2の所定の広がり角で、第2の仮想線に沿って外側に伸長する、第3のシャフトセグメント、ここで前記第1のシャフトセグメントの前記第1の仮想線は、前記第3のフラグメントの前記第2の仮想線に平行であり;そしてここで、前記第1の所定の角度および第2の所定の角度が等しく、そして前記第2の部分が、前記第1のシャフトセグメントおよび第3のシャフトセグメントに関して所定の広がり角で位置づけられる、工程;および少なくとも2つの標準的なシャフトを異なるクラブヘッド番号の少なくとも2つのゴルフクラブヘッドに取り付け、少なくとも2つのゴルフクラブヘッドの各々に取り付けられた前記標準的なシャフトが、より大きい数のクラブヘッドに対して累進的により大きな前方向オフセットの位置を有する前方向オフセット位置にあるようにする、工程。
【0008】
(好ましい実施形態の詳細な記載)
図2は、本発明に従って作製された7番アイアン29の前面図を示す。クラブヘッド30は、ホーゼル31を有し、ホーゼル31から延びるシャフト33が強調される。ゴルフクラブ29の第三シャフトセクション34、第二シャフトセクション35および第一シャフトセクション36が見られ得る。図2に示されるように、第三シャフトセクション34と第二シャフトセクション35との接合部37によって形成される曲がり、ならびに第二シャフトセクション35および第一シャフトセクション36によって形成される曲がり39は、第三シャフトセクション36と第二シャフトセクション35との接合部37が、クラブヘッド30の前方の点に向かって角度を付けられるようなオフセット位置に位置付けられる。第三シャフトセクション34および第二シャフトセクション35の位置は、前方オフセット位置として、本明細書中で公知である。
【0009】
図2aのグラフは、クラブヘッド30のインパクト表面の面に関しての曲がったシャフト部分の位置の模式的表示を提供する。クラブは、x軸に沿って矢印47の向きで右から左の方向でスイングされ、そしてゴルファーは、矢印48の方向に面を向けてクラブを使用する。図2aにおいて、X軸44は、ゴルフクラブのスイング平面の2次元的な理想化である。上方に延びるY軸43は、クラブヘッドの面の理想化であり、y軸に沿ったクラブヘッドの面または打撃表面の整列の方向が、出発位置にある。第一シャフトセグメントは、図2Aのグラフの起点45から延びる。従って、第二シャフトセクションおよび第三シャフトセクションが、前方オフセット位置に位置付けられると、ライン38によって示されるように、第二セクションは、点37における第二シャフトセクションと第三シャフトセクションとの接合部でY軸の左側に向かって延び、この理想化においてグラフから直接延びる、第三シャフトセクションは、図2Aにおける37にて、x軸およびy軸によって形成される平面に対してほぼ垂直方向の位置にある。従って、前方オフセットは、図2Aにおいてx軸およびy軸によって形成される左上象限(第IV象限)に位置する位置にある。
【0010】
図2Aは、右利き用クラブの表示である。しかし、本明細書中に記載される発明は、左利き用クラブのセットにも同様に適用可能である。左利き用クラブは、右利き用クラブの鏡像である。図2Bは、左利き用クラブについての種々のシャフトセグメントの相対的位置の模式的表示を提供する。クラブのスイング平面は、なお、矢印47の方向でx軸に沿っており、そして左利きのゴルファーは、矢印49の方向に面を向けてクラブを使用する。クラブのインパクト表面は、y軸43Aの下部セクションに沿う。第一クラブシャフトセグメントは、図2Bのグラフの起点45Aから延びる。第二クラブシャフトセグメント38Aは、左下象限(第III象限)へと、第一クラブシャフトセグメントから延びる。第三シャフトセグメントは、図2Bの点39Aにおいてグラフから延びる。
【0011】
図3は、図2に示される7番アイアン29のインパクト表面41の面の図である。この図は、本発明に従って作製された7番アイアンの別の観点を提供し、第二セクション35および第三セクション34と第二セクション35との接合部37が、クラブのインパクト表面41の前の、これらの前方オフセット位置にどのように現れるかを示す。第一の仮想線Aは、第一シャフトセグメント36の中心軸に沿って延び、そして第二の点線Bは、第三シャフトセグメント34の中心軸に沿って延びる。線Aと線Bとは平行である。
【0012】
