JP2004530806A - 仮よりテクスチャード機械 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の、複数の合成糸に仮よりテクスチャード加工を施す仮よりテクスチャード機械に関する。
【0002】
このような形式の仮よりテクスチャード機械はヨーロッパ特許第0641877号明細書に基づいて公知である。
【0003】
このような形式の仮よりテクスチャード機械は多数の加工箇所を有しており、これらの加工箇所は、機械の長辺側に互いに並んで配置されている。そして加工箇所はそれぞれ、複数の供給装置と、1つの一次加熱装置と冷却装置と仮よりユニットと二次加熱装置と巻取り装置とを有している。この場合基本的に仮よりテクスチャード機械は2種類の形式に区別される。本発明の出発点となった第1形式の仮よりテクスチャード機械では、巻取り装置において巻成されたパッケージは自動的に交換され、ドッファを用いて自動的に排出される。ヨーロッパ特許第0641877号明細書に基づいて公知の仮よりテクスチャード機械はそのために別体のドッフィング通路を有しており、このドッフィング通路によって満管パッケージの搬出が可能になる。ドッフィング通路は、巻取り装置を収容している巻取りモジュールに沿って延在している。仮よりテクスチャード機械におけるプロセスモジュールを操作するためには、プロセスモジュールに沿って延在する別体の操作通路が設けられている。
【0004】
第2形式の仮よりテクスチャード機械では、巻取り装置において巻成されたパッケージは手動で交換される。例えばヨーロッパ特許第0659913号明細書に基づいて公知のこのような形式の仮よりテクスチャード機械は、ただ1つの操作通路を有しており、これにより操作員によってパッケージ交換とプロセスユニットの操作が可能である。このような仮よりテクスチャード機械は従って、巻成されたパッケージの自動的な搬出を可能にするために、まったく不適当である。
【0005】
操作通路とドッフィング通路とを実現する際に、冒頭に述べた形式の仮よりテクスチャード機械のユニットは、操作通路が糸によって何回も通過走行されるように配置されており、このことによって糸は何回も変向されることになる。
【0006】
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の仮よりテクスチャード機械を改良して、可能な限り僅かな数の糸変向部しか有していない可能な限り短い糸走行路を形成することである。
【0007】
この課題を解決するために本発明の構成では、プロセスモジュールと巻取りモジュールとが、操作通路とドッフィング通路との間に配置されたフレーム部分にまとめられており、プロセスモジュールから巻取りモジュールへの糸移行部が、水平方向に方向付けられた二次加熱装置によって形成されていて、その結果糸が前記フレーム部分において仮よりユニットと巻取り装置の間でほぼU字形の糸走行路において案内されているようにした。
【0008】
本発明は一方では極めてコンパクトな構造形式によって、かつ他方では極めて安定的な糸走行路によって、傑出している。プロセスモジュールと巻取りモジュールとの間における糸移行部は、二次加熱装置による糸の熱後処理が行われるセットゾーンとして使用される。これによって付加的な糸変向部を回避することができ、有利である。
【0009】
請求項2記載の本発明の有利な構成は、仮よりテクスチャード機械において交差する糸走行路が回避されるという利点を有している。そのためにこの構成では、プロセスモジュールに、操作通路を挟んで対向して位置する側に、引出し供給装置を収容するための走入モジュールが対応配置されており、該走入モジュールからプロセスモジュールへの糸移行部が一次加熱装置と冷却装置とによって形成されていて、該一次加熱装置及び冷却装置は操作通路の上に次のように、すなわち糸が引出し供給装置から仮よりユニットに向かってほぼV字形の糸走行路において案内されるように、配置されている。これによって、モジュールのコンパクトな構造形式のみならず、糸の加熱処理及び次いで行われる冷却処理のための比較的長い仮よりゾーンが実現される。
【0010】
セットゾーンにおける熱後処理の際に、糸は極めて小さな糸緊張をもって案内されるので、セットゾーンにおける糸の巻縮処理が可能になる。しかしながらこのことは、二次加熱装置内部における糸案内が糸の均一な温度調整を保証していることを、必要とする。これを達成するために、特に請求項3記載の本発明の構成によってコンタクトヒータの使用が可能になる。そのために請求項3記載の構成では、二次加熱装置がフレーム部分の下側に配置されており、その結果糸はプロセスモジュールの通過後に直ぐに巻取りモジュールに引き渡されることができる。
