JP2002527635A - テクスチャード加工機械 - Google Patents

テクスチャード加工機械

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JP2002527635A
JP2002527635A JP2000576095A JP2000576095A JP2002527635A JP 2002527635 A JP2002527635 A JP 2002527635A JP 2000576095 A JP2000576095 A JP 2000576095A JP 2000576095 A JP2000576095 A JP 2000576095A JP 2002527635 A JP2002527635 A JP 2002527635A
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feed roller
guide
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feed
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ヤシュケ クレメンス
シュルツ アンドレアス
ベルゲス ディートリッヒ
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Barmag AG
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H51/00Forwarding filamentary material
    • B65H51/02Rotary devices, e.g. with helical forwarding surfaces
    • B65H51/04Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements
    • B65H51/06Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements arranged to operate singly
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/20Combinations of two or more of the above-mentioned operations or devices; After-treatments for fixing crimp or curl
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    • D02G1/02Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
    • D02G1/0206Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist by false-twisting
    • D02G1/0266Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist by false-twisting false-twisting machines

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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、各1つの加工部で多数の熱可塑性の糸をテクスチャード加工するためのテクスチャード加工機械に関する。このためには、糸が加工部で複数のフィード機構によって案内されて搬送される。これらのフィード機構のうちの1つが可動のキャリッジに取り付けられている。このためには、キャリッジがガイドレールに案内されていて、直動駆動装置によって操作位置と運転位置との間で移動させられる。キャリッジはスライドエレメントによってガイドレールに案内されている。力伝達のために、スライドエレメントはガイドレールに沿って延びるケーブルラインを介して駆動装置に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念部および請求項17の上位概念部にそれぞれ記
載された形式のテクスチャード加工機械に関する。
【0002】 このような形式のテクスチャード加工機械は、国際公開第98/33963号
パンフレットに基づき公知である。
【0003】 公知のテクスチャード加工機械では、複数の給糸パッケージがクリールフレー
ム内に上下に配置されており、これらの給糸パッケージはそれぞれ糸を、テクス
チャード加工機械における各加工部のために提供する。糸の引出しおよび搬送の
ため、あるいはまた糸のドラフトのためにも、複数のフィード機構が相前後して
機械に配置されている。この場合、第1のフィード機構はクリールフレームの上
方に配置されており、これにより糸は給糸パッケージから引き出されて、仮撚り
ゾーン内へ搬送される。したがって、このような配置に基づき、糸を変向なしに
フィード機構から直接に、仮撚りゾーン内部の加熱装置にまで搬送することがで
きる。しかし、プロセス開始時には、糸を仕掛ける(Anlegen)ためにフ
ィード機構を運転位置から操作位置へ案内することが必要となる。このためには
、フィード機構がキャリッジに取り付けられており、このキャリッジはリニア駆
動装置もしくは直動駆動装置によってガイドレールに沿って運動させることがで
きる。この場合、下側の操作位置と、上側の運転位置との間では、著しい高さ差
が克服されなければならない。このとき、フィード機構と共にキャリッジを運動
させるための高い力伝達が必要となる。さらに、糸走行路が後続の加熱装置にお
いて、糸を処理するために望ましい経路をとることができるようにするためには
、フィード機構が運転位置において極めて正確に位置決めされなければならない
【0004】 さらに、両フィード機構は速度差をもって駆動され、この場合、第1のフィー
ド機構は第2のフィード機構に比べて、より小さな速度で運転される。公知のテ
クスチャード加工機械では、フィード機構がテクスチャード加工ゾーンの手前で
フィードローラとして形成されており、このフィードローラでは、糸が、フィー
ドローラの周面に設けられた糸走行軌道内でほぼスリップなしに摩擦により搬送
される。搬送のために必要となる摩擦力を糸に付与するためには、フィードロー
ラの周面における所定の最小巻掛け度と、巻掛け範囲における糸の横方向変位の
ための糸走行軌道とが必要となる。しかし、フィード機構のこのような構成は、
糸の最初の仕掛け時に、糸をフィードローラの糸走行軌道に挿入するために所定
の最小糸引張力を必要とする。さらに、互いに隣接したフィード機構の間の速度
差や、フィードローラにより糸に作用する摩擦が、仕掛け時に、著しい糸テンシ
ョン差を招く。しかし、フィード機構の速度が変えられるような糸仕掛けは、互
いに隣接した加工部のフィード機構の連結された駆動装置においては、制限され
た程度にしか可能にならない。
【0005】 本発明の根底を成す課題は、冒頭で述べた形式のテクスチャード加工機械を改
良して、フィード機構の高さ調節と、糸の仕掛けとが簡単にかつ大きな力消費な
しにオペレータによって実施可能となるようなテクスチャード加工機械を提供す
ることである。さらに本発明の目的は、フィード機構の運転位置への到達時に糸
が、フィード機構における速度差にもかかわらず、穏やかにかつ著しい糸テンシ
ョン変化なしにテクスチャード加工機械の加工部に仕掛け可能でかつ加熱装置に
穏やかに導入可能となるようなテクスチャード加工機械を提供することである。
【0006】 この課題は、本発明によれば、請求項1の特徴部に記載の特徴を有するテクス
チャード加工機械、請求項8の特徴部に記載の特徴を有するテクスチャード加工
機械、請求項17の特徴部に記載の特徴を有するテクスチャード加工機械および
請求項26の特徴部に記載の特徴を有する方法により解決される。
【0007】 本発明の有利な改良形は、請求項2〜請求項7、請求項8〜請求項16、請求
項18〜請求項25にそれぞれ記載されている。
【0008】 本発明によるテクスチャード加工機械は、フィード機構がその位置とは無関係
に均一な安定性によりガイドレールに沿って案内され得ることによりすぐれてい
る。糸は既に操作位置においてフィード機構に案内されていてよい。なぜならば
、糸からフィード機構に伝達される横方向力はフィード機構の運動時に、案内さ
れたキャリッジによって確実に吸収されるからである。このためには、キャリッ
ジが少なくとも1つのスライドエレメントを有しており、このスライドエレメン
トはガイドレールに案内されていて、結合手段を介して駆動装置に連結されてい
