JP3244323U - ハンドファースト練習クラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドファーストのスイング練習を効果的に行うことが可能なハンドファースト練習クラブを提供する。【解決手段】正規のゴルフクラブに合わせてグリップ1とシャフト2とヘッド3とを形成する。ハンドファーストのポジションを習得する練習クラブを構成する。屈曲矯正部4をシャフト2の長手中央側にクランク状に形成する。屈曲矯正部4からヘッド3までのシャフト2の長さを30cm±5cmとする。スイング時のハンドファーストのポジションを屈曲矯正部4で矯正する。【選択図】図1

Description

本考案は、ゴルフにおけるハンドファーストのスイングを練習するのに好適なハンドファースト練習クラブに関するものである。
ゴルフのハンドファーストとは、スイング時にヘッドよりもグリップが打出し方向をキープするポジションのことで、アドレスからインパクトまでスイングファーストをキープすると、正確で強いショットになることが知られている。
このハンドファーストを習得するために種々の練習クラブが提案されている。特許文献1に記載の練習クラブは、アイアンシャフトの手元側をクラブフェースと反対方向へクランク形状に曲げたシャフトが記載されている。この練習クラブによると、手元側を約80mmの長さでクランク状に曲げることにより、ボールを確実にミートするスイングを身に付けることができるというものである。
また特許文献2に記載の練習クラブは、アドレス時にハンドファーストのポジションになるように、シャフトを一箇所曲げたものである。そして、この曲げ幅は、直線状態のシャフトから35mm~115mmの範囲内の曲げ幅としている。この結果、ハンドファーストが身についていないゴルファーのスイングフォームを矯正することができるというものである。
実用新案登録第3102527号公報 特開2019-136448号公報
これら従来の練習クラブは、いずれもハンドファーストを習得するための練習クラブであるが、それぞれ実際のプレーに使用する正規のクラブと異なったスイングになってしまう不都合がある。
すなわち、ハンドファーストのスイングを習得するには、インパクト時にヘッドよりもグリップが打出し方向にあるポジションでスイングすることが重要である。そのため練習時において、アドレスの時点からグリップの位置が打球方向にあることを確認しながらスイングし、インパクトするまでこのポジションをキープすることを習得する。そして、正規のクラブにおいてもグリップが打球方向に先行するポジションでスイングできるようにするものである。
ところが、特許文献1に記載の練習クラブのように、シャフトの手元側をクランク状に屈曲した練習クラブを使用すると、実際のクラブと比較してシャフトの手元側の印象が大きく異なる不都合がある。すなわち、手元側を屈曲した練習クラブでハンドファーストのポジションを覚えても、手元側が直線状を成す正規のクラブを使用する際に大きな違和感を生じてしまう。この結果、練習を実際のプレーに反映することが困難になり、効果的な練習を期待することはできない。
一方、特許文献2に記載の練習クラブは、ハンドファースト用にシャフトが曲げられたものである。すなわち、インパクト時のシャフトの先端が、目標方向側に35mm~115mm程度変位するように、シャフトの一箇所が曲げられた構成である。
このように、シャフトを曲げることで、アドレス時にグリップを握るだけでハンドファーストのポジションを得ることは可能である。ところが、シャフトの一箇所を曲げているので、インパクト時においてハンドファーストのインパクトと異なってしまう不都合がある。
すなわち、正規のクラブを使用してハンドファーストのポジションでスイングすると、シャフトが傾斜した分ロフトが立った状態でインパクトすることになる。一方、予めシャフトを曲げた練習クラブを使用してハンドファーストでスイングしても、インパクト時にロフトは立たない。
ハンドファーストでは、ヘッドよりもシャフトが打出し方向にあるポジションを維持しながらスイングすることで、インパクト時にロフトが立って飛距離を伸ばすことができる。すなわち、シャフトが左に傾く分、ヘッドのロフトが立った状態でボールに当たるので飛距離がアップする。しかも、ロフトが立った状態で、ダウンブロー軌道で当たるとボールのバックスピン量が増えて球は更に高くなるというものである。