【0011】
コンタクトヒータの使用時に二次加熱装置は有利には、水平方向に対して5°〜45°の間の角度範囲で傾けられて配置されている。
【0012】
付加的な糸案内エレメントを回避するために、本発明の別の構成では、プロセスモジュールにおいて仮よりユニットと二次加熱装置との間に供給装置のうちの1つが次のように、すなわち該供給装置の糸出口と二次加熱装置の糸入口とが互いに整合して真っ直ぐに向かい合うように、配置されている。
【0013】
さらに別の構成では、別の供給装置が巻取りモジュールにおいて巻取り装置の下に次のように、すなわちこの別の供給装置における糸走入部と二次加熱装置における糸出口とが互いに整合して真っ直ぐに向かい合うように、取り付けられている。
【0014】
この場合糸の変向は1つの供給装置によって、有利に達成されることができ、この供給装置は本発明の構成では、糸によって複数回巻き掛けられたゴデットと該ゴデットに配属もしくは対応配置されたガイドローラとによって形成されている。また二次加熱装置における糸入口と二次加熱装置における糸出口とはそれぞれ、供給装置のゴデットに接線方向で配属もしくは対応配置されている。そして供給装置と二次加熱装置との間には、糸案内エレメントは配置されていない。
【0015】
複数のモジュールが密に組み込まれているにもかかわらず、特に糸を通す際における容易な操作可能性を保証するために、請求項8記載の本発明の別の構成が特に有利である。この請求項8記載の構成では、二次加熱装置の加熱通路がインジェクタと結合されていて、該インジェクタが加熱通路における糸の挿通を可能にしている。さらなる自動化のために本発明の別の構成では、二次加熱装置の糸出口に、挿通装置の別のインジェクタが配属もしくは対応配置されていて、該挿通装置が糸を巻取り装置まで案内するようになっている。
【0016】
仮よりゾーンにおいて一次加熱装置内への仮よりの妨げられない戻りを可能にするために、本発明の別の有利な構成では、一次加熱装置と冷却装置とが操作通路の上において一平面に配置されている。このように構成されていると、糸における強力な巻縮を達成することができる。
【0017】
糸の熱後処理が不要な場合には、請求項2記載の有利な構成のように、糸走行路を維持するために二次加熱装置の代わりに挿通装置の案内管が設けられている。
【0018】
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
【0019】
図1は、本発明による仮よりテクスチャード機械の1実施例を示す概略図である。
【0020】
図2は、本発明による仮よりテクスチャード機械の別の実施例を示す部分図である。
【0021】
図1には、本発明による仮撚機の第1実施例が示されている。仮よりテクスチャード機械(Falschdralltexturiermaschine)は走入モジュール3とプロセスモジュール2と巻取りモジュール1とから成っており、これらのモジュールは、フレーム部分4.1,4.2,4.3とを備えた機械フレーム内に配置されている。走入モジュール3はフレーム部分4.1によって保持され、プロセスモジュール2及び巻取りモジュール1はフレーム部分4.3によって保持されている。フレーム部分4.1とフレーム部分4.3とはフレーム部分4.2によって結合されており、このフレーム部分4.2は走入モジュール3及びプロセスモジュール2の上に配置されている。プロセスモジュール2と走入モジュール3との間には、フレーム部分4.2の下に操作通路5が形成されている。フレーム部分4.2において、操作通路5に向いた側にはプロセスモジュール2が配置され、このプロセスモジュール2を挟んで操作通路5とは反対の側に、巻取りモジュール1が配置されている。巻取りモジュール1に沿って、ドッフィング通路6が設けられている。このドッフィング通路6には、第2の仮よりテクスチャード機械の第2の巻取りモジュール1が配属もしくは対応配置されており、この第2の巻取りモジュール1は第1の巻取りモジュール1に対して鏡像的に配置されている。これによって、2つの仮よりテクスチャード機械からのパッケージを片付け装置(Anraeumgeraet)によって引き受けることができ、かつ操作通路を通して搬出することができる。
【0022】
仮よりテクスチャード機械は長手方向に(つまり図1では図平面は横方向平面と同じである)、多数の加工箇所を、加工箇所毎にそれぞれの糸のために有している。これらの巻取り装置18は3つの加工箇所の幅を占めている。従って、後で詳しく述べるが、各3つの巻取り装置18が、巻取りモジュール1においてコラムに互いに上下に配置されている。
【0023】