最適な効果のために、シャフトにおける曲がりが、上記に示され記載されるように、クラブヘッド面の僅かに前方に相殺(offset)されるべきであることが決定されている。さらにより最適な効果のためには、オフセット位置は、クラブヘッドの番号が大きくなるにつれて僅かに増大すべきであることが見出されている。例えば、3番のクラブについての前方オフセットは、2番クラブについての前方オフセットよりも僅かに大きくあるべきである。対応して、4番クラブについての前方オフセットは、3番クラブについての前方オフセットよりも僅かに大きくあるべきである、など。
【0013】
図4は、本発明の実施に従って作製されたゴルフクラブのセット、特にアイアンのセットを示す。このセットは、3つのシャフトセグメント36、35および34によって示されるように、非常に僅かなオフセットを有する、クラブ52の2番アイアンで始まる。次いで、このオフセットは、各クラブ(すなわち、3番クラブ53、4番クラブ54、5番クラブ55、6番クラブ56、7番クラブ57、8番クラブ58、9番クラブ59および最後のサンドウェッジ60(これは、最大のオフセットを有する))と共に徐々に増大する。サンドウェッジ60において、第三シャフトセクション34、第二シャフトセクション35および第一シャフトセクション36、ならびに前方オフセット位置にあるクラブヘッドの前に延びるシャフト33の第三セクション34と第二セクション35との接合部37が明らかに見られ得る。他方で、2番クラブ52の第二シャフトの前方オフセット部分は、図4においてほとんど認知できない。このクラブセットを、2番クラブ52から、3番クラブ53、4番クラブ54、5番クラブ55、6番クラブ56、7番クラブ57、8番クラブ58、9番クラブ59、そして最後にサンドウェッジ60へと見ていくと、オフセットはより顕著になる。
【0014】
ゴルファーの能力の程度は、プレイヤーが使用するクラブについて必要な実際のオフセット範囲を決定することもまた見出されている。能力のあるゴルファーは、高いハンディキャップを有するゴルファーほど広いオフセット範囲を必要としない。
【0015】
図5は、本発明の1つの好ましい実施形態のために製作された1組のクラブのオフセットの配置の二次元描画(これは、一定の比率に縮小してはいない)を示す。X軸は、矢印95の方向でのゴルフクラブのスイング平面(スイングは右方向から左方向である)であり、そしてY軸は、スイング平面に対して通常は約90度である、クラブヘッドのインパクト面の平面である。矢印96は、右利きのゴルファーがクラブを使用する場合に対面している方向を示す。71は、ホーゼルから突出した第1クラブシャフトセグメントの中央軸であり、そして点線73はX軸との平行線であり、そしてX軸から0.625インチ(これは、Y軸方向に沿う垂直距離75に沿っている)である。好ましい実施例において、各クラブの第3のシャフトセクションの先端(front edge)が、クラブヘッドの番号の増加につれて、Y軸の垂直距離にそって測定されるように、X軸により近くに配置される。結果的に、2番クラブ52のオフセット位置は、Y軸からの垂直距離に沿って測定する場合、X軸から約0.600インチの点52Aに、第3シャフトセグメントの先端を配置する。各々の連続するクラブについて、第3シャフトセグメント部分の先端は、X軸から0.312インチの位置に位置付けられ得るサンドウェッジまでずっと、X軸に0.032インチずつ近づく(3番クラブ53A、4番クラブ54A、5番クラブ55A、6番クラブ56A、7番クラブ57A、8番クラブ58Aおよび9番クラブ59A)。これはほんの一例であり、そしてオフセットの距離および角度は、本発明の原理から逸脱することなく有意に変動し得る。
【0016】
上の記述は明らかであるべきであるが、図5を記載する別の方法は、線76(y軸の正の部分)が、オンセット位置72を通り抜けることを実現することである。第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントによって平面が形成される位置であるオンセット位置は、ゴルフクラブのスイング平面に対して直交する。第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントの面は、図5のy軸に沿って進むオンセットにある。従って、52〜60の間の各漸進性オフセット位置へとシャフトを動かす場合、実際に、71から各漸進性オフセット位置52A〜60Aまで進む破線によって示されるようなこれらの各位置に対して、第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントによって形成される面を動かす。点線は、76Aで始まりそして76Hで終わる、第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントの平面を示す。