このように、ハンドファーストにおいて重要なポイントは、第1にクラブヘッドよりもグリップが常に打出し方向にあるポジションでスイングすること、第2にインパクト時にロフトが立った状態で正確に当てることが重要である。
ところが、特許文献2の練習クラブでは、シャフトの一部を曲げているために、インパクト時にシャフトが傾かず、結果的にロフトが立たない状態でインパクトすることになる。そのためこの練習クラブには、ハンドファーストで重要なインパクト時の練習ができないといった不都合がある。
そこで本考案は上述の課題を解消し、ハンドファーストのポジションをキープしたスイング練習を効果的に行うことが可能なハンドファースト練習クラブの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、ゴルフクラブの各種類に合わせて形成されたグリップ1とシャフト2とヘッド3とを備え、アドレスからインパクトまでハンドファーストのポジションを維持するハンドファースト練習クラブにおいて、アドレス時に前記グリップ1の位置が前記ヘッド3よりも打出し方向に傾斜した状態に矯正する屈曲矯正部4を前記シャフト2の長手中央側にクランク状に形成し屈曲矯正部4から前記ヘッド3までの前記シャフト2の長さを30cm±5cmとすることにある。
第2の手段の前記屈曲矯正部4は、前記シャフト2から20度の角度で打出し方向と逆向きに屈曲された上部屈曲部4Aと、上部屈曲部4Aから延長された矯正部4Bと矯正部4Bから20度の角度で前記シャフト2を元の向きに戻す下部屈曲部4Cとを備え、前記矯正部4Bは長さ10cm±3cmとするものである。
第3の手段の前記屈曲矯正部4は、アドレス時に前記グリップ1の位置が前記ヘッド3よりもボール1個分の距離をおいて打出し方向に傾斜した状態に矯正するように設けたものである。
本考案のごとく、アドレス時に前記グリップ1の位置が前記ヘッド3よりも打出し方向に傾斜した状態に矯正するクランク状の屈曲矯正部4をシャフト2の長手中央側に形成したことで、ハンドファーストのポジションを維持してスイングの練習を行うことができる。しかも、屈曲矯正部4をシャフト2の中央側に設けたことで、正規のクラブを使用する際に、グリップ1側のシャフト2の位置やインパクト時のヘッド3側のシャフト2の角度を再現する練習ができるので、ハンドファーストのスイング練習を効果的に行うことが可能になった。
また、クランク状の屈曲矯正部4により、ヘッド3の角度は正規のクラブと同じ角度になるので、ヘッド3側のシャフト2は正規のクラブと同じ傾きになる。この結果ハンドファーストのポジションで、ロフトが立ったインパクトを習得することが可能になる。更に、屈曲矯正部4からヘッド3までのシャフト2の長さを30cm±5cmとしていることから、ロフトが立ったインパクト時のヘッド3側のシャフト2の傾きを確認しながら練習することができる。
更に屈曲矯正部4は、シャフト2から20度の角度で打出し方向と逆向きに屈曲された上部屈曲部4Aと、上部屈曲部4Aから延長された矯正部4Bと、矯正部4Bから20度の角度でシャフト2を元の向きに戻す下部屈曲部4Cとを備え、矯正部4Bは長さ10cm±3cmとすることで、インパクト時に、ヘッド3はグリップ1よりもボール1個分程遅れて当たるようになる。このことから理想的なハンドファーストのスイングを練習することができる。
このように本考案によると、ハンドファーストのポジションをキープしたスイング練習を極めて効率良く行うことが可能になるといった当初の目的を達成した。
本考案の一実施例を示す正面図である。 本考案の使用時に使用者から見た状態を示す斜視図である。 本考案を用いたアドレス状態を示す正面図である。 正規のクラブでハンドファーストのアドレス状態を示す正面図である。
本考案は、ハンドファーストのスイングを練習する際に使用する練習クラブに関するものである。すなわち、アドレスからインパクトまでハンドファーストのポジションをキープしてスイングするための練習クラブである。
ハンドファーストとは、ヘッド3よりもグリップ1の手元が打出し方向に傾斜したポジションのことをいう(図4参照)。ハンドファーストの形をキープしてインパクトすることで、強いショットを正確に打つことができるといわれている。
図4に示す符号Aは、ヘッド3に対するグリップ1の傾きが均等なニュートラルポジションを示す。一方、ハンドファーストのポジションは、符号Bに示すごとく、グリップ1がヘッド3よりも打出し方向に傾いたポジションである。したがって、ハンドファーストのポジションをキープしてインパクトすると、グリップ1よりヘッド3が少し遅れてボールに当たることになる。