各加工箇所はそれぞれ1つの引出し供給装置10を有しており、この引出し供給装置10は、走入モジュール3に固定されている。引出し供給装置10に隣接した加工箇所には、各1つのクリール7が配属もしくは対応配置されており、このクリール7には、糸36を引き出すために複数の給糸パッケージ8が準備されている。各引出し供給装置10には、給糸パッケージ8のうちの1つがそれぞれ配属もしくは対応配置されている。糸36は図示の実施例では複数の変向糸ガイド9を介して引出し供給装置10によって引き出される。
【0024】
以下においては糸36の糸走行を用いて、加工箇所のその他のユニットについて記載する。糸走行方向で見て引出し供給装置10の後ろには、長く延在する一次加熱装置11が設けられており、この一次加熱装置11を貫いて糸36は走行し、この際に糸は規定温度まで加熱される。一次加熱装置11はこの場合例えば、加熱表面温度が300℃を越える高温加熱装置として構成されている。
【0025】
糸走行方向で見て一次加熱装置11の後ろには、冷却装置12が設けられている。一次加熱装置11と冷却装置12とは同一平面において相前後して配置されていて、フレーム部分4.2によって操作通路5の上に保持される。一次加熱装置11の入口領域には、変向ローラ9.3が配置されており、その結果糸36は操作通路5をV字形の糸走行路を描いて横切っている。
【0026】
操作通路5を挟んで走入モジュール3とは反対の側には、プロセスモジュール2がフレーム部分4.3に配置されている。プロセスモジュール2は糸走行方向で見て下に向かって、仮よりユニット13と延伸供給装置14とセット供給装置15とを有している。この場合糸36は、有利には冷却レールとして形成されている冷却装置12の出口から、仮よりユニット13に向かって案内される。例えば互いにオーバラップした複数の摩擦円板によって形成されている仮よりユニット13は、仮より駆動装置26によって駆動される。仮より駆動装置26として有利には電動モータが使用され、この電動モータは同様にプロセスモジュール2に取り付けられている。
【0027】
延伸供給装置14によって糸36は、仮よりユニット13と引出し供給装置10との間に形成された仮よりゾーンから引き出される。延伸供給装置14と引出し供給装置10とは、仮よりゾーンにおいて糸を延ばすために異なった速度で駆動される。
【0028】
延伸供給装置14の下にはセット供給装置15が配置されており、このセット供給装置15は糸36を直接、二次加熱装置16に導く。二次加熱装置16はそのためにフレーム部分4.3の下に、ひいてはプロセスモジュール2及び巻取りモジュール1の下に配置されている。二次加熱装置16は、プロセスモジュール2から巻取りモジュール1への糸移行部を形成している。プロセスモジュール2と二次加熱装置16と巻取りモジュール1とがフレーム部分4.3に組み込まれていることによって、極めて短い糸走行路が実現され、この糸走行路はほぼU字形に形成されている。巻取りモジュール1の下にはそのために供給装置17が配置されており、この供給装置17は直接、糸36を二次加熱装置16から引き出し、糸36の変向後に巻取り装置18に向かって案内する。セット供給装置15と供給装置17とは、糸36の巻縮処置が二次加熱装置16の内部において可能になるような速度差で駆動される。二次加熱装置16はこの場合ジフィル加熱式(diphylbeheizt)のコンタクトヒータによって形成される。そのために二次加熱装置16は水平に対して角度αだけ傾けられて配置されている。この角度αは5〜45°の間の範囲にある。これによって糸36は、二次加熱装置16の加熱通路の内部において接触によって均一に加熱されることができる。
【0029】
巻取り装置18は図示の実施例では綾振り装置20と駆動ローラ19とパッケージ21とによって示されている。巻取り装置18はさらに、自動的なパッケージ交換を実施するために、巻管マガジン22を有している。満管パッケージの交換のために必要な補助装置は、図面には示されていない。
【0030】
供給装置10,14,15,17はその構造が同一であるので、以下においては引出し供給装置10を例にとって説明する。各供給装置はゴデット23と、このゴデットに配属もしくは対応配置されたガイドローラ(Ueberlaufrolle)24とによって形成される。ゴデット23はゴデット駆動装置25を介して駆動される。ゴデット駆動装置25は有利には電動モータによって形成される。ガイドローラ24は自由回転可能に支承されており、糸36はゴデット23とガイドローラ24とに複数回巻き掛けられて案内される。
【0031】
図2には、仮よりテクスチャード機械の別の実施例の一部が示さされている。図示の部分は、プロセスモジュール2と巻取りモジュール1との間における糸移行部を示しており、この糸移行部は例えば図1に示された仮よりテクスチャード機械に組み込むことができる。