る。駆動装置との間の結合手段はこの場合、運転位置が達成されるまでのガイド
レールにおけるスライドエレメントの確実な案内と、均一な運動のための力伝達
とが保証されるように形成されている。
【0009】 本発明の特に有利な改良形では、結合手段がマグネットピストンにより形成さ
れる。このマグネットピストンはシリンダ内で圧縮空気により案内されていて、
磁力によりスライドエレメントに結合されている。スライドエレメントと、駆動
装置により制御されるピストンとの間の直接的な結合に基づき、キャリッジ、ひ
いてはフィード機構を、極めて正確に再現可能に位置決めすることができる。こ
のことは運転位置における糸走行路を安定化する。
【0010】 ケーブルライン(Seilzug)と駆動装置との間の組合せにより、大きな
重量や長い区間をも補償することができるので有利である。このためには、フィ
ード機構を備えたキャリッジが、スライドエレメントによってガイドレールに案
内されている。スライドエレメントはケーブルラインによって駆動装置に結合さ
れている。ケーブルラインはガイドレールに沿って延びているので、駆動装置の
操作時には、走行方向における力しかスライドエレメントに作用しない。この力
はケーブルラインによって伝達される。これにより、横方向力による外乱量は排
除されている。駆動装置はピストンシリンダユニットにより形成されると有利で
ある。このピストンシリンダユニットでは、ピストンがシリンダ内で圧縮空気に
より制御される。これによって、フィード機構を下側の操作位置と運転位置との
間で迅速にかつ精密に移動させることができる。しかし、フィード機構を操作位
置と運転位置との間の任意の位置に保持することも可能である。このような保持
位置は、シリンダ内でピストンに両側で圧力負荷することにより達成され得る。
【0011】 キャリッジの運動のできるだけ微妙な制御を可能にするためには、請求項4に
記載の改良形が特に有利である。この場合、ケーブルラインは2つのケーブルか
ら成っていて、両ケーブルはスライドエレメントの両側に配置されていて、それ
ぞれ上側のローラおよび下側のローラを介してシリンダにまで案内される。シリ
ンダはガイドレールに対して平行に配置されているので、ケーブルはそれぞれシ
リンダの端部で入口を通じてシリンダ内に案内されて、ピストンに結合されてい
る。
【0012】 シリンダ内でのピストンの制御時における比較的大きな圧縮空気損失を回避す
るためには、シリンダの入口にシール部材を配置し、このシール部材を通じてケ
ーブルを案内することが提案される。
【0013】 請求項6に記載のさらに別の実施態様では、ピストンシリンダユニットを制御
するために、制御弁が使用される。この制御弁は、ピストンがその方向の点でも
速度の点でも制御可能となるように形成されているので、スライドエレメントの
運動はその移動方向および移動速度の点で変更可能となる。このような構成は、
フィード機構を運転位置へ引き込むために特に有利である。この場合、運転位置
が達成される直前に移動速度を減少させることができるので、運転位置へのゆっ
くりとした引込みが可能となり、ひいては確実な引込みが可能となる。このこと
は、特に糸を加熱装置に挿入するために有利である。このようなテクスチャード
加工機械では、加熱表面が、糸材料の溶融温度よりも高い温度を有するような加
熱装置が使用されると有利である。したがって、運転位置へのゆっくりとした引
込みに基づき、糸が加熱表面に許容し得ない程に接触し、これによって糸が溶融
するか、または燃焼してしまうことを阻止することができる。
【0014】 本発明によるテクスチャード加工機械の特に有利な構成では、フィード機構を
備えたキャリッジが、旋回手段によってスライドエレメントに結合されており、
この場合、キャリッジは運転位置で旋回手段によってスライド位置から変位位置
へかつ変位位置からスライド位置へ旋回可能である。このような構成により、本
発明の根底を成す課題の別の解決手段が与えられている。このような本発明の特
別の利点は、キャリッジの変位位置においてフィード機構が最終的な運転位置を
達成していることにある。これによって、たとえば加熱装置への糸の仕掛けを単
にスライド位置と変位位置との間でのキャリッジの移動によってのみ実施するこ
とができる。旋回伝動装置の運動はこの場合、たとえばストッパへの当接または
別個の駆動装置によって制御することができる。さらにこれにより、糸巻掛けに
影響を与えることが可能となるので、糸を搬送するために必要となる、フィード
機構における巻掛け摩擦が、たとえば変位位置においてはじめて達成される。
【0015】 請求項9に記載の本発明の特に有利な改良形では、スライドエレメントに並ん
でプッシュエレメントがガイドレールにスライド式に取り付けられている。スラ
イドエレメントとプッシュエレメントとは、旋回伝動装置によってキャリッジに
結合されており、この場合、旋回伝動装置の運動は、ガイドレールにおけるスラ
イドエレメントとプッシュエレメントとの間の相対運動によって生ぜしめられる
。これによって、旋回伝動装置の運動を直動駆動装置によって制御することがで
きるので、簡単な取扱いによってフィード機構の高さ調節も旋回運動も実施可能
となる。
【0016】 できるだけコンパクトな構成ユニットを実現するためには、旋回伝動装置を単
純なプッシュクランクとして形成することが提案される。このためには、キャリ
ッジが旋回軸を介してプッシュエレメントに結合されている。スライドエレメン
トとキャリッジとの間には、旋回ジョイントを備えた旋回アームが取り付けられ
ている。これにより、スライドエレメントとプッシュエレメントとの間の相対運
動により、キャリッジを旋回軸で旋回させることができる。
【0017】 プッシュエレメントとスライドエレメントとの間の相対運動は、駆動される方
のエレメントに対する、駆動されていない方のエレメントの簡単なブロックによ
って容易に達成することができる。この場合では、スライドエレメントが直動駆
動装置と連結されているので、プッシュエレメントは相対運動をリリースするた
めにガイドレールにおいてブロックされなければならない。
【0018】 このために請求項11に記載の構成では、ガイドレールの端部にストッパが設
けられている。このストッパは運転位置においてプッシュエレメントにより到達
される。プッシュエレメントがストッパに接触した後に、引き続きスライドエレ
メントが直動駆動装置によって駆動されることにより、キャリッジが旋回アーム
に案内されて変位させられる。この場合、運転位置への走行方向で見てプッシュ
エレメントがスライドエレメントの手前でガイドレールに配置されていると特に
有利である。これにより、プッシュエレメントへのスライドエレメントの当接に
よって変位位置を固定することができる。
【0019】 請求項12に記載の本発明によるテクスチャード加工機械の改良形は特に有利
である。この場合、旋回伝動装置はキャリッジの変位位置においてスライドエレ
メントとプッシュエレメントとに対して、伝達された力がガイドレールにおける
スライドエレメントおよびプッシュエレメントのセルフロックを生ぜしめるよう
な位置をとる。したがって、フィード機構は運転位置に固くロックされている。
スライドエレメントが直動駆動装置によって操作位置への運動のために作動させ
られた後でしか、セルフロックは解除されない。
【0020】 本発明によるテクスチャード加工機械では、フィード機構の高さ調節が、フィ
ード機構の駆動装置を用いても、またはフィード機構の駆動装置なしでも、行な
うことができる。駆動装置がフィード機構と一緒にキャリッジに固定されていて
、運転位置から操作位置へ移動可能である場合に、請求項13に記載の本発明の
改良形では、駆動装置が運転位置でエネルギ供給接続部と連結可能に結合されて
いる。したがって、駆動装置の構成に関連して、機械的なカップリングまたは電
気的な差込みコンタクトを用いてエネルギ源と駆動装置との間の接続を形成する
ことができる。
【0021】 請求項14に記載の本発明によるテクスチャード加工機械の特に有利な改良形
では、フィード機構がフィードローラとして形成されており、このフィードロー
ラが、周面にジグザグ状の糸走行軌道を有している。このようなフィードローラ
は、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第19652620号明細書(Ba
g.2359)に基づき公知である。搬送速度を達成するためには、糸がフィー
ドローラに規定の量で巻き掛かることが必要となる。したがって、スライド位置
と変位位置との間でのキャリッジの移動により、フィードローラにおける巻掛け
度に影響を与えることができると有利である。したがって、変位位置では、大き
な巻掛けが必要となる。それに対して、スライド位置では、操作位置における糸
の仕掛けを可能にするだけでよい小さな巻掛けしか必要とならない。
【0022】 フィードローラの使用時では、糸に作用する摩擦力が十分に大きく形成されて