【0017】
上記のように、本発明は左利き用のゴルフクラブに使用され得る。図5Aは、1組の左利き用クラブにおけるクラブのオフセットが表される模式図を提供する。52Bは2番アイアンであり、53Bは3番アイアンであり、54Bは4番アイアンであり、55Bは5番アイアンであり、56Bは6番アイアンであり、57Bは7番アイアンであり、58Bは8番アイアンであり、59Bは9番アイアンであり、そして60Bはピッチングウェッジである。これは他のクラブについても同様である。x軸はスイング平面であり、そして矢印95は、クラブのスイング方向である。矢印97は、クラブを使用する左利きのゴルファーが対面する方向を示す。従って、左利き用クラブについて、オンセット位置は72Aにある。
【0018】
同様に、左利きのゴルファーに対して図5Aを記載する別の方法は、線77(y軸の負の部分)がオンセット位置72Aを通り抜けることを実現することである。第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントによって平面が形成される位置であるオンセット位置は、ゴルフクラブのスイング平面に対して直交する。第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントの面77は、図5Aにおけるy軸に沿って進むオンセットにある。従って、52B〜60Bの間の各漸進性オフセット位置へとシャフトを動かす場合、実際に、71Aから各漸進性オフセット位置52B〜60Bまで進む破線によって示されるようなこれらの各位置に対して、第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントによって形成される平面を動かす。点線は、77Aで始まりそして77Hで終わる、第1クラブシャフトセグメント、第2クラブシャフトセグメントおよび第3クラブシャフトセグメントの面を示す。
【0019】
好ましい実施形態において、第2シャフトセグメントの長さは、約2〜3インチであることのみを必要とし、そして第2シャフトセグメントが配置される、予め規定した角度81および82(図2)が3度〜10度より大きい必要はないことが、決定された。さらにより重要なことは、第2シャフトセグメントのサイズおよび予め規定した角度が固定され得、そして1組のゴルフクラブの全てのクラブで使用され得ることが分かった。従って、クラブシャフト中に必要な曲がり85を有する1つのシャフト構成83(図6)は、1組のゴルフクラブのうちの全てのクラブに使用し得る。従って、フェアウェイウッドからサンドウェッジおよびピッチングウェッジまでの全てのクラブヘッド87は、同じシャフト構成、すなわち、同じ長さの第2セグメント91、および同じプリセット角度93および94(これらは等しい)を有する構成を、使用し得る。結果的に、シャフト中に予め決定した曲がりを有する一つのプリセットシャフトのモデルを使用して、1つの標準的なシャフトを有する完全なゴルフクラブのセットを製造し得る。もちろん、各シャフト83の長さを切断して、使用されるクラブヘッドに対して適切な長さのシャフトを製作する。例えば、フェアウエイウッドは2番アイアンより長いシャフトを有し、そして同様に2番アイアンは9番アイアンより長いシャフトを有し得る。各クラブのシャフトは、適切なオフセットで単純に位置づけられ、次いで適切な長さに切断され、そして握り手(handle)がシャフトに取り付けられる。上記の角度および構成は好ましい実施形態で記載されるが、本発明のこれらの局面は本発明の概念から逸脱することなく有意に変動され得る。
【0020】
各クラブのホーゼルに曲がりを組み込むことを企図することは、1組のゴルフクラブのうちの各クラブについて特別に製作したクラブを必要とする。ホーゼルに曲がりを付けることはまた、ホーゼルによって形成される大きなシャンクを、ゴルフクラブのヘッド表面上のインパクト点へと動かすことに繋がり、そしてよりシャンクされたボールを生じることに繋がる。上記のように、本発明はシャフト中に曲がりを付けることによってこの問題を回避し、従って、漸進性オフセットの様式で、シャフトと標準的な曲がりとの接続を可能にする。このことはまた、クラブヘッドのヘッド上に漸進性オフセットを有する、1組の曲がりシャフトの取り付けを可能にし、そしてクラブヘッドの組の存在を可能にする。