【0032】
この実施例では二次加熱装置16の加熱通路27はインジェクタ28と結合されている。このインジェクタ28は案内管29に取り付けられており、この案内管29は二次加熱装置16の糸出口31を形成している。この糸出口31には供給装置17が対向して位置しており、この場合糸は糸出口31から進出した後で、ゴデット23.4に接線方向で巻き付く。
【0033】
二次加熱装置16の糸入口30は、セット供給装置15のゴデット23.3の糸排出部と一直線を成して配置されている。これによって糸36の糸ガイドは、二次加熱装置16の直前においてはセット供給装置15によって形成され、かつ二次加熱装置16の後ろに置いては供給装置17によって形成される。
【0034】
巻取りモジュール1には挿通装置33が設けられており、この挿通装置33は少なくとも案内管35とインジェクタ34とを有している。案内管35の入口は二次加熱装置16の糸出口31に配属もしくは対応配置されている。案内管35の入口とは反対側に位置している出口は、巻取り装置18に向けられており、この場合インジェクタ34によって案内管35の糸入口では吸込み作用が生ぜしめられ、かつ案内管35の糸出口では吹出し作用が生ぜしめられる。
【0035】
図2には仮よりテクスチャード機械が運転状態で示されている。この場合糸36は、セット供給装置15に複数回巻き掛けられた後で二次加熱装置16を通して案内され、次いで供給装置17を用いて複数回巻き掛けられた後で巻取り装置18に導かれる。そして巻取り装置18において糸36はパッケージ21に巻き上げられる。
【0036】
糸を通すためにはインジェクタ28が作動させられ、これにより二次加熱装置16の糸入口30においては吸込み作用が生ぜしめられ、かつ案内管29の終端部においては吹出し作用が生ぜしめられる。同様に挿入装置33のインジェクタ34も作動させられる。二次加熱装置16の糸出口31と案内管35の糸入口との間には変向プレート32が配置されている。糸36を通すために糸36は、二次加熱装置16の糸入口30の直前において把持ピストル(Fangpistole)を用いて案内され、かつ切断される。この際に糸36は二次加熱装置16の加熱通路27内における吸込み作用によって吸い込まれ、そして反対側の端部において糸出口31のところで吹き出される。この場合供給装置17はまず初め迂回され、つまりこの際にルーズな糸端部は変向プレート32に向かって案内され、かつ案内管35の糸入口によって引き受けられる。糸が案内管35内に案内されるや否や、糸36は供給装置17のところを通される。巻取り装置18において糸36を通すために糸36は、案内管35の出口端部を介して吹き出され、図示されていない補助装置を用いて引き受けられ、把持され、その結果糸の巻上げを行うことができる。
【0037】
図2に示された構成によって二次加熱装置16の運転可能性は、機械フレームにおける入り組んだ構造形式においても保証されている。
【0038】
図1及び図2に示された実施例は、シングルユニットの構成を例示している。基本的には、個々に駆動される複数のゴデットの代わりに、一緒に駆動される複数のニップタイプの供給装置(Klemmlieferwerk)を使用することが可能である。この場合に重要なことは、自動式パッケージ交換型の仮よりテクスチャード機械においてユニットが次のように、すなわち可能な限り短い糸走行路と極めてコンパクトな構造とが操作通路及びドッフィング通路を形成するために実現されるように配置されていることである。ゴデットにおける走出から巻取りに到るまで糸は、交差する糸走行なしに案内される。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明による仮よりテクスチャード機械の1実施例を示す概略図である。
【図2】本発明による仮よりテクスチャード機械の別の実施例を示す部分図である。
【符号の説明】
【0040】
1 巻取りモジュール、 2 プロセスモジュール、 3 走入モジュール、 4.1,4.2,4.3 フレーム部分、 5 操作通路、 6 ドッフィング通路、 7 クリール、 8 給糸パッケージ、 9 変向糸ガイド、 10 引出し供給装置、 11 一次加熱装置、 12 冷却装置、 13 仮よりユニット、 14 延伸供給装置、 15 セット供給装置、 16 二次加熱装置、 17 供給装置、 18 巻取り装置、 19 駆動ローラ、 20 綾振り装置、 21 パッケージ、 22 巻管マガジン、 23,23.3,23.4 ゴデット、 24 ガイドローラ、 25 ゴデット駆動装置、 26 仮より駆動装置、 27 加熱装置、 28 インジェクタ、 29 案内管、 30 糸入口、 31 糸出口、 32 変向プレート、 33 挿通装置、 34 インジェクタ、 35 案内管、 36 糸