いると、糸がフィードローラによってスリップなしにのみ搬送されるようになる
ことが知られている。この場合、摩擦力はフィードローラと、フィードローラに
設けられたガイドエレメントとにおける糸巻掛けによって形成される。摩擦力が
小さすぎると、糸とフィードローラとの間にスリップが生じる。つまり、糸はフ
ィードローラの接触面に対して相対的に滑動する。この効果は特に糸を仕掛ける
ために利用され、そして本発明の根底を成す課題のさらに別の解決手段をもたら
す。このために、本発明によるテクスチャード加工機械では、糸がガイド手段に
よる加工部における仕掛け時に、まずフィードローラの周面に設けられた糸走行
軌道に対する接触なしに、少なくとも1つの隣接したフィード機構によって搬送
される。糸はこの段階では、隣接したフィード機構により規定された速度によっ
て案内される。糸をドラフトするためには、フィード機構の速度が互いに異なっ
ているので、糸にドラフト応力が形成され得る。速度差もしくはドラフト応力は
ガイド手段の運動によって、ガイド手段が運転位置に到達するまでにゆっくりと
形成される。これによって、隣接したフィード機構の差速度への衝撃的な制動ま
たは加速が回避される。この解決手段にはさらに、これによって位置固定的なフ
ィード機構における仕掛けが可能となるという利点がある。
【0023】 本発明の特に有利な改良形では、糸がガイド手段の仕掛け位置でしかガイド手
段によって案内されない。ガイド手段の運転位置では、糸は専らフィードローラ
により案内される。ガイド手段は糸に対する接触を有しない。このような構成に
は、糸の加工中に付加的な糸変位、ひいてはガイド手段による巻掛け摩擦が生じ
ないという利点が得られる。糸はこの場合、ガイド手段の運動によってフィード
ローラに引き渡される。
【0024】 仕掛け位置におけるできるだけ僅かな糸変位を実現するためには、請求項19
に記載の本発明の改良形が特に有利である。この場合、糸走行軌道が、ひいては
フィードローラのガイドエレメントがカバーされるように仕掛け薄板がフィード
ローラに対して間隔を置いて配置されている。したがって、糸は仕掛け位置では
仕掛け薄板の表面に案内される。
【0025】 請求項20に記載の本発明の特に有利な改良形を用いると、特にコンパクトな
構造ならびに特に穏やかな糸案内を実現することができる。したがって、仕掛け
薄板はフィードローラに比べて類似の湾曲を有しているので、仕掛け位置におけ
る糸の変位は全巻掛け範囲にわたって均一にかつ特に小さく実施可能となる。さ
らに、フィードローラの周方向における仕掛け薄板の運動により、フィードロー
ラの糸走行軌道への糸のソフトな侵入が生ぜしめられる。
【0026】 仕掛け位置での仕掛け薄板における糸巻掛け度または運転位置でのフィードロ
ーラにおける糸巻掛け度に影響を与えることができるようにするためには、仕掛
け薄板に入口糸ガイドと出口糸ガイドとを取り付けることが提案される。入口糸
ガイドと出口糸ガイドとは、フィードローラの周方向で互いに間隔を置いて互い
に向かい合って位置している。
【0027】 ガイド手段の運動は旋回アームによって簡単に実施することができる。この場
合、旋回アームは一方の端部で旋回支承部に取り付けられている。
【0028】 本発明によるテクスチャード加工機械の特に有利な構成では、ガイド装置が設
けられており、このガイド装置はフィードローラの周面に対して同心的に形成さ
れたガイド溝を有している。このガイド溝では、ガイド手段が仕掛け位置と運転
位置との間に案内される。
【0029】 ガイド手段の運動はこの場合、固有の、つまり専用の駆動装置または糸仕掛け
のための補助装置によって形成することができる。
【0030】 以下に、本発明のさらに別の利点および幾つかの実施例を図面につき詳しく説
明する。
【0031】 図1には、本発明によるテクスチャード加工機械の1実施例が概略的に図示さ
れている。この場合、部分自動的な仮撚り機の一方の機械半部が示されている。
両機械半部は互いに鏡像対称的に設置されているので、図1にはこの二重機械の
うちの一方の半部しか図示しない。
【0032】 仮撚り機として形成されたテクスチャード加工機械は、クリールフレーム2と
巻取りフレーム1とを有している。クリールフレーム2には、複数の給糸パッケ
ージ7が多段式に上下に配置されている。クリールフレーム2と巻取りフレーム
1との間には、操作/ドッフィング通路5が形成されている。機械フレームの上
方では、1つの平面に第1のフィード機構13と、加熱装置18と、冷却装置1
9とが配置されている。仮撚りユニット20と第2のフィード機構21とは、プ
ロセスフレーム3に支持されている。このプロセスフレーム3は巻取りフレーム
1の、クリールフレーム2とは反対の側に配置されている。巻取りフレーム1と
プロセスフレーム3とは、直接に互いに接合されている。プロセスフレーム3に
は、第2のフィード機構21の下方で第2のヒータ22が配置されている。巻取
りフレーム1は巻取り装置9を収容するために働く。この場合、やはり複数の巻
取り装置が多段式に上下に配置されている。各巻取り装置9では、糸が巻取りパ
ッケージ25に巻き上げられる。巻取りパッケージ25はスピンドルに配置され
ており、このスピンドルは摩擦ローラ24を介して駆動される。巻取りパッケー
ジ25の手前では、綾振り装置26が糸走行路に導入されている。巻取り装置9
には、第3のフィード機構23が前置されている。
【0033】 このような配置形式では、糸4が第1のフィード機構13によって給糸パッケ
ージ7から頭上の糸ガイド12を介して引き出されて、仮撚りゾーン内に搬送さ
れる。仮撚りゾーンは仮撚りユニット20と第1のフィード機構13とによって
仕切られている。仮撚りゾーンの内部では、加熱装置18と冷却装置19とが同
一の平面に配置されている。仮撚りゾーンの出口には、第2のフィード機構21
が配置されており、これにより糸4は仮撚りゾーンから引き出されて、第2のヒ
ータ22内へ搬送される。第1のフィード機構13と第2のフィード機構21と
は、所定の速度差をもって駆動されるので、糸4は仮撚りゾーン内で同時にドラ
フトされる。糸4は第2のヒータ22から第3のフィード機構23によって引き
出されて、巻取り装置9へ搬送される。その後、巻取り装置9において糸4は巻
取りパッケージ25に巻き上げられる。巻取りパッケージ25の巻上げが完了し
た後に、ドッファによって仮撚り機におけるパッケージ交換が実施される。この
ためには、満管パッケージが巻取り装置9から取り出され、そして新しい空の巻
管がセットされる。この時間の間、糸4は吸引装置によって収容されて、廃棄容
器へ案内される。
【0034】 第2のヒータ22で糸を後処理するためには、有利には第2のフィード機構2
1とヒータ22の入口との間に別のフィード機構が配置されていてもよい。これ
によって、第2のヒータ22の手前のフィード機構と第3のフィード機構23と
の間の速度差を調節することができる。
【0035】 図1に示した実施例では、第2のフィード機構21と第3のフィード機構23
とが機械に位置不動に配置されている。第2のフィード機構21と第3のフィー
ド機構23とは、たとえばシャフトと、このシャフトに接触する押圧ローラもし
くは押圧ベルトとを備えたクランプフィード機構として形成されていてよい。第
1のフィード機構13は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19652620号
明細書(Bag.2359)に基づき公知であるようなフィードローラ30によ
り形成される。このフィードローラ30の詳しい構成は上記ドイツ連邦共和国特
許出願公開第19652620号明細書に記載されている。フィードローラ30
はモータ(図示しない)と共に、高さ調節可能なキャリッジ32に取り付けられ
ている。第1のフィード機構13はクリールフレーム2の上方で、オペレータの
手の届かない位置に配置されているので、キャリッジ32を用いてフィードロー
ラ30をガイドレール33に沿って図示の運転位置34と、運転位置34の下方
に配置された操作位置35(破線で示す)との間で運動させることができる。こ
のためには、キャリッジ32がスライドエレメント36に結合されている。この
スライドエレメント36がガイドレール33に沿って案内される。スライドエレ
メント36の運動平面には、ケーブルライン(Seilzug)37が配置され
ている。このケーブルライン37により、スライドエレメント36は駆動装置3
8に結合されている。この駆動装置38は制御ユニット41を介して、スライド
エレメント36、ひいては第1のフィード機構13を備えたキャリッジ32がガ
イドレール33に沿って運動するようにマニュアル式に制御することができる。
ケーブルライン37はこの場合、たとえば、両端部がスライドエレメント36に
固定されている1本のケーブル42から成っていてよい。ガイドレール33の両