【0021】
図7は、1組のフェアウェイウッド(ドライバー101、2番ウッド102および3番ウッド103)に適用した本発明の概念を示す。
【0022】
機械的分析に従うと、ボールを打つ場合にインパクト力は捻れた力またはトルクを生じる。ゴルファーの手はこのトルクに抵抗し、そしてこのエネルギーは手の中で消散される。ゴルファー、特に高いハンデキャップのゴルファーまたは不慣れなゴルファーが有する別の問題は、バックスイングを開始する直前に手がボールの前にほとんどない、正確なセットアップである。本発明に従って製作される1組のクラブの独特な特徴の1つは、クラブヘッドのシャフト前方のオフセットが、ゴルファーの手をボールおよびクラブヘッドの前に自動的に位置づけるという事実である。さらに、オンセット位置でクラブヘッドの方向に、そしてオフセット位置でクラブヘッドおよびボールの僅かに前方にゴルファーの手を配置することによって、ゴルフボールを打ち、これによって慣性モーメントが増加する場合に経験するトルクを軽減する。このことは、特に、フェアウェイウッドまたはより低い番号のアイアンを使用する場合に重要である。よりクラブヘッドの重心方向(すなわち、オンセット位置)に手を移動することによって、トルクを低減する。
【0023】
本発明は、本発明の好ましい実施形態に関して特に示し、そして記述したが、当業者によって、形態および細部における種々の変更が、本発明の本質および範囲から逸脱することなくそれになされ得ることが、理解される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
本発明は、添付の図面と共に以下の記載を吟味することによってより理解される。
【図1】図1は、オフセットシャフトを有するクラブである。
【図2】図2は、本発明に従って作製されたクラブの前方立体図を示す。図2Aは、右利き用クラブについてのオフセット角を示す模式図である。図2Bは、左利き用クラブについてのオフセット角を示す模式図である。
【図3】図3は、本発明に従って作製されたオフセットシャフトを有するクラブの面の立体図である。
【図4】図4は、本発明に従って作製されたアイアンセットの前面図である。
【図5】図5は、本発明の好ましい実施形態に従って作製された右利き用クラブセットのオフセットの進行を示す模式図である。
【図5A】図5Aは、本発明の好ましい実施形態に従って作製された左利き用クラブセットのオフセットの進行を示す模式図である。
【図6】図6は、本発明好ましい実施形態において使用される標準的なシャフトおよびクラブヘッドを示す。
【図7】図7は、本発明に従って作製されるウッドセットの前面図である。
Claims (35)
- オフセットシャフトを有するゴルフクラブのセットであって:
ゴルフクラブセットを備え、該セットの各クラブは以下:
実質的に平坦なゴルフボール係合面を有するゴルフクラブヘッド;
ゴルフクラブシャフト:
を備え、該ゴルフクラブシャフトは、以下:
該ゴルフクラブヘッドに取り付けられており、そして該ゴルフクラブヘッドから第1仮想線に沿って第1曲がりへと延びる、第1シャフトセグメント;
該第1曲がりにて、該第1シャフトセグメントから第1の所定広がり角で第2曲がりへと延びる、第2シャフトセグメント;
第2曲がりにて、該第2シャフトセグメントから第2の規定広がり角で第2仮想線に沿って延びる、第3シャフトセグメント;
を備え、
ここで、該第1シャフトセグメントの該第1仮想線は、該第3シャフトセグメントの該第2仮想線に対して平行であり、そして該ゴルフクラブシャフトは、該ゴルフクラブヘッドに向かっての該第2仮想線の延長線が、該ゴルフクラブヘッドの中心部に対して、該ゴルフクラブヘッドに向かう該第1仮想線の突出部よりも近い位置に突出するように該ゴルフクラブヘッドに対して配置されており;そして
ここで、各クラブについて、該第2シャフトセグメントおよび該第3シャフトセグメントは、該クラブのインパクト面の前方向の位置で前方向オフセットにあり;
ここで、各クラブについての前方向オフセット程度は、クラブ番号が増加するにつれて増大する、
ゴルフクラブセット。 - 前記セットの各クラブの前記前方向オフセット程度が、各クラブのスイング平面に対して平行な線から測定され、該線は、オンセット点を通っており、そして各クラブは、該線から少なくとも0.032インチであり、各クラブは、クラブヘッド番号が増加するにつれて該線からさらに0.032インチずつ離れる、請求項1に記載のゴルフクラブセット。