Claims (12)
- 複数の合成糸に仮よりテクスチャード加工を施す仮よりテクスチャード機械であって、複数の加工箇所が設けられていて、これらの加工箇所がそれぞれ、複数の供給装置(10,14,15,17)と、1つの一次加熱装置(11)と冷却装置(12)と仮よりユニット(13)と二次加熱装置(16)と巻取り装置(18)とを有しており、さらに巻取り装置(18)を収容する巻取りモジュール(1)と、仮よりユニット(13)を収容するプロセスモジュール(2)とが設けられていて、巻取りモジュール(1)に沿ってドッフィング通路(6)が形成され、かつプロセスモジュール(2)に沿って操作通路(5)が形成されている形式のものにおいて、プロセスモジュール(2)と巻取りモジュール(1)とが、操作通路(5)とドッフィング通路(6)との間に配置されたフレーム部分(4.3)にまとめられており、プロセスモジュール(2)から巻取りモジュール(1)への糸移行部が、水平方向に方向付けられた二次加熱装置(16)によって形成されていて、その結果糸(36)が仮よりユニット(13)と巻取り装置(18)の間において前記フレーム部分(4.3)に沿ってほぼU字形の糸走行路で案内されていることを特徴とする仮よりテクスチャード機械。
- プロセスモジュール(2)には、操作通路(5)を挟んで対向して位置する側に、引出し供給装置(10)を収容するための走入モジュール(3)が対応配置されており、該走入モジュール(3)からプロセスモジュール(2)への糸移行部が一次加熱装置(11)と冷却装置(12)とによって形成されていて、該一次加熱装置(11)及び冷却装置(12)は操作通路(5)の上に次のように、すなわち糸が引出し供給装置(10)から仮よりユニット(13)に向かってほぼV字形の糸走行路において案内されるように、配置されている、請求項1記載の仮よりテクスチャード機械。
- 二次加熱装置(16)がフレーム部分(4.3)の下側に、水平方向に対して所定の角度(α)だけ傾けられたポジションにおいて配置されている、請求項1又は2記載の仮よりテクスチャード機械。
- 二次加熱装置(16)が水平方向に対して5°〜45°の間の角度だけ傾けられて配置されている、請求項3記載の仮よりテクスチャード機械。
- プロセスモジュール(2)において仮よりユニット(13)と二次加熱装置(16)との間に供給装置のうちの1つ(15)が次のように、すなわち該供給装置(15)の糸出口と二次加熱装置(16)の糸入口とが互いに整合して真っ直ぐに向かい合うように、配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の仮よりテクスチャード機械。
- 別の供給装置(17)が巻取りモジュール(1)において巻取り装置(18)の下に次のように、すなわちこの別の供給装置(17)における糸走入部と二次加熱装置(16)における糸出口とが互いに整合して真っ直ぐに向かい合うように、取り付けられている、請求項1から5までのいずれか1項記載の仮よりテクスチャード機械。
- 供給装置(15,17)が、糸によって複数回巻き掛けられたゴデット(23)と該ゴデットに配属もしくは対応配置されたガイドローラ(24)とによって形成されており、ゴデット(23)が、隣接した供給装置とは無関係に独立して駆動され、かつ付加的に糸の糸走行方向を変向する、請求項5又は6記載の仮よりテクスチャード機械。
- 二次加熱装置(16)が加熱通路(27)を有していて、該加熱通路(27)が糸(36)を挿通するためにインジェクタ(28)に接続可能である、請求項1から7までのいずれか1項記載の仮よりテクスチャード機械。
- 二次加熱装置(16)の糸出口に、挿通装置(33)の別のインジェクタ(34)が配属もしくは対応配置されていて、該挿通装置(33)によって糸が巻取り装置(18)に通される、請求項8記載の仮よりテクスチャード機械。
- 一次加熱装置(11)と冷却装置(12)とが操作通路(5)の上において一平面に配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の仮よりテクスチャード機械。
- 引出し供給装置(10)が、駆動されるゴデット(23.1)と該ゴデットに配属もしくは対応配置されたガイドローラ(24.1)とによって形成されている、請求項2記載の仮よりテクスチャード機械。
- 二次加熱装置の代わりに挿通装置の案内管が設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載の仮よりテクスチャード機械。
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