端部では、ケーブル42がローラ39,40を介して変向されて、駆動装置38
に結合される。この駆動装置38を介してケーブル42はガイドレール33に対
して平行な方向に運動させられるので、スライドエレメント36はキャリッジ3
2および第1のフィード機構13と共に移動させられる。駆動装置38は制御ユ
ニット41を介してマニュアル式に制御可能である。この場合、ケーブルライン
37を操作するために電気的な駆動装置、電気機械的な駆動装置、電気空気圧的
もしくはエレクトロニューマチック的な駆動装置または空気圧的もしくはニュー
マチック的な駆動装置を使用することができる。
【0036】 糸4を加工部に仕掛けるためには、糸4が、手でガイドされたサクションガン
を介して収容される。オペレータはこの糸を個々の加工ステーションに導入する
。このためには、第1のフィード機構13が下側の操作位置35にまで案内され
る。この操作位置35では、第1のフィード機構13は駆動されない。したがっ
て、糸4は吸引速度でフィードローラ30のフィード面を介して滑動する。使用
されたフィードローラ30では、糸が周面に沿ってジグザグ状に案内されるよう
になっており、このようなフィードローラ30では、糸がフィードローラ30の
周面に沿って複数のガイドエレメントを介して滑動する。糸の仕掛け後に、駆動
装置38の作動によって第1のフィード機構13は操作位置35から運転位置3
4にまで運動させられる。この運転位置34では、フィードローラ30の駆動装
置が作動させられるので、糸4は第1のフィード機構13によって搬送される。
【0037】 図1に示したテクスチャード加工機械のフレーム構造は例示的に示したもので
あるに過ぎない。クリールフレーム2と巻取りフレーム1とプロセスフレーム3
とは、種々様々に組み合わされていてよい。プロセスフレーム3と巻取りフレー
ム1との間に別の操作通路が形成されていることも可能である。また、当該機械
を全自動式に構成することもできるので、パッケージ交換は当該機械において自
動的に行われるようになる。また、第2のフィード機構21および/または第3
のフィード機構23とが移動可能に形成されていることも可能である。なぜなら
ば、本発明は、運転位置と操作位置との間の高さ差が克服されなければならない
ことに限定されるものではないからである。それどころか、本発明によれば、接
近可能な範囲から糸を仕掛けるために、各フィード機構を、オペレータにとって
容易に手の届く範囲へ移動可能に形成することができる。この場合、第2のフィ
ード機構および/または第3のフィード機構もフィードローラとして形成される
と有利である。
【0038】 以下に示した実施例では、図面を見易くする目的で、同じ機能を有する構成部
分は同一の符号で示されている。
【0039】 図2には、図1に示したテクスチャード加工機械で使用可能となるような、移
動可能なフィード機構の別の実施例が示されている。このフィード機構はフィー
ドローラ30により形成される。このフィードローラ30はキャリッジ32に回
転可能に取り付けられている。フィードローラ30は電気的なモータ(図示しな
い)を介して駆動される。この電気的なモータは同じくキャリッジ32に固定さ
れている。この電気的なモータには、たとえばエネルギ鎖によってエネルギを供
給することができる。しかし、電動モータが差込みコンタクトを介して運転位置
でエネルギ供給接続部と連結可能であることも可能である。
【0040】 キャリッジ32はスライドエレメント36に結合されている。このスライドエ
レメント36は異形成形されたガイドレール33に沿って案内される。ガイドレ
ール33の両端部はそれぞれ1つのストッパ49,50を有している。ストッパ
49とストッパ50はスライドエレメント36の運動軌道に配置されていて、ス
ライドエレメント36の当接時に操作位置と運転位置とを規定する。スライドエ
レメント36はケーブルライン37を介して駆動装置38に連結されている。駆
動装置38はピストンシリンダユニットとして形成されている。この場合、シリ
ンダ44はガイドレール33の長さ全体にわたってほぼ平行に延びている。シリ
ンダ44内には、ピストン45が案内されている。このピストン45の両端面は
それぞれケーブルライン37のケーブル42.1,42.2に固く結合されてい
る。一方のケーブル42.1はシリンダ44の端部に形成された入口46.1を
介してシリンダ44から導出されて、ローラ40を介して変向される。このロー
ラ40はガイドレール33の一方の端部に取り付けられている。ケーブル42.
1の変向された端部はスライドエレメント36に固定されている。
【0041】 ピストン45の反対の側の端面に固定されたケーブル42.2は、シリンダ4
4の反対の側に設けられた入口46.2を介して外方に向かって案内されて、端
範囲に配置されたローラ39を介して変向される。このケーブル42.2の他方
の端部はスライドエレメント36に固定されている。したがって、スライドエレ
メント36とピストン45とは、張設されたケーブル42.1,42.2を介し
て互いに結合されている。
【0042】 シリンダ44の両端範囲はそれぞれ1つの圧縮空気接続部48.1,48.2
を有している。両圧縮空気接続部48.1,48.2は管路を介して制御弁43
に接続されている。この制御弁43は圧縮空気源51に接続されているので、制
御弁43の操作によってピストン45を交互に片側で、または同時に両側で、圧
縮空気で負荷することができる。たとえばシリンダ44の上側の室に圧縮空気が
供給される場合には、制御弁43は図面で見て左側の切換位置へもたらされなけ
ればならない。この切換位置では、ピストン45がシリンダ44内の圧力差に基
づき入口46.2に向かって運動させられる。したがって、ケーブルライン37
への力伝達により、スライドエレメント36はストッパ49の方向へ運動させら
れる。大きな圧縮空気損失を回避するためには、入口46.1にシール部材47
.1が配置されており、このシール部材47.1を通ってケーブル42.1が案
内される。相応して入口46.2には、シール部材47.2が嵌入されており、
このシール部材47.2を通ってケーブル42.2が案内される。
【0043】 しかし、ピストンが磁石により形成されることも可能である。この場合、磁石
はシリンダの周面で磁気結合によりリングセグメントを制御する。この場合には
、ケーブル42.1,42.2がこのリングセグメントに固定されていてよい。
このような配置には、圧縮空気損失が発生しないという利点がある。
【0044】 図2に示したケーブルライン37は、有利には複数の変向ローラによって補填
されていてもよい。また、ケーブル42.1,42.2を、一貫して延びる1本
のケーブルのケーブル区分として形成することもできる。
【0045】 図3には、移動可能なフィード機構のさらに別の実施例が示されている。図3
に示した配置は、スライドエレメント36と駆動装置38との間の結合手段の構
成の点で、図2に示したフィード機構とは異なっている。キャリッジ32はスラ
イドエレメント36を介して、異形成形されたガイドレール33に案内されてい
る。このガイドレール33に対して平行に、空気圧式、つまりニューマチック式
の駆動装置38が配置されている。この駆動装置38はピストンシリンダユニッ
トとして形成されており、この場合、シリンダ44はガイドレール33の長さ全
体にわたってほぼ平行に延びている。シリンダ44内には、マグネットピストン
66が案内されている。シリンダ44の外側では、スライドエレメント36が磁
化可能なスライドシュー83を有している。このスライドシュー83は磁力を介
して、シリンダ44の内部に位置するマグネットピストン66に結合されている
ので、マグネットピストン66の運動時には、スライドシュー83がシリンダ壁
に沿って案内され、ひいてはスライドエレメント36がガイドレール33に沿っ
て案内される。
【0046】 マグネットピストン66の運動は制御弁43を介して制御される。この制御弁
43は一方の側では圧縮空気源51に接続されており、他方の側ではシリンダ4
4の各端部に接続されている。制御弁43の操作により、マグネットピストン6
6を交互に片側で、または同時に両側で、圧縮空気を負荷することができる。
【0047】 図4および図5には、たとえば図1に示したテクスチャード加工機械において
使用可能となるような、移動可能なフィード機構のさらに別の実施例が示されて
いる。図4.1には、キャリッジが外方旋回させられた状態で変位位置に位置し
ている場合のフィード機構が運転位置で示されている。図4.2には、キャリッ
ジが外方旋回させられていない状態でスライド位置に位置している場合のフィー
ド機構が示されている。図5には、運転位置へ到達する直前のスライド位置にお
けるフィード機構の平面図が示されている。別記しない限り、以下の説明は図4
.1、図4.2および図5に適用される。