また、ハンドファーストでインパクトすると、シャフト2が左に傾く分、ヘッド3のロフトが立った状態でボールに当たるので飛距離がアップする。たとえば、アイアンの場合、番手が1つもしくは2つ分上のクラブのロフト角でインパクトできるためその分、飛距離がアップする。しかも、ハンドファーストでダウンブローするとボールのバックスピン量が増えて球は高くなるというものである。
本考案練習クラブは、このハンドファーストのポジションでスイングを練習するもので、正規のクラブと同様に、グリップ1、シャフト2、ヘッド3を備えている(図1参照)。そして、シャフト2の長手中央側にクランク状の屈曲矯正部4を形成している(図2参照)。
この屈曲矯正部4は、アドレス時にグリップ1の位置がヘッド3よりも打球方向に傾く状態に矯正する部位となる(図3参照)。更に、この屈曲矯正部4からヘッド3までのシャフト2の長さを30cm±5cmとする。30cm±5cmとしているのは、インパクト時のヘッド3側のシャフト2の傾斜を確認するのに十分な長さとしている。
図示の屈曲矯正部4は、上部屈曲部4A、矯正部4B、下部屈曲部4Cにて形成されている(図3参照)。上部屈曲部4Aは、シャフト2から20度の角度で打出し方向と逆向きに屈曲された部位で、この上部屈曲部4Aから矯正部4Bが延長される。更に矯正部4Bの端部から20度の角度で下部屈曲部4Cが形成され、シャフト2を元の向きに戻している。
このとき、矯正部4Bの長さを10cm±3cmとすることで、インパクト時のヘッド3はグリップ1よりもボール1個分遅れて当たるようになる。10cm±3cmにしているのは、クラブの種類等によりシャフト2の長さが異なるので、シャフト2の長さに応じて矯正部4Bの長さを調整するためである。
本考案練習クラブは、基本的に正規のクラブに模して形成されている。すなわち、ドライバー、アイアン、パター等のヘッド3を模して形成される。したがって、本考案練習クラブと正規のクラブとの相違点は、屈曲矯正部4の有無のみとなっており、ドライバー、アイアン、パター等の各種練習クラブを提供することができる。
例えば、ドライバーをハンドファーストでスイングすると、飛距離が伸び方向性も安定することが判明している。また、アイアンをハンドファーストでスイングするとクラブが通るゾーンが長くなる。そうすると、フェース面もブレにくく方向性が良くなる。更に、パワーも逃げないので飛距離もアップする。
一方、パターをハンドファーストでスイングすると、ボールの回転が安定し、純回転がかかって素直に転がる球が打てるので方向性が安定する。このように各種の練習クラブで行うハンドファーストのスイング習得により、ヘッドの軌道が安定し、正確で強いインパクトができ、ロフトが立って飛距離が伸びるといった各種の効果を得ることができる。
尚、本考案は図示の構成に限定されるものではなく、本考案の各構成は要旨を変更しない範囲で自由に設計変更することが可能である。
A ニュートラルポジション
B ハンドファーストポジション
1 グリップ
2 シャフト
3 ヘッド
4 屈曲矯正部
4A 上部屈曲部
4B 矯正部
4C 下部屈曲部

Claims (3)

  1. 正規のゴルフクラブの種類に合わせて形成されたグリップとシャフトとヘッドとを備え、アドレスからインパクトまでハンドファーストのポジションを維持するハンドファースト練習クラブにおいて、
    アドレス時に前記グリップの位置が前記ヘッドよりも打出し方向に傾斜した状態に矯正する屈曲矯正部を前記シャフトの長手中央側にクランク状に形成し、
    屈曲矯正部から前記ヘッドまでの前記シャフトの長さを30cm±5cmとすることを特徴とするハンドファースト練習クラブ。
  2. 前記屈曲矯正部は、前記シャフトから20度の角度で打出し方向と逆向きに屈曲された上部屈曲部と、上部屈曲部から延長された矯正部と、矯正部から20度の角度で前記シャフトを元の向きに戻す下部屈曲部とを備え、前記矯正部は長さ10cm±3cmとする請求項1記載のハンドファースト練習クラブ。
  3. 前記屈曲矯正部は、アドレス時に前記グリップの位置が前記ヘッドよりもボール1個分の距離をおいて打球方向に傾斜した状態に矯正するように設けられた請求項1記載のハンドファースト練習クラブ。
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