- 各クラブが、同一のシャフトを有する、請求項1に記載のゴルフクラブセット。
- 前記ゴルフクラブセットが、少なくとも2本のクラブを備える、請求項1に記載のゴルフクラブセット。
- 2番アイアン、3番アイアン、4番アイアン、5番アイアン、6番アイアン、7番アイアンおよび9番アイアンを備える、請求項4に記載のゴルフクラブセット。
- サンドウェッジおよびピッチングウェッジをさらに備える、請求項5に記載のゴルフクラブセット。
- ドライバー、2番フェアウェイウッドおよび3番フェアウェイウッドを備える、請求項1に記載のゴルフクラブセット。
- 各クラブの前記前方向オフセット程度が、前記セットを用いる者の習熟レベルに基づく、請求項1に記載のゴルフクラブセット。
- 前記前方向オフセット程度全体が、前記セットを用いる者の習熟レベルの低下に伴って増大する、請求項8に記載のゴルフクラブセット。
- ゴルフクラブセットを製造するための方法であって、以下の工程:
a.標準シャフトを提供する工程:および
少なくとも2つの標準シャフトを、異なるクラブヘッド番号の少なくとも2つのゴルフクラブヘッドに対して取り付け、その結果、該標準シャフトが、前方向オフセット位置で、少なくとも2つのゴルフクラブヘッドの各々に取り付けられ、該前方向オフセットの位置は、より大きな番号のクラブヘッドについて徐々に大きくなる、工程
を包含し、
該標準シャフトは、以下:
第1シャフトセグメントの末端でゴルフクラブヘッドへと取り付けられ得る、第1シャフトセグメントであって、該シャフトセグメントは、第1仮想線に沿って第1曲がりへと延びる、第1シャフトセグメント;
該第1曲がりにて、該第1シャフトセグメントから第1所定広がり角で第2曲がりへと延びる、第2シャフトセグメント;
第2曲がりにて、該第2シャフトセグメントから第2の規定広がり角で第2仮想線に沿って延びる、第3シャフトセグメント;
を備え、
ここで、該第1シャフトセグメントの該第1仮想線は、該第3シャフトセグメントの該第2仮想線に対して平行であり;そして
ここで、第1規定角と第2規定角とは等しく、そして該第2セクションは、該第1シャフトセグメントおよび該第3シャフトセグメントに対して所定広がり角で位置する、
方法。 - 前記少なくとも2つのクラブが、2番アイアンで始まり、3番アイアン、4番アイアン、5番アイアン、6番アイアン、7番アイアン、8番アイアンおよび9番アイアンの完全なクラブセットである、請求項10に記載の方法。
- 前記セットが、最大の前方向オフセット程度を有するピッチングウェッジを備える、請求項11に記載の方法。
- 前記セットが、最大の前方向オフセット程度を有するサンドウェッジを備える、請求項11に記載の方法。
- 前記セットが、最小の前方向オフセット程度を有するドライバー、ならびにオフセット程度が徐々に増大する2番フェアウェイウッドおよび3番フェアウェイウッドを備える、請求項10に記載の方法。
- 前方向オフセット程度全体を、前記セットを用いる者の習熟レベルに基づいて設定するさらなる工程を包含する、請求項10に記載の方法。
- 前記前方向オフセット全体の程度を設定する工程が、前記セットを用いる者の習熟レベルが低下するにつれて、前方向オフセット全体の程度を増大させることをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- オフセットシャフトを有するゴルフクラブのセットであって:
該セットの各クラブは以下:
実質的に平坦なゴルフボール係合面を有するゴルフクラブヘッド;
ゴルフクラブシャフト:
を備え、該ゴルフクラブシャフトは、以下:
該ゴルフクラブヘッドに取り付けられており、そして該ゴルフクラブヘッドから第1仮想線に沿って第1曲がりへと延びる、第1シャフトセグメント;
該第1曲がりにて、該第1シャフトセグメントから第1の所定広がり角で第2曲がりへと延びる、第2シャフトセグメント;
第2曲がりにて、該第2シャフトセグメントから第2の規定広がり角で第2仮想線に沿って延びる、第3シャフトセグメント;
を備え、
ここで、該第1シャフトセグメントの該第1仮想線は、該第3シャフトセグメントの該第2仮想線に対して平行であり、そして該ゴルフクラブシャフトは、該ゴルフクラブヘッドに向かっての該第2仮想線の延長線が、該ゴルフクラブヘッドに向かう該第1仮想線の突出部よりも、ボールを打つ位置にいる、該クラブを保持するゴルファーからさらに離れた位置に突出するように該ゴルフクラブヘッドに対して配置されており;そして