【0048】 キャリッジ52には、フィードローラ30が回転可能に支承されて配置されて
いる。このキャリッジ52は旋回伝動装置55を介してスライドエレメント36
とプッシュエレメント56とに結合されている。旋回伝動装置55はこの場合、
旋回軸57を有しており、この旋回軸57によりキャリッジ52は旋回可能にプ
ッシュエレメント56と連結されている。スライドエレメント36とキャリッジ
52との間には、旋回アーム58が設けられており、この旋回アーム58は両端
範囲で、一方では旋回ジョイント61を介してキャリッジ52に、他方では旋回
ジョイント62を介してスライドエレメント36に、それぞれ結合されている。
スライドエレメント36とプッシュエレメント56とは互いに間隔を置いて配置
されている。この場合、旋回ジョイント61はキャリッジ52にスライドエレメ
ント36とプッシュエレメント56との間で位置している。スライドエレメント
36とプッシュエレメント56とは、1つのガイドレール33に相前後して案内
されている。スライドエレメント36はケーブルライン37によって駆動装置3
8に連結されている。ケーブルライン37と駆動装置38とは、図2に示した実
施例に相応して形成されていてよい(ケーブルライン37と駆動装置38の構成
については図2の実施例を参照)。
【0049】 ガイドレール33におけるキャリッジ52の案内は、図5に示した位置で行わ
れる。このスライド位置では、プッシュエレメント56とスライドエレメント3
6とが互いに所定の間隔を置いて配置されており、この場合、キャリッジ52に
設けられた旋回ジョイント61はスライドエレメント36とプッシュエレメント
56との間でガイドレール33に対して直交する平面に位置している。この位置
においてスライドエレメント36がケーブルライン37を介して運動させられる
。フィードローラ30とキャリッジ52との重量の力(Gewichtskra
ft)、つまり重力により、伝動装置リンクを介してプッシュエレメント56に
推動力が加えられるので、プッシュエレメント56はスライドエレメント36に
対して同じ向きでガイドレール33に沿って運動させられる。ガイドレール33
の端部には、運転位置を規定するストッパ49が形成されている。滑動運動が進
行すると、まずプッシュエレメント56がストッパ49に当接する。これによっ
て、プッシュエレメント56のこれ以上の運動はブロックされている。しかし、
スライドエレメント36は引き続き直動駆動装置とケーブルライン37とによっ
てストッパ49の方向へ運動させられる。これによって、ガイドレール33に沿
ってプッシュエレメント56とスライドエレメント36との間に相対運動が生じ
る。この相対運動に基づき、キャリッジ52は旋回アーム58によってスライド
位置60から引き起こされるように旋回させられる。この場合、旋回アーム58
の長さは、運動が進行するとスライドエレメント36がプッシュエレメント56
に当接するように設定されている。これにより、フィード機構もしくはキャリッ
ジ52の変位位置59が達成される。この状態では、旋回アーム58とキャリッ
ジ52との間の旋回ジョイント61が、スライドエレメント36とプッシュエレ
メント56との下方に位置するガイドレール33に対して直交する平面に位置し
ている。旋回伝動装置のこのような構成に基づき、スライドエレメントに作用す
る重力が、ストッパ49の方向に作用する保持力を発生させることが達成される
。これによって、ガイドレールにおけるスライドエレメントおよびプッシュエレ
メントのセルフロック(Selbsthemmung)が生ぜしめられる。
【0050】 図4.1には、加熱装置18の入口ならびにテクスチャード加工機械における
糸4の糸走行路も一緒に示されている。図4.1からは、糸4がフィード機構の
変位位置59でしか加熱装置18に挿入されていないことが判る。スライド位置
60では、糸4は運転位置が達成されているにもかかわらず、まだヒータもしく
は加熱装置18の外側に案内されている。これによって糸4の穏やかな挿入と、
加熱装置18からの糸4の迅速な導出とを行うことができる。
【0051】 図5に示したように、フィードローラはディスク27として形成されている。
このディスク27は周面にU字形の溝28を有している。このU字形の溝28で
は、溝底部に交互に複数のガイドエレメント29が配置されており、この場合、
ディスク27の周面では溝底部にジグザグ状の糸走行軌道31が形成されている
。フィードローラ30は駆動軸53と固く連結されており、この駆動軸53は電
気的なモータ54によって駆動される。このモータ54は剛性的な線路63を有
しており、この線路63の自由端部にはコネクタ64が配置されている。コネク
タ64は運転位置において、電気的なエネルギ供給接続部65に連結可能である
。この差込み結合を介して、モータ54は電流源に接続される。駆動軸53が回
転駆動されるので、フィードローラ30は糸走行軌道31内に挿入された糸4を
搬送する。フィードローラ30のガイドエレメント29の重なりは、糸4により
形成された摩擦が、ディスク27の周面に沿った糸4の滑りを阻止するように形
成されている。したがって、糸4はフィードローラ30の回転数により規定され
た糸速度を得る。
【0052】 図4および図5に示した、フィード機構を運転位置で旋回させるための旋回装
置は例示的なものである。原則的には、キャリッジとスライドエレメントとの間
の、旋回運動を伝達するいかなる旋回伝動装置も可能である。たとえば既に、旋
回ジョイントでキャリッジとスライドエレメントとに結合されている1つの旋回
アームによって、キャリッジの旋回が達成される。このためには、この旋回アー
ムが、旋回ジョイントを超えて延びる付設部に結合されており、この付設部はス
トッパに当接するまで案内されるので、この旋回アームはキャリッジ位置の変化
を生ぜしめる。しかし、キャリッジもしくはフィード機構を変位位置へ運動させ
るために、専用の駆動装置を備えた旋回伝動装置を設けることも可能である。
【0053】 図6には、テクスチャード加工機械のさらに別の実施例の加工部が示されてい
る。この場合、図6.1には、加工部が糸の仕掛け時の状態で示されており、図
6.2には加工部が運転時の状態で示されている。別記しない限り、以下の説明
は図6.1および図6.2に適用される。
【0054】 テクスチャード加工機械の加工部では、給糸パッケージ7が心棒もしくはマン
ドレル71に被せ嵌められる。給糸パッケージ7からは糸4が第1のフィード機
構13によって引き出される。このためには、糸4が給糸パッケージ7から頭上
で糸ガイド12を通って案内される。第1のフィード機構13は運転位置で図示
されている。第1のフィード機構13を高さ調節するための装置は図示されてい
ない。なぜならば、この実施例では、糸4の仕掛けが高さ調節を用いても、高さ
調節なしでも可能となるからである。第1のフィード機構13は糸を仮撚りゾー
ンへ搬送する。この仮撚りゾーンは加熱装置18と、糸走行路で続いた冷却装置
19と、仮撚りユニット20とを有している。仮撚りゾーンの終端部には、第2
のフィード機構21が配置されている。この第2のフィード機構21は第1のフ
ィード機構13に比べて、より大きな周速で駆動されるので、糸4は仮撚りゾー
ンにおいてドラフトされる。第2のフィード機構21はフィードシャフト68と
、このフィードシャフト68の周面に接触した押圧ローラ69とにより形成され
ている。この場合、糸4は駆動されたフィードシャフト68と、追従回転する押
圧ローラ69との間にクランプされて搬送される。
【0055】 第2のフィード機構21から糸4は巻取り装置にまで案内される。巻取り装置
は回転可能な巻取りスピンドル72を有しており、この巻取りスピンドル72に
は、巻取りパッケージ25が形成される。この巻取りパッケージ25は、巻取り
パッケージ25の周面に接触する駆動ローラもしくは摩擦ローラ24を介して駆
動される。糸走行路で見て巻取りパッケージ25の手前には、綾振り装置26が
配置されている。この綾振り装置26は振動する糸ガイドを有していて、この糸
ガイドが糸を走行方向に対して直交する方向に往復運動させるので、綾巻きパッ
ケージが巻成される。
【0056】 第1のフィード機構13はフィードローラ30として形成されている。このフ
ィードローラ30はドイツ連邦共和国特許出願公開第19652620号明細書
(Bag.2359)に基づき公知であり、フィードローラ30の詳しい構成は
上記ドイツ連邦共和国特許出願公開明細書に記載されている。フィードローラ3
0は周面に複数のガイドエレメント79,80(図8.1参照)を有しており、
これらのガイドエレメント79,80はほぼジグザグ状の糸走行軌道31を形成
している。糸4はこの糸走行軌道31内でフィードローラ30の周面に案内され
る。フィードローラ30は駆動されており、この場合、フィードローラ30の周
面と、フィードローラ30のガイドエレメント79,80とにおける糸巻き掛か
りにより、糸に摩擦力が作用し、この摩擦力に基づき、糸はフィードローラ30
の表面における滑りなしに搬送されるようになる。フィードローラ30の周面に
は、ガイドエレメント79,80に対して間隔を置いて、旋回可能な仕掛け薄板
70が配置されている。この仕掛け薄板70は糸走行平面内で糸走行軌道31に
対して間隔を置いて、仕掛け位置と運転位置との間で運動可能である。
【0057】 図6.1には、テクスチャード加工機械の加工部における糸4の仕掛け過程が
示されている。この場合、糸4はサクションガン67により収容される。サクシ
ョンガン67から糸4はニューマチック式の搬送により廃棄容器(図示しない)
にまで到達する。サクションガン67はオペレータによって案内される。この場
合、糸4は加工部の個別ユニット内に順次に挿入される。図6.1には、糸4が
第2のフィード機構21にまで敷設されている状態が示されている。この段階で
は、フィードローラ30は仕掛け薄板70によって、糸4がフィードローラ30
の糸走行軌道内に侵入しないようにシールドされている。仕掛け薄板70は仕掛
け位置に位置している。これによって、糸4は第2のフィード機構21によって
給糸パッケージ7から引き出される。糸4は仕掛け薄板70の表面に沿って案内
される。
【0058】 糸4をフィードローラ30の糸走行軌道に挿入するためには、仕掛け薄板70
が糸走行方向とは反対の方向で矢印方向に旋回させられる。このときに、仕掛け
薄板70の旋回運動が進行するにつれて、フィードローラ30の周面における巻
掛け範囲が解放され、そしてフィードローラ30が係合する。このとき、糸4は
完全な巻掛けが達成された後ではじめてフィード機構の、より低い速度にまで制
動される。フィードローラ30における糸4の巻掛けが不十分であると、糸4は
フィードローラ30の接触面に沿って滑動する。したがって、糸は徐々に制動さ
れ、ひいては糸にドラフト応力が徐々に形成される。
【0059】 図6.2に示した状態では、加工部が運転状態にある。仕掛け薄板70は運転
位置において糸走行路の外側に位置している。糸4はフィードローラ30によっ
て給糸パッケージ7から引き出されて、仮撚りゾーンへ案内される。仮撚りゾー
ンでは、糸が仮撚りユニット20によって仮撚りをかけられる。この仮撚りは第
1のフィード機構13にまで遡及する。これにより、糸の仮撚りは加熱装置18
と、これに続いた冷却装置19とにおいて固定される。糸4はほぼ無撚状態で仮
撚りユニット20から進出し、その後に、より高い速度で駆動される第2のフィ
ード機構21によって巻取り装置にまで案内される。この巻取り装置では、糸4
が巻取りパッケージ25に巻き上げられる。
【0060】 図7には、たとえば図1または図6に示したテクスチャード加工機械において
使用可能となるような、ガイド手段を備えたフィードローラの別の実施例が示さ
れている。フィードローラ30の側方に並んで、かつフィードローラ30に対す
る軸線延長上には、旋回支承部75が取り付けられている。この旋回支承部75
には、旋回アーム74が固定されている。この旋回アーム74は、フィードロー
ラ30の半径よりも大きな長さを有している。旋回アーム74の端部には、ガイ
ド手段73が突出するように取り付けられており、この場合、糸走行平面がこの
ガイド手段73によって貫かれている。ガイド手段73はこの場合、ロッドまた
はローラとして形成されていてよい。
【0061】 図7.1には、ガイド手段が仕掛け位置で示されている。この場合、ガイド手
段73はフィードローラ30の、運転時に糸により巻き掛けられる周面範囲へ旋
回させられている。したがって、仕掛け時には、糸4がフィードローラ30に係
合することなしに糸4をガイド手段73を介して案内することができる。
【0062】 図7.2には、ガイド手段73が旋回アーム74により運転位置にまで運動さ
せられている状態が示されている。この位置では、ガイド手段73が糸走行路か
ら進出するように運動させられているので、糸4はフィードローラ30の糸走行
軌道31内に侵入する。この位置では、糸4が、駆動されるフィードローラ30
によって搬送される。
【0063】 ガイド手段を仕掛け位置から運転位置へ移動させるためには、旋回アーム74
を糸走行方向とは反対の方向または糸走行方向と同じ方向に旋回させることがで
きる。このとき、旋回アーム74は駆動装置(図示しない)を介して制御される
【0064】 図8には、たとえば図1または図6に示したテクスチャード加工機械において
使用可能となるような、仕掛け薄板を備えたフィードローラの別の実施例が示さ
れている。このためには、図8.1にはフィードローラの平面図が示されており
、図8.2および図8.3には、それぞれフィードローラの側面図が示されてい
る。別記しない限り、以下の説明は図8.1、図8.2および図8.3に適用さ
れる。
【0065】 フィードローラ30はこの場合、たとえばディスク27として形成されており
、このディスク27は駆動軸78の一方の端部に取り付けられている。駆動軸7
8は駆動装置(図示しない)を介して駆動される。ディスク27の周面には、U
字形の溝28が設けられている。このU字形の溝28には、互いに間隔を置いて
かつ交互に向かい合って位置するガイドエレメント79,80が配置されており
、この場合、溝底部にはジグザグ状の糸走行軌道31が形成される。糸4はフィ
ードローラ30による搬送時に溝底部で案内される。このとき、溝底部に対する
巻掛け摩擦の他に、巻掛け範囲における糸とガイドエレメント78,80との間
の摩擦が生じる。
【0066】 フィードローラ30の側方に並んでガイド装置76が配置されている。このガ
イド装置76は、フィードローラ30の周面に対して同心的に延びるガイド溝7
7を有している。このガイド溝77の直径はフィードローラ30よりも大きく形
成されている。ガイド溝77内には、仕掛け薄板70が案内される。この仕掛け
薄板70を、ガイド装置76によってガイド溝77内で仕掛け位置と運転位置と
の間で往復移動させることができる。仕掛け薄板70はガイド装置76に対して
突出するように形成されていて、フィードローラ30のU字形の溝28をカバー
している。フィードローラ30に対して周方向で、仕掛け薄板70はそれぞれそ
の端部に入口糸ガイド82と出口糸ガイド81とを有している。出口糸ガイド8
1と入口糸ガイド82とは、単純なロッドまたは小形ローラとして形成されてい
てよい。
【0067】 図8.1および図8.2には、仕掛け薄板70が仕掛け位置で示されている。
この場合、仕掛け薄板70はフィードローラ30の周面における糸巻掛け範囲全
体にわたって延びている。進入する糸4はこの場合、入口糸ガイド82によって
仕掛け薄板70に対して間隔を置いて案内される。フィードローラ30の出口側
では、糸4が仕掛け薄板70の表面と出口糸ガイド81との間で案内される。仕
掛け薄板70のこの位置では、フィードローラ30は糸に作用していない。糸4
は仕掛け薄板70の表面に沿って案内される。糸をフィードローラ30によって
搬送するためには、仕掛け薄板70がガイド装置76によって、糸走行方向とは
反対の方向で運転位置(図8.3)にまで旋回させられる。このとき、糸4はま
ずフィードローラ30の出口側でU字形の溝28もしくは糸走行軌道31内に侵
入する。入口糸ガイド82は糸4に対する接触を失って、仕掛け薄板70と共に
フィードローラ30の周面に対して平行に旋回させられる。仕掛け薄板70がフ
ィードローラ30の糸巻掛け範囲から旋回させられた後に、糸4は完全に糸走行
軌道31内に侵入する。こうして、糸4はフィードローラ30によって搬送され
る。フィードローラ30における規定の糸巻掛けを維持するためには、仕掛け薄
板70の旋回により糸4が、乗上げ範囲で出口糸ガイド81によって、より大き
な巻掛け度の方向に案内される。これによって、フィードローラ30における糸
巻掛け度を高めることができるので有利である。
【0068】 ガイド手段もしくは仕掛け薄板の運動は図6〜図8に示した実施例では、専用
の駆動装置または補助装置、たとえばフィード機構の高さ調節装置との組合せに
より実施することができる。マニュアル式操作の場合でも、本発明による装置を
用いてテクスチャード加工機械の加工部における穏やかな仕掛け過程を行うこと
ができる。仕掛け時に著しい糸引張力ピークを受けないようにするために、仕掛
け位置からガイド手段を旋回させるだけで十分である。
【0069】 念のため付言しておくと、本発明は、仕掛け位置においても、運転位置におい
ても、糸を接触案内するようなガイド手段をも包含している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるテクスチャード加工機械の概略図である。
【図2】 高さ調節可能なフィード機構の別の実施例を示す概略図である。