ここで、各クラブについて、該第2シャフトセグメントおよび該第3シャフトセグメントは、該クラブのインパクト面の前方向の位置で前方向オフセットにあり;
ここで、各クラブについての前方向オフセット程度は、クラブ番号が増加するにつれて増大する、
ゴルフクラブセット。 - 前記セットの各クラブの前記前方向オフセット程度が、各クラブのスイング平面に対して平行な線から測定され、該線は、オンセット点を通っており、そして各クラブは、該線から少なくとも0.32インチであり、各クラブは、クラブヘッド番号が増加するにつれて該線からさらに0.32インチずつ離れ、従って、該クラブの該スイング平面に対して0.32インチずつ近づく、請求項17に記載のゴルフクラブセット。
- 各クラブが、同一のシャフトを有する、請求項17に記載のゴルフクラブセット。
- 前記クラブセットが、少なくとも2本のクラブを備える、請求項17に記載のゴルフクラブセット。
- 2番アイアン、3番アイアン、4番アイアン、5番アイアン、6番アイアン、7番アイアンおよび9番アイアンを備える、請求項19に記載のゴルフクラブセット。
- サンドウェッジおよびピッチングウェッジをさらに備える、請求項20に記載のゴルフクラブセット。
- ドライバー、2番フェアウェイウッドおよび3番フェアウェイウッドを備える、請求項19に記載のゴルフクラブセット。
- 前記前方向オフセット程度が、前記セットを用いる者の習熟レベルに基づく、請求項17に記載のゴルフクラブセット。
- 前記前方向オフセット程度全体が、前記セットを用いる者の習熟レベルの低下に伴って増大する、請求項24に記載のゴルフクラブセット。
- オフセットシャフトを有するゴルフクラブのセットであって:
該セットの各クラブは以下:
実質的に平坦なゴルフボール係合面を有するゴルフクラブヘッド;
ゴルフクラブシャフト:
を備え、該ゴルフクラブシャフトは、以下:
該ゴルフクラブヘッドに取り付けられており、そして該ゴルフクラブヘッドから第1仮想線に沿って第1曲がりへと延びる、第1シャフトセグメント;
該第1曲がりにて、該第1シャフトセグメントから第1の所定広がり角で第2曲がりへと延びる、第2シャフトセグメント;
第2曲がりにて、該第2シャフトセグメントから第2の規定広がり角で第2仮想線に沿って延びる、第3シャフトセグメント;
を備え;そして
ここで、各クラブについて、該第2シャフトセグメントおよび該第3シャフトセグメントは、該クラブのインパクト面の前方向の位置で前方向オフセットにあり;
ここで、各クラブについての前方向オフセット程度は、クラブ番号が増加するにつれて増大する、
ゴルフクラブセット。 - 前記セットの各クラブの前記前方向オフセット程度が、各クラブのスイング平面に対して平行な線から測定され、該線は、オンセット点を通っており、そして各クラブは、該線から少なくとも0.32インチであり、各クラブは、クラブヘッド番号が増加するにつれて該線からさらに0.32インチずつ離れ、従って、該クラブの該スイング平面に対して0.32インチずつ近づく、請求項26に記載のゴルフクラブセット。
- 各クラブが、同一のシャフトを有する、請求項26に記載のゴルフクラブセット。
- 前記クラブセットが、少なくとも2本のクラブを備える、請求項26に記載のゴルフクラブセット。
- 2番アイアン、3番アイアン、4番アイアン、5番アイアン、6番アイアン、7番アイアンおよび9番アイアンを備える、請求項29に記載のゴルフクラブセット。
- サンドウェッジおよびピッチングウェッジをさらに備える、請求項30に記載のゴルフクラブセット。
- ドライバー、2番フェアウェイウッドおよび3番フェアウェイウッドを備える、請求項29に記載のゴルフクラブセット。
- 前記前方向オフセット程度が、前記セットを用いる者の習熟レベルに基づく、請求項26に記載のゴルフクラブセット。
- 前記前方向オフセット程度全体が、前記セットを用いる者の習熟レベルの低下に伴って増大する、請求項33に記載のゴルフクラブセット。
- 前記第1クラブシャフトセグメント、前記第2クラブシャフトセグメントおよび前記第3クラブシャフトセグメントによって形成される平面が、該ゴルフクラブのスイング平面に対して平行であるような前方向オフセット位置に1つのクラブが配置されている、請求項26に記載のゴルフクラブセット。
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