【図3】 高さ調節可能なフィード機構のさらに別の実施例を示す概略図である。
【図4.1】 高さ調節可能なフィード機構のさらに別の実施例において、フィード機構が変
位位置に位置している状態を示す概略図である。
【図4.2】 図4.1に示したフィード機構がスライド位置に位置している状態を示す概略
図である。
【図5】 図4に示した高さ調節可能なフィード機構の平面図である。
【図6.1】 本発明によるテクスチャード加工機械の別の実施例において、糸の仕掛け時に
おける加工部を示す概略図である。
【図6.2】 図6.1に示した加工部を運転状態で示す概略図である。
【図7.1】 フィードローラの別の実施例において、ガイド手段が仕掛け位置に位置する状
態を示す概略図である。
【図7.2】 図7.1に示したガイド手段が運転位置へ運動させられた状態を示す概略図で
ある。
【図8.1】 フィードローラのさらに別の実施例において、仕掛け薄板を備えたフィードロ
ーラの平面図である。
【図8.2】 図8.1に示したフィードローラを、仕掛け薄板が仕掛け位置に位置する状態
で示す側面図である。
【図8.3】 図8.1に示したフィードローラを、仕掛け薄板が運転位置へ旋回させられた
状態で示す側面図である。
【符号の説明】
1 巻取りフレーム、 2 クリールフレーム、 3 プロセスフレーム、
4 糸、 5 操作/ドッフィング通路、 7 給糸パッケージ、 9 巻取り
装置、 12 糸ガイド、 13 第1のフィード機構、 18 加熱装置、
19 冷却装置、 20 仮撚りユニット、 21 第2のフィード機構、 2
2 第2のヒータ、 23 第3のフィード機構、 24 摩擦ローラ、 25
巻取りパッケージ、 26 綾振り装置、 27 ディスク、 28 U字形
の溝、 29 ガイドエレメント、 30 フィードローラ、 31 糸走行軌
道、 32 キャリッジ、 33 ガイドレール、 34 運転位置、 35
操作位置、 36 スライドエレメント、 37 ケーブルライン、 38 駆
動装置、 39,40 ローラ、 41 制御ユニット、 42,42.1,
42.2 ケーブル、 43 制御弁、 44 シリンダ、 45 ピストン、
46.1,46.2 入口、 47.1,47.2 シール部材、 48.1
,48.2 圧縮空気接続部、 49,50 ストッパ、 51 圧縮空気源、
52 キャリッジ、 53 駆動軸、 54 モータ、 55 旋回伝動装置
、 56 プッシュエレメント、 57 旋回軸、 58 旋回アーム、 59
変位位置、 60 スライド位置、 61,62 旋回ジョイント、 63
線路、 64 コネクタ、 65 エネルギ供給接続部、 66 マグネットピ
ストン、 67 サクションガン、 68 フィードシャフト、 69 押圧ロ
ーラ、 70 仕掛け薄板、 71 マンドレル、 72 巻取りスピンドル、
73 ガイド手段、 74 旋回アーム、 75 旋回支承部、 76 ガイ
ド装置、 77 ガイド溝、 78 駆動軸、 79,80 ガイドエレメント
、 81,82 糸ガイド、 83 スライドシュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CN,JP,K R,TR,US (72)発明者 ディートリッヒ ベルゲス ドイツ連邦共和国 マリエンハイデ ブル ーハー シュトラーセ 17 Fターム(参考) 4L036 AA01 MA04 PA05

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各1つの加工部で多数の熱可塑性の糸をテクスチャード加工
    するためのテクスチャード加工機械であって、各加工部で糸(4)が、相前後し
    て配置された複数のフィード機構(13,21,23)によって搬送されるよう
    になっており、該フィード機構のうちの少なくとも1つのフィード機構(13)
    が、可動のキャリッジ(32,52)に取り付けられており、該キャリッジ(3
    2,52)が、駆動装置(38)によってガイドレール(33)に沿って操作位
    置と運転位置との間で移動可能である形式のものにおいて、キャリッジ(32,
    52)が、スライドエレメント(36)によってガイドレール(33)に案内さ
    れており、該スライドエレメント(36)が、ガイドレール(33)に対して平
    行に運動させられる結合手段(37,66)によって駆動装置(38)に連結さ
    れていることを特徴とするテクスチャード加工機械。
  2. 【請求項2】 結合手段がマグネットピストン(66)であり、該マグネッ
    トピストン(66)が、シリンダ(44)内に圧縮空気によって案内されていて
    、磁力によりスライドエレメント(36)に結合されている、請求項1記載のテ
    クスチャード加工機械。
  3. 【請求項3】 結合手段がケーブルライン(37)であり、駆動装置(38
    )が、シリンダ(44)と、該シリンダ(44)内に案内されたピストン(45
    )とを有しており、該ピストン(45)が、前記ケーブルライン(37)に結合
    されており、さらに前記ピストン(45)が、キャリッジ(32)を運動させる
    ためにシリンダ(44)内で圧縮空気で負荷されるようになっている、請求項1
    記載のテクスチャード加工機械。
  4. 【請求項4】 前記ケーブルライン(37)が、2つのケーブル(42.1
    ,42.2)から成っており、該ケーブルが、それぞれ上側のローラ(40)と
    下側のローラ(39)とを介して案内されており、さらに前記ケーブルが、それ
    ぞれ一方の端部で前記ピストン(45)に固定されており、反対の側の他方の端
    部で前記スライドエレメント(36)に固定されており、前記シリンダ(44)
    の両端部が、それぞれ1つの入口(46)を有しており、該入口(46)を通っ
    て前記ケーブル(42.1,42.2)がそれぞれ案内されている、請求項3記
    載のテクスチャード加工機械。
  5. 【請求項5】 前記シリンダ(44)の入口(46)にシール部材(47)
    が配置されており、該シール部材(47)を通ってケーブル(42)が案内され
    ている、請求項4記載のテクスチャード加工機械。
  6. 【請求項6】 前記ピストン(45,66)が、スライドエレメント(36
    )を運動させるために、ピストンの移動方向および移動速度の点で制御弁(43
    )により制御可能である、請求項2から5までのいずれか1項記載のテクスチャ
    ード加工機械。
  7. 【請求項7】 キャリッジ(52)とスライドエレメント(36)との間の
    相対運動を実施するために旋回手段(55)が設けられており、キャリッジ(5
    2)が、運転位置において前記旋回手段(55)によってスライド位置(60)
    から変位位置(59)へかつ変位位置(59)からスライド位置(60)へ旋回
    可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載のテクスチャード加工機械
  8. 【請求項8】 各1つの加工部で多数の熱可塑性の糸をテクスチャード加工
    するためのテクスチャード加工機械であって、各加工部で糸(4)が、相前後し
    て配置された複数のフィード機構(13,21,23)によって搬送されるよう
    になっており、該フィード機構のうちの少なくとも1つのフィード機構(13)
    が、可動のキャリッジ(52)に取り付けられており、該キャリッジ(52)が
    、駆動装置(38)によってガイドレール(33)に沿って操作位置と運転位置
    との間で移動可能である形式のものにおいて、キャリッジ(52)とスライドエ
    レメント(36)との間の相対運動を実施するための旋回手段(55)が設けら
    れており、キャリッジ(52)が、スライドエレメント(36)によってガイド
    レール(33)に沿って案内されており、キャリッジ(52)が、運転位置で前
    記旋回手段(55)によってスライド位置(60)から変位位置(59)へ、か
    つ変位位置(59)からスライド位置(60)へ旋回可能であることを特徴とす
    るテクスチャード加工機械。
  9. 【請求項9】 前記旋回手段が旋回伝動装置として形成されており、スライ
    ドエレメント(36)とプッシュエレメント(56)とが、相前後してガイドレ
    ール(33)にスライド可能に取り付けられており、プッシュエレメント(56
    )とスライドエレメント(36)とが、旋回伝動装置(55)を介してキャリッ
    ジ(52)に結合されており、キャリッジ(52)がスライド位置(60)から
    変位位置(59)へかつ変位位置(59)からスライド位置(60)へ旋回させ
    られるように旋回伝動装置(55)が、スライドエレメント(36)とプッシュ
    エレメント(56)との間の相対運動により運動可能である、請求項7または8
    記載のテクスチャード加工機械。
  10. 【請求項10】 前記旋回伝動装置(55)が、旋回軸(57)と旋回アー
    ム(58)とを有しており、キャリッジ(52)が、旋回軸(57)によってプ
    ッシュエレメント(56)に、旋回アーム(58)によってスライドエレメント
    (36)に、それぞれ結合されており、旋回アーム(58)の端範囲が、旋回ジ
    ョイント(61,62)を有している、請求項9記載のテクスチャード加工機械
  11. 【請求項11】 相対運動をリリースするために、プッシュエレメント(5
    6)が、ガイドレール(33)の端部で運転位置でストッパ(49)に当接する
    まで移動可能であり、駆動可能なスライドエレメント(36)がプッシュエレメ
    ント(56)に当接すると、キャリッジ(52)の変位位置(59)が達成され
    ている、請求項9または10記載のテクスチャード加工機械。
  12. 【請求項12】 キャリッジ(52)が変位位置(59)でスライドエレメ
    ント(36)とプッシュエレメント(56)とによってセルフロック式にガイド
    レール(33)に保持されるように前記旋回伝動装置(55)が形成されている
    、請求項9から11までのいずれか1項記載のテクスチャード加工機械。
  13. 【請求項13】 フィード機構(30)が、駆動装置(54)と共にキャリ
    ッジ(52)に取り付けられており、該駆動装置(54)が、運転位置でエネル
    ギ供給接続部(65)に接続されている、請求項1から12までのいずれか1項
    記載のテクスチャード加工機械。
  14. 【請求項14】 フィード機構が、周面に形成されたジグザグ状の糸走行軌
    道(31)を備えたフィードローラ(30)であり、該フィードローラ(30)
    が、運転位置で加熱装置(18)の入口のすぐ手前に配置されている、請求項1
    から13までのいずれか1項記載のテクスチャード加工機械。
  15. 【請求項15】 前記フィードローラ(30)が変位位置でスライド位置に
    おける糸巻掛け度よりも大きな糸巻掛け度を有するように糸走行路に対して相対
    的に前記フィードローラ(30)がキャリッジ(52)に配置されている、請求
    項14記載のテクスチャード加工機械。
  16. 【請求項16】 前記フィードローラ(30)に、糸巻掛けを変えるための
    ガイド手段(70,73)が対応配置されており、糸が仕掛け位置では前記フィ
    ードローラ(30)の周面に設けられた糸走行軌道(31)に対する接触なしに
    搬送されかつ運転位置では前記フィードローラ(30)の周面に設けられた糸走
    行軌道(31)に対する接触を持って搬送されるように前記ガイド手段(70,
    73)が前記フィードローラ(30)に対して相対的に運動可能である、請求項
    14または15記載のテクスチャード加工機械。
  17. 【請求項17】 各1つの加工部で多数の熱可塑性の糸をテクスチャード加
    工するためのテクスチャード加工機械であって、加工部で糸(4)を搬送しかつ
    ドラフトするための、相前後して配置された複数のフィード機構(13,21)
    が設けられていて、該フィード機構のうちの少なくとも1つのフィード機構(1
    3)が、駆動されるフィードローラ(30)であり、該フィードローラ(30)
    が、周面で糸(4)によって部分的に巻き掛けられており、さらに前記フィード
    ローラ(30)が、周面に複数のガイドエレメントにより形成された糸走行軌道
    (31)内で糸(4)を摩擦により搬送するようになっており、前記フィードロ
    ーラ(30)の近傍で糸(4)を案内するためのガイド手段(70,73)が設
    けられていて、該ガイド手段(70,73)が、前記フィードローラ(30)に
    おける糸巻掛けを変えるために仕掛け位置と運転位置との間で運動可能である形
    式のものにおいて、糸が仕掛け位置では前記フィードローラ(30)の周面に設
    けられた糸走行軌道(31)に対する接触なしに搬送されかつ運転位置では前記
    フィードローラ(30)の周面に設けられた糸走行軌道(31)に対する接触を
    持って搬送されるように前記ガイド手段(70,73)が前記フィードローラ(
    30)に対して相対的に運動可能であることを特徴とするテクスチャード加工機
    械。
  18. 【請求項18】 前記ガイド手段(70,73)が仕掛け位置では糸と前記
    フィードローラ(30)の周面との間に配置されていて、糸がガイドエレメント
    (79,80)に対する接触なしに案内されるようになっており、仕掛け位置か
    ら運転位置への前記ガイド手段(70,73)の運動により、糸が前記ガイド手
    段(70,73)から前記フィードローラ(30)へ引き渡されるようになって
    いる、請求項16または17記載のテクスチャード加工機械。
  19. 【請求項19】 前記ガイド手段が、前記フィードローラ(30)の周面に
    設けられた糸走行軌道(31)を備えた前記ガイドエレメント(79,80)を
    カバーする仕掛け薄板(70)であり、該仕掛け薄板(70)が、仕掛け位置で
    、前記フィードローラ(30)の、糸(4)により巻き掛けられた周面範囲のほ
    ぼ全体にわたって延びている、請求項18記載のテクスチャード加工機械。
  20. 【請求項20】 前記仕掛け薄板(70)が、前記フィードローラ(30)
    の周面に対して対称的に成形されており、前記仕掛け薄板(70)が、前記フィ
    ードローラ(30)の周方向に運動可能である、請求項19記載のテクスチャー
    ド加工機械。
  21. 【請求項21】 前記仕掛け薄板(70)が、入口糸ガイド(82)と出口
    糸ガイド(81)とを有しており、該入口糸ガイド(82)と該出口糸ガイド(
    81)とが、前記フィードローラ(30)の周方向で互いに間隔を置いて配置さ
    れている、請求項19または20記載のテクスチャード加工機械。
  22. 【請求項22】 前記仕掛け薄板(70)の仕掛け位置で糸(4)が巻掛け
    範囲内で少なくとも部分的に前記仕掛け薄板(70)の表面に案内されるように
    前記入口糸ガイド(82)および/または前記出口糸ガイド(81)とが形成さ
    れている、請求項21記載のテクスチャード加工機械。
  23. 【請求項23】 前記仕掛け薄板(70)の運転位置で糸(4)が前記フィ
    ードローラ(30)の周面における巻掛け範囲内で糸走行軌道(31)に案内さ
    れるように前記入口糸ガイド(82)および/または前記出口糸ガイド(81)
    とが形成されている、請求項21または22記載のテクスチャード加工機械。
  24. 【請求項24】 前記ガイド手段(73)が旋回アーム(74)に結合され
    ており、該旋回アーム(74)が、前記フィードローラ(30)の軸線延長上に
    配置された旋回支承部(75)に取り付けられている、請求項18から23まで
    のいずれか1項記載のテクスチャード加工機械。
  25. 【請求項25】 前記ガイド手段(73)が、前記フィードローラ(30)
    の側方に並んで配置されたガイド装置(76)に設けられた、前記フィードロー
    ラ(30)の周面に対して同心的に形成されたガイド溝(77)内に案内可能で
    ある、請求項18から24までのいずれか1項記載のテクスチャード加工機械。
  26. 【請求項26】 テクスチャード加工機械の加工部に糸を仕掛けるための方
    法であって、糸をドラフトの目的で、所定の速度差をもって駆動される少なくと
    も2つのフィード機構により案内し、この場合、速度の低い方のフィード機構を
    、駆動されるフィードローラとして形成し、該フィードローラの周面に糸を部分
    的に巻き掛け、前記フィードローラによって糸を、前記フィードローラの周面に
    複数のガイドエレメントにより形成された糸走行軌道内で摩擦により搬送する形
    式のものにおいて、糸を、前記フィードローラのガイドエレメントに対する著し
    い接触なしに、速度の高い方のフィード機構によって搬送し、前記フィードロー
    ラを係合させるためにガイド手段を、糸が前記糸走行軌道内に侵入するように運
    動させて、前記ガイド手段の運動が進行するにつれて前記フィードローラにより
    糸に作用する摩擦がスリップなしの搬送にまで増大するようにすることを特徴と
    する、テクスチャード加工機械の加工部に糸を仕掛けるための方法